JPH0739917B2 - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JPH0739917B2
JPH0739917B2 JP61225438A JP22543886A JPH0739917B2 JP H0739917 B2 JPH0739917 B2 JP H0739917B2 JP 61225438 A JP61225438 A JP 61225438A JP 22543886 A JP22543886 A JP 22543886A JP H0739917 B2 JPH0739917 B2 JP H0739917B2
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JP
Japan
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tube
end plate
tubes
tank
burring portion
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JPS6380194A (ja
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俊久 鈴木
幹夫 福岡
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日本電装株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/04Arrangements for sealing elements into header boxes or end plates
    • F28F9/16Arrangements for sealing elements into header boxes or end plates by permanent joints, e.g. by rolling
    • F28F9/18Arrangements for sealing elements into header boxes or end plates by permanent joints, e.g. by rolling by welding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱交換に関するもので、例えば自動車用温水式
暖房装置(自動車用ヒータ装置)のヒータコアとして用
いることができる。
〔従来の技術〕
第5図は従来公知の熱交換器を示す一部断面図である。
複数本に並設されたチューブ505の間には、波状に折り
曲げられたフィン520が配されている。そして、このチ
ューブ505の両端部(第5図には一端部のみ図示)には
タンク521が配されており、このタンク521と複数本のチ
ューブ505とは端板501によって連結されている。
このような熱交換器ではチューブ505の一端側のタンク5
21,被熱交換流体(高温となったエンジン冷却水)が流
入し、このタンク521より各チューブ505に分配される。
そして、このチューブ505内を高温の被熱交換流体が流
れる際に、このチューブ505間を流れる空気との熱交換
が行われ、この空気の温度が上昇される。そしてこの比
較的高温となった空気が車室内に送風される。
チューブ505内を通過し終えた被熱交換流体は、下側タ
ンク521内に集合し、その後また図示しないエンジン側
へと戻っていくのである。
このような熱交換器においてチューブ505内を流れる流
体を撹拌させ、伝熱性能を向上を行なうためにチューブ
505に外表面から内表面へ向かって突出する窪み部を形
成することが知られている。
第6図はチューブ505に複数の窪み部504が形成された熱
交換器において、このチューブ505と端板501との連結部
を示す部分斜視図である。また第7図はこのチューブ50
5と端板501との連結部の縦断面図、第8図は第7図のVI
II−VIII断面図である。この第6図ないし第8図に示さ
れるように端板501にはチューブ504を挿入するための挿
入孔501aがチューブ504の数と同数だけ穿設されてい
る。この挿入孔501aの周りには筒状のバーリング部503
が形成されている。このバーリング部503は第7図に示
すものの如くチューブ側からタンク521側に向けて形成
されたり、あるいは反タンク521側に形成される。
このバーリング部503を有する挿入孔501a内にチューブ5
05の端部が挿入され、このチューブ505の外表面505aと
挿入孔501aの内面との間をハンダ506によって充填し、
これにより端板501とチューブ505との連結を行なってい
る。なお、ハンダ506はチューブ501の先端を挿入孔501a
内に挿入したのちこの挿入連結部分をハンダ浴槽内に浸
漬し、その際溶融したハンダがチューブ505の外表面505
aと挿入孔501aの内壁面との間の微小間隙内を毛細管現
象により全隙間にいきわたるのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の熱交換器では、チュー
ブ505に形成された窪み部504が、バーリング部503に対
向する位置に位置していた場合には、この窪み部504と
挿入孔501aの内壁との間にボイド(気泡)510が発生す
るという問題がある。
すなわち上述しこ如くチューブ505と端板501との連結を
行なうハンダ506は両者の間の微小間隙により毛細管現
象によって比較的速いスピードでその間隙にいきわた
る。従って、この窪み部504と挿入孔501との内壁壁との
間に形成された空間内の空気が良好に逃げる間もなくハ
ンダ506がその周りに侵入してくるので、その結果とし
て両者の間にボイド510が形成されるのである。
このような端板501とチューブ505との間の連結部におい
て、ボイド510が形成されると、このチューブ505と端板
501との接合強度が劣化したり、あるいはこの接合部の
腐食耐久性が低下してタンク部内の被熱交換流体が漏出
してしまうという問題が生じるおそれがある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述したような従来の問題点に鑑み、チューブ
と端板との接合部においてボイの発生を防止することを
目的としており、ひいては両者の接合強度の向上および
被熱交換流体の漏出といった問題を未然に防ぐことを目
的としている。そしてこの目的を達成するために本発明
では、チューブとバーリング部との互いの対向面におい
て少なくともどちらか一方の面にチューブ長手方向に延
びる空気逃がし通路を形成するようにした。
〔作用および効果〕
チューブの外表面と端板のバーリング部内壁との間を比
較的速いスピードでハンダがいきわたっても、そのハン
ダがいきわたる前に空気逃がし通路を介して両者の間に
滞留している空気が外部に放出される。従って例えバー
リング部と対向する位置にチューブの窪み部が位置して
いたとしても、その位置にボイドが発生するといったこ
とを未然に防止することができるのである。従ってチュ
ーブと端板との接合強度を劣化させることもなく、また
その接合部からタンク部内の被熱交換流体が漏出すると
いった問題も全く心配ないのである。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を図に基づきながら説明する。第1
図は上述した第7図に相当する本発明実施例を示す断面
図、第2図は第1図のII−II断面図、第3図はチューブ
とバーリング部との接合部を示す断面図である。
偏平形状をなしたチューブ105にはその外表面から内表
面に向かって突出する窪み部104が、一定間隔で複数個
形成されている。本実施例ではチューブ105の板厚は0.1
3mmであり、窪み部104の内方に向う突出量は0.4mmとな
っている。またこれらの図からは明示されないが、この
偏平状チューブ105は一枚の帯状板材を偏平状に折り曲
げその端部をいわゆるはぜ折し、そのはぜ折部を溶接す
ることにより環状に成形せしめられているのである。
端板101には複数本のチューブ105の本数と同じ数だけの
挿入孔101aが形成されており、この挿入孔101aの開口縁
には円筒状をなすバーリング部102が形成されている。
このバーリング部102はチューブ105側からタンク側に向
けて延びるように形成されている。そしてこのバーリン
グ部102の内壁面すなわちチューブ105と対向する面には
幅が約2.5mm,深さが約0.3〜0.4mmの四角溝である空気逃
がし通路がチューブ105の長手方向に沿って形成されて
いる。この空気逃がし通路は、偏平形状をなすバーリン
グ部の互いの平行面にそれぞれ2本ずつ形成されてお
り、その形成位置はチューブ10に形成した窪み部104に
対向する位置に形成されている。尚、バーリング部102
はタンク側からチューブ105側に延びるようにしてもよ
い。
空気逃がし通路103が形成されていないバーリング部102
の内壁面と窪み部104が形成されていない部位のチュー
ブ105の外表面との間には約0.1〜0.2mmの間隙が形成さ
れており、この間隙にろう材106が侵入し、固定するこ
とによって両者の接合がなさしめられている。
第3図は上述したチューブ105とバーリング部102との接
合部を示す断面図であるが、そのバーリング部102の方
向が上述の第1図,第2図とは逆方向に示されている。
この第3図に基づいてろう材106により接合方法を説明
すると、端板101のバーリング102内にまずチューブ105
を仮挿入する。そしてこの挿入した後その端部をハンダ
浴槽内に浸漬し、チューブ105とバーリング102との間隙
を毛細管現象によりろう材106が侵入する。この際第3
図の矢印Rで示すようにろう材はその端部からチューブ
長手方向に侵入するが、その際チューブ105の窪み部104
内に滞留している空気は空気逃がし通路103を通ってろ
う材106の侵入に押し出されるような形となって外部に
放出される。従ってこのろう材106の侵入が速いスピー
で行われたとしてもその滞留している空気は良好に外部
に放出され、バーリング部102とチューブ105との間にボ
イドが発生することはないのである。
なお、本実施例では空気逃がし通路103を端板101のバー
リング部102内面に形成したが、例えば第4図に示すよ
うにチャーブ105の外表面に逃がし溝を形成するように
してもよい。
また第9図に示すようにこの空気逃がし通路103をヂュ
ーブ105の外表面とバーリング部102の内壁面の両方に形
成するようにしてもさらに空気の逃がし効果を向上させ
ることができる。
以上説明した上述の実施例では空気逃がし通路は断面が
四角形状をなす四角溝としたが、この四角溝に限定され
るものではなく、例えば第9図に示すように断面が半円
となる半円溝形状103aあるいは断面が三角形状となる三
角溝103bとなるように構成してもよく、特にその形状に
は限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示すもの
で、第1図はその断面図、第2図は第1図のII−II断面
図、第3図はチューブとバーリング部との接合状態を示
す断面図、第4図は本発明の第2実施例を示す断面図、
第5図は従来公知の熱交換器を示す部分断面図、第6図
は従来の熱交換におけるチューブと端板との連結部を示
す斜視図、第7図は第6図に示す連結部の断面図、第8
図は第7図のVIII−VIII断面図、第9図は本発明の第3
実施例を示す断面図、第10図は本発明の他の適用例を示
す断面図である。 101……端板,102……バーリング部,103……空気逃し通
路,104……窪み部,105……チューブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外表面から内表面に向けて突出する複数の
    窪み部を有し、内部を被熱交換流体が流れる複数本のチ
    ューブと、 このチューブの両端部側に配され、被熱交換流体を蓄え
    ておくためのタンクと、 前記チューブと前記タンクとを連結させる端板とを備
    え、 前記端板には前記チューブを挿入固定させるための筒状
    のバーリング部を有する挿入孔が形成されており、 前記複数の窪み部は前記チューブの長手方向に列を成し
    て形成されており、 前記チューブと前記バーリング部との互いの対向面の少
    なくともどちらか一方の面であって、前記複数の窪み部
    がなす列上もしくは対向する位置にはチューブ長手方向
    に延びる空気逃がし通路が形成されている熱交換器。
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