JPH0739849B2 - 石油燃焼器の芯上下装置 - Google Patents

石油燃焼器の芯上下装置

Info

Publication number
JPH0739849B2
JPH0739849B2 JP14112888A JP14112888A JPH0739849B2 JP H0739849 B2 JPH0739849 B2 JP H0739849B2 JP 14112888 A JP14112888 A JP 14112888A JP 14112888 A JP14112888 A JP 14112888A JP H0739849 B2 JPH0739849 B2 JP H0739849B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
pinion
rack
lever
select
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14112888A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01310207A (ja
Inventor
統雄 垰
敏真 竹内
國明 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14112888A priority Critical patent/JPH0739849B2/ja
Publication of JPH01310207A publication Critical patent/JPH01310207A/ja
Publication of JPH0739849B2 publication Critical patent/JPH0739849B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は灯芯式石油燃焼器の芯上下装置に関するもので
ある。
従来の技術 一般にこの種の石油燃焼器は灯芯を上下動させて燃焼・
消火を行なうようになっており、その灯芯の上下動は第
9図に示すように灯芯51にピン52を介して連係させたレ
バー53を上下動させることによって行なうようになって
いた。なお図中54はレバー53の枢支点、55は燃料タン
ク、56は芯案内筒、57は芯外筒、58は燃焼筒である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記構成の石油燃焼器は、最近ストーブ本
体が小型化されており、それに伴ないレバー53の枢支点
54からの距離lが短くなり、レバー53の僅かの操作で灯
芯51が大きく動き、使用者が燃焼量を少し調節しようと
した場合に微調節が非常にしにくく使い勝手が悪く、ま
た芯上げ操作で大きな立炎となり危険という課題があっ
た。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、燃焼量の
調節が容易に行なえるようにするとともに、その燃焼量
可変巾が広くとれ、かつ芯上げ操作時の大きな立炎が生
じないようにすることを目的としたものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、灯芯を上下動させる
芯上下機構と、上記芯上下機構に通常は非連係状態にあ
って操作時には芯上下機構に係合してこれを小刻みに駆
動する芯上下微調節機構と、芯上下微調節機器で行なう
微調節の上下限範囲を少なくとも二つ以上選択できるセ
レクト機構とを設けた構成としてある。
作用 本発明は上記構成によって、まず芯上下機構で点火のた
めの芯上げ操作を行ない、その後芯上下微調節機構で小
刻みな燃焼量調節を容易に行なうことができるととも
に、芯上下微調節機構による微調節の範囲は少なくとも
二つ以上選択でき、かつ微調節範囲の上限を立炎の発生
を抑制する範囲に設定することによって、安全性の高い
ものとなる。
実施例 以下その実施例を第1図〜第8図を用いて説明する。
まず第3図、第4図において、1は芯案内筒、2は芯案
内筒1の外周に間隙をおいて配設した芯外筒、3は芯案
内筒1と芯外筒2との間に上下動自在に設けた灯芯、4
(第8図参照)は灯芯3から気化した燃料を燃焼させる
燃焼筒である。
次に上記灯芯3を上下動させる手動操作の芯上下機構5
について同じく第3図、第4図を用いて説明する。まず
6は上記灯芯3を上下動させる芯上下体(以下芯上下レ
バーと称す)で、灯芯3とは適当な連係手段を介してそ
の一端部を連係させてある。この芯上下レバー6は芯上
下基板7にピン8(第1図参照)によってその途中を回
動自在に枢支してある。9は上記芯上下レバー6ととも
にピン8によって芯上下基板7に枢支した点火レバー
で、その一端部9aによって点火装置(図示せず)を作動
させ灯芯3を点火するようになっており、点火動作後は
自動的に元の位置に復帰するようになっている。
10はこの点火レバー9と同様芯上下レバー6とともにピ
ン8によって芯上下基板7に枢支した芯上下板で、芯上
下レバー6と適当な手段によって連係するようになって
いる。
11は上記芯上下板10を上方位置(灯芯降下位置)方向へ
附勢するバネで、芯上下板10の端部と芯上下基板7との
間に引掛けてある。12は前記芯上下板10を下方位置(灯
芯上昇位置)に保持するロック板で、ピン12aによって
回動自在に枢支してある。このロック板12は芯上下板10
に植設したピン13が挿通する長孔14が形成してあり、そ
の長孔14の終端部に係止部14aを形成して前記ピン13を
係止するようになっている。すなわち芯上下レバー6の
押し下げ(灯芯上昇方向)により、芯上下レバー6と適
当な手段によって連係させてある芯上下板10が下向きに
回動する(芯上下板10のピン13が長孔14に沿って下降し
その長孔14の終端にきた)時、上記ピン13が係止部14a
に嵌合してバネ11の附勢力にもかかわらずその位置で芯
上下板10をロックするようになる。
15はロック板12に取付けた板バネ、16はこの板バネ15に
鎖17を介して連係させた震動消火用の重りで、芯上下基
板7に設けた受台18上に立設してある。この重り16は地
震があると揺動し鎖17を介して板バネ15すなわちロック
板12を回動させる。これによって長孔14の係止部14aか
らピン13が離脱し、バネ11の附勢力によって芯上下板10
が上向き回動する。この時芯上下板10は芯上下レバー6
と連係されていることにより芯上下レバー6も上向き回
動し、灯芯3が降下して消火する。
この時上方位置まで復帰したピン13が板バネ15を押圧し
て鎖17を引張り、倒れている重り16を元の状態に戻す。
19は緊急消火ボタンで、消火ボタン支軸19aに枢支され
ており、重り16と同様ロック板12を回動させるようにな
っている。
次に第1図、第2図、第5図A,B,Cを用いて芯上下微調
節機構20を説明する。まず21は略L状の補助レバー、21
aは上記補助レバー21の支点穴21bを基準に上下前後自在
にスライドするアジャスターレバーで、一端は補助レバ
ー21とともに上記ピン8と同心軸関係にある補助レバー
支点軸22に回動自在に枢支してあるとともに、前方には
ポリアセタール樹脂等で成型され上端部に微調節芯上下
ピニオン(32・34)との位置設定用ゲージ突起23aを有
したラック23が一体的に取付けてある。このラック23は
第5図Cに示すように上下限位置の異なる複数の歯列群
23′、23″が設けてある。なお上記アジャスターレバー
21aは補助レバー21に任意の位置でビスにて仮締めさ
れ、上記補助レバー21のもう一端は芯上下レバー6にビ
ス締めされている。すなわち補助レバー21は芯上下レバ
ー6の回動運動に連係して同じ回動運動をするようにな
っており、アジャスターレバー21aに取付けられたラッ
ク23も同じ回動運動をする。
25はベース体で、上記芯上下基板7に一体的に取付けて
ある。上記ベース体25は芯上げ用支点軸26aと芯下げ用
支点軸26bを有する。27は芯上げ用操作体で、その軸受
部27aを上記ベース体25に設けられた芯上げ用支点軸26a
に回動自在に嵌入してある。28は芯下げ用操作体で、そ
の軸受部28aを芯上げ用操作体27と同じように芯下げ用
支点軸26bに回動自在に嵌入してある。29は芯上げ用ス
ライド体、30は芯下げ用スライド体である。31は上記ベ
ース体25に左右スライド自在に設けたセレクト操作体31
で、前記各スライド体29,30はこのセレクト操作体31に
設けた軸受31a,31b内に摺動自在に嵌合させてある。ま
たセレクト操作体31は、操作つまみ31Cが一体形成して
あり、上記ベース体25の前方に突出させてある。
32は上記ラック23と対向する位置に設けられた芯上げピ
ニオンで、上記芯上げ用スライド体29に支軸33により枢
支してある。34は芯上げピニオン32と同じくラック23と
対向する位置に設けられた芯下げピニオンで、上記芯下
げスライド体30に支軸35により枢支してある。36は芯上
げ用スライド戻しバネで、一端はセレクト操作体31の一
部に装着され、他端を支軸33に係合させてある。37は芯
下げ用スライド戻しバネで、同じくセレクト操作体31の
一部と支軸35に係合させてある。38は支軸33に装着され
た芯上げピニオン戻しバネで、一端を芯上げスライド体
29に係当させ他端を芯上げピニオン32に係合させてあ
る。39は支軸35に装着された芯下げピニオン戻しバネ
で、一端を芯下げスライド体39に係当させ他端を芯下げ
ピニオン34に係合させてある。以上説明した芯上げ、芯
下げ用スライド体29、30、支軸33、35、芯上げ、芯下げ
ピニオン32、34、芯上げ・芯下げ用スライド戻しバネ3
6、38、芯上げ・芯下げピニオン戻しバネ38、39、ラッ
ク23によりクラッチ機構24を構成するとともに、ラック
23以外は全て上記セレクト操作体31にユニット化されて
いる。
次にユニット化されたセレクト操作体31の上記ベース体
25への装着であるが、ベース体25の芯下げ用支点軸26b
周辺の上下部26cをガイドに装着後、セレクト押え板4
0、さらにはポリアセタール銃脂等で成型され一部に突
起41aを有したセレクトクリック板41により左右方向に
摺動自在に取付けられている。
42はセレクト操作体戻しバネで、一端をセレクト操作体
31に設けられたバネ支軸に装着し、他端をベース体25に
係当させ、セレクト操作体31を「通常位置」に付勢する
ものである。31dは上記セレクト操作体31の一部に設け
た凹部で、上記戻しバネ42付勢方向と逆側にセレクト操
作体31を移動させた時に上記セレクトクリック板41の突
起41aと嵌合し、セレクト操作体31を「移動位置」に規
制するものである。
なお、上記説明中の複数の歯列群23′、23″を設けたラ
ック23、クラッチ機構24、セレクト操作体31、セレクト
押え板40、セレクトクリック板41、セレクト操作体戻し
バネ42によりセレクト機構を構成している。
次に第8図を用いて上記ベース体25の前方に突出させた
操作つまみ31cの位置関係について説明する。43は上記
ベース体25の前方に取付けられた扉で、この扉43の内側
に上記点火レバー9先端に取付けられた点火つまみ44
と、上記芯上下レバー6先端に取付けられた芯上下つま
み45と、上記操作つまみ31cを収容する構成となってい
る。また31eは上記セレクト操作体31に設けた位置表示
であり、ベース体25の扉43外に表示窓25aを設け、セレ
クト位置を色別等で外から簡単に確認できるようにして
ある。
次に上記のように構成された芯上下装置の動作をまずセ
レクト機構の「通常位置」において説明する。
まず第1図、第3図の使用前の状態から芯上下レバー6
を押し上げると、第4図に示すように灯芯3が最大燃焼
位置まで上昇するとともに点火レバー9を介して点火装
置(図示せず)が作動し、前記灯芯3を点火する。そし
て点火レバー9が元の状態に復帰する。この時芯上下レ
バー6に一体的に取付けられた補助レバー21、アジャス
ターレバー21aも芯上下レバー6と同じ回動運動を行な
い、上記アジャスターレバー21aに取付けられたラック2
3の通常側歯列群23′はセレクト機構のセレクト操作体
戻しバネ42により「通常位置」側に付勢された芯上げ、
芯下げがピニオン32、34と対向するようになる。
以上のようにして芯上げ・点火動作が完了する。燃焼が
始まると燃焼量の調節は上記芯上下レバー6の上下動に
より行なうことができるが、芯上下微調節機構20を操作
しての燃焼量の調節について第5図A、第6図A〜第6
図Cを用いて説明する。まず第5図Aに示すように灯芯
3が最大燃焼位置にセットされると上記ラック23′は、
前述した如く芯上げピニオン32と芯下げピニオン34とに
対向する位置にセットされる。
燃焼量を絞る場合には第6図Aに示すようにベース体25
に設けられた芯下げ用操作体28を矢印Sa方向に操作する
と当接片28bが芯下げ用スライド体30の突出片30aを押
し、芯下げ用スライド体30はセレクト操作体31に設けた
軸受31b内をFaのように摺動し、芯上げ用スライド体30
に枢支された芯下げピニオン34は通常は非連係状態にあ
るラック23′に係合してそのまま矢印D方向に回動しラ
ック23′を矢印E方向に押し上げることとなる。その結
果、上記ラック23′が取付けられているアジャスターレ
バー21a、補助レバー21を介して芯上下レバー6もまた
矢印E方向に押し上げられることになり、よって灯芯3
は降下することになる。この時、芯下げ用操作体28を1
回押すと芯下げピニオン34はラック23′の歯を一枚だけ
送るような寸法関係にされている。
芯下げピニオン34がラック23′の歯を一枚送り終える
と、芯下げ用スライド体30は支軸35に係合されている芯
下げ用スライド戻しバネ37の附勢力により第6図Bに示
す元の状態に戻ると共に、芯下げ用操作体28も元の状態
に戻り、芯下げピニオン34とラック23′の噛み合いは外
れる。また芯下げピニオン34は芯下げピニオン戻しバネ
39が常に矢印G方向に附勢されていることにより元の状
態に復帰する。以上のような操作により灯芯3を小刻み
に降下させ、少しづつ燃焼量を絞ることができる。
次に燃焼量を増加させる場合には、芯上げ用操作体27を
操作すればよい。すなわち、第6図Cに示すように芯下
げ用支点軸26aに回動自在に嵌入された芯上げ用操作体2
7を矢印Sb方向に操作すると前記芯下げ用操作体28を操
作した場合と同様の動作をして今度はラック23を矢印J
方向に押し下げる。すなわち芯上下レバー6の矢印J方
向に押し下げることになり、よって灯芯3は上昇するこ
ととなる。この時は、芯下げ時と同じく芯上げ用操作体
27を1回押すと芯上げピニオン32はラック23′の歯を一
枚だけ送るような寸法関係にされている。
次にセレクト機構の「移動位置」側への切替について説
明する。第7図に示すように操作つまみ31cを持って右
方向、すなわちセレクト操作体戻しバネ42の付勢方向と
逆側にセレクト操作体31を移動させると、突起41aを有
したセレクトクリック板41が弾性により矢印方向に一
端、移動後セレクト操作体31に凹部31dと嵌合し、位置
が決まることになる。この位置が「移動位置」であり、
この時セレクト操作体31とともに移転した芯上げ、芯下
げピニオン32、34は上記したラック23のもう一つの歯列
群、すなわち移動側歯列群23″と対向するようになる。
この「移動位置」側においても「通常位置」側での説明
と同様に芯下げ、芯上げ操作体28、27の操作により一歯
ピッチ毎に灯芯3を上下動させることができる。
また再度「通常位置」側へ切替える時は操作つまみ31c
を元の位置に戻すべくスライド方向の力を加えると、セ
レクトクリック板41の弾性により突起41aが矢印L方向
に移動して凹部31dから外れ、セレクト操作体31が「通
常位置」に移動する。
以上のようにして芯上下微調節機構20、およびセレクト
機構を操作して一歯ピッチごとに灯芯3を上昇させるこ
とができるが、上記ラック23は第5図cに示すように複
数の歯列群(通常側歯列群23′、移動側歯列群23″)の
上下限位置に差を設けてある。まず各歯列群23′、23″
の設定であるが、通常側歯列群23′の最上段歯23′aは
芯上げ用操作体27、芯下げピニオン32によって灯芯3を
上昇しきった位置、すなわち芯上下レバー6を押し下げ
て最大燃焼位置にセットされた状態と同位置に設定、ま
た最下段歯23′bは芯下げ用操作体28、芯下げピニオン
34によって灯芯3を降下しきった位置から連続して上記
最上段歯23′aまで芯上げ用操作体27を操作しても燃焼
筒4からの立炎が燃焼器具外に出ない範囲内で設定して
ある。
一方移動側歯列群23″の設定であるが、まず最下段歯2
3″bを上記通常側歯列群23′の最下段歯23′bよりも
さらに灯芯3が降下できる方向、すなわち最小燃焼位置
に設定し、最上段歯23″aは同様に連続して芯上げ用操
作体27を操作しても燃焼筒4からの立炎が燃焼器具外に
出ない範囲内に設定している。
従って同一歯列群においては連続して芯上げ用操作体27
を操作しても、それ以上には芯上げピニオン32がラック
23の歯を送ることができず、灯芯3を上昇させていって
も異常立炎が生じるようなことがなく、安心して燃焼量
の微調節ができる。またセレクト機構により「通常位
置」において、さらに燃焼量を絞りたい場合は任意の位
置または最下段歯23′bを送った後に「移動位置」側に
操作すれば最小燃焼位置まで送り込むことができ、逆に
「移動位置」において、さらに燃焼量を増加したい場合
は最上段歯23″aを送った後に「通常位置」側に操作す
れば最大燃焼位置まで増加することができる。従って上
記説明中の「通常位置」側は最上段歯23′a、最下段歯
23′bとともに「移動位置」側の両歯23″a、23″bよ
り高い位置にあるので「あたたかめコース」、逆に「移
動位置」側は「ひかえめコース」といった訴求ができ、
部屋の広さや季節に合わせてコースをセレクトすること
ができるとともに、この燃焼器の燃焼量は「あたたかめ
コース」の最大燃焼量から「ひかえめコース」の最小燃
焼量までとなり、その分可変巾を大きくとることができ
る。
なお使用者の操作手順としては、まず扉43を開けてその
内側にある操作つまみ31cでコースをセレクトした後、
点火つまみ44を芯上下つまみ45を押し下げ、灯芯3へ点
火を行ない、点火確認後は扉43を締める。燃焼が始まり
安定すると、通常は扉43外の芯下げ用操作体28と芯上げ
用操作体27により燃焼量の調節を行なう。従って「ひか
えめコース」において芯上げ用操作体27により操作後、
さらに「あたたかめコース」の最大燃焼位置まで灯芯3
を上昇させるには、一旦扉43を開けて操作つまみ31cを
切替える必要があり、この時間差によっても立炎の継続
を抑制することができる。
発明の効果 以上実施例の説明で明らかなように本発明の芯上下装置
は、芯上下機構の他に芯上下微調節機構を用いて小刻み
に芯上下できるようにしているので、芯上下機構で点火
の為の芯上げ操作を行なった後に、芯上下微調節機構で
小刻みな燃焼量の調節ができるとともに、セレクト機構
で燃焼量を任意に選択することができ、かつその分燃焼
量の可変巾を広くでき、しかも微調節範囲の上限を立炎
の発生を抑制する範囲に設定することによって、安全性
の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の実施例における石油燃焼器の
芯上下装置を示し、第1図は芯上下機構と芯上下微調節
機構の要部断面斜視図、第2図は同分解斜視図、第3図
は点火前の芯上下機構の側面図、第4図は点火後の芯上
下機構の側面図、第5図Aは芯上下微調節機構の最大燃
焼位置を示す要図断面側面図、第5図Bは同拡大図、第
5図Cはラックの拡大図、第6図Aは芯上下微調節機構
の芯下げ時の要部断面側面図、第6図Bは同操作後の要
部断面側面図、第6図Cは同芯上げ時の要部断面側面
図、第7図はセレクト機構の要部断面平面図、第8図は
本発明の実施例の石油燃焼器の本体斜視図、第9図は従
来例を示す断面図である。 3……灯芯、5……芯上下機構、6……芯上下レバー
(芯上下体)、20……芯上下微調節機構、23……ラッ
ク、23′……通常側歯列群、23″……移動側歯列群、27
……芯上げ用操作体、28……芯下げ用操作体、31……セ
レクト操作体、32……芯上げピニオン、34……芯下げピ
ニオン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−282405(JP,A) 特開 昭64−41707(JP,A) 特開 昭64−67512(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】灯芯を上下動させる芯上下機構と、この芯
    上下機構に通常は非連係状態にあって操作時には芯上機
    構に係合してこれを小刻みに駆動する芯上下微調節機構
    と、上記芯上下微調節機構で行なう微調節の上下限範囲
    を少なくとも二つ以上選択できるセレクト機構とからな
    る石油燃焼器の芯上下装置。
  2. 【請求項2】灯芯を上下動させる芯上下レバーと、上記
    芯上下レバーを小刻みに駆動する芯上下微調節機構とを
    備え、前記芯上下微調節機構は芯上下レバーに一体的に
    取付けたラックと、このラック移動軌跡上に非接触に配
    設した芯上下微調節用のピニオンとを有するとともに、
    上記ピニオンはラックに対して接離かつ回動自在に設け
    てピニオン操作時には前記ラックを一ピッチ刻みに駆動
    するように設定し、かつ上記ラックには上下限位置の異
    なる複数の歯列群を設け、この各歯列群のいずれか一つ
    と前記ピニオンとの噛み合いを任意に選択するセレクト
    機構を設けた石油燃焼器の芯上下装置。
  3. 【請求項3】セレクト機構は、ラック歯列群のいずれか
    一つの位置に移動可能なピニオンと、このピニオンを移
    動させる操作つまみとで構成した特許請求の範囲第2項
    記載の石油燃焼器の芯上下装置。
  4. 【請求項4】芯上下機構を取付けた芯上下基板にベース
    体を一体的に取付け、このベース体にピニオンとピニオ
    ンを移動させる操作つまみを設け、この操作つまみはベ
    ース体の外表面に臨ませて設けるとともにその操作つま
    みを覆うように前記ベース体の外表面に扉を設けた特許
    請求の範囲第3項記載の石油燃焼器の芯上下装置。
JP14112888A 1988-06-08 1988-06-08 石油燃焼器の芯上下装置 Expired - Fee Related JPH0739849B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14112888A JPH0739849B2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 石油燃焼器の芯上下装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14112888A JPH0739849B2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 石油燃焼器の芯上下装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01310207A JPH01310207A (ja) 1989-12-14
JPH0739849B2 true JPH0739849B2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=15284816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14112888A Expired - Fee Related JPH0739849B2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 石油燃焼器の芯上下装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0739849B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03204506A (ja) * 1989-12-28 1991-09-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 石油燃焼器の芯上下装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01310207A (ja) 1989-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0739849B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPS63282405A (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JP2636401B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPH0733895B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JP2543188B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPH07117207B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPH0745927B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPH03204506A (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPH0739848B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPH0610530B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPH0318811Y2 (ja)
JP2507074B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPH07117204B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPH0749842B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPH0610531B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPH0794894B2 (ja) 石油燃焼器の火力表示装置
JPH0223939Y2 (ja)
JPH0733894B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPH0571710A (ja) 液体燃料燃焼器の芯昇降装置
JP2688726B2 (ja) 液体燃料燃焼器の芯昇降装置
JPH0610532B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPH0646087B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPH0610529B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPH0733896B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置
JPH07117205B2 (ja) 石油燃焼器の芯上下装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees