JPH073982A - タイルパネルの出隅施工方法 - Google Patents

タイルパネルの出隅施工方法

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JPH073982A
JPH073982A JP14458893A JP14458893A JPH073982A JP H073982 A JPH073982 A JP H073982A JP 14458893 A JP14458893 A JP 14458893A JP 14458893 A JP14458893 A JP 14458893A JP H073982 A JPH073982 A JP H073982A
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tile
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Yoshiyuki Yamaoka
嘉幸 山岡
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内組み工法にてタイルパネルの出隅を施工で
きるようにする。 【構成】 壁面18,20に沿ってタイルパネル16
C,16Dが立設されている。フレーム10Dに開口3
2が設けられており、この開口32を通してピアスビス
34がフレーム10Cに打ち込まれ、タイルパネル16
C,16Dが連結される。シール材28を張り付けた
後、タイル14C,14Dが下地ボード12C,12D
に張り付けられる。 【効果】 内組み工法にてタイルパネルを施工できる。
タイルパネル同志の連結強度が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイルパネルにて出隅を
構築する方法に関するものであり、詳しくは室内側から
のみタイルパネルの連結施工作業を行なえる所謂「内組
み工法」に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タイルパネルは、第3図及び第4図(第
3図のIV−IV線断面図)の如く、フレーム10の前面に
下地ボード12を固着し、該下地ボード12の前面にタ
イル14をモルタルや有機系接着剤等で張り付けたもの
である。フレーム10を構成するアングルは、第4図の
通り、中空箱形断面形状の棒状材である。
【0003】このようなタイルパネル16を用いた従来
の出隅構造を第5図に示す。躯体壁面の出隅において、
該壁面18,20に沿ってタイルパネル16A,16B
が防水パン22の壁パネル載置部上に立設されている。
タイルパネル16A,16Bの裏面の隅角部において、
L字形のジョイント24が、タイルパネル16A,16
Bのフレーム10A,10Bにビス26で固着され、こ
れによってタイルパネル16A,16B同志が連結され
ている。28は粘着性発泡テープ等よりなるシール材、
30は目地を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の出隅構造と
する施工方法においては、タイルパネル16A,16B
の裏側においてジョイント24をタイルパネル16A,
16Bにビス留めする作業を行なう必要があり、施工作
業性が悪いという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のタイ
ルパネルの出隅施工方法は、下地ボードと、該下地ボー
ドの少なくとも周縁を裏打ちするフレームと、該下地ボ
ードの前面に張り付けられたタイルとを有する第1及び
第2のタイルパネルにて出隅を構築する方法であって、
第1のタイルパネルの縦側辺のフレームの外側面に第2
のタイルパネルの縦側辺のフレームの背面が当接されて
いる出隅を施工する方法において、第2のタイルパネル
の前記縦側辺に沿う部分ではフレームの前面の少なくと
も一部分を露出させておき、該フレーム前面の該一部分
からビスを前記第1のタイルパネルのフレームに打ち込
んで第1のタイルパネルと第2のタイルパネルとを連結
し、その後、該第2のタイルパネルの前記一部分を覆う
ようにタイルを張り付けるようにしたことを特徴とする
ものである。
【0006】請求項2のタイルパネルの出隅施工方法
は、請求項1において、前記フレームは中空箱形断面形
状のアングルにて構成されており、前記第2のタイルパ
ネルのフレームの前記一部分においてはフレーム前面に
開口が設けられ、この開口を通して該フレームの背面部
分から前記ビスを第1のタイルパネルのフレームに打ち
込むようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】かかる本発明のタイルパネルの出隅施工方法に
おいては、第1のタイルパネルのフレームの外側面に対
し第2のタイルパネルのフレームの背面を当接させ、第
2のタイルパネルのフレームからビスを第1のタイルパ
ネルのフレームに打ち込んで両者を連結する。このビス
打ちは室内側から行なうものであり、タイルパネルの裏
側での作業は一切不要となる。
【0008】タイルパネル同志をビスで連結した後、露
出している下地ボードにタイルを張り付け、必要に応じ
目地詰めすることにより、出隅部分の施工が終了する。
【0009】請求項2のタイルパネルの出隅施工方法で
は、第2のタイルパネルのフレームに設けられた開口か
らビスをこのフレーム内に差し込んで第1のタイルパネ
ルのフレームに打ち込む。従って、ビスの長さが短かく
て足り、ビス打ちが容易である。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の実施例に係るタイルパネルの出隅
施工方法を説明する分解水平断面図、第2図はこの実施
例方法で施工された出隅を示す水平断面図である。
【0011】本実施例では、壁面18,20に沿ってタ
イルパネル16C,16Dが防水パン22の壁パネル載
置部上に立設されている。施工前の状態にあっては、タ
イルパネル16Cの前面のタイルは、出隅コーナー部に
沿うタイル14Cが下地ボード12Cに張り付けられて
おらず、下地ボード12Cがこのコーナー部において露
出している。タイルパネル16Dにおいても、出隅コー
ナー部のタイル14Dが下地ボード12Dに張り付けら
れておらず、該下地ボード12Dが出隅コーナー部にお
いて露出している。
【0012】このタイルパネル16Dのフレーム10D
においては、出隅コーナー部の前面に開口32が設けら
れている。この出隅コーナー部においてフレーム10D
の背面がタイルパネル16Cのフレーム10Cの外側面
に当接され、開口32を通してピアスビス34がフレー
ム10Dからフレーム10Cにねじ込まれている(矢印
)。このピアスビス34のねじ込みにより、タイルパ
ネル16C,16Dが連結される。
【0013】次に、矢印で示す如く、シール材28を
フレーム10Dの側面及び前面に張り付ける。このシー
ル材28は、粘着性発泡テープよりなる。シール材28
を張り付けた後、タイル14C,14Dをそれぞれ下地
ボード12C,12Dに張り付け、その周囲の目地間隙
に目地材30を充填する。
【0014】これにより、第2図に示す如きタイルパネ
ルの出隅施工構造が完成する。この施工方法において
は、タイルパネル16C,16Dの裏側において施工を
行なうことが一切不要であり、室内側からのみ作業を行
なう内組み作業だけにて施工を行なうことができる。
【0015】なお、本実施例においては、フレーム10
Dに開口32を設け、この開口32からピアスビス34
を打ち込むようにしており、ピアスビス34は長さが極
めて短くてすむ。又、フレーム10C,10Dも極めて
堅固に連結することができる。
【0016】
【発明の効果】以上の通り、本発明のタイルパネルの出
隅施工方法によると、出隅において内組み作業だけでタ
イルパネルを極めて容易且つ迅速に連結することができ
る。
【0017】請求項2の施工方法によると、タイルパネ
ル同志を連結するビス打ち作業が容易であると共に、タ
イルパネル同志の連結強度も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例方法を説明する分解水平断面図である。
【図2】実施例方法により施工された出隅部分の水平断
面図である。
【図3】タイルパネルの斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】従来の出隅構造を示す水平断面図である。
【符号の説明】
10,10A,10B,10C,10D フレーム 12,12C,12D 下地ボード 14,14C,14D タイル 16,16A,16B,16C,16D タイルパネル 18,20 壁面 28 シール材 30 目地 32 開口 34 ピアスビス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地ボードと、該下地ボードの少なくと
    も周縁を裏打ちするフレームと、該下地ボードの前面に
    張り付けられたタイルとを有する第1及び第2のタイル
    パネルにて出隅を構築する方法であって、 第1のタイルパネルの縦側辺のフレームの外側面に第2
    のタイルパネルの縦側辺のフレームの背面が当接されて
    いる出隅を施工する方法において、 第2のタイルパネルの前記縦側辺に沿う部分ではフレー
    ムの前面の少なくとも一部分を露出させておき、該フレ
    ーム前面の該一部分からビスを前記第1のタイルパネル
    のフレームに打ち込んで第1のタイルパネルと第2のタ
    イルパネルとを連結し、その後、該第2のタイルパネル
    の前記一部分を覆うようにタイルを張り付けるようにし
    たことを特徴とするタイルパネルの出隅施工方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記フレームは中空
    箱形断面形状のアングルにて構成されており、前記第2
    のタイルパネルのフレームの前記一部分においてはフレ
    ーム前面に開口が設けられ、この開口を通して該フレー
    ムの背面部分から前記ビスを第1のタイルパネルのフレ
    ームに打ち込むようにしたことを特徴とするタイルパネ
    ルの出隅施工方法。
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