JPH0739750U - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH0739750U
JPH0739750U JP7458793U JP7458793U JPH0739750U JP H0739750 U JPH0739750 U JP H0739750U JP 7458793 U JP7458793 U JP 7458793U JP 7458793 U JP7458793 U JP 7458793U JP H0739750 U JPH0739750 U JP H0739750U
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JP
Japan
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cleaning
detergent
amount
liquid
change
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JP7458793U
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Inventor
光義 石崎
久 長塚
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Yokogawa Denshikiki Co Ltd
Original Assignee
Yokogawa Denshikiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に主洗浄行程中洗浄液の温度が低下した場
合でも、洗浄液の洗浄力が低下せず、安定した洗浄効果
が得られる食器洗浄機を提供する。 【構成】 洗浄槽5の底部に設けられた測定手段20
は、洗剤ポンプ14に接続された制御手段21と電路2
2を介して連結されている。また、制御手段21には、
洗浄液Lの洗浄力を一定とした場合における洗浄液Lの
液温の変化量と洗浄液L中の洗剤Wの濃度の変化量との
関係が予めデータベースとして記憶され、かつ制御手段
21では、測定手段20より出力された洗浄液Lの液温
の変化量を前記データベースと照合することにより、洗
浄液Lの洗浄力を一定とするために必要な洗浄液L中の
洗剤Wの濃度の変化量を出力し、かつこの出力値に基づ
き、洗剤供給手段による洗剤Wの供給量が変化するよ
う、洗剤ポンプ14の作動時間を変化させることが可能
となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は食器洗浄機に係り、特に、洗浄液の洗浄力を安定的に維持するための 食器洗浄機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は、従来の食器洗浄機の例を示すものである。符号1は箱状をなす本体で 、この本体1の中央部に設けられた洗浄室2内には食器3を搭載する籠状のラッ ク4が設置可能とされ、かつ洗浄室2の下方は洗浄液Lを貯留する洗浄槽5とさ れている。また、符号6は洗浄液Lを食器3に噴射する主洗浄ノズル、符号7は 洗浄槽5内の洗浄液Lを管路8を介して主洗浄ノズル6へと供給する主洗浄ポン プである。そして、これら主洗浄ノズル6、主洗浄ポンプ7、および管路8から 、主洗浄手段が構成されている。
【0003】 符号9,10はそれぞれ水道水等の原水を順次加熱して高温の温水(すすぎ液 )とする湯沸器およびブースターで、符号11はブースター10より供給された 温水を管路12を介してすすぎノズル13へと供給するすすぎポンプである。そ して、これらすすぎノズル13、すすぎポンプ11、および管路12から、すす ぎ手段が構成されている。
【0004】 符号14は、洗剤タンク15内の洗剤Wを汲み上げる洗剤ポンプで、符号16 は、汲み上げられた洗剤Wを洗浄槽5に供給するホースである。そして、これら 洗剤ポンプ14、洗剤タンク15およびホース16から、洗剤供給手段が構成さ れている。また、符号17は、余剰の洗浄液Lを排出し、洗浄槽5の水位を一定 に維持するための排水管で、その上端17aは洗浄槽5における適正水位と同一 平面上に開口している。
【0005】 食器3の洗浄を行う場合には、温水と洗剤Wとを所定比率で混合した所定温度 の洗浄液Lを予め洗浄槽5内に貯留させ、かつ汚れた食器3が収容されたラック 4を洗浄室2内に載置した後、図示しないスイッチを作動させる。すると、まず 、主洗浄ポンプ7の作用により洗浄槽5内の洗浄液Lが主洗浄ノズル6から食器 3に向け噴射されて主洗浄行程が行われ、次いで、すすぎポンプ11の作用によ りすすぎ液がすすぎノズル13から食器3に向け噴射されてすすぎ行程が行われ る。
【0006】 これら主洗浄行程とすすぎ行程とは、タイマー制御等の方法を用いて一定周期 で繰り返され、その結果、食器3が自動的に洗浄される。なお、洗浄液Lおよび すすぎ液はいずれも洗浄槽5に流入し、かつ余剰分は排水管17の上端17aか ら流出する。また、すすぎ液はすすぎ行程中洗浄槽5内に貯留された後、更に洗 剤ポンプ14の作動により洗剤Wの供給を受け、次回の主洗浄行程用の洗浄液L として使用される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、食器洗浄機による食器の洗浄は、現状では主として、(1)主洗浄 手段およびすすぎ手段の噴射性能を始めとする食器洗浄機自体の性能、(2)洗 剤の性能、並びに(3)洗浄液およびすすぎ液の温度、の三点に依存している。 このうち、(1)は食器洗浄機の設計段階で予め最良のものが選択されるが、( 2)および(3)は使用条件に左右されやすく、特に(3)、すなわち温度は使 用環境により短時間で大きく変化し、洗浄効果に大きな影響をおよぼす。
【0008】 例えば、一般に食器洗浄機により洗浄される食器3は、ラック4に収容され洗 浄室2内に載置された時点では充分冷えきっていることが多い。従って、主洗浄 行程の開始とともに食器3に向け噴射された洗浄液Lは食器3との接触により冷 却される。よって、主洗浄行程にて使用される洗浄槽5内の洗浄液Lは、これら 食器3との接触その他の理由により、主洗浄行程開始後急速に低温となる。
【0009】 ところが、同一濃度では、洗浄液Lの洗浄力は洗浄液Lの温度低下に伴い低下 するため、低温となった洗浄液Lでは食器3の充分を洗浄を行うことが困難とな り、その結果、安定した洗浄効果が得られなくなる場合があった。本考案は上記 事情に鑑みてなされたもので、特に、主洗浄行程中洗浄液Lの温度が低下した場 合でも、その洗浄力が低下せず、安定した洗浄効果が得られる食器洗浄機を提供 することをその目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の食器洗浄機は、食器が載置される洗浄室と、この洗浄室の下方に形成 された洗浄槽と、この洗浄槽内に温水と洗剤とをそれぞれ供給する給水手段およ び洗剤供給手段と、前記洗浄槽内に貯留された前記温水と前記洗剤との混合液を 洗浄液として前記食器に向け噴射する主洗浄手段と、前記温水をすすぎ液として 前記食器に向け噴射するすすぎ手段とを有し、 特に、前記洗浄槽内における前記洗浄液の液温の変化量を測定する測定手段と 、前記洗浄液の洗浄力を一定とした場合における、前記液温の変化量と前記洗浄 液中の洗剤濃度の変化量との関係が記憶され、かつこの記憶に基づき、前記洗剤 供給手段による洗剤供給量を、前記液温の変化量に応じた前記洗浄液中の洗剤濃 度の変化量分だけ変化させる制御手段とを有することをその特徴としている。
【0011】
【作用】
本考案の食器洗浄機においては、測定手段により測定された洗浄液の液温の変 化量が制御手段に入力されると、制御手段の記憶に基づき、前記洗浄液の洗浄力 を一定とするために必要な前記洗浄液中の洗剤濃度の変化量が出力される。そし て、この出力値に基づき、洗剤供給手段による洗剤供給量が前記液温の変化量に 応じた前記洗浄液中の洗剤濃度の変化量分だけ変化し、前記洗浄液の洗浄力が一 定に維持される。
【0012】
【実施例】
以下、図面に基づき、本考案の実施例について更に詳しく説明する。なお、以 下の図面において、図2に示した上記従来の食器洗浄機と同一の構成を有する部 分については、図2と同一の符号を付してその説明を省略する。
【0013】 本考案に係る食器洗浄機を図1に示す。この食器洗浄機は基本的には上記従来 の食器洗浄機と同一の構成を有しているが、洗浄槽5の底部には、更に、測定手 段20が設けられている。この測定手段20は、洗浄槽5内に貯留された洗浄液 Lの液温の変化量を測定するためのもので、本実施例の場合には、サーミスタが 使用されている。
【0014】 一方、洗剤ポンプ14には制御手段21が接続されている。この制御手段21 には、洗浄液Lの洗浄力を一定とした場合における、洗浄液Lの液温の変化量と 洗浄液L中の洗剤Wの濃度の変化量との関係が、予め洗剤Wの種類毎にデータベ ースとして記憶されている。また、制御手段21は測定手段20と電路22を介 して連結され、測定手段20にて測定された洗浄液Lの液温の変化量は、この電 路22を経て制御手段21に入力される。
【0015】 更に、制御手段21では、入力された洗浄液Lの液温の変化量を前記データベ ースと照合することにより、洗浄液Lの洗浄力を一定とするために必要な洗浄液 L中の洗剤Wの濃度の変化量を出力し、かつこの出力値に基づき、洗剤供給手段 による洗剤Wの供給量が変化するよう、洗剤ポンプ14の作動時間を変化させる ことが可能となっている。
【0016】 次に、上記の測定手段20、制御手段21、および電路22を有する食器洗浄 機における食器3の洗浄について以下に説明する。ここで、一般的な洗浄の行程 については、上記従来の食器洗浄機と同様であるため、その説明を省略する。
【0017】 例えば、種類Aの洗剤Wを用いて食器3の洗浄を行う場合、洗浄液Lの洗浄力 を一定に維持するには、洗浄液Lの液温が10℃低下する毎に洗剤Wの濃度を0 .1%ずつ上昇させる必要があるとする。本考案においては、まず、このような 、洗浄液Lの洗浄力を一定とした場合における、洗浄液Lの液温の変化量と洗浄 液L中の洗剤Wの濃度の変化量との関係を求め、かつこの関係を予め制御手段2 1のデータベースに記録させる。
【0018】 そして、食器3の洗浄中、食器3との接触その他の理由により、洗浄槽5内に 貯留された洗浄液Lの液温が基準値より10℃低下すると、測定手段20から信 号が出力される。この信号は電路22を経て制御手段21へと入力され、更に制 御手段21において前記データベースと照合され、その結果、洗浄液Lの洗浄力 を一定とするために必要な洗浄液L中の洗剤Wの濃度の変化量が出力される。
【0019】 この出力値は更に制御手段21にて洗剤ポンプ14の作動時間に変換された後 洗剤ポンプ14に入力され、その結果、洗剤ポンプ14が、洗浄槽5に貯留され た洗浄液Lの濃度を0.1%上昇させる量だけ洗剤Wを供給するよう、所定時間 だけ作動する。従って、少なくとも洗剤Wとして種類Aのものを使用する限りに おいては、洗浄槽5内の洗浄液Lの洗浄力がその温度低下に拘らず一定に維持さ れ、よって、安定した洗浄効果を得ることができる。
【0020】 また、使用する洗剤Wの種類をAから他のものに変える場合には、新たに使用 する洗剤Wについて、洗浄液Lの洗浄力を一定とした場合における洗浄液Lの液 温の変化量と洗浄液L中の洗剤Wの濃度の変化量との関係を求め、かつこの関係 を制御手段21のデータベースに記憶させる。そして、このデータに基づき、洗 浄液Lの液温の変化に対応した洗浄液L中の洗剤Wの濃度の変化量を出力させ、 更に、この出力値に基づき、洗剤供給手段による洗剤Wの供給量を変化させるこ とにより、洗浄液Lの洗浄力が一定に維持され、安定した洗浄効果が得られる。
【0021】 なお、種類Aの洗剤Wを用いて再度食器3の洗浄を行う際には、既に制御手段 21のデータベースに記憶された種類Aの洗剤Wに関するデータが再び使用可能 であることはいうまでもない。また、制御手段21のデータベースに記憶された データは、必要に応じて任意に書換え可能である。
【0022】 更に、上記実施例では、制御手段21の作用により洗剤ポンプ14の作動時間 を変化させて洗浄液Lへの洗剤Wの供給量を制御していたが、制御手段21の作 用により、例えば洗剤ポンプ14の回転数を変化させる等、洗剤供給手段の単位 時間当りの洗剤供給量を変化させてもよい。この場合でも、上記実施例と同様の 効果が得られる。
【0023】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案の食器洗浄機においては、特に、主洗浄行程中洗浄 液の温度が低下した場合でもその洗浄力が低下せず、その結果、常時安定した洗 浄効果が維持されるという優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る食器洗浄機の構造の例を示す図で
ある。
【図2】従来の食器洗浄機の構造の例を示す図である。
【符号の説明】
1 本体 2 洗浄室 3 食器 4 ラック 5 洗浄槽 6 主洗浄ノズル 7 主洗浄ポンプ 8,12 管路 9 湯沸器 10 ブースター 11 すすぎポンプ 13 すすぎノズル 14 洗剤ポンプ 15 洗剤タンク 16 ホース 17 排水管 17a 排水管の上端 20 測定手段 21 制御手段 22 電路 L 洗浄液 W 洗剤

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器が載置される洗浄室と、この洗浄室
    の下方に形成された洗浄槽と、この洗浄槽内に温水と洗
    剤とをそれぞれ供給する給水手段および洗剤供給手段
    と、前記洗浄槽内に貯留された前記温水と前記洗剤との
    混合液を洗浄液として前記食器に向け噴射する主洗浄手
    段と、前記温水をすすぎ液として前記食器に向け噴射す
    るすすぎ手段とを有する食器洗浄機において、 前記洗浄槽内における前記洗浄液の液温の変化量を測定
    する測定手段と、前記洗浄液の洗浄力を一定とした場合
    における、前記液温の変化量と前記洗浄液中の洗剤濃度
    の変化量との関係が記憶され、かつこの記憶に基づき、
    前記洗剤供給手段による洗剤供給量を、前記液温の変化
    量に応じた前記洗浄液中の洗剤濃度の変化量分だけ変化
    させる制御手段とを有することを特徴とする食器洗浄
    機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記洗剤供給手段の作
    動時間の変化により、前記洗浄液への洗剤供給量を変化
    させることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、前記洗剤供給手段の単
    位時間当りの洗剤供給量の変化により、前記洗浄液への
    洗剤供給量を変化させることを特徴とする請求項1記載
    の食器洗浄機。
JP7458793U 1993-12-28 1993-12-28 食器洗浄機 Withdrawn JPH0739750U (ja)

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JP7458793U JPH0739750U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 食器洗浄機

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JPH0739750U true JPH0739750U (ja) 1995-07-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019180464A (ja) * 2018-04-02 2019-10-24 三菱電機株式会社 食器洗浄機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980305