JPH0739702Y2 - 自動走行装置 - Google Patents

自動走行装置

Info

Publication number
JPH0739702Y2
JPH0739702Y2 JP19962685U JP19962685U JPH0739702Y2 JP H0739702 Y2 JPH0739702 Y2 JP H0739702Y2 JP 19962685 U JP19962685 U JP 19962685U JP 19962685 U JP19962685 U JP 19962685U JP H0739702 Y2 JPH0739702 Y2 JP H0739702Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
step motor
control lever
control
rotation angle
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19962685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62108034U (ja
Inventor
正章 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP19962685U priority Critical patent/JPH0739702Y2/ja
Publication of JPS62108034U publication Critical patent/JPS62108034U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0739702Y2 publication Critical patent/JPH0739702Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はステップモータにより燃料噴射ポンプのコン
トロールレバを作動制御する自動走行装置に係り、特に
自動走行時のコントロールレバの最大回転角をステップ
モータの脱調時の回転角に訂正するようにした自動走行
装置に関する。
[従来の技術] 省エネルギー,運転疲労軽減などを目的として、燃料噴
射量を調節し車速を自動的に一定に保つ自動走行装置
(オートクルーズ、例えば実開昭53−165122号公報)が
知られており、従来、ステップモータを用いて燃料噴射
ポンプのコントロールレバを制御する場合、通常オープ
ン制御ではフィードフォワードを行っている。しかしな
がら、ステップモータには脱調現象があるのでオープン
制御だけでは制御は難しい。そこでステップモータの脱
調を検出するために負荷センサを設け、フィードバック
をかけて制御している。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、ステップモータによりコントロールレバをフ
ル位置近くまでもっていくと、ステップモータのトルク
力に対してコントロールレバのリターンスプリングの復
元力が増加し、ステップモータが脱調しやすくなる。こ
の脱調対策として、実験的に脱調しやすい位置を求め、
その位置を上限値としてコントロールレバを動かし定速
制御を行っている。しかしながら、この上限位置は、コ
ントロールレバとステップモータとの間のリンク系のが
た,負荷センサの公差、あるいはこれらの経年変化を考
慮し、ステップモータが脱調しない位置よりも少し余裕
をもって低く設定される。このため、定速走行時の車の
実力馬力がかなり低下してしまうという問題があった。
[考案の目的] この考案は以上の従来技術の問題点を解消すべく創案さ
れたものであり、この考案の目的は、定速走行時の車両
の実力馬力を高めることができる自動走行装置を提供す
ることにある。
[考案の概要] 上記の目的を達成するために、この考案は、燃料噴射ポ
ンプの噴射量を調整するためのコントロールレバを軸回
りに適宜回転させることにより車速が一定になるように
作動制御するステップモータが脱調したときに、脱調時
のコントロールレバの回転角をステップモータによるコ
ントロールレバの最大回転角として制御する制御手段を
設けてなるものである。
この考案では、コントロールレバとステップモータとの
間のリンク系のがた等を考慮してステップモータによる
コントロールレバの最大回転角を予め低く設定するので
はなく、ステップモータに脱調が生じたらその脱調時の
コントロールレバの回転角を最大回転角に訂正するよう
にしているので、コントロールレバの最大回転角、すな
わち実力馬力は脱調が生じ難い範囲内で背高く維持され
る。
[実施例] 以下に、この考案の実施例を添付図面に従って詳述す
る。
第1図において、1は燃料噴射ポンプであり、燃料噴射
ポンプ1のガバナ部2には、燃料噴射量を調整するため
のコントロールレバ3が設けられている。コントロール
レバ3には、それぞれリンク系を介してコントロールレ
バ3を軸回りに適宜回転させるアクセルペダル4とステ
ップモータ5が連結されている。なお、ステップモータ
5側のリンク系にはリリース機構(図示せず)が設けら
れており、ステップモータ5によりコントロールレバ3
を制御しているときにアクセルペダル4が踏み込まれる
と、リリース機構が作動されアクセル系が優先しアクセ
ル系によってコントロールレバ3が作動されるように構
成されている。また、コントロールレバ3には、その回
転角、すなわち機関負荷を検出する負荷センサ6が取り
付けられている。負荷センサ6はポテンショメータから
なり、その検出電圧はステップモータ5を制御するコン
トロールユニット7に入力されるようになっている。ま
た、コントロールユニット7には、第2図に示すよう
に、車速センサ,回転数センサ,クルーズメインスイッ
チ,クルーズセットスイッチ,クラッチスイッチ,ブレ
ーキスイッチ,排気ブレーキスイッチ,リジュームスイ
ッチなどのセンサ,スイッチ類から信号が入力されるよ
うになっており、コントロールユニット7はステップモ
ータ,クルーズランプをコントロールする制御信号を出
力するように構成されている。
通常走行時はアクセルペダル4によりコントロールレバ
3が制御され、自動走行時はステップモータ5によりコ
ントロールレバ3が制御され一定速制御が行なわれる
が、次にはコントロールユニット7のメモリにバックア
ップ電源がない場合に、コントロールユニット7により
なされる制御を第3図のフローチャートに基づいて説明
する。
コントロールユニット7に始めて電圧が加わり定速制御
に入った時、定速走行時のコントロールレバ3の最大回
転角、すなわち、コントロールレバ3の上限位置を設定
するメモリ(RAM)には何もデータが入っておらず、初
期値としてコントロールレバ3のフルロードのときの値
(負荷センサ6の出力電圧Vf(第4図参照))が定速制
御の上限値(VR)にとられる。そして、ステップモータ
5は道路勾配に応じてアイドルViからフルVfまで動かさ
れる。コントロールユニット7には負荷センサ6や車速
センサから現在の負荷VN,車速などが入力され定速制御
がなされる。この定速走行中にコントロールレバ3のフ
ル位置付近(第4図の上限値訂正ゾーンA)でステップ
モータ5に脱調が起きると、負荷センサ(ポテンショメ
ータ)6からの入力信号よりコントロールユニット7は
脱調を起こした時のコントロールレバ3の位置を検知
し、その検知した値VN1をRAMに記憶する。これにより、
ステップモータ5はアイドルからVN1の間で動かされ
る。更に、このアイドルからVN1の範囲に規制された定
速制御において脱調が起きたとには、脱調時の値VN2
記憶され、ステップモータ5はアイドルからVN2まで動
かされる。その後も脱調するとその時の値VNiが記憶さ
れステップモータ5はアイドルからVNiまで動く。この
動作はVNi≦Vtまで続くが、VN1がVtを越えると(負荷セ
ンサ6の出力電圧Vはコントロールレバ3の回転角が小
さいほど大きい)、ステップモータ5の上限値が更新さ
れなくなる。これは、Vtを越えて更新を続けると車の実
力馬力が落ち過ぎてしまうからであり、ステップモータ
5の上限値はVfからVtまでである。なお、Vtは車の目標
性能より決定される。以上の動作はコントロールユニッ
ト7に電圧が加わっている間、繰り返される。
上記実施例は、コントロールユニット7のメモリにバッ
クアップ電源がない場合について述べたが、次にはバッ
クアップ電源がある場合の例を第5図に基づいて説明す
る。
この実施例も上記実施例と基本的な動作は同じである
が、バックアップ電源がついているのでコントロールレ
バ3ないしステップモータ5の上限値はRAMに記憶され
続けるので、車が一旦停止しエンジンを切った後に再ス
タートしオートクルーズ制御に入っても、ステップモー
タ5はアイドルから停止前の上限値VNiまでの範囲で動
かすことができる。また、脱調時の負荷センサ6の電圧
がVtであると、それ以降はVtの値、すなわち車の実力馬
力としては最低のところで使用することになるが、この
実施例では、これを防止するために、ある時間(例えば
1日)が経過したときに(経時時間tが設定時間t0を越
えたときに)、ステップモータ5の上限値がフル位置の
Vfに戻される。これにより、通常脱調する位置からはず
れて異常な位置で脱調した場合にも、所定時間後にはメ
モリがクリアされるので、異常事態による脱調の弊害も
是正されることになる。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば、ステップモータによるコ
ントロールレバの最大回転角をコントロールレバのリン
ク系のがた等を考慮して予め低く設定するのではなく、
ステップモータが脱調を起こしたら、その脱調時のコン
トロールレバの回転角を最大回転角に訂正するようにし
ているため、脱調が生じにくいような範囲においてコン
トロールレバの最大回転角が大きくとられることとな
り、車両の実力馬力を高く維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動走行装置の一実施例を示す構
成図、第2図は同装置のコントロールユニット部の構成
図、第3図は同コントロールユニットでなされる制御の
一例を示すフローチャート、第4図はコントロールレバ
の回転角と負荷センサの出力電圧との関係を示す図、第
5図は第1図のコントロールユニットにおいてなされる
制御の他の例を示すフローチャートである。 図中、1は燃料噴射ポンプ、2はガバナ部、3はコント
ロールレバ、4はアクセルペダル、5はステップモー
タ、6は負荷センサ、7はコントロールユニットであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料噴射ポンプの噴射量を調整するための
    コントロールレバを軸回りに適宜回転させることにより
    車速が一定になるように作動制御するステップモータ
    と、ステップモータが脱調したときのコントロールレバ
    の回転角をステップモータによるコントロールレバの最
    大回転角として制御する制御手段とを備えたことを特徴
    とする自動走行装置。
JP19962685U 1985-12-27 1985-12-27 自動走行装置 Expired - Lifetime JPH0739702Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19962685U JPH0739702Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27 自動走行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19962685U JPH0739702Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27 自動走行装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62108034U JPS62108034U (ja) 1987-07-10
JPH0739702Y2 true JPH0739702Y2 (ja) 1995-09-13

Family

ID=31161423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19962685U Expired - Lifetime JPH0739702Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27 自動走行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0739702Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62108034U (ja) 1987-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5157956A (en) Method of calibrating a throttle angle sensor
US7801658B2 (en) Cruise control device and method for vehicles
EP0353072B1 (en) Throttle control system for vehicular internal combustion engine
KR100303756B1 (ko) 차량구동유니트를제어하기위한방법및장치
JPH05292678A (ja) 車両用電子制御装置
JPH0689684B2 (ja) エンジンの燃料供給制御装置
JPH0730837B2 (ja) トルクコンバータのスリップ制御装置
JP3883917B2 (ja) スロットル弁駆動装置の制御装置
JP3234836B2 (ja) 駆動ユニットを搭載した車両の調節装置を制御する装置
JPH0739702Y2 (ja) 自動走行装置
US5929533A (en) Method and arrangement for controlling idle of a drive unit
JPH063160B2 (ja) 内燃機関のアイドル回転数制御装置
US6092505A (en) Engine controlling apparatus for an automotive engine
US5918579A (en) Process and device for controlling an internal combustion engine
JP3760604B2 (ja) 車両走行制御装置
JPH07277027A (ja) 車両の駆動ユニットにおける調整操作部材の制御方法及び装置
US5429088A (en) Method and arrangement for controlling a positioning device in a motor vehicle
JP3383008B2 (ja) 電子制御式車両駆動機構のフェイルセイフ装置
JPS5815647Y2 (ja) アイドリング回転数制御装置
JP2516620Y2 (ja) エンジンの制御装置
JPH0740422Y2 (ja) 自動車用一時加速修正手段付きオートクルーズ装置
JPH0143936Y2 (ja)
JP2940333B2 (ja) 電子式スロットルの駆動装置
JPS63180529A (ja) 定速走行制御装置
JPH0446981Y2 (ja)