JPH0739637A - 遊技機設置島台 - Google Patents

遊技機設置島台

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JPH0739637A
JPH0739637A JP20902193A JP20902193A JPH0739637A JP H0739637 A JPH0739637 A JP H0739637A JP 20902193 A JP20902193 A JP 20902193A JP 20902193 A JP20902193 A JP 20902193A JP H0739637 A JPH0739637 A JP H0739637A
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JP
Japan
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plate
ornamental
game
film
picture pattern
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JP20902193A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装飾効果を十分に発揮することができる遊技
機設置島台を提供する。 【構成】 遊技機設置島台上部の幕板10を透明板12
で構成すると共に、光を照射したときに通常時と異なる
図柄を視認し得るホログラムフィルム14を透明板12
に形成し、ホログラムフィルム14の後面から光を照射
する蛍光管17a,17bを透明板12の後方に設け
た。 【効果】 蛍光管17a,17bが点灯駆動されたとき
に今まで視認できなかったホログラムフィルム14に描
かれた図柄12aが遊技者に視認されるので、装飾が変
化し装飾効果を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の遊技機が列設さ
れる遊技機設置島台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機等の遊技機が設置
される遊技機設置島台には、その上部に幕板という装飾
板が設けられていた。この幕板における装飾は、合成樹
脂製の板にペイント又は図柄シールで模様を描いたもの
が主流を占めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、幕板におけ
る装飾は、装飾自体が変化するものではなく、装飾効果
の向上を図る上で十分ではなかった。本発明は、上記し
た事情に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、装飾効果を十分に発揮することができる遊技機設置
島台を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、複数の遊技機が列設される
遊技機設置島台において、該遊技機設置島台上部の幕板
を透視板で構成すると共に、光を照射したときに通常時
と異なる図柄を視認し得る図柄薄膜を前記透視板に形成
し、前記図柄薄膜の後面から光を照射する発光源を前記
透視板の後方に設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】遊技機設置島台上部の幕板を透視板で構成する
と共に、光を照射したときに通常時と異なる図柄を視認
し得る図柄薄膜を透視板に形成し、図柄薄膜の後面から
光を照射する発光源を透視板の後方に設けたので、発光
源が駆動されたときに図柄薄膜に描かれた図柄が通常時
と異なって遊技者に視認されるので、装飾が変化し装飾
効果を高めることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図8を参照して、実施例に係る遊
技機の一例としてのパチンコ遊技機5が列設される遊技
機設置島台1の構成について説明する。図8は、遊技機
設置島台1の概略斜視図である。図8において、周知の
ように、遊技機設置島台1は、直方体状に枠組み構成さ
れており、その長手方向側面のほぼ中央に多数のパチン
コ遊技機5(図においては、各パチンコ遊技機を区別す
るために5a〜5eという符号を付している)が背向列
設されている。なお、図には、詳細に示さないが、各パ
チンコ遊技機5の間には、玉貸機が挾持されている。ま
た、列設されるパチンコ遊技機5の下部には、獲得した
景品玉を取り出す玉皿を載置する等に利用されるカウン
ター台2が長手方向に沿って突設され、パチンコ遊技機
5の上部には、各パチンコ遊技機5に対応する呼出ラン
プ4が設けられる装飾固定板3が長手方向に沿って張り
付けられている。
【0007】更に、この装飾固定板3の上部に、本実施
例の要部を構成する幕板10(図においては、各幕板を
区別するために10〜10eという符号を付している)
が設けられている。この幕板10は、上辺部を蝶番6
(図1(B)参照)によって固定されているため、開放
自在に設けられている。これは、幕板10の裏面であっ
て遊技機設置島台1の内部に設けられる補給樋(各パチ
ンコ遊技機5に景品玉を補給する樋)でトラブル(玉詰
まり等)が生じたときに素早く処置できるようにするた
めである。また、幕板10は、通常パチンコ遊技機5の
2台分に相当する長さを有するように設定されるものが
多いが、必ずしも2台分でなくても1台分又は3台分に
相当する長さに設定しても良い。
【0008】上記した幕板10のより詳細な構造につい
て図1を参照して説明する。図1(A)は、幕板10の
正面図であり、図1(B)は、幕板10の断面図であ
る。図において、幕板10は、前後が貫通する横長な枠
板11の前方を透明板12で、後方を装飾板15でそれ
ぞれ閉塞し、透明板12と装飾板15とによって形成さ
れる空間の上下に蛍光管17a,17bが設けられてい
る。また、透明板12の前面には、その周囲を囲むよう
に有色不透明な装飾フィルム13が貼付されていると共
に、該装飾フィルム13の内側に長方形状のホログラム
フィルム14が貼付されている。このホログラムフィル
ム14は、ホログラフィー印刷により図柄が形成された
図柄薄膜であり、そのホログラフィー印刷による図柄
は、通常時正面から見ると透明であって、設計時に予め
定められた角度からの光に反応して視認できるように構
成されるものである。また、装飾板15の表面には、図
柄15aが描かれるが、図柄15aは、白色無地であっ
てもよい。
【0009】しかして、本実施例においては、ホログラ
ムフィルム14に描かれるホログラフィ図柄12aは、
図1(A)に示すように、「山から月が出た図柄」が形
成されており、前記蛍光管17a,17bが点灯された
ときにホログラフィ図柄12aが視認され、蛍光管17
a,17bが消灯されているときには、内部が透視で
き、したがって装飾板15の前面に描かれた図柄15a
を視認することとなる。なお、ホログラムフィルム14
を貼付することに代えて、透明板12の表面又は裏面に
直接ホログラフィー印刷を施して図柄を形成しても良
い。また、透明板12は、通常のガラス板又は透明樹脂
板でも良いが、ホログラムフィルム14に描かれる図柄
をより鮮明に視認するために反射率の低い低反射ガラス
板又は低反射透明樹脂板であることが望ましい。
【0010】上記したように、本実施例においては、遊
技機設置島台1上部の幕板10を透明板12で構成する
と共に、光を照射したときに通常時と異なる図柄を視認
し得るホログラムフィルム14を透明板12に形成し、
ホログラムフィルム14の後面から光を照射する蛍光管
17a,17bを透明板12の後方に設けたので、蛍光
管17a,17bが点灯駆動されたときに今まで視認で
きなかったホログラムフィルム14に描かれた図柄12
aが遊技者に視認されるので、装飾が変化し装飾効果を
高めることができる。
【0011】なお、上記した実施例では、図柄薄膜とし
てホログラフィー印刷によって図柄12aが描かれたホ
ログラムフィルム14を示したが、自然光のもとでは白
色又は有色で、ブラックライトから発せられる紫外線が
照射されたときに有色発光する特殊発光体塗料によって
図柄を描いた図柄フィルムであってもよい。しかして、
このような図柄フィルムにあっては、ブラックライトが
点灯されると、白色又は有色の図柄が異なる色彩に有色
発光をするので、図柄フィルムに描かれた図柄が通常時
の色彩と異なって遊技者に視認されることとなり、装飾
が変化し装飾効果を高めることができる。
【0012】上記した実施例では、蛍光管17a,17
bの駆動について、特に説明しなかったが、基本的に
は、開店時から閉店時まで連続的に蛍光管17a,17
bを点灯させてホログラムフィルム14の図柄を視認さ
せても良いし、あるいは図2に示すように、遊技場に設
置される集中管理装置19やパチンコ遊技機5から導出
される駆動信号に基づいて駆動するようにしても良い。
そこで、集中管理装置19やパチンコ遊技機5から導出
される信号に基づいて駆動される場合について、図2乃
至図4を参照して説明する。図2は、幕板10とパチン
コ遊技機5と集中管理装置19との関係を示すブロック
図であり、図3は、蛍光管17a,17bの作用を示す
幕板10の正面図であり、図4は、パチンコ遊技機5と
蛍光管17a,17bとの関係を示すタイムチャートで
ある。
【0013】図2において、1つの幕板10は、2台の
パチンコ遊技機5に対応するように設けられているが、
各幕板10の内部には、蛍光管17a,17bを制御す
る蛍光管制御部18が設けられ、該蛍光管制御部18
は、蛍光管制御部収納ボックス16(図8及び図1
(B)を参照)に収納されて前記装飾板15の裏面に取
り付けられている。また、蛍光管制御部18は、集中管
理装置19又は/及びパチンコ遊技機5から信号が入力
され、その入力信号に基づいて蛍光管17a,17bに
駆動信号を導出するようになっている。
【0014】また、図3に示すように、幕板10の透明
板12に貼付されるホログラムフィルム14に描かれる
図形としては、前述した実施例と同様な「山から月が出
た」図柄12a(以下、絵柄図形12aという)と、
「LUCKY」という文字図柄12b(以下、文字図形
12bという)とがあり、このうち、絵柄図形12a
は、下部の蛍光管17bが点灯されたときにのみ視認さ
れるようになっており、文字図形12bは、上部の蛍光
管17aが点灯されたときにのみ視認されるようになっ
ている。
【0015】しかして、図4に示すように、1つの幕板
10に対応する2台のパチンコ遊技機5a,5bのう
ち、いずれか一方の遊技状態が後に詳述する大当り遊技
状態となっている場合には、上部蛍光管17aが点灯し
て下部蛍光管17bが消灯される。このため、幕板10
には、文字図形12bが視認され、絵柄図形12aは、
視認できない状態となっている(図3(A)の状態)。
一方、両方のパチンコ遊技機5a,5bが共に通常の遊
技状態であるときには、上部蛍光管17aが消灯して下
部蛍光管17bが点灯されているので、絵柄図形12a
が視認され、文字図形12bは、視認できない状態とな
っている。なお、通常の遊技状態が継続している間で
も、定時間間隔で上部蛍光管17aを微少時間点灯する
ことにより、絵柄図形12aと文字図形12bとが重複
して両方視認することができる状態となっている(図3
(B)の状態)。
【0016】このように、蛍光管17a,17bを遊技
状態に関連づけて駆動することにより、幕板10におけ
る装飾を大幅に変化させて装飾効果を向上させることが
できるばかりでなく、パチンコ遊技機5の遊技状態を遊
技者を含む多くの遊技客に報知することができる。な
お、パチンコ遊技機5からの大当り信号を、蛍光管制御
部18に直接送っても良いが、集中管理装置19を介し
て蛍光管制御部18に間接的に送っても良い。
【0017】また、遊技の進行と関係のない信号を集中
管理装置19から蛍光管制御部18に送って、蛍光管1
7a,17bを点灯制御しても良い。例えば、図5のタ
イムチャートに示すように、遊技場が定めた特定のサー
ビスを提供する時間帯であるタイムサービス時において
は、上部蛍光管17aを点灯して下部蛍光管17bを消
灯して、文字図形12bを視認せしめる一方、絵柄図形
12aを視認できないようにしても良い。
【0018】更に、2台のパチンコ遊技機5で1つの幕
板10を併用することが多いが、この場合、個々のパチ
ンコ遊技機5の遊技状態と幕板10との図柄変化を対応
させても良い。そのような例について、図6及び図7を
参照して説明する。図6は、幕板10の正面図であり、
図7は、2台のパチンコ遊技機5a,5bと蛍光管17
c〜17dとの関係を示すタイムチャートである。図6
において、幕板10の透明板12に貼付されるホログラ
ムフィルム14に描かれる図形としては、前述した実施
例と同様な「山から月が出た」図柄12a(以下、絵柄
図形12aという)と、「LUCKY」という左右上部
の2つの文字図柄12c,12d(以下、文字図形12
c,12dという)とがあり、このうち、絵柄図形12
aは、下部の蛍光管17e,17fが点灯されたときに
のみ視認されるようになっており、右文字図形12c
は、その上部に位置する右上部蛍光管17cが点灯され
たときにのみ視認され、左文字図形12dは、その上部
に位置する左上部蛍光管17dが点灯されたときにのみ
視認されるようになっている。
【0019】しかして、下部蛍光管17e,17fは、
2台のパチンコ遊技機5a,5bの遊技状態に関係な
く、常時点灯しているので、絵柄図形12aは、常時視
認される状態にあるが、左右上部蛍光管17c,17d
は、それぞれパチンコ遊技機5a,5bに対応してい
る。このため、図7に示すように、一方のパチンコ遊技
機5aが大当り遊技状態となったときには、右上部蛍光
管17cが点灯されるので、右文字図柄12cが視認さ
れる状態(図6に示す状態)であり、他方のパチンコ遊
技機5bが大当り遊技状態となったときには、左上部蛍
光管17dが点灯されるので、左文字図柄12dが視認
される状態となる。このように、蛍光管17c,17d
を個々のパチンコ遊技機5a,5bに対応させることに
より、幕板10における装飾を大幅に変化させて装飾効
果を向上させることができるばかりでなく、個々のパチ
ンコ遊技機5a,5bの遊技状態を遊技者を含む多くの
遊技客に報知することができる。
【0020】次に、前記幕板10に設けられる蛍光管1
7a〜17dを駆動させる大当り遊技状態等の遊技状態
に生起せしめる遊技内容を有するパチンコ遊技機5の具
体的な一例を図9乃至図14を参照して以下に説明す
る。図9は、パチンコ遊技機5の遊技盤20の正面図で
あり、図10は、遊技盤20に設けられる可変入賞球装
置25の斜視図であり、図11は、遊技盤20に設けら
れる可変表示装置60の正面図であり、図12は、可変
表示装置60のドラム装置部72の斜視図であり、図1
3は、可変表示装置60の回転ドラム75a〜75cの
表面に描かれる識別情報を示す展開図であり、図14
は、遊技動作を制御する遊技制御回路のブロック図であ
る。
【0021】図において、遊技盤20の表面には、発射
された打玉を誘導するための誘導レール21がほぼ円状
に植立され、該誘導レール21で区画された領域が遊技
領域22を構成している。遊技領域22のほぼ中央上部
には、複数(3つ)の回転ドラム75a〜75cを有す
る可変表示装置60が配置されている。可変表示装置6
0は、本実施例の要部を構成するものであり、その詳細
な構成は、後に詳述する。
【0022】可変表示装置60の下方には、前記回転ド
ラム75a〜75cの回転を許容する始動入賞口23が
設けられている。この始動入賞口23に入賞した入賞玉
は、遊技盤20の裏面に導かれて始動入賞玉検出器24
によって検出される。なお、始動入賞口23への入賞に
基づく可変表示装置60の回転は、所定回数(例えば、
4回)記憶され、その旨が可変表示装置60に設けられ
る始動記憶LED69によって表示されるようになって
いる。
【0023】前記可変表示装置60の下方に入賞領域2
7を有する可変入賞球装置25が設けられている。可変
入賞球装置25は、前記遊技盤20に取り付けられる取
付基板26を有し、その取付基板26の上部に長方形状
の前記入賞領域27が開設されている。この入賞領域2
7には、図10に示すように、下端両サイドを軸支し
て、取付基板26に対して垂直方向に開閉自在とされる
開閉板28によって塞がれている。この開閉板28は、
開閉板用ソレノイド29(図9参照)によって開閉制御
され、開成中には、遊技盤20の表面を落下する打玉を
受止めて入賞領域27に導き入賞玉とする。また、入賞
領域27の内部は、3つに区画され、その中央に特定入
賞領域30が形成され、その左右に通常入賞領域31
a,31bが形成されている。特定入賞領域30には、
特定玉検出器32が設けられ、また、通常入賞領域31
a,31bにも入賞玉検出器33a,33bが設けられ
ている。
【0024】ところで、開閉板28の裏面には、前記特
定入賞領域30に対応する位置に1個の打玉を受け入れ
る貯留凹部34が形成され、該貯留凹部34の下端に貯
留片35が突設され、左右に誘導片36a,36bが突
設されている。しかして、開閉板28によって受け入れ
られた打玉は、貯留片35によって特定入賞領域30へ
の侵入を一時的に阻止されて貯留凹部34と貯留片35
とによって停留され、以後の打玉は、その停留されてい
る打玉に衝突して誘導片36a,36bによって通常入
賞領域31a,31bに導かれる。しかし、開閉板28
が閉じると貯留片35によって停留されていた打玉が特
定入賞領域30に導かれることとなり、最終的には、停
留玉が存在すれば、後述する継続権が成立することにな
る。
【0025】なお、入賞領域27の後面壁には、その中
央に打玉が特定入賞領域30に入賞して特定玉検出器3
2をONしたときに、継続権が成立した旨を報知するV
表示LED37が設けられ、その一側に特定遊技状態に
おける開閉板28の開放回数を表示する開成回数表示器
38が設けられている。また、入賞領域27の下方の取
付基板26には、特定玉検出器32及び入賞玉検出器3
3a,33bで検出された打玉数を表示する個数表示L
ED39が設けられている。更に、可変入賞球装置25
の取付基板26の左右部には、通常の入賞口40a,4
0bが一体的に形成され、入賞口40a,40bの外側
にアタッカーランプ41が設けられている。
【0026】しかして、上記のように構成される可変入
賞球装置25は、以下のように作動する。即ち、打玉が
いずれかの始動入賞口23に入賞して始動入賞玉検出器
24をONさせると、可変表示装置60の回転ドラム7
5a〜75cが回転を開始し、一定時間(例えば、5
秒)が経過すると、左側の回転ドラム75aから順次停
止され、すべての回転ドラム75a〜75cの停止時の
識別情報の組み合せが所定の表示態様となったときに大
当り遊技状態となる。そして、この大当り遊技状態にお
いては、可変入賞球装置25の開閉板28が所定期間
(例えば、20秒経過するまで、あるいは10個の入賞
玉が発生するまで)開放するように設定され、その開放
している間遊技盤20の表面を落下する打玉を受止める
ようになっている。そして、入賞領域27内に設けられ
た特定入賞領域30に入賞すると、再度上記した開放状
態を繰り返し、特定入賞領域30に入賞玉が入賞する毎
に継続権が成立して開放状態を最高16回繰り返すこと
ができるようになっている。
【0027】更に、遊技盤20の表面には、前記可変表
示装置60の上部左右側方に風車ランプ42a,42b
が設けられ、下部側方に入賞口43a,43bが設けら
れている。また、前記風車ランプ42a,42bは、前
記大当り遊技状態時や始動入賞時等に点灯又は点滅して
その旨を報知するものであり、同様な機能を有するもの
として、遊技領域22の左右にサイドランプ44a,4
4bが設けられている。上記した入賞口43a,43b
とサイドランプ44a,44bとは、遊技領域22の左
右両側であってその中央やや上部から前記可変入賞球装
置25の取付基板26に達する範囲の遊技盤20の表面
を覆うサイド装飾板46a,46bに一体的に設けられ
ている。このように遊技領域22の両サイドをサイド装
飾板46a,46bで覆うことにより、その覆われた範
囲に多数の障害釘を打たなくても良いので、遊技盤20
の製造コストを大幅に下げることができる一方、遊技領
域22の両サイドは、あまり打玉が流下する範囲ではな
いので、障害釘を打たなくても遊技内容への影響も少な
く、上記のように構成することによる実害はない。ただ
し、数少ない流下玉に変化を与える意味で、サイド装飾
板46a,46bの表面に凹凸を形成することが望まし
い。なお、図示の実施例では、サイド装飾板46a,4
6bの下方部に袖ランプ45a,45bが内蔵され、該
袖ランプ45a,45bの前面が若干突出して形成さ
れ、打玉の流路に変化を与えるようになっている。
【0028】なお、遊技領域22の入口部分の内側誘導
レール21の上端には、遊技領域22に到達した打玉が
逆流しないようにするため、逆流防止装置49が取り付
けられている。また、遊技盤20の表面の最下方には、
上記したいずれの入賞領域にも入賞しなかった打玉が遊
技盤20の後方に導かれるアウト口48が設けられてい
る。また、誘導レール21の外周に沿ってレール飾りラ
ンプ47が設けられ、更に、図示しないがパチンコ遊技
機の前面上部には、遊技効果ランプ50が設けられると
共に遊技の進行に応じて効果音を発生するスピーカー5
1(共に図14のブロック図に符号のみ表示)も設けら
れている。
【0029】次に、可変表示装置60について説明す
る。可変表示装置60は、前記遊技盤20の表面に取り
付けられる取付基板61と、遊技盤20の裏面に取り付
けられる回転ドラムユニット74a〜74cを含むドラ
ム装置部72とに分けられる。まず、まず遊技盤20の
表面に取り付けられる取付基板61には、長方形状の窓
開口62が開設され、該窓開口62に透明レンズカバー
71が取り付けられ、その透明レンズカバー71の後方
に回転ドラム75a〜75cの外周に形成される識別情
報が視認できるようになっている。この透明レンズカバ
ー71は、3つの回転ドラム75a〜75cの表面に描
かれた識別情報(図柄)が3つ分見えるような大きさに
選ばれていると共に、識別情報がより大きく見えるよう
にレンズ状に形成されている。また、取付基板61の上
部には、通常の入賞口63が突設形成されているが、該
入賞口63の下方にワープ入口65が設けられている。
このワープ入口65に入った打玉は、取付基板61の左
右に形成されたワープ通路66a,66bを通って窓開
口62の下縁左右に形成されたワープ出口67a,67
bに放出され、最終的に取付基板61の下部中央に形成
された放出口68から再度遊技領域22に放出されるよ
うになっている。しかして、放出口68の下方には、図
9に示すように始動入賞口23が配置されるので、ワー
プされた打玉が、始動入賞口23に入賞し易くなってい
る。
【0030】また、上記したワープ入口65の上部に
は、飾りLED64が設けられ、下部に始動記憶LED
69が設けられている。飾りLED64は、0〜9まで
の符号のついた10個のLEDから構成され、大当り遊
技状態となったときに所定のランダム数から抽出される
値に対応するLEDが点灯するようになっている。そし
て、飾りLED64は、大当り遊技状態の発生に関連し
ていずれか1つがランダムに点灯表示されるもので、遊
技内容には、直接関係しないが、遊技場が所定のサービ
ス(例えば、大当り遊技状態で獲得した多量の景品玉を
使用して継続して遊技を行うことを許可するサービス)
を提供する場合に使用できる。例えば、「7」の飾りL
ED64で点灯停止したときに所定のサービスを提供す
るようにすれば良い。また、始動記憶LED69は、前
記したように始動入賞口23に入賞した打玉のうち記憶
したものを表示するものである。更に、図9に示すよう
に、前記ワープ通路66a,66bの後方には、透明レ
ンズカバー71を通して見える縦横3つの識別情報によ
って構成される5本の当りラインを表示するライン表示
LED70が設けられている。本実施例における当りラ
インは、図示するように、上段水平の当りライン1と、
右下がり対角線の当りライン2と、中断水平の当りライ
ン3と、右上り対角線の当りライン4と、下段水平の当
りライン5と、があり、いずれかの当りライン上に所定
の識別情報(大当り図柄という場合がある)が並んだと
きに大当りとなって大当り遊技状態を生起せしめる。
【0031】なお、本実施例における3つの回転ドラム
75a〜75cの外周面に描かれる識別情報は、図13
に示すように、全部で21個あり、大当り図柄として
「7(赤)」「7(青)」「FEVER(以下、FVと
略称)」「トランプのキング(以下、Kと略称)」「ト
ランプのクィーン(以下、Qと略称)」「トランプのジ
ャック(以下、Jと略称)」「トランプのエース(以
下、Aと略称)」「トランプのジョーカー(以下、JK
と略称)」の8種類と、外れ図柄として各列75a〜7
5cに13個の「ハートマーク」「スペードマーク」
「ダイヤマーク」がそれぞれ描かれている。そして、上
記した同一の大当り図柄が前記した当りライン1〜5の
いずれかに並んだときに大当りとなるが、すべての大当
り配列パターンは、予め所定のランダム数に対応させて
あり、始動入賞時にそのランダム数の中から1つの値を
抽出することにより、どの大当り図柄がどの当りライン
に並ぶかが決定される。
【0032】一方、可変表示装置60のドラム装置部7
2は、図12に示すように、ドラム装置収納体73と3
つの回転ドラムユニット74a〜74cとから構成され
る。ドラム装置収納体73は、前方が開放した箱状に形
成され、その前方の開口から3つの回転ドラムユニット
74a〜74cを挿入支持することができるようになっ
ている。一方、回転ドラムユニット74a〜74cは、
回転ドラム75a〜75cと該回転ドラム75a〜75
cを回転駆動するドラムモータ77a〜77c(ただ
し、77aのみ表示;ステッピングモータで構成)が固
着される固定板76a〜76cとから構成される。回転
ドラム75a〜75cは、図13に示す複数の識別情報
(図柄)がその外周面に形成されている。
【0033】上記した回転ドラム75a〜75cを回転
駆動するドラムモータ77a〜77cが取り付けられる
固定板76a〜76cには、その中央に固着されるドラ
ムモータ77a〜77cの外周を覆うようにプリント配
線基板78a〜78c(ただし、78aのみ表示)が固
着されている。このプリント配線基板78a〜78cに
は、その前方に複数のドラムランプ79a〜79cが植
立されている。このドラムランプ79a〜79cは、遊
技者に視認し得る3つの識別情報を後方から照射するも
のである。なお、前記ドラムモータ77a〜77cの内
部には、停止すべき識別情報を判別するためにドラムセ
ンサ80a〜80c(図示しない;ただし図14のブロ
ック図に符号のみ表示)を内蔵している。
【0034】上記のように構成される遊技盤20の遊技
装置は、図14に示す遊技制御回路によって制御され
る。遊技動作は、MPU、ROM、RAM、入出力回路
を含むメインの基本回路81によって制御される。ま
た、可変表示装置60は、基本回路81によって制御さ
れるサブの基本回路82によって制御される。しかし
て、メイン基本回路81には、スイッチ入力回路83を
介して入賞玉検出器33a,33b(10カウントスイ
ッチと表示)、特定玉検出器32(特定領域スイッチと
表示)、及び始動入賞玉検出器24(始動口スイッチと
表示)からの検出信号が入力され、アドレスデコード回
路84からメイン基本回路81にチップセレクト信号が
与えられる。また、電源投入時に初期リセット回路85
からメイン基本回路81にリセット信号が与えられ、所
定時間毎にクロック用リセットパルス発生回路86から
メイン基本回路81及びサブ基本回路82に定期リセッ
ト信号が与えられる。
【0035】一方、メイン基本回路81からは、以下の
装置及び回路に制御信号が与えられる。即ち、音回路8
7を介してスピーカー51に音声信号が与えられ、7セ
グ・LED・ランプ駆動回路88を介して開成回数表示
器38、個数表示LED39、飾りLED64、V表示
LED37、ライン表示LED70、及び始動記憶LE
D69に表示制御信号が与えられ、また、ランプ・ソレ
ノイド・情報出力回路89を介して開閉板用ソレノイド
29、サイドランプ44a,44b、袖ランプ45a,
45b、レール飾りランプ47、アタッカーランプ4
1、遊技効果ランプ50、風車ランプ42a,42b
(総称として飾りランプと表示)が駆動され、大当り情
報95、有効始動情報96、及び蛍光管制御情報97が
外部に導出される。この蛍光管制御情報97が前記蛍光
管制御部18に直接又は集中管理装置19を介して送ら
れて、蛍光管17a〜17dが駆動制御されることとな
る。
【0036】また、前記した可変表示装置60の回転ド
ラム75a〜75cは、専用のサブ基本回路82によっ
て制御されるが、このサブ基本回路82にメイン基本回
路81から制御信号が与えられる。しかして、サブ基本
回路82からは、ドラムランプ回路90を介してドラム
ランプ79a〜79cに駆動信号が与えられ、ドラムモ
ータ回路91を介してドラムモータ77a〜77cに駆
動信号が与えられ、ドラムモータ77a〜77cに内蔵
されるドラムセンサ80a〜80cからは、センサ入力
回路92を介してサブ基本回路82及び基本回路81に
入力信号が送られる。なお、上記したドラムランプ79
a〜79cを除く装置や回路には、電源回路93から各
種の電圧を有する電力が供給され、ドラムランプ79a
〜79cには、ドラムランプ用電源94から所定の電圧
を有する電力が供給されている。
【0037】以上、実施例の構成及び作用について説明
してきたが、本実施例によれば、遊技機設置島台1上部
の幕板10を透明板12で構成すると共に、光を照射し
たときに通常時と異なる図柄を視認し得るホログラムフ
ィルム14を透明板12に形成し、ホログラムフィルム
14の後面から光を照射する蛍光管17a,17bを透
明板12の後方に設けたので、蛍光管17a,17bが
点灯駆動されたときに今まで視認できなかったホログラ
ムフィルム14に描かれた図柄12aが遊技者に視認さ
れるので、装飾が変化し装飾効果を高めることができ
る。特に、蛍光管17a,17bの駆動をパチンコ遊技
機5の遊技状態と関連せしめることにより、幕板10に
おける装飾を大幅に変化させて装飾効果を向上させるこ
とができるばかりでなく、パチンコ遊技機5の遊技状態
を遊技者を含む多くの遊技客に報知することができる。
【0038】なお、遊技機設置島台1に設置し得る遊技
機としては、パチンコ遊技機5に限らず、スロットマシ
ーンやアレンジ式遊技機、あるいはTVゲーム式遊技機
等であっても良い。また、蛍光管17a,17bを駆動
させる遊技状態としても、大当り遊技状態だけでなく、
例えば、回転ドラム75a〜75cの変動中又はリーチ
中、始動入賞時、特定入賞領域30への入賞時、等であ
っても良く、更に、不正遊技を検出したとき等も蛍光管
17a,17bを特有の態様で駆動しても良い。また、
ホログラムフィルムを利用した遊技機設置島台の装飾箇
所も、幕板10だけでなく、島台両端の島端飾り、ある
いは遊技者の視認できる位置であれば、どのような箇所
であっても良い。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、遊技機設置島台上部の幕板を透
視板で構成すると共に、光を照射したときに通常時と異
なる図柄を視認し得る図柄薄膜を透視板に形成し、図柄
薄膜の後面から光を照射する発光源を透視板の後方に設
けたので、発光源が駆動されたときに図柄薄膜に描かれ
た図柄が通常時と異なって遊技者に視認されるので、装
飾が変化し装飾効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、幕板の正面図であり、(B)は、幕
板の断面図である。
【図2】幕板とパチンコ遊技機と集中管理装置との関係
を示すブロック図である。
【図3】蛍光管の作用を示す幕板の正面図である。
【図4】パチンコ遊技機と蛍光管との関係を示すタイム
チャートである。
【図5】営業中における特定のサービスと蛍光管との関
係を示すタイムチャートである。
【図6】他の実施例に係る幕板の正面図である。
【図7】2台のパチンコ遊技機と蛍光管との関係を示す
タイムチャートである。
【図8】実施例に係る遊技機設置島台の概略斜視図であ
る。
【図9】遊技機設置島台に列設されるパチンコ遊技機の
遊技盤の正面図である。
【図10】遊技盤に設けられる可変入賞球装置の斜視図
である。
【図11】遊技盤に設けられる可変表示装置の正面図で
ある。
【図12】可変表示装置のドラム装置部の斜視図であ
る。
【図13】可変表示装置の回転ドラムの表面に描かれる
識別情報を示す展開図である。
【図14】遊技動作を制御する遊技制御回路のブロック
図である。
【符号の説明】
1 遊技機設置島台 5 パチンコ遊技機(遊技機) 6 蝶番 10 幕板 11 枠板 12 透明板 13 装飾フィルム 14 ホログラムフィルム(図柄薄膜) 15 装飾板 17a〜17f 蛍光管 18 蛍光管制御部 19 集中管理装置 20 遊技盤 25 可変入賞球装置 60 可変表示装置 81 メイン基本回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の遊技機が列設される遊技機設置島
    台において、 該遊技機設置島台上部の幕板を透視板で構成すると共
    に、光を照射したときに通常時と異なる図柄を視認し得
    る図柄薄膜を前記透視板に形成し、 前記図柄薄膜の後面から光を照射する発光源を前記透視
    板の後方に設けたことを特徴とする遊技機設置島台。
JP20902193A 1993-07-31 1993-07-31 遊技機設置島台 Pending JPH0739637A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001218895A (ja) * 2000-02-09 2001-08-14 Nippon Pachinko Buhin Kk 遊技機
JP2015107236A (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001218895A (ja) * 2000-02-09 2001-08-14 Nippon Pachinko Buhin Kk 遊技機
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