JP2000189580A - 可変表示装置 - Google Patents
可変表示装置Info
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- JP2000189580A JP2000189580A JP2000051988A JP2000051988A JP2000189580A JP 2000189580 A JP2000189580 A JP 2000189580A JP 2000051988 A JP2000051988 A JP 2000051988A JP 2000051988 A JP2000051988 A JP 2000051988A JP 2000189580 A JP2000189580 A JP 2000189580A
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- Japan
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- drum
- display device
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- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大当りに係る識別情報と外れに係る識別情報
とが異なるように視認でき、もって遊技者の注意を引き
付けることができる可変表示装置を提供する。 【構成】 回転ドラム70の外周面を凹凸状に形成する
と共に、その凸状表示部73aに大当りに係る識別情報
を表示し、その凹状表示部73bに外れに係る識別情報
を表示したため、外れ識別情報に比べ大当り識別情報を
強調して表示することができ、識別情報に遊技者の注意
を引き付けることができる。
とが異なるように視認でき、もって遊技者の注意を引き
付けることができる可変表示装置を提供する。 【構成】 回転ドラム70の外周面を凹凸状に形成する
と共に、その凸状表示部73aに大当りに係る識別情報
を表示し、その凹状表示部73bに外れに係る識別情報
を表示したため、外れ識別情報に比べ大当り識別情報を
強調して表示することができ、識別情報に遊技者の注意
を引き付けることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、その外周面に大当
りと外れに係る複数の識別情報を有する回転ドラムを備
えた可変表示装置に関するものである。
りと外れに係る複数の識別情報を有する回転ドラムを備
えた可変表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】その外周面に大当りと外れに係る複数の
識別情報を有する回転ドラムを備えた遊技機(例えば、
弾球遊技機やスロットマシーン等)の可変表示装置にお
いては、回転ドラムの外周に複数の図柄が描かれたシー
ルを貼付したり、あるいは直接複数の図柄を印刷したり
描いたりして形成されるものがほとんどであった。
識別情報を有する回転ドラムを備えた遊技機(例えば、
弾球遊技機やスロットマシーン等)の可変表示装置にお
いては、回転ドラムの外周に複数の図柄が描かれたシー
ルを貼付したり、あるいは直接複数の図柄を印刷したり
描いたりして形成されるものがほとんどであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、遊技者から
見た場合に大当りに係る識別情報も外れに係る識別情報
も同じように見え、識別情報に遊技者の注意を引き付け
る点で不十分であった。本発明は、上記した事情に鑑み
なされたもので、その目的とするところは、大当りに係
る識別情報と外れに係る識別情報とが異なるように視認
でき、もって遊技者の注意を引き付けることができる可
変表示装置を提供することにある。
見た場合に大当りに係る識別情報も外れに係る識別情報
も同じように見え、識別情報に遊技者の注意を引き付け
る点で不十分であった。本発明は、上記した事情に鑑み
なされたもので、その目的とするところは、大当りに係
る識別情報と外れに係る識別情報とが異なるように視認
でき、もって遊技者の注意を引き付けることができる可
変表示装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、その外周面に大当りと外れ
に係る複数の識別情報を有する回転ドラムを備えた可変
表示装置において、前記回転ドラムの外周面を凹凸状に
形成すると共に、その凸状表示部に前記大当りに係る識
別情報を表示し、その凹状表示部に前記外れに係る識別
情報を表示したことを特徴とするものである。
ために、本発明においては、その外周面に大当りと外れ
に係る複数の識別情報を有する回転ドラムを備えた可変
表示装置において、前記回転ドラムの外周面を凹凸状に
形成すると共に、その凸状表示部に前記大当りに係る識
別情報を表示し、その凹状表示部に前記外れに係る識別
情報を表示したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】回転ドラムの外周面を凹凸状に形成すると共
に、その凸状表示部に大当りに係る識別情報を表示し、
その凹状表示部に外れに係る識別情報を表示したため、
外れ識別情報に比べ大当り識別情報を強調して表示する
ことができ、識別情報に遊技者の注意を引き付けること
ができる。
に、その凸状表示部に大当りに係る識別情報を表示し、
その凹状表示部に外れに係る識別情報を表示したため、
外れ識別情報に比べ大当り識別情報を強調して表示する
ことができ、識別情報に遊技者の注意を引き付けること
ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図6を参照して、実
施形態に係る遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の遊
技盤1の構成について説明する。図6は、遊技盤1の拡
大正面図である。図において、遊技盤1の表面には、発
射された打玉を誘導するための誘導レール2がほぼ円状
に植立され、該誘導レール2で区画された領域が遊技領
域3を構成している。遊技領域3のほぼ中央上部には、
複数(3つ)の回転ドラム50(それぞれを区別するた
めに左から順に50a〜50cの符号を付与している)
を有する可変表示装置30が配置されている。可変表示
装置30は、本実施形態の要部を構成するものであり、
その詳細な構成は、後に詳述する。
実施形態について説明する。まず、図6を参照して、実
施形態に係る遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の遊
技盤1の構成について説明する。図6は、遊技盤1の拡
大正面図である。図において、遊技盤1の表面には、発
射された打玉を誘導するための誘導レール2がほぼ円状
に植立され、該誘導レール2で区画された領域が遊技領
域3を構成している。遊技領域3のほぼ中央上部には、
複数(3つ)の回転ドラム50(それぞれを区別するた
めに左から順に50a〜50cの符号を付与している)
を有する可変表示装置30が配置されている。可変表示
装置30は、本実施形態の要部を構成するものであり、
その詳細な構成は、後に詳述する。
【0007】可変表示装置30の下方には、前記回転ド
ラム50の回転を許容する始動入賞口4が設けられてい
る。この始動入賞口4に入賞した入賞玉は、遊技盤1の
裏面に導かれて始動入賞玉検出器5によって検出され
る。なお、始動入賞口4への入賞に基づく可変表示装置
30の回転は、所定回数(例えば、4回)記憶され、そ
の旨が可変表示装置30に設けられる始動記憶LED3
8によって表示されるようになっている。
ラム50の回転を許容する始動入賞口4が設けられてい
る。この始動入賞口4に入賞した入賞玉は、遊技盤1の
裏面に導かれて始動入賞玉検出器5によって検出され
る。なお、始動入賞口4への入賞に基づく可変表示装置
30の回転は、所定回数(例えば、4回)記憶され、そ
の旨が可変表示装置30に設けられる始動記憶LED3
8によって表示されるようになっている。
【0008】前記可変表示装置30の下方に可変入賞球
装置6が設けられている。可変入賞球装置6は、前記遊
技盤1に取り付けられる取付基板を有し、その取付基板
に開設される入賞領域が取付基板に対して垂直方向に開
閉自在とされる開閉板7によって塞がれている。この開
閉板7は、開閉板用ソレノイド8によって開閉制御さ
れ、開成中には、遊技盤1の表面を落下する打玉を受止
めて入賞領域内に導き入賞玉とする。また、入賞領域の
内部は、3つに区画され、その中央に特定入賞領域9が
形成され、その左右に通常入賞領域が形成されている。
特定入賞領域9には、特定玉検出器10が設けられ、ま
た、通常入賞領域にも入賞玉検出器11a,11bが設
けられている。なお、入賞領域8の後面壁には、その一
側に特定遊技状態における開閉板7の開放回数を表示す
る開成回数表示器12が設けられている。また、開閉板
7の下方には、特定玉検出器10及び入賞玉検出器11
a,11bで検出された打玉数を表示する個数表示LE
D13が設けられている。更に、可変入賞球装置6の取
付基板の左右部には、通常の入賞口14a,14bが一
体的に形成され、入賞口14a,14bの外側にチャッ
カーランプ15が設けられている。このチャッカーラン
プ15は、遊技領域3の両サイドを落下する打玉が衝突
してその流路を変更する衝突凸部16によって覆われて
いる。
装置6が設けられている。可変入賞球装置6は、前記遊
技盤1に取り付けられる取付基板を有し、その取付基板
に開設される入賞領域が取付基板に対して垂直方向に開
閉自在とされる開閉板7によって塞がれている。この開
閉板7は、開閉板用ソレノイド8によって開閉制御さ
れ、開成中には、遊技盤1の表面を落下する打玉を受止
めて入賞領域内に導き入賞玉とする。また、入賞領域の
内部は、3つに区画され、その中央に特定入賞領域9が
形成され、その左右に通常入賞領域が形成されている。
特定入賞領域9には、特定玉検出器10が設けられ、ま
た、通常入賞領域にも入賞玉検出器11a,11bが設
けられている。なお、入賞領域8の後面壁には、その一
側に特定遊技状態における開閉板7の開放回数を表示す
る開成回数表示器12が設けられている。また、開閉板
7の下方には、特定玉検出器10及び入賞玉検出器11
a,11bで検出された打玉数を表示する個数表示LE
D13が設けられている。更に、可変入賞球装置6の取
付基板の左右部には、通常の入賞口14a,14bが一
体的に形成され、入賞口14a,14bの外側にチャッ
カーランプ15が設けられている。このチャッカーラン
プ15は、遊技領域3の両サイドを落下する打玉が衝突
してその流路を変更する衝突凸部16によって覆われて
いる。
【0009】しかして、上記のように構成される可変入
賞球装置6は、以下のように作動する。即ち、打玉がい
ずれかの始動入賞口4に入賞して始動入賞玉検出器5を
ONさせると、可変表示装置30の回転ドラム50が回
転を開始し、一定時間(例えば、5秒)が経過すると、
左側の回転ドラム50aから順次停止され、すべての回
転ドラム50の停止時の識別情報の組み合せが所定の表
示態様となったときに特定遊技状態となる。そして、こ
の特定遊技状態においては、可変入賞球装置6の開閉板
7が所定期間(例えば、20秒経過するまで、あるいは
10個の入賞玉が発生するまで)開放するように設定さ
れ、その開放している間遊技盤1の表面を落下する打玉
を受止めるようになっている。そして、入賞領域内に設
けられた特定入賞領域9に入賞すると、再度上記した開
放状態を繰り返し、特定入賞領域9に入賞玉が入賞する
毎に継続権が成立して開放状態を最高16回繰り返すこ
とができるようになっている。
賞球装置6は、以下のように作動する。即ち、打玉がい
ずれかの始動入賞口4に入賞して始動入賞玉検出器5を
ONさせると、可変表示装置30の回転ドラム50が回
転を開始し、一定時間(例えば、5秒)が経過すると、
左側の回転ドラム50aから順次停止され、すべての回
転ドラム50の停止時の識別情報の組み合せが所定の表
示態様となったときに特定遊技状態となる。そして、こ
の特定遊技状態においては、可変入賞球装置6の開閉板
7が所定期間(例えば、20秒経過するまで、あるいは
10個の入賞玉が発生するまで)開放するように設定さ
れ、その開放している間遊技盤1の表面を落下する打玉
を受止めるようになっている。そして、入賞領域内に設
けられた特定入賞領域9に入賞すると、再度上記した開
放状態を繰り返し、特定入賞領域9に入賞玉が入賞する
毎に継続権が成立して開放状態を最高16回繰り返すこ
とができるようになっている。
【0010】更に、遊技盤1の表面には、前記可変表示
装置30の上部左右側方に風車ランプ17a,17bが
設けられ、下部側方に入賞口18a,18bが設けられ
ている。また、前記風車ランプ17a,17bは、前記
特定遊技状態時や始動入賞時等に点灯又は点滅してその
旨を報知するものであり、同様な機能を有するものとし
て、遊技領域3の左右にサイドランプ19a,19bが
設けられている。上記した入賞口18a,18bとサイ
ドランプ19a,19bとは、遊技領域3の左右両側で
あってその中央やや上部から前記可変入賞球装置6の取
付基板に達する範囲の遊技盤1の表面を覆うサイド装飾
板21a,21bに一体的に設けられている。このよう
に遊技領域3の両サイドをサイド装飾板21a,21b
で覆うことにより、その覆われた範囲に多数の障害釘を
打たなくても良いので、遊技盤1の製造コストを大幅に
下げることができる一方、遊技領域3の両サイドは、あ
まり打玉が流下する範囲ではないので、障害釘を打たな
くても遊技内容への影響も少なく、上記のように構成す
ることによる実害はない。ただし、数少ない流下玉に変
化を与える意味で、サイド装飾板21a,21bの表面
に凹凸を形成することが望ましい。例えば、入賞口18
a,18bの下方に湾曲状の誘導凸部22a,22bを
設けることにより、入賞口18a,18bの外側を落下
する打玉A,Bを誘導凸部22a,22bで誘導して可
変入賞球装置6の前記衝突凸部16に衝突させ、その
後、誘導レール2に沿ってアウト口24に導く流路を形
成することができる。また、この場合、誘導凸部22
a,22bを流下する勢いが良い打玉は、前記入賞口1
4a,14bに入賞する場合もある。なお、図示の実施
形態では、サイド装飾板21a,21bの下方部に袖ラ
ンプ20a,20bが内蔵され、該袖ランプ20a,2
0bの前面が若干突出して形成され、打玉の流路に変化
を与えるようになっている。
装置30の上部左右側方に風車ランプ17a,17bが
設けられ、下部側方に入賞口18a,18bが設けられ
ている。また、前記風車ランプ17a,17bは、前記
特定遊技状態時や始動入賞時等に点灯又は点滅してその
旨を報知するものであり、同様な機能を有するものとし
て、遊技領域3の左右にサイドランプ19a,19bが
設けられている。上記した入賞口18a,18bとサイ
ドランプ19a,19bとは、遊技領域3の左右両側で
あってその中央やや上部から前記可変入賞球装置6の取
付基板に達する範囲の遊技盤1の表面を覆うサイド装飾
板21a,21bに一体的に設けられている。このよう
に遊技領域3の両サイドをサイド装飾板21a,21b
で覆うことにより、その覆われた範囲に多数の障害釘を
打たなくても良いので、遊技盤1の製造コストを大幅に
下げることができる一方、遊技領域3の両サイドは、あ
まり打玉が流下する範囲ではないので、障害釘を打たな
くても遊技内容への影響も少なく、上記のように構成す
ることによる実害はない。ただし、数少ない流下玉に変
化を与える意味で、サイド装飾板21a,21bの表面
に凹凸を形成することが望ましい。例えば、入賞口18
a,18bの下方に湾曲状の誘導凸部22a,22bを
設けることにより、入賞口18a,18bの外側を落下
する打玉A,Bを誘導凸部22a,22bで誘導して可
変入賞球装置6の前記衝突凸部16に衝突させ、その
後、誘導レール2に沿ってアウト口24に導く流路を形
成することができる。また、この場合、誘導凸部22
a,22bを流下する勢いが良い打玉は、前記入賞口1
4a,14bに入賞する場合もある。なお、図示の実施
形態では、サイド装飾板21a,21bの下方部に袖ラ
ンプ20a,20bが内蔵され、該袖ランプ20a,2
0bの前面が若干突出して形成され、打玉の流路に変化
を与えるようになっている。
【0011】なお、遊技領域3の入口部分の内側誘導レ
ール2の上端には、遊技領域3に到達した打玉が逆流し
ないようにするため、逆流防止装置25が取り付けられ
ている。また、遊技盤1の表面の最下方には、上記した
いずれの入賞領域にも入賞しなかった打玉が遊技盤1の
後方に導かれるアウト口24が設けられている。また、
誘導レール2の外周に沿ってレール飾りランプ23が設
けられている。
ール2の上端には、遊技領域3に到達した打玉が逆流し
ないようにするため、逆流防止装置25が取り付けられ
ている。また、遊技盤1の表面の最下方には、上記した
いずれの入賞領域にも入賞しなかった打玉が遊技盤1の
後方に導かれるアウト口24が設けられている。また、
誘導レール2の外周に沿ってレール飾りランプ23が設
けられている。
【0012】次に、本実施形態の要部を構成する可変表
示装置30の構成について図1乃至図6を参照して説明
する。可変表示装置30は、前記遊技盤1の表面に取り
付けられる取付基板31と、遊技盤1の裏面に取り付け
られる複数の回転ドラム装置40を収納するドラム装置
ユニットとに分けられる。そこで、まず遊技盤1の表面
に取り付けられる取付基板31の構成について図6を参
照して説明する。
示装置30の構成について図1乃至図6を参照して説明
する。可変表示装置30は、前記遊技盤1の表面に取り
付けられる取付基板31と、遊技盤1の裏面に取り付け
られる複数の回転ドラム装置40を収納するドラム装置
ユニットとに分けられる。そこで、まず遊技盤1の表面
に取り付けられる取付基板31の構成について図6を参
照して説明する。
【0013】取付基板31には、長方形状の窓開口32
が開設され、該窓開口32に透明レンズカバーが取り付
けられ、その透明レンズカバーの後方に回転ドラム50
の外周に形成される識別情報が視認できるようになって
いる。この透明レンズカバーは、3つの回転ドラム50
a〜50cの表面に描かれた識別情報(図柄)が3つ分
見えるような大きさに選ばれていると共に、識別情報が
より大きく見えるようにレンズ状に形成されている。ま
た、取付基板31の上部には、通常の入賞口33が突設
形成されているが、該入賞口33の下方にワープ入口3
4が設けられている。このワープ入口34に入った打玉
は、取付基板31の左右に形成されたワープ通路35
a,35bを通って窓開口32の下縁左右に形成された
ワープ出口36a,36bに放出され、最終的に取付基
板31の下部中央に形成された放出口37から再度遊技
領域3に放出されるようになっている。しかして、放出
口37の下方には、始動入賞口4が配置されるので、ワ
ープされた打玉が、始動入賞口4に入賞し易くなってい
る。
が開設され、該窓開口32に透明レンズカバーが取り付
けられ、その透明レンズカバーの後方に回転ドラム50
の外周に形成される識別情報が視認できるようになって
いる。この透明レンズカバーは、3つの回転ドラム50
a〜50cの表面に描かれた識別情報(図柄)が3つ分
見えるような大きさに選ばれていると共に、識別情報が
より大きく見えるようにレンズ状に形成されている。ま
た、取付基板31の上部には、通常の入賞口33が突設
形成されているが、該入賞口33の下方にワープ入口3
4が設けられている。このワープ入口34に入った打玉
は、取付基板31の左右に形成されたワープ通路35
a,35bを通って窓開口32の下縁左右に形成された
ワープ出口36a,36bに放出され、最終的に取付基
板31の下部中央に形成された放出口37から再度遊技
領域3に放出されるようになっている。しかして、放出
口37の下方には、始動入賞口4が配置されるので、ワ
ープされた打玉が、始動入賞口4に入賞し易くなってい
る。
【0014】また、上記したワープ入口34の下部に
は、始動記憶LED38が設けられている。始動記憶L
ED38は、前記したように始動入賞口4に入賞した打
玉のうち記憶したものを表示するものである。更に、前
記ワープ通路35a,35bの後方には、透明レンズカ
バーを通して見える縦横3つの識別情報によって構成さ
れる5本の当りラインを表示するライン表示LED39
が設けられている。本実施形態における当りラインは、
図示するように、上段水平の当りライン1と、右下がり
対角線の当りライン2と、中断水平の当りライン3と、
右上り対角線の当りライン4と、下段水平の当りライン
5と、があり、いずれかの当りライン上に所定の識別情
報(大当り図柄という場合がある)が並んだときに大当
りとなって特定遊技状態を生起せしめる。
は、始動記憶LED38が設けられている。始動記憶L
ED38は、前記したように始動入賞口4に入賞した打
玉のうち記憶したものを表示するものである。更に、前
記ワープ通路35a,35bの後方には、透明レンズカ
バーを通して見える縦横3つの識別情報によって構成さ
れる5本の当りラインを表示するライン表示LED39
が設けられている。本実施形態における当りラインは、
図示するように、上段水平の当りライン1と、右下がり
対角線の当りライン2と、中断水平の当りライン3と、
右上り対角線の当りライン4と、下段水平の当りライン
5と、があり、いずれかの当りライン上に所定の識別情
報(大当り図柄という場合がある)が並んだときに大当
りとなって特定遊技状態を生起せしめる。
【0015】次に、遊技盤1の裏面に設けられる回転ド
ラムユニットの構成について図1乃至図5を参照して説
明する。回転ドラムユニットは、複数個(3個)の回転
ドラム装置40を前面が開放した収納ボックス(図示し
ない)に収納することによって構成されるものである。
そして、収納ボックスに収納される回転ドラム装置40
の構造は、全く同じであるので、以下の説明では、1つ
の回転ドラム装置40について説明する。しかして、図
1は、回転ドラム装置40の断面図と部分拡大断面図で
あり、図2は、回転ドラム装置40の側面図であり、図
3は、回転ドラム50の図柄層の説明図であり、図4
は、異なる図柄層の説明図であり、図5は、異なる形態
の回転ドラム70の側面図と部分断面図である。
ラムユニットの構成について図1乃至図5を参照して説
明する。回転ドラムユニットは、複数個(3個)の回転
ドラム装置40を前面が開放した収納ボックス(図示し
ない)に収納することによって構成されるものである。
そして、収納ボックスに収納される回転ドラム装置40
の構造は、全く同じであるので、以下の説明では、1つ
の回転ドラム装置40について説明する。しかして、図
1は、回転ドラム装置40の断面図と部分拡大断面図で
あり、図2は、回転ドラム装置40の側面図であり、図
3は、回転ドラム50の図柄層の説明図であり、図4
は、異なる図柄層の説明図であり、図5は、異なる形態
の回転ドラム70の側面図と部分断面図である。
【0016】図1及び図2において、回転ドラム装置4
0は、図示しない収納ボックスに固定される固定板41
と、該固定板41の中央に固定されるステッピングモー
タ42と、該ステッピングモータ42の出力軸43に固
定される回転ドラム50とから構成される。また、固定
板41の前方部であって回転ドラム50の内側には、反
射収容部材44に収納支持される蛍光管45が設けられ
ている。この蛍光管45は、前記透明レンズカバーを通
して視認し得る複数(3つ)の識別情報の後方から光を
照射してその装飾効果を高めるものである。
0は、図示しない収納ボックスに固定される固定板41
と、該固定板41の中央に固定されるステッピングモー
タ42と、該ステッピングモータ42の出力軸43に固
定される回転ドラム50とから構成される。また、固定
板41の前方部であって回転ドラム50の内側には、反
射収容部材44に収納支持される蛍光管45が設けられ
ている。この蛍光管45は、前記透明レンズカバーを通
して視認し得る複数(3つ)の識別情報の後方から光を
照射してその装飾効果を高めるものである。
【0017】ところで、回転ドラム50は、前記ステッ
ピングモータ42の出力軸43に嵌合固定される中心軸
部55から放射線状に延びるリールフレーム54の外周
に図柄表示面が構成される外ドラム51と、該外ドラム
51の内側に固定される中ドラム52及び内ドラム53
とが積層状に取り付けられることにより構成されてい
る。より具体的には、図1(C)に示すように、まず、
内ドラム53は、一端部に止め穴60を有する支持部5
9が一体的に形成され、該支持部59の止め穴60を外
ドラム51のリールフレーム54に形成される止め穴6
2に合致させてビス61で螺着することにより片持ち支
持固定される。また、中ドラム52は、一端部に下方に
向かって突設される突片66を有する支持部65が一体
的に形成され、その支持部65の上面を外ドラム51の
内側上部に周設される位置決め規制片63に当接させる
と共に、突片66を内ドラム53の一端部上面に形成さ
れる嵌入凹部64に嵌入することにより片持ち支持固定
される。したがって、内ドラム53は、外ドラム51に
対してビス61で固着されるが、中ドラム52は、外ド
ラム51と内ドラム53とで挾持されるように支持され
るので、回転作動中に移動する可能性もある。これを防
止するために、外ドラム51に突設される位置決め突部
67を中ドラム52に形成される位置決め穴68に嵌入
して、中ドラム52が外ドラム51及び内ドラム53に
対して移動しないようになっている。
ピングモータ42の出力軸43に嵌合固定される中心軸
部55から放射線状に延びるリールフレーム54の外周
に図柄表示面が構成される外ドラム51と、該外ドラム
51の内側に固定される中ドラム52及び内ドラム53
とが積層状に取り付けられることにより構成されてい
る。より具体的には、図1(C)に示すように、まず、
内ドラム53は、一端部に止め穴60を有する支持部5
9が一体的に形成され、該支持部59の止め穴60を外
ドラム51のリールフレーム54に形成される止め穴6
2に合致させてビス61で螺着することにより片持ち支
持固定される。また、中ドラム52は、一端部に下方に
向かって突設される突片66を有する支持部65が一体
的に形成され、その支持部65の上面を外ドラム51の
内側上部に周設される位置決め規制片63に当接させる
と共に、突片66を内ドラム53の一端部上面に形成さ
れる嵌入凹部64に嵌入することにより片持ち支持固定
される。したがって、内ドラム53は、外ドラム51に
対してビス61で固着されるが、中ドラム52は、外ド
ラム51と内ドラム53とで挾持されるように支持され
るので、回転作動中に移動する可能性もある。これを防
止するために、外ドラム51に突設される位置決め突部
67を中ドラム52に形成される位置決め穴68に嵌入
して、中ドラム52が外ドラム51及び内ドラム53に
対して移動しないようになっている。
【0018】ところで、上記のように構成される回転ド
ラム50において、各ドラム51〜53の外周表示面が
所定間隔をおいて形成されることとなり、その外周表示
面にそれぞれ図柄層56〜58が形成されている。これ
らの図柄層56〜58は、例えば、複数の図柄をプリン
トした図柄シールを貼付することにより構成されてい
る。もちろん、他の方法、例えば、転写印刷によってそ
れぞれの外周表示面に図柄層56〜58を形成しても良
い。
ラム50において、各ドラム51〜53の外周表示面が
所定間隔をおいて形成されることとなり、その外周表示
面にそれぞれ図柄層56〜58が形成されている。これ
らの図柄層56〜58は、例えば、複数の図柄をプリン
トした図柄シールを貼付することにより構成されてい
る。もちろん、他の方法、例えば、転写印刷によってそ
れぞれの外周表示面に図柄層56〜58を形成しても良
い。
【0019】しかして、図3(A)に示すように、外ド
ラム51の外図柄層56に「7」の図柄56aを赤色
(どのような色でも良い)で形成し、中ドラム52の中
図柄層57に同じく「7」の図柄57aを明度のやや高
い同色系で形成し、内ドラム53の内図柄層58に同じ
く「7」の図柄58aをさらに明度の高い同色系で形成
し、しかもそれらを積層したときに図3(B)に示すよ
うに、斜め方向にずれるように配置することにより、あ
たかも図柄「7」に影ができたように視認でき、しかも
その影が間隔をおいて形成されるので、遊技者の目に立
体感をもって視認され、今までにない識別情報として遊
技者の注意を引き付けることとなる。
ラム51の外図柄層56に「7」の図柄56aを赤色
(どのような色でも良い)で形成し、中ドラム52の中
図柄層57に同じく「7」の図柄57aを明度のやや高
い同色系で形成し、内ドラム53の内図柄層58に同じ
く「7」の図柄58aをさらに明度の高い同色系で形成
し、しかもそれらを積層したときに図3(B)に示すよ
うに、斜め方向にずれるように配置することにより、あ
たかも図柄「7」に影ができたように視認でき、しかも
その影が間隔をおいて形成されるので、遊技者の目に立
体感をもって視認され、今までにない識別情報として遊
技者の注意を引き付けることとなる。
【0020】また、上記のように各図柄層56〜58に
形成される図柄56a〜58aをずらすのではなく、図
4(A)に示すように、外ドラム51の外図柄層56に
「7」の輪郭図柄56bを形成し、中ドラム52の中図
柄層57に「7」の着色図柄57bを形成し、内ドラム
53の内図柄層58に「CHANCE」の文字図柄58
bを形成し、それらを積層することにより、文字と数字
とが重複した識別情報を視認することができるばかりで
なく、この場合においても各図柄56b〜58bが間隔
をおいて形成されるので、遊技者の目に立体感をもって
視認され、今までにない識別情報として遊技者の注意を
引き付けることとなる。
形成される図柄56a〜58aをずらすのではなく、図
4(A)に示すように、外ドラム51の外図柄層56に
「7」の輪郭図柄56bを形成し、中ドラム52の中図
柄層57に「7」の着色図柄57bを形成し、内ドラム
53の内図柄層58に「CHANCE」の文字図柄58
bを形成し、それらを積層することにより、文字と数字
とが重複した識別情報を視認することができるばかりで
なく、この場合においても各図柄56b〜58bが間隔
をおいて形成されるので、遊技者の目に立体感をもって
視認され、今までにない識別情報として遊技者の注意を
引き付けることとなる。
【0021】上記した実施形態では、回転ドラム50に
おいては、外ドラム51、中ドラム52、内ドラム53
の3層を有するものについて説明したが、図1(B)に
示すように、外ドラム51と内ドラム53との2層にし
たものでも良い。この場合には、位置決め規制片63や
嵌入凹部64及び位置決め突部67は、必要ない。ま
た、図柄層が所定間隔をおいて積層的に構成されていれ
ば良いので、例えば、外ドラムの表面側と裏面側に図柄
層を形成したものや、あるいは図柄層自体の厚みを厚く
してそれらを複数層積層したものでも良い。
おいては、外ドラム51、中ドラム52、内ドラム53
の3層を有するものについて説明したが、図1(B)に
示すように、外ドラム51と内ドラム53との2層にし
たものでも良い。この場合には、位置決め規制片63や
嵌入凹部64及び位置決め突部67は、必要ない。ま
た、図柄層が所定間隔をおいて積層的に構成されていれ
ば良いので、例えば、外ドラムの表面側と裏面側に図柄
層を形成したものや、あるいは図柄層自体の厚みを厚く
してそれらを複数層積層したものでも良い。
【0022】また、上記した実施形態では、複数の識別
情報すべてが所定間隔をおいて形成されるものである
が、図5(A)に示すように、リールフレーム72を有
する内ドラム71の外側に凸表示部73aと凹表示部7
3bとを有する外ドラム73を積層した回転ドラム70
にように構成しても良い。内ドラム71と外ドラム73
との係合は、図5(B)に示すように、外ドラム73の
一端に突設されたフランジ部に係止穴75を形成し、該
係止穴75に内ドラム71の一端に突設された係止爪部
74を係合させることにより簡単に着脱できるように構
成されている。上記のように構成される回転ドラム70
においては、外ドラム73の凸表示部73a及び該凸表
示部73aに対応する内ドラム71の外周表示面に、例
えば、特定遊技状態を生起せしめる大当り図柄を形成
し、外ドラム73の凹表示部73bに、例えば、大当り
図柄以外の外れ図柄を形成する。これにより、遊技者の
最も注目する大当り図柄に対応する識別情報を立体的に
表示し得ると共に大当り図柄に対応する識別情報を強調
して視認させることができるという利点がある。なお、
凹表示部73bに形成される外れ図柄においても、内ド
ラム71の裏面側に外れ図柄に対応する図柄を形成する
ことにより、立体感のある識別情報とすることができる
が、この場合には、凸表示部73aによって構成される
識別情報と比較して図柄層の間隔が小さいので、凸表示
部73aと凹表示部73bに表示される識別情報の奥行
き感が相違し、すべて同じ奥行き感を与える図1に示す
実施形態と違った意味で遊技者の興味を引き付けること
ができる。
情報すべてが所定間隔をおいて形成されるものである
が、図5(A)に示すように、リールフレーム72を有
する内ドラム71の外側に凸表示部73aと凹表示部7
3bとを有する外ドラム73を積層した回転ドラム70
にように構成しても良い。内ドラム71と外ドラム73
との係合は、図5(B)に示すように、外ドラム73の
一端に突設されたフランジ部に係止穴75を形成し、該
係止穴75に内ドラム71の一端に突設された係止爪部
74を係合させることにより簡単に着脱できるように構
成されている。上記のように構成される回転ドラム70
においては、外ドラム73の凸表示部73a及び該凸表
示部73aに対応する内ドラム71の外周表示面に、例
えば、特定遊技状態を生起せしめる大当り図柄を形成
し、外ドラム73の凹表示部73bに、例えば、大当り
図柄以外の外れ図柄を形成する。これにより、遊技者の
最も注目する大当り図柄に対応する識別情報を立体的に
表示し得ると共に大当り図柄に対応する識別情報を強調
して視認させることができるという利点がある。なお、
凹表示部73bに形成される外れ図柄においても、内ド
ラム71の裏面側に外れ図柄に対応する図柄を形成する
ことにより、立体感のある識別情報とすることができる
が、この場合には、凸表示部73aによって構成される
識別情報と比較して図柄層の間隔が小さいので、凸表示
部73aと凹表示部73bに表示される識別情報の奥行
き感が相違し、すべて同じ奥行き感を与える図1に示す
実施形態と違った意味で遊技者の興味を引き付けること
ができる。
【0023】また、上記のように構成される回転ドラム
50、70を複数個収納する回転ドラムユニットに対応
する取付基板(遊技盤1の表面側に取り付けられるも
の)の構成として、図6に示す実施形態では、縦横3個
ずつの識別情報が表示されるものを示したが、例えば、
図7に示すような取付基板81に回転ドラム50、70
を有する回転ドラムユニットを適用させても良い。この
構成を有する可変表示装置80について説明する。可変
表示装置80の取付基板81には、長方形状の窓開口8
2が開設され、該窓開口82に複数の表示透明窓89a
〜89cが形成された表示装飾板88が取り付けられ、
その表示装飾板88の後方に回転ドラム50の外周に形
成される識別情報が表示透明窓89a〜89cを通して
視認できるようになっている。また、取付基板81の上
部には、ワープ入口83が設けられている。このワープ
入口83に入った打玉は、取付基板81の左右に形成さ
れたワープ通路84a,84bを通って窓開口82の下
縁左右に形成されたワープ出口85a,85bに放出さ
れ、該ワープ出口85a,85bから内側に向かって突
設される誘導部材86a,86bに誘導されて最終的に
取付基板81の下部中央に形成された放出口87から再
度遊技領域に放出されるようになっている。
50、70を複数個収納する回転ドラムユニットに対応
する取付基板(遊技盤1の表面側に取り付けられるも
の)の構成として、図6に示す実施形態では、縦横3個
ずつの識別情報が表示されるものを示したが、例えば、
図7に示すような取付基板81に回転ドラム50、70
を有する回転ドラムユニットを適用させても良い。この
構成を有する可変表示装置80について説明する。可変
表示装置80の取付基板81には、長方形状の窓開口8
2が開設され、該窓開口82に複数の表示透明窓89a
〜89cが形成された表示装飾板88が取り付けられ、
その表示装飾板88の後方に回転ドラム50の外周に形
成される識別情報が表示透明窓89a〜89cを通して
視認できるようになっている。また、取付基板81の上
部には、ワープ入口83が設けられている。このワープ
入口83に入った打玉は、取付基板81の左右に形成さ
れたワープ通路84a,84bを通って窓開口82の下
縁左右に形成されたワープ出口85a,85bに放出さ
れ、該ワープ出口85a,85bから内側に向かって突
設される誘導部材86a,86bに誘導されて最終的に
取付基板81の下部中央に形成された放出口87から再
度遊技領域に放出されるようになっている。
【0024】ところで、表示装飾板88に形成される表
示透明窓89a〜89cは、例えば、透明板にインモー
ルド成型によって縦長な透明部を平行状に形成したもの
であるが、その大きさが左右同じで中央の表示透明窓8
9bだけが長く形成されている。具体的には、左右の表
示透明窓89a,89cは、3つの識別情報が視認され
得る大きさとされ、中央の表示透明窓89bは、5つの
識別情報が視認され得る大きさとされている。そして、
左右の3つの識別情報と中央の5つの識別情報とによっ
て図7(B)に示すように、11個の当りラインが形成
されるようになっている。このように当りラインを増加
することにより、遊技者の期待感を盛り上げることがで
きる。なお、表示透明窓89a〜89cの大きさは、完
全に見える識別情報の数が3個又は5個であれば、その
前後の識別情報の一部が視認できる大きさでも良い。ま
た、上記の考えをさらに押し進めて、各表示透明窓89
a〜89cに表示される識別情報の数を3個又は5個以
上とすれば、さらに多くの当りラインを設定することが
可能であることは言うまでもない。
示透明窓89a〜89cは、例えば、透明板にインモー
ルド成型によって縦長な透明部を平行状に形成したもの
であるが、その大きさが左右同じで中央の表示透明窓8
9bだけが長く形成されている。具体的には、左右の表
示透明窓89a,89cは、3つの識別情報が視認され
得る大きさとされ、中央の表示透明窓89bは、5つの
識別情報が視認され得る大きさとされている。そして、
左右の3つの識別情報と中央の5つの識別情報とによっ
て図7(B)に示すように、11個の当りラインが形成
されるようになっている。このように当りラインを増加
することにより、遊技者の期待感を盛り上げることがで
きる。なお、表示透明窓89a〜89cの大きさは、完
全に見える識別情報の数が3個又は5個であれば、その
前後の識別情報の一部が視認できる大きさでも良い。ま
た、上記の考えをさらに押し進めて、各表示透明窓89
a〜89cに表示される識別情報の数を3個又は5個以
上とすれば、さらに多くの当りラインを設定することが
可能であることは言うまでもない。
【0025】以上、実施形態に係る可変表示装置30の
構成について説明してきたが、本実施形態によれば、所
定間隔をおいて配置される外ドラム51、中ドラム5
2、及び内ドラム53の外周表示面に表示される図柄層
56〜58によって回転ドラム50の識別情報を形成し
たので、1つの識別情報が間隔をおいた図柄によって形
成され、これがため、識別情報を立体的に視認すること
ができ、識別情報に遊技者の注意を引き付けることがで
きる。なお、上記実施形態の説明では、可変表示装置3
0、80が適用される遊技機としてパチンコ遊技機を例
示して説明したが、他の遊技機(例えば、スロットマシ
ン)等であっても良い。
構成について説明してきたが、本実施形態によれば、所
定間隔をおいて配置される外ドラム51、中ドラム5
2、及び内ドラム53の外周表示面に表示される図柄層
56〜58によって回転ドラム50の識別情報を形成し
たので、1つの識別情報が間隔をおいた図柄によって形
成され、これがため、識別情報を立体的に視認すること
ができ、識別情報に遊技者の注意を引き付けることがで
きる。なお、上記実施形態の説明では、可変表示装置3
0、80が適用される遊技機としてパチンコ遊技機を例
示して説明したが、他の遊技機(例えば、スロットマシ
ン)等であっても良い。
【0026】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、回転ドラムの外周面を凹凸状に
形成すると共に、その凸状表示部に大当りに係る識別情
報を表示し、その凹状表示部に外れに係る識別情報を表
示したため、外れ識別情報に比べ大当り識別情報を強調
して表示することができ、識別情報に遊技者の注意を引
き付けることができる。
に、本発明においては、回転ドラムの外周面を凹凸状に
形成すると共に、その凸状表示部に大当りに係る識別情
報を表示し、その凹状表示部に外れに係る識別情報を表
示したため、外れ識別情報に比べ大当り識別情報を強調
して表示することができ、識別情報に遊技者の注意を引
き付けることができる。
【図1】実施形態に係る可変表示装置に内蔵される回転
ドラム装置の断面図と部分拡大断面図である。
ドラム装置の断面図と部分拡大断面図である。
【図2】回転ドラム装置の側面図である。
【図3】回転ドラム装置に含まれる回転ドラムの図柄層
の説明図である。
の説明図である。
【図4】異なる図柄層の説明図である。
【図5】異なる形態の回転ドラムの側面図と部分断面図
である。
である。
【図6】可変表示装置が適用される遊技機の一例として
のパチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。
のパチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。
【図7】前面構造の異なる可変表示装置の正面図と当り
ラインの概略図である。
ラインの概略図である。
1 遊技盤 30 可変表示装置 32 窓開口 40 回転ドラム装置 50 回転ドラム 51 外ドラム 52 中ドラム 53 内ドラム 56 外図柄層 57 中図柄層 58 内図柄層 70 回転ドラム 71 内ドラム 73 外ドラム 73a 凸表示部 73b 凹表示部 80 可変表示装置
Claims (1)
- 【請求項1】 その外周面に大当りと外れに係る複数の
識別情報を有する回転ドラムを備えた可変表示装置にお
いて、 前記回転ドラムの外周面を凹凸状に形成すると共に、そ
の凸状表示部に前記大当りに係る識別情報を表示し、そ
の凹状表示部に前記外れに係る識別情報を表示したこと
を特徴とする可変表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000051988A JP2000189580A (ja) | 2000-01-01 | 2000-02-28 | 可変表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000051988A JP2000189580A (ja) | 2000-01-01 | 2000-02-28 | 可変表示装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5063480A Division JPH06246046A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 可変表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000189580A true JP2000189580A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=18573569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000051988A Withdrawn JP2000189580A (ja) | 2000-01-01 | 2000-02-28 | 可変表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000189580A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013090835A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 遊技機 |
JP2017099572A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2018157977A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2000
- 2000-02-28 JP JP2000051988A patent/JP2000189580A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013090835A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 遊技機 |
JP2017099572A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2018157977A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2022051917A (ja) * | 2017-03-23 | 2022-04-01 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040527 |