JPH0739627Y2 - 回転取付台案内装置 - Google Patents

回転取付台案内装置

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JPH0739627Y2
JPH0739627Y2 JP1988145076U JP14507688U JPH0739627Y2 JP H0739627 Y2 JPH0739627 Y2 JP H0739627Y2 JP 1988145076 U JP1988145076 U JP 1988145076U JP 14507688 U JP14507688 U JP 14507688U JP H0739627 Y2 JPH0739627 Y2 JP H0739627Y2
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JP
Japan
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yoke
circumferential groove
contact
guide device
outer peripheral
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988145076U
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English (en)
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JPH0265538U (ja
Inventor
弘道 佐藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば段ボール機械に適用される取付台案内装
置に関する。
(従来の技術) 第4図及び第5図に従来のクリーザスロッタの概略構成
を示し、第6図乃至第8図に第4図A、B部の部分詳細
を示す。まず、クリーザスロッタの全体構成について第
4図及び第5図により概説すると、前後2本の上軸5,7
及び前後2本の下軸6,8は何れもその両軸端部を左右
(第5図)のフレーム21,21′に回転自在に支承され、
別に設けられた駆動装置(図示せず)により駆動される
ものである。また、前記上下各一対の軸5,6及び軸7,8の
各軸心同志を結ぶ線上に各軸に平行して配設されるシャ
フト15,16,17,18は、それぞれの両端部を前記各フレー
ム21,21′に固定されている。
2本の上軸5,7及び2本の下軸6,8には、それぞれドーナ
ツ円板状で外周に周溝9aをもつ複数個の取付台9,10,11,
12(第5図では各4個)が滑りキー(図示せず)によっ
て、軸方向には滑動自在に、円周方向には上軸5,7、下
軸6,8と共に回転できるように嵌装されている。
取付台9には上スロッタナイフ1が、取付台10には下ス
ロッタナイフ2が、取付台11には上罫線ロール3が、ま
た取付台12には下罫線ロール4がそれぞれ図示位置に固
定されている。
2本の上部シャフト15,17及び2本の下部シャフト16,18
には、それぞれ図示形状のキャリア19,20が軸方向に滑
動自在かつ任意の位置でシャフト15,17又はシャフト16,
18に固定できるように、前記各取付台9,10,11,12の数に
対応して設けられている。
上下の各キャリア19,20には、それぞれ前後一対のヨー
ク13,13′及び14,14′が固着されている。ヨーク13,1
3′、14,14′の半円状に切欠かれた部分は各取付台9,1
0,11,12の周溝部9a,10a,11a,12aに隙間を保って嵌込ま
れている。
次に第4図のA部とB部について第6図乃至第8図によ
り詳細に説明する。なお、前記A部とB部は同じ構造の
為、以下はA部についてのみ説明する。
第6図乃至第8図において、ヨーク13は端部を第6図の
Y−Y線に従って角柱状に切欠いた形状で、その厚さ方
向に丸穴13aがあけられている。従って、丸穴13aも切欠
き部では半円部分切取られている。丸穴13aの内部には
当金22,23がばね24を挟んで挿入されている。押え25は
ヨーク13の前記切欠き部に嵌まりこみ、丸穴13aと同直
径の半割円状みぞ25a(第7図)をもち、更にボルト26
が通る別穴があけられており、ボルト26のねじ部がヨー
ク13のめねじ部13bにねじ込まれることにより、当金22,
23は丸穴13aの内面に押付けられ、当金22,23がヨーク13
に固定できるものである。
取付台9は運転中上軸7(第5図)と共に回転している
為、当金22,23の外端面は周溝9aの内側面と摺動し、摩
耗して接触面に隙間を生じたときには、ボルト26をゆる
めれば、当金22,23の外端面はばね24の反発力によって
周溝9aの両内側面に押付けられる。この状態で第8図に
示すように取付台9の両内側面とヨーク側面間の隙間g,
gを等しくしてボルト26を締付けると、ヨーク13は取付
台9に対し周溝9a内で左右に偏りのない位置を保つこと
ができる。当金22,23の外端面と周溝9aの内側面のすり
へりによって接触面に隙間を生じたときには、ボルト26
を一旦ゆるめ、上述の動作を繰り返す。
摩耗によって使用限界に達した当金22,23を取替える場
合は、ボルト26をゆるめ、押え25を取外すことにより、
当金22,23及びばね24を丸穴13aから切欠き部Y−Y方向
に取外すことができる。また、新当金22,23の丸穴13aへ
の挿入固定はこの逆手順で行なう。
(考案が解決しようとする課題) このように、従来のクリーザスロッタでは取付台9の内
側面と当金22,23が摺接しているため、次に挙げる各種
の問題点があった。
(1) 当金22,23の外端面と周溝9aの内側面のすりへ
りによって生じた隙間を定期的に運転を止めて調整する
必要がある。
これを怠ると、上下のスロッタナイフ1,2及び上下の罫
線ロール3,4の位相が一致しなくなり、段ボールシート2
8の加工に不具合をきたす。
(2) 図示例では当金22,23が28個所もある為、調整
個所が多く煩雑である。
(3) 当金22,23が早く摩耗する為、新品との交換が
多く、その都度ヨーク13を取付台9から取外さねばなら
ず、保守が面倒で時間がかかる。
従って、本考案の目的は当金の摩耗による調整に時間と
熟練を要しない装置を提供し、生産性と製品品質の向上
を図ることにある。
(課題を解決するための手段) このため本考案は、製函機、コルゲートマシン等の罫線
ロール、スロッタ・スリッタナイフの回転取付台位置を
回転軸に平行に移動可能なヨークを介して調整する案内
装置において、前記取付台は外周に周溝を有し、前記ヨ
ークは同周溝内に挿入されると共に、同ヨークには前記
周溝の相対向する内側面に夫々交互に回転接触する同一
径の2個の回転ローラを、相互に外周面が接触しない位
置で支持してなるもので、これを課題解決のための手段
とするものである。
(作用) 取付台の外周溝にはヨークが挿入してあり、同ヨークに
は2個の回転ローラが、互いにローラの外周面が接触し
ないように、かつ外周溝の内側面に夫々交互に回転接触
するように支持されている。従ってヨークに対して取付
台が回転すると、ヨークに取付けられた2個のローラが
取付台の外周溝の内側面と接触してつれ回りするため、
各ローラは摺接による摩耗が発生するのを防止でき、摺
接の場合のように摩耗による隙間の調整の必要はない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
なお、本考案は既述したとおり第4図のA、B部の構造
に特徴を有するものであり、同図のA、B部に該当する
部分の構造以外はすべて同一である為、以下A部に該当
する部分の構造についてのみ説明する。
第1図乃至第3図が本考案の特徴部となる部分の具体例
を示す部分拡大詳細図であり、第1図は同平面図、第2
図は第1図のV−V矢視図、第3図は第2図のVI-VI矢
視図である。
第1図、第2図に示す如く、ヨーク30は取付台9の外周
溝9aに入る部分が断面矩形状に形成され、ヨーク30に設
けられた2個の丸穴30aは、図示の如く前後左右に中心
位置がずらしてあけられており、それぞれの丸穴30aに
ローラ27,27の軸を挿入し、ナット29,29で各ローラ軸は
丸穴30aに固定される。
そしてこのヨーク30の丸穴30aに挿入される両ローラ27,
27の中心Aは、丸穴30aの軸中心Bと間隔δだけ偏心し
ており、この偏心量をもって各ローラ27,27の軸はヨー
ク30の丸穴30aに挿入され、ナット29にて固定される構
造になっている。そして2個のローラ27,27は、その一
方のローラの外周面が取付台9の外周溝9aの一方の内側
面に接触する時、他方のローラの外周面は、外周溝9aの
他方の内側面には接触しないように、それぞれのローラ
の軸の偏心位置を調整して、各ローラの軸は丸穴30aに
ナット29により固定される。
このようにそれぞれのローラ27,27は、同時には取付台
9の外周溝9aの両内側面には接触しないようになってい
る。即ち、各ローラはそれぞれの側の内側面に常に接触
しているのではなく、或る回転位置では内側面に接触
し、他の回転位置では接触しないようになっている。こ
のようにローラ27,27は、交互に外周溝9aの内側面に軽
く接触するよう、即ち取付台の外周溝9aの内側面との隙
間g,gが交互に零に近づくように調整して、ナット29に
て固定される。そして取付台9が回転すると、各ローラ
は軽く接触しているためつれ回りし、摩耗の発生が防止
できるようになっている。
(考案の効果) 以上、詳細に説明した如く本考案によれば次に挙げる優
れた効果を奏する。
(1) 2個のローラ外周面が取付台に軽く接触回転す
る為、摩耗が皆無となった。
(2) 摩耗が皆無である為、組込み時の調整のみで従
来のように摩耗による調整作業が不要となった。
(3) ローラへのグリス給油のみを定期的に行なうだ
けで、調整作業が不要となる為、保守時間が大巾に短縮
された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の特徴部の代表的な実施例を示す平面
図、第2図は第1図のV−V矢視図、第3図は第2図の
VI-VI矢視図、第4図は従来のクリーザスロッタの内部
側面図、第5図は第1図のII-II矢視図、第6図は第1
図のA、B部拡大平面図、第7図は第6図のIII-III矢
視図、第8図は第7図のIV-IV矢視図である。 図の主要部分の説明 1……上スロッタナイフ 2……下スロッタナイフ 3……上罫線ロール 4……下罫線ロール 5,7……上軸 6,8……下軸 9,10,11,12……取付台 15,16,17,18……シャフト 19,20……キャリア 21……フレーム 27……ローラ 28……段ボールシート 30……ヨーク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】製函機、コルゲートマシン等の罫線ロー
    ル、スロッタ・スリッタナイフの回転取付台位置を回転
    軸に平行に移動可能なヨークを介して調整する案内装置
    において、前記取付台は外周に周溝を有し、前記ヨーク
    は同周溝内に挿入されると共に、同ヨークには前記周溝
    の相対向する内側面に夫々交互に回転接触する同一径の
    2個の回転ローラを、相互に外周面が接触しない位置で
    支持してなることを特徴とする回転取付台案内装置。
JP1988145076U 1988-11-07 1988-11-07 回転取付台案内装置 Expired - Lifetime JPH0739627Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988145076U JPH0739627Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 回転取付台案内装置

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JP1988145076U JPH0739627Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 回転取付台案内装置

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Publication Number Publication Date
JPH0265538U JPH0265538U (ja) 1990-05-17
JPH0739627Y2 true JPH0739627Y2 (ja) 1995-09-13

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JP1988145076U Expired - Lifetime JPH0739627Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 回転取付台案内装置

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