JPH01164599A - 紙葉に対するハーフカット用のロール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主として輪転印刷機等に適用され６紙１に対
するハーフカット用ロールの改良に関するものである。

従来技術 従来、輪転印刷機等により印刷されろ紙葉に対するハー
フカットの方式として知られる第１の例は、複数の印刷
ロールユニットを組み合わせた印刷工程中に配設された
ロータリーダイカッターユニットにより、印刷された紙
葉に対してハーフカットが施されるロータリーダイカッ
タ一方式のもので、印刷ロールと同周速で回転するロー
タリーダイカシターの作用によりハーフカットが行われ
るものであるから、紙葉に対する前記カッターによる抜
工が均一であり、ハーフカットのバラツキが少なく安定
したハーフカットが得られるが、紙葉に適応するハーフ
カットの位置および形状をこ対応し、該ロール全体にハ
ーフカッターを取り付けた一体構造のダイカッターロー
ルが必要とされ、変更の際にはロール全体を交換する必
要があり、ロール自体が著しく高価なものであった。ま
た第２の例のものは別の打抜機構が配設されたものであ
るが、附属された打抜機構のない設備の場合には、印刷
工程とは別の工程に、通常の打抜機構を配設すれば、特
別な設備を要しないが、この方式では平板上に紙葉を置
き、プレスしてハーフカットを入れるため、平板上に複
数取りの広いブランクスな置いてプレスすると、パッド
の平坦化と抜工の平均化が図り難く、均一　な安定した
・・−フカットが得られない欠点があり、また面付数を
少なくしてこの欠点を少なくしたときは、抜きの安定度
は増すが、作業効率が悪くなるという構造のものであっ
た。

発明が解決しようとする問題点 既述のように、従来の第１の例のものでは、ハーフカッ
トの形状に対応した特別な形状の一体もののダイカッタ
ーロールを配置しなければならないためダイカッターロ
ールの価格が高価なものとなり、高額な設備費用がかか
る欠点があり、また第２の例では面付数を少くして抜工
の均一化を計れば安定度は増すが作業効率が悪くなり、
生産コストアップとなる欠点があった。

発明の目的 上述の現状に鑑み、本発明では、簡単な構造のハーフカ
ット用のロールが採用でき、しかもハーフカットに要求
される諸性性を満たしうるもので、紙葉の種類に応する
カッターロールの交換作業が容易にでき、操作性のよい
しかも生産性の向上がはかられ、容易に印刷工程中にも
配設でき、しかも比較的廉価に提供できる・・−フカッ
ト用ロールを提供することを目的としている。

問題点を解決するための手段 上述の目的を達成するため、本発明は、ノ・−フカット
用の中心軸に、軸長より短い複数のガイドロールが着脱
自在に、かつ軸心方向の位置調節自在ンこ固定されてお
り、該中心軸には、前記ガイドロールと共にカッターロ
ールが、着脱自在に、かつ軸心方向と周方向との位置調
節自在なるように固定されていると共に、核力・ツタ−
ロールの周面には、ノ・−フカヅト用カッターが着脱自
在に固定されているという構成を採用してし・る。

作　　　　　用 本発明は、上述の構成であるから、輪転印刷機等の設備
中に、前記力・ツタ−ロールを配設した場合には、ロー
ルの中心軸にガイドロールおよびカッターロールを紙葉
に合せて組み付け、軸方向および周方向に位置調整する
ことにより、紙葉の表面または裏面、あるいは表裏への
適切な・・−フカヅトを行うことができるものであり、
印刷ユニット等を利用して力・ツタ−ロールを容・易に
組付けることもできるため、印刷工程と同一工程で・・
−フカットを行うことができるし、機能的には、ロータ
リーカッター式ト同一の構造であり、印刷シリンダ一部
を一部改造するだけで・・−フカットの目的を達成でき
るから、高額な設備費を必要としない効果があり、また
、面付数を少なくすることなく、バラ付きのない安定し
たハーフカットが得られるので生産性も向上させうるも
のである。

実施例 第１図乃至第１３図は、本発明の実施例を示すものであ
り、第１図は／・−フカット用ロールの構成の概要を示
すもので、該μｍル１の駆動軸たる中心軸２には、軸端
部に駆動ギヤ等を固定するキー溝６が配置され、軸端よ
り長手方向内側に軸受部７が配置され、該軸受部７にて
中心軸２がロールユニットに軸支される。

また前記中心軸２の中央部には、複数のガイドロール３
が着脱自在に、かつ軸心方向の位置調節が自在なるよう
に固定されており、前記ガイドロール３に隣接して配置
された複数のカッターロール４が前記ガイドロール３と
共に中心軸２に対して着脱自在に、かつ軸心方向と周方
向との位置調節が自在なるように固定されている。また
前記カッターロール４の周面には後述される複数のハー
フカット用のカッター５が着脱自在に固定されている。

第２図は第１図に示される前記カッターロール４の部分
拡大側面図で、第３図は、第１図に示される前記ロール
１０部分拡大断面図てあって前記ガイドロール３は、第
３図に示されるように前記中心軸２の軸長より短い幅の
リング形状をなし、外周より軸心に向ってめねじ８が配
設されており、該ねじ８に図示が省略されている締付ボ
ルトが螺着され、該締付はボルトを締付ることにより、
前記中心軸２に固定され、該締付ボルトを弛めることに
より前記中心軸２に対し、着脱自在にかつ軸心方向の位
置調節が自在なるよう形成されている。また前記カッタ
ーロール４は、第２図、第３図に示されるように前記中
心軸２の軸長より短かい幅のリング形状をなし、外周よ
り軸心に向い内周面にわたり、切欠６が削設されており
、該切欠６をまたぎ、リング部分にめねじ３３と通し穴
３４とが対峙して削設されており、図示が省略されてい
る締付ボルトが前記通し穴３４を通して前記めねじ３３
に螺着されており、該締付はボルトを締付けることによ
り、前記切欠６が縮設され、前記カッターロール４の内
周面における締付力により前記中心軸２に固定され、反
対に前記ボルトを弛めることにより、中心軸２に対して
前記カッターロール４が遊合されるように形成されてい
る。

従って前記ガイドロール３と共に前記中心軸２に対して
着脱自在に、かつ軸心方向と円周方向との位置調節が自
在にてきるように嵌着されているから、ハーフカットの
位置に対する後述されるカッター５の位置が自在に選択
でき、前記締付ボルトによる固定方法なる故偏心するこ
となく確実に固定できる。

また前記カッターロール４の外周面には第２図、第３図
に示されるように後述されるハーフカット用のカッター
５およびカッター台１１が底着される凹溝９が配置され
ており、抜溝９は前記カッター台１１を軸方向たる双矢
印（Ａ）方向ンこ自在に摺動しうる形状とさ九、該ｆＲ
９の底面１２は後述される前記カッター台１１の下面１
３に対応された傾斜面とされており、前記カッター台１
１が矢印（Ａ）方向に摺動される時には、該溝９内に前
記カッター台１１およびカッター５を遊動しないように
保持した状態で、カッター５の内面が前記カッターロー
ル４の外周面より外側に突出する高さが調節される。前
記底面１２にはカッター５の固定用ボルトのめねじ２２
が形成さ托ている。

第４図はブラケット１４の正面図、第５図は前記ブラケ
ット１４の断面図でブラケット１４の正面形状は長方形
で両端部が突設されたコ字形の断面をなし、中央部は凹
陥されて、後述される調整ボルト１８のカラー１９に対
する当接面１７とされており、前記当接面１７に直交し
て前記調整ボルト１８用の支持穴たる上下に長い長穴１
６が配置され、両突設端部には取り付はボルト用の穴１
５が配設されており、該穴１５に挿着される取り付はボ
ルトにより前記ブラケット１４が第２図、第３図に示さ
れるようにカッターロール４の側面ニ固定され、調整ボ
ルト１８の支持台とされている。第６図はカッター台１
１の側面図で、第７図は平面図を示しており、カッター
台１１の上面ハ第６図に示されるようにカッターロール
４０周面の母線と平行する水平面とされ、後述される第
９図、第１０図に示されるカッター５の装着面とされ、
下面１３は前記カッターロール４の凹沿９の底面１２と
同一傾斜角の摺動面とされ、カッター台１１が凹溝９に
対して第３図に示される双矢印Ａ方向に摺動されるとき
には、前記カッター５の刃面が常にカッターロール４の
周面の母線と平行する水平位置を保持しうるように上面
に対し下面１３０煩斜角度が規定された形状とされてい
る。また第７図に示されるようにカッター台１１の正面
形状は長方形をなしその幅方向は後述されるカッター５
の幅寸法と同一形状をなしており、長手方向に向って中
央部分に長穴２１が配設され、該長穴２１には後述され
るカッター５の固定用止めねじ２３が嵌挿されるもので
、前記長穴２１の一方の残肉部には前記調整ボルト１８
用のめねじ２４が形成されている。

第８図はカッター５の位置調節に使用される調整ボルト
１８を示すものでねじ部以外のストレート部にカラー１
９が位置調節自在に挿入されており、調整ボルト１８の
頭部とカラー１９とにより第３図に示されるように前記
ブラケット１４の長穴１６を介して前記ブラケット１４
が挾持され、かつ調整ボルト１８０回動時には前記当接
面１７に対してカラー１９が自在に回動しうるように位
置ぎめされ、ロールビン２０により前記ストレート部に
固定されるように形成されている。従って前記ボルト１
８の回動時には軸方向への移動はなくねじの回転のみを
カッター台１１のめねじ２４にあたえる構造とされ、ま
たカッター台１１の位置調整により、前記ボルト１８の
上下方向への僅少な位置の移動は、前記ブラケット１４
に対しては、長穴１６により無理なく対応しうるように
形成されている。

１９図、第１０図はハーフカット用のカッター５を示し
ており、円形状のハーフカット線を形成する打抜刃２５
がベース２６に突設されている。

図中符号２７は固定用のボルト孔である。

第１１１１ｆｆｌハ、ハーフカット用ロールｌと紙葉２
８と受圧用ロール２９との関係構造を示しており、紙葉
両面にハーフカットを入れる際は紙葉を反転させて次列
のハーフカット用ロール１に導入すればよい。

効　　　　　果 本発明は、以上説明した構成９作用のものであって、紙
葉に合致させて、中心軸に対するカンタ−ロールとガイ
ドロールとの位置を、軸方向と周方向とに位置調整して
固定でき、・・−フカノドを入れるべきカシターの位置
を容易に調整できるので、必要とされるノ・−フカノド
の形成を容易に行ないうる効果がある。

ハーフカットを形成する位置、ハーフカットの形状等の
変更に対しては、ハーフカット用のカッターあるし・は
ハーフカットロールの交換ト該ロールの位置調整のみで
対応できるので設備費を低順ならしめうる効果も有して
いる。

機能的には、従来のロータリーカッタ式と同一であり、
品質の安定した均一なバーフカｙ）形成ができ生産性も
向上できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施の一例たるハーフカット用ロールの側面図
、第２図は第９図中Ｘ−Ｘ線断面拡大図、第３図は第１
図中ｍ−ｍ線断面拡大図、第４図はブラケットの正面図
、第５図は第４図に示すものの■−■線断面図、第６図
はカッター台の側面図、第７図は第６図に示すものの平
面図、第８図は調整ボルトの側面図、第９図はカッター
の平面図、第１０図は第９図中Ｘ−Ｘ線断面図、第１１
図はハーフカット用ロールの使用状態を示す暗示側面図
である。 １：ハーフカット用ロール、２：中心軸、３ニガイドロ
ール、４：カッターロール、５：カッター。 特許出顆人　十條セントラル株式会社 代　理　人　市川理吉、遠藤達也 第３図 第４図　　　　　　　第６図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中心軸に、軸長より短い複数のガイドロールが着脱自在
   に、かつ軸心方向の位置調節自在に固定されており、該
   中心軸には、前記ガイドロールと共に、カッターロール
   が着脱自在にかつ軸心方向と周方向との位置調節自在に
   固定されていると共に、該カッターロールの周面には、
   ハーフカット用カッターが着脱自在に固定されているこ
   とを特徴とする紙葉に対するハーフカット用のロール。