JPH0739580Y2 - ペーパーカッター装置 - Google Patents

ペーパーカッター装置

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JPH0739580Y2
JPH0739580Y2 JP12975890U JP12975890U JPH0739580Y2 JP H0739580 Y2 JPH0739580 Y2 JP H0739580Y2 JP 12975890 U JP12975890 U JP 12975890U JP 12975890 U JP12975890 U JP 12975890U JP H0739580 Y2 JPH0739580 Y2 JP H0739580Y2
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JP
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paper cutter
wire
blade
stopper
cutting
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JP12975890U
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光一 服部
光博 徳永
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東洋刃物株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はペーパーカッター装置に関し、特に直線状の長
尺な固定刃に丸刃の刃先を押接させながら移動させて固
定刃と丸刃との間に置かれたロール紙等を切断する丸刃
装着型のペーパーカッター装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のペーパーカッター装置は第6図に示すよ
うに構成されたものが知られている。
即ち、切断されるロール紙等の進行方向に対して直行す
る方向に延びるカッターフレーム1には直線状の固定刃
2と刃物台ガイド4とが平行になるように設けられてお
り、その固定刃2と刃物台ガイド4との間にはロール紙
等の被切断シートが通過するための隙間20が設けてあ
る。
そして刃物台ガイド4には丸刃5が回転自在に、かつ、
例えば板ばね7等の付勢手段により固定刃2側に付勢さ
れている丸刃5の刃先が固定刃2に押接するように軸支
されている刃物台6が刃物台ガイド4に沿ってその長手
方向に往復移動出来るように装着され、刃物部3を構成
している。そして刃物部3の移動により固定刃2と丸刃
5との間に置かれたロール紙等の切断が行われるように
なっている。
一方、前記固定刃2の長手方向両端部近傍にはプーリー
8a、8bが配設されており、その少なくとも一方には例え
ば直流モーター等からなる駆動手段9が装備されてい
る。そしてその両側のプーリー8a、8bにはコイルばね等
の付勢手段を介在させて張力を持ったワイヤー10が架け
渡され、そのワイヤー10を往復駆動することにより、そ
のワイヤー10に固定されている前記刃物部3が往復移動
されるようになっている。
また、前記プーリー8a、8bのそれぞれの内方近傍所定位
置にはリミットスイッチ14a、14bが設けてあり、そのリ
ミットスイッチ14a、14bは刃物台6の接触により刃物部
3のそれぞれの方向への移動を停止、或は反転させるよ
うに電気的に設定されている。
上記のように構成されたペーパーカッター装置におい
て、切断待機位置(S側)にある前記刃物部3を往復移
動させる駆動手段9を切断指示の信号により正転させて
刃物部3を切断方向に移動させ、前記固定刃2と丸刃5
との間に置かれたロール紙等を切断し、その後刃物台6
の一部が切断終了端側(E側)の所定位置に設けてある
リミットスイッチ14aに接触してそのリミツトスイッチ1
4aを作動させて駆動手段9を逆転させ刃物部3を復帰移
動させる、その後刃物台6の一部が切断待機端側(S
側)の所定位置に設けてあるリミットスイッチ14bに接
触してそのリミットスイッチ14bを作動させ駆動手段9
を停止して刃物部3を切断待機位置に戻し、次の切断指
示に備える。
尚、図面において符号15、16は減速用のギアであり、ギ
ア16とプーリー8aとは同心に設けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、この種従来のペーパーカッター装置にお
いては、刃物部を刃物台ガイドに沿わせて往復移動させ
る場合、切断方向への移動から復帰方向への移動の切り
替え信号、及び復帰移動後の切断待機位置での停止信号
は両側に配設されているプーリーのそれぞれの内方近傍
所定位置に設けられたリミットスイッチに刃物台の一部
を接触させてそのリミットスイッチを作動させることに
より別に設けてある制御回路に送られる。このようにリ
ミットスイッチを利用する従来の方法では時としてスイ
ッチ関連のトラブルが発生することがあった。
また、それぞれのリミットスイッチを取り付けるための
取り付け部を確保するために余分な加工を必要とした
り、その取り付け部にリミットスイッチを取り付けるた
めの工数も必要となりコスト高の要因となっていた。
本考案は上記事情に監みてなされたものであり、刃物部
の切断移動、及び復帰移動の往復両行程の移動を行わせ
るための駆動手段への信号を得るのに従来のようにリミ
ットスイッチを使用することなく、電気的な制御部のみ
で行うようにしたペーパーカッター装置を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するために、次のように構成
したものである。
登録を受けようとする第1の考案は、ペーパーカッター
本体とその制御部とからなるペーパーカッター装置であ
り、前記ペーパーカッター本体は、カッターフレームに
直線状の長尺な固定刃と該固定刃に対して平行な刃物台
ガイドとが設けてある、そして該刃物台ガイドには刃物
台に丸刃が回転自在に、かつその刃先が前記固定刃に押
接するように軸支されている刃物部が該刃物台ガイドの
長手方向に往復移動自在に装着されている、そして前記
固定刃の長手方向両端部近傍に配設され、その少なくと
も一方に駆動手段が装備されたプーリーに張架されたワ
イヤーに固定され、該ワイヤーのけん引力により前記刃
物部が刃物台ガイドに沿って往復移動するように構成さ
れたペーパーカッター本体とされている。他方、前記制
御部は、切断待機位置にある前記刃物部を前記ワイヤー
によって往復移動させるために前記プーリーに装備され
た駆動手段を切断指示の信号により所定時間正転させて
該刃物部を切断移動させ、次に該駆動手段を所定時間逆
転させて該刃物部を復帰移動させるようにした電気的制
御手段を備えた制御部とされているペーパーカッター装
置に関する。
当該ペーパーカッター装置において前記駆動手段の駆動
時間を設定することによって切断移動、及び復帰移動を
設計通りに制御作動するようにしたことを特徴とするペ
ーパーカッター装置である。
登録を受けようとする第2考案は前記第1考案のペーパ
ーカッター装置において、前記制御部の時間設定を設計
値より若干多く設定し、かつ、前記ペーパーカッター本
体には所定の設定位置にストッパーとストッパー受けと
をそれぞれ設け、該ストッパーと該ストッパー受けとに
より前記刃物部の移動が規制されて前記駆動手段に余分
な負荷が加わったときに、前記プーリーと前記ワイヤー
とのスリップにより余分な負荷を吸収するように該プー
リーと該ワイヤーとの関係を設定したことを特徴とする
ペーパーカッター装置である。
登録を受けようとする第3の考案は前記第2考案のペー
パーカッター装置において、前記駆動手段にトルクリミ
ッターを設けることにより該駆動手段に掛かる余分な負
荷を該トルクリミッターで吸収するようにしたことを特
徴とするペーパーカッター装置である。
登録を受けようとする第4の考案は前記第2考案、及
び、第3考案のペーパーカッター装置において、前記ワ
イヤーにはテンション用ばねを設けておき、該テンショ
ン用ばねが前記刃物部の切断完了端側での停止時、及び
復帰移動完了端側での停止時に前記ストッパーと前記ス
トッパー受けとの衝突により前記ワイヤーに掛かる衝撃
の緩衝用としてそれぞれの停止時に作用するように該ス
トッパーと該ストッパー受けとを所定の位置に設けたこ
とを特徴とするペーパーカッター装置である。
〔作用〕
次に本考案の作用について説明する。
まず、第1考案のペーパーカッター装置においては刃物
部を往復移動させるための駆動手段を切断指示の信号に
より所定時間だけ正転させて刃物部を切断移動させ、次
に所定時間だけ逆転させて刃物部を切断待機位置に復帰
させるような電気的制御手段を備えたので従来必要とし
ていたリミットスイッチが不要となる。
次に、第2考案のペーパーカッター装置においては第1
考案のペーパーカッター装置の所定の設定位置に、刃物
部の移動を規制するためのストッパーとストッパー受け
とをそれぞれ設け、制御部の時間設定を設計値より若干
多く設定することにより、刃物部がより確実にそれぞれ
の所定位置で停止するようにする、その時刃物部が停止
しても若干の間駆動手段は駆動を継続するので駆動手段
に余分な負荷が掛かることになるが、この余分な負荷は
プーリーとワイヤーとのスリップにより吸収するように
プーリーとワイヤーが設定してあるので前記の第1項の
考案に比べ全体の組立精度や電気的制御手段の時間設定
に特段の神経を使う必要がなくなる。また、ワイヤーや
プーリーにも無理が掛からなくなるのでワイヤーやプー
リーの寿命が延びる。第3考案は前記第2考案の別の実
施例であり刃物部停止後に駆動手段に掛かる負荷をトル
クリミッターで吸収するようにしたものであり、プーリ
ーとワイヤーとの間にスリップを生じさせなくともよく
なるのでプーリー及びワイヤーの接触部の損傷を防止す
る。
第4考案のペーパーカッター装置においては前記第2考
案及び第3考案のペーパーカッター装置において、両側
のプーリー間に張架されているワイヤーに張力を与えて
おくためのテンション用ばねを前記刃物部の両方向移動
終了端での停止時に生じるストッパーとストッパー受け
との衝突によるワイヤーへの衝撃の緩衝部材として利用
するようにしたのでワイヤーに無理な張力が掛かること
がなくなり、カッター本体での衝撃振動も起こらなくな
る。
〔実施例〕
以下に本考案に係わるペーパーカッター装置の実施例に
ついて図面を参照して説明する。
第1図は本考案に係るペーパーカッター本体の斜視図で
あり、第2図はそのペーパーカッター本体の制御部のブ
ロック図である。
第1図において、カッターフレーム1には直線状の固定
刃2と刃物台ガイド4とが平行な状態で取り付けられて
いる。そして丸刃5が回転自在に、かつ、付勢手段7に
より丸刃5の刃先が固定刃2に押接するように軸支され
ている刃物台6が刃物台ガイド4に装着され刃物部3を
構成している。また、固定刃2の長手方向両端部近傍に
はプーリー8a、8bが配設されており、その一方には駆動
手段9が装備されている。そして両側のプーリー8a、8b
にはコイルばねにより張力をもったワイヤー10が架け渡
され、そのワイヤー10の所定位置に前記刃物台6が固着
されており、ワイヤー10のけん引力により刃物部3が刃
物台ガイド4に沿って往復移動するようになっている。
一方、第2図に示す制御部には切断指示の信号により刃
物部3の切断移動に要する所定時間t1だけ駆動手段9を
正転させるための信号を駆動回路に送るためのタイマー
T1と、それに続いて刃物部の復帰移動に要する所定時間
t2だけ駆動手段9を逆転させるための信号を駆動回路に
送るためのタイマーT2が組み込まれている。そして、こ
の駆動手段9を正転させるための信号が駆動回路に送ら
れると待機位置にある刃物部3は所定時間t1だけ切断移
動を行い、固定刃2と丸刃5との間に置かれたロール紙
などの切断を行い切断終了端側で一旦停止する。これに
続いて駆動手段9を逆転させるための信号が駆動回路に
送られると切断終了端側にある刃物部3は所定時間t2だ
け復帰移動を行い切断待機位置へ戻り停止して次の切断
移動に備える。
次に、第3図において、カッターフレーム1の長手方向
両端側には刃物台ガイド4に沿って往復移動する刃物部
3が切断待機位置側(S側)の所定位置、及び切断終了
端側(E側)の所定位置の外方には進まないように刃物
台6の移動方向両側面に設けられたストッパー受け13
a、13bと衝突してその刃物台6の移動を規制するための
ストッパー12a、12bが設けられている。そして、刃物台
6がストッパー12a、12bによりその移動が規制されても
なおかつ駆動手段9が正転、或は逆転し続け駆動手段9
に負荷が掛かるときは駆動手段側のプーリー8aとワイヤ
ー10とのスリップによりその負荷を吸収するようにプー
リー8a、8bとワイヤー10とが設定されている。一方、こ
の場合の制御部は、第2図に示した制御部のタイマーの
設定値をそれぞれの設定値による所定時間t1、t2より若
干多い時間(t1+α)、(t2+β)に設定しておく。
今、切断指示の信号によりタイマーT1から駆動手段9を
正転させるための信号が駆動回路に送られると駆動手段
9は所定時間t1より若干長い時間(t1+α)だけ正転
し、刃物部3を切断方向に移動させる、この時、切断終
了端側(E側)において刃物台6はストッパー12aによ
りその移動が規制され刃物部3は所定位置で停止する、
しかし駆動手段9はなおかつ若干の間だけ駆動を継続し
て後その駆動が停止される。この若干の間だけ駆動手段
9には余分な負荷が掛かることになるが、プーリー8aと
ワイヤー10との間にスリップが生じ、この余分な負荷を
吸収するので駆動手段9には無理な負荷が掛からなくて
済む。
次に、タイマーT2から駆動手段9を逆転させるための信
号が駆動回路に送られると駆動手段9は所定時間t2より
若干長い時間(t2+β)だけ逆転し刃物部3を復帰方向
に移動させる、この時切断待機側(S側)において刃物
台6はストッパー12bにより、その移動が規制され刃物
部3は所定位置で停止する、しかし駆動手段9はなおか
つ若干の間だけ駆動し続け、その後にその駆動が停止さ
れる。この若干の間だけ駆動手段9には余分な負荷が掛
かることになるが、前記同様にプーリー8aとワイヤー10
との間にスリップが生じ、この余分な負荷を吸収するの
で駆動手段9には無理な負荷が掛からなくなる。
以上で説明した実施例においては、駆動手段に掛かる余
分な負荷をプーリーとワイヤーのスリップを利用して吸
収するようにしたものについて記述したが、駆動手段9
とプーリー8aとの間にトルクリミッターを介在させても
同様の目的が達成される。
次に第4図において、カッターフレーム1の刃物切断待
機側(S側)には刃物台ガイド4に沿って復帰移動する
刃物部3が切断待機位置の外方には進まないように、刃
物台6の側面に設けられたストッパー受け13bと衝突し
て刃物部3の移動を規制するためのストッパー12bが所
定位置に設けられている。一方、ストッパー12bと同一
側で、かつ、プーリー8bを挟んで反対側の所定位置には
ストッパー12aがワイヤー10に接近して設けられてい
る、またワイヤー10には刃物部3の復帰移動時にけん引
側となる復帰けん引側(A側)の所定位置にそのワイヤ
ー10に張力を付与するためのテンション用ばね11が連結
されており、そのテンション用ばね11の駆動プーリー8a
側端には、そのテンション用ばね11とワイヤー10との間
にストッパー受け13aが設けられている、そして、その
テンション用ばね11とストッパー受け13aは切断待機位
置にあった刃物部3が第5図に示すように切断移動し、
切断終了端側(E側)の所定位置に達した時にそのスト
ッパー受け13aが前記ストッッパー12aに衝突するような
位置に設けてあり、ワイヤー10と共に移動するようにな
っている。このように構成されたペーパーカッター装置
において、切断移動して切断終了端側(E側)の所定位
置まで進んだ刃物部3はストッパー12aとストッパー受
け13aとの衝突により停止される。その結果、駆動手段
9に余分な負荷が掛かると同時にワイヤー10にも反力と
して余分な張力が、プーリー8aとワイヤー10との間にス
リップが生じるまで掛かることになる、この時ワイヤー
10のけん引側となる部分(B側)とストッパー受け13a
との間にテンション用ばね11が介在することになるので
テンション用ばね11はワイヤー10に掛かる余分な張力を
瞬間的に柔らげ、駆動系全体の衝撃を吸収する。また、
復帰移動して切断待機側(S側)の所定位置まで進んだ
刃物部3はストッパー12bとストッパー受け13bとの衝突
により停止される、この時は、ワイヤー10のけん引側と
なる部分(A側)とストッパー受け13bとの間にテンシ
ョン用ばね11が介在しているので前記した切断終了端側
のときと同様にテンション用ばね11がワイヤー10に掛か
る余分な張力を瞬間的に柔らげる作用をする。
〔効果〕
本考案によれば、従来のようにリミットスイッチを必要
としないので、スイッチ関連のトラブルがなくなると共
に、リミットスイッチを取り付けるための取り付け部を
必要としないので、取り付け部を確保するための余分な
加工をすることもなく、またリミットスイッチの取り付
け工数や配線のための工数も削減される。
次に、所定の設定位置にストッパーとストッパー受けと
を設け、制御部の時間設定を設計値より若干多く設定す
るようにしたので全体の組立精度や電気的制御手段の時
間設定に特段の神経を使う必要がなくなる。また刃物部
の切断移動、及び、復帰移動の終了端側で刃物部の停止
後に生じる駆動手段への余分な負荷はプーリーとワイヤ
ーのスリップにより吸収するようにしたので駆動手段や
その他の駆動系部品に無理が掛からなくなる、これに加
え前記両終了端で停止時に生じるストッパーとストッパ
ー受けとの衝突時にはワイヤーに張力を与えているテン
ション用ばねが緩衝用部材の役目をするのでワイヤーに
無理な張力が掛からず、カッター本体での衝撃振動も起
こらないので駆動系の各部品の寿命が延び、ペーパーカ
ッター装置全体の耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るペーパーカッター本体の斜視図。
第2図はそのペーパーカッター本体の制御部のブロック
図。第3図乃至第5図は第2考案、及び第4考案に係わ
るペーパーカッター本体の概略正面図。第6図は従来の
ペーパーカッターの斜視図である。 1……カッターフレーム、2……固定刃 3……刃物部、4……刃物台ガイド 5……丸刃、6……刃物台 9……駆動手段、10……ワイヤー 8a、8b……プーリー 12a、12b……ストッパー 13a、13b……ストッパー受け 14a、14b……リミットスイッチ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ペーパーカッター本体とその制御部とから
    なり、前記ペーパーカッター本体は、カッターフレーム
    に直線状の長尺な固定刃と該固定刃に対して平行な刃物
    台ガイドとが設けてあり、該刃物台ガイドには、刃物台
    に丸刃が回転自在にかつその刃先が前記固定刃に押接さ
    れて軸支されている刃物部が該刃物台ガイドの長手方向
    に往復移動自在に装着されており、該刃物部は、前記固
    定刃の長手方向両端部近傍に配設されその少なくとも一
    方に駆動手段が装備されたプーリーに張架されたワイヤ
    ーに固定され、該ワイヤーのけん引力により往復移動す
    るように構成されたペーパーカッター本体とされてお
    り、他方、前記制御部は、切断待機位置にある前記刃物
    部を前記ワイヤーによって往復移動させるために前記プ
    ーリーに装備された駆動手段を切断指示の信号により所
    定時間正転させて該刃物部を切断移動させ、次に該駆動
    手段を所定時間逆転させて該刃物部を復帰移動させるよ
    うにした電気的制御手段を備えた制御部とされているペ
    ーパーカッター装置において、前記駆動手段の駆動時間
    を設定することによって切断移動、及び復帰移動を設計
    通りに制御作動するようにしたことを特徴とするペーパ
    ーカッター装置。
  2. 【請求項2】請求項第1項記載のペーパーカッター本体
    とその制御部とからなるペーパーカッター装置におい
    て、前記制御部の時間設定を設計値より若干多く設定
    し、かつ、前記ペーパーカッター本体には所定の設定位
    置にストッパーとストッパー受けとをそれぞれ設け、該
    ストッパーと該ストッパー受けとにより前記刃物部の移
    動が規制されて前記駆動手段に余分な負荷が加わったと
    きに前記プーリーと前記ワイヤーとのスリップにより吸
    収するように該プーリーと該ワイヤーとの関係を設定し
    たことを特徴とするペーパーカッター装置。
  3. 【請求項3】請求項第2項記載のペーパーカッター装置
    において、前記駆動手段にトルクリミッターを設けるこ
    とにより該駆動手段に掛かる余分な負荷を吸収するよう
    にしたことを特徴とするペーパーカッター装置。
  4. 【請求項4】請求項第2項、及び第3項記載のペーパー
    カッター装置において、前記ワイヤーにはテンション用
    ばねを設けておき、該テンション用ばねが前記刃物部の
    切断完了端側での停止時、及び復帰移動完了端側での停
    止時に前記ストッパーと前記ストッパー受けとの衝突に
    より前記ワイヤーに掛かる衝撃の緩衝用としてそれぞれ
    の停止時に作用する位置に該ストッパーと該ストッパー
    受けとを設けたことを特徴とするペーパーカッター装
    置。
JP12975890U 1990-11-30 1990-11-30 ペーパーカッター装置 Expired - Lifetime JPH0739580Y2 (ja)

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JPH0489689U JPH0489689U (ja) 1992-08-05
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004344988A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Star Micronics Co Ltd 切断装置およびその制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004344988A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Star Micronics Co Ltd 切断装置およびその制御方法

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