JPH0739460Y2 - トランスファ装置における昇降装置 - Google Patents

トランスファ装置における昇降装置

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JPH0739460Y2
JPH0739460Y2 JP1990054401U JP5440190U JPH0739460Y2 JP H0739460 Y2 JPH0739460 Y2 JP H0739460Y2 JP 1990054401 U JP1990054401 U JP 1990054401U JP 5440190 U JP5440190 U JP 5440190U JP H0739460 Y2 JPH0739460 Y2 JP H0739460Y2
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JP
Japan
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lifting
elevating
frame
shaft
press
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昌弘 山本
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Hitachi Zosen Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はトランスファプレスのプレスラインにおいて被
加工品を順次下手側プレス位置に搬送するトランスファ
装置において、特にプレス型交換時等に使用するための
昇降フレームの昇降装置に関する。
従来の技術 従来のトランスファ装置は、第3図に示すように、アプ
ライト2間に形成されるベッド1上には搬入出自在なボ
ルスタ台車3がセットされる。ボルスタ台車3上には所
定ピッチ(P)置きに下金型4Aが配設され、以ってプレ
ス位置5を形成している。最も上手のプレス位置5の上
手にはアイドル位置6が設けられ、さらに上手には搬入
部7が設けられる。また最も下手のプレス位置5の下手
には搬出部8が設けられ、以ってプレスライン9を形成
する。このプレスライン9に沿って左右一対の昇降フレ
ーム10が配設され、この昇降フレーム10はベッド1側に
設けた昇降装置11に連動する。前記搬出部8の下方で且
つベッド1に隣接して、プレス駆動装置(図示せず)に
連動したカム軸12を有する作動装置13が配設され、この
作動装置13に前記昇降装置11を連動連結している。すな
わち昇降装置11は、前記カム軸12にカム、カムフオロ
ワ、レバー(いずれも図示せず)を介して連動し且つプ
レスライン9に沿って往復移動自在なラック軸14と、こ
のラック軸14に噛合するピニオン15と、このピニオン15
にラック16を介して連動する昇降軸17と、この昇降軸17
のガイド装置18などから構成され、前記昇降軸17の上端
を昇降フレーム10に固定している。前記昇降軸17は複数
箇所設けられ、そのために昇降軸17間に同期装置19が設
けられる。この同期装置19は、昇降軸17の下部間に掛渡
された連動ロッド20と、昇降軸17と連動ロッド20との交
差部にそれぞれ形成された連動ラック21,22に噛合され
た連動ピニオン23と、連動ロッド20の端部に連結された
拘束シリンダ24とを備え、さらに金型4A,4Bの交換時や
メンテナンス時に搬送時のストロークl上昇限を越えて
昇降フレーム10を所定量L上昇させるための昇降フレー
ム持上げ用シリンダ25が連動ロッド20の下部に配設さ
れ、ピストンロッド25aを連動ロッド20の突起26に当接
させて昇降フレーム10を上昇させることができる。27は
作動装置13によりフィードバー28を介して移動される可
動台で、図示しないがクロスバー等を介して吸着具が取
付けられる。
考案が解決しようとする課題 上記従来構成によれば、持上げストロークLのために昇
降軸17や連動ロッド20が長くなり、可動部の重量が増大
し、高速運転時に過大な駆動トルクを必要とした。また
ラック16や連動ラック21,22も長く必要で加工コストが
かさみ、さらに拘束シリンダもストロークの長い分高コ
ストとなるものであった。
本考案は上記問題点を解決できるトランスファ装置にお
ける昇降装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、アプライト間に
配置されるベッド上に、プレスラインに搬入出自在に配
置されたボルスタ台車を介して下金型をプレス位置に配
置し、被加工物保持装置を有する可動台が移動自在に配
置される昇降フレームを前記プレスラインに沿って配設
し、プレス駆動装置に連動される昇降装置により駆動さ
れて前記昇降フレームを昇降させる昇降軸をアプライト
に対応して配置し、これら各昇降軸の上端部に、メンテ
ナンス時および金型交換時に昇降フレームを上昇させる
昇降フレームの持上げ用シリンダを上方に向けて内蔵
し、持上げ用シリンダのピストンロッドを昇降フレーム
に連結したものである。
作用 上記構成によれば、メンテナンス時や金型交換時に、昇
降軸により昇降フレームを搬送ストローク上限まで上昇
させるとともに、持上げ用シリンダを伸展させて昇降フ
レームをさらに持上げることにより、スライドから外し
た上金型を下金型上に載せボルスタ台車を介してベッド
のプレスライン上から後退させることができる。したが
って、昇降軸の昇降ストロークは被加工物の搬送に必要
な搬送ストロークだけでよく、昇降軸を短縮化できて軽
量化でき、高速化に対応できる。
実施例 以下本考案の一実施例を第1図、第2図に基づいて説明
する。なお、従来例と同一部材には同一符号を付して説
明は省略する。
各昇降軸17の上端部には、所定の持上げストロークLの
昇降フレーム10の持上げ用内蔵シリンダ31が配設されて
いる。この持上げ用内蔵シリンダ31は、第2図に示すよ
うに、昇降軸17の軸心に上端面から下方にシリンダ孔32
が形成されるとともに、上端面にヘッドカバー33が取付
けられ、そしてヘッドカバー33を昇降自在に貫通するピ
ストンロッド34の基端部にはシリンダ孔32を摺動するピ
ストン35が取付けられ、ピストンロッド34の先端部は昇
降フレーム10にねじ36を介して固定されている。またピ
ストンロッド34にはピストン35を介して伸展室32aに連
通する油圧供給孔37とピストン35近傍に開口して収縮室
32bに連通する油圧排出孔38とが形成され、先端部近傍
の各ポート37a,38aに油圧供給排出ホース39,40がそれぞ
れ接続される。なお、これらの油圧供給排出孔37,38は
昇降軸17に設けてもよい。
上記構成において、メンテナンス時や金型交換時には、
昇降装置11を作動して昇降軸17を搬送ストロークlの上
限まで上昇させた後、油圧供給ホース39から油圧供給孔
37を介して持上げ用内蔵シリンダ31の伸展室32aに油圧
を供給するとともに、収縮室32b内の油を油圧排出孔38
から油圧排出ホース40に排出してピストンロッド34を伸
展させ、昇降フレーム10をさらに持上げストロークLだ
け上昇させる。これによりボルスタ台車3上の下金型4A
とスライドから取外された上金型4Bとをボルスタ台車3
と共に引き出して交換することができる。
上記実施例によれば、昇降軸17に昇降フレーム10の持上
げ用内蔵シリンダ31を設けたので、昇降軸17を短かくで
きる分可動部の軽量化がはかれ、高速化が可能となる。
さらにラック16,21,23や拘束シリンダ24のストロークを
短縮できるので、製造コストや材料コストを低減でき
る。
考案の効果 以上に述べたごとく、本考案によれば、昇降軸の上端部
に昇降フレームの持上げ用シリンダを内蔵したので、昇
降軸の昇降ストロークを短くすることができるので、昇
降駆動用のラックを短くできて昇降軸の長さを短縮で
き、軽量化がはかれる。したがって、高速化にも対応で
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図,第2図は本考案の一実施例を示し、第1図はト
ランスファ装置の側面図、第2図は昇降軸上端部の断面
図、第3図は従来のトランスファ装置の側面図である。 1……ベッド、3……台車、4A……下型、4B……上型、
9……プレスライン、10……昇降フレーム、11……昇降
装置、13……作動装置、14……ラック軸、15……ピニオ
ン、16……ラック、17……昇降軸、19……同期装置、20
……連動ロッド、21,22……連動ラック、23……連動ピ
ニオン、31……持上げ用内蔵シリンダ、34……ピストン
ロッド、37……油圧供給孔、38……油圧排出孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アプライト間に配置されるベッド上に、プ
    レスラインに搬入出自在に配置されたボルスタ台車を介
    して下金型をプレス位置に配置し、被加工物保持装置を
    有する可動台が移動自在に配置される昇降フレームを前
    記プレスラインに沿って配設し、プレス駆動装置に連動
    される昇降装置により駆動されて前記昇降フレームを昇
    降させる昇降軸をアプライトに対応して配置し、これら
    各昇降軸の上端部に、メンテナンス時および金型交換時
    に昇降フレームを上昇させる昇降フレームの持上げ用シ
    リンダを上方に向けて内蔵し、これら持上げ用シリンダ
    のピストンロッドを昇降フレームに連結したことを特徴
    とするトランスファ装置における昇降装置。
JP1990054401U 1990-05-24 1990-05-24 トランスファ装置における昇降装置 Expired - Lifetime JPH0739460Y2 (ja)

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JP1990054401U JPH0739460Y2 (ja) 1990-05-24 1990-05-24 トランスファ装置における昇降装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0417332U JPH0417332U (ja) 1992-02-13
JPH0739460Y2 true JPH0739460Y2 (ja) 1995-09-13

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ID=31576435

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JP1990054401U Expired - Lifetime JPH0739460Y2 (ja) 1990-05-24 1990-05-24 トランスファ装置における昇降装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0248099Y2 (ja) * 1986-05-02 1990-12-18
JPH0450994Y2 (ja) * 1987-12-03 1992-12-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0417332U (ja) 1992-02-13

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