JPH0739359Y2 - 自動ねじ締めユニット用コントローラ - Google Patents
自動ねじ締めユニット用コントローラInfo
- Publication number
- JPH0739359Y2 JPH0739359Y2 JP1988103735U JP10373588U JPH0739359Y2 JP H0739359 Y2 JPH0739359 Y2 JP H0739359Y2 JP 1988103735 U JP1988103735 U JP 1988103735U JP 10373588 U JP10373588 U JP 10373588U JP H0739359 Y2 JPH0739359 Y2 JP H0739359Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- control relay
- screw tightening
- contact
- main board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Multiple Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動ねじ締めユニット用コントローラ、さ
らに詳しく言えば、簡単な追加基板を設けることによっ
て所望の複数軸のねじ締めユニットを制御できるコント
ローラに関するものである。
らに詳しく言えば、簡単な追加基板を設けることによっ
て所望の複数軸のねじ締めユニットを制御できるコント
ローラに関するものである。
〔従来技術〕 従来の自動ねじ締めユニット用コントローラは、1台の
自動ねじ締めユニットしか制御できなかった。
自動ねじ締めユニットしか制御できなかった。
このため、自動ねじ締めユニットを複数組み合わせて多
軸ねじ締めユニットとして使用する場合には、自動ねじ
締めユニットと同数のコントローラが必要であった。
軸ねじ締めユニットとして使用する場合には、自動ねじ
締めユニットと同数のコントローラが必要であった。
多軸ねじ締め作業の必要性およびその軸数は、生産され
る機器や生産方法等によって変化する。
る機器や生産方法等によって変化する。
従って、ねじ締め作業の効率化を促進させるためには、
想定される最大多軸数と同数のコントローラを用意して
おく必要があり、その利用率の低下は免がれず、経済性
にも欠けていた。また、多軸ねじ締め作業を行う場合の
コントローラによる電動ドライバの制御方法は、それぞ
れのコントローラによる個別制御であったので、ねじ締
め作業性も良くなかった。
想定される最大多軸数と同数のコントローラを用意して
おく必要があり、その利用率の低下は免がれず、経済性
にも欠けていた。また、多軸ねじ締め作業を行う場合の
コントローラによる電動ドライバの制御方法は、それぞ
れのコントローラによる個別制御であったので、ねじ締
め作業性も良くなかった。
この考案は、前述した課題を解決し、自動ねじ締め作業
の効率化および操作性の向上を計るために、単軸および
多軸に共用できる自動ねじ締めユニット用コントローラ
を提供することを目的とするものである。
の効率化および操作性の向上を計るために、単軸および
多軸に共用できる自動ねじ締めユニット用コントローラ
を提供することを目的とするものである。
前記の目的を達成するために、この考案は、外部からの
セット信号およびリセット信号を入力して制御出力を送
出する制御回路2と、この制御回路2の制御出力によっ
て付勢され2個のa接点31と32を同時にON・OFFさせて
電動ドライバ11を起動・停止させる制御継電器3と、こ
の制御継電器3におけるa接点32と電動ドライバ11に内
蔵してあるトライアック10を介して交流電源15により付
勢されて作動するb接点を備え、外部からのリセット信
号をb接点と制御継電器3におけるa接点31を介して制
御回路2のR端子に入力させる制御継電器4とによって
構成した主基板1において、外部からのリセット信号を
追加基板6へ伝送させるコネクタ5を主基板1に設ける
と共に、主基板1におけるコネクタ5と制御継電器4と
同一のコネクタ7と制御継電器8、電動ドライバ11と同
一の電動ドライバ14との2個の接続端子18より成る追加
基板6を複数個順次接続して構成したものである。
セット信号およびリセット信号を入力して制御出力を送
出する制御回路2と、この制御回路2の制御出力によっ
て付勢され2個のa接点31と32を同時にON・OFFさせて
電動ドライバ11を起動・停止させる制御継電器3と、こ
の制御継電器3におけるa接点32と電動ドライバ11に内
蔵してあるトライアック10を介して交流電源15により付
勢されて作動するb接点を備え、外部からのリセット信
号をb接点と制御継電器3におけるa接点31を介して制
御回路2のR端子に入力させる制御継電器4とによって
構成した主基板1において、外部からのリセット信号を
追加基板6へ伝送させるコネクタ5を主基板1に設ける
と共に、主基板1におけるコネクタ5と制御継電器4と
同一のコネクタ7と制御継電器8、電動ドライバ11と同
一の電動ドライバ14との2個の接続端子18より成る追加
基板6を複数個順次接続して構成したものである。
電動ドライバ14は、主基板1の接続端子17において電動
ドライバ11と交流電源15に対して並列接続されているの
で、セット信号によって主基板1の制御回路2および制
御継電器3が作動すると電動ドライバ11および14は交流
電源の供給を受ける。
ドライバ11と交流電源15に対して並列接続されているの
で、セット信号によって主基板1の制御回路2および制
御継電器3が作動すると電動ドライバ11および14は交流
電源の供給を受ける。
また主基板1のコネクタ5へ送られたリセット信号は、
追加基板6の制御継電器8のb接点、主基板1の制御継
電器4のb接点および制御継電器3の1個のa接点31を
経て制御回路2へ入力され、制御回路2および制御継電
器3の作動によって、電動ドライバ11および14は交流電
源の供給を断たれる。即ち、主基板1の制御回路2と制
御継電器3はセット信号およびリセット信号によって作
動するが、電動ドライバ11および14に対し共用であっ
て、前記制御継電器3のa接点31と32を同時にON・OFF
制御することによって電動ドライバ11および14への交流
電源の供給と停止を行なう。
追加基板6の制御継電器8のb接点、主基板1の制御継
電器4のb接点および制御継電器3の1個のa接点31を
経て制御回路2へ入力され、制御回路2および制御継電
器3の作動によって、電動ドライバ11および14は交流電
源の供給を断たれる。即ち、主基板1の制御回路2と制
御継電器3はセット信号およびリセット信号によって作
動するが、電動ドライバ11および14に対し共用であっ
て、前記制御継電器3のa接点31と32を同時にON・OFF
制御することによって電動ドライバ11および14への交流
電源の供給と停止を行なう。
この考案の実施例について添付図面を参照しながら説明
する。
する。
第1図は、この考案に係る自動ねじ締めユニット用コン
トローラの結線図であって、主基板1に1台の追加基板
6を接続した2軸自動ねじ締めユニットの実施例を示し
ている。セット信号が主基板1の制御回路2へ入力され
ると、その出力によって制御継電器3は付勢され、制御
継電器3の2個のa接点31と32はONとなる。
トローラの結線図であって、主基板1に1台の追加基板
6を接続した2軸自動ねじ締めユニットの実施例を示し
ている。セット信号が主基板1の制御回路2へ入力され
ると、その出力によって制御継電器3は付勢され、制御
継電器3の2個のa接点31と32はONとなる。
上記a接点32によって、主基板1に接続されている電動
ドライバ11および追加基板6に接続されている電動ドラ
イバ14は、交流電源15からAC100Vの供給を受ける。
ドライバ11および追加基板6に接続されている電動ドラ
イバ14は、交流電源15からAC100Vの供給を受ける。
電動ドライバ11および14に内蔵されているトライアック
10および13は、常時ON状態になっているので、交流電源
15が入力されると整流回路20と21において変換された直
流電力により直流モータ9および12は駆動される。
10および13は、常時ON状態になっているので、交流電源
15が入力されると整流回路20と21において変換された直
流電力により直流モータ9および12は駆動される。
また、主基板1の制御継電器4および追加基板6の制御
継電器8の励磁コイルは、直流モータ9および12の外部
端子において並列接続されているので、トライアック10
および13によって励磁され、前記制御継電器4および8
のb接点はOFFとなる。
継電器8の励磁コイルは、直流モータ9および12の外部
端子において並列接続されているので、トライアック10
および13によって励磁され、前記制御継電器4および8
のb接点はOFFとなる。
次に、電動ドライバ11および14が所定のねじ締め作業を
終了すると、クラッチ機構(図示されていない)が作動
してトライアック10および13はOFFとなる。
終了すると、クラッチ機構(図示されていない)が作動
してトライアック10および13はOFFとなる。
この結果、直流モータ9および12は電力供給を断たれて
停止し、制御継電器4および8の励磁コイルも励磁電源
の供給を断たれるので、前記制御継電器のb接点は共に
ONとなる。
停止し、制御継電器4および8の励磁コイルも励磁電源
の供給を断たれるので、前記制御継電器のb接点は共に
ONとなる。
前述したように、制御継電器4および8のb接点は直列
接続されているので、リセット信号が主基板1のコネク
タ5に送られると、追加基板6のコネクタ7、制御継電
器8のb接点、主基板1の制御継電器4のb接点および
制御継電器3のa接点31を経由した前記信号は、制御回
路2へ入力される。制御継電器3は前記制御回路2の出
力によって付勢され、その2個のa接点はOFFとなる。
接続されているので、リセット信号が主基板1のコネク
タ5に送られると、追加基板6のコネクタ7、制御継電
器8のb接点、主基板1の制御継電器4のb接点および
制御継電器3のa接点31を経由した前記信号は、制御回
路2へ入力される。制御継電器3は前記制御回路2の出
力によって付勢され、その2個のa接点はOFFとなる。
この結果、前記制御継電器3のa接点32を介して交流電
源の供給を受けていた電動ドライバ11および14は、交流
電源の供給を断たれる。
源の供給を受けていた電動ドライバ11および14は、交流
電源の供給を断たれる。
なお、主基板1におけるコネクタ5の両端子間は追加基
板6を接続しない場合には導通状態にしておき、追加基
板6を接続した場合においては開路状態にするものであ
る。
板6を接続しない場合には導通状態にしておき、追加基
板6を接続した場合においては開路状態にするものであ
る。
従って、追加基板6を設けることにより、制御継電器4
と8はコネクタ5と7を介して直列接続される。
と8はコネクタ5と7を介して直列接続される。
以上の説明は、2軸ねじ締めユニットの実施例について
の動作説明であるが、3軸以上の場合の制御も同様であ
って、主基板1への外部信号(セット信号およびリセッ
ト信号)によって多数の電動ドライバを一括制御でき
る。
の動作説明であるが、3軸以上の場合の制御も同様であ
って、主基板1への外部信号(セット信号およびリセッ
ト信号)によって多数の電動ドライバを一括制御でき
る。
以上説明したように、この考案による自動ねじ締めユニ
ット用コントローラは、第2図に示す従来型の主基板に
コネクタ5を設けることにより、外形寸法および電源ト
ランス容量等の変更をすることなしに単軸・多軸供用の
主基板とし、電動ドライバの増加数と同数の簡単な追加
基板を接続することにより、所望数の多軸自動ねじ締め
ユニットとしての一括制御が可能となり、多軸自動ねじ
締め工程の効率化と操作性の向上を計ることができる効
果がある。
ット用コントローラは、第2図に示す従来型の主基板に
コネクタ5を設けることにより、外形寸法および電源ト
ランス容量等の変更をすることなしに単軸・多軸供用の
主基板とし、電動ドライバの増加数と同数の簡単な追加
基板を接続することにより、所望数の多軸自動ねじ締め
ユニットとしての一括制御が可能となり、多軸自動ねじ
締め工程の効率化と操作性の向上を計ることができる効
果がある。
なお、ねじ締め不具合の電動ドライバがあると、リセッ
ト信号を伝送するb接点による直列回路が形成されない
ので、リセット信号を送っても電動ドライバは交流電源
に接続されたままになる。
ト信号を伝送するb接点による直列回路が形成されない
ので、リセット信号を送っても電動ドライバは交流電源
に接続されたままになる。
従って、この異常を検出することによって、一括制御方
式の操作性をたかめることができる利点もある。
式の操作性をたかめることができる利点もある。
第1図は、この考案に係る自動ねじ締めユニットローラ
の2軸ねじ締めユニットとした場合の結線図、第2図は
従来型の自動ねじ締めユニット用コントローラの結線図
である。 1…主基板、2…制御回路 3,4,8…制御継電器 6…追加基板 5,7…コネクタ 9,12…直流モータ 10,13…トライアック 11,14…電動ドライバ 16,17,18…接続端子 20,21…整流回路
の2軸ねじ締めユニットとした場合の結線図、第2図は
従来型の自動ねじ締めユニット用コントローラの結線図
である。 1…主基板、2…制御回路 3,4,8…制御継電器 6…追加基板 5,7…コネクタ 9,12…直流モータ 10,13…トライアック 11,14…電動ドライバ 16,17,18…接続端子 20,21…整流回路
Claims (1)
- 【請求項1】外部からのセット信号およびリセット信号
を入力して制御出力を送出する制御回路(2)と、この
制御回路(2)の制御出力によって付勢される2個のa
接点(31)と(32)を同時にON・OFFさせ、トライアッ
ク(10)と整流回路(20)および直流モータ(9)より
成る電動ドライバ(11)を起動・停止させる制御継電器
(3)と、この制御継電器(3)におけるa接点(32)
と前記電動ドライバ(11)に内蔵してあるトライアック
(10)を介して交流電源(15)により付勢されて作動す
るb接点を備え、外部からのリセット信号を前記b接点
と前記制御継電器(3)におけるa接点(31)を介して
前記制御回路(2)におけるリセット端子Rに入力させ
る制御継電器(4)とによって構成した主基板(1)に
おいて、 外部からのリセット信号を追加基板(6)へ伝送させる
コネクタ(5)を前記主基板(1)に設けると共に、前
記コネクタ(5)および制御継電器(4)と同一のコネ
クタ(7)および制御継電器(8)と、前記電動ドライ
バ(11)と同一の電動ドライバ(14)との2個の接続端
子(18)より成る追加基板(6)を複数個順次接続して
構成したことを特徴とする自動ねじ締めユニット用コン
トローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988103735U JPH0739359Y2 (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | 自動ねじ締めユニット用コントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988103735U JPH0739359Y2 (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | 自動ねじ締めユニット用コントローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0226397U JPH0226397U (ja) | 1990-02-21 |
JPH0739359Y2 true JPH0739359Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=31334831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988103735U Expired - Lifetime JPH0739359Y2 (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | 自動ねじ締めユニット用コントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739359Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-05 JP JP1988103735U patent/JPH0739359Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0226397U (ja) | 1990-02-21 |
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