JPH0739061A - 電源分配器 - Google Patents

電源分配器

Info

Publication number
JPH0739061A
JPH0739061A JP5178746A JP17874693A JPH0739061A JP H0739061 A JPH0739061 A JP H0739061A JP 5178746 A JP5178746 A JP 5178746A JP 17874693 A JP17874693 A JP 17874693A JP H0739061 A JPH0739061 A JP H0739061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current value
section
load
switches
load current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5178746A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Fukada
章義 深田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP5178746A priority Critical patent/JPH0739061A/ja
Publication of JPH0739061A publication Critical patent/JPH0739061A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 総負荷電流値が所定の制限値を超過したと
き、予め設定した順序で負荷への給電を遮断し、総負荷
電流値が所定の復帰値以下になった場合、予め設定した
順序で負荷への給電を復帰する。 【構成】 電源1から負荷3(複数)への総負荷電流を
負荷電流検出部5で検出し、A/D変換部12でディジタ
ル変換し、演算部13により、メモリ部11よりの制限電流
値と演算し、制限電流値以上の場合、制御部14から制御
信号を出力し、メモリ部よりの遮断順序に従って開閉駆
動部4に信号出力し、対応する開閉器2を遮断する。演
算部による演算で、総負荷電流値がメモリ部よりの復帰
電流値以下に下がった場合、制御部より制御信号を出力
し、メモリ部よりの復帰順序に従って開閉駆動部に信号
出力し、対応する開閉器を通電状態に復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の負荷に電源を分配
する電源分配器に係り、総負荷電流の制限超過時に、所
要の順序で順次負荷を遮断し、総負荷電流の減少に応じ
て、所要の順序で順次復帰するものに関する。
【0002】
【従来の技術】商用電源からの電力を受給する家庭ある
いは事務所等には、屋内配線に遮断器が設けられてお
り、この遮断器により設定されている電流値以上の電流
が負荷に流れた場合に遮断器が作動し、電源の供給を遮
断するようになっている。近年、家庭あるいは事務所等
には、例えば、小型コンピュータ装置、ワードプロセッ
サ装置等のように、データ処理機能を有する電子機器が
設置されるようになっており、これらの機器の中には、
データ処理中に電源が切断された場合に、処理未了のデ
ータが破壊され、あるいは、入力したデータが消滅する
ものがある。また画像記録装置等では、タイマー録画予
約に設定されている場合に、電源遮断により、再度設定
し直さなければタイマー録画が実行されないようになっ
ているものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、近年の
家庭あるいは事務所等には、電源の遮断によって、様々
な障害を発生する可能性を持つ機器が設置されている。
本発明の課題は、このような問題点に鑑み、複数の負荷
への電源分配路に負荷別に開閉器を設けることとし、総
負荷電流を検出し、総負荷電流値が予め設定された制限
値を超過した場合、所定の順序で開閉器を遮断するよう
にして、電源の遮断により障害が発生する機器に対して
は、電源の遮断順序を後回しにできるようにして、障害
の発生を最小限にくい止められるようにするものを提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、複数の負荷に電源を分配する電源分配器に
おいて、各負荷への電源供給を夫々遮断/通電する複数
の開閉器と、各開閉器を駆動する開閉駆動部と、同開閉
駆動部を制御する制御部と、前記複数の負荷への総負荷
電流を検出する負荷電流検出部とからなり、同負荷電流
検出部による検出値が所定の制限電流値を超過した場合
に、前記制御部により、前記開閉駆動部を介して予め設
定された順序で順次開閉器を遮断し、前記負荷電流検出
部による検出値が所定の復帰電流値以下になった場合
に、前記開閉駆動部を介して予め設定された順序で順次
開閉器を通電状態に復帰するようにして、電源分配器を
構成した。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明による電源
分配器においては、総負荷電流値が所定の制限電流値を
超過した場合、予め設定された順序で対応する分配路の
開閉器を作動させ、負荷への電源供給を遮断する。そし
て、総負荷電流値が所定の復帰電流値以下になった場
合、予め設定された順序で対応する分配路の開閉器を作
動させ、負荷への電源供給を復帰する。なお、前記制限
電流値、復帰電流値、電源を遮断する順序、電源供給状
態に復帰する順序等は、夫々、任意に設定できる。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による電源分配
器の実施例を詳細に説明する。図1は本発明による電源
分配器の一実施例を示す要部ブロック図である。図にお
いて、1は電源で、例えば、商用電源である。2は開閉
器(複数)で、負荷3別に配設する。4は開閉駆動部
で、前記開閉器2を遮断/通電に駆動するために設けら
れた、例えば、リレーで、制御装置6よりの信号に応じ
て、対応する開閉器2を遮断/通電に駆動する。5は負
荷電流検出部で、前記電源1より全負荷3への電流を検
出する。7は制限電流値設定部で、開閉器2の何れかを
遮断すべき総負荷電流の上限値を設定する。8は復帰電
流値設定部で、何れかの開閉器2を通電状態に復帰すべ
き総負荷電流の上限値を設定する。9は遮断順序設定部
で、前記総負荷電流値が制限電流値を超過した場合の、
遮断する開閉器2の順序を設定する。10は復帰順序設定
部で、前記総負荷電流値が復帰電流値以下になった場合
の、通電状態に復帰する開閉器2の順序を設定する。
【0007】11はメモリ部で、前記制限電流値設定部
7、復帰電流値設定部8、遮断順序設定部9、および復
帰順序設定部10より読み込まれたデータを夫々記憶す
る。12はA/D変換部で、前記負荷電流検出部5によっ
て検出された電流値をディジタルデータに変換する。13
は演算部で、前記A/D変換部12よりのデータとメモリ
部11より読み出したデータとの演算を行う。14は制御部
で、前記演算部13よりの演算値に基づいて所要の制御信
号を出力する。15は出力部で、制御部14よりの制御信号
を対応する開閉駆動部4に出力し、開閉器2を遮断/通
電に駆動する。
【0008】次に、本発明による電源分配器の動作を図
2に示すフローチャートによって説明する。開閉器2
は、複数の負荷3(一負荷に複数の機器が接続される場
合を含む)別に夫々配設されており、商用電源1からこ
れら開閉器2への電源供給路に、負荷電流検出部5が介
挿されている。一方、負荷3への総電流量が過大になっ
た場合の、開閉器2を遮断すべき制限電流値は、制限電
流値設定部7によって設定し、何れの開閉器2から遮断
するかの遮断順位を遮断順序設定部9によって設定し、
また、前記総電流量が減少した場合の、開閉器2を通電
状態に復帰すべき復帰電流値は、復帰電流値設定部8に
よって設定し、複数の開閉器2が遮断状態になっている
場合に、何れの開閉器2から通電状態に復帰するかの復
帰順位は、復帰順序設定部10によって設定する。
【0009】上記制限電流値設定部7、復帰電流値設定
部8、遮断順序設定部9、および復帰順序設定部10によ
って夫々設定されたデータは、制御部14を介して読み込
まれ、メモリ部11に記録される(ステップ1、以降、ST
1と略す)。電源1から負荷3への電流は、負荷電流検
出部5によって常時検出されている(ST2)。この負荷
電流検出部5による検出値はA/D変換部12によってデ
ィジタルデータに変換され、制御部14を介して演算部13
に加えられる。そして、演算部13により、このデータと
メモリ部11から読み出した制限電流値のデータとの差を
演算し、制御部14によって演算値を判断し、総負荷電流
値が制限電流値以上の場合(ST3:Yes)、制御部14に
より開閉器遮断の制御信号を発生し、メモリ部11より読
み出された遮断順序に基づいて、出力部15を介し、第1
順位に設定されている開閉器2に対応する開閉駆動部4
に制御信号を出力し、当該開閉器2を遮断する(ST
4)。そして、これでも、なおも、総負荷電流値が制限
電流値を超過している場合は、前記ST1以降の動作を繰
り返し、第2順位に設定されている開閉器2を遮断する
という動作を行う。
【0010】上記開閉器2の遮断の結果、総負荷電流値
が制限電流値以下になった場合(ST3:No)、メモリ部
11より読み出した復帰電流値のデータを演算部13に加
え、A/D変換部12を介し入力される総負荷電流データ
との差を演算し、制御部14によって演算値を判断し、総
負荷電流値が復帰電流値以上であった場合(ST5:No)
は現状の状態を維持し(前記ST1以降の動作を繰り返
す)、総負荷電流値が復帰電流値以下に低下した場合
(ST5:Yes )、制御部14により開閉器通電復帰の制御
信号を発生し、メモリ部11より読み出された復帰順序に
基づいて、出力部15を介し、第1順位に設定されている
開閉器2に対応する開閉駆動部4に制御信号を出力し、
当該開閉器2を通電状態に復帰する(ST6)。
【0011】なお、前記制限電流値設定部7は、例え
ば、屋内配線に配設されている遮断器の設定遮断電流値
以下であれば、任意の電流値に設定できるようにもで
き、また、前記遮断順序設定部9は、負荷3の電源遮断
による障害発生の程度を勘案して設定するようにする。
そして、復帰順序設定部10は、例えば、生活あるいは業
務に支障を来す度合いの高い順序に、負荷3の復帰順位
を設定できるようにし、復帰電流値設定部8は、例え
ば、第1復帰順位に設定する負荷3の消費電流値を、前
記制限電流値から除算した値に設定するようにする。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による電
源分配器によれば、総負荷電流が所要の制限電流値を超
過した場合に、予め設定された順序で一負荷ずつ遮断さ
れ、総負荷電流値が所要の復帰電流値以下に下がったと
き、予め設定された順序で一負荷つずつ通電状態に復帰
するものであるから、使用中に電源が切断されてはなら
ない機器は、電力供給元からの給電が停止しない限り、
他の負荷の消費電流の増加によって電力供給が遮断され
ることがなく、従って、例えば、電源遮断器の遮断容量
限度に近い負荷電流の状態で多数の機器が使用されてい
る場合でも、小型コンピュータ装置あるいはワードプロ
セッサ装置等を安心して使用することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電源分配器の一実施例を示す要部
ブロック図である。
【図2】本発明による電源分配器の動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 電源 2 開閉器(複数) 3 負荷(複数) 4 開閉駆動部(複数) 5 負荷電流検出部 6 制御装置 7 制限電流値設定部 8 復帰電流値設定部 9 遮断順序設定部 10 復帰順序設定部 12 A/D変換部 13 演算部 14 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の負荷に電源を分配する電源分配器
    において、各負荷への電源供給を夫々遮断/通電する複
    数の開閉器と、各開閉器を駆動する開閉駆動部と、同開
    閉駆動部を制御する制御部と、前記複数の負荷への総負
    荷電流を検出する負荷電流検出部とからなり、同負荷電
    流検出部による検出値が所定の制限電流値を超過した場
    合に、前記制御部により、前記開閉駆動部を介して予め
    設定された順序で順次開閉器を遮断し、前記負荷電流検
    出部による検出値が所定の復帰電流値以下になった場合
    に、前記開閉駆動部を介して予め設定された順序で順次
    開閉器を通電状態に復帰するようにしたことを特徴とす
    る電源分配器。
  2. 【請求項2】 制限電流値設定部を設けて、前記制限電
    流値を任意に設定できるようにし、復帰電流値設定部を
    設けて、前記復帰電流値を任意に設定できるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の電源分配器。
  3. 【請求項3】 遮断順序設定部を設けて、前記各開閉器
    を遮断する順序を任意に設定できるようにし、復帰順序
    設定部を設けて、前記各開閉器を通電状態に復帰する順
    序を任意に設定できるようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の電源分配器。
JP5178746A 1993-07-20 1993-07-20 電源分配器 Pending JPH0739061A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5178746A JPH0739061A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 電源分配器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5178746A JPH0739061A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 電源分配器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0739061A true JPH0739061A (ja) 1995-02-07

Family

ID=16053866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5178746A Pending JPH0739061A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 電源分配器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0739061A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9834864B2 (en) 2013-02-26 2017-12-05 Mitsubishi Chemical Corporation Process for producing a fibrous bundle via a spinning nozzle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9834864B2 (en) 2013-02-26 2017-12-05 Mitsubishi Chemical Corporation Process for producing a fibrous bundle via a spinning nozzle
US11142847B2 (en) 2013-02-26 2021-10-12 Mitsubishi Chemical Corporation Spinning nozzle, process for producing fibrous mass, fibrous mass, and paper

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002354825A (ja) 電力変換装置
US5679985A (en) Power supply with automatic recovery system
JPH0739061A (ja) 電源分配器
EP0661802A1 (en) Operational amplifier protection circuit using, either in working conditions or at start-up, identical circuit elements for detecting permanent output abnormal conditions
JPH08254195A (ja) 可変速ポンプを用いた給水装置
JPS626268Y2 (ja)
CN111656678B (zh) 变频控制装置
JPH0759247A (ja) 電源分配器
JPH0755060B2 (ja) インバ−タのリトライ制御装置
JPH0833187A (ja) 電源分配器
JP3025508B2 (ja) 分電盤
JPH08294223A (ja) 電源遮断装置
JP3846363B2 (ja) 過電圧保護回路を備えた電子機器及び過電圧保護回路及び方法
JP2518204Y2 (ja) 無停電電源装置の保護回路
JP3048931B2 (ja) ファン拘束電流防止回路
JPH06284573A (ja) 電源遮断制御装置
JP3042930B2 (ja) 負荷制御装置
JPS6111532B2 (ja)
JP3320846B2 (ja) 系統安定化装置
JP2872089B2 (ja) 活線挿抜装置
JP2003099161A (ja) 情報処理システムの起動システム
JP2001103680A (ja) 配電系統監視装置
JPH0723524A (ja) 電源遮断制御装置
JPH06103970B2 (ja) 自動復帰形過負荷保護継電器
KR19980067074A (ko) 이중화 제어 시스템 및 그 제어방법