JPH0738905Y2 - 反射型液晶表示装置 - Google Patents

反射型液晶表示装置

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JPH0738905Y2
JPH0738905Y2 JP1989070436U JP7043689U JPH0738905Y2 JP H0738905 Y2 JPH0738905 Y2 JP H0738905Y2 JP 1989070436 U JP1989070436 U JP 1989070436U JP 7043689 U JP7043689 U JP 7043689U JP H0738905 Y2 JPH0738905 Y2 JP H0738905Y2
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JP
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liquid crystal
crystal display
light
display device
transparent substrate
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JP1989070436U
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政昭 今村
賢二 大塚
茂樹 岩本
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は反射型液晶表示装置の改良に関するものであ
る。
〈従来の技術〉 以下、従来の技術について、図面を用いて説明する。
第5図はウェッジライト構造の照明装置を具備する計器
の表示部分構成図である。特に、同図(A)は表示部分
の概要斜視図,同図(B)はこのX−X断面図を示す)
である(詳細は特公昭36−22835号公報参照)。
第5図(A),(B)において、1は、前面が傾斜面1a
で、後面が平面1bで、該平面1b側に目盛り板MAが配置さ
れ、底面部分1cの外側に光源Eが配置された、プリズム
形状の第1楔体である。2は、第1楔体1の傾斜面1aの
前面に配置されて第1楔体1からの光源Eの屈折光を受
けて、第1楔体とは対称した配置で円筒形表示体MBを照
明するプリズム形状に形成された第2楔体である。
この第1,2楔体1,2及び光源Eによりウェッジライト構造
の照明装置が構成される。
このような構造において、設置条件により光源Eを点灯
しないで前面の矢印Fの方向から目盛り板MAと円筒形表
示体MBを見る場合は、そのまま電源Eを非点灯状態で使
用する。一方、光源Eを点灯しながら用いる状態下に設
置された場合(例えば航空機器等のように常時外部光の
状態によって照明輝度を変化させながら使用する場合)
は、光源Eの点灯で、光源Eの光は第1楔体1の底部部
分1cから内部に入り、反射を繰返しながら第1楔体1の
平面1bから発する光で目盛り板MAを照明し、残部の光が
第2楔体2の下部の目盛り板MA側から発して円筒形表示
体MBを照明する。尚、Bは第2楔体2の外側に設けられ
たベゼルである。
ところで、近年は、表示形態の多様化等に対処するため
に、液晶表示装置が表示装置として多用されるようにな
ってきている。
第6図は第5図の従来のウェッジライト構造の照明装置
を反射型液晶表示装置に転用した場合の反射型液晶表示
装置の構成図である。
第6図において、3は、プリズム形状の第1楔体1の平
面1b側に配置された反射型液晶表示装置である。
この反射型液晶表示装置3は、前面透明基板(例えばガ
ラス、以下「前面ガラス」という)3a1と後面透明基板
(例えばガラス、以下「後面ガラス」という)3a2を所
定の間隔で保持し、後面ガラス3a2の背面に反射板3bが
配置されて、前面ガラス3a1と後面ガラス3a2の内面に設
けられ対向配置する透明電極から成る前面電極板3c1
裏面電極板3c2との間にゲストホスト液晶3dが封入され
る構造からなる。尚、ここではゲストホスト液晶3dとし
たが、他の液晶の場合は、液晶の前部のどの位置でもよ
いが、1カ所に偏光板を設けた構造となる。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところでこのような反射型液晶表示装置にあっては、以
下のような問題点があった。
:反射を繰返しながら第1楔体1の平面1bから発する
光αが前面ガラス3a1で反射されたり吸収されたりし
て、表示面の輝度,コントラストの低下となる。
:航空計器搭載用として用いる場合にあっては、低輝
度時においても一定のコントラストを必要とするが、前
面ガラス3a1での反射による影響で黒色部分が灰色がか
ってくるので、この影響を無視することができない。
:航空計器搭載用として用いる場合にあっては、背景
が黒色で文字が白いことが一般に要求される場は一般に
白い樹脂のフィルム状(ポリエステル等でできており、
熱に弱い)の反射板等が用いられており、又低温下で駆
動するためにヒートアップ機構が一般には要求される場
合は例えば第6図においては破線で示すように反射板の
後部にヒータ4が設けられたり、又は図示しないが後面
ガラスと反射板との間に透明なヒータが配置される等の
配慮がなされるが、いずれにしてもヒータと反射板とが
接触するような構造にあっては、反射板に変型や変色等
が起きる。この様な問題点を解決するためには、例えば
第7図の従来の技術の問題点に供する図に示すように、
ヒータ40と反射板3bとの距離を例えばdとあけることが
考えられる。しかし、このようにするこ今度は液晶の像
3e(入射光遮断)による影5が反射板3b上に生じ、斜め
方向からの視認性が悪くなる。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、簡単
な構造で輝度やコントラストを上げることができ、又は
及びヒートアップ付機能を必要とする場合においても熱
による劣化や斜視状態でも影の無いような反射型液晶表
示装置を提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 このような目的を達成すすために、本考案は、 前面透明基板と後面透明基板とによって液晶を挟持した
液晶パネルの前面から入射した光の反射光を利用し、前
記液晶パネルに表示を行う反射型液晶表示装置におい
て、 前記前面透明基板は、 前記後面透明基板と共に前記液晶を挟持する平面側に配
置された透明電極と、 前記平面と対向する視野側に形成されていて、外部の光
源から入射した光を前記液晶側に反射する傾斜面と を備えたことを特徴としている。
〈実施例〉 実施例について図面を参照して説明する。
尚、以下の図面において、第5図乃至第7図と重複する
部分は同一番号を付してその説明は省略する。
第1図は本考案の請求項1の具体的実施例であるウェッ
ジライト構造の照明装置を具備する反射型液晶表示装置
の概要断面図である。
第1図において、10は第6図の液晶表示装置3の前面ガ
ラス1a1に替わって設けられた液晶用前面ガラス部であ
る。この液晶用前面ガラス部10は、前面が傾斜面10a
で、後面が平面10bで、この平面10b側に前面電極板3c1
が配置され、更にその背面に液晶3dが設けられるプリズ
ム形状(楔形状)となっており、このプリズム形状の底
面部分10cには光源Eが配置される構造となっている。2
0はベゼル取付け面ガラスであり、必要に応じて設けら
れる。
このような構造においては、設置条件によっては光源E
を点灯しないで液晶表示装置を見ることができる。又、
光源Eを点灯しながら用いる例えば航空機器等の場合
は、光源Eの光は液晶用前面ガラス部10の底面部分10c
から内部に入り、内部で反射を1〜複数回繰返しながら
平面10bから透明電極3c1や液晶3dを直接照明する光とな
る。この時液晶3d又は透明電極3c1は空気に比べ屈折率
が大きいためにプリズム臨界角も大きくなり、液晶内に
侵入する光量は増加する。故にコントラストや輝度が上
がり、良好な液晶表示を得ることができる。
尚、本考案は第1図の構成に限定されるものではない。
例えば、ベンゼル取付け面ガラス20は特になくともよ
い。無い場合は光源Eの液晶用前面ガラス部10での反射
光の漏れがあるが、表示のコントラスト等に付いては用
途によっては気にする程のものではない。ないほうが、
コストを下げることができ、製作も容易となることはい
うまでもない。
又、第2図乃至第3図のその他の実施例の説明に供する
図のように構成することもできる。
即ち、その形状は表面が必ずしも平面ではなく、曲面で
形成されるようにしてもよい。第2図においては液晶用
前面ガラス部100の前面の傾斜面100aが曲面となってい
る場合であり、第3図においては液晶用前面ガラス部10
00の後面1000bが曲面となっている場合を示す。この時
は前面電極板30c1を含めて全体の液晶構造が後面1000b
の曲率に合せた形状となる。尚、第3図においては、光
源Eが液晶用前面ガラス部1000の内部に収納された場合
を示す。このような構造も設計的に自由である。
第4図は更にその他の実施例の説明に供する図であり、
第7図に対応し、請求項2の液晶表示装置の説明に供す
る照明装置部分を除いた反射型液晶表示装置の部分説明
図である。
尚、第4図において第1図乃至第3図及び第5図乃至第
7図と重複する部分は同一番号を付してその説明は省略
又は簡単化する。
第4図おいては、2枚用いる基板の内の前面部分の基板
を透明基板即ち液晶用前面ガラス部10(又は第6図や第
7図で示す前面ガラス3a1であってもよい)とし、後面
部分の基板を反射板を兼ねた白色のセラミック基板6と
して、このセラミック基板6の裏面に例えば抵抗体を蒸
着等して形成されたヒータ(又は平面構成の一般的なヒ
ータ)400を取付けたことを特徴とする反射型液晶表示
装置の構造とした。尚、ここでは、前記セラミック基板
6を文字が白いことが要求されたことを想定して“白
色”とした場合で説明するが、勿論この色に限定される
ものではない。要は色は反射を可能とする色であれば特
に制限はなく、必要とする文字の色に対応させて、幅広
く採用する等の応用・変化を可能としているものであ
る。又、例えば液晶として、2色性色素を含んでいて偏
光板を使用しないで済むものの場合で示してある(偏光
板を1枚使用するタイプの場合は前面ガラスの更に外側
に設けることとなる)。
この様な構成においては、前面ガラス部10を通して入射
した光は液晶3dに入り、ここで光遮断部分では光は2色
性色素により吸収され、光透過部分では液晶3dを通過し
て白色のセラミック基板6に到達する。白色のセラミッ
ク基板6は白色反射板と考えてよいためにここで反射が
起こり、再び液晶を通過して前面ガラス部10を更に通過
して外部に出てゆくこととなる。即ち、この様な構造と
すれば、反射体が液晶に直接接しているために第7図の
時のような視認性に影響を与えるような影が生じること
はなくなる。そして同時にヒータ400と反射板6とが接
触するような構造としてもヒータによる悪影響を考慮す
る必要はなく、効率よく低温下でも駆動することができ
る。
〈考案の効果〉 以上詳細に説明したように、本考案の反射型液晶表示装
置は、プリズム形状の前面透明基板で液晶を挟持するよ
うにしているので、従来のものに比べ、液晶に入射する
光の吸収を押さえることができる共に、反射を押さえる
ことができるため、高輝度でコントラスト特性のよい画
面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の請求項1の具体的実施例である反射型
液晶表示装置の概要断面図、第2図乃至第4図はその他
の実施例の説明に供する図(特に第4図は請求項2の説
明に供する図でもある)、第5図はウェッジライト構造
の照明装置を具備する計器の表示部分構成図、第6図は
第5図のウェッジライト構造の照明装置を反射型液晶表
示装置として用いた場合の図、第7図は従来の技術の問
題点に供する図である。 1……第1楔体、2……第2楔体、E……光源、3……
反射型液晶表示装置、10,100,1000……液晶用前面ガラ
ス部、4,40,400……ヒータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−139020(JP,A) 特開 昭53−118153(JP,A) 特開 昭56−92570(JP,A) 特開 昭61−277924(JP,A) 特開 昭61−110122(JP,A) 実開 昭60−92230(JP,U) 実開 昭57−3220(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面透明基板と後面透明基板とによって液
    晶を挟持した液晶パネルの前面から入射した光の反射光
    を利用し、前記液晶パネルに表示を行う反射型表示装置
    において、 前記前面透明基板は、 前記後面透明基板と共に前記液晶を挟持する平面側に配
    置された透明電極と、 前記平面と対向する視野側に形成されていて、外部の光
    源から入射した光を前記液晶側に反射する傾斜面と を備えたことを特徴とした反射型液晶表示装置。
JP1989070436U 1988-09-14 1989-06-16 反射型液晶表示装置 Expired - Lifetime JPH0738905Y2 (ja)

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JP11988188 1988-09-14
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JPH0285422U JPH0285422U (ja) 1990-07-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE2813007A1 (de) * 1977-03-22 1978-09-28 Ebauches Sa Zweifarbige passive elektrooptische anzeigezelle
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