JP2535153B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2535153B2
JP2535153B2 JP61237908A JP23790886A JP2535153B2 JP 2535153 B2 JP2535153 B2 JP 2535153B2 JP 61237908 A JP61237908 A JP 61237908A JP 23790886 A JP23790886 A JP 23790886A JP 2535153 B2 JP2535153 B2 JP 2535153B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液晶表示装置に係り、特に既存のオーバーヘ
ッドプロジェクターにおけるスライドフィルムの代わり
に用いてスクリーン上に画像を投射するための透過型で
動作する液晶表示装置に関する。
〔従来の技術〕
液晶層を透明基板間に挟持してなる液晶表示素子を、
スライドフィルムの代わりにスライド投影機に挿入して
用いれば、スクリーン上に大型の画像を投影することが
できる。この際、外部信号によって、液晶表示素子によ
る表示画像を次々に変えて行くようにすれば、スライド
フィルム交換操作が不要な新しい投影装置が構成でき
る。
この場合、投射用光源からの光は液晶表示素子の背面
から入射され、液晶表示素子の前面に配置されたスクリ
ーン上に画像が投影される(「液晶エレクトロニクスの
基礎と応用」(オーム社発行)第161頁)。
また、液晶表示素子をオーバーヘッドプロジェクター
装置(以下、単にOHP本体、またはOHP装置本体とも称す
る)用のスライドフィルム(所謂、OHPシート)の代わ
りに用いることも出来る。
図3は従来のOHP装置本体のスライドフィルムの載置
位置にスライドフィルムに代えて液晶表示素子を載置し
た状態を説明する断面図である。同図において、液晶表
示素子4はOHP本体1のスライドフィルム載置面に載置
され、光源2より発せられた光は、一度OHP本体1に付
いているコンデンサレンズ(フレネルレンズ)3で集め
られて液晶表示素子4を通過後、レンズ9を介しミラー
7で反射されスクリーン8上に像を結ぶ。このとき、液
晶表示素子4は光スイッチの働きを果たし、点灯パター
ンが表示される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
熱光源(ハロゲンランプ等)2をバックライトとして
透過型で動作する液晶表示装置では、光源2から放射さ
れる赤外線(波長700nm以上)が液晶表示素子4中を通
過する間に吸収され熱に変わるため、その液晶表示素子
4の温度が上昇する。
液晶表示素子4は温度により最適表示のための駆動電
圧が変化するため、温度補償回路などを設けて液晶表示
素子4を駆動する電圧を温度変化に応じて変えないと、
コントラスト低下などの悪影響が生じる。
また、光源2からの赤外線放射が、液晶表示素子4の
全体に一様に入射されないと上記の温度上昇に場所的に
むらが生じ、コントラストのむらを生じるという問題が
あった。
本発明の目的は、既存のOHP装置にそのスライドフィ
ルムに代えて載置使用する液晶表示装置において、当該
OHP本体の光源から放射される赤外線による液晶表示素
子の温度上昇を極力抑制してコントラストの低下やその
むらを防止すると共に、上記液晶表示素子の光源入射側
の面への外部からの衝撃および他の物体との接触から保
護することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、液晶表示装置を構成する液晶表示素子の
OHP装置本体の光源と対向する側に、赤外線反射膜が直
接その上に形成されたガラス板あるいは赤外線反射膜が
蒸着形成されたフィルムが貼り付けられたガラス板を配
設することにより解決される。
〔作用〕
OHP本体のスライドフィルム載置位置に載置して用い
る液晶表示装置を構成する液晶表示素子と当該OHP本体
の光源との間に赤外線反射膜が直接その上に形成された
ガラス板あるいは赤外線反射膜が蒸着形成されたフィル
ムが貼り付けられたガラス板を設けることにより、上記
光源からの光に含まれる赤外線が上記赤外線反射膜で反
射され、上記液晶表示素子の中には殆ど赤外領域の光が
入射されぬ為、液晶表示素子の温度上昇が防止でき、温
度上昇による表示画像のコントラストの低下やむらの発
生が防止されると共に、上記液晶表示装置をOHP装置本
体に載置または取外しの際の外部衝撃および他の物体と
の接触から当該液晶表示素子の保護がなされる。
〔実施例〕
以下図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。なお、以下の図面において、第3図と同じまたは相
当部材には同一符号を付し、その説明を省略する。
第1図は本発明の第1の実施例を説明する断面図であ
って、OHP本体のスライドフィルム載置位置に本発明に
よる液晶表示装置を載置して画像を投射するようにした
構成例を示す。
同図において、1はOHP装置本体であり、そのスライ
ドフィルム載置位置に本発明による透過型の液晶表示素
子4を有する液晶表示装置20を載置し、この液晶表示装
置20を構成する液晶表示素子4に形成した画像をCHP本
体1の光源2からの光で照射し、透過光をレンズ9とミ
ラー7でスクリーン8上に投射し表示するように構成さ
れている。
上記液晶表示素子4は、例えば、所望の形状を有する
透明電極が対向面に形成された一対の透明ガラス基板間
にツイスト構造をなすネマチック液晶を挟持し、更に一
対の偏光板で挟持したツイストネマチック液晶表示素子
である(詳しくは、特公昭51−13666号公報参照)。
また、液晶表示素子4は回路基板10上に固定金具14に
より固定搭載され、この回路基板10上には液晶表示素子
を駆動するための駆動LSI11が実装され、液晶表示素子
4と駆動LSI11との間の電気的接続はフレキシブルコネ
クタ12により行われている。
上記液晶表示装置20を構成する液晶表示素子4とOHP
本体1の光源2との間に、例えばAu,Ag,Pt,Al,TiO2,In2
O3,若しくはSnO2、またはこれらの混合物、例えばITO膜
からなる赤外線反射膜5を表面に形成したガラス板6が
支持部材13を介して回路基板10に取付けられている。
表面に赤外線反射膜5が形成されたガラス板6は、液
晶表示素子4を外部からの衝撃および他の物体の接触か
ら保護するための保護ガラス板を兼用することができる
ので、赤外線反射膜5を配設することによる液晶表示装
置20の外形寸法の増大を避けることが出来る。
液晶表示素子4には外部回路(図示せず)例えばパー
ソナルコンピュータからの信号を駆動LSI11に入力する
ことにより、所望の画像が表示される。従って光源2か
らの入射光は、この表示画像により変調された後、レン
ズ9、ミラー7の作用によりスクリーン8上に画像を形
成する。
このような構成においては、液晶表示素子4への入射
光には赤外線領域の光が殆ど含まれない為液晶表示素子
4の温度上昇が殆ど無視出来、コントラストの低下、コ
ントラストのむらも無視出来る程度に減少する。
なお、赤外線反射膜5は第1図とは逆にガラス板6の
液晶表示素子4側の表面に形成しても殆ど全く同様の効
果が得られる。
また、第1図においても、第3図同様OHP本体1内に
コンデンサレンズ3を配置しても本発明の効果に殊に問
題がないことは勿論である。
第2図は本発明の第2の実施例を説明する前記第1図
と同様の断面図であって、この第2の実施例を示す第2
図においては、例えばポリエステル樹脂からなるフィル
ム17の表面に、例えばAu,Ag,Pt,Al,TiO2,In2O3,若しく
はSnO2、またはこれらの混合物、例えばITO膜を蒸着し
て得られる赤外線反射膜18を形成してなる赤外線反射フ
ィルム19が、液晶表示装置20を構成する液晶表示素子4
とOHP本体1の光源2との間に配置されるガラス板16上
に貼り付けられている。このガラス板16は、前記実施例
同様、液晶表示素子4を外部からの衝撃および他の物体
の接触から保護する保護ガラス板と兼用することが出来
る。なお、液晶表示素子4と回路基板10の固定および支
持部材13によるガラス板16の取付け構造は前記第1図と
同様である。但し、この実施例では駆動LSI11は回路基
板10の裏面に実装されている。
液晶表示装置20のバックライト光源となるOHP本体1
の光源2としては、例えばハロゲンランプを使用するこ
とができる。ハロゲンランプは可視光線(波長459nm〜7
00nm)に加えて赤外線(波長700nm以上)を放射する割
合が多く、1000nm付近に出力ピークがある。
ハロゲンランプなどの光源2と液晶表示素子4の間に
置かれたガラス板16には赤外線反射フィルム19が貼られ
ているため、可視光透過率を1とした場合、赤外線の透
過率が0.5〜0.3となる。
赤外線反射フィルム19が貼付されたガラス板16を配設
することにより、これが無い場合に比べ液晶表示素子の
温度上昇を10〜20度低く抑えることが出来る。
ないお、上記実施例においても、第2図とは逆に赤外
線反射フィルム19をガラス板16の液晶表示素子4側の表
面に形成しても殆ど全く同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、液晶表示装置を載置するオーバーヘ
ッドプロジェクターの光源からの赤外線による上記液晶
表示装置を構成する液晶表示素子の温度上昇が抑えられ
るため、光源からの赤外線によるコントラスト低下およ
びコントラストむらの発生を防止することが出来ると共
に、上記液晶表示素子の光源入射側の面への外部からの
衝撃および他の物体との接触から保護することが出来、
かつ赤外線反射と液晶表示素子の保護とを兼ねることで
オーバーヘッドプロジェクター本体の構造に手を加える
ことなく、当該オーバーヘッドプロジェクターに載置し
て用いる液晶表示装置の外形寸法をコンパクト化出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を説明する要部断面図、
第2図は本発明の第2の実施例を説明する前記第1図と
同様の要部断面図、第3図は従来のOHP装置のスライド
フィルムの載置位置にスライドフィルムに代えて液晶表
示素子を載置した状態を説明する要部断面図である。 1……オーバーヘッドプロジェクター装置本体、2……
光源、3……コンデンサレンズ、4……液晶表示素子、
5,18……赤外線反射膜、6,16……ガラス板、7……ミラ
ー、8……スクリーン、9……レンズ、10……回路基
板、11……駆動LSI、12……フレキシブルコネクタ、13
……支持部材、14……固定金具、17……フィルム、19…
…赤外線反射フィルム。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーバーヘッドプロジェクター装置本体
    (1)のスライド載置部に載置し、当該オーバーヘッド
    プロジェクターに配置した光源(2)をバックライトと
    してスクリーン(8)上に画像を投射するための液晶表
    示装置(20)において、 上記液晶表示装置(20)は、一対のガラス基板間にツイ
    スト構造をなすネマチック液晶を挟持し、更に一対の偏
    光板で挟持したツイストネマチック液晶を有する透過型
    の液晶表示素子(4)と、上記液晶表示素子(4)を駆
    動する駆動LSI(11)を実装すると共に、固定金具(1
    4)により上記液晶表示素子(4)を固定搭載し、上記
    液晶表示素子(4)と上記駆動LSI(11)をフレキシブ
    ルコネクタ(12)で電気的に接続した回路基板(10)
    と、表面に赤外線反射膜(5)を直接又は表面に赤外線
    反射膜(18)を蒸着形成したフィルム(17)を貼付して
    上記光源(2)から放射される赤外線の上記液晶表示素
    子(4)への入射を抑制すると共に、上記液晶表示素子
    (4)の上記光源(2)側に配置されて当該液晶表示素
    子(4)の上記光源入射側の面への外部からの衝撃およ
    び他の物体との接触から保護するごとく、支持部材(1
    3)によって上記回路基板(10)に取り付けたガラス板
    (6,16)と、から構成され、 スライドフィルムの画像に代えて上記液晶表示素子
    (4)に形成した画像をレンズ(9)およびミラー
    (7)を介して上記スクリーン(8)上に投射すること
    を特徴とする液晶表示装置。
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