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本発明は、液晶表示装置等のバックライトとして用いられる面状光源装置及びこれを用いた液晶表示装置に関する。
液晶表示装置等のバックライトとして用いられる従来のエッジライト方式の面状光源装置の構造について簡単に説明する。線状光源であるランプはその両端を樹脂またはゴムよりなる保持部材にて保持され、アクリル樹脂等からなる導光板の一端面に沿って配置される。このランプを包囲する金属板等からなるリフレクタは導光板の一端面に隣接する端部と嵌合し、ランプから出射された光を導光板の一端面に向けて反射する。導光板の発光面側には、光拡散シート、レンズシート等の光学シート類が配置され、またその反射面側には反射シートが配置され、導光板の端面より入光した光を発光面側に効率良く反射する。さらに、これら全ての部品は、導光板の発光面側周縁部とリフレクタの一部を包囲する枠状のモールドフレームと、導光板の反射面側に配置されたリアフレームとの間に挟持されている。このように構成された面状光源装置の上部に、液晶の複屈折性を利用して画像の表示を行う液晶表示部が配置され、液晶表示装置が完成する。
また、従来、液晶表示部とバックライトとの間に光拡散板を配置するタイプの液晶表示装置もあり、このタイプにおいては、液晶表示部と光拡散板との間に何の部材も介さず、光拡散板の上に液晶表示素子を載せただけの構造であったため、液晶表示部と光拡散板との間に何らかの原因により異物が侵入することがあった。異物が存在する状態で液晶表示部を点灯させると異物の存在が非常に目立つという問題があった。そこで、このような問題を解消するために、特許文献1では、液晶表示部と光拡散板を上下に重ねて収納する枠体(中間フレーム)を有し、且つ液晶表示部と光拡散板との間をゴムスペーサにより密閉した液晶表示装置が提案されている。
特開平5−257128号公報(第11頁、第23図)
導光板の発光面側に拡散シート、レンズシート等の光学シート類が配置された前述の面状光源装置においては、光学シート類を拘束せずに導光板の発光面側に装着することが望ましい。このため、従来の面状光源装置のモールドフレームは、導光板の発光面側周縁部と対向する部分の端部に、導光板との間に空間を隔てて導光板と対向するシート類保持部が設けられていた。このため、導光板の発光面側周縁部とモールドフレームの間には隙間(空間)が存在する構造となっていた。
ところが、上記隙間に何らかの原因により異物が侵入した状態で液晶表示装置が組み立てられた場合、輸送等の振動により上記隙間内の異物が表示領域に移動してしまい、液晶表示部を点灯させると異物の存在が非常に目立つという問題があった。特に、従来のモールドフレームのシート類保持部は、導光板の発光面に対して平行に設けられているため、侵入した異物が隙間にちょうど挟まってしまい、取り除き難いという問題があった。このため、バックライト組み立て直後に異物を取り除くことが困難である上、出荷前の点灯検査では異物の存在が確認できなかった場合でも、時間を経てから振動等により挟まっていた異物が移動し、表示不良となる問題があった。
また、前述の特許文献1によれば、光拡散板を用いるものにおいて、液晶表示部と光拡散板の間に異物が侵入するのを防止でき、また光拡散板は光拡散シートに比べて厚いので、光拡散板の下面側に存在する異物の存在は目立たない。しかしながら、特許文献1の構造では、従来に比べて中間フレームやゴムスペーサ等の部品数が増え、コスト上昇及び組立て工程の煩雑化等を招く恐れがある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、導光板の発光面側周縁部とこれに対向するモールドフレームとの隙間に侵入した異物が表示領域側に移動し難い構造、または侵入した異物を容易に取り除くことができる構造の面状光源装置を得ることを目的とする。また、この面状光源装置を用いることにより液晶表示装置の表示不良の発生を低減し、表示品位、信頼性に優れ、歩留まりの高い液晶表示装置を得ることを目的とする。
本発明に係わる面状光源装置は、相対向する発光面と反射面及びこれらを繋ぐ四つの端面を有する導光板と、この導光板の少なくとも一端面に沿って配置された線状光源と、線状光源を包囲すると共に導光板の一端面に隣接する端部と嵌合し、線状光源からの光を導光板の一端面に向けて反射するリフレクタと、導光板の発光面側に配置された光学シート類と、導光板の反射面側に配置された反射シートと、少なくとも導光板の発光面側周縁部を包囲しリフレクタの一部を覆う枠状の第1のフレームと、導光板の反射面側に配置され第1のフレームとの間に導光板、線状光源、光学シート類及び反射シートを挟持する第2のフレームとを備え、第1のフレームは、導光板の発光面側周縁部と空間を隔てて対向し、光学シート類を拘束しない状態で導光板から脱落しないように保持する光学シート類保持部を有し、この光学シート類保持部に環状傾斜面または環状突部を設けたものである。
また、本発明に係わる液晶表示装置は、上記面状光源装置の発光面上部に、液晶の複屈折性を利用して画像の表示を行う透過型液晶表示パネルを配置したものである。
本発明によれば、第1のフレームの、導光板の発光面側周縁部と空間を隔てて対向する光学シート類保持部に、環状傾斜面または環状突部を設けることにより、導光板の発光面側周縁部とこれに対向するモールドフレームとの隙間に侵入した異物が表示領域側に移動し難い構造、または侵入した異物を容易に取り除くことができる構造の面状光源装置が得られた。
また、本発明によれば、液晶表示装置の表示不良の発生を低減することができ、表示品位、信頼性に優れ、歩留まりの高い液晶表示装置を得ることが可能となった。
以下に、本発明を実施するための最良の形態である実施の形態1〜実施の形態3について述べる。まず、これらの実施の形態において用いられる液晶表示パネルの構造について、図1を用いて簡単に説明する。図1は、実施の形態1〜実施の形態3における液晶表示装置を構成する液晶表示部(液晶表示パネル)を示す平面図である。液晶表示パネル10は、透明絶縁性基板上に薄膜トランジスタ、透明画素電極、薄膜トランジスタの保護膜及び配向膜等が順次形成されたTFTアレイ基板10aと、透明絶縁性基板上にブラックマトリクス、カラーフィルタ、カラーフィルタの保護膜、共通透明画素電極及び配向膜等が順次形成された対向電極基板10bとを互いに配向膜が向き合うように重ね合わせ、これらの基板の周縁部をシール材にて接着すると共に両基板間に液晶を封止することにより形成されている。
また、液晶表示パネル10の両基板の外側には、液晶表示パネル10を通過する光を偏光する偏光板11がそれぞれ貼り付けられている。さらに、液晶表示パネル10の電極端子部10cには、液晶駆動用ICを搭載した屈曲性を有する配線板である複数のテープキャリアパッケージ(以下TCPと記す)12が接続されている。このTCP12の入力用電極端子部にはプリント基板(PWB)13が接続され、TCP12に入力信号を供給する。このように構成された液晶表示部の下部基板(TFTアレイ基板10a)側に、以下に説明する実施の形態1〜実施の形態3による面状光源装置が配置される。
実施の形態1.
以下に、本発明の実施の形態1を図面に基づいて説明する。図2は、本実施の形態におけるエッジライト方式の面状光源装置を示す断面図、図3は、図2の面状光源装置の上部に図1の液晶表示部を配置して完成した液晶表示装置を示す断面図である。本実施の形態1における面状光源装置101は、冷陰極管等の線状光源であるランプ1がその両端を樹脂またはゴムよりなる保持部材(図示せず)にて保持されている。このランプ1を包囲する金属板等からなるリフレクタ2が導光板3の一端面3c(3d)に隣接する端部と嵌合し、ランプ1から出射された光を導光板3の一端面3c(3d)に向けて反射する。アクリル樹脂等からなる導光板3は、相対向する発光面3aと反射面3b及びこれらを繋ぐ四つの端面を有し、本実施の形態では、相対する二つの端面3c、3dに沿ってそれぞれランプ1が配置され、端面3c、3dが導光板3の入光面となっている。
また、導光板3の反射面3b側には反射シート4が、発光面3a側には光拡散シート5、レンズシート6等の光学シート類が配置され、導光板3の端面3c、3dより入光した光を発光面3a側に効率良く反射し発光させている。すなわち、導光板3の反射面3b側に漏出した光を反射シート4により反射させて導光板3に戻し、導光板3の発光面3a側においてはレンズシート6により効率良く光を発光面3aに広げ、光拡散シート5によりムラなく発光させている。
さらに、これら全ての部材、すなわちランプ1、保持部材、導光板3、光拡散シート5及びレンズシート6、反射シート6は、導光板3の発光面3a側周縁部とリフレクタ2の一部を包囲する枠状のモールドフレーム(第1のフレーム)7と、導光板3の反射面3b側に配置されたリアフレーム(第2のフレーム)8との間に挟持されている。ランプ1、リフレクタ2、導光板3及び各種シート類の各部品はまずモールドフレーム7に組み込まれ、このモールドフレーム7の外周にリアフレーム8を嵌合することにより保持されている。
なお、モールドフレーム7には、導光板支持部7aとシート類保持部7bがともに一体に形成されている。導光板支持部7aは、導光板3の発光面3a周縁部と対向する部分に発光面3aの周縁部に沿って環状に形成され、この導光板支持部7aは導光板3周辺部に接触して導光板3を支えて固定する。シート類保持部7bは、導光板支持部7aの内周側に、モールドフレーム7の内周からその中心部に向かって突出されている。このシート類保持部7bの突出端部は導光板3の発光面3aとの間に空間を隔てて対向し、この空間においてシート類5、6を拘束しない状態で保持している。このように導光板支持部7aにより導光板3のみを固定することで、導光板3上に装着される光学シート類5、6の拘束を防止し、光学シート類5、6を拘束しない状態で導光板3上から脱落しないようにシート類保持部7bにより保持している。なお、このような構造上、導光板3の発光面3a側周縁部とモールドフレーム7の間には隙間(空間)9が存在する。
図3は、上記のように構成された面状光源装置101(図2)の上部、すなわち導光板3の発光面3a側に、液晶の複屈折性を利用して画像の表示を行う液晶表示部(図1)を配置して完成した液晶表示装置を示す断面図である。液晶表示装置100においては、液晶表示パネル10を面状光源装置101の発光面3a側のモールドフレーム7上に配置し、TCP12を折り曲げてPWB13を面状光源装置101の下部に配置し、リアフレーム8にネジ止めしている。このような状態で液晶表示パネル10側からフロントフレーム14を嵌め込み、さらに面状光源装置101の下部に配設されたTCP12及びPWB13を保護するために絶縁PETフィルム15を装着し、この絶縁PETフィルム15をフロントフレーム14とリアフレーム8に粘着テープにて固定している。なお、フロントフレーム14の開口部が液晶表示装置100の表示領域100aとなる。
図4は、本実施の形態における面状光源装置のモールドフレームを示す要部断面図である。本実施の形態における面状光源装置101のモールドフレーム7には、導光板3の発光面3a側周縁部と対向する部分の端部に、光拡散シート5及びレンズシート6等の光学シート類を保持する光学シート類保持部7bが設けられている。本実施の形態では、この光学シート類保持部7bに、導光板3の発光面3a中心部に近づくにつれて発光面3aに近づく方向に環状傾斜面7cを形成したものである。これにより、導光板3の発光面3a側周縁部とモールドフレーム7の間の隙間9に、何らかの原因により異物(図示せず)が侵入した状態で液晶表示装置100が組み立てられた場合でも、隙間9内の異物が環状傾斜面7cにより塞き止められ、表示領域100a側に移動するのを防止できる。なお、環状傾斜面7cの角度は特に限定するものではなく、発光面3aに対し、少なくとも1度以上の傾斜であれば効果が得られる。
以上のように、本実施の形態における面状光源装置101は、モールドフレーム7の導光板発光面3a側の周縁部と対向する部分の内周端部に光学シート類保持部7bが設けられ、この光学シート類保持部7bは、導光板3の発光面3aの中心部に近づくにつれて発光面3aに近づく方向に形成された環状傾斜面7cを有する。これにより、導光板3の発光面3a側周縁部とモールドフレーム7の間の隙間9に異物が侵入した状態で液晶表示装置100が組み立てられた場合でも、隙間9内の異物が表示領域100a側に移動するのを防止できる。また、この面状光源装置101を用いることにより、液晶表示装置100の表示不良の発生を低減することができ、表示品位、信頼性に優れ、歩留まりの高い液晶表示装置100を得ることが可能となった。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2における面状光源装置102のモールドフレーム7の構造について、図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態における面状光源装置のモールドフレームを示す要部断面図である。なお、本実施の形態における面状光源装置102の主な構造と、本実施の形態における面状光源装置102の上部に液晶表示部を配置して完成した液晶表示装置の構造については、上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する(図2及び図3参照)。
本実施の形態における面状光源装置102のモールドフレーム7には、導光板3の発光面3a側周縁部と対向する部分の端部に、光拡散シート5及びレンズシート6等の光学シート類を保持する光学シート類保持部7bが設けられている。本実施の形態では、この光学シート類保持部7bの内周端、すなわち導光板支持部7aから離れた位置に、導光板3の発光面3aに向かって突出する環状突部7dを設けたものである。これにより、導光板3の発光面3a側周縁部とモールドフレーム7の間の隙間9に、何らかの原因により異物(図示せず)が侵入した状態で液晶表示装置が組み立てられた場合でも、隙間9内の異物が環状突部7dにより塞き止められ、表示領域100a側に移動するのを防止できる。なお、本実施の形態では、光学シート類保持部7bの導光板3との対向面に環状突部7dを1箇所に設けたが、その数は特に限定するものではなく、複数の環状突部7dを同心状に設ければ、より大きな効果が得られる。
以上のように、本実施の形態2における面状光源装置102は、モールドフレーム7の導光板発光面3a側の周縁部と対向する部分の端部に光学シート類保持部7bが設けられ、この光学シート類保持部7bには、導光板3の発光面3aに向かって突出する環状突部7dが設けられている。これにより、導光板3の発光面3a側周縁部とモールドフレーム7の間の隙間9に異物が侵入した状態で液晶表示装置が組み立てられた場合でも、隙間9内の異物が表示領域100a側に移動するのを防止できる。また、この面状光源装置102を用いることにより、液晶表示装置の表示不良の発生を低減することができ、表示品位、信頼性に優れ、歩留まりの高い液晶表示装置を得ることが可能となった。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3における面状光源装置103のモールドフレーム7の構造について、図6を用いて説明する。図6は、本実施の形態における面状光源装置のモールドフレームを示す要部断面図である。なお、本実施の形態における面状光源装置103の主な構造と、本実施の形態における面状光源装置103の上部に液晶表示部を配置して完成した液晶表示装置の構造については、上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する(図2及び図3参照)。
本実施の形態における面状光源装置103のモールドフレーム7には、導光板3の発光面3a側周縁部と対向する部分の端部に、光拡散シート5及びレンズシート6等の光学シート類を保持する光学シート類保持部7bが設けられている。本実施の形態では、この光学シート類保持部7bに、導光板3の発光面3a中心部に近づくにつれて発光面3aから離れる方向に環状傾斜面7eを形成したものである。これにより、導光板3の発光面3a側周縁部とモールドフレーム7の間の隙間9に、何らかの原因により異物(図示せず)が侵入した状態で液晶表示装置が組み立てられた場合でも、隙間9内の異物が環状傾斜面7eにより表示領域100a側に移動し易くなり、容易に取り除くことができる。なお、環状傾斜面7eの角度は特に限定するものではなく、発光面3aに対し、少なくとも1度以上の傾斜であれば効果が得られる。
上記実施の形態1及び実施の形態2では、モールドフレーム7の光学シート類保持部7bに環状傾斜面7c(図4)または環状突部7d(図5)を設けることにより、隙間9内の異物が表示領域100a側に移動するのを防止する構造とした。これに対し本実施の形態3は全く逆の発想によりなされたものであり、隙間9内の異物が環状傾斜面7eにより表示領域100a側に移動し易い構造とすることで、面状光源装置103を組み立て直後に異物を取り除くことができ、また取り除けなかった場合でも出荷前の点灯検査において異物の存在を確認できる確率が高くなるようにした。これにより、液晶表示装置の輸送中に振動等により隙間9に挟まっていた異物が表示領域100a側に移動し表示不良となるのを低減することができる。
以上のように、本実施の形態における面状光源装置103は、モールドフレーム7の導光板発光面3a側の周縁部と対向する部分の端部に光学シート類保持部7bが設けられ、この光学シート類保持部7bには、導光板3の発光面3aの中心部に近づくにつれて発光面3aから離れる方向に環状傾斜面7eを形成した。これにより、導光板3の発光面3a側周縁部とモールドフレーム7の間の隙間9に異物が侵入した状態で液晶表示装置が組み立てられた場合でも、隙間9内の異物を容易に取り除くことができる構造となった。また、この面状光源装置103を用いることにより、液晶表示装置の表示不良の発生を低減することができ、表示品位、信頼性に優れ、歩留まりの高い液晶表示装置を得ることが可能となった。
なお、本発明は、現時点においては主にエッジライト方式のバックライトに適用されるものであるが、本発明は基本的に発光面の周縁部を覆う枠体を備えた面状光源装置であればその様式にかかわらず広く応用することができるものである。さらに、本発明が適用される液晶表示装置は、上記実施の形態で説明したデバイス構造に限らず、例えば水平電界駆動のIPS(In Plane Switching)モードやその他のデバイス構造においても適用することができる。
本発明は、液晶表示装置に利用され、パーソナルコンピュータの表示装置あるいはモニター、テレビの表示装置等に利用することができる。
本発明の実施の形態1〜実施の形態3における液晶表示装置を構成する液晶表示部を示す平面図である。 本発明の実施の形態1における面状光源装置を示す断面図である。 本発明の実施の形態1における面状光源装置の上部に液晶表示部を配置して完成した液晶表示装置を示す断面図である。 本発明の実施の形態1における面状光源装置のモールドフレームを示す要部断面図である。 本発明の実施の形態2における面状光源装置のモールドフレームを示す要部断面図である。 本発明の実施の形態3における面状光源装置のモールドフレームを示す要部断面図である。
符号の説明
1 ランプ、2 リフレクタ、3 導光板、3a 発光面、3b 反射面、
3c、3d 端面、4 反射シート、5 光拡散シート、6 レンズシート、7 モールドフレーム(第1のフレーム)、7a 導光板支持部、7b シート類保持部、
7c、7e 環状傾斜面、7d 環状突部、8 リアフレーム(第2のフレーム)、9 隙間(空間)、10 液晶表示パネル、10a TFTアレイ基板、10b 対向電極基板、10c 電極端子部、11 偏光板、12 TCP、13 PWB、14 フロントフレーム、15 絶縁PETフィルム、100 液晶表示装置、100a 表示領域、
101、102、103 面状光源装置。

Claims (6)

  1. 相対向する発光面と反射面及びこれらを繋ぐ四つの端面を有する導光板と、この導光板の少なくとも一端面に沿って配置された線状光源と、前記線状光源を包囲すると共に前記導光板の一端面に隣接する端部と嵌合し、前記線状光源からの光を前記導光板の一端面に向けて反射するリフレクタと、前記導光板の発光面側に配置された光学シート類と、前記導光板の反射面側に配置された反射シートと、少なくとも前記導光板の発光面側周縁部を包囲し前記リフレクタの一部を覆う枠状の第1のフレームと、前記導光板の反射面側に配置され前記第1のフレームとの間に前記導光板、前記線状光源、前記光学シート類及び前記反射シートを挟持する第2のフレームとを備え、前記第1のフレームは、前記導光板の発光面側周縁部と空間を隔てて対向し、前記光学シート類を拘束しない状態で前記導光板から脱落しないように保持する光学シート類保持部を有し、この光学シート類保持部に環状傾斜面または環状突部を設けたことを特徴とする面状光源装置。
  2. 請求項記載の面状光源装置であって、前記環状傾斜面は、前記導光板発光面の中心部に近づくにつれて前記発光面に近づく方向に傾斜していることを特徴とする面状光源装置。
  3. 請求項1記載の面状光源装置であって、前記環状傾斜面は、前記導光板発光面の中心部に近づくにつれて前記発光面から離れる方向に傾斜していることを特徴とする面状光源装置。
  4. 請求項または請求項に記載の面状光源装置であって、前記環状傾斜面は前記発光面に対し、少なくとも1度以上傾斜していることを特徴とする面状光源装置。
  5. 請求項記載の面状光源装置であって、前記環状突部は、前記導光板の発光面に向かって突出していることを特徴とする面状光源装置。
  6. 上記請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の面状光源装置の発光面上部に、液晶の複屈折性を利用して画像の表示を行う透過型液晶表示パネルを配置したことを特徴とする液晶表示装置。
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