JPH0738847A - トリックプレイモードで高精細度表示を有するデジタル高精細度ビデオレコーダ - Google Patents

トリックプレイモードで高精細度表示を有するデジタル高精細度ビデオレコーダ

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JPH0738847A
JPH0738847A JP6113189A JP11318994A JPH0738847A JP H0738847 A JPH0738847 A JP H0738847A JP 6113189 A JP6113189 A JP 6113189A JP 11318994 A JP11318994 A JP 11318994A JP H0738847 A JPH0738847 A JP H0738847A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動き補償され圧縮された高精細度テレビ信号
を記録するためのビデオテープレコーダにおいて、トリ
ックプレイモードにおいても高精細度表示を可能とす
る。 【構成】 内部符号化されたフレームと予測符号化され
たフレームとを識別し、各々を異なるデータストリーム
に分離する識別手段と、内部符号化されたフレームと予
測符号化されたフレームとの相対的順序を変えることに
よって、テープヘッドが通常再生モードでもトリックプ
レイモードでも内部符号化されたフレームのブロックの
うち少なくとも半分の上を通過するように、テープ上に
フレーム内符号化ブロックを配置するシャフリング手段
と、を備えており、トリックプレイモードにおいても高
精細度表示を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高精細度テレビ(HD
TV)信号を記録するためのビデオテープレコーダに関
し、特に動き補償され圧縮された高精細度テレビ信号を
記録し、かつトリックプレイモード(trick-play mod
e)においても高精細度表示の生成を可能とするレコー
ダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル高精細度テレビ生成スキーム
は、この数年来、発展を続けている。これらのスキーム
によれば、典型的には従来のテレビシステムよりも高品
位のテレビ画像および音声が生成される。このことを実
現するため、これらのシステムは、従来のテレビ信号で
伝えられる情報よりも多くの情報を伝える。
【0003】しかしながら、米国連邦通信委員会(FC
C)が近年定めた規格によれば、より大量のこの情報
は、従来のテレビ信号と同じ周波帯内で送られる必要が
ある。高精細度テレビ(HDTV)信号の比較的広い帯
域幅を標準的テレビのチャンネルに適合させるために、
HDTV信号の情報内容を圧縮する必要がある。
【0004】HDTV信号においては空間的冗長性およ
び時間的冗長性が比較的大きいので、ほとんどのテレビ
信号においては比較的高レベルのデータ圧縮が達成され
うる。
【0005】テレビ信号から空間的冗長性を除去する一
つの方法は、画像の離散コサイン変換表現を形成するこ
とである。この表現によって、画像フレームは、各種空
間周波数成分を表す係数値に分解される。画素と画素と
が同じであるか、または繰り返しパターンをもつ画像の
部分は、多くの画素値であっても比較的少数の周波数係
数値へと分解される。さらに、比較的低い空間周波数を
有する画像成分の場合に比べて、高い空間周波数を有す
る画像成分の場合には、人間の目は量子化誤差にそれほ
ど敏感でないので、画像を表すために用いられるデータ
の量をさらに減らすために、高い空間周波数係数は粗く
量子化されうる。
【0006】画像の時間的冗長性は、既知のフレームに
おいて、以前に符号化されたフレームの対応する領域と
は異なる領域だけを符号化することによって除去され
る。これは、予測符号化として周知である。時間的冗長
性をさらに活用して、動き補償を行うことによりさらに
高レベルのデータ圧縮が実現できる。このスキームを用
いて、画像ブロックが符号化される以前に、予め符号化
されたフレームにおいてそのブロックを取り囲む複数の
ブロックのうち現在のフレーム中のブロックに最も密接
に一致する一つのブロックが探索される。次に、現在の
ブロックが以前のフレーム中の一致するブロックから減
算される。二つの画像ブロック間の差に基づいて空間周
波数係数値が生成される。動き補償予測符号化法を用い
たビデオ画像圧縮システムの例としては、1)Motion P
icture Experts Group (MPEG)が提案する"Coded Repres
entation of Picture and Audio Information"(1990年7
月25日付 ISO-IEC/JTC1/SC2/WG11 N0010 MPEG 90/41)と
いう文献に記載されているもの、および 2)K.B.Benso
nらによる"Television Engineers Handbook" のセクシ
ョン25.5(McGraw Hill、1992年、2532〜2543頁)に記載
されたDigiCipherTMシステムがある。
【0007】MPEGシステムおよびDigiCipherシステ
ムにおいては、同一の値のストリングがより少数の値と
して符号化されるランレングス符号化、および頻繁に発
生しないデータにはビット数の多いコードを割り当て、
頻繁に発生するデータにはビット数の少ないコードを割
り当てる可変長符号化などの他の符号化法もまた用いら
れる。
【0008】符号化技術が何であっても、符号化された
HDTV信号は表示される前に復号化されなければなら
ない。予測符号化されたHDTV信号あるいは動き補償
予測符号化されたHDTV信号については、復号化装置
は、既に復号化された画像を保持する一つ以上のフレー
ムメモリを備えることができる。これらのメモリによっ
て保持される画素値は、現在のフレーム中の予測符号化
されたデータを復元するために用いられる。
【0009】MPEG符号化法あるいはDigiCipher符号
化法のいずれを用いても、600〜1200メガビット/秒(以
下Mbpsとする)のデータレートを有するHDTV信号
は、20Mbps未満のデータレートを有する信号を生成する
ように圧縮することができる。他の地上放送信号の場合
と同様に、消費者は、解像度の損失のほとんどない高解
像度のビデオ画像を表す信号を受信し、表示し、および
記録することを望むだろう。
【0010】まず考えられることは、HDTV信号の圧
縮は、家庭用ビデオテープレコーダ(VTR)に信号を
記録するために有益であるべきである。なぜなら一般
に、このようなユニットは、ビデオ信号記録用には限ら
れた帯域幅しか使えないからである。例えば、C.Yamami
tsuらの"A Study on Trick-plays ForDigital VCR" (IE
EE Transactions on Consumer Electronics、 第37巻、N
o.3、1991年8月、 261〜266頁)という論文は、27メガビッ
ト/秒(Mbps)の記録レートをもつ家庭用VCRを開示し
ている。符号化する前の典型的なHDTV信号は、600M
bpsのビットレートをもつ。MPEGあるいはDigiCiphe
rなどの圧縮方法を用いれば、圧縮された信号が復元さ
れたときの画像の質を著しく低下させることなく、これ
らのHDTV信号のビットレートをおよそ18Mbpsにまで
低減できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】予測符号化されたHD
TV信号にともなう問題は、録画モードあるいは通常の
再生モードにおいては生じず、ビデオ画像が録画された
時よりも高速で表示される、早送り再生および巻戻し再
生などのトリックプレイモードにおいて生じる。この問
題を図1および図2に示す。図1は、通常の再生中にお
ける予め記録されたビデオ情報のトラック走査順序を示
している。図1に示すように、ビデオ画像のスライス1
10、112および116はテープヘッドがトラック1
15に沿って動くにつれて順次走査される。これらのス
ライスのそれぞれは、再生された画像において同数の画
素を表す。しかしながら、図に示すように、一つのスラ
イス中のデータ量はスライス毎に変動しうる。スライス
中のデータ量に変動が生じるのは、元々のHDTV信号
中のスライスの相対的な符号化効率のためである。多重
フレーム画像の静止部分を表すスライス、あるいは比較
的わずかな変化しかない部分を表すスライスは、比較的
少数のデータ値を用いて符号化される。精細度の高い画
像部分、および以前に符号化されたフレーム中に全く対
応する部分のない画像部分は、符号化される際に著しく
多数のデータ値が必要とされる。
【0012】通常の再生中にテープから画像信号が読み
出されるとき、各フレームの各スライスは、矢印118
および120で示したようにテープから順次読み出され
る。HDTV信号を生成した符号化方法に予測符号化法
を用いた場合、記録されたデータには、図1に示す斜線
のトラックのようなフレーム内符号化データおよび図1
に示す斜線のないトラックのような予測符号化データの
両方が含まれる。通常の再生時には、データがテープか
ら取り出されるにつれて、フレーム内符号化データから
生成される画素値はメモリに記憶され、予測されたフレ
ームの復元に利用されうる。
【0013】図1は、早送りトリックプレイモード中の
トラック走査順序を示している。このモードにおいて
は、スライス110、112および116を順次走査し
ていくのではなく、復元されたスライスは、110、1
12、122および124の順序となる。この図に示し
たように、いくつかのスライス、例えばスライス116
および120はテープから全く復元されない。これらの
スライスのいくつか(例えば116)が内部符号化デー
タ(intra-coded data)を含んでいる場合、その内部符
号化フレームに基づく予測化フレーム(predicted fram
e)の対応するスライス(例えば130および132)
がテープから読み出される時、それらの対応する画素値
は利用できなくなる。その結果、表示用に予測化フレー
ムを適正に復元することが不可能なこともある。
【0014】トリックプレイモードにおいては、予測化
されたフレームを復元することが困難であるため、デジ
タル的に圧縮された(ビットレートの低減された)信号
を記録する方法についての提案ではたいていの場合、予
測化されたフレームを排除するために、VTRへの記録
用データの符号化に用いられる符号化技術が制限されて
いる。このタイプのシステムの例としては、C. Yamamit
suらの"An Experimental Study for a Home-Use Digita
l VTR" (IEEE Transactions on Consumer Electronics、
第35巻、 No.3、 1989年8月、 450〜457頁)と題する論
文、およびJ.Leeらの"A Study on New DCT-Based Bit R
ate Reduction Algorithm and Var-iable Speed Playba
ck For A Home-Use Digital VCR"(IEEE Transactions o
n ConsumerElectronics、 第38巻、 No.3、 1992年8月、 23
6〜242頁)と題する論文に記載されている。前述したよ
うに、これらのシステムは予測化されたフレームを用い
ないため、予測化されたフレームを用いるシステムの効
率ではデータを圧縮することができない。その結果、同
じ圧縮データレートの場合には、再生された画像におい
て、MPEGなどの動き補償予測符号化法を用いるシス
テムと同レベルの精細度を実現することができない。
【0015】本発明は上記事情を鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、内部符号化されたフレ
ームおよび予測符号化されたフレームの両方を有する高
精細度テレビ信号を記録するデジタルビデオテープレコ
ーダにおいて、トリックプレイモードにおいても高精細
度表示を可能とするレコーダおよび方法を提供すること
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタルビデオ
テープレコーダは、ビデオデータをテープ上に記録する
ための少なくとも一つのテープヘッドを有するデジタル
ビデオテープレコーダであって、該ビデオテープレコー
ダは、通常の再生モードおよびトリックプレイモードを
有し、該テープヘッドは、該通常の再生モードでは該テ
ープを横切る第一のトラックに従い、該トリックプレイ
モードでは該テープを横切る第二の異なるトラックに従
うものであって、該デジタルビデオテープレコーダは、
ビデオ画像の連続するフレームの符号化されたスライス
を表す一連の該ビデオデータを受信する手段であって、
該連続するフレームのうちいくつかのスライスはフレー
ム内符号化法を用いて符号化され、該連続するフレーム
の他のスライスは動き補償符号化法を用いて符号化され
ている、受信する手段と、該ビデオ画像の該連続するフ
レームの各々の該フレーム内符号化スライスおよび該動
き補償符号化スライスの各々を別個に識別し、かつ該フ
レーム内符号化スライスおよび該動き補償符号化スライ
スをそれぞれ異なるデータストリームに分離する識別手
段と、該動き補償符号化データストリームを実質的に固
定された大きさを有するブロックに再フォーマットする
手段と、該フレーム内符号化データストリームを実質的
に固定された大きさを有するブロックに再フォーマット
する手段と、該フレーム内符号化ブロックおよび該動き
補償符号化ブロックを該テープ上に記録する記録手段
と、該識別手段と該記録手段との間に接続されたシャフ
リング手段であって、該一連のビデオデータに、該フレ
ーム内符号化データストリームの該ブロックおよび該動
き補償符号化データストリームの該ブロックが現れる相
対的順序を変えることによって、該テープヘッドが該通
常の再生モードにおいても該トリックプレイモードにお
いても一つのフレームの該フレーム内符号化ブロックの
少なくとも半分の上を通過するように、該テープ上に該
フレーム内符号化ブロックを配置するシャフリング手
段、とを有しており、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0017】本発明のデジタルビデオテープレコーダ
は、また前記受信手段によって受信された前記符号化デ
ータは、フレーム内符号化法を用いて符号化される第一
の連続的なスライス群と、動き補償符号化法を用いて符
号化される前記連続するフレームのそれぞれの第二の連
続的なスライス群とを有しており、前記シャフリング手
段は、前記一つのフレームの前記フレーム内符号化ブロ
ックのスライスを前記動き補償符号化ブロックのスライ
スの間にインターリーブする手段であって、インターリ
ーブされた該ブロックが前記テープ上に記録された時、
前記テープヘッドが、前記通常の再生モードにおいても
前記トリックプレイモードにおいても、該一つのフレー
ムの該フレーム内符号化ブロックの少なくとも半分の上
を通過するようにインターリーブする手段を有すること
もできる。
【0018】本発明のデジタルビデオテープレコーダ
は、また前記デジタルビデオテープレコーダは二つのヘ
ッドを有しており、前記トリックプレイモードは三倍速
早送り再生モードであって、かつ該トリックプレイモー
ドにおいても前記通常の再生モードにおいても該テープ
ヘッドが前記一つのフレームの前記フレーム内符号化ブ
ロックの実質上すべての上を通過するように、前記シャ
フリング手段が、該一つのフレームの該フレーム内符号
化ブロックを前記動き補償符号化ブロックの間にインタ
ーリーブすることもできる。
【0019】本発明のデジタルビデオテープレコーダ
は、また前記記録手段が、前記テープヘッドが前記テー
プを横切る所望の経路に位置合わせするためにトリック
プレイモードで用いられるタイミングトラックを記録
し、該所望の経路が、前記一つのフレームの記録された
前記フレーム内符号化画像ブロックを含むこともでき
る。本発明のデジタルビデオテープレコーダは、また記
録された前記データを前記テープから復元するデータ復
元手段と、復元された該データの中から、前記一つのフ
レームのインターリーブされた前記フレーム内符号化ブ
ロックを識別し、かつ識別された該ブロックおよび前記
動き補償符号化ブロックを再配置して、該一つのフレー
ムの識別された該フレーム内符号化ブロックおよび該一
つのフレームの該動き補償符号化ブロックが、前記受信
手段によって受信された前記符号化データの順序と等し
い順序に配置された出力信号を通常の再生モード中に生
成する出力シャフリング手段とをさらに有することもで
きる。
【0020】本発明のデジタルビデオテープレコーダ
は、ビデオデータをテープ上に記録するための少なくと
も一つのテープヘッドを有するデジタルビデオテープレ
コーダであって、該ビデオテープレコーダは、通常の再
生モードおよびトリックプレイモードを有し、該テープ
ヘッドは、該通常の再生モードでは該テープを横切る第
一のトラックに従い、該トリックプレイモードでは該テ
ープを横切る第二の異なるトラックに従うものであっ
て、該デジタルビデオテープレコーダは、連続するフレ
ームからなる群中の個々のフレームの符号化されたスラ
イスを表す一連の該ビデオデータを受信する手段であっ
て、該フレーム群が、各スライスがフレーム内符号化法
を用いて符号化された少なくとも一つのフレームを含
み、該フレーム群の他のフレームは動き補償符号化法を
用いて符号化されているように、一連の該ビデオデータ
を受信する手段と、前記ビデオ画像の該連続するフレー
ムのそれぞれの、該フレーム内符号化スライスおよび該
動き補償符号化スライスを別個に識別する識別手段と、
該フレーム内符号化スライスおよび該動き補償符号化ス
ライスを該テープ上に記録する記録手段と、該識別手段
と該記録手段との間に接続されたシャフリング手段であ
って、該一つのフレームからの該フレーム内符号化スラ
イスを、該フレーム群中のそれ以外のフレームのそれぞ
れの該スライスの間にインターリーブする手段であっ
て、インターリーブされた該スライスが該記録手段によ
って記録される時、該テープヘッドが該通常の再生モー
ドにおいても該トリックプレイモードにおいても該一つ
のフレームからの該フレーム内符号化スライスの少なく
とも半分の上を通過するようにインターリーブする手段
とを有しており、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0021】本発明のデジタルビデオテープレコーダ
は、また前記デジタルビデオテープレコーダは二つのテ
ープヘッドを有しており、前記トリックプレイモードは
三倍速早送り再生モードであって、かつ該トリックプレ
イモードにおいても前記通常の再生モードにおいても該
テープヘッドが前記フレーム内符号化スライスの実質上
すべての上を通過するように、前記シャフリング手段
が、該フレーム内符号化スライスを前記動き補償符号化
スライスの間にインターリーブすることもできる。本発
明のデジタルビデオテープレコーダは、また前記記録手
段が、前記テープヘッドが前記テープを横切る所望の経
路に位置合わせするためにトリックプレイモードで用い
られるタイミングトラックを記録し、該所望の経路が、
前記一つのフレームからの記録された前記フレーム内符
号化画像スライスを含むこともできる。
【0022】本発明のデジタルビデオテープレコーダ
は、また記録された前記データを前記テープから復元す
るデータ復元手段と、復元された該データの中から、イ
ンターリーブされた前記フレーム内符号化スライスを識
別し、かつ前記一つのフレーム以外の前記フレーム群中
のフレームを表す、識別された該スライスおよび符号化
された該スライスを再配置して、前記受信手段によって
受信された前記符号化データの順序と実質的に等しい順
序にある、該フレーム群の符号化された該スライスを有
する出力信号を、通常の再生モード中に生成する出力シ
ャフリング手段とをさらに有することもできる。
【0023】本発明のデジタルビデオテープレコーダ
は、また識別された前記フレーム内符号化スライスを、
他のスライスは比較的除外し、前記出力信号として前記
トリックプレイモード中に与える手段を、前記出力シャ
フリング手段が含むこともできる。
【0024】本発明の方法は、少なくとも一つのテープ
ヘッドを有するデジタルビデオテープレコーダを用いて
画像データをテープ上に記録するための方法であって、
該ビデオテープレコーダは、通常の再生モードおよびト
リックプレイモードを有し、該テープヘッドは、該通常
の再生モードでは該テープを横切る第一のトラックに従
い、該トリックプレイモードでは該テープを横切る第二
の異なるトラックに従うものであって、該方法は、該ビ
デオ画像の該連続するフレームの符号化されたスライス
を表す一連の該画像データを受信するステップであっ
て、ビデオ画像の連続するフレームの少なくとも一つの
フレームがフレーム内符号化法を用いて符号化され、か
つ該ビデオ画像の該連続するフレームの他のフレームは
動き補償符号化法を用いて符号化されるステップと、受
信された一連の該データ値中の、それぞれの前記フレー
ム内符号化スライスおよび前記動き補償符号化スライス
を別個に識別するステップと、該フレーム内符号化スラ
イスおよび該動き補償符号化スライスを該テープ上に記
録するステップと、記録する前の一連の該画像データ中
の識別された該フレーム内符号化スライスおよび該動き
補償符号化スライスの順番を変えることによって、該一
つのフレームの該フレーム内符号化スライスを、それ以
外のフレームの該動き補償符号化スライスの間にインタ
ーリーブし、並び替えられた一連のデータが該テープ上
に記録された時、該テープヘッドが該通常の再生モード
においても該トリックプレイモードにおいても該フレー
ム内符号化スライスの少なくとも半分の上を通過するよ
うに、並び替えられた一連の該データを生成するステッ
プとを含んでおり、そのことにより上記目的を達成でき
る。
【0025】
【作用】本発明は、動き補償符号化高精細度テレビ信号
を記録するデジタルビデオテープレコーダ(DVTR)
の形で具体化される。記録時において、識別手段はフレ
ーム内符号化データと動き補償符号化データとを識別
し、かつ分離する。識別手段と記録手段の間に接続され
た、入力シャフリング手段は、分離された各々のデータ
の順序を変えて、テープ上に配置する。それによってテ
ープヘッドは、通常の再生モードでもトリックプレイモ
ードでも、一つのフレームのフレーム内符号化ブロック
の少なくとも半分の上を通過することができる。
【0026】再生時において、出力シャフリング手段
は、テープから復元されたデータの中から、フレーム内
符号化データと動き補償符号化データとを識別し、各々
のデータを再配置する。したがって、本発明によればト
リックプレイモードにおいても、少なくとも半分の内部
符号化画像が復元され、高精細度表示が可能となる。
【0027】
【実施例】本発明は、トリックプレイモードにおいて高
解像度表示を可能にするように、圧縮されたビデオ信号
を記録するための方法に関する。DigiCipher符号化法お
よびMPEG符号化法に限定するものではないが、本発
明はこれらのシステムにおいて説明される。本発明を十
分に理解するためには、データがこれらの規格にしたが
ってどのように符号化されるかをまず理解するのがよい
だろう。
【0028】DigiCipherシステムは、フレーム内符号化
および動き補償予測符号化の両方を用いてビデオ信号を
符号化する。各フレームでは、画像の一部分はフレーム
内符号化され、残りの部分は動き適応化法を用いて符号
化される。フレーム内符号化部分および予測符号化部分
の両方とも、圧縮された画像データを生成するために、
離散コサイン変換および可変長符号を利用する。画像全
体が周期的にリフレッシュされるように、画像のフレー
ム内符号化部分はフレーム毎に変化する。このため、フ
レームの予測符号化部分中の誤差の望ましくない伝播を
抑えることができる。
【0029】図1は、DigiCipher信号の四つのフレーム
を記録するためのテープフォーマットの一例を示す図で
ある。便宜上、各フレームが九つのトラックをもち、ト
ラック毎に一つの画像スライスがあり、かつ各フレーム
中の一つのスライス(斜線で示したトラック)のみがフ
レーム内符号化データを有するように、この図では示さ
れている。このテープフォーマットの例においては、テ
ープの各トラックは画像の水平なスライスに対応する。
図1に示したように、フレーム内符号化スライスは、フ
レーム毎に一つの画像スライスずつ先に進んでいく。
【0030】実際の記録された信号においては、圧縮効
率は画像の空間周波数成分に応じて変化する。したがっ
て、個々のフレームは九つより多くのトラックを用いる
ことも、九つより少ないトラックを用いることもでき
る。さらに、九つのトラックが必要な場合において、画
像フレームのフレーム内符号化部分は一つより多いトラ
ックを占めることも、一つより少ないトラックを占める
こともできる。
【0031】DigiCipher規格を用いて符号化された、記
録されたビデオ情報を復元し、表示するときの問題は、
トリックプレイモードで発生する。これらのモード、例
えば早送り再生および巻戻し再生モードにおいては、テ
ープヘッドは、図1の矢印118および120で示すト
ラックに沿うのではなく、矢印119および121で示
すように、いくつかのトラックを横切る経路に沿う。前
述したように、トリックプレイモードにおいては内部符
号化データのみが表示用に復元される。図1に示すよう
に、三倍速(3x)早送り再生モードにおいては、矢印
119および121に示すごく少量のビデオデータしか
復元されないことになる。
【0032】図2は、DigiCipher符号化法と共に用いる
のに適した他のテープフォーマット方法を示すブロック
図であり、その方法によれば特定のトリックプレイモー
ド中に高解像度の画像が表示されうる。図2に示したよ
うに、各フレーム内符号化ブロックは複数のより小さい
ブロックに分割され、それらのブロックは、特定のトリ
ックプレイモードにおいてヘッドがテープを横切るとき
に順次復元されるように、テープ上の特定の位置に記録
される。このテープフォーマットの例においては、三倍
速(3x)早送り再生のトリックプレイモードは矢印1
19および120で示し、六倍速(6x)巻戻し再生の
モードは矢印122および124で示している。
【0033】図2に示すように、三倍速早送り再生モー
ドにおいては実質上すべての内部符号化データが復元さ
れ、六倍速巻戻し再生モードにおいては半分の内部符号
化データが復元される。しかしながら、どのフレームを
取ってみても、内部符号化データは、そのフレームのほ
んの一部、本実施例では画像の9分の1に相当するスラ
イスまたはセグメントを表すにすぎないことを忘れては
ならない。したがって、三倍速早送り再生の場合、一フ
レーム期間の間に、画像の九分の三すなわち三分の一
(すなわち、三つのそれぞれ異なるフレームから三つの
スライス)が復元されることになる。画像の残りの三分
の二は、以前のフレームから表示されることになる。し
たがって、三倍速早送り再生でのトリックプレイ表示
は、九つのそれぞれ異なるフレームからの九つのスライ
スまたはセグメントから成ることになる。しかしなが
ら、この表示は、高精細度画像の解像度が最高となる。
【0034】前述したように、フレーム内符号化セグメ
ント110、112および116はそれぞれ異なる長さ
のものでもよい。これらのセグメントは、最終的な画像
において特定の大きさの画素ブロックを再生するように
符号化される。あるブロックによって表される画像領域
に、高い空間周波数の画像成分が比較的大量に含まれる
場合には、そのブロックを表すために用いられるフレー
ム内符号化データは、精細度が低い部分を有する領域を
表すブロックの場合よりも大きくなりうる。あるブロッ
クがトリックプレイモードにおいてヘッドが走査しきれ
ないほど大きい場合、ブロック110に付加した領域1
10aで示したように、そのブロックの開始部がトリッ
クプレイモードにおいて復元されるようにそのブロック
は記録される。復元できないデータによって表された画
素は、以前のフレームから得られてもよいし、あるいは
その代わりに、中間色、例えば灰色などで満たされても
よい。
【0035】図3は、データブロックがどのようにして
復元されるかを示すために、トリックプレイモードにお
けるヘッドの経路を示している。図3では、ヘッドトラ
ックがほぼ水平になるように、テープは回転される。三
角形320、322および324によって、ヘッドがト
ラックを横切るためにテープから画像データが復元可能
な時間および復元不可能な時間が示される。三角形のう
ち斜線で示した領域310は、画像データが復元不可能
な時間を表す。なぜなら、データは二つのトラックから
同時に、しかも低レベルでしか得られないからである。
いっぽう領域312は、比較的高レベルのデータが一つ
のトラックからだけ得られる時間を表す。点線330で
示したように、セグメント110、112および116
の位置は、3倍速早送り再生トリックプレイモードにお
いてテープヘッドがデータを復元できる時間320、3
22および324と一致する。
【0036】フレーム内符号化セグメントおよび動き補
償符号化セグメントを、受信されるまま単純に再配置す
るのが望ましいが、セグメントを完全な状態で維持し、
かつ内部符号化データをテープ上の所望の位置に記録す
るのは難しいだろう。したがって、データをテープ上に
記録するときには、動き補償符号化法を用いて符号化さ
れたセグメントを分割し、かつその分割されたセグメン
トの各部分の間に一つのフレーム内符号化セグメントを
挿入してもよいと考えられる。もちろん、データがテー
プから復元された後で表示用に処理される時には、セグ
メントのこの分割は反対にする必要がある。
【0037】あるいは、デジタル信号用に利用できる比
較的広い帯域幅(例えば25MHz)および符号化されたデ
ジタル信号の比較的狭い帯域幅(例えば18MHz)を考慮
すると、テープ上の適当な位置に内部符号化セグメント
を記録する場所をつくるためには、画像データをこの広
い帯域幅で符号化するのが好ましい。この余分の帯域幅
のために、符号化された画像セグメントをテープ上で
「移動する」ことによって、所望の位置にフレーム内符
号化セグメントを配置するスペースをつくることが可能
になる。
【0038】図2に戻ると、タイミングトラック210
を用いることで、トリックプレイモード中のテープヘッ
ドは適切に位置が合わされ続けて、データを復元する。
される。一例であるタイミングトラック210には、一
連の印210aが与えられている。この印は、テープヘ
ッドが特定のトリックプレイモードにおいて最大量のデ
ータを復元できるようなヘッド走査開始位置を示す。こ
の特定のテープフォーマットには、特定のトリックプレ
イ速度のみが使用可能なことに注意されたい。しかしこ
れは問題にはならない。なぜなら従来の家庭用ビデオテ
ープレコーダの大半には、早送り速度および巻戻し速度
では、ただ一つのトリックプレイ再生モードしか許され
ていないからである。
【0039】図4は、MPEG規格に従って符号化され
た八つのフレーム群からどのようにして画像データがテ
ープ上に記録されうるかを示すテープフォーマット図で
ある。この特定のフレーム群(group of frames; GO
F)は、一つの内部符号化フレーム(Iフレーム)、つ
まりフレーム1と、六つの双方向符号化フレーム(Bフ
レーム)、つまりフレーム2〜7と、一つの予測符号化
フレーム(Pフレーム)、つまりフレーム8とから成
る。これらのフレームのうち、フレーム1の中のデータ
のみがトリックプレイモードにおけるVTRにより信頼
性よく復元されうる。フレーム2〜8は、動き補償予測
符号化データを含むが、このデータは、前述したよう
に、その予測化の基礎となるデータがないため、トリッ
クプレイモードにおいて信頼性よく復元されえない。
【0040】受信され記録された時の順番のように、フ
レームが並んでいないことに注意すべきである。フレー
ム1の後にフレーム8が続き、その後順番にフレーム
2、7、3、6、4および5が続く。これは、MPEG
フレーム群(GOF)には典型的な発信順序である。典
型的なMPEG受信機の場合、図4に示したフレームは
次のように復号される。まず、フレーム1が受信され、
復号され、メモリに記憶される。フレーム1が復号化さ
れている間に、フレーム8が受信され一時的に記憶され
る。フレーム1が復号された後で、フレーム8は記憶さ
れたフレーム1に基づいて、予測されたデータとして処
理される。次に、フレーム2、7、3、6、4および5
のそれぞれが、記憶されたフレーム1および2の中のデ
ータを用いて双方向的に復号化される。
【0041】このスキームによれば、フレーム1は、フ
レーム1〜8のすべてが復号化されるまで、受信機のメ
モリに残ることに注意されたい。この実施例において
は、フレームは復号化されながら、表示用にも利用でき
るようになる。しかしフレーム1が最初に表示され、フ
レーム8が最後に表示されるというように、フレームは
順番通り表示される。
【0042】図5は、MPEG符号化データが、トリッ
クプレイモードにおいて高解像度を可能にするように、
どのようにして再配置されうるかを示すテープフォーマ
ット図である。このスキームによれば、一つの内部符号
化フレームからのデータは、ブロック510に分割され
る。これらのブロックは、規定されたトリックプレイモ
ードにおいてテープヘッドによって走査されるような位
置に、テープに沿って配置される。図5に示したよう
に、三倍速早送り再生トリックプレイモードにおいて
は、実質的にすべての内部符号化画像が復元され、六倍
速巻戻し再生モードにおいては、およそ半分の画像が復
元されることになる。
【0043】図6は、図2および図5に示したテープ符
号化スキームを実行するために用いられる回路の例を示
すブロック図である。フレーム内符号化データ(IDA
TA)および動き補償予測符号化データ(MCDAT
A)の両方を含む圧縮ビデオ信号が、端子608を介し
て、マルチプレクサ612および回路610に印加され
る。この回路610は、各フレームの開始位置および長
さ、およびフレーム内のいずれかのIDATAの位置を
検出する。DigiCipher符号化法においては、IDATA
によって表される画像スライスは、データの順序におい
て識別される。これは例えば、それらのそれぞれのスラ
イスヘッダレコード中の値により可能となる。
【0044】回路610により復元された情報は、入力
データシャフリングコントローラ620に印加される。
このコントローラ620は、マルチプレクサ612への
制御信号を発信し、マルチプレクサ612が圧縮ビデオ
データを二つのメモリ614あるいは616のいずれか
に送るようにする。DigiCipher規格に従って符号化され
るデータを処理するのに適したものである本発明の第一
の実施例においては、メモリ614および616のそれ
ぞれは、単一の圧縮フレームを保持できる大きさであ
る。しかし前に述べたように、圧縮フレームは長さが異
なることもある。圧縮フレームの平均の長さを9トラッ
クと仮定すると、27トラックのデータを保持するのに
十分な記憶量をもつメモリなら、メモリ614および6
16のいずれにも十分である。
【0045】メモリ614および616は、デマルチプ
レクサ618のデータ入力に接続される。デマルチプレ
クサ618は、入力データシャフリングコントローラ6
20によって制御され、二つのメモリ614および61
6のうち一方から読み出されたデータを出力する。メモ
リ614および616から読み出されたデータは、コン
トローラ620によって与えられたアドレス値によって
決定される。コントローラ620はまた、レコーダ62
6によって与えられるトラック/セグメントアドレスに
も応答する。これらのアドレスによって、データが記録
されることになるテープ上の位置が識別される。またこ
れらのアドレスによって、IDATAセグメントが図2
に示したテープ上の特定の位置に記録されるように、そ
のコントローラがそれらのセグメントを適当なメモリ6
14または616から読み出すことができるようにな
る。
【0046】本発明の実施例では、コントローラ620
は各々の入力フレームのためのテーブルを生成する。こ
のテーブルは、符号化されたセグメントまたはスライス
がメモリに記憶されているときに、これらのセグメント
またはスライスを認識するためのものである。ここで、
このテーブルはコントローラ620内部にあるメモリ
(図示せず)に記憶される。コントローラ620はこの
テーブルと、レコーダ626からのトラック/セグメン
トアドレスとを使い、適切な時に記憶されたフレームか
らIDATAセグメント、MCDATAスライスを与え
ることにより、図2に示すような記録画像フォーマット
を生成する。
【0047】本発明の本実施例においては、メモリ61
4および616は、ピンポンランダムアクセスバッファ
として動作する。データはマルチプレクサ612を介し
て、メモリ614および616のいずれか一つの中に順
次受信され、一方で、デマルチプレクサ618を介し
て、もう一方のメモリ616あるいは614から、デー
タは特定されてアクセスされたブロックとして与えられ
る。メモリ614および616のそれぞれが一つの圧縮
フレームを保持するため、デマルチプレクサ618によ
り出力される出力信号は、図2に示したように、フレー
ム内符号化データが、動き補償予測符号化データの間に
配置されるセグメント順列となる。
【0048】デマルチプレクサ618によって出力され
たデータは、そのデータをセグメントに分割し、ヘッダ
を挿入する回路622に与えられる。これらのヘッダ
は、各データセグメントがIDATAであるかMCDA
TAであるかを識別し、かつそのデータセグメントの長
さ、および結果として生ずるフレーム内の復号化された
画素の位置を表示する。
【0049】回路622は、データ入力シャフリングコ
ントローラ620によって提供された情報を基にして、
これらのヘッダを発生する。図2に示したテープフォー
マットに従って、コントローラ620がメモリ614お
よび616から連続するセグメントを読み出すとき、コ
ントローラ620は、供給されているデータセグメント
のタイプおよび長さを表示する回路622に信号を与え
る。回路622はセグメントに対する適正なヘッダ情報
を生成し、結果として生ずるデータストリームを、デー
タを記録用にフォーマットする回路624へ与える。回
路624は例えば、誤り訂正コード(ECC)符号器
(図示せず)、チャンネル符号器(図示せず)および記
録用アンプ(図示せず)を備えていてもよい。回路62
4によって与えられた信号は、レコーダ626によって
テープ上に記録され、図2に示したテープフォーマット
を実現する。
【0050】通常の再生およびトリックプレイモード中
の再生中に、データはレコーダ626によってテープか
ら読み出され、回路628に印加される。この回路62
8がテープから読み出された信号から記録されたデータ
を復元する。この回路628は例えば、ヘッドアンプ
(図示せず)、検波器(図示せず)およびECC復号器
(図示せず)を備えていてもよい。回路628の出力信
号は、回路630に印加されるデジタルデータストリー
ムであって、この回路630がセグメントを検出し、か
つ回路622によって挿入されたヘッダ情報を削除す
る。回路630はまた、新しいセグメントがいつ処理さ
れているかを表示する信号を発生する。この信号は、出
力データシャフリングコントローラ640に加えられ
る。
【0051】回路630によって提供された出力データ
ストリーム、つまりヘッダ情報のない符号化データは、
マルチプレクサ632に与えられる。マルチプレクサ6
32は、出力データシャフリングコントローラ640に
よって与えられた信号で制御され、入力信号をメモリ6
34および636のいずれか一つに加える。コントロー
ラ640もまた、メモリ634および636に接続さ
れ、データが記憶されるアドレスおよびデータが読み出
されるアドレスを制御する。メモリ634および636
から読み出されたデータは、データ出力シャフリングコ
ントローラ640によってやはり制御されるデマルチプ
レクサ638に与えられる。
【0052】通常の再生モード中にデマルチプレクサ6
38によって与えられる出力データストリームは、図1
に示したものである。フレーム内符号化データはDigiCi
pher符号化法の規定しているように、データストリーム
中の固有の位置に再現される。この信号は、三つの信
号、つまりデータレディ信号(D−RDY)、データ信
号(DATA)、およびクロック信号(CLK)を発生
する出力フォーマッタ642に加えられる。これらの信
号は、受信した放送ビデオ信号であるかのように、テレ
ビ受信装置に加えられる。そのデータは、出力シャフリ
ングコントローラ640によって、図2に示した記録さ
れたフォーマットから図1に示した標準的DigiCipherフ
ォーマットに、再フォーマットされる。本発明の実施例
においては、コントローラ640は、図1に示したフォ
ーマットにデータを復元するために、メモリ634およ
び636のいずれか一つの中にデータを順次記憶し、セ
グメント毎にもう一つのメモリからデータを読み出す。
【0053】メモリ634および636は、前述のメモ
リ614および616と同じでよい。これらのメモリは
それぞれ、一つの圧縮フレームビデオ信号を保持するの
に充分な大きさをもつ。これらのメモリは、コントロー
ラ回路640によって制御され、ピンポンランダムアク
セスバッファとして動作する。メモリ634および63
6のいずれか一つがデータを受信している間に、もう一
つのメモリ636あるいは634は、デマルチプレクサ
638を介して、出力フォーマッタ642にデータを出
力するのに用いられる。
【0054】出力データシャフリングコントローラ64
0もまた、三倍速早送り再生あるいは六倍速巻戻し再生
が要求されていることを表示する信号641に応答す
る。この信号に応答して、コントローラ640は、レコ
ーダ626によって与えられたトラック/セグメントア
ドレス、および回路628によって与えられたデータを
監視し、フレーム内符号化データがテープによって与え
られているかどうかを決定する。このトリックプレイモ
ードにおいては、このフレーム内符号化データのみがメ
モリ636あるいは634に記憶される。このデータ
は、テレビ受信装置に間欠的に与えられればよいため、
有効なフレーム内符号化データがテレビ受信装置に提供
されている時のみ、出力フォーマッタ642はそのD−
RDY信号をhighとする。
【0055】図4および図5に示したようなMPEG規
格に従って符号化されたデータを処理するには、小さい
変更が施された同様の回路を用いてもよい。MPEGデ
ータ処理回路と、DigiCipherデータ処理回路との主な相
違点は、メモリ614、616、634および636の
大きさ、および入力データシャフリングコントローラ6
20および出力データシャフリングコントローラ640
の動作である。本発明のこの第二の実施例においては、
メモリ614、616、634および636のそれぞれ
は、MPEG符号化データのフレーム群全体を保持する
のに十分な数の記憶セルを有している。図4および図5
に示した例においては、平均的フレーム群は72のテー
プトラックに記憶されることになる。与えられたフレー
ム群を表すために必要なトラック数は、もとになる画像
が圧縮されるときの効率によって異なる。しかし150
のテープトラックを保持するのに充分な数の記憶セルを
もつメモリなら、メモリ614、616、634および
636のいずれにも充分だと考えられる。
【0056】本発明のこの実施例で用いられる入力デー
タシャフリングコントローラ620は、図4に示したフ
ォーマットから、図5に示したフォーマットへとデータ
を再配置する。フレーム群の最初に符号化されたIフレ
ームは、ブロックに分割され、さらにそれらのブロック
は、フレーム群の残りの部分の符号化ブロック間に配置
される。通常の再生中に、出力データシャフリングコン
トローラ640は、図5に示したフォーマットに記憶さ
れているようにデータを再配置し、図4に示したフォー
マットに合う信号を生成する。これらの再フォーマット
動作はいずれも、データが受信される時に、そのデータ
をピンポンメモリの一つに順次記憶していくことにより
実行され、その一方では、メモリ中のそれぞれの位置へ
と個々のセグメントを割り付けるテーブルを監視し作成
していく。データが読み出される時には、フレーム内符
号化情報が異なる位置にあるようにデータは再配置され
る。この位置は、データがメモリの中に記憶されるとき
につくられたテーブルから決まる。
【0057】本発明は、DigiCipherシステムおよびMP
EG符号化規格に関連して記載されたが、他のシステ
ム、例えばZenith/AT&Tによって提案されたDSC−H
DTVシステムなどによっても本発明は適用されると考
えられる。
【0058】本発明は、実施例によって記載されたが、
請求項の精神およびその範囲内で、以上に概略を示した
ように本発明は実施されうる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、内部符号化されたフレ
ームおよび予測符号化されたフレームの両方を有する高
精細度テレビ信号を記録するデジタルビデオテープレコ
ーダにおいて、トリックプレイモードにおいても高精細
度表示を可能とするレコーダおよび方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DigiCipher規格に従って符号化されたデータを
含むビデオテープの一セグメントを表すグラフ図(従来
技術)であり、通常モードおよび三倍速(3x)早送り
再生モードにおけるビデオヘッドの走査経路を表す。
【図2】図1に示したのと同じ信号を含むが、本発明を
具体化する装置を用いて記録されたビデオテープの一セ
グメントを表すグラフ図である。
【図3】ビデオ情報の記録されたセグメントがどのよう
にして復元されうるかを説明するのに有用な、ビデオテ
ープの一セグメントを表すグラフ図である。
【図4】MPEG規格に従って記録されたフレーム群
(GOF)を表すデータが、どのようにしてDVTRに
記録されうるかを示すための、ビデオテープの一セグメ
ントを表すグラフ図(従来技術)である。
【図5】図4に示した信号が、本発明の主題にしたがっ
た装置を用いてどのように記録されうるかを示す、ビデ
オテープの一セグメントを表すグラフ図である。
【図6】本発明の実施例を含むDVTRのブロック図で
ある。
【符号の説明】
110、112、116、122、124、130、1
32 スライス(セグメント) 118、120、119、121、122 テープ上で
データの読み出される方向を示す矢印 320、322、324 データ復元時間を示す三角形 610、622、624、628、630 回路 612、632 マルチプレクサ 614、616、634、636 メモリ 618、638 デマルチプレクサ 620 入力データシャフリングコントローラ 640 出力データシャフリングコントローラ 642 出力フォーマッタ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオデータをテープ上に記録するため
    の少なくとも一つのテープヘッドを有するデジタルビデ
    オテープレコーダであって、該ビデオテープレコーダ
    は、通常の再生モードおよびトリックプレイモードを有
    し、該テープヘッドは、該通常の再生モードでは該テー
    プを横切る第一のトラックに従い、該トリックプレイモ
    ードでは該テープを横切る第二の異なるトラックに従う
    ものであって、該デジタルビデオテープレコーダは、 ビデオ画像の連続するフレームの符号化されたスライス
    を表す一連の該ビデオデータを受信する手段であって、
    該連続するフレームのうちいくつかのスライスがフレー
    ム内符号化法を用いて符号化され、該連続するフレーム
    の他のスライスは動き補償符号化法を用いて符号化され
    ている、手段と、 該ビデオ画像の該連続するフレームの各々の該フレーム
    内符号化スライスおよび該動き補償符号化スライスの各
    々を別個に識別し、かつ該フレーム内符号化スライスお
    よび該動き補償符号化スライスをそれぞれ異なるデータ
    ストリームに分離する識別手段と、 該動き補償符号化データストリームを実質的に固定され
    た大きさを有するブロックに再フォーマットする手段
    と、 該フレーム内符号化データストリームを実質的に固定さ
    れた大きさを有するブロックに再フォーマットする手段
    と、 該フレーム内符号化ブロックおよび該動き補償符号化ブ
    ロックを該テープ上に記録する記録手段と、 該識別手段と該記録手段との間に接続されたシャフリン
    グ手段であって、該一連のビデオデータに、該フレーム
    内符号化データストリームの該ブロックおよび該動き補
    償符号化データストリームの該ブロックが現れる相対的
    順序を変えることによって、該テープヘッドが該通常の
    再生モードにおいても該トリックプレイモードにおいて
    も一つのフレームの該フレーム内符号化ブロックの少な
    くとも半分の上を通過するように、該テープ上に該フレ
    ーム内符号化ブロックを配置するシャフリング手段、と
    を有するデジタルビデオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 前記受信手段によって受信された前記符
    号化データは、フレーム内符号化法を用いて符号化され
    る第一の連続的なスライス群と、動き補償符号化法を用
    いて符号化される前記連続するフレームのそれぞれの第
    二の連続的なスライス群とを有しており、 前記シャフリング手段は、前記一つのフレームの前記フ
    レーム内符号化ブロックのスライスを前記動き補償符号
    化ブロックのスライスの間にインターリーブする手段で
    あって、インターリーブされた該ブロックが前記テープ
    上に記録された時、前記テープヘッドが、前記通常の再
    生モードにおいても前記トリックプレイモードにおいて
    も、該一つのフレームの該フレーム内符号化ブロックの
    少なくとも半分の上を通過するようにインターリーブす
    る手段を有する請求項1に記載のデジタルビデオテープ
    レコーダ。
  3. 【請求項3】 前記デジタルビデオテープレコーダは二
    つのヘッドを有しており、前記トリックプレイモードは
    三倍速早送り再生モードであって、かつ該トリックプレ
    イモードにおいても前記通常の再生モードにおいても該
    テープヘッドが前記一つのフレームの前記フレーム内符
    号化ブロックの実質上すべての上を通過するように、前
    記シャフリング手段が、該一つのフレームの該フレーム
    内符号化ブロックを前記動き補償符号化ブロックの間に
    インターリーブする請求項2に記載のデジタルビデオテ
    ープレコーダ。
  4. 【請求項4】 前記記録手段が、前記テープヘッドが前
    記テープを横切る所望の経路に位置合わせするためにト
    リックプレイモードで用いられるタイミングトラックを
    記録し、該所望の経路が、前記一つのフレームの記録さ
    れた前記フレーム内符号化画像ブロックを含む請求項3
    に記載のデジタルビデオテープレコーダ。
  5. 【請求項5】 記録された前記データを前記テープから
    復元するデータ復元手段と、 復元された該データの中から、前記一つのフレームのイ
    ンターリーブされた前記フレーム内符号化ブロックを識
    別し、かつ識別された該ブロックおよび前記動き補償符
    号化ブロックを再配置して、該一つのフレームの識別さ
    れた該フレーム内符号化ブロックおよび該一つのフレー
    ムの該動き補償符号化ブロックが、前記受信手段によっ
    て受信された前記符号化データの順序と等しい順序に配
    置された出力信号を通常の再生モード中に生成する出力
    シャフリング手段とをさらに有する請求項4に記載のビ
    デオテープレコーダ。
  6. 【請求項6】 ビデオデータをテープ上に記録するため
    の少なくとも一つのテープヘッドを有するデジタルビデ
    オテープレコーダであって、該ビデオテープレコーダ
    は、通常の再生モードおよびトリックプレイモードを有
    し、該テープヘッドは、該通常の再生モードでは該テー
    プを横切る第一のトラックに従い、該トリックプレイモ
    ードでは該テープを横切る第二の異なるトラックに従う
    ものであって、該デジタルビデオテープレコーダは、 連続するフレームからなる群中の個々のフレームの符号
    化されたスライスを表す一連の該ビデオデータを受信す
    る手段であって、該フレーム群が、各スライスがフレー
    ム内符号化法を用いて符号化された少なくとも一つのフ
    レームを含み、該フレーム群の他のフレームは動き補償
    符号化法を用いて符号化されているように、一連の該ビ
    デオデータを受信する手段と、 前記ビデオ画像の該連続するフレームのそれぞれの、該
    フレーム内符号化スライスおよび該動き補償符号化スラ
    イスを別個に識別する識別手段と、 該フレーム内符号化スライスおよび該動き補償符号化ス
    ライスを該テープ上に記録する記録手段と、 該識別手段と該記録手段との間に接続されたシャフリン
    グ手段であって、該一つのフレームからの該フレーム内
    符号化スライスを、該フレーム群中のそれ以外のフレー
    ムのそれぞれの該スライスの間にインターリーブする手
    段であって、インターリーブされた該スライスが該記録
    手段によって記録される時、該テープヘッドが該通常の
    再生モードにおいても該トリックプレイモードにおいて
    も該一つのフレームからの該フレーム内符号化スライス
    の少なくとも半分の上を通過するようにインターリーブ
    する手段とを有するデジタルビデオテープレコーダ。
  7. 【請求項7】 前記デジタルビデオテープレコーダは二
    つのテープヘッドを有しており、前記トリックプレイモ
    ードは三倍速早送り再生モードであって、かつ該トリッ
    クプレイモードにおいても前記通常の再生モードにおい
    ても該テープヘッドが前記フレーム内符号化スライスの
    実質上すべての上を通過するように、前記シャフリング
    手段が、該フレーム内符号化スライスを前記動き補償符
    号化スライスの間にインターリーブする請求項6に記載
    のデジタルビデオテープレコーダ。
  8. 【請求項8】 前記記録手段が、前記テープヘッドが前
    記テープを横切る所望の経路に位置合わせするためにト
    リックプレイモードで用いられるタイミングトラックを
    記録し、該所望の経路が、前記一つのフレームからの記
    録された前記フレーム内符号化画像スライスを含む請求
    項7に記載のデジタルビデオテープレコーダ。
  9. 【請求項9】 記録された前記データを前記テープから
    復元するデータ復元手段と、 復元された該データの中から、インターリーブされた前
    記フレーム内符号化スライスを識別し、かつ前記一つの
    フレーム以外の前記フレーム群中のフレームを表す、識
    別された該スライスおよび符号化された該スライスを再
    配置して、前記受信手段によって受信された前記符号化
    データの順序と実質的に等しい順序にある、該フレーム
    群の符号化された該スライスを有する出力信号を、通常
    の再生モード中に生成する出力シャフリング手段とをさ
    らに有する請求項8に記載のビデオテープレコーダ。
  10. 【請求項10】 識別された前記フレーム内符号化スラ
    イスを、他のスライスは比較的除外し、前記出力信号と
    して前記トリックプレイモード中に与える手段を、前記
    出力シャフリング手段が含む請求項9に記載のデジタル
    ビデオテープレコーダ。
  11. 【請求項11】 少なくとも一つのテープヘッドを有す
    るデジタルビデオテープレコーダを用いて画像データを
    テープ上に記録するための方法であって、該ビデオテー
    プレコーダは、通常の再生モードおよびトリックプレイ
    モードを有し、該テープヘッドは、該通常の再生モード
    では該テープを横切る第一のトラックに従い、該トリッ
    クプレイモードでは該テープを横切る第二の異なるトラ
    ックに従うものであって、該方法は、 該ビデオ画像の該連続するフレームの符号化されたスラ
    イスを表す一連の該画像データを受信するステップであ
    って、ビデオ画像の連続するフレームの少なくとも一つ
    のフレームがフレーム内符号化法を用いて符号化され、
    かつ該ビデオ画像の該連続するフレームの他のフレーム
    は動き補償符号化法を用いて符号化されるステップと、 受信された一連の該データ値中の、それぞれの前記フレ
    ーム内符号化スライスおよび前記動き補償符号化スライ
    スを別個に識別するステップと、 該フレーム内符号化スライスおよび該動き補償符号化ス
    ライスを該テープ上に記録するステップと、 記録する前の一連の該画像データ中の識別された該フレ
    ーム内符号化スライスおよび該動き補償符号化スライス
    の順番を変えることによって、該一つのフレームの該フ
    レーム内符号化スライスを、それ以外のフレームの該動
    き補償符号化スライスの間にインターリーブし、並び替
    えられた一連のデータが該テープ上に記録された時、該
    テープヘッドが該通常の再生モードにおいても該トリッ
    クプレイモードにおいても該フレーム内符号化スライス
    の少なくとも半分の上を通過するように、並び替えられ
    た一連の該データを生成するステップとを含む方法。
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