JPH0738835A - 多系統信号の同時記録再生装置 - Google Patents
多系統信号の同時記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0738835A JPH0738835A JP5203014A JP20301493A JPH0738835A JP H0738835 A JPH0738835 A JP H0738835A JP 5203014 A JP5203014 A JP 5203014A JP 20301493 A JP20301493 A JP 20301493A JP H0738835 A JPH0738835 A JP H0738835A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video signal
- signal
- video
- audio
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通常のビデオ装置をそのまま利用して多系統
の映像信号の同時記録と再生を行なう。 【構成】 チューナ部11,12で受信した一方の映像
信号の垂直同期信号に対応するフレーム上に、他方の映
像信号から1フレームおきに取り出したフレームを、1
フレームの間隔をおいて重畳して1系統の混合映像信号
として生成する映像信号混合部13と、かつ2系統の音
声信号の一方を音声多重による主音声に、他方を副音声
に割り当てて1系統の音声多重信号を生成する音声信号
混合部14え、ビデオ装置15で再生された混合映像信
号から再生する映像信号のフレームを分離すると共に、
空白となるフレーム部分に前のフレームを複製して補間
することにより映像信号を生成する映像信号選択部16
と、記録再生部で再生された音声多重信号から音声信号
を選択する音声信号選択部17を備える。
の映像信号の同時記録と再生を行なう。 【構成】 チューナ部11,12で受信した一方の映像
信号の垂直同期信号に対応するフレーム上に、他方の映
像信号から1フレームおきに取り出したフレームを、1
フレームの間隔をおいて重畳して1系統の混合映像信号
として生成する映像信号混合部13と、かつ2系統の音
声信号の一方を音声多重による主音声に、他方を副音声
に割り当てて1系統の音声多重信号を生成する音声信号
混合部14え、ビデオ装置15で再生された混合映像信
号から再生する映像信号のフレームを分離すると共に、
空白となるフレーム部分に前のフレームを複製して補間
することにより映像信号を生成する映像信号選択部16
と、記録再生部で再生された音声多重信号から音声信号
を選択する音声信号選択部17を備える。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号及び音声信号
の記録再生を行なう装置に関し、特に、多系統の信号を
同時に記録再生することができる記録再生装置に関す
る。
の記録再生を行なう装置に関し、特に、多系統の信号を
同時に記録再生することができる記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録再生装置としては、
例えば2系統(2チャネル)の映像信号と音声信号を同
時に記録再生する装置が特開平1−303979号に開
示されている。以下、図4を参照してこの装置について
説明する。図4において、この記録再生装置は、2系統
のビデオ信号を受信するチューナ部41,42と、ビデ
オテープ43と、メモリ部44と、ディスプレイ部45
から構成される。
例えば2系統(2チャネル)の映像信号と音声信号を同
時に記録再生する装置が特開平1−303979号に開
示されている。以下、図4を参照してこの装置について
説明する。図4において、この記録再生装置は、2系統
のビデオ信号を受信するチューナ部41,42と、ビデ
オテープ43と、メモリ部44と、ディスプレイ部45
から構成される。
【0003】記録系Aのチューナ部41でチャネル1
(Ch1)の信号を受信し、チューナ部42でチャネル
2(Ch2)の信号を受信する。受信したCh1及びC
h2の映像信号は、ビデオテープ43上のビデオトラッ
ク48に図示のように交互に記録される。この場合、1
本のビデオトラック48には、1フィールド分の映像信
号が記録される。また、コントロールトラック47に
は、ビデオトラック48に記録された映像信号のチャネ
ルを区別するためのコントロール信号Cが交互に記録さ
れる。Ch1の音声信号は音声トラック46に録音さ
れ、Ch2の音声信号はビデオトラック48に映像音声
重畳方式で録音される。
(Ch1)の信号を受信し、チューナ部42でチャネル
2(Ch2)の信号を受信する。受信したCh1及びC
h2の映像信号は、ビデオテープ43上のビデオトラッ
ク48に図示のように交互に記録される。この場合、1
本のビデオトラック48には、1フィールド分の映像信
号が記録される。また、コントロールトラック47に
は、ビデオトラック48に記録された映像信号のチャネ
ルを区別するためのコントロール信号Cが交互に記録さ
れる。Ch1の音声信号は音声トラック46に録音さ
れ、Ch2の音声信号はビデオトラック48に映像音声
重畳方式で録音される。
【0004】再生系Bにおいて、例えばCh1の信号を
再生する場合、コントロールトラック47毎に映像信号
をメモリ部44に書き込む。この時、メモリ部44に書
き込まれる映像信号は、1フィールド分であるので、映
像のフィールド相関性を利用して残りのフィールドを補
間することにより、1フレーム(1画面)の映像信号を
作成する。この映像信号をディスプレイ45に出力する
ことによってCh1の映像を再生する。また、Ch1の
音声は音声トラック46から再生する。
再生する場合、コントロールトラック47毎に映像信号
をメモリ部44に書き込む。この時、メモリ部44に書
き込まれる映像信号は、1フィールド分であるので、映
像のフィールド相関性を利用して残りのフィールドを補
間することにより、1フレーム(1画面)の映像信号を
作成する。この映像信号をディスプレイ45に出力する
ことによってCh1の映像を再生する。また、Ch1の
音声は音声トラック46から再生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
ビデオ信号の記録再生装置では、2系統の映像信号を記
録再生する場合、ビデオテープのコントロールトラック
に、ビデオトラックに記録する映像信号を区別するため
の特殊なコントロール信号を記録する必要があるため、
市販されている一般的なビデオ装置をそのまま利用して
記録再生が行えないという問題点があった。上述した従
来の記録再生方式では、3系統以上のビデオ信号の記録
再生を行なうことは実質的に不可能であった。
ビデオ信号の記録再生装置では、2系統の映像信号を記
録再生する場合、ビデオテープのコントロールトラック
に、ビデオトラックに記録する映像信号を区別するため
の特殊なコントロール信号を記録する必要があるため、
市販されている一般的なビデオ装置をそのまま利用して
記録再生が行えないという問題点があった。上述した従
来の記録再生方式では、3系統以上のビデオ信号の記録
再生を行なうことは実質的に不可能であった。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、通常のビデオ装置をその
まま利用して多系統の映像信号の同時記録と再生を行な
うことができ、かつ3系統以上の映像信号の記録と再生
が可能な多系統信号の記録再生装置を提供することを目
的とする。
るためになされたものであり、通常のビデオ装置をその
まま利用して多系統の映像信号の同時記録と再生を行な
うことができ、かつ3系統以上の映像信号の記録と再生
が可能な多系統信号の記録再生装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の多系統信号の同時記録再生装置は、複数系
統の映像信号を受信する受信部と、1つの前記映像信号
の垂直同期信号毎に対応するフレーム上に、他の映像信
号から所定のフレーム間隔で取り出したフレームを、所
定のフレーム間隔をおいて重畳することにより1系統の
混合映像信号として生成する映像信号混合部と、前記映
像信号混合部で生成した前記混合映像信号を記録媒体に
記録し、かつ前記記録媒体から前記混合映像信号を再生
する記録再生部と、前記記録再生部で再生された前記混
合映像信号を入力し、前記混合映像信号から再生する1
つの映像信号のフレームを分離すると共に、空白となる
フレーム部分に近接するフレームを複製して補間するこ
とにより前記再生する映像信号を生成して出力する映像
信号選択部と、前記映像信号選択部から出力された映像
信号を表示再生する表示部とを備える構成としている。
また、好ましい態様では、前記映像信号混合部は、1つ
の前記映像信号のフレーム上に、他の映像信号から映像
信号の系統数−1のフレーム間隔で取り出したフレーム
を、系統数−1のレーム間隔で重畳する。
め、本発明の多系統信号の同時記録再生装置は、複数系
統の映像信号を受信する受信部と、1つの前記映像信号
の垂直同期信号毎に対応するフレーム上に、他の映像信
号から所定のフレーム間隔で取り出したフレームを、所
定のフレーム間隔をおいて重畳することにより1系統の
混合映像信号として生成する映像信号混合部と、前記映
像信号混合部で生成した前記混合映像信号を記録媒体に
記録し、かつ前記記録媒体から前記混合映像信号を再生
する記録再生部と、前記記録再生部で再生された前記混
合映像信号を入力し、前記混合映像信号から再生する1
つの映像信号のフレームを分離すると共に、空白となる
フレーム部分に近接するフレームを複製して補間するこ
とにより前記再生する映像信号を生成して出力する映像
信号選択部と、前記映像信号選択部から出力された映像
信号を表示再生する表示部とを備える構成としている。
また、好ましい態様では、前記映像信号混合部は、1つ
の前記映像信号のフレーム上に、他の映像信号から映像
信号の系統数−1のフレーム間隔で取り出したフレーム
を、系統数−1のレーム間隔で重畳する。
【0008】本発明の他の多系統信号の同時記録再生装
置は、2系統の映像信号及び各映像信号に対応する2系
統の音声信号を受信する受信部と、一方の前記映像信号
の垂直同期信号に対応するフレーム上に、他方の映像信
号から1フレームおきに取り出したフレームを、1フレ
ームの間隔をおいて重畳して1系統の混合映像信号とし
て生成する映像信号混合部と、前記2系統の音声信号の
一方を音声多重による主音声に、他方を副音声に割り当
てて1系統の音声多重信号を生成する音声信号混合部
と、前記映像信号混合部で生成した前記混合映像信号及
び前記音声信号混合部で生成した音声多重信号を記録媒
体に記録し、かつ前記記録媒体から前記混合映像信号及
び音声多重信号を再生する記録再生部と、前記記録再生
部で再生された前記混合映像信号を入力し、前記混合映
像信号から再生する映像信号のフレームを分離すると共
に、空白となるフレーム部分に前のフレームを複製して
補間することにより映像信号を生成して出力する映像信
号選択部と、前記記録再生部で再生された音声多重信号
から前記分離した映像信号に対応する前記音声信号を選
択する音声信号選択部と、前記映像信号選択部から出力
された映像信号を表示再生し、かつ前記音声信号選択部
で選択された音声信号の音声を出力する表示出力部とを
備える。
置は、2系統の映像信号及び各映像信号に対応する2系
統の音声信号を受信する受信部と、一方の前記映像信号
の垂直同期信号に対応するフレーム上に、他方の映像信
号から1フレームおきに取り出したフレームを、1フレ
ームの間隔をおいて重畳して1系統の混合映像信号とし
て生成する映像信号混合部と、前記2系統の音声信号の
一方を音声多重による主音声に、他方を副音声に割り当
てて1系統の音声多重信号を生成する音声信号混合部
と、前記映像信号混合部で生成した前記混合映像信号及
び前記音声信号混合部で生成した音声多重信号を記録媒
体に記録し、かつ前記記録媒体から前記混合映像信号及
び音声多重信号を再生する記録再生部と、前記記録再生
部で再生された前記混合映像信号を入力し、前記混合映
像信号から再生する映像信号のフレームを分離すると共
に、空白となるフレーム部分に前のフレームを複製して
補間することにより映像信号を生成して出力する映像信
号選択部と、前記記録再生部で再生された音声多重信号
から前記分離した映像信号に対応する前記音声信号を選
択する音声信号選択部と、前記映像信号選択部から出力
された映像信号を表示再生し、かつ前記音声信号選択部
で選択された音声信号の音声を出力する表示出力部とを
備える。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施例によ
る多系統信号の記録再生装置の構成を示すブロック図で
ある。本実施例による装置は、2系統(チャネル)のビ
デオ信号を受信入力するチューナ部11,12と映像信
号混合部13と音声信号混合部14とビデオ装置15と
からなる記録系と、ビデオ装置15と映像信号選択部1
6と音声信号選択部17とディスプレイ81とからなる
再生系とから構成される。
て詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施例によ
る多系統信号の記録再生装置の構成を示すブロック図で
ある。本実施例による装置は、2系統(チャネル)のビ
デオ信号を受信入力するチューナ部11,12と映像信
号混合部13と音声信号混合部14とビデオ装置15と
からなる記録系と、ビデオ装置15と映像信号選択部1
6と音声信号選択部17とディスプレイ81とからなる
再生系とから構成される。
【0010】映像信号混合部13は、チューナ部11,
12から入力された2チャネルの映像信号Ch1,Ch
2を後述する方法で混合して1チャネルの混合映像信号
Mixを生成する。音声信号混合部14は、映像信号C
h1,Ch2に対応する音声信号をそれぞれ音声多重に
よる主音声と副音声に割り当て、1チャネルの音声多重
信号を生成する。ビデオ装置15は、1チャネルのビデ
オ信号の記録再生を行なう一般的な記録再生装置であ
る。
12から入力された2チャネルの映像信号Ch1,Ch
2を後述する方法で混合して1チャネルの混合映像信号
Mixを生成する。音声信号混合部14は、映像信号C
h1,Ch2に対応する音声信号をそれぞれ音声多重に
よる主音声と副音声に割り当て、1チャネルの音声多重
信号を生成する。ビデオ装置15は、1チャネルのビデ
オ信号の記録再生を行なう一般的な記録再生装置であ
る。
【0011】映像信号選択部16は、ビデオ装置15で
再生された混合映像信号Mixから各チャネルに対応す
る映像信号を後述する方法で分離して、何れか一方の映
像信号を選択してディスプレイ18に再生表示する。ま
た、音声信号選択部17は、ビデオ装置15で再生され
た音声多重信号から一方の音声信号を選択して出力す
る。
再生された混合映像信号Mixから各チャネルに対応す
る映像信号を後述する方法で分離して、何れか一方の映
像信号を選択してディスプレイ18に再生表示する。ま
た、音声信号選択部17は、ビデオ装置15で再生され
た音声多重信号から一方の音声信号を選択して出力す
る。
【0012】次いで、上述した実施例における映像信号
と音声信号の記録再生の動作を説明する。まず、記録系
においては、チューナ部11で1チャネル(Ch1)の
信号を受信し、チューナ部12で2チャネル(Ch2)
の信号を受信する。これらCh1、Ch2の映像信号を
映像信号混合部13により混合され、混合映像信号(M
ix)としてビデオ装置15に出力される。
と音声信号の記録再生の動作を説明する。まず、記録系
においては、チューナ部11で1チャネル(Ch1)の
信号を受信し、チューナ部12で2チャネル(Ch2)
の信号を受信する。これらCh1、Ch2の映像信号を
映像信号混合部13により混合され、混合映像信号(M
ix)としてビデオ装置15に出力される。
【0013】映像信号混合部13による映像信号の混合
動作を図2に基づいて説明する。映像信号混合部13で
は、図2で示すCh2の映像信号の奇数番号の垂直同期
信号(Vsync1,Vsync3,・・・)に対応す
るフレーム(1画面を走査する映像信号)を、Ch1映
像信号の偶数番号の垂直同期信号(Vsync2,Vs
ync4,・・・)に対応するフレームに重畳すること
により、1つの混合映像信号(Mix)を生成する。ビ
デオ装置15は、映像信号混合部13から出力された混
合映像信号(Mix)を録画する。
動作を図2に基づいて説明する。映像信号混合部13で
は、図2で示すCh2の映像信号の奇数番号の垂直同期
信号(Vsync1,Vsync3,・・・)に対応す
るフレーム(1画面を走査する映像信号)を、Ch1映
像信号の偶数番号の垂直同期信号(Vsync2,Vs
ync4,・・・)に対応するフレームに重畳すること
により、1つの混合映像信号(Mix)を生成する。ビ
デオ装置15は、映像信号混合部13から出力された混
合映像信号(Mix)を録画する。
【0014】音声信号混合部14では、Ch1の音声信
号を、多重音声による主音声(ステレオ音声の右音声)
に割り当てる。このCh1の音声信号は、主音声信号
(R)としてビデオ装置15の音声入力(R)から録音
される。同様に、音声信号混合部14は、Ch2の音声
信号を、副音声(ステレオ音声の左音声)に割り当て
る。このCh2の音声信号は、副音声信号(L)として
ビデオ装置15の音声入力(L)から録音される。
号を、多重音声による主音声(ステレオ音声の右音声)
に割り当てる。このCh1の音声信号は、主音声信号
(R)としてビデオ装置15の音声入力(R)から録音
される。同様に、音声信号混合部14は、Ch2の音声
信号を、副音声(ステレオ音声の左音声)に割り当て
る。このCh2の音声信号は、副音声信号(L)として
ビデオ装置15の音声入力(L)から録音される。
【0015】再生系においては、ビデオ装置15で再生
された混合映像信号(Mix)が映像信号選択部16に
出力される。映像信号選択部16では、混合映像信号
(Mix)から再生するCh1またはCh2の映像信号
を分離して、ディスプレイ18に再生表示する。映像信
号選択部16では、上記のように混合映像信号(Mi
x)からCh1またはCh2の映像信号を分離するが、
例えば混合映像信号(Mix)から図2のCh1映像信
号を分離した場合、Ch2の映像信号を重畳した偶数番
号の垂直同期信号に対応するフレームが空白になってい
るので、その該当するフレーム部分に1つ前の(奇数番
号の)垂直同期信号に対応するフレームを複製してフレ
ームの補間を行なうことにより、Ch1の映像信号を再
生する。
された混合映像信号(Mix)が映像信号選択部16に
出力される。映像信号選択部16では、混合映像信号
(Mix)から再生するCh1またはCh2の映像信号
を分離して、ディスプレイ18に再生表示する。映像信
号選択部16では、上記のように混合映像信号(Mi
x)からCh1またはCh2の映像信号を分離するが、
例えば混合映像信号(Mix)から図2のCh1映像信
号を分離した場合、Ch2の映像信号を重畳した偶数番
号の垂直同期信号に対応するフレームが空白になってい
るので、その該当するフレーム部分に1つ前の(奇数番
号の)垂直同期信号に対応するフレームを複製してフレ
ームの補間を行なうことにより、Ch1の映像信号を再
生する。
【0016】同様に、混合映像信号(Mix)から図2
のCh2の映像信号を分離した場合、奇数番号の垂直同
期信号に対応するフレームが空白になっているので、そ
の該当するフレーム部分に1つ前の(偶数番号の)垂直
同期信号に対応するフレームを複製して補間を行なう。
のCh2の映像信号を分離した場合、奇数番号の垂直同
期信号に対応するフレームが空白になっているので、そ
の該当するフレーム部分に1つ前の(偶数番号の)垂直
同期信号に対応するフレームを複製して補間を行なう。
【0017】音声信号選択部17では、Ch1の映像信
号を再生する場合には、主音声信号(R)を選択してC
h1の音声信号として出力する。また、Ch2の映像信
号を再生する場合には、副音声信号(L)を選択してC
h2の音声信号として出力する。
号を再生する場合には、主音声信号(R)を選択してC
h1の音声信号として出力する。また、Ch2の映像信
号を再生する場合には、副音声信号(L)を選択してC
h2の音声信号として出力する。
【0018】図3は、本発明の第2の実施例による多系
統信号の記録再生装置の構成を示すブロック図である。
本実施例では、3系統(チャネル)以上のビデオ信号を
受ける複数のチューナ部21、22、・・・24と映像
信号混合部23とビデオ装置25とからなる記録系と、
ビデオ装置25と映像信号選択部26とディスプレイ2
8とからなる再生系とで構成される。
統信号の記録再生装置の構成を示すブロック図である。
本実施例では、3系統(チャネル)以上のビデオ信号を
受ける複数のチューナ部21、22、・・・24と映像
信号混合部23とビデオ装置25とからなる記録系と、
ビデオ装置25と映像信号選択部26とディスプレイ2
8とからなる再生系とで構成される。
【0019】まず、記録系においてチューナ部21、2
2、・・・24で多チャネルのビデオ信号を受信し、こ
れらの多チャネルの映像信号を映像信号混合部23によ
り混合し、映像信号(MIX)としてビデオ装置25に
出力する。
2、・・・24で多チャネルのビデオ信号を受信し、こ
れらの多チャネルの映像信号を映像信号混合部23によ
り混合し、映像信号(MIX)としてビデオ装置25に
出力する。
【0020】映像信号混合部23では、Ch1の映像信
号上に、他のチャネルの映像信号のフレームを重畳する
ことにより、フレームの置き換えを行ない1つの混合映
像信号(Mix)を生成する。例えば、3チャネルの映
像信号の場合、Ch1の映像信号の2番目と3番目のフ
レームにそれぞれCh2とCh3の映像信号の1番目の
フレームを重畳し、5番目と6番目のフレームにCh2
とCh3の映像信号の4番目のフレームを重畳する。す
なわち、Ch2とCh3の映像信号のフレームをそれぞ
れ2つおきに取り出して、そのCh2とCh3の2つの
フレームをCh1の映像信号上に1フレームおきに重畳
する。これにより、Ch1の映像信号に、各チャネルの
1+3n番目のフレームが混合されて1つの混合映像信
号(Mix)が生成される。ここで、3はチャネル数
で、nは正の整数である。記混合映像信号(Mix)
は、ビデオ装置25で録画される。
号上に、他のチャネルの映像信号のフレームを重畳する
ことにより、フレームの置き換えを行ない1つの混合映
像信号(Mix)を生成する。例えば、3チャネルの映
像信号の場合、Ch1の映像信号の2番目と3番目のフ
レームにそれぞれCh2とCh3の映像信号の1番目の
フレームを重畳し、5番目と6番目のフレームにCh2
とCh3の映像信号の4番目のフレームを重畳する。す
なわち、Ch2とCh3の映像信号のフレームをそれぞ
れ2つおきに取り出して、そのCh2とCh3の2つの
フレームをCh1の映像信号上に1フレームおきに重畳
する。これにより、Ch1の映像信号に、各チャネルの
1+3n番目のフレームが混合されて1つの混合映像信
号(Mix)が生成される。ここで、3はチャネル数
で、nは正の整数である。記混合映像信号(Mix)
は、ビデオ装置25で録画される。
【0021】再生系においては、ビデオ装置25で再生
された混合映像信号(Mix)が映像信号選択部26に
出力される。映像信号選択部26では、混合映像信号
(Mix)から再生するチャネルの映像信号を分離し
て、その映像信号による映像をディスプレイ28上に再
生表示する。映像信号選択部26では、上記のように混
合映像信号(Mix)から所定のチャネルの映像信号を
分離するが、その場合、分離した各チャネルの映像信号
は、チャネル数−1個おきに取り出したフレームだけ
で、その間はチャネル数−1個分づつ空白となっている
ので、その該当するフレーム部分に1つ前の垂直同期信
号に対応するフレームを複製してフレームの補間を行な
うことにより、所定チャネルの映像信号を再生する。例
えば、3チャネルの場合にCh1の映像信号を分離する
のであれば、Ch1の映像信号の2フレームと3フレー
ム目に他の2チャネルの映像信号のフレームを重畳して
いるので、2,3フレーム目に1フレーム目を複製し、
5,6フレーム目に4フレームを複製し、以後同様な複
製を行なうことでフレームの補間を行なう。上述した3
系統以上の映像信号の同時記録と再生は、動きの少ない
動画の場合等に有効である。
された混合映像信号(Mix)が映像信号選択部26に
出力される。映像信号選択部26では、混合映像信号
(Mix)から再生するチャネルの映像信号を分離し
て、その映像信号による映像をディスプレイ28上に再
生表示する。映像信号選択部26では、上記のように混
合映像信号(Mix)から所定のチャネルの映像信号を
分離するが、その場合、分離した各チャネルの映像信号
は、チャネル数−1個おきに取り出したフレームだけ
で、その間はチャネル数−1個分づつ空白となっている
ので、その該当するフレーム部分に1つ前の垂直同期信
号に対応するフレームを複製してフレームの補間を行な
うことにより、所定チャネルの映像信号を再生する。例
えば、3チャネルの場合にCh1の映像信号を分離する
のであれば、Ch1の映像信号の2フレームと3フレー
ム目に他の2チャネルの映像信号のフレームを重畳して
いるので、2,3フレーム目に1フレーム目を複製し、
5,6フレーム目に4フレームを複製し、以後同様な複
製を行なうことでフレームの補間を行なう。上述した3
系統以上の映像信号の同時記録と再生は、動きの少ない
動画の場合等に有効である。
【0022】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、図1に示す第1の実施例において、
映像信号選択部16、音声信号選択部17の出力部を2
系統とし、Ch1とCh2の映像信号と音声信号を同時
に別々に出力可能とし、ディスプレイをさらに1台追加
した構成とすれば、映像信号選択部16でCh1とCh
2の映像信号の分離とフレームの補間処理を同時に行な
うことで、2系統の映像の同時再生が可能となる。ま
た、図3の第2の実施例において、映像信号選択部26
の出力部を多系統とし、複数系統の映像信号を同時に出
力可能とし、ディスプレイを任意の系統数分だけ追加し
た構成とすれば、映像信号選択部26で映像信号の分離
とフレームの補間処理時に、他系統の映像信号の分離と
フレームの補間を同時に処理することで、多系統の映像
の同時再生が可能となる。
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、図1に示す第1の実施例において、
映像信号選択部16、音声信号選択部17の出力部を2
系統とし、Ch1とCh2の映像信号と音声信号を同時
に別々に出力可能とし、ディスプレイをさらに1台追加
した構成とすれば、映像信号選択部16でCh1とCh
2の映像信号の分離とフレームの補間処理を同時に行な
うことで、2系統の映像の同時再生が可能となる。ま
た、図3の第2の実施例において、映像信号選択部26
の出力部を多系統とし、複数系統の映像信号を同時に出
力可能とし、ディスプレイを任意の系統数分だけ追加し
た構成とすれば、映像信号選択部26で映像信号の分離
とフレームの補間処理時に、他系統の映像信号の分離と
フレームの補間を同時に処理することで、多系統の映像
の同時再生が可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録の際に多系統の映像信号を混合して一系統の混合映像
信号とし、再生時には混合された映像信号から一系統の
映像をフレーム補間により再生する構成としてので、一
般に市販されているビデオ装置に改造を加えることな
く、多系統の映像信号の同時記録再生が可能となる。ま
た、2系統の映像信号のみならず3系統以上の映像信号
の同時記録再生も可能となる。
録の際に多系統の映像信号を混合して一系統の混合映像
信号とし、再生時には混合された映像信号から一系統の
映像をフレーム補間により再生する構成としてので、一
般に市販されているビデオ装置に改造を加えることな
く、多系統の映像信号の同時記録再生が可能となる。ま
た、2系統の映像信号のみならず3系統以上の映像信号
の同時記録再生も可能となる。
【図1】 本発明の第1実施例による多系統信号の記録
再生装置の構成を示すブロック図である。
再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す装置において2系統の映像信号を
混合する場合の例を説明する図である。
混合する場合の例を説明する図である。
【図3】 本発明の第2実施例による多系統信号の記録
再生装置の構成を示すブロック図である。
再生装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 従来の多系統信号の記録再生装置の一例を示
す構成図である。
す構成図である。
11,12,21,22,24 チューナ部 13,23 映像信号混合部 14 音声信号混合部 15 ビデオ装置 16,26 映像信号選択部 17 音声信号選択部 18,28 ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/91 7734−5C H04N 5/91 Z
Claims (3)
- 【請求項1】 複数系統の映像信号を受信する受信部
と、 1つの前記映像信号の垂直同期信号毎に対応するフレー
ム上に、他の映像信号から所定のフレーム間隔で取り出
したフレームを、所定のフレーム間隔をおいて重畳する
ことにより1系統の混合映像信号として生成する映像信
号混合部と、 前記映像信号混合部で生成した前記混合映像信号を記録
媒体に記録し、かつ前記記録媒体から前記混合映像信号
を再生する記録再生部と、 前記記録再生部で再生された前記混合映像信号を入力
し、前記混合映像信号から再生する1つの映像信号のフ
レームを分離すると共に、空白となるフレーム部分に近
接するフレームを複製して補間することにより前記再生
する映像信号を生成して出力する映像信号選択部と、 前記映像信号選択部から出力された映像信号を表示再生
する表示部とを備えることを特徴とする多系統信号の同
時記録再生装置。 - 【請求項2】 前記映像信号混合部は、1つの前記映像
信号のフレーム上に、他の映像信号から映像信号の系統
数−1のフレーム間隔で取り出したフレームを、系統数
−1のレーム間隔で重畳することを特徴とする請求項1
に記載の多系統信号の同時記録再生装置。 - 【請求項3】 2系統の映像信号及び各映像信号に対応
する2系統の音声信号を受信する受信部と、 一方の前記映像信号の垂直同期信号に対応するフレーム
上に、他方の映像信号から1フレームおきに取り出した
フレームを、1フレームの間隔をおいて重畳して1系統
の混合映像信号として生成する映像信号混合部と、 前記2系統の音声信号の一方を音声多重による主音声
に、他方を副音声に割り当てて1系統の音声多重信号を
生成する音声信号混合部と、 前記映像信号混合部で生成した前記混合映像信号及び前
記音声信号混合部で生成した音声多重信号を記録媒体に
記録し、かつ前記記録媒体から前記混合映像信号及び音
声多重信号を再生する記録再生部と、 前記記録再生部で再生された前記混合映像信号を入力
し、前記混合映像信号から再生する映像信号のフレーム
を分離すると共に、空白となるフレーム部分に前のフレ
ームを複製して補間することにより映像信号を生成して
出力する映像信号選択部と、 前記記録再生部で再生された音声多重信号から前記分離
した映像信号に対応する前記音声信号を選択する音声信
号選択部と、 前記映像信号選択部から出力された映像信号を表示再生
し、かつ前記音声信号選択部で選択された音声信号の音
声を出力する表示出力部とを備えることを特徴とする多
系統信号の同時記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5203014A JPH0738835A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 多系統信号の同時記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5203014A JPH0738835A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 多系統信号の同時記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0738835A true JPH0738835A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16466916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5203014A Pending JPH0738835A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 多系統信号の同時記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0738835A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63276776A (ja) * | 1987-01-12 | 1988-11-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録再生システム |
JPH0257681B2 (ja) * | 1983-07-28 | 1990-12-05 | Kansai Nippon Electric | |
JPH03190387A (ja) * | 1989-12-20 | 1991-08-20 | Hitachi Ltd | 記録再生方式 |
JPH04100388A (ja) * | 1990-08-17 | 1992-04-02 | Sony Corp | ビデオテープレコーダ |
JPH04291585A (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-15 | Mitsubishi Electric Corp | マルチチャンネル対応ビデオテープレコーダ |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP5203014A patent/JPH0738835A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0257681B2 (ja) * | 1983-07-28 | 1990-12-05 | Kansai Nippon Electric | |
JPS63276776A (ja) * | 1987-01-12 | 1988-11-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録再生システム |
JPH03190387A (ja) * | 1989-12-20 | 1991-08-20 | Hitachi Ltd | 記録再生方式 |
JPH04100388A (ja) * | 1990-08-17 | 1992-04-02 | Sony Corp | ビデオテープレコーダ |
JPH04291585A (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-15 | Mitsubishi Electric Corp | マルチチャンネル対応ビデオテープレコーダ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5668785A (en) | Multiple audio signal recording and reproducing apparatus | |
JPH0738835A (ja) | 多系統信号の同時記録再生装置 | |
JP2001095013A (ja) | ディジタル映像再生装置 | |
JP2000101915A (ja) | 映像再生装置、映像・音声再生装置および映像・音声記録再生装置 | |
JP3556311B2 (ja) | 記録媒体再生装置 | |
JP2523338B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH06217261A (ja) | 記録再生装置 | |
JPH06150559A (ja) | 記録再生装置 | |
JP2801428B2 (ja) | 記録再生装置 | |
JPH09198607A (ja) | 音声再生回路 | |
JP2865288B2 (ja) | 映像信号の合成録画装置 | |
JP2909092B2 (ja) | 光デイスクの信号記録再生方法および信号再生回路 | |
JPH0865634A (ja) | 映像信号記録装置及び映像信号再生装置 | |
JPH01164181A (ja) | 情報記録円盤及びその再生装置 | |
JPH0898130A (ja) | 映像音声信号記録装置及び映像音声信号再生装置 | |
JPH04265570A (ja) | 情報信号記録装置 | |
JPS58173985A (ja) | 画像情報表示装置 | |
JPH06121278A (ja) | 多重画面磁気記録再生装置 | |
JPH02141081A (ja) | ビデオディスク記録再生装置 | |
JPS62128682A (ja) | デイジタルビデオ信号再生方式 | |
JPS6361581A (ja) | 映像信号記録方法 | |
JPH04306098A (ja) | 高品位映像記録又は再生装置 | |
JPS59158181A (ja) | ビデオテ−プレコ−ダ | |
JPH1013787A (ja) | 音声信号多重方式 | |
JPH05168038A (ja) | 記録再生装置 |