JPH0738565A - Atm交換機及びその試験方法 - Google Patents

Atm交換機及びその試験方法

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JPH0738565A
JPH0738565A JP17782293A JP17782293A JPH0738565A JP H0738565 A JPH0738565 A JP H0738565A JP 17782293 A JP17782293 A JP 17782293A JP 17782293 A JP17782293 A JP 17782293A JP H0738565 A JPH0738565 A JP H0738565A
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test cell
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信彦 江口
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裕之 工藤
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    • H04L12/00Data switching networks
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    • H04L12/56Packet switching systems
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ACT系、SBY系の試験セル、ユーザセル
の流れを同一に維持しながら両系のATMスイッチ、局
内ユニットの導通試験を行う。 【構成】 イン方向のATMスイッチ2111,2121
試験を行うものとすると、試験装置31より運用系及び
予備系の両方に試験セルを送出する。アウト方向のAT
Mスイッチ2112,2122はそれぞれ試験セルを折り返
し部41にルーチングする。折り返し部41は入力され
た試験セルをそれぞれ折り返し、試験対象であるイン方
向のATMスイッチ2111,2121を通過させ、折り返
し部51に入力する。折り返し部51は入力された試験
セルを折り返し、アウト方向のATMスイッチ2112
2122を介して試験装置31に入力する。試験装置31
は送出した試験セルに含まれるデータと運用系あるいは
予備系より受信した試験セルに含まれるデータを比較し
て運用系、予備系のATMスイッチの導通試験を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はATM交換機及びその試
験方法に係わり、特にATMスイッチ及び各シェルフ共
通部が二重化の構成を備えたATM交換機及び該ATM
交換機の試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】音声通信、データ通信だけでなく動画像
も含めたマルチメディア通信のニーズが高まりつつあ
り、そのような広帯域(Broadband)の通信の実現手段と
して、非同期転送モード(Asynchronous Transfer Mode
: ATM)を基本とするB−ISDN(Broadband-I
SDN)の交換技術がCCITTで合意され、実用化さ
れつつある。
【0003】ATM方式では物理回線上に多重に論理リ
ンクを張ることにより回線を複数の呼に割り当てる。そ
して、各呼に応じた端末からの動画像データや音声デー
タ等を固定長の情報単位(セルという)に分解し、順次
回線に送り出して多重化を実現する。セルは図17に示
すように、53バイトの固定長ブロックで構成され、そ
の内5バイトがヘッダ部HD、48バイトがインフォメ
ーションフィールド(情報部)DTである。ヘッダ部H
Dには、データがブロックに分解された後でも宛先が判
るように呼識別用の仮想チャンネル番号(Virtual Chan
nel Identifier:VCI)が含まれ、そのほか方路を特
定する仮想パスの識別子(Virtual PathIdentifier:V
PI)や、リンク間のフロー制御に用いられるジェネリ
ックフローコントロールGFC(Generic Flow Contro
l)や、ペイロードPT(Payload Type)やヘッダのエラ
ー訂正用符号HEC(Header Error Control)等が含ま
れている。
【0004】図18はATM方式を説明するためのAT
M網の概略構成図であり、1a,1bは端末装置、3は
ATM網である。ATM網3は、データセルを伝送する
情報網3aと制御信号を伝送する信号網3bを備え、情
報網3aにおける各ATM交換機3c-1〜3c-nの呼処理
プロセッサ(CPU)3d-1〜3d-nは信号網3bと接続
されている。
【0005】発信端末1aが着信端末1bを呼び出すた
めの発呼操作を行うと、発信端末内のセル組立部は発信
番号、着信番号、端末の種別、属性等を含むデータをセ
ル単位に分割し、各分割データに信号用VCI(端末毎
に予め定まっている)を付して信号セルを生成し、該信
号セルをATM網3に送り出す。ATM交換機(発信側
交換機)3c-1の図示しない信号装置は信号セルを受信
すれば、該信号セルに含まれる情報を組立ててCPU3
d−1に通知する。CPUは発信者サービス分析処理、
課金処理、着信者数字翻訳処理等の呼処理を行なうと共
に、方路(VPI)及び呼識別情報(VCI)を決定
し、ついで、信号網3bを介してNO.7プロトコルに
従って次の中継交換機3c-2に発信番号、着信番号、VP
I、VCI、その他のデータを含む接続情報を送出す
る。中継交換機3c-2は発信側交換機3c-1と同様な処理を
行ない、以後同様な処理が行われ、最終的に発信側交換
機3c-1から着信端末が接続されたATM交換機(着信
側交換機)3c-nまでのパス及び中継ATM交換機3c-
2,3c-3,・・・が決定される。着信側交換機3c-nは発信番
号、着信番号、上位ATM交換機3c-3のVCIを含む
接続情報を受信すれば、着信端末に所定VCIを割り当
てると共に、着信端末1bが通話可能であるか調べる。
通話可能であれば、信号網3bは通話可能な旨を発信側
交換機3c-1に通知し、発信側交換機は発信端末1aに
所定のVCIを割り当てる。
【0006】パス上の各ATM交換機3c-1〜3c-nはパ
ス毎に、上位ATM交換機のVCIに対応させて、(1)
該VCIを有するセルの出力パス(出ハイウェイ)を特
定するための接続情報(ルーチング情報又はタグ情報と
いう)と、(2) 出力するセルに付加する新たなVCI、
VPIを内蔵のルーチングテーブルに登録する。以上に
より、発信端末1aと着信端末1b間にパスが形成され
ると、両端末は発呼セル、応答セルを互いに送受しあっ
て通信手順を確認する。しかる後、発信端末1aは送信
すべきデータを所定バイト長に分解すると共に、前記割
り当てられたVCIを含むヘッダを付けてセルを生成
し、該セルをATM網3に送り出す。各ATM交換機3
c-1〜3c-nは上位交換機から所定の入ハイウェイを介し
てセルが入力されると、自分のルーチングテーブルを参
照して入力されたセルのVPI/VCIを付け変えると
共にタグ情報に基づいて所定の出ハイウェイに送り出
す。この結果、発信端末1aから出力されたセルは呼制
御で決定したパスを介して着信側交換機3c-nに到達す
る。着信側交換機3c-nはルーチングテーブルを参照し
て入力されたセルに付加されているVCIを着信端末に
割り当てたVCIに付け変えた後、着信端末1bが接続
されている回線に送出する。
【0007】以後、発信端末1aはセルを順次着信端末
1bに送り、着信端末は受信したセルに含まれる情報部
DTを組立て、元のデータを復元する。以上は、1つの
呼に対する場合であるが、端末−ATM交換機間及び隣
接ATM交換機間の各回線の両端で互いに持ち合うVC
I値を変えることにより、1つの回線に多数の呼に応じ
た論理リンクを張ることができ、これにより高速多重通
信が実現される。ATM方式によれば、動画像、デー
タ、音声等異なる伝送速度をもつ情報源の情報を多重化
することができるため1本の伝送路を有効に使え、しか
も、パケット交換でソフト的に行っているような再送制
御や複雑な通信手順が不要となり、150Mbpsの超
高速のデータ伝送が可能となる。
【0008】かかるATM交換機のスイッチ機能を試験
測定するために折り返しによる導通試験方式(折り返し
試験方式という)が提案されている。図19は折り返し
試験方式を説明するためのATM交換機の構成図であ
り、31は端末側からの(イン方向の)セルをルーチン
グするATMスイッチ、32は端末側(アウト方向)へ
セルをルーチングするATMスイッチ、33は呼処理制
御、試験制御等を実行する網制御装置、34はハ−ドウ
ェア・ソフトウェア間のインタフェ−ス部、35は試験
セルを発生し、試験対象を経由してきた試験セルを受信
して導通試験を行う試験装置、361,362・・・,
71,372・・・は回線インタフェ−ス部、381
82,39・・・は折り返し制御やルーチング制御(V
PI/VCIの付け替え、タグ情報の付加制御)等を行
なうシェルフ共通部、310、311はVPI/VCIコン
バータ(VCC)である。
【0009】ユーザセルは例えば回線インタフェ−ス部
61を介してシェルフ共通部381に入力され、ここでV
PI/VCIが変更され、かつ、タグ情報(ルーチング
情報)が付加されてイン方向のATMスイッチ31に入
力される。ATMスイッチ31はタグ情報に基づいてユ
ーザセルをルーチングしてシェルフ共通部39に入力す
る。シェルフ共通部39はVPI/VCIを付け替える
と共に、タグ情報を付加してアウト方向のATMスイッ
チ32に入力する。アウト方向のATMスイッチ32はタ
グ情報に基づいてユーザセルをスイッチングし、シェル
フ共通部382、回線インタフェ−ス部372を介して出力
する。
【0010】試験に際しては、図示しない保守用コンソ
ールよりVPI/VCIの値(試験対象ルート)、セル
の内容、試験セルの発生数等を設定し、試験開始を指示
すると、網制御装置33はこれら情報を試験装置35に入
力する。試験装置35はランダムパターンのテストデー
タを発生し、該テストデータを情報フィールドに配置
し、また入力されたVPI/VCI等をヘッダに配置し
てなる試験セルを生成・出力する。VPI/VCIコン
バータ311は試験セルをシェルフ共通部381にルーチン
グするようにタグ情報(ルーチング情報)を付加する。
ATMスイッチ3 2はタグ情報に基づいて試験セルをシ
ェルフ共通部381にルーチングする。シェルフ共通部3
81は試験セルが試験対象ルートを通過するように、該試
験セルのVPI/VCIを付け替え、かつ、タグ情報を
付加する。試験対象であるイン方向のATMスイッチ3
1はタグ情報に基づいて試験セルをルーチングし、シェ
ルフ共通部39及びATMスイッチ32を介して試験装置
5に戻す。試験装置35は送り出した試験セルに含ませ
たテストデータと一巡して戻ってきた試験セルに含まれ
る情報フィ−ルドの内容を比較し、その一致、不一致に
より障害の有無を認識する。すなわち、試験装置より発
生した試験セルを試験セル折り返し手段により折り返し
て試験対象ルートに導き、試験装置で到着セルを検査す
ることによりATM通話路内の試験対象ルートの導通を
確認する。
【0011】従って、試験対象ルート(VPI/VC
I)を順次変えることにより障害発生ルートを特定する
ことができ、試験結果を網制御装置33を介して保守コ
ンソールのディスプレイ部に表示する。ところで、信頼
性をあげるためにATM交換機を運用系(ACT系)と
予備系(SBY系)を有する二重化構成にする場合があ
る。かかる二重化構成のATM交換機によれば、運用系
に障害が発生しても予備系を運用系に切り替えてサービ
スの継続が可能となる。
【0012】図20はかかる二重化構成を備えたATM
交換機の構成図である。ATM交換機のフレーム(枠)
FRは図21に示すように複数の棚(シェルフ)に分け
られ、各シェルフにプリント板が搭載されるようになっ
ている。シェルフには回線終端用のプリント板が搭載さ
れるシェルフ(ATM DS1 SHELF:ADS1SH)や回線及びAT
Mスイッチ間のインターフェース用のシェルフ(Subscri
ber Interface SHELF:SIFSH)、ATMスイッチ用のプリ
ント板が搭載されるシェルフ(ATSWSH)、試験装置用のプ
リント板が搭載されるシェルフ(TCGSH)、通話路装置用
のプリント板が搭載されるシェルフ(BSGCSH)等がある。
【0013】図20において、111,112は二重化さ
れたATMスイッチであり、一方が運用系(ACT系あ
るいは0系:#0)、他方が予備系(SBY系あるいは
1系:#1)となっている。ACT系、SBY系のAT
Mスイッチ111,112は図示しないが、端末側からの
(イン方向の)ATMスイッチ、端末側への(アウト方
向の)ATMスイッチを備えている。12,12′・・
・はそれぞれ1.5Mの加入者を終端するインターフェ
ースユニットであり、シェルフ(ADS1SH)に実装され
る。インターフェースユニット12,12′は、1.5
M加入者からのデータをATMセル化すると共にATM
スイッチからのATMセルを加入者データに戻す回線終
端回路(DS-1)12a,12a′と、セルを多重化及び
分離する二重化されたシェルフ共通部12b1,12
2,12b1′,12b2′を備えている。回線終端回
路12a,12a′は1つしか示さないが、例えば4回
路が1つのシェルフ共通部12b1,12b2,12
1′,12b2′に接続される。回線終端回路12a,
12a′が収容する加入者は1.5Mのフレームリレー
(FR)、SMDS加入者線である。シェルフ共通部1
2b1,12b2は各回線終端回路12a,12a′から
出力されるセルを多重化してATMスイッチ側に出力す
ると共に、ATMスイッチ側から入力された多重化セル
を分離して各回線終端回路12a,12a′に送出す
る。
【0014】13は回線及びATMスイッチとのインタ
ーフェースを司るインターフェースユニットでありシェ
ルフ(SIFSH)に実装される。インターフェースユニット
13は、156M回線とのインターフェース部(SINF)
13a、45M回線とのインターフェース部(DS-3)1
3b、インターフェースユニット12,12′と接続さ
れたインターフェース部(ADSINF)13c1,13c2、各
インターフェース部とATMスイッチ間に設けられ、セ
ルを多重・分離すると共に、VPI/VCIの付け替
え、タグ情報の付加制御等を行うシェルフ共通部13d
1,13d2を備えている。インターフェース部(ADSINF)
13c1,13c2には最大8つのシェルフ共通部12b
1,12b2,12b1′,12b2′が接続され、該シェ
ルフ共通部から入力されたセルを多重化してシェルフ共
通部13d1,13d2に出力すると共に、シェルフ共通
部13d1,13d2から入力された多重化セルを分離し
て各シェルフ共通部12b1,12b2,12b1′,1
2b2′に送出する。インターフェース部(ADSINF)13
1,13c2とシェルフ共通部13d1,13d2は二重
化されている。
【0015】14はイン方向のATMスイッチを介して
入力されたセルをアウト方向のATMスイッチに折り返
すためのインターフェースユニットで、シェルフ(SIFS
H)に実装される。このインターフェースユニット14は
二重化されたシェルフ共通部14a1,14a2と二重化
された折り返し部(LLP0,LLP1)14b1,14b2を有し
ている。15は網制御装置(BCPR)、16はバス線、17
は網制御装置とATMスイッチ間のインターフェース部
である。0系をACT系、1系をSBY系とし、回線A
より入力されたセルを回線Bにルーチングする場合につ
いて、ユーザセルの流れを説明する。回線Aより入力さ
れたデータは回線終端部12aでセル化された後に2分
岐され、0系、1系のシェルフ共通部12b1,12b2
を介して0系、1系のインターフェース部(ADSINF)13
1,13c2に入力される。0系、1系のインターフェ
ース部(ADSINF)13c1,13c2は入力セルをそれぞれ
2分岐して0系、1系のシェルフ共通部13d1,13
2に入力する。0系、1系のシェルフ共通部13d1
13d2は1系のインターフェース部(ADSINF)13c2
ら入力されたセルを廃棄するが(×印参照)、0系のイン
ターフェース部(ADSINF)13c1から入力されたセルは
それぞれ0系、1系のATMスイッチ111,112に出
力する。
【0016】0系、1系のATMスイッチ111,112
は入力セルをスイッチングして折り返し用のインターフ
ェースユニット14に入力する。0系,1系のシェルフ
共通部14a1,14a2はそれぞれ入力セルを2分岐し
て0系、1系の折り返し部14b1,14b2に入力す
る。0系、1系の折り返し部14b1,14b2は1系の
シェルフ共通部14a2からのセルは廃棄するが、0系
のシェルフ共通部14a1から入力されたセルについて
は0系、1系のシェルフ共通部14a1,14a2に折り
返す。各シェルフ共通部14a1,14a2は0系の折り
返し部で折り返されてきたセルを0系、1系のATMス
イッチ111,112に入力し、ATMスイッチ111
112は入力されたセルをスイッチングしてシェルフ共
通部13d1,13d2に入力する。シェルフ共通部13
1,13d2はそれぞれ入力セルを2分岐して0系、1
系のインターフェース部(ADSINF)13c1,13c2に入
力する。0系,1系のインターフェース部(ADSINF)13
1,13c2は1系から入力されたセルは廃棄するが、
0系から入力されたセルをそれぞれ回線インターフェー
スユニット12′のシェルフ共通部12b1′,12
2′を介して回線終端部12a′に入力する。回線終
端部12a′は0系のシェルフ共通部12b1′から入
力されたセルを元のデータに戻して回線Bに送り出す。
【0017】以上のように二重化構成のATM交換機で
は、ATMスイッチとシェルフ共通部が二重化の冗長構
成をとっており、しかも、ACT系とSBY系に同様の
セルを流し、両系の状態を同じにしている。このため、
運用系(ACT系)が障害等で正常なサービスを提供で
きなくなった時でも、直ちにセル廃棄なく予備系(SB
Y系)を運用系にしてサービスを続行でき、また、定期
的に運用系、予備系の切り替えができる。ところで、二
重化構成のATM交換機では、ACT系及びSBY系の
いずれについても、折り返し試験によりATMスイッチ
内の導通を確認できることが望まれる。というのは、A
CT系のみの導通試験ができ、SBY系の導通試験がで
きなければ、SBY系の障害が潜在化し、ACT系に障
害が発生してSBY系に切り替えても正常なサービスの
継続ができない場合があるからである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の二重
化構成のATM交換機において、ACT系からの上り方
向(イン方向)セルはシェルフ共通部で有効セルとみな
してATMスイッチに通すが、SBY系あるいはOUS
状態(OUT OF SERVICE:閉塞状態)の装置からの上り方
向セルはシェルフ共通部で止めることになっている。つ
まり、従来の二重化構成のATM交換機においては、O
USの状態の装置、又はSBY状態の装置から試験セル
を折り返してもシェルフ共通部でセルが停められてしま
い、これらSBY系及びOUS状態の装置の試験ができ
ない問題がある。
【0019】図22はSBY系装置の試験ができないこ
とを説明するATM交換機の一部構成図であり、回線終
端ユニットとインターフェースユニットを書き出したも
ので、図20と同一部分には同一符号を付し、セルの流
れを実線矢印で示している。回線Aより入力されたデー
タは回線終端部12aでセル化された後に2分岐され、
0系、1系のシェルフ共通部12b1,12b2を介して
0系、1系のインターフェース部(ADSINF)13c1,1
3c2に入力される。0系、1系のインターフェース部
(ADSINF)13c1,13c2は入力セルをそれぞれ2分岐
して0系、1系のシェルフ共通部13d1,13d2に入
力する。0系、1系のシェルフ共通部13d1,13d2
は1系のインターフェース部(ADSINF)13c2から入力
されたセルを止めるが、0系のインターフェース部(ADS
INF)13c1から入力されたセルはそれぞれ0系、1系
のATMスイッチに出力する。この結果、試験装置(図
示せず)から出力される試験セルをSBY装置(例えば
インターフェース部13c2)で折り返してもシェルフ
共通部で停められてしまい、SBY装置の試験ができな
い。
【0020】図23はOUS状態の装置の試験ができな
いことを説明するATM交換機の一部構成図であり、イ
ンターフェースユニット13を書き出したもので、図2
0と同一部分には同一符号を付し、試験セルTCLの流
れを実線矢印で示している。1系のインターフェース部
13c2が障害発生によりOUS状態になり、該インタ
ーフェース部11c2に折り返し試験を行うためにルー
プ(折り返し)を設定した例である。図示しない試験装
置から出力された試験セルTCLは1系のATMスイッ
チから1系のシェルフ共通部13d2を介して1系のイ
ンターフェース部13c2に入力され、ここで折り返さ
れると共に2分岐されて0系、1系のシェルフ共通部1
3d1,13d2に入力される。シェルフ共通部13
1,13d2はOUS状態の装置からのセルは取り込ま
ないようになっているから、試験セルの通過を阻止す
る。この結果、試験セルは試験装置に戻すことができ
ず、折り返し試験ができない。以上より、試験セルを一
般のユーザセルと同じに扱ったのでは、SBY系装置、
OUS状態の装置からの試験セルはシェルフ共通部で止
められ、試験装置に戻すことができず折り返し試験がで
きない。
【0021】本発明の目的は、ACT系のみならずSB
Y系のATMスイッチの折り返し導通試験ができるAT
M交換機及びその試験方法を提供することである。本発
明の別の目的は、ATMスイッチの下流ユニットで折り
返しを行う場合、試験対象を通った試験セルを途中で止
めることなく試験装置に戻して該試験対象の試験ができ
るATM交換機及びその試験方法を提供することであ
る。本発明の更に別の目的は、片系を閉塞状態にして大
量の試験セルを流して集中試験する場合であっても、他
系のトラヒックに悪影響を与えることがないATM交換
機及びその試験方法を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。21はACT系、SBY系2系統分のATM
スイッチであり、211はACT系のATMスイッチ、
212はSBY系のATMスイッチである。ACT系及
びSBY系のATMスイッチ211,212はそれぞれ、
イン方向のATMスイッチ2111,2121及びOUT方
向のATMスイッチ2112,2122を有している。31
は運用系及び予備系の両方に試験セルを送出して運用系
及び予備系のATMスイッチの導通試験を行う試験装
置、41,51は試験セルを折り返しにより運用系及び
予備系のATMスイッチを経由して試験装置に戻す第
1、第2の折り返し部で、それぞれACT系、SBY系
の両方の折り返し部を有している。
【0023】
【作用】イン方向のATMスイッチ2111,2121の試
験を行うものとすると、試験装置31より運用系及び予
備系の両方に試験セルを送出する。アウト方向のATM
スイッチ2112,2122はそれぞれスイッチングにより
試験セルを第1の折り返し部41に入力する。第1の折
り返し部41は入力された試験セルをそれぞれ折り返
し、試験対象であるイン方向のATMスイッチ2111
2121を通過させ、第2の折り返し部51に入力する。
第2の折り返し部51は入力された試験セルを折り返
し、アウト方向のATMスイッチ2112,2122を介し
て試験装置31に入力する。試験装置31は送出した試
験セルに含まれるデータと運用系あるいは予備系より受
信した試験セルに含まれるデータを比較して運用系、予
備系のATMスイッチの導通試験を行う。尚、アウト方
向のATMスイッチの試験も同様にできる。このように
すれば、ACT系、SBY系のセルの流れを同一に維持
しながら両系の導通試験ができる。又、両系の試験セ
ル、ユーザセルの流れが同一になるから、試験中にAC
T系に障害が発生した場合、直ちに予備系に切り替えて
サービスを続行できる。更に、試験セルに含まれるVP
I/VCIを変えることによりATMスイッチ内の折り
返しルートを順次切り替えてATMスイッチの導通試験
ができる。
【0024】試験対象がATMスイッチに接続された下
流方向のユニットの場合には、試験セルをACT系、S
BY系のATMスイッチ2112,2122を介して下流方
向に送出し、所定のポイントで試験セルを折り返して試
験対象ユニットを通過させ、該試験対象ユニットを通過
した試験セルを運用系及び予備系のATMスイッチ21
11,2121を介して受信し、送出した試験セルに含まれ
るデータと運用系あるいは予備系より受信した試験セル
に含まれるデータを比較して試験対象ユニットの導通試
験を行う。各ユニットでの試験セルの折り返し、通過制
御は以下のように行う。試験セルを流す前に、各ユニッ
トに対し試験セルを折り返すか否か、試験セルを通過さ
せるか否かを設定し、折り返しが指示されたユニットで
試験セルを折り返し、通過が指示されたユニットで試験
セルを通過させ、これにより試験セルをして試験対象ユ
ニットを経由させる。このようにすれば、SBY装置や
OUS状態の装置からのセルを止めることなく通過させ
て試験装置に戻し、これら装置の試験を行うことができ
る。
【0025】又、ある系に障害が発生すると、その系に
試験セルを集中的に流して試験する必要がある。しか
し、二重化構造のATM交換機の試験において、運用系
にも試験セルを流すと運用系のトラヒックに悪影響を与
える。そこで、障害が発生している系を閉塞状態にし、
試験装置より該閉塞状態の系のみに試験セルを送出し、
該系を通過して戻ってきた試験セルを受信し、送出した
試験セルに含まれるデータと受信した試験セルに含まれ
るデータを比較して閉塞状態の系の導通試験を行う。こ
のようにすれば、運用系のトラヒックに悪影響を与える
ことなく障害が発生した系の集中導通試験ができる。
又、2つの試験装置を備え、一方の試験装置で閉塞状態
の系の導通試験を行い、他方の系で運用系の試験を行う
ようにすれば、運用系のトラヒックに悪影響を与えるこ
となく閉塞状態の系の試験ができ、同時に運用系の試験
を行うことができる。
【0026】
【実施例】(a) ATM交換機全体の構成 図2は試験機能を備えた二重化構造のATM交換機の構
成図である。図中、211,212は二重化されたATM
スイッチであり、一方が運用系(ACT系あるいは0
系:#0)、他方が予備系(SBY系あるいは1系:#
1)となっている。各ATMスイッチ211,212は図
示しないが、端末側からの(イン方向の)ATMスイッ
チ2111,2121、端末側への(アウト方向の)ATM
スイッチ2112,2122をそれぞれ備えている。22,
22′・・・はそれぞれ1.5Mの加入者を終端するイ
ンターフェースユニットであり、シェルフ(ADS1SH)に
実装される。インターフェースユニット22,22′
は、1.5M加入者からのデータをATMセル化すると
共にATMスイッチからのATMセルを加入者データに
戻す回線終端回路(DS-1)22a,22a′と、セルを
多重化及び分離する二重化されたシェルフ共通部22b
1,22b2,22b1′,22b2′を備えている。
【0027】回線終端回路22a,22a′はセルを2
分岐してACT系、SBY系のシェルフ共通部22
1,22b2,22b1′,22b2′に入力する。この
回線終端回路22a,22a′は図において1つしか示
さないが、例えば4回路が設けられそれぞれの出力がA
CT系、SBY系のシェルフ共通部22b1,22b2
22b1′,22b2′に接続される。回線終端回路22
a,22a′が収容する加入者は1.5Mのフレームリ
レー(FR)、SMDS加入者線である。シェルフ共通
部22b1,22b2,22b1′,22b2′は各回線終
端回路22a,22a′から出力されるセルを多重化し
てATMスイッチ側に出力すると共に、ATMスイッチ
側から入力された多重化セルを分離して各回線終端回路
22a,22a′に送出する。
【0028】31はATMスイッチの導通試験を行なう
試験装置である。試験装置31は運用系及び予備系の両
方に試験セルを送出し、両系のATMスイッチを通過し
て戻ってきた試験セルを受信し、送出した試験セルに含
まれるデータと運用系あるいは予備系より受信した試験
セルに含まれるデータを比較して運用系及び予備系のA
TMスイッチの導通試験を行う。41は回線及びATM
スイッチとのインターフェースを司るインターフェース
ユニットでありシェルフ(SIFSH)に実装される。インタ
ーフェースユニット41は、156M回線とのインター
フェース部(SINF)41a、45M回線とのインターフ
ェース部(DS-3)41b、インターフェースユニット2
2,22′と接続されたインターフェース部(ADSINF)4
1c1,41c2、各インターフェース部とATMスイッ
チ間に設けられ、セルを多重・分離すると共に、VPI
/VCIの変換、タグ情報の付加制御等を行うシェルフ
共通部41d1,41d2を備えている。インターフェー
ス部(ADSINF)41c1,41c2にはそれぞれ最大8つの
シェルフ共通部22b1,22b2,22b1′,22
2′・・・が接続され、該シェルフ共通部から入力さ
れたセルを多重化してシェルフ共通部41d1,41d2
に出力すると共に、シェルフ共通部41d1,41d2
ら入力された多重化セルを分離して各シェルフ共通部2
2b1,22b2,22b1′,22b2′・・・に送出す
る。尚、インターフェース部(ADSINF)41c1,41c2
とシェルフ共通部41d1,41d2は二重化されてい
る。
【0029】51はイン方向のATMスイッチ2111
2121を介して入力されたセルをアウト方向のATMス
イッチ2112,2122に折り返すためのインターフェー
スユニットで、シェルフ(SIFSH)に実装される。このイ
ンターフェースユニット51は二重化されたシェルフ共
通部51a1,51a2と二重化された折り返し部(LLP0,
LLP1)51b1,51b2を有している。61は網制御装
置(BCPR)、62はバス線、63は網制御装置とATMス
イッチ間のインターフェース部である。
【0030】71はシェルフBSGCSHに搭載される通話路
装置(BSGC)であり、網制御装置61の制御下で各加入者
端末、各局内ユニットとの通信制御におけるレイヤ2(L
ayer2)を終端する。この通話路装置71は二重化構造を
備え通話路制御部(BSGC)71a1,71a2とATMイン
タフェ−ス部71b1,71b2を有し、以下の機能を有
している。すなわち、インターフェース72を介して
網制御装置61と通信する機能、網制御装置61の制
御下で各通信制御のレイヤ2を終端する機能、局内通
信リンクに関するポートの初期設定及び監視機能、V
CC(VPI/VCI変換部)によりATMスイッチに
インターフェースする機能を有している。
【0031】通話路制御部71a1,71a2はの機能
(LAPD機能)により、網制御装置61の制御下で加
入者端末、局内ユニットとの通信制御におけるレイヤ2
を終端する。加入者端末とはB−ISDN端末、フレー
ムリレー端末(FR端末)等であり、局内ユニットとは
各インタフェ−ス部(SINF,DS1,DS3等)、シェルフ共通
部である。又、通話路制御部71a1,71a2はの局
内通信リンクの機能により、網制御装置と全ての局内ユ
ニット間の通信制御におけるレイヤ2を終端する。さら
に、ATMインタフェ−ス部71b1,71b2はの機
能により、セルの分解・組み立て、VPI/VCIの変
更、タグ情報の付加制御を行なう。
【0032】回線終端回路(DS1)の構成 図3は回線終端回路(DS1)22a,22a′の構成
図であり、22a-1は回線終端部、22a-2はセルの分解・組
み立てを行なうATM終端部、22a-3は試験装置からの
セルを折り返す折り返し部、22a-4はセルをACT系と
SBY系に2分岐する分岐部、22a-5はACT系からの
セルを選択して折り返し部22a-3に入力するセレクタで
ある。折り返し部22a-3は折り返しが指示された時、A
TMスイッチからの下りハイウェイ上の指示されたVP
I/VCIを有するセルをドロッパ101において抽出
し、折り返し経路102を介して上りハイウェイに設け
たインサータ103に入力する構成を備えている。折り
返しをするか否か及び折り返しすべきセルのVPI/V
CIは網制御装置61(図2参照)から指示される。す
なわち、網制御装置61より折り返しポイント、折り返
すべきセルのVPI/VCIが指示されると、通話路装
置71(図2)は簡易LAPD通信によりこれら折り返
し指示データをSIFシェルフ共通部41d1,41d2
(図2)に送信する。シェルフ共通部41d1,41d2
は折り返し制御データを受信すると制御データハイウェ
イ104を介して指示されたポイント(例えば回線終端
回路DS1)に折り返し指示データを送信して折り返し
を実行させる。セレクタ22a-5は同様に網制御装置61
から通話路装置71を介して指示されたACT系のセル
を選択して出力する。
【0033】ADS1シェルフ共通部の構成 図4はADS1シェルフ共通部22b1,22b2,22
1′,22b2′・・・の構成図であり、22b-1は各回
線終端回路DS1から出力されるセルを多重化する多重
化部、22b-2は下りハイウェイよりATMスイッチ側か
ら入力された多重化セルを分離して各回線終端回路DS
1に送出する分離部、22b-3は試験装置からのセルを折
り返す折り返し部、22b-4はE/O変換部(電気・光変
換部)及びO/E変換部(光・電気変換部)を備えた光
インタフェ−ス部である。折り返し部22b-3はATMス
イッチからの下りハイウェイ上の特定のVPI/VCI
を有するセルをドロッパ101において抽出し、折り返
し経路102を介して上りハイウェイに設けたインサー
タ103に入力する構成を備えている。折り返しをする
か否か、折り返すべきセルのVPI/VCIは回線終端
回路の場合と同様に網制御装置61から通話路装置71
を介して指示される。
【0034】インターフェース部(SINF)の構成 図5はインターフェース部(SINF)41aの構成図であ
り、41a-1は156M回線インターフェース回路、41a-2
はセルを折り返す折り返し部、41a-3は回線からのセル
を分岐して出力する分岐部、41a-4はATMスイッチ側
より入力されたACT系及びSBY系のセルのうちAC
T系のセルを選択するセレクタである。折り返し部41a-
2はATMスイッチからの下りハイウェイ上の特定のV
PI/VCIを有するセルをドロッパ101において抽
出し、折り返し経路102を介して上りハイウェイに設
けたインサータ103に入力する構成を備えている。折
り返しをするか否か、折り返すべきセルのVPI/VC
Iは回線終端回路の場合と同様に網制御装置61から通
話路装置71を介して指示される。セレクタ41a-4は同
様に網制御装置61から通話路装置71を介して指示さ
れたACT系のセルを選択して出力する。
【0035】インターフェース部(ADSINF)の構成 図6はインターフェース部(ADSINF)41c1,41c2
構成図であり、41c-1はシェルフ共通部(ADS1SH共通部)
より入力されたセルを多重化して出力する多重化部、41
c-2はATMスイッチ側より入力された多重化セルを分
離する分離部、41c-3はセルを折り返す折り返し部、41c
-4はセルを分岐する分岐部、41c-5はATMスイッチ側
より入力されたACT系、SBY系のセルのうちACT
系のセルを選択するセレクタである。折り返し部41c-3
はATMスイッチからの下りハイウェイ上の特定のVP
I/VCIを有するセルをドロッパ101において抽出
し、折り返し経路102を介して上りハイウェイに設け
たインサータ103に入力する構成を備えている。折り
返しをするか否か、折り返すべきセルのVPI/VCI
は網制御装置61から通話路装置71を介して指示され
る。セレクタ41a-4は同様に網制御装置61から通話路
装置71を介して指示されたACT系のセルを選択して
出力する。
【0036】SIFシェルフ共通部の構成 図7はSIFシェルフ共通部41d1,41d2の構成図
である。41d-1, 41d-2はゲート回路、41d-3,41d-4,41d-
5はそれぞれルーチングテーブルを備え、入力セルのV
PI/VCIの変更、タグ情報の付加制御を行うVPI
/VCI変換部(VCC)、41d-6は各VCCから出力
されたセルを多重化する多重化部、41d-7はセルを折り
返す折り返し部、41d-8はATMスイッチから入力され
た多重化セルを分離する分離部、41d-9はセルをACT
系、SBY系に分岐する分岐部、41d-10は通話路装置7
1からの制御データ(折り返し指示、通過指示、セレク
ト指示等)を受信し、該制御データを制御データハイウ
ェイ104を介して各局内ユニットに通知する制御部で
ある。
【0037】ゲート41d-1はユーザセルに関して、イン
ターフェース部(SINF)41aがOUS状態でなければ入
力されたセルを通過し、OUS状態であれば入力セルの
通過を阻止する。しかし、試験セルに関しては、インタ
ーフェース部(SINF)41aがOUS状態であっても通過
する。ゲート41d-2はユーザセルに関して、ACT系
のインターフェース部(ADSINF)がOUS状態でなければ
該インターフェース部から入力されたセルを選択して出
力し、ACT系のインターフェース部がOUS状態に
ある場合には入力セルの通過を阻止する。また、ゲート
41d-2は試験セルに関しては、SBY、OUS状態の装
置からであっても該試験セルを通過する。すなわち、A
CT系、SBY系を介して入力されるセルは両方とも通
過する。以上のようにすることにより、SBY、OUS
状態の装置からの試験セルを通過して試験装置に戻すこ
とができる。尚、後述するように、セルにはユーザセル
と試験セルを識別できるように所定の識別データを含ま
せておく。
【0038】VPI/VCI変換部(VCC)41d-3〜4
1d-5は、網制御装置61から通話路装置71を介して設
定されたルーチングテーブル(図8)を参照して、入力
セルのVPI/VCIを付け替えると共に、タグ情報を
付加する。ところで、例えば回線終端回路DS1で試験
セルが折り返されると、該試験セルはACT系、SBY
系の両方のインターフェース部(ADSINF)を通ってSIF
シェルフ共通部のゲート部41d-2に入力され、両系より
入力された2つの試験セルが該ゲートを通過する。かか
る場合、なんらかの処置をしないと試験セルが二重に試
験装置に戻されてしまい、試験ができなくなる。このた
め、一方の系例えばSBY系のインターフェース部(ADS
INF)からの試験セルを無効にする必要がある。そこで、
ルーチングテーブル(図8)にイネーブル/ディセーブ
ル(enable/disable)の項目を用意し、SBY系の試験
セルをディセーブル(無効)に、ACT系の試験セルを
イネーブル(有効)に設定する。VCC41d-4,41d-5は
イネーブルの試験セルはVPI/VCIの変換及びタグ
情報を付加して多重化部41d-6に入力するが、ディセー
ブルの試験セルは多重化部41d-6に出力しない。この結
果、OUS状態の装置からの試験セルのうち、ACT系
を通過してきた試験セルのみを試験装置に戻すことがで
きるようになる。
【0039】折り返し部41d-7はATMスイッチからの
下りハイウェイ上の特定のVPI/VCIを有するセル
をドロッパ101において抽出し、折り返し経路102
を介して上りハイウェイに設けたインサータ103に入
力する構成を備えている。折り返しをするか否か、折り
返すべきセルのVPI/VCIは網制御装置61から通
話路装置71を介して指示される。
【0040】セルの構成 図9はセルの詳細な構成図であり、C1は"0”に固定
されたビットであり、1対1送信を意味するもの、C2
は試験セルであるかユーザセルであるかの識別ビットで
あり、”0”はユーザセル、”1”は試験セルを意味す
る。Pは優先クラスを示すビットで、P=”0”は高優
先を、P=”1”は低優先を意味する。Con.は輻輳
制御用のデータであり、警察、消防等の重要呼識別に用
いられ、輻輳状態(Congestion状態)において重要呼は捨
てられずに送信される。Resvはリザーブビット、TAGA,
TAGB,TAGCは方路選択用のタグ情報ビット、PTIはペ
イロードのタイプを示すビット、CLP(Cell Loss Pri
ority)は輻輳状態になった時に廃棄してもよいか否かを
示すビット、VPI/VCIはこれらの値を保持するビ
ットである。
【0041】試験装置の構成 図10は試験装置周辺の構成図であり、21はACT
系、SBY系2系統分のATMスイッチである。2111
はACT系のイン方向のATMスイッチ、2122はSB
Y系のイン方向のATMスイッチ、2112はACT系の
OUT方向のATMスイッチ、2122はSBY系のOU
T方向のATMスイッチである。31は運用系及び予備
系の両方に試験セルを送出して運用系及び予備系のAT
Mスイッチの導通試験を行う試験装置、61は網制御装
置、63はインターフェースである。試験装置31は、
シェルフTCGSHに搭載される試験ユニット31aと、シ
ェルフSIFSHに搭載される第1、第2のインターフェー
ス装置31b,31cを有している。試験ユニット31
a、第1、第2のインターフェース装置31b,31c
は共に二重化構成を備えている。試験ユニット31aは
第1、第2の試験ユニット31a-1,31a-2を備え、各試験
ユニットは試験セルを発生する共に、該試験セルを
ACT系、SBY系の両方に送り出し、試験対象を通
過して戻ってき両系の試験セルを受信し、送出した試験
セルに含まれるデータと受信した試験セルに含まれるデ
ータを比較してACT系、SBY系の正常/異常のチェ
ックを行う。
【0042】図11は試験ユニット31a-1,31a-2の構成
図であり、201は網制御装置BCPRに接続され、網
制御装置からの指示に従って導通試験を行う制御部であ
る。導通試験に際して、図示しない保守コンソールより
設定パラメータ及び試験に係るコマンドが投入されると
網制御装置61はこれら投入された設定パラメータ、コ
マンドを制御部201に送り、制御部201は導通試験
制御を開始する。設定パラメータとしては、試験ルート
を特定するVPI/VCIの値、試験セルの内容、被試
験系がACT系かSBY系かの別、試験セルの発生数、
発生速度等がある。202はセルに乗せる試験データを
ランダムに発生するパターン発生部、203はセル化す
るセル化部、204は送り出したセルに含まれる送信デ
ータを記憶する記憶部、205はセルを2分岐する分岐
部、206は指示された系(被試験系)からの試験セル
を選択するセレクタ、207はセレクタにより選択され
た試験セルに含まれる試験データを記憶する記憶部、2
08は送出した試験セルに含まれるデータと受信した試
験セルに含まれるデータを比較する比較部である。
【0043】制御部201は導通試験の開始が指示され
ると、パターン発生部202にセルに乗せるデータの発
生を指示する。これにより、パターン発生部202はラ
ンダムに試験データを発生する。セル化部203は制御
部201から入力されたVPI/VCI等のデータとパ
ターン発生部から入力されたデータを用いて試験セルを
作成して出力する。記憶部204は該試験セルを後の比
較のために記憶し、分岐部205は試験セルを分岐して
ACT系、SBY系に送出する。セレクタ206は試験
対象を通過してACT系、SBY系を介して入力された
試験セルのうち、被試験系を介して入力された試験セル
を選択し、記憶部207は該試験セルを記憶し、比較部
208は送出した試験セルのデータと受信した試験セル
のデータを比較して比較結果を制御部201に入力す
る。制御部201は比較結果の一致/不一致により試験
対象の正常/異常を判断し、試験結果を網制御装置BCPR
に通知する。
【0044】図10に戻って、第1のインターフェース
装置31bは二重化構成になっており、試験ユニット3
1aとのインターフェースを司るアダプタ(TCGADP)30
1、302とATMスイッチとのインターフェースを司
るATMインターフェース部303,304を備えてい
る。アダプタ301の試験ユニット側端子は第1の試験
ユニット31a-1と接続され、スイッチ側端子はATMイ
ンターフェース部303,304と接続されている。
又、アダプタ302の試験ユニット側端子は第2の試験
ユニット31a-2と接続され、スイッチ側端子はATMイ
ンターフェース部303,304と接続されている。第
2のインターフェース装置31cも二重化構成になって
おり、試験ユニット31aとのインターフェースを司る
アダプタ(TCGADP)401、402とATMスイッチとの
インターフェースを司るATMインターフェース部40
3,404を備えている。アダプタ401の試験側端子
は第1の試験ユニット31a-1と接続され、スイッチ側端
子はATMインターフェース部403,404と接続さ
れている。又、アダプタ402の試験ユニット側端子は
第2の試験ユニット31a-2と接続され、スイッチ側端子
はATMインターフェース部403,404と接続され
ている。
【0045】・イン方向のATMスイッチの試験 第1試験ユニット31a-1によりイン方向のATMスイッ
チ2111,2121の試験を行う場合、第1の試験ユニッ
ト31a-1はアダプタ301に向けてACT系、SBY系
の2つの試験セルを送出する。これにより、アダプタ3
01はACT系、SBY系の試験セルをATMインター
フェース303と304に入力する(実線参照)。各AT
Mインターフェース部303,304は入力されたセル
にタグ情報を付加してアウト方向のATMスイッチ21
12,2122に入力し、該アウト方向のATMスイッチ2
12,2122は各試験セルを折り返し部であるSIFシ
ェルフ共通部41d-1,41d-2に転送する(一点鎖線)。各
試験セルは折り返し部で折り返されると共に、VPI/
VCIが変換され、かつタグ情報が付加されてイン方向
のATMスイッチ2111,2121に入力する。ATMス
イッチ2111,2121はタグ情報に基づいて試験セルを
ルーチングして折り返し部であるSIFシェルフ共通部
51a1,51a2に転送する。以後、各試験セルは折り返し部
で折り返され(一点鎖線)、アウト方向のATMスイッ
チ2112,2122を介して第2インターフェース装置3
1cのATMインターフェース部403,404に入力
され、アダプタを401を介して第1試験ユニット31a-
1に戻される(実線参照)。
【0046】・アウト方向のATMスイッチの試験 第1試験ユニット31a-1によりアウト方向のATMスイ
ッチ2112,2122を試験する場合、第1の試験ユニッ
ト31a-1はアダプタ401に向けてACT系、SBY系
の2つの試験セルを送出する。これにより、アダプタ4
01はACT系、SBY系の試験セルをATMインター
フェース403と404に入力する。各ATMインター
フェース部403,404は入力されたセルにタグ情報
を付加してイン方向のATMスイッチ2111,2121
入力し、該イン系のATMスイッチ2111,2121は各
試験セルを折り返し部であるSIFシェルフ共通部51a-
1,51a-2に転送する。各試験セルは折り返し部で折り返
されると共に、VPI/VCIが変換され、かつタグ情
報が付加されてアウト方向のATMスイッチ2112,2
22に入力する。ATMスイッチ2112,2122はタグ
情報に基づいて試験セルをルーチングして折り返し部で
あるSIFシェルフ共通部41d-1,41d-2に転送する。以
後、各試験セルは折り返し部で折り返され、イン方向の
ATMスイッチ2111,2121を介して第1インターフ
ェース装置31bのATMインターフェース部303,
304に入力され、アダプタを301を介して第1試験
ユニット31a-1に戻される。尚、第2試験ユニット31a-2
により試験する場合にも、第1試験ユニット31a-1の場
合と同様に行うことができる。
【0047】(b) 試験 以下、各種試験対象の試験法を説明する。イン方向のATMスイッチの試験 図12はイン方向のATMスイッチの試験説明図であ
り、図2と同一部分には同一符号を付している。保守コ
ンソールより試験用パラメータ、試験コマンドが投入さ
れると、網制御装置61は通話路装置71(図2)を介
してシェルフ共通部41d1,41d2及びシェルフ共通
部51a1,51a2に折り返しを設定すると共に、スイ
ッチ内の試験ルートを試験セルが通過するようにシェル
フ共通部41d1,41d2のルーチングテーブルを設定
し、かつ、試験セルが試験ユニット31に戻るようにシ
ェルフ共通部51a1,51a2のルーチングテーブルを
設定する。
【0048】ついで、網制御装置61は試験装置31に
試験開始を指示する。試験装置31はACT系、SBY
系のアウト方向のATMスイッチ2112,2122に試験
セルを送り出す。アウト系のATMスイッチ2112,2
22はタグ情報に基づいて各試験セルをルーチングして
折り返し部であるSIFシェルフ共通部41d-1,41d-2に
転送する。SIFシェルフ共通部41d-1,41d-2はそれぞ
れ試験セルを折り返すと共に、ルーチングテーブルを参
照してVPI/VCIを付け替え、かつタグ情報を付加
してイン方向のATMスイッチ2111,2121に入力す
る。これにより、試験セルはACT系、SBY系のイン
方向ATMスイッチ2111,2121の試験ルートを通っ
てACT系、SBY系のシェルフ共通部51a1,51
2に入力する。シェルフ共通部51a1,51a2はそ
れぞれ試験セルを折り返すと共に、ルーチングテーブル
を参照してタグ情報を付加してアウト方向のATMスイ
ッチ21 12,2122に入力し、該ATMスイッチを介し
て試験セルを試験装置31に戻す(実線参照)。
【0049】試験装置31は指示されている系、例えば
ACT系より受信した試験セルに含まれるデータと送出
した試験セルに含まれるデータを比較し、その一致/不
一致により試験ルートの正常/異常を判断し、判断結果
を網制御装置61に通知する。以後、VPI/VCIを
順次変更することによりイン方向のATMスイッチ内の
試験ルートを変更して全ルートについて導通試験を行
う。尚、ACT系、SBY系から受信したセルを記憶
し、しかる後、一方を選択して比較し、ついで、他方を
選択して比較するようにすれば両系の正常/異常チェッ
クを同時に行うことができる。また、アウト方向のAT
Mスイッチの試験も同様に行うことができる。以上よ
り、ACT系、SBY系の試験セルの流れを同一に維持
しながら(当然ユーザセルの流れも同じ)、ACT系、
SBY系のATMスイッチの試験を行なうことができ
る。又、ACT系とSBY系で試験セル、ユーザセルの
流れは同一であるから、試験中にACT系に障害が発生
しても直ちにSBY系をACT系に切り替えてサービ
ス、試験を継続することができ、この場合、セルの廃棄
は発生しない。
【0050】二重化装置の試験 図13は二重化されている装置、例えばSBY系のイン
ターフェース部(ADSINF)41c2の試験を行う場合の説
明図である。なお、ATMスイッチ21やシェルフ共通
部41d1,41d2は正常であるものとする。保守コン
ソールより試験用パラメータ、試験コマンド、試験対象
データが投入されると、網制御装置61はインターフェ
ース部(ADSINF)41c2をOUS状態にすると共に、イ
ンターフェース部(ADSINF)41c1,41c2に折り返し
設定を行う。又、網制御装置61はシェルフ共通部41
1,41d2に対し、試験セルに関してSBY、OUS
状態の装置から入力された試験セルの通過設定を行う。
すなわち、シェルフ共通部41d1,41d2のルーチン
グテーブルに、ACT系からの試験セルはディセーブル
に設定し、SBY系からの試験セルはイネーブルに設定
する。
【0051】ついで、網制御装置61は試験装置31に
試験開始を指示する。試験装置31はACT系、SBY
系のアウト方向のATMスイッチ2112,2122に試験
セルを送り出す。アウト系のATMスイッチ2112,2
22は各試験セルをSIFシェルフ共通部41d-1,41d-2
に転送する。SIFシェルフ共通部41d-1,41d-2はそれ
ぞれ試験セルを2分岐してACT系、SBY系のインタ
ーフェース部(ADSINF)41c1,41c2に入力する。
各インターフェース部(ADSINF)41c1,41c 2はS
BY系からの試験セルは廃棄するが、ACT系からの試
験セルを取り込んで折り返し、それぞれ2分岐してAC
T系、SBY系のシェルフ共通部41d1,41d2に入
力する。ACT系、SBY系のシェルフ共通部41
1,41d2のゲート部41d-2(図7)は各インターフ
ェース部41c1,41c2より入力された試験セルを通
すが、次段のVCC41d-4,41d-5はルーチングテーブル
を参照してACT系からの試験セルをディセーブルし
(無効にし)、SBY系からの試験セルのみ有効として
そのVPI/VCIの変換、タグ情報の付加処理を施し
てイン方向のATMスイッチ2111,2121に入力す
る。ATMスイッチ2111,2121はそれぞれ試験セル
を試験装置31に戻す。試験装置31は指示されている
系、例えばSBY系より受信した試験セルに含まれるデ
ータと送出した試験セルに含まれるデータを比較し、そ
の一致/不一致により試験対象であるインターフェース
部(ADSINF)41c2の正常/異常を判断し、判断結果を
網制御装置61に通知する。
【0052】一重化装置の試験 図14は一重化装置、例えばインタフェ−ス部(SINF)4
1aの試験を行う場合の説明図である。なお、ATMス
イッチ21やシェルフ共通部41d1,41d2は正常で
あるものとする。保守コンソールより試験用パラメー
タ、試験コマンド、試験対象データが投入されると、網
制御装置61はインターフェース部(SINF)41aをOU
S状態にすると共に、該インターフェース部(SINF)41
aに折り返し設定を行う。又、網制御装置61はシェル
フ共通部41d1,41d2に対しOUS状態の装置から
入力された試験セルであっても、該セルを通過するよう
な設定を行う。
【0053】ついで、網制御装置61は試験装置31に
試験開始を指示する。試験装置31はACT系、SBY
系のアウト方向のATMスイッチ2112,2122に試験
セルを送り出す。アウト系のATMスイッチ2112,2
22は各試験セルをSIFシェルフ共通部41d-1,41d-2
に転送する。SIFシェルフ共通部41d-1,41d-2はそれ
ぞれ試験セルをインターフェース部(SINF)41aに入
力する。インターフェース部(SINF)41aはSBY系
からの試験セルは廃棄するが、ACT系からの試験セル
を取り込んで折り返し、それぞれ2分岐してACT系、
SBY系のシェルフ共通部41d1,41d2に入力す
る。ACT系、SBY系のシェルフ共通部41d1,4
1d2のゲート部41d-1(図7)はOUS状態のインター
フェース部41aより入力された試験セルを通し、次段
のVCC41d-3はルーチングテーブルに基づいて入力さ
れた試験セルのVPI/VCIを付け替え、かつ、タグ
情報を付加してイン方向のATMスイッチ21 11,21
21に入力する。これにより、ATMスイッチ2111,2
21はそれぞれ、試験セルを試験装置31に戻す。試験
装置31は指示されている系、例えばSBY系より受信
した試験セルに含まれるデータと送出した試験セルに含
まれるデータを比較し、その一致/不一致により試験対
象であるインターフェース部(SINF)41aの正常/異常
を判断し、判断結果を網制御装置61に通知する。
【0054】回線終端回路DS1の試験 図15は一重化装置、例えば回線終端回路DS1の試験
説明図である。なお、ATMスイッチ21やシェルフ共
通部41d1,41d2、インタフェ−ス部(ADSINF)41
1,41c2、シェルフ共通部22b1,22b2は正常
であるものとする。保守コンソールより試験用パラメー
タ、試験コマンド、試験対象データが投入されると、網
制御装置61は回線終端回路(DS1)22aをOUS
状態にすると共に、該回線終端回路(DS1)22に折
り返し設定を行う。又、網制御装置61はシェルフ共通
部41d1,41d2に対しACT系、OUS状態の装置
から入力された試験セルを通過するように設定を行う。
すなわち、シェルフ共通部41d1,41d2のルーチン
グテーブルに、SBY系からの試験セルはディセーブル
に設定し、ACT系からの試験セルはイネーブルに設定
する。
【0055】ついで、網制御装置61は試験装置31に
試験開始を指示する。試験装置31はACT系、SBY
系のアウト方向のATMスイッチ2112,2122に試験
セルを送り出す。アウト系のATMスイッチ2112,2
22は各試験セルをSIFシェルフ共通部41d-1,41d-2
に転送する。SIFシェルフ共通部41d-1,41d-2はそれ
ぞれ試験セルを2分岐してACT系、SBY系のインタ
ーフェース部(ADSINF)41c1,41c2に入力する。
各インターフェース部(ADSINF)41c1,41c 2はS
BY系からの試験セルは廃棄するが、ACT系からの試
験セルを取り込んで次段のインタフェ−ス部22b1
22b2を介してk回線終端回路22aに入力する。k
回線終端回路22aはSBY系からの試験セルは廃棄す
るが、ACT系からの試験セルを取り込んで折り返し、
それぞれ2分岐してACT系、SBY系のシェルフ共通
部22b1,22b2を介してインタフェ-ス部(ADSINF)
411,41c2に入力する。
【0056】インタフェ-ス部(ADSINF)411,41c2
はそれぞれ入力された試験セルを2分岐してACT系、
SBY系のシェルフ共通部41d1,41d2に入力す
る。ACT系、SBY系のシェルフ共通部41d1,4
1d2のゲート部41d-2(図7)は各インターフェース部
41c1,41c2より入力された試験セルを通すが、次
段のVCC41d-4,41d-5はルーチングテーブルを参照し
てSBY系からの試験セルをディセーブルし(無効に
し)、ACT系からの試験セルのみを有効とし、そのV
PI/VCIの変換、タグ情報の付加処理を施してイン
方向のATMスイッチ2111,2121に入力する。AT
Mスイッチ2111,2121はそれぞれ試験セルを試験装
置31に戻す。試験装置31は指示されている系、例え
ばACT系より受信した試験セルに含まれるデータと送
出した試験セルに含まれるデータを比較し、その一致/
不一致により試験対象であるインターフェース部(DS
1)の正常/異常を判断し、判断結果を網制御装置61
に通知する。
【0057】(c) 障害系試験時の制御 以上はACT系、SBY系の両方に試験セルを流して導
通試験する場合であり、一方の系に障害が発生すると障
害系をOUS状態にして集中的にセルを流して試験す
る。かかる集中試験時には、一般加入者が使用するAC
T系にも大量の試験データが流れるため、トラヒックに
悪影響を与えてしまう。このため、障害系の試験時には
ACT系(運用系)のトラヒックに悪影響を与えない試
験方式が要求される。
【0058】構成 図16は障害系の試験方式の説明図である。21はAT
Mスイッチ、31は試験装置、61は網制御装置(BC
PR)、81は保守コンソールである。試験装置31に
おいて、31aは試験ユニット、31b,31cは第
1、第2のインタフェ−ス装置である。試験ユニット3
1aにおいて200は試験セルの発生/送信/回収/検
査を行なう部分、205は試験セルを2系統に分岐する
分岐部、206は指示された系を経由してきた試験セル
を選択的に出力するセレクタである。第1インタフェ−
ス装置31bにおいて、305はデータ送出規制回路で
あり、試験ユニットから発生した試験セルを障害系のみ
に送出するものである。尚、図示しないが、第1インタ
ーフェース装置、第2インターフェース装置には図10
に示すアダプタ(TCGADP)とATMスイッチとのインター
フェースを司るATMインターフェース部が設けられて
いる。
【0059】概略 ATM通信網の片系に重度の障害が発生した時、該当系
全体212を障害閉塞として該系に試験装置31より集
中的に試験セルを流して試験を行う。この場合、試験セ
ルを一般加入者が利用している運用系にも流すとトラヒ
ックに悪影響を与える。そこで、試験パラメータ設定時
に、障害閉塞系の集中試験というオーダーを保守コンソ
ール81より入力する。このオーダーにより網制御装置
61は試験時、通常運用系へ試験セルが流れないように
設定する。この設定がなされると、試験装置31におけ
る第1インターフェース装置31b内のデータ送出規制
回路305は運用系への試験セルの送出を停止し、障害
閉塞系へのみ試験セルを送出する。この処理によって運
用系の負担を解消することができる。
【0060】全体の制御 二重化されたATM通信網のうち片系212が重度の障
害を起し正常サービスが不能になったら、該系が運用系
の場合は網制御装置61の制御によりSBY系211
運用系に切り替えてサービスを続行し、しかる後、障害
系を試験装置31により集中試験する。まず、保守者は
保守コンソール81より網制御装置61に対して障害系
212を障害閉塞にするコマンドを発行する。これによ
り、網制御装置61は障害系212を障害閉塞状態にす
る。次に、保守者は保守コンソール81を用いて、これ
から導通試験する試験ルートを特定するためのVPI/
VCIの値、試験セルの内容、集中試験か通常試験かの
別、被試験系がACT系、SBY系のどちらかという情
報、試験セルの発生数、発生速度等及び設定コマンドを
入力する。
【0061】網制御装置61は入力データ、コマンドを
試験装置31の試験ユニット31aに入力すると共に、
集中試験か通常試験かの別及び被試験系がACT系、S
BY系のどちらかという情報に基づいて第1インターフ
ェース装置31bのデータ送出規制回路305に試験セ
ル送出規制データを入力する。これにより、データ送出
規制回路305は試験セルを運用系211には流さず、
障害系(SBY系)212のみに流すようにゲート制御
を行う。以上の設定が終了すると、網制御装置61は保
守コンソール81に対して設定コマンド完了の旨を通知
し、コンソールは設定完了を表示する。ついで、保守者
は試験実行のコマンドを投入し、網制御装置61を介し
て試験装置31の試験ユニット31aを起動する。
【0062】試験ユニット31aは試験セルを2分岐し
て第1インターフェース装置31bに入力し、第1イン
ターフェース装置31bは試験セルを障害系212にの
み送出し、試験ルートを経由した試験セルを第2インタ
ーフェース装置31cを介して回収、検査する。発生し
た全ての試験セルについて検査が終わったら、網制御装
置61を介して保守コンソール81に試験終了通知を行
う。これにより、保守者が保守コンソール61より試験
結果通知コマンドを入力すると、網制御装置61は試験
装置31より通知されている試験結果データを保守コン
ソール81に転送し、そのディスプレイ装置に表示す
る。尚、試験装置31は同時に12種類の試験セルを試
験ルートに流して試験することが可能であり、保守者は
疑わしき全てのVPI/VCIに対して上記試験を実行
し、障害の内容を調査する。
【0063】以上のようにすれば、片系に重度の障害が
発生した時、その系全体を障害閉塞状態にし、試験セル
を障害系のみに送出して回収、検査を行うことができ
る。この結果、集中的に試験セルを流して障害系を試験
する場合であっても、一般加入者が利用する運用系(A
CT系)のトラヒックに悪影響を与えることなく、サー
ビス劣化を防止することができる。又、試験ユニットを
図10に示すように二重化すれば、一方の試験ユニット
で障害系を集中的に試験し、他方の試験ユニットで運用
系をトラヒックに悪影響を与えない程度に試験セルを流
して試験することができる。以上、本発明を実施例によ
り説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の
主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを
排除するものではない。
【0064】
【発明の効果】以上本発明によれば、運用系及び予備系
の両方に試験セルを送出し、該試験セルを折り返しによ
り運用系及び予備系のATMスイッチを通過させ、両系
のATMスイッチを通過した試験セルを受信し、送出し
た試験セルに含まれるデータと運用系あるいは予備系よ
り受信した試験セルに含まれるデータを比較して運用系
及び予備系のATMスイッチの導通試験を行うようにし
たから、ACT系、SBY系の試験セルの流れを同一に
維持しながら両系の導通試験ができる。又、両系の試験
セル、ユーザセルの流れが同一であるから、試験中に運
用系に障害が発生した場合でも、直ちに予備系を運用系
に切り替えてサービスの続行ができ、しかも、導通試験
も続行できる。更に、試験セルに含まれるVPI/VC
Iを変えることによりATMスイッチ内の折り返しルー
トを順次切り替えてATMスイッチの導通試験ができ
る。
【0065】又、本発明によれば、試験対象がATMス
イッチ以外の局内ユニットの場合には、試験セルをAC
T系、SBY系のATMスイッチを介して該局内ユニッ
ト側に送出し、所定のポイントで試験セルを折り返して
試験対象ユニットを通過させ、該試験対象ユニットを通
過した試験セルを運用系及び予備系のATMスイッチを
介して受信し、送出した試験セルに含まれるデータと運
用系あるいは予備系より受信した試験セルに含まれるデ
ータを比較して試験対象ユニットの導通試験を行うよう
にしたから、ATMスイッチ以外のユニットの試験を行
うことができる。特に、本発明によれば、SBY装置や
OUS状態の装置からのセルを止めることなく通過させ
て試験ユニットに戻すように構成したから、ATMスイ
ッチ以外のユニットの試験を確実に行うことができる。
【0066】更に、本発明によれば、障害が発生してい
る系を閉塞状態にし、試験装置より該閉塞状態の系のみ
に試験セルを集中的に送出し、該系を通過して戻ってき
た試験セルを受信し、送出した試験セルに含まれるデー
タと受信した試験セルに含まれるデータを比較して閉塞
状態の系の導通試験を行うように構成したから、運用系
のトラヒックに悪影響を与えることなく障害が発生した
系の集中導通試験ができる。又、本発明によれば、2つ
の試験ユニットを設け、一方の試験ユニットで閉塞状態
の系の導通試験を行い、他方の試験ユニットで運用系の
試験を行うようにしたから、運用系のトラヒックに悪影
響を与えることなく閉塞状態の系の試験ができ、しか
も、同時に運用系の試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】試験機能を有する二重化構造のATM交換機の
構成図である。
【図3】回線終端回路(DS1)の構成図である。
【図4】シェルフ共通部(ADS1SH)の構成図である。
【図5】インターフェース部(SINF)の構成図である。
【図6】インターフェース部(ADSINF)の構成図である。
【図7】シェルフ共通部(SIFシェルフ共通部)の構成図
である。
【図8】ルーチングテーブルの構成図である。
【図9】セル構成の説明図である。
【図10】試験装置周辺の構成図である。
【図11】試験ユニット(TCG)の構成図である。
【図12】イン方向のATMスイッチの試験説明図であ
る。
【図13】二重化装置であるインターフェース部(ADSI
NF)の試験説明図である。
【図14】一重化装置であるインターフェース部(SI
NF)の試験説明図である。
【図15】回線終端回路(DS1)の試験説明図である。
【図16】障害系の試験方式の説明図である。
【図17】ATMセルの構成図である。
【図18】ATM網の概略説明図である。
【図19】従来の二重化ATM交換機の試験方式説明図
である。
【図20】従来の二重化ATM交換機の構成図である。
【図21】ATM交換機のシェルフ説明図である。
【図22】SBY装置の試験ができないことを説明する
ATM交換機の一部構成図である。
【図23】OUS状態の装置の試験ができないことを説
明するATM交換機の一部構成図である。
【符号の説明】
21・・ACT系、SBY系2系統分のATMスイッチ 211・・ACT系のATMスイッチ 212・・SBY系の
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 11/04 8732−5K H04L 11/20 C 9076−5K H04Q 11/04 M (72)発明者 工藤 裕之 福岡県福岡市博多区博多駅間1丁目4番4 号 富士通九州通信システム株式会社内 (72)発明者 園田 和雄 福岡県福岡市博多区博多駅間1丁目4番4 号 富士通九州通信システム株式会社内 (72)発明者 相原 直樹 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運用系及び予備系の二重化構成を備えた
    ATM交換機の試験方法において、 試験装置より運用系及び予備系の両方に試験セルを送出
    し、 該試験セルを折り返しにより運用系及び予備系のATM
    スイッチを通過させ、 両系のATMスイッチを通過した試験セルを試験装置に
    戻し、 送出した試験セルに含まれるデータと運用系あるいは予
    備系より受信した試験セルに含まれるデータを比較して
    運用系及び予備系のATMスイッチの試験を行うことを
    特徴とするATM交換機の試験方法。
  2. 【請求項2】 運用系及び予備系のATMスイッチにそ
    れぞれ接続する各ユニットに試験セルの折り返しを設定
    し、該ユニットで試験セルを折り返して両系のATMス
    イッチを通過させる請求項1記載のATM交換機の試験
    方法。
  3. 【請求項3】 セルに試験セルとユーザセルの識別デー
    タを含ませ、試験セルのみを上記設定に基づいて折り返
    し制御する請求項2記載のATM交換機の試験方法。
  4. 【請求項4】 試験セルに含まれるVPI/VCIを変
    えることによりATMスイッチ内の折り返しルートを切
    り替える請求項1記載のATM交換機の試験方法。
  5. 【請求項5】 運用系及び予備系の二重化構成を備えた
    ATM交換機の試験方法において、 試験対象がATMスイッチ以外の局内ユニットの場合に
    は、試験装置より試験セルを運用系、予備系のATMス
    イッチを介して該ユニット側に送出し、 試験対象ユニットにおいて運用系を介して入力された試
    験セルをATMスイッチ方向に折り返し、 該折り返された試験セルを運用系及び予備系のATMス
    イッチを介して試験装置に戻し、 送出した試験セルに含まれるデータと運用系あるいは予
    備系より受信した試験セルに含まれるデータを比較して
    試験対象ユニットの試験を行うことを特徴とするATM
    交換機の試験方法。
  6. 【請求項6】 運用系及び予備系のATMスイッチに直
    接あるいは間接的に接続する各ユニットに対し試験セル
    を折り返すか否か、試験セルを通過させるか否かを設定
    し、 折り返しが指示されたユニットで試験セルをATMスイ
    ッチ方向に折り返し、通過が指示されたユニットで試験
    セルを通過させて試験セルをATMスイッチを介して試
    験装置に戻す請求項5記載のATM交換機の試験方法。
  7. 【請求項7】 セルに試験セルとユーザセルの識別デー
    タを含ませ、試験セルのみを上記設定に基づいて折り返
    し及び通過制御する請求項5記載のATM交換機の試験
    方法。
  8. 【請求項8】 運用系及び予備系の二重化構成を備えた
    ATM交換機の試験方法において、 障害が発生している系のみに試験セルを送出し、 該系を通過して戻ってきた試験セルを受信し、 送出した試験セルに含まれるデータと受信した試験セル
    に含まれるデータを比較して障害系の試験を行うことを
    特徴とするATM交換機の試験方法。
  9. 【請求項9】 運用系及び予備系の二重化構成を備えた
    ATM交換機において、 運用系及び予備系の両方に試験セルを送出し、両系のA
    TMスイッチを通過して戻ってきた試験セルを受信し、
    送出した試験セルに含まれるデータと運用系あるいは予
    備系より受信した試験セルに含まれるデータを比較して
    運用系及び予備系のATMスイッチの試験を行う試験装
    置と、 該試験セルを折り返しにより運用系及び予備系のATM
    スイッチを経由して試験装置に戻す折り返し部と、 折り返し部に試験セルの折り返しを指示する制御部を備
    えたATM交換機。
  10. 【請求項10】 折り返し部は試験セルに含まれるVP
    I/VCIに基づいて試験セルにルーチング情報を付加
    し、ATMスイッチは該ルーチング情報に基づいて試験
    セルをルーチングし、制御部はVPI/VCIを変更す
    ることにより試験セルのATMスイッチ内における折り
    返しルートを切り替える請求項9記載のATM交換機。
  11. 【請求項11】 運用系及び予備系の二重化構成を備え
    たATM交換機において、 運用系及び予備系の両方に試験セルを送出し、試験対象
    を経由して戻ってきた試験セルを受信し、送出した試験
    セルに含まれるデータと運用系あるいは予備系より受信
    した試験セルに含まれるデータを比較して試験対象の試
    験を行う試験装置と、 運用系から入力された試験セルをATMスイッチ方向に
    折り返して試験対象を経由させ、該試験セルを運用系、
    予備系のATMスイッチを介して試験装置に戻す手段
    と、 前記手段に試験セルの折り返しを指示する制御部を備え
    たATM交換機。
  12. 【請求項12】 運用系及び予備系の二重化構成を備え
    たATM交換機において、 運用系及び予備系の一方に試験セルを送出し、試験対象
    を経由して戻ってきた試験セルを受信し、送出した試験
    セルに含まれるデータと受信した試験セルに含まれるデ
    ータを比較して試験対象の試験を行う試験装置と、 障害が発生している系のみに試験セルを送出させる制御
    手段を備えたATM交換機。
  13. 【請求項13】 2つの試験装置を設け、一方の試験装
    置で障害系の試験を行い、他方の系で運用系の試験を行
    う請求項12記載のATM交換機。
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