JPH0737731A - トランス装置及びその製造方法 - Google Patents
トランス装置及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0737731A JPH0737731A JP5180402A JP18040293A JPH0737731A JP H0737731 A JPH0737731 A JP H0737731A JP 5180402 A JP5180402 A JP 5180402A JP 18040293 A JP18040293 A JP 18040293A JP H0737731 A JPH0737731 A JP H0737731A
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- Japan
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- coil
- cores
- hole
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】コイル基板とコアとの間の固定をカシメにより
行うようにし、製造工程を簡略化する。 【構成】絶縁基板の表面に渦巻き状のコイルパターンを
形成した少なくとも1枚以上のコイル基板を積層配置す
ると共に、渦巻き状のコイルパターンの中央部に形成さ
れた貫通穴に、コアの中足部を挿入しそのコアをコイル
基板の貫通穴にカシメにより保持・固定して構成され
る。
行うようにし、製造工程を簡略化する。 【構成】絶縁基板の表面に渦巻き状のコイルパターンを
形成した少なくとも1枚以上のコイル基板を積層配置す
ると共に、渦巻き状のコイルパターンの中央部に形成さ
れた貫通穴に、コアの中足部を挿入しそのコアをコイル
基板の貫通穴にカシメにより保持・固定して構成され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業機器、民生機器等
の各種電気製品に広く利用可能のトランス装置及びその
製造方法に関し、更に詳しくは、コイルをプリント配線
技術等により絶縁基板上に渦巻き状に形成すると共に、
渦巻き状コイルの中央部に貫通穴を設け、ここにコアを
配置するようにした構造のトランス装置及びその製造方
法に関する。
の各種電気製品に広く利用可能のトランス装置及びその
製造方法に関し、更に詳しくは、コイルをプリント配線
技術等により絶縁基板上に渦巻き状に形成すると共に、
渦巻き状コイルの中央部に貫通穴を設け、ここにコアを
配置するようにした構造のトランス装置及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】コイルや、幾つかのコイルを結合して構
成される各種電源トランスは、産業機器、民生機器を問
わずあらゆる分野で広く使用されている。トランスを構
成する場合、その基本性能として信号絶縁性能や信頼性
が重視され、そのために、従来より、コイルをプリント
配線技術により絶縁基板上に構成する構造やその製造方
法が提案されている(例えば、特開昭58−15571
1号公報,特開昭60−245208号公報等)。
成される各種電源トランスは、産業機器、民生機器を問
わずあらゆる分野で広く使用されている。トランスを構
成する場合、その基本性能として信号絶縁性能や信頼性
が重視され、そのために、従来より、コイルをプリント
配線技術により絶縁基板上に構成する構造やその製造方
法が提案されている(例えば、特開昭58−15571
1号公報,特開昭60−245208号公報等)。
【0003】また、一般的には、ボビンにコイルを巻
き、2片のコアを組み付けてコア同士をテープや接着剤
で固定し、その後にコアとコイルとを例えばワニス含浸
あるいは接着剤により固定して製造する方法を採ってい
た。
き、2片のコアを組み付けてコア同士をテープや接着剤
で固定し、その後にコアとコイルとを例えばワニス含浸
あるいは接着剤により固定して製造する方法を採ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な方法により製造されるトランス装置は、コア同士の接
合工程や、コアとコイルとの固定工程等、トランス装置
として完成するまでに少なくとも2度の接合,固定工程
が必要となるという課題がある。本発明は、この様な点
に鑑みてなされたもので、簡単な製造工程を経て完成で
きるトランス装置を提供することを目的とする。
な方法により製造されるトランス装置は、コア同士の接
合工程や、コアとコイルとの固定工程等、トランス装置
として完成するまでに少なくとも2度の接合,固定工程
が必要となるという課題がある。本発明は、この様な点
に鑑みてなされたもので、簡単な製造工程を経て完成で
きるトランス装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この様な目的を達成する
本発明のトランス装置は、絶縁基板の表面に渦巻き状の
コイルパターンを形成した少なくとも1枚以上のコイル
基板と、前記渦巻き状のコイルパターンの中央部に形成
される貫通穴に挿入配置したコアとを備えるトランス装
置であって、前記コアをコイル基板の貫通穴にカシメに
より保持・固定するようにしたことを特徴とする。
本発明のトランス装置は、絶縁基板の表面に渦巻き状の
コイルパターンを形成した少なくとも1枚以上のコイル
基板と、前記渦巻き状のコイルパターンの中央部に形成
される貫通穴に挿入配置したコアとを備えるトランス装
置であって、前記コアをコイル基板の貫通穴にカシメに
より保持・固定するようにしたことを特徴とする。
【0006】また、本発明のトランス装置の製造方法
は、絶縁基板の表面に渦巻き状のコイルパターンを形成
したコイル基板において、前記渦巻き状のコイルパター
ンの中央部に貫通穴を形成する工程と、この貫通穴にコ
アを挿入し、当該コアをコイル基板の貫通穴にカシメに
より保持・固定する工程とを含んでいる。
は、絶縁基板の表面に渦巻き状のコイルパターンを形成
したコイル基板において、前記渦巻き状のコイルパター
ンの中央部に貫通穴を形成する工程と、この貫通穴にコ
アを挿入し、当該コアをコイル基板の貫通穴にカシメに
より保持・固定する工程とを含んでいる。
【0007】
【作用】コイル基板上には、あらかじめ渦巻き状のコイ
ルパターンやこのコイルパターンに接続されるリード線
パターン等が例えばプリント配線技術により形成されて
おり、これらのコイル基板がトランスとして要求される
各種の仕様に応じて積層配置される。また、渦巻き状の
コイルパターンの中央部には、コイル基板を貫通する穴
が設けられる。
ルパターンやこのコイルパターンに接続されるリード線
パターン等が例えばプリント配線技術により形成されて
おり、これらのコイル基板がトランスとして要求される
各種の仕様に応じて積層配置される。また、渦巻き状の
コイルパターンの中央部には、コイル基板を貫通する穴
が設けられる。
【0008】コアは、最初2片となっていて、コイル基
板の両表面側から中足コア部が貫通穴に挿入され、カシ
メによりコアとコイル基板との間が保持・固定される。
板の両表面側から中足コア部が貫通穴に挿入され、カシ
メによりコアとコイル基板との間が保持・固定される。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は、本発明に係わるトランス装置の構成
概念図で、(a)は組立図、(b)は完成図である。ま
た、図2はその断面図である。これらの図において、1
0はコイル基板で、例えば樹脂材で構成される絶縁基板
11の両表面に、エッチング、蒸着、無電解メッキ等の
プリント配線技術により渦巻き状パターンのコイル12
が形成されると共に、渦巻き状パターンの中心部にコア
を通す貫通穴13が形成してある。なお、この例では、
一つのコイル基板を用いた例を示すが、コイルの種類や
必要な巻数を確保するような場合には、2枚以上のコイ
ル基板が積層される。
説明する。図1は、本発明に係わるトランス装置の構成
概念図で、(a)は組立図、(b)は完成図である。ま
た、図2はその断面図である。これらの図において、1
0はコイル基板で、例えば樹脂材で構成される絶縁基板
11の両表面に、エッチング、蒸着、無電解メッキ等の
プリント配線技術により渦巻き状パターンのコイル12
が形成されると共に、渦巻き状パターンの中心部にコア
を通す貫通穴13が形成してある。なお、この例では、
一つのコイル基板を用いた例を示すが、コイルの種類や
必要な巻数を確保するような場合には、2枚以上のコイ
ル基板が積層される。
【0010】30A,30Bは磁路を形成するための例
えばフェライト材で構成されるコアで、最初は2片で構
成されていて、コイル基板10の両表面側から貫通穴1
3に中足コア32が挿入され、コアとコイル基板との間
がカシメにより保持・固定されるようになっている。2
片のコア30A,30Bにおいて、31は両側脚コア
で、中足コア32を挟んで両側に設けられており、両側
脚コア31、中足コア32は連結部33により結合して
いる。ここで、上部のコア片30Aの中足コア32は、
先端部に向かって細くなるようにテーパーが形成され、
凸形状となっているのに対して、下部のコア片30Bの
中足コア32は、凹部が形成されていて、上部コア片の
中足コア32の凸部がこの凹部に装着され、両者が固定
されるようになっている。また、下部中足コア32は、
コイル基板10の貫通穴側壁に接触し、カシメによりコ
イル基板10に保持・固定されるように構成されてい
る。
えばフェライト材で構成されるコアで、最初は2片で構
成されていて、コイル基板10の両表面側から貫通穴1
3に中足コア32が挿入され、コアとコイル基板との間
がカシメにより保持・固定されるようになっている。2
片のコア30A,30Bにおいて、31は両側脚コア
で、中足コア32を挟んで両側に設けられており、両側
脚コア31、中足コア32は連結部33により結合して
いる。ここで、上部のコア片30Aの中足コア32は、
先端部に向かって細くなるようにテーパーが形成され、
凸形状となっているのに対して、下部のコア片30Bの
中足コア32は、凹部が形成されていて、上部コア片の
中足コア32の凸部がこの凹部に装着され、両者が固定
されるようになっている。また、下部中足コア32は、
コイル基板10の貫通穴側壁に接触し、カシメによりコ
イル基板10に保持・固定されるように構成されてい
る。
【0011】なお、各コア片の両側脚コア31には、互
いにテーパーが形成されていて、上部コア片と下部コア
片の各接触面積が大きくなるように配慮してある。本発
明に係わるトランス装置は、はじめに2片となっている
コアを貫通穴に中足部を挿入すると共に、両コア片を結
合することにより、(b)に示すような構造のトランス
装置が出来上がるようになっている。
いにテーパーが形成されていて、上部コア片と下部コア
片の各接触面積が大きくなるように配慮してある。本発
明に係わるトランス装置は、はじめに2片となっている
コアを貫通穴に中足部を挿入すると共に、両コア片を結
合することにより、(b)に示すような構造のトランス
装置が出来上がるようになっている。
【0012】図3はコイル基板10の平面図である。コ
イル基板10において、貫通穴13は、ここでは、4個
の円形の組み合わせで構成したもので、この様な形状の
貫通穴は、例えば小径のドリルを用いてステップ穴明け
することによりできあがり、円形の交差する位置で形成
される突起部により、コアをより強固に保持・固定する
ことができる。14,15は端子部で、コイルパターン
12の一端が適宜接続されると共に、コイルを外部回路
へ接続するための接続端子(ピン)が設けられる。
イル基板10において、貫通穴13は、ここでは、4個
の円形の組み合わせで構成したもので、この様な形状の
貫通穴は、例えば小径のドリルを用いてステップ穴明け
することによりできあがり、円形の交差する位置で形成
される突起部により、コアをより強固に保持・固定する
ことができる。14,15は端子部で、コイルパターン
12の一端が適宜接続されると共に、コイルを外部回路
へ接続するための接続端子(ピン)が設けられる。
【0013】この様に構成されるトランス装置は、以下
のような工程を経て製造される。 (工程a)はじめに、絶縁基板11の表面に渦巻き状コ
イルパターンを形成したコイル基板10を用意する。絶
縁基板11上に形成される渦巻き状のコイルパターン
は、その幅や膜厚、巻数などがあらかじめそこを流れる
電流密度などを考慮して決められる。また、絶縁基板1
1の両表面には、絶縁を確保する必要のある例えば1次
側コイルと、2次側コイルとがそれぞれ分けて形成され
るものとする。
のような工程を経て製造される。 (工程a)はじめに、絶縁基板11の表面に渦巻き状コ
イルパターンを形成したコイル基板10を用意する。絶
縁基板11上に形成される渦巻き状のコイルパターン
は、その幅や膜厚、巻数などがあらかじめそこを流れる
電流密度などを考慮して決められる。また、絶縁基板1
1の両表面には、絶縁を確保する必要のある例えば1次
側コイルと、2次側コイルとがそれぞれ分けて形成され
るものとする。
【0014】ここで、コイルの巻数が必要だったり、コ
イルの種類が増加する場合は、更に複数個のコイル基板
を積層配置したものが用意される。複数個のコイル基板
からなる積層板は、例えば、各コイル基板の間に樹脂シ
ートを介在させて、これらを加熱すると共に加圧するこ
とで簡単な工程を経て得ることができる。即ち、各コイ
ル基板の間に介在させる樹脂シートは、例えばガラス繊
維で構成されたクロスあるいはシートに、あらかじめ例
えばエポキシや無機材料等のフィラーを含む樹脂材を含
浸して半硬化させて構成されるもの(プリプレグシート
と呼ばれるものを含む)や、前述したような樹脂材をシ
ート状としてそれを乾燥処理あるいは半硬化処理して構
成されるもので、これを加熱すると共に加圧すると、シ
ートを構成していた(あるいはクロスに含浸していた)
樹脂材が溶融し、流出して、各コイル基板相互間を一体
構造となる。
イルの種類が増加する場合は、更に複数個のコイル基板
を積層配置したものが用意される。複数個のコイル基板
からなる積層板は、例えば、各コイル基板の間に樹脂シ
ートを介在させて、これらを加熱すると共に加圧するこ
とで簡単な工程を経て得ることができる。即ち、各コイ
ル基板の間に介在させる樹脂シートは、例えばガラス繊
維で構成されたクロスあるいはシートに、あらかじめ例
えばエポキシや無機材料等のフィラーを含む樹脂材を含
浸して半硬化させて構成されるもの(プリプレグシート
と呼ばれるものを含む)や、前述したような樹脂材をシ
ート状としてそれを乾燥処理あるいは半硬化処理して構
成されるもので、これを加熱すると共に加圧すると、シ
ートを構成していた(あるいはクロスに含浸していた)
樹脂材が溶融し、流出して、各コイル基板相互間を一体
構造となる。
【0015】(工程b)コイル基板10において、渦巻
き状コイルパターン12の中央部に貫通穴13を形成す
る。貫通穴の形成は、例えばドリルを用いての穴明け加
工,レーザビームを用いた加工法などが利用可能であ
る。ここで、貫通穴を設ける位置は、あらかじめコイル
パターンの位置や中足コアの大きさ等を考慮して決めら
れる。
き状コイルパターン12の中央部に貫通穴13を形成す
る。貫通穴の形成は、例えばドリルを用いての穴明け加
工,レーザビームを用いた加工法などが利用可能であ
る。ここで、貫通穴を設ける位置は、あらかじめコイル
パターンの位置や中足コアの大きさ等を考慮して決めら
れる。
【0016】(工程c)上部,下部用の2片のコア30
A,30Bを用意し、コイル基板10の貫通穴13にコ
イル基板の両表面側からコア30A,30Bをそれぞれ
挿入し、これらの各コアをコイル基板10の貫通穴13
にカシメにより保持・固定する。コイル基板10は、前
述したように、エポキシ樹脂のような絶縁基板を主要な
構成材料としており、その弾力性により貫通穴13に装
着されたコアをカシメ保持して固定することができる。
A,30Bを用意し、コイル基板10の貫通穴13にコ
イル基板の両表面側からコア30A,30Bをそれぞれ
挿入し、これらの各コアをコイル基板10の貫通穴13
にカシメにより保持・固定する。コイル基板10は、前
述したように、エポキシ樹脂のような絶縁基板を主要な
構成材料としており、その弾力性により貫通穴13に装
着されたコアをカシメ保持して固定することができる。
【0017】なお、2片のコアの装着に際しては、互い
に接触する部分に接着剤等を塗布するようにしてもよ
い。図4は、コア片30Aまたは30Bの他の構成を示
す図で、(a)は斜視図、(b)は平面図である。この
例では、中足コア32の断面形状を星形テーパ状に構成
したものである。また、中足コアの内部は、凹部が形成
されていて、他方のコア片の中足コアが装着できるよう
にしてある。なお、他方のコアとの接合を接着剤等によ
り行う場合には、中足コアには凹部を設けなくともよ
い。
に接触する部分に接着剤等を塗布するようにしてもよ
い。図4は、コア片30Aまたは30Bの他の構成を示
す図で、(a)は斜視図、(b)は平面図である。この
例では、中足コア32の断面形状を星形テーパ状に構成
したものである。また、中足コアの内部は、凹部が形成
されていて、他方のコア片の中足コアが装着できるよう
にしてある。なお、他方のコアとの接合を接着剤等によ
り行う場合には、中足コアには凹部を設けなくともよ
い。
【0018】この実施例によれば、貫通穴の形状を円形
状とした場合でも、星形の突起部が貫通穴側壁に食い込
み、コアをコイル基板にカシメ保持して固定することが
できる。
状とした場合でも、星形の突起部が貫通穴側壁に食い込
み、コアをコイル基板にカシメ保持して固定することが
できる。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、コイル基板とコアとの間の固定をカシメにより行
うようにしたもので、製造工程を簡略化することができ
る。また、コイル基板に設ける貫通穴の形状を円形状の
組み合わせで構成する場合には、中足コアを貫通穴13
に形成される複数の側壁突起部で保持・固定されること
なるので、コア片の取付け位置精度を高く維持すること
が可能となる。
れば、コイル基板とコアとの間の固定をカシメにより行
うようにしたもので、製造工程を簡略化することができ
る。また、コイル基板に設ける貫通穴の形状を円形状の
組み合わせで構成する場合には、中足コアを貫通穴13
に形成される複数の側壁突起部で保持・固定されること
なるので、コア片の取付け位置精度を高く維持すること
が可能となる。
【図1】本発明に係わるトランス装置の組立図である。
【図2】本発明に係わるトランス装置の断面図である。
【図3】本発明に係わるトランス装置に用いられている
コイル基板10の平面図である。
コイル基板10の平面図である。
【図4】コア片30Aまたは30Bの他の構成を示す図
である。
である。
10 コイル基板 11 絶縁基板 12 コイル 13 貫通穴 30A,30B コア片 31 両側脚コア 32 中足コア 33 連結部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01F 41/04 C 8019−5E (72)発明者 角谷 英司 岐阜県大垣市神田町2丁目1番地 イビデ ン株式会社内 (72)発明者 出村 彰浩 岐阜県大垣市神田町2丁目1番地 イビデ ン株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】絶縁基板の表面に渦巻き状のコイルパター
ンを形成した少なくとも1枚以上のコイル基板と、前記
渦巻き状のコイルパターンの中央部に形成される貫通穴
に挿入配置したコアとを備えるトランス装置であって、
前記コアをコイル基板の貫通穴にカシメにより保持・固
定するようにしたことを特徴とするトランス装置。 - 【請求項2】コイル基板に形成される貫通穴の形状を少
なくとも2以上の円形の組み合わせで構成し、円形の交
差する位置で形成される突起部によりコアを保持・固定
することを特徴とする請求項1のトランス装置。 - 【請求項3】コイル基板の貫通穴を介してコイル基板の
両表面側に設置されるコア同士の接合部分を一方を凹形
状,他方を凸形状に構成した請求項1のトランス装置。 - 【請求項4】絶縁基板の表面に渦巻き状のコイルパター
ンを形成したコイル基板において前記渦巻き状のコイル
パターンの中央部に貫通穴を形成する工程と、 この貫通穴にコアの中足コアを挿入し、当該コアをコイ
ル基板の貫通穴にカシメにより保持・固定する工程とを
経て製造されるトランスの製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5180402A JPH0737731A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | トランス装置及びその製造方法 |
US08/261,738 US5652561A (en) | 1993-06-29 | 1994-06-17 | Laminating type molded coil |
TW83105695A TW283242B (en) | 1993-06-29 | 1994-06-23 | Laminating type molded coil |
DE4422827A DE4422827C2 (de) | 1993-06-29 | 1994-06-29 | Geschichtete vergossene elektrische Wicklung sowie Transformatoreinheit und Verfahren zu deren Herstellung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5180402A JPH0737731A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | トランス装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0737731A true JPH0737731A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16082621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5180402A Withdrawn JPH0737731A (ja) | 1993-06-29 | 1993-07-21 | トランス装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737731A (ja) |
-
1993
- 1993-07-21 JP JP5180402A patent/JPH0737731A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |