JPH073732A - 道路標識塔 - Google Patents

道路標識塔

Info

Publication number
JPH073732A
JPH073732A JP5007625A JP762593A JPH073732A JP H073732 A JPH073732 A JP H073732A JP 5007625 A JP5007625 A JP 5007625A JP 762593 A JP762593 A JP 762593A JP H073732 A JPH073732 A JP H073732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sign
arm
road
tower
road sign
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5007625A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2505358B2 (ja
Inventor
Ryoichi Inagaki
良一 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKAI DORO SHISETSU KK
Original Assignee
TOKAI DORO SHISETSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKAI DORO SHISETSU KK filed Critical TOKAI DORO SHISETSU KK
Priority to JP5007625A priority Critical patent/JP2505358B2/ja
Publication of JPH073732A publication Critical patent/JPH073732A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2505358B2 publication Critical patent/JP2505358B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Signs Or Road Markings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 標識板の両側で近接した下方からの視認性が
高く、比較的短い支柱で標識板の装着位置を高く設定で
きる道路標識塔の提供。 【構成】 支柱1と、該支柱1の上端から水平方向に延
設されたアーム2と、該アーム2に吊り下げられた標識
3とからなる道路標識塔100において、前記標識3
は、2枚の標示板31、31を、該標示板31、31の
背面3A間の隙間30が上部で広く、下部で狭くなるよ
うに背向して取り付けてなる。また前記標識3は、前記
アーム2が前記標示板31の背面3A間の隙間30の上
部に入り込んで取り付けられた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、道路脇などに設置さ
れている道路標識塔に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の道路標識塔は、下端部が地中に埋
設して立設された支柱と、該支柱の上端から水平方向に
延設されたアームと、該アームに吊り下げられた標識板
とからなり、標識板はその上縁が前記アームの下方に位
置するよう吊り下げられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の標識塔
では、標識板の表面が垂直面となり、近接した下方から
見上げたとき標識板の表面が傾斜し、標示が認識し難
い。また、遠距離からみれば前記表面はほぼ直角になる
が、標示が小さく見えるため認識が困難となる。標識板
は、視認範囲の増大の観点から高い位置に取り付けられ
ることが望ましい。また、交通の障害となることを防ぐ
観点から地面から標示板下縁までの距離は大きいことが
望ましい。しかるに、これらの課題を解決するため従来
は支柱の長さを長くしなければならず、コスト高となっ
ていた。この発明の目的は、標識板の両側で近接した下
方からの視認性を高くできる道路標識塔の提供にある。
請求項2に記載の発明の目的は、比較的短い支柱で標識
板の装着位置を高く設定できる道路標識塔の提供にあ
る。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明は、支柱と、
該支柱の上端から水平方向に延設されたアームと、該ア
ームに吊り下げられた標識とからなる道路標識塔におい
て、前記標識は、2枚の標示板を、該標示板の背面間の
隙間が上部で広く、下部で狭くなるように背向して取り
付けてなることを特徴とする。請求項2に記載の構成に
おいては、前記標識は、前記アームが前記標示板の背面
間の隙間の上部に入り込んで取り付けられたことを特徴
とする。
【0005】
【発明の作用および効果】この発明の道路標識塔は、2
枚の標示板の両表面が所定の角度だけ下方を向いて装着
される。これにより、標識の両側で近接した下方から見
上げた場合において、標識板の表面が直角に近く視認で
きる。この結果、標示内容の認識性が向上できる。また
請求項2に記載の構成では、標識の上端をアームの下端
より上位に設定できる。これにより、支柱が短くても、
標識を高い位置に設定でき視認範囲が拡大できるととも
に、地面から標識下端までの距離を長くでき、標示板の
交通障害の度合いを低減できる。
【0006】
【実施例】図1ないし図7はこの発明の一実施例にかか
る道路標識塔100を示す。標識塔100は、立設され
た支柱1と、該支柱1の上端から水平方向に延設された
アーム2と、該アーム2に取り付けられた標識3とから
なる。支柱1は、前記下端部11が地中に埋設された鋼
管製ポール12と、該ポール12の上端部に外嵌された
頭部管13とからなる。頭部管13は、上端面が球殻状
の天板14で塞がれ、上部に水平方向のアーム取付管1
5が直交的に貫設され、下部にはポール12に固定する
ための複数のボルト16が螺合されている。アーム取付
管15は、先端面にフランジ17が溶接されるととも
に、外周面に軸方向の補強リブ18が溶接されている。
【0007】アーム2は、前記アーム取付管15の先端
に締結された水平鋼管21からなる。水平鋼管21の基
端面には、前記フランジ17に当接するフランジ22が
設けられ、締結具23によりフランジ同士が突き合わせ
締結されている。この実施例では支柱1とアーム2とは
別体を連結しているが、1本の鉄パイプを曲げて一体形
成されても良い。
【0008】標識3は、2枚の同一形状の矩形平板から
なる標示板31、31を、両者の隙間30が上部が広く
下部が狭くなるようにV字形に背向して配設している。
このV字形の配設は、各標示板31、31の背面3Aを
一対の逆三角形状の締結枠4に締結してなる。各標示板
31の背面3Aには、3本の横材(補強リブ)32が、
上縁、下縁および中間に平行して溶接されている。横材
32は、図5に示すごとく、押出成型されたアルミニウ
ム製で略四角筒状を呈するとともに、溶接側壁33が両
側に延長されてやや幅広くなっており、該溶接側壁33
の対向壁34に長手方向のスリット35が形成されてい
る。
【0009】締結枠4は、頂部41と脚部42からなる
断面T字形鋼材を所定長さに切断した2本の縦材40、
40を、脚部42、42を内側としてV字形に組み合わ
せている。図1に示す如く脚部42、42は、下端にお
いて交差し、交差部43がボルト44で枢着されてい
る。また、前記脚部42、42の上端部には、逆台形の
連結板45が掛け渡され、該連結板45の両端に各脚部
42、42がボルト46で締結されている。これにより
逆三角形ないし逆A字形の前記締結枠4が形成されてい
る。図1に示す如く、締結枠4は前記標示板31、31
の背面3A、3A間に一対が設置され、前記横材32と
縦材40とが交差位置で締結手段5により締結され標識
3が形成されている。
【0010】締結手段5は、図6に示すL字形金具51
と、図5に示すボルト52およびナット53とからな
る。L字形金具51は、一方の端に前記横材32のスリ
ット35内に嵌まり込む中央突起54を有し、他方の面
に孔55が開けられている。締結手段5による締結は、
前記横材32にボルト52の頭部を嵌め込み、前記スリ
ット35および孔55を貫通して配したボルト52にナ
ット53を螺合してなされる。これにより、L字形金具
51の他方の端部が前記縦材40の頂部41を横材32
の対向壁34に押圧して前記縦材40を横材32に固定
する。
【0011】締結枠4は、図7に示す如く、枢着機構6
によりアーム2は回動自在に吊るされている。枢着機構
6は、前記水平鋼管21に所定の間隔で外嵌された2つ
の連結筒60を有する。各連結筒60は、上部がボルト
61で水平鋼管21に固定され、下部外周面に平行して
一対の軸に直交する方向のブラケット62、62が溶接
されている。各ブラケット62、62には同軸軸孔6
3、63が形成され、軸孔63、63間には支軸64が
掛け渡されている。前記連結板45の中間には棒材65
が溶接されており、該棒材65の上端は、前記支軸64
に軸受66を介して外嵌された外套筒67に連結されて
いる。
【0012】この標識塔100は、標識3の標示板31
の標示面が斜め下向きになっているので、近接した下方
から見上げた場合、標示面3Bは視線に対し直角に近く
なる。これにより標示面3Bに描かれた標示の認識性が
向上できる。また、図1に示す如く、標示板31、31
の隙間30の上部にアーム2が入り込むように標識3を
取り付けることにより、標識3の位置を地上から高く設
定できる。これにより、視認範囲が拡大できるととも
に、地面から標識3の下端までの距離を大きくでき、交
通障害の度合いを低減できる。
【0013】さらに、標示板31の標示面3Bが下向き
に傾斜していることにより、太陽光の反射が生じ難く、
ドライバーなどからの視認性が向上できる。また、標示
面3Bに塵、埃が付着しにくいため汚損が少ない。この
ため、保守、管理の観点からも有利である。なお、標示
板31の傾斜角および標識3のアーム2に対する相対位
置は、前記連結板45の形状、縦材への連結位置などを
調整することにより所望に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の道路標識塔の正面図である。
【図2】この発明の道路標識塔の左側面図である。
【図3】この発明の道路標識塔の設置状態の左側面図で
ある。
【図4】この発明の道路標識塔の設置状態の右側面図で
ある。
【図5】この発明の縦材および横材の締結部の拡大斜視
図である。
【図6】この発明の締結手段のL字形金具の拡大斜視図
である。
【図7】この発明の枢着機構の拡大図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 アーム 3 標識 4 締結枠 5 締結手段 6 枢着機構 30 隙間 31 標示板 3A 背面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱と、該支柱の上端から水平方向に延
    設されたアームと、該アームに吊り下げられた標識とか
    らなる道路標識塔において、 前記標識は、2枚の標示板を、該標示板の背面間の隙間
    が上部で広く、下部で狭くなるように背向して取り付け
    てなることを特徴とする道路標識塔。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記標識は、前記ア
    ームが前記標示板の背面間の隙間の上部に入り込んで取
    り付けられたことを特徴とする道路標識塔。
JP5007625A 1993-01-20 1993-01-20 道路標識塔 Expired - Lifetime JP2505358B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5007625A JP2505358B2 (ja) 1993-01-20 1993-01-20 道路標識塔

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5007625A JP2505358B2 (ja) 1993-01-20 1993-01-20 道路標識塔

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH073732A true JPH073732A (ja) 1995-01-06
JP2505358B2 JP2505358B2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=11671010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5007625A Expired - Lifetime JP2505358B2 (ja) 1993-01-20 1993-01-20 道路標識塔

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2505358B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006137664A3 (en) * 2005-06-23 2007-02-08 Joong Suk Park Guidepost for a road

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4819586U (ja) * 1971-07-16 1973-03-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4819586U (ja) * 1971-07-16 1973-03-06

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006137664A3 (en) * 2005-06-23 2007-02-08 Joong Suk Park Guidepost for a road

Also Published As

Publication number Publication date
JP2505358B2 (ja) 1996-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5277465A (en) Universal grill guard
US6604765B1 (en) Rear under-ride protection device
US20160146397A1 (en) Aerial advertising display apparatus
JPH073732A (ja) 道路標識塔
JP3213742U (ja) 立て看板
KR101571817B1 (ko) 표지판의 각도 조정장치
KR100740901B1 (ko) 도로 교통 안내 시스템을 부착 및 지지하기 위한 게이트형상의 스탠딩 구조물
KR101679392B1 (ko) Led 전광판 일체형 신호등
US5396724A (en) Shield assembly for highway signs
JP2001336125A (ja) 多機能支柱一体型防護柵
JPH10227018A (ja) 防護柵のレール連結部構造
JPH078567Y2 (ja) 交通信号機共架用標識
KR102574047B1 (ko) 원터치 접이형 세로현수막
JP2810337B2 (ja) パネル支持構造
KR102266666B1 (ko) 조립식 평탄 도로표지판
CN216737466U (zh) 一种叉车门架前方视野可视化的镜面系统
CN215164906U (zh) 一种高速公路景观门架
KR200269793Y1 (ko) 경사각도 조정용 문형식 도로표지판
JP2004068471A (ja) 道路標識板
KR101756074B1 (ko) 표지판의 탈착이 용이한 도로표지판
CN220868039U (zh) 一种用于防撞墙快速布设标志牌的设备
JP2003321949A (ja) 鋼管柱の柱脚金物
CN221884546U (zh) 一种施工现场镂空式标识牌
JP2545509Y2 (ja) 支柱への標識板の取付構造
JP4214050B2 (ja) 防護柵の柵体取付け用金具

Legal Events

Date Code Title Description
S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 17

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 17

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term