JPH07371Y2 - 乗り物に使用されるシート - Google Patents
乗り物に使用されるシートInfo
- Publication number
- JPH07371Y2 JPH07371Y2 JP1986185211U JP18521186U JPH07371Y2 JP H07371 Y2 JPH07371 Y2 JP H07371Y2 JP 1986185211 U JP1986185211 U JP 1986185211U JP 18521186 U JP18521186 U JP 18521186U JP H07371 Y2 JPH07371 Y2 JP H07371Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- center
- seat belt
- recess
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、乗り物に使用されるシート、特に三人掛け
リア・ベンチ・シートに適用されるシート・ベルト保持
具を備えるシートに関する。
リア・ベンチ・シートに適用されるシート・ベルト保持
具を備えるシートに関する。
背景技術 従来のシート・ベルト保持具を備えたシートとしては、
例えば、第4および5図に示された実開昭53-70516号公
報および実開昭61-24252号公報の構造がある。
例えば、第4および5図に示された実開昭53-70516号公
報および実開昭61-24252号公報の構造がある。
第4図に示されたシート1では、床(図示せず)に止め
られたシート・ベルト4,5,6,7,8,9がシート・クッショ
ン2とシート・バック3との間から前面に乱雑に伸長さ
れるので、着用時には、そのシート・ベルト4,5,6,7,8,
9の中でどれとどれとを結合すればよいのかとまどい、
混乱を生じさせる恐れがある。
られたシート・ベルト4,5,6,7,8,9がシート・クッショ
ン2とシート・バック3との間から前面に乱雑に伸長さ
れるので、着用時には、そのシート・ベルト4,5,6,7,8,
9の中でどれとどれとを結合すればよいのかとまどい、
混乱を生じさせる恐れがある。
一方、第5図に示されたシート10では、床(図示せず)
に止められてシート・クッション11とシート・バック12
との間からシート面に伸長されたシート・ベルト13,14,
15,16は、そのシート・バック12のへこみ17,18に収納さ
れて整理され、そして、一端がリトラクター21,22でリ
ア・ピラー・インナ・パネル(図示せず)に、他端がそ
の床にそれぞれ止められてタング23,24を装着したショ
ルダ・ベルト19,20は、そのタング23,24でその対応する
シート・ベルト14,15のバックル25,26に引き離し可能に
結合されるので、着用時に混乱は生じないが、掛け心地
や見栄えが悪くなる不具合がある。
に止められてシート・クッション11とシート・バック12
との間からシート面に伸長されたシート・ベルト13,14,
15,16は、そのシート・バック12のへこみ17,18に収納さ
れて整理され、そして、一端がリトラクター21,22でリ
ア・ピラー・インナ・パネル(図示せず)に、他端がそ
の床にそれぞれ止められてタング23,24を装着したショ
ルダ・ベルト19,20は、そのタング23,24でその対応する
シート・ベルト14,15のバックル25,26に引き離し可能に
結合されるので、着用時に混乱は生じないが、掛け心地
や見栄えが悪くなる不具合がある。
特に、そのへこみ17,18がそのシート・バック12の下半
分よりやや下側位置まで立ち上がって形成され、そし
て、左右方向の位置が中央より若干づつずれているの
で、二人掛けのとき、背中にそのへこみ17,18の存在を
異物として感じ、対策が望まれているところである。
分よりやや下側位置まで立ち上がって形成され、そし
て、左右方向の位置が中央より若干づつずれているの
で、二人掛けのとき、背中にそのへこみ17,18の存在を
異物として感じ、対策が望まれているところである。
また、実開昭51-120023号公報には、シート・ベルトの
バックルおよびタングを収納する格納袋を備えた自動車
用シートが開示された。
バックルおよびタングを収納する格納袋を備えた自動車
用シートが開示された。
その格納袋は、ウェビングがシート・クッションおよび
シート・バック上に引き出された状態でそのバックルお
よびタングを収納するので、その格納袋の数が多くなる
に加えてそのシート・クッションおよびシート・バック
上に引き出された状態に置かれる多数のウェビングによ
ってシートの外観が損なわれた。
シート・バック上に引き出された状態でそのバックルお
よびタングを収納するので、その格納袋の数が多くなる
に加えてそのシート・クッションおよびシート・バック
上に引き出された状態に置かれる多数のウェビングによ
ってシートの外観が損なわれた。
さらに、実開昭52-170421号公報には、シート・ベルト
格納装置が開示された。
格納装置が開示された。
このシート・ベルト格納位置は、バックル付きウェビン
グおよびタング付きウェビングのそれぞれを折りたたん
で収納する構造であるので、シート・ベルトがタングお
よびバックルを互いに結合させた状態で格納できず、三
人掛けベンチ・シートでは、多数の格納装置が必要にな
ってシート・ベルトの格納作業が厄介になる。
グおよびタング付きウェビングのそれぞれを折りたたん
で収納する構造であるので、シート・ベルトがタングお
よびバックルを互いに結合させた状態で格納できず、三
人掛けベンチ・シートでは、多数の格納装置が必要にな
ってシート・ベルトの格納作業が厄介になる。
考案の目的・課題 この考案の目的・課題は、バックルおよびタングを結合
状態でシート・ベルトを簡単に収納可能にして混乱する
ことなくシート・ベルトを簡単です速く着用可能にし、
乗員が乗り降りする際や乗員が着座されている際に邪魔
にならずに、掛け心地を良くし、そして、見栄えをよく
するところの乗り物に使用されるシートの提供にある。
状態でシート・ベルトを簡単に収納可能にして混乱する
ことなくシート・ベルトを簡単です速く着用可能にし、
乗員が乗り降りする際や乗員が着座されている際に邪魔
にならずに、掛け心地を良くし、そして、見栄えをよく
するところの乗り物に使用されるシートの提供にある。
目的・課題に係る考案の概要: 請求する考案の内容 上述の目的・課題に関連して、この考案の乗り物に使用
されるシートは、一対のサイド・シート・ベルト・ポケ
ットが、シート・クッションの前縁部分の略中央に配置
されてサイド・シート・ベルトの先端部分を収納可能に
し、そして、センタ・シート・ベルト・ポケットが、シ
ート・バックの下方に位置されてそのシート・バックの
前面の略中央に開口される窪みにはめ込まれてその窪み
の上面および両側面を限定するシェル形フレームと、そ
のフレームの両側部分から適宜の間隔でそのフレームか
ら下方に離れてその窪み内に配置され、そして、その窪
みの下方面を限定してセンタ・シート・ベルトのタング
およびバックルをそのフレーム内に結合状態で支持可能
にする仕切りプレートとで形成され、折りたたまれずに
そのセンタ・シート・ベルトをそのセンタ・シート・ベ
ルト・ポケットに収納可能にして乗員の乗り降りや着座
に邪魔になることを回避するところである。
されるシートは、一対のサイド・シート・ベルト・ポケ
ットが、シート・クッションの前縁部分の略中央に配置
されてサイド・シート・ベルトの先端部分を収納可能に
し、そして、センタ・シート・ベルト・ポケットが、シ
ート・バックの下方に位置されてそのシート・バックの
前面の略中央に開口される窪みにはめ込まれてその窪み
の上面および両側面を限定するシェル形フレームと、そ
のフレームの両側部分から適宜の間隔でそのフレームか
ら下方に離れてその窪み内に配置され、そして、その窪
みの下方面を限定してセンタ・シート・ベルトのタング
およびバックルをそのフレーム内に結合状態で支持可能
にする仕切りプレートとで形成され、折りたたまれずに
そのセンタ・シート・ベルトをそのセンタ・シート・ベ
ルト・ポケットに収納可能にして乗員の乗り降りや着座
に邪魔になることを回避するところである。
具体例の説明 以下、この考案の乗り物に使用されるシートの特定され
た具体例について、図面を参照して説明する。
た具体例について、図面を参照して説明する。
第1ないし3図は、乗用車の三人掛けリア・ベンチ・シ
ートに具体化されたこの考案の乗り物に使用されるシー
トの具体例30を示している。
ートに具体化されたこの考案の乗り物に使用されるシー
トの具体例30を示している。
このリア・ベンチ・シート30は、車体、即ち、床31およ
びサイド・パネル32に対応されて固定的に配置されたシ
ート・クッション33およびシート・バック34で組み立て
られ、そして、そのシート・クッション33の後方でその
シート・クッション33の左右方向の略中央に位置してそ
の床31に固定されてそのシート・クッション33およびシ
ート・バックの間からそのシート・クッション33上に伸
長されたサイド・シート・ベルト35,36と、そのサイド
・シート・ベルト35,36から左右側方におのおの片寄っ
た位置でそのシート・クッション33の後方でその床31に
固定されてそのシート・クッション33およびシート・バ
ック34の間からそのシート・クッション33上に引き出さ
れるセンタ・シート・ベルト37,38とが備えられてい
る。
びサイド・パネル32に対応されて固定的に配置されたシ
ート・クッション33およびシート・バック34で組み立て
られ、そして、そのシート・クッション33の後方でその
シート・クッション33の左右方向の略中央に位置してそ
の床31に固定されてそのシート・クッション33およびシ
ート・バックの間からそのシート・クッション33上に伸
長されたサイド・シート・ベルト35,36と、そのサイド
・シート・ベルト35,36から左右側方におのおの片寄っ
た位置でそのシート・クッション33の後方でその床31に
固定されてそのシート・クッション33およびシート・バ
ック34の間からそのシート・クッション33上に引き出さ
れるセンタ・シート・ベルト37,38とが備えられてい
る。
そのリア・ベンチ・シート30は、また、そのシート・ク
ッション33の前縁部分39の略中央には、そのサイド・シ
ート・ベルト35,36の一部、即ち、タング40およびバッ
クル41を収納可能にした一対のサイド・シート・ベルト
・ポケット42が備えられ、さらに、そのシート・バック
34の下縁部分の略中央には、そのセンタ・シート・ベル
ト37,38の一部、即ち、タング43、バックル44を収納可
能にしたセンタ・シート・ベルト・ポケット45が備えら
れている。
ッション33の前縁部分39の略中央には、そのサイド・シ
ート・ベルト35,36の一部、即ち、タング40およびバッ
クル41を収納可能にした一対のサイド・シート・ベルト
・ポケット42が備えられ、さらに、そのシート・バック
34の下縁部分の略中央には、そのセンタ・シート・ベル
ト37,38の一部、即ち、タング43、バックル44を収納可
能にしたセンタ・シート・ベルト・ポケット45が備えら
れている。
その一対のサイド・シート・ベルト・ポケット42は、そ
れぞれ開口47,48を備えて第2図に示したように、その
前縁部分39のマチ部46に縫い付けられる。勿論、その開
口47,48は、ポケット中央49の堤状折り返しで形成され
る。
れぞれ開口47,48を備えて第2図に示したように、その
前縁部分39のマチ部46に縫い付けられる。勿論、その開
口47,48は、ポケット中央49の堤状折り返しで形成され
る。
そのセンタ・シート・ベルト・ポケット45は、そのシー
ト・バック34の下縁部分の略中央を上方に切り込んでそ
のシート・バック34の前面に開口された窪み50にはめ込
まれてその窪み50の上方面および両側面を限定するシェ
ル形フレーム51と、そのフレーム51の両側部分から適宜
の間隔でそのフレーム51から下方に離れてその窪み50内
に配置され、そして、その窪み50の下方面を限定してそ
のセンタ・シート・ベルト37,38のタング43およびバッ
クル44をそのフレーム51内に結合状態で支持可能にする
仕切りプレート55とで形成されている。
ト・バック34の下縁部分の略中央を上方に切り込んでそ
のシート・バック34の前面に開口された窪み50にはめ込
まれてその窪み50の上方面および両側面を限定するシェ
ル形フレーム51と、そのフレーム51の両側部分から適宜
の間隔でそのフレーム51から下方に離れてその窪み50内
に配置され、そして、その窪み50の下方面を限定してそ
のセンタ・シート・ベルト37,38のタング43およびバッ
クル44をそのフレーム51内に結合状態で支持可能にする
仕切りプレート55とで形成されている。
そのシェル形フレーム51は、その両側部分の下端にフラ
ンジ52を一体的に形成し、そのフランジ52の貫通孔53に
挿入されてシート・バック・フレーム(図示せず)にね
じ込まれる。ビス54でそのシート・バック34に止められ
る。
ンジ52を一体的に形成し、そのフランジ52の貫通孔53に
挿入されてシート・バック・フレーム(図示せず)にね
じ込まれる。ビス54でそのシート・バック34に止められ
る。
一方、その仕切りプレート55は、そのセンタ・シート・
ベルト37のタング43をそのセンタ・シート・ベルト38の
バックル44に挿入した状態、すなわち、結合状態でその
タング43およびバックル44を支持する。
ベルト37のタング43をそのセンタ・シート・ベルト38の
バックル44に挿入した状態、すなわち、結合状態でその
タング43およびバックル44を支持する。
そのサイド・センタ・シート・ベルト35,36,37,38は、
ボルト57でその床31に止められる。
ボルト57でその床31に止められる。
また、このリア・ベンチ・シート80では、そのシート・
バック34にセンタ・アームレスト58が備えられている。
バック34にセンタ・アームレスト58が備えられている。
従って、そのサイド・シート・ベルト・ポケット42に
は、そのリア・ベンチ・シート30の左右に二人掛けなど
で着座する乗員を拘束するためのそのサイド・シート・
ベルト35,36の一部、即ち、そのタング40およびバック
ル41が保持される。そして、そのように、そのタング40
およびバックル41が保持されると、そのサイド・シート
・ベルト35,36は、そのシート・クッション33の着座部
の側方に保持されてつかみやすくなる。
は、そのリア・ベンチ・シート30の左右に二人掛けなど
で着座する乗員を拘束するためのそのサイド・シート・
ベルト35,36の一部、即ち、そのタング40およびバック
ル41が保持される。そして、そのように、そのタング40
およびバックル41が保持されると、そのサイド・シート
・ベルト35,36は、そのシート・クッション33の着座部
の側方に保持されてつかみやすくなる。
また、そのセンタ・シート・ベルト・ポケット45には、
そのリア・ベンチ・シート30の中央部に着座する乗員を
拘束するためのそのセンタ・シート・ベルト37,38の一
部、即ち、そのタング43およびバックル44が結合状態で
保持される。そして、そのセンタ・シート・ベルト37,3
8は、そのサイド・シート・ベルト35,36が左右の乗員を
拘束するためにそのサイド・シート・ベルト・ポケット
42から外されて着用されたあとで取り出されて着用され
る。その結果、そのサイド・シート・ベルト35,36およ
びセンタ・シート・ベルト37,38には、着用の混乱がな
い。
そのリア・ベンチ・シート30の中央部に着座する乗員を
拘束するためのそのセンタ・シート・ベルト37,38の一
部、即ち、そのタング43およびバックル44が結合状態で
保持される。そして、そのセンタ・シート・ベルト37,3
8は、そのサイド・シート・ベルト35,36が左右の乗員を
拘束するためにそのサイド・シート・ベルト・ポケット
42から外されて着用されたあとで取り出されて着用され
る。その結果、そのサイド・シート・ベルト35,36およ
びセンタ・シート・ベルト37,38には、着用の混乱がな
い。
また、そのサイド・センタ・シート・ベルト・ポケット
42,45はその着座した乗員の背中に触れる恐れがなく、
しかも、そのセンタ・シート・ベルト・ポケット45はそ
のシート・バック34の下側位置に配されているため、三
人掛けでもそのシート・バック34の曲面とその乗員のヒ
ップラインとの間に生ずる空隙であるので、干渉せず、
異物感を与えないことになる。
42,45はその着座した乗員の背中に触れる恐れがなく、
しかも、そのセンタ・シート・ベルト・ポケット45はそ
のシート・バック34の下側位置に配されているため、三
人掛けでもそのシート・バック34の曲面とその乗員のヒ
ップラインとの間に生ずる空隙であるので、干渉せず、
異物感を与えないことになる。
先に図面を参照して説明されたところのこの考案の特定
された具体例から明らかであるように、この考案の属す
る技術の分野における通常の知識を有する者にとって、
この考案の内容は、その考案の性質(nature)および本
質(substance)に由来し、そして、それらを内在させ
ると客観的に認められるその他の態様に容易に具体化さ
れる。勿論、この考案の内容は、その考案の課題に相応
してその考案の成立に必須である。
された具体例から明らかであるように、この考案の属す
る技術の分野における通常の知識を有する者にとって、
この考案の内容は、その考案の性質(nature)および本
質(substance)に由来し、そして、それらを内在させ
ると客観的に認められるその他の態様に容易に具体化さ
れる。勿論、この考案の内容は、その考案の課題に相応
してその考案の成立に必須である。
考案の利便・利益 上述から理解されるように、この考案の乗り物に使用さ
れるシートは、一対のサイド・シート・ベルト・ポケッ
トが、シート・クッションの前縁部分の略中央に配置さ
れてサイド・シート・ベルトの先端部分を収納可能に
し、そして、センタ・シート・ベルト・ポケットが、シ
ート・バックの下方に位置されてそのシート・バックの
前面の略中央に開口される窪みにはめ込まれてその窪み
の上方面および両側面を限定するシェル形フレームと、
そのフレームの両側部分から適宜の間隔でそのフレーム
から下方に離れてその窪み内に配置され、そして、その
窪みの下方面を限定してセンタ・シート・ベルトのタン
グおよびバックルをそのフレーム内に結合状態で支持可
能にする仕切りプレートとで形成されるので、この考案
の乗り物に使用されるシートでは、乗員が乗り降りする
際や着座されている際に、シート・ベルトが乗員に触れ
ず、異物感を与えることが避けられ、シートの居住性、
すなわち、掛け心地が向上され、特に、そのセンタ・シ
ート・ベルトが折りたたみすることなくそのタングおよ
びバックルを結合状態でそのセンタ・シート・ベルト・
ポケットに簡単に収納可能になってそのサイド・シート
・ベルトおよびセンタ・シート・ベルトが混乱すること
なく簡単にす速く着用可能になり、また、シート・ベル
ト・ポケットの数が少なくなってそのシート上に引き出
された状態に置かれるシート・ベルトの数が少なくな
り、そのシートの見栄えが向上され、そして、使用頻度
の高いそのサイド・シート・ベルトが取り出し易くなっ
て着用の際の誤操作の生ずる虞れが少なくなり、そのよ
うにして、乗り物のベンチ・シートにとって非常に有用
で実用的である。
れるシートは、一対のサイド・シート・ベルト・ポケッ
トが、シート・クッションの前縁部分の略中央に配置さ
れてサイド・シート・ベルトの先端部分を収納可能に
し、そして、センタ・シート・ベルト・ポケットが、シ
ート・バックの下方に位置されてそのシート・バックの
前面の略中央に開口される窪みにはめ込まれてその窪み
の上方面および両側面を限定するシェル形フレームと、
そのフレームの両側部分から適宜の間隔でそのフレーム
から下方に離れてその窪み内に配置され、そして、その
窪みの下方面を限定してセンタ・シート・ベルトのタン
グおよびバックルをそのフレーム内に結合状態で支持可
能にする仕切りプレートとで形成されるので、この考案
の乗り物に使用されるシートでは、乗員が乗り降りする
際や着座されている際に、シート・ベルトが乗員に触れ
ず、異物感を与えることが避けられ、シートの居住性、
すなわち、掛け心地が向上され、特に、そのセンタ・シ
ート・ベルトが折りたたみすることなくそのタングおよ
びバックルを結合状態でそのセンタ・シート・ベルト・
ポケットに簡単に収納可能になってそのサイド・シート
・ベルトおよびセンタ・シート・ベルトが混乱すること
なく簡単にす速く着用可能になり、また、シート・ベル
ト・ポケットの数が少なくなってそのシート上に引き出
された状態に置かれるシート・ベルトの数が少なくな
り、そのシートの見栄えが向上され、そして、使用頻度
の高いそのサイド・シート・ベルトが取り出し易くなっ
て着用の際の誤操作の生ずる虞れが少なくなり、そのよ
うにして、乗り物のベンチ・シートにとって非常に有用
で実用的である。
第1図は、乗用車の三人掛けリア・ベンチ・シートに具
体化されたこの考案の乗り物に使用されるシートの具体
例を示した斜視図、第2図および第3図は、第1図のA
部、B部おのおの拡大分解斜視説明図、および、第4図
および第5図は、おのおの従来例に係るシートの斜視図
である。 35,36……サイド・シート・ベルト、37,38……センタ・
シート・ベルト、42……サイド・シート・ベルト・ポケ
ット、45……センタ・シート・ベルト・ポケット、47,4
8……開口、50……窪み、51……シュル形フレーム、55
……仕切りプレート。
体化されたこの考案の乗り物に使用されるシートの具体
例を示した斜視図、第2図および第3図は、第1図のA
部、B部おのおの拡大分解斜視説明図、および、第4図
および第5図は、おのおの従来例に係るシートの斜視図
である。 35,36……サイド・シート・ベルト、37,38……センタ・
シート・ベルト、42……サイド・シート・ベルト・ポケ
ット、45……センタ・シート・ベルト・ポケット、47,4
8……開口、50……窪み、51……シュル形フレーム、55
……仕切りプレート。
Claims (1)
- 【請求項1】一対のサイド・シート・ベルト・ポケット
が、シート・クッションの前縁部分の略中央に配置され
てサイド・シート・ベルトの先端部分を収納可能にし、
そして、 センタ・シート・ベルト・ポケットが、シート・バック
の下方に位置されてそのシート・バックの前面の略中央
に開口される窪みにはめ込まれてその窪みの上方面およ
び両側面を限定するシェル形フレームと、そのフレーム
の両側部分から適宜の間隔でそのフレームから下方に離
れてその窪み内に配置され、そして、その窪みの下方面
を限定してセンタ・シート・ベルトのタングおよびバッ
クルをそのフレーム内に結合状態で支持可能にする仕切
りプレートとで形成される ところの乗り物に使用されるシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986185211U JPH07371Y2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 乗り物に使用されるシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986185211U JPH07371Y2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 乗り物に使用されるシート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6389376U JPS6389376U (ja) | 1988-06-10 |
JPH07371Y2 true JPH07371Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31133622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986185211U Expired - Lifetime JPH07371Y2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 乗り物に使用されるシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07371Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51120023U (ja) * | 1975-03-27 | 1976-09-29 | ||
JPS5630526Y2 (ja) * | 1976-06-18 | 1981-07-21 |
-
1986
- 1986-12-01 JP JP1986185211U patent/JPH07371Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6389376U (ja) | 1988-06-10 |
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