JPH073718B2 - Atf制御装置 - Google Patents

Atf制御装置

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JPH073718B2
JPH073718B2 JP61258245A JP25824586A JPH073718B2 JP H073718 B2 JPH073718 B2 JP H073718B2 JP 61258245 A JP61258245 A JP 61258245A JP 25824586 A JP25824586 A JP 25824586A JP H073718 B2 JPH073718 B2 JP H073718B2
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signal
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pulse
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泰平 中間
春重 中垣
敬治 野口
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転ヘッド形ディジタルオーディオテープレコ
ーダのATF(Automatic Track Finding)制御装置に係わ
り、特にATF信号の誤検出を防止し、トラッキング性能
を向上するに好適な制御回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、ヘリカルスキャンVTRなどの回転ヘッド形磁気記
録再生装置では磁気テープ端部に設けたコントロールト
ラックに基準信号を記録し、再生時にこのコントロール
信号をもとにテープの走行位相あるいは回転ヘッドの回
転位相を制御してトラッキングを行なう方法が一般に用
いられている。しかしこの方法ではコントロール信号を
検出するための固定ヘッドを必要とし、さらに該固定ヘ
ッドと回転ヘッドとの相対的位置関係を一定に保つ必要
があり、これが異なる場合にはトラッキング制御がはず
れるのでその調整機構が不可欠となる。
これを改善する方法として、8ミリビデオに採用されて
いるように、いわゆるパイロット信号を主信号と多重記
録し、再生時に隣接トラックからのクロストーク量を検
出し、トラッキング制御を行なう方法がある。しかしこ
の方法ではパイロット信号と主信号が互いに干渉し、主
信号のS/Nが劣化するという問題があった。
以上の従来技術の問題点を解決する方法として、オーデ
ィオ信号をデジタル化して回転ヘッドによって磁気テー
プに記録する回転ヘッド形ディジタルオーディオテープ
レコーダ(以下、R−DATと記す)では、1つのトラッ
クの領域をいくつかに分割し、パイロット信号を含むAT
F信号を空間的に配置する方法としている。この方法に
よって、ATF信号と主信号との相互干渉を除去すること
ができる。
しかし、R−DATのATF方式では例えば特開昭60−214416
号公報に示されているように、両隣接トラックのパイロ
ット信号が空間的に離れて記録されているために、この
パイロット信号レベルを検出するタイミングが正確に与
えられなくてはならない。このために、パイロット信号
の所在位置を検出するための同期信号をパイロット信号
と一定の位置関係で配置している。隣接トラックのパイ
ロット信号を検出するタイミングは該同期信号から生成
されるが、この検出タイミングが誤って生成されると、
その時点で検出されたパイロット信号レベルは真値と大
きく異なることになり、正しいトラッキング誤差信号が
得られず正確なトラッキング制御が行なわれなくなる。
以上のように、正しいトラッキングを実現する上でパイ
ロット信号の検出タイミングを正しく生成することが非
常に重要なポイントとなる。従来はこれに対して、同期
信号の検出後、直ちに、あるいは一定時間の後にパイロ
ット信号検出タイミング信号を生成していたが、この場
合誤って検出された同期信号に対する配慮がなく誤った
位置でパイロット信号を検出してしまう事態が予想さ
れ、こうした同期信号の誤検出に対して、これを回避す
る有効な手段が望まれるところであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、ATF制御において誤って検出された同
期信号に対する配慮がされておらず、この場合、誤った
位置でパイロット信号を検出してしまう事態が引起こさ
れる問題があった。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点に鑑み、パ
イロット信号の検出タイミング信号を生成するATF同期
信号の検出誤りを防止し、もって安定なトラッキング制
御を実現できるATF制御回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、エリア分割ATF制御方式の磁気記録再生装
置において、ATFエリアにおける同期信号周波数とパタ
ーンが定まっていることに着目し、最初に同期信号を検
出した時点より所定期間内に検出した同期信号の個数よ
り、真の同期信号かどうかを判定することにより、達成
される。
〔作用〕
ATFエリアにおいて、最初に検出した同期信号をもと
に、まず第1のパイロット信号検出タイミング信号(SP
L1)を出力する。その時点より所定期間τdの間に、到
来した同期信号個数を計数し、所定個数に達しなけれ
ば、真の同期信号とみなさず、前記SPL1信号をリセット
するように動作するので、偽の同期信号によりATF制御
が誤動作することがない。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。第1図は
本発明を適用した回転ヘッド型ディジタルオーディオテ
ープレコーダ(R-DAT)のATF(自動トラック追従)制御
回路の一実施例を示す構成図、第2図はR-DATに適用さ
れているATF信号の記録パターン、第3図はATF制御の基
本動作を説明するタイミング図である。
第1図において1はヘッド(図示せず)より再生され増
幅された信号の入力端子であり、この端子より入力され
た信号からローパスフィルタ(LPF)2により、周波数
の低いパイロット信号成分のみが選択され、エンベロー
プ検出器3でそのエンベロープが抽出される。このエン
ベロープ信号はバッファ4、スイッチ5を経てホールド
用コンデンサ6でその波高値に対応する電圧値がホール
ドされる。一方、スイッチ5は後で説明する信号SPL1の
タイミングにより開閉が制御され、スイッチ5が閉じて
いる期間にホールド用コンデンサ6に電荷が送りこまれ
(サンプル動作)、スイッチ5が開くとその時点での電
圧がコンデンサに蓄えられる(ホールド状態)。上述の
ようにスイッチ5が開き、コンデンサ6がホールド状態
に入ると、バッファ4より出力されたエンベロープ信号
は差動増幅器7の正入力端子に入力される。一方、コン
デンサ6は該差動増幅器7の負入力端子に接続されてい
る。
したがって差動増幅器7の出力は信号SPL1のタイミング
でホールドされたコンデンサ電圧値と、バッファ4の出
力即ちエンベロープ信号との差分に相当する電圧とな
る。この出力電圧はスイッチ8を介してもう一方のホー
ルドコンデンサ9に蓄えられる。スイッチ8は後に説明
する信号SPL2のタイミングにより開閉が制御され、スイ
ッチ8が閉じている期間はサンプル動作をし、スイッチ
8が開いた時点よりホールド状態となる。結果的には、
コンデンサ9にホールドされた電圧は信号SPL1とSPL2の
タイミングにおけるバッファ4の出力(即ち、エンベロ
ープ電圧)の差分に相当する電圧となる。このホールド
電圧はバッファ10を介してATFトラッキング誤差信号と
して端子11に出力される。
以上のようにパイロット信号のエンベロープ電圧を検出
するために信号SPL1,SPL2は非常に重要な役割りを果し
ている。次に本発明の特徴とするサンプルパルス信号SP
L1の生成機構について説明する。
第1図において、12は信号SPL1,SPL2を発生するタイミ
ングを与える同期信号を抽出するバンドパスフィルタ
(BPF)であり、一定周波数を有する同期信号はこのBPF
12を通過後、コンパレータ13により波形整形され方形波
に変換される。14はコンパレータ13の基準電圧を与える
電圧源である。コンパレータ13の出力は同期信号パター
ン検出回路15により同期信号であるか否かが判定され、
同期信号のパターン(一定周波数信号の一波)が検出さ
れる毎にパルス信号を次段の同期信号カウンタ17に送
る。ここで、同期信号としては第2図のATF信号記録パ
ターンに示されているように、2,なる2種類の周
波数が用いられる。及びは回転シリンダに取付
けられた2つのヘッドの一つずつに対応している。図で
はAヘッドに対して2,Bヘッドに対してとしてい
る。このATFエリアは、テープ入側と出側に2ケ所(ATF
1,ATF2)設けている。また、これら同期信号を占有する
エリアは長さの異なる1のエリアと0.5のエリアの
2種類がある。同期信号がかは第1図の端子
20より入力されるヘッド切換信号SW-Hにより回路15で識
別される。
次に前述のカウンタ17は後述のATFエリアカウンタ16に
同期信号のパターンが検出されたことを伝える信号を送
る。ここで、検出回路15で検出された最初の同期信号に
基づいた信号は、SPL1形成回路21に送られ、該回路21で
信号SPL1を出力する。この発生タイミングは後述の第3
図に示すように、同期信号エリア(ATF信号エリア)の
ほぼ先頭に位置する。一方同期信号カウンタ17の計数の
計数結果はコンパレータ18及びコンパレータ19に送ら
れ、所定のしきい値と比較され、エリアカウンタ16から
送られるタイミング信号により、その結果を、コンパレ
ータ18からはSPL1形成回路21へ、コンパレータ19からは
SPL2形成回路22に送る。
第3図に、SPL1,SPL2信号発生のタイミング図を示す。
第3図はヘッドがトラックを走行する場合の各部動作を
示すタイムチャートであり、記録パターンに対応して同
期信号が検出される場合を示している。まずヘッドが同
期信号の記録されているエリアに入ると同期信号が検出
され、同期信号の検出(又は)が認められると
前述した如く、SPL1信号が直ちに“H"から“L"に反転す
る。信号SPL1が“L"で第1図のコンデンサ6に検出電圧
がホールドされる。次にヘッドが走行するにつれ同期信
号パターンがいくつも検出され、これにしたがって同期
信号カウンタ17の計数値も増加する。(第3図の計数値
N)。ここで、上記SPL1信号の発生タイミングが誤って
生成されると、その時点で検出されるパイロット信号レ
ベルは真値と大きく異なり、正しいトラッキング制御が
行なわれない。そこでSPL1信号を生成するもとの信号で
ある同期信号が真の同期信号であるか否かの保護機構が
不可欠である。
第4図はこのSPL1信号生成の保護回路の1実施例であ
り、第5図は、SPL1信号発生のフローチャートを示して
いる。第4図において、第1図の制御回路と同一回路、
部品と同一符号で示す。SPL1形成回路21において、24は
Dフリップフロップ(以下DFと記す)、25はインバータ
である。26は同期信号入力端子、27はカウンタ17からの
同期信号計数値入力端子、28はSPL1信号出力端子であ
る。第6図はそのタイミングチャートを示す。次にその
詳細動作を説明する。
第4図において、パターン検出回路15から出力される同
期信号SYの最初の一発目でDF24はリセットされ、そのQ
出力部即ちSPL1信号は“L"レベルとなり端子28に出力さ
れる。同時にDF24のQ出力“H"により、エリアカウンタ
16は計数開始し、所定時間(第6図に示すτdの期間)
の後、パルス信号CP1を出力する。この場合第6図
(a)に示すように、SYが真の同期信号で、τdの期間
中所定の個数到来した時、それをコンパレータ18で比較
して、所定のしきい値N1を越えた場合、その出力C1
“H"にすることにより、インバータ25の出力は“L"で、
結局DF24の出力Qは“L"のままである。即ちSPL1信号は
ホールド状態を続ける。
ところが第6図(b)に示すように、SYがにせの同期信
号であって、所定期間τdで、その個数がしきい値N1
越えない場合、コンパレータ18の出力C1は“L"となり、
インバータ25の出力は“H"となるので、DF24のQ出力
は、信号CP1の立上りで“H"になる。即ちSPL1信号は信
号CP1のタイミングでSPL1信号はホールド状態が解除さ
れ、サンプル状態に変わる。
以上のSPL1信号生成のアルゴリズムを第5図のフローチ
ャートに示す。該フローチャートに示すように、ヘッド
がトラックを走査中、同期信号を検出すると同時にその
最初の1発目でSPL1“L"(ホールド動作)になるが、そ
れからτdの期間内に所定の個数N1の同期信号を検出で
きなければ、SPL1はリセットがかかり、SPL1“H"(ホー
ルド状態→サンプル動作)となり、再び、同期信号検出
モードに戻る。実験によるとτdの期間として、約3.4
μs,この時のしきい値個数N1として3が適当である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によればエリア分割ATF制御
方式における同期信号検出の際、同期信号の誤検出によ
るATFエラー信号サンプリング誤動作を防止することが
でき、安定なトラッキング制御を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したATF制御装置の一実施例を示
す構成図、第2図はR-DATのATF信号記録パターン図、第
3図は第1図の概略動作タイミング図、第4図は本発明
の詳細回路図、第5図は本発明の動作機能を表わすフロ
ーチャート図、第6図は第5図のタイミングチャート図
を示す。 15……同期信号パターン検出回路、 16……エリアカウンタ、 17……同期信号カウンタ、 18……コンパレータ、 21……SPL1形成回路 24……Dフリップフロップ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドによって再生された信号からAT
    F(自動トラック追従)制御のためのパイロット信号を
    抽出するローパスフィルタと、 該パイロット信号の検出タイミングを与える同期信号を
    検出するバンドパスフィルタと、 該同期信号の検出タイミングに基づいて第1のサンプル
    パルス及び第1のサンプルパルスより遅延された第2の
    サンプルパルスを生成する手段と、 第1のサンプルパルスにより制御される第1のパイロッ
    ト信号サンプルホールド手段と、 第1のサンプルホールド手段からのホールド出力とサン
    プル動作中の再生パイロット信号との差分を増幅出力す
    る差動増幅器と、 第2のサンプルパルスにより制御され、該差動増幅器か
    らの出力信号をサンプルホールドしてトラッキング誤差
    信号を出力する第2のサンプルホールド手段と、を有す
    る回転ヘッド型磁気記録再生装置の磁気テープの走行を
    制御するためのATF制御装置であって、 前記同期信号を波形整形するコンパレータと、 波形整形後の同期信号パターンを検出する同期信号パタ
    ーン検出器と、 該パターン検出器からの検出信号であるパルス信号の数
    を計数する同期信号カウンタと、 該同期信号カウンタの計数値と所定の閾値とを比較する
    ディジタルコンパレータと、を有し、 該ディジタルコンパレータ結果により、前記同期信号カ
    ウンタの計数値が所定の閾値よりも小さい場合に前記第
    1のサンプルホールド手段のホールド動作を強制的に解
    除するようにしたことを特徴とするATF制御装置。
JP61258245A 1986-10-31 1986-10-31 Atf制御装置 Expired - Lifetime JPH073718B2 (ja)

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