JPH0737174A - 防犯監視方法およびそれに使用するテレビ動作制御装置 - Google Patents
防犯監視方法およびそれに使用するテレビ動作制御装置Info
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- JPH0737174A JPH0737174A JP19991893A JP19991893A JPH0737174A JP H0737174 A JPH0737174 A JP H0737174A JP 19991893 A JP19991893 A JP 19991893A JP 19991893 A JP19991893 A JP 19991893A JP H0737174 A JPH0737174 A JP H0737174A
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- video
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- intruder
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 監視場所を常時テレビに映出してこれを監視
する従来の防犯監視方法における侵入者を見逃し易い欠
点を除く。 【構成】 監視場所に侵入者感知センサーおよびビデオ
カメラを配置すると共に、室内にテレビを常時主電源Ｏ
Ｎの状態で設置し、上記ビデオカメラのビデオ映像信号
を、常時、または侵入者を上記感知センサーで感知した
とき、上記テレビに送信し、上記感知センサーの侵入者
感知信号に基づき、上記テレビに制御信号を送って、該
テレビが待機状態にあるときは、該テレビを動作状態に
おいた後該テレビ画面に上記ビデオカメラの映像を切換
え映出させ、上記テレビが動作状態にあるときは、該テ
レビ画面に上記ビデオカメラの映像を切換え映出させ、
上記感知センサーが侵入者を感知しなくなったとき、上
記テレビに制御信号を送って原状に戻させる、ことを特
徴とする防犯監視方法。
する従来の防犯監視方法における侵入者を見逃し易い欠
点を除く。 【構成】 監視場所に侵入者感知センサーおよびビデオ
カメラを配置すると共に、室内にテレビを常時主電源Ｏ
Ｎの状態で設置し、上記ビデオカメラのビデオ映像信号
を、常時、または侵入者を上記感知センサーで感知した
とき、上記テレビに送信し、上記感知センサーの侵入者
感知信号に基づき、上記テレビに制御信号を送って、該
テレビが待機状態にあるときは、該テレビを動作状態に
おいた後該テレビ画面に上記ビデオカメラの映像を切換
え映出させ、上記テレビが動作状態にあるときは、該テ
レビ画面に上記ビデオカメラの映像を切換え映出させ、
上記感知センサーが侵入者を感知しなくなったとき、上
記テレビに制御信号を送って原状に戻させる、ことを特
徴とする防犯監視方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願発明は、所有地または建物等
に侵入者があったとき、これをテレビに映出して報知す
る防犯監視方法およびそれに使用されるテレビ動作制御
装置に関する。
に侵入者があったとき、これをテレビに映出して報知す
る防犯監視方法およびそれに使用されるテレビ動作制御
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のテレビによる防犯監視方
法として、監視場所にビデオカメラを、室内に監視専用
テレビをそれぞれ設置し、該ビデオカメラのビデオ信号
を監視専用テレビに送って常時監視場所の映像を映出
し、このテレビ映像を監視員が見て侵入者を発見する方
法が広く行われている。
法として、監視場所にビデオカメラを、室内に監視専用
テレビをそれぞれ設置し、該ビデオカメラのビデオ信号
を監視専用テレビに送って常時監視場所の映像を映出
し、このテレビ映像を監視員が見て侵入者を発見する方
法が広く行われている。
【０００３】
【第１発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従
来方法では、監視用テレビを常時監視し続けなければな
らないため、監視員にとっては極めて退屈で疲労の重な
る作業となり、そのため監視員がつい監視をおこたった
り、時には退屈の余り他の一般放送受信用テレビを見が
ちになり、その結果監視用テレビ画面に表われる侵入者
を見逃すことがしばしばある。
来方法では、監視用テレビを常時監視し続けなければな
らないため、監視員にとっては極めて退屈で疲労の重な
る作業となり、そのため監視員がつい監視をおこたった
り、時には退屈の余り他の一般放送受信用テレビを見が
ちになり、その結果監視用テレビ画面に表われる侵入者
を見逃すことがしばしばある。
【０００４】本願第１発明は、監視員の退屈や疲労を解
消すると共に、テレビ画面に表われる侵入者を確実に発
見することができる防犯監視方法を提供することを課題
とする。
消すると共に、テレビ画面に表われる侵入者を確実に発
見することができる防犯監視方法を提供することを課題
とする。
【０００５】
【第１発明の課題を達成する手段】上記課題達成のた
め、本願第１発明は、監視場所に侵入者感知センサーお
よびビデオカメラを配置すると共に、室内にテレビを常
時主電源ＯＮの状態で設置し、上記ビデオカメラのビデ
オ映像信号を、常時、または侵入者を上記感知センサー
で感知したとき、上記テレビに送信し、上記感知センサ
ーの侵入者感知信号に基づき、上記テレビに制御信号を
送って、該テレビが待機状態にあるときは、該テレビを
動作状態に置いた後該テレビ画面に上記ビデオカメラの
映像を切換え映出させ、上記テレビが動作状態にあると
きは、該テレビ画面に上記ビデオカメラの映像を切換え
映出させ、上記感知センサーが侵入者を感知しなくなっ
たとき、上記テレビに制御信号を送って原状に戻させ
る、ことを特徴とする防犯監視方法を提供する。
め、本願第１発明は、監視場所に侵入者感知センサーお
よびビデオカメラを配置すると共に、室内にテレビを常
時主電源ＯＮの状態で設置し、上記ビデオカメラのビデ
オ映像信号を、常時、または侵入者を上記感知センサー
で感知したとき、上記テレビに送信し、上記感知センサ
ーの侵入者感知信号に基づき、上記テレビに制御信号を
送って、該テレビが待機状態にあるときは、該テレビを
動作状態に置いた後該テレビ画面に上記ビデオカメラの
映像を切換え映出させ、上記テレビが動作状態にあると
きは、該テレビ画面に上記ビデオカメラの映像を切換え
映出させ、上記感知センサーが侵入者を感知しなくなっ
たとき、上記テレビに制御信号を送って原状に戻させ
る、ことを特徴とする防犯監視方法を提供する。
【０００６】
【第２発明が解決しようとする課題】本願第２発明は、
上記第１発明を有効に実施するため、上記感知センサー
で侵入者を感知したとき、テレビが待機状態または動作
状態のいずれにあるかを検知し、その検知結果に従って
テレビに適確な動作信号を送って直ちにビデオカメラの
映像をテレビに映出させるテレビ動作制御装置を提供す
ることを課題とする。
上記第１発明を有効に実施するため、上記感知センサー
で侵入者を感知したとき、テレビが待機状態または動作
状態のいずれにあるかを検知し、その検知結果に従って
テレビに適確な動作信号を送って直ちにビデオカメラの
映像をテレビに映出させるテレビ動作制御装置を提供す
ることを課題とする。
【０００７】
【第２発明の課題を達成する手段】上記課題達成のた
め、本願第２発明は、テレビが待機状態および動作状態
のいずれにあるかを検知する手段と、上記テレビを遠隔
制御すべき発光信号を発する発光素子と、上記検知手段
により上記テレビが待機状態にあることを検知したと
き、上記テレビを動作状態におく信号を、ついで上記テ
レビをビデオ映像の入力がわに切換える信号を上記発光
素子にそれぞれ発光させ、また上記検知手段により上記
テレビが動作状態にあることを検知したとき、上記テレ
ビをビデオ映像の入力がわに切換える信号を上記発光素
子に発光させる回路と、を備えるテレビ動作制御装置を
提供する。
め、本願第２発明は、テレビが待機状態および動作状態
のいずれにあるかを検知する手段と、上記テレビを遠隔
制御すべき発光信号を発する発光素子と、上記検知手段
により上記テレビが待機状態にあることを検知したと
き、上記テレビを動作状態におく信号を、ついで上記テ
レビをビデオ映像の入力がわに切換える信号を上記発光
素子にそれぞれ発光させ、また上記検知手段により上記
テレビが動作状態にあることを検知したとき、上記テレ
ビをビデオ映像の入力がわに切換える信号を上記発光素
子に発光させる回路と、を備えるテレビ動作制御装置を
提供する。
【０００８】本願発明における上記「テレビ」とは、現
在市販されているリモコン制御可能の放送電波受信型家
庭用テレビ受像機、リモコン制御可能の有線放送受信型
テレビ受像機、放送電波受信および有線放送受信の機能
を除いたリモコン制御可能のいわゆるモニターテレビを
含む。
在市販されているリモコン制御可能の放送電波受信型家
庭用テレビ受像機、リモコン制御可能の有線放送受信型
テレビ受像機、放送電波受信および有線放送受信の機能
を除いたリモコン制御可能のいわゆるモニターテレビを
含む。
【０００９】また、上記テレビの「待機状態」とは、主
電源がＯＮの状態にあって、リモコン信号を受信可能
で、映像の映し出されていない状態をいい、「動作状
態」とは、リモコン信号を受信可能で、テレビの本来の
機能を発揮している状態をいう。
電源がＯＮの状態にあって、リモコン信号を受信可能
で、映像の映し出されていない状態をいい、「動作状
態」とは、リモコン信号を受信可能で、テレビの本来の
機能を発揮している状態をいう。
【００１０】本願第１発明における上記「侵入者感知セ
ンサー」には、焦電素子を応用したもの、その他種々の
センサーが用いられる。
ンサー」には、焦電素子を応用したもの、その他種々の
センサーが用いられる。
【００１１】本願第２発明における上記テレビが待機状
態および動作状態のいずれにあるかの「検知手段」に
は、ＣＴ等の電流センサーをテレビの電源コードに接続
して電源コードに流れる電流の大小を検知するもの、動
作状態にあるブラウン管から輻射される電磁波を検知す
るもの、ブラウン管の明暗を検知するもの、その他テレ
ビから発信される待機状態か動作状態かを区別する何ら
かの信号を検知するものが適宜選択的に使用される。以
下図面を参照して本願発明の実施例について説明する。
態および動作状態のいずれにあるかの「検知手段」に
は、ＣＴ等の電流センサーをテレビの電源コードに接続
して電源コードに流れる電流の大小を検知するもの、動
作状態にあるブラウン管から輻射される電磁波を検知す
るもの、ブラウン管の明暗を検知するもの、その他テレ
ビから発信される待機状態か動作状態かを区別する何ら
かの信号を検知するものが適宜選択的に使用される。以
下図面を参照して本願発明の実施例について説明する。
【００１２】
【実施例１】図１は監視場所に１台のビデオカメラ
（４）および焦電素子型人体感知センサー（５）を設置
し、室内に１台のリモコン制御可能の一般放送電波受信
型家庭用テレビ（２）および同じくリモコン制御可能の
ビデオデッキ（３）を設置すると共に、テレビ・ビデオ
動作制御装置（１）を、その赤外発光ダイオードによる
発光信号を上記テレビ（２）およびビデオデッキ（３）
の受信部に発信できる位置に設置してある。
（４）および焦電素子型人体感知センサー（５）を設置
し、室内に１台のリモコン制御可能の一般放送電波受信
型家庭用テレビ（２）および同じくリモコン制御可能の
ビデオデッキ（３）を設置すると共に、テレビ・ビデオ
動作制御装置（１）を、その赤外発光ダイオードによる
発光信号を上記テレビ（２）およびビデオデッキ（３）
の受信部に発信できる位置に設置してある。
【００１３】上記ビデオカメラ（４）のビデオ映像出力
はビデオデッキ（３）のビデオ映像入力端子（３ａ）に
常時入力され、該ビデオデッキ（３）のビデオ映像出力
端子（３ｂ）から常時テレビ（２）のビデオ映像入力端
子（２ｂ）に入力され、一方該テレビ（２）のＶＨＦま
たはＵＨＦの入力端子（２ａ）には、アンテナ（６）で
受信した放送電波が入力されている。このテレビ（２）
およびビデオデッキ（３）は、その主電源を常時ＯＮに
おかれ、リモコン信号により電源をＯＮ、ＯＦＦされる
待機状態にある。
はビデオデッキ（３）のビデオ映像入力端子（３ａ）に
常時入力され、該ビデオデッキ（３）のビデオ映像出力
端子（３ｂ）から常時テレビ（２）のビデオ映像入力端
子（２ｂ）に入力され、一方該テレビ（２）のＶＨＦま
たはＵＨＦの入力端子（２ａ）には、アンテナ（６）で
受信した放送電波が入力されている。このテレビ（２）
およびビデオデッキ（３）は、その主電源を常時ＯＮに
おかれ、リモコン信号により電源をＯＮ、ＯＦＦされる
待機状態にある。
【００１４】上記人体感知センサー（５）は、監視場所
に人が侵入すると、これを感知してその間だけリレー接
点出力が生じ、人が退去すると出力が０となり、この接
点ＯＮ、ＯＦＦ信号が入力端子（１ｄ）を経てテレビ・
ビデオ動作制御装置（１）の後述のＣＰＵに送られる。
に人が侵入すると、これを感知してその間だけリレー接
点出力が生じ、人が退去すると出力が０となり、この接
点ＯＮ、ＯＦＦ信号が入力端子（１ｄ）を経てテレビ・
ビデオ動作制御装置（１）の後述のＣＰＵに送られる。
【００１５】上記テレビ・ビデオ動作制御装置（１）
は、上記テレビ（２）が待機状態か動作状態かを検知す
る電流センサー（１ｂ2）、上記テレビ（２）およびビ
デオデッキ（３）に所要の動作信号を送る赤外発光ダイ
オード（１ｃ2）、およびＲＯＭ（１ｅ）を有するＣＰ
Ｕ（１ａ）を主として含み、そのうち上記電流センサー
（１ｂ2）はＣＴ型のもので、上記テレビ（２）の電源
プラグ（２ｃ）を有するテレビ電源コード（２ｄ）に接
続されて該電源コード（２ｄ）に流れる電流を検出し、
この検出電流が電圧変換回路（１ｂ1）に入力され、つ
いでＣＰＵ（１ａ）においてその大小によりテレビ
（２）の動作状態か待機状態かを判別する。上記ＲＯＭ
（１ｅ）には、予め上記テレビ（２）およびビデオデッ
キ（３）の動作に必要なリモートコントロール信号およ
び信号の発信順を記憶させておき、このＲＯＭ（１ｅ）
の内容を、人体感知センサー（５）のＯＮ、ＯＦＦ信号
に応じてＣＰＵ（１ａ）に取りこみ、赤外ＬＥＤ駆動回
路（１ｃ1）を通して赤外ＬＥＤ（１ｃ2）を発光させ
る。赤外ＬＥＤ（１ｃ2）がテレビ（２）およびビデオ
デッキ（３）の動作に必要な信号を発光することにより
該テレビ（２）、ビデオデッキ（３）にその信号に対応
した動作をさせることとなる。
は、上記テレビ（２）が待機状態か動作状態かを検知す
る電流センサー（１ｂ2）、上記テレビ（２）およびビ
デオデッキ（３）に所要の動作信号を送る赤外発光ダイ
オード（１ｃ2）、およびＲＯＭ（１ｅ）を有するＣＰ
Ｕ（１ａ）を主として含み、そのうち上記電流センサー
（１ｂ2）はＣＴ型のもので、上記テレビ（２）の電源
プラグ（２ｃ）を有するテレビ電源コード（２ｄ）に接
続されて該電源コード（２ｄ）に流れる電流を検出し、
この検出電流が電圧変換回路（１ｂ1）に入力され、つ
いでＣＰＵ（１ａ）においてその大小によりテレビ
（２）の動作状態か待機状態かを判別する。上記ＲＯＭ
（１ｅ）には、予め上記テレビ（２）およびビデオデッ
キ（３）の動作に必要なリモートコントロール信号およ
び信号の発信順を記憶させておき、このＲＯＭ（１ｅ）
の内容を、人体感知センサー（５）のＯＮ、ＯＦＦ信号
に応じてＣＰＵ（１ａ）に取りこみ、赤外ＬＥＤ駆動回
路（１ｃ1）を通して赤外ＬＥＤ（１ｃ2）を発光させ
る。赤外ＬＥＤ（１ｃ2）がテレビ（２）およびビデオ
デッキ（３）の動作に必要な信号を発光することにより
該テレビ（２）、ビデオデッキ（３）にその信号に対応
した動作をさせることとなる。
【００１６】今、監視場所に人が侵入し、人体感知セン
サー（５）がこれを感知してそのリレー接点出力がテレ
ビ・ビデオ動作制御装置（１）のＣＰＵ（１ａ）に入力
されると、まず赤外ＬＥＤ駆動回路（１ｃ1）を経て赤
外ＬＥＤ（１ｃ2）からビデオデッキ（３）の「電源Ｏ
Ｎ」ついで「録画スタート」の各信号を順次発光させ、
それによりビデオデッキ（３）においてビデオカメラ
（４）からのビデオ映像の録画を開始する。
サー（５）がこれを感知してそのリレー接点出力がテレ
ビ・ビデオ動作制御装置（１）のＣＰＵ（１ａ）に入力
されると、まず赤外ＬＥＤ駆動回路（１ｃ1）を経て赤
外ＬＥＤ（１ｃ2）からビデオデッキ（３）の「電源Ｏ
Ｎ」ついで「録画スタート」の各信号を順次発光させ、
それによりビデオデッキ（３）においてビデオカメラ
（４）からのビデオ映像の録画を開始する。
【００１７】一方、上記感知センサー（５）の感知出力
がＣＰＵ（１ａ）に入力されたとき、テレビ（２）が待
機状態にあるときは、上記電流センサー（１ｂ2）によ
りテレビ電源コード（２ｄ）から検出した電流をＣＰＵ
（１ａ）において微小電流である旨を判別し、それに基
づき赤外ＬＥＤ（１ｃ2）からテレビ（２）の「電源Ｏ
Ｎ」ついでテレビ／ビデオの入力を「ビデオがわに切換
える」各信号を順次発光させ、それによりテレビ（２）
の画面にビデオカメラ（４）のビデオ映像を映出させ
る。このように、それまで消えていたテレビ（２）の画
面に、突然監視場所の映像が映出されるので、家人の注
意がテレビ画面にひきよせられ、画面の侵入者を見逃す
ことはない。
がＣＰＵ（１ａ）に入力されたとき、テレビ（２）が待
機状態にあるときは、上記電流センサー（１ｂ2）によ
りテレビ電源コード（２ｄ）から検出した電流をＣＰＵ
（１ａ）において微小電流である旨を判別し、それに基
づき赤外ＬＥＤ（１ｃ2）からテレビ（２）の「電源Ｏ
Ｎ」ついでテレビ／ビデオの入力を「ビデオがわに切換
える」各信号を順次発光させ、それによりテレビ（２）
の画面にビデオカメラ（４）のビデオ映像を映出させ
る。このように、それまで消えていたテレビ（２）の画
面に、突然監視場所の映像が映出されるので、家人の注
意がテレビ画面にひきよせられ、画面の侵入者を見逃す
ことはない。
【００１８】また、上記感知出力がＣＰＵ（１ａ）に入
力されたとき、テレビ（２）に一般放送の映像が映出さ
れ、家人がこれを視聴する動作状態にあるときは、上記
電流センサー（１ｂ2）で検出した電流をＣＰＵ（１
ａ）で大電流である旨を判別し、それに基づき赤外ＬＥ
Ｄ（１ｃ2）からテレビ／ビデオの入力をビデオがわに
切換える信号を発光させ、それによりテレビ（２）の画
面をビデオカメラ（４）の映像に切換え映出させる。こ
の場合も、それまで一般放送の映像が映出されていたテ
レビ（２）画面が突然監視場所の映像に切り換わったの
で、同様に画面の侵入者を見逃すことはない。
力されたとき、テレビ（２）に一般放送の映像が映出さ
れ、家人がこれを視聴する動作状態にあるときは、上記
電流センサー（１ｂ2）で検出した電流をＣＰＵ（１
ａ）で大電流である旨を判別し、それに基づき赤外ＬＥ
Ｄ（１ｃ2）からテレビ／ビデオの入力をビデオがわに
切換える信号を発光させ、それによりテレビ（２）の画
面をビデオカメラ（４）の映像に切換え映出させる。こ
の場合も、それまで一般放送の映像が映出されていたテ
レビ（２）画面が突然監視場所の映像に切り換わったの
で、同様に画面の侵入者を見逃すことはない。
【００１９】侵入者が監視場所から退去し、感知センサ
ー（５）の感知出力がもとに戻ると、赤外ＬＥＤ（１ｃ
2）からビデオデッキ（３）の「録画停止」ついで「電
源ＯＦＦ」の信号を発光させ、それによりビデオカメラ
（４）からの映像の録画を停止する。一方、待機状態に
あったテレビ（２）に対しては、テレビ／ビデオの入力
を「テレビがわに切換える」ついで「電源ＯＦＦ」の各
信号を発光させてテレビ（２）を待機状態に戻し、また
動作状態にあったテレビ（２）に対してはテレビ／ビデ
オの入力を「テレビがわに切換える」信号を発光させて
テレビ（２）を一般放送受信状態に戻す。
ー（５）の感知出力がもとに戻ると、赤外ＬＥＤ（１ｃ
2）からビデオデッキ（３）の「録画停止」ついで「電
源ＯＦＦ」の信号を発光させ、それによりビデオカメラ
（４）からの映像の録画を停止する。一方、待機状態に
あったテレビ（２）に対しては、テレビ／ビデオの入力
を「テレビがわに切換える」ついで「電源ＯＦＦ」の各
信号を発光させてテレビ（２）を待機状態に戻し、また
動作状態にあったテレビ（２）に対してはテレビ／ビデ
オの入力を「テレビがわに切換える」信号を発光させて
テレビ（２）を一般放送受信状態に戻す。
【００２０】
【実施例２】図２の他の実施例は、複数の監視場所に複
数のビデオカメラ（１４−１）〜（１４−ｎ）および人
体感知センサー（１５−１）〜（１５−ｌ）を設置し、
室内に複数の一般放送受信型家庭用テレビ（１２−１）
〜（１２−ｍ）およびビデオデッキ（１３−１）〜（１
３−ｍ）を、図１のものと実質的に同一構造のテレビ・
ビデオ動作制御装置（１１−１）〜（１１−ｍ）と共に
設置し、さらに室内に新たにシーケンス制御装置（１
７）を付加したもので、感知センサーが侵入者を感知し
たとき、初めてその感知信号に基づいてビデオカメラの
ビデオ映像出力をビデオデッキおよびテレビに入力させ
るタイプの例である。本例では、複数の監視場所をそれ
ぞれ監視する感知センサー（１５−１）〜（１５−ｌ）
と、それら監視場所を撮影すべきビデオカメラ（１４−
１）〜（１４−ｎ）との協動関係、例えば感知センサー
（１５−１）とビデオカメラ（１４−１）、同（１５−
２）と同（１４−２）、…同（１５−ｌ）と同（１４−
３）、（１４−ｎ）の協動関係を予め定め、これをシー
ケンス制御装置（７）のＲＯＭ（１７ｄ）に記憶させて
おく。
数のビデオカメラ（１４−１）〜（１４−ｎ）および人
体感知センサー（１５−１）〜（１５−ｌ）を設置し、
室内に複数の一般放送受信型家庭用テレビ（１２−１）
〜（１２−ｍ）およびビデオデッキ（１３−１）〜（１
３−ｍ）を、図１のものと実質的に同一構造のテレビ・
ビデオ動作制御装置（１１−１）〜（１１−ｍ）と共に
設置し、さらに室内に新たにシーケンス制御装置（１
７）を付加したもので、感知センサーが侵入者を感知し
たとき、初めてその感知信号に基づいてビデオカメラの
ビデオ映像出力をビデオデッキおよびテレビに入力させ
るタイプの例である。本例では、複数の監視場所をそれ
ぞれ監視する感知センサー（１５−１）〜（１５−ｌ）
と、それら監視場所を撮影すべきビデオカメラ（１４−
１）〜（１４−ｎ）との協動関係、例えば感知センサー
（１５−１）とビデオカメラ（１４−１）、同（１５−
２）と同（１４−２）、…同（１５−ｌ）と同（１４−
３）、（１４−ｎ）の協動関係を予め定め、これをシー
ケンス制御装置（７）のＲＯＭ（１７ｄ）に記憶させて
おく。
【００２１】なお、上記ビデオカメラ（１４−１）〜
（１４−ｎ）にそれぞれ１、２、３…ｎの番号を付すと
共に、上記テレビ（１２−１）〜（１２−ｍ）の各近く
にカメラ番号表示器（１８−１）〜（１８−ｍ）を設置
し、これら表示器に、当該テレビに今映像の映っている
ビデオカメラの番号を表示させるようにしてある。
（１４−ｎ）にそれぞれ１、２、３…ｎの番号を付すと
共に、上記テレビ（１２−１）〜（１２−ｍ）の各近く
にカメラ番号表示器（１８−１）〜（１８−ｍ）を設置
し、これら表示器に、当該テレビに今映像の映っている
ビデオカメラの番号を表示させるようにしてある。
【００２２】今、感知センサー（１５−１）が侵入者を
感知したが他の全ての感知センサーが感知していないと
きは、該感知センサー（１５−１）の接点出力がシーケ
ンス制御回路（１７）のＣＰＵ（１７ａ）に入力され、
リレー駆動回路（１７ｃ）を通してリレー接点マトリク
ス回路（１７ｅ）の接点（ｅ１−１）を閉じ、それによ
りビデオカメラ（１４−１）のビデオ映像出力がビデオ
デッキ（１３−１）およびテレビ（１２−１）に入力さ
れる。それと同時に上記感知センサー（１５−１）の接
点出力が上記ＣＰＵ（１７ａ）からテレビ・ビデオ動作
制御装置（１１−１）に入力され、以下図１の例と同様
に該制御装置（１１−１）の制御によりビデオデッキ
（１３−１）にビデオカメラ（１４−１）のビデオ映像
の録画を行わせ、テレビ（１２−１）には画面にビデオ
カメラ（１４−１）のビデオ映像を映出させる。それと
ともに、上記ＣＰＵ（１７ａ）から表示器駆動回路（１
７ｂ）を通してカメラ番号表示器（１８−１）に、今テ
レビ（１２−１）に映像の映出されているビデオカメラ
（１４−１）のカメラ番号「１」を表示する。
感知したが他の全ての感知センサーが感知していないと
きは、該感知センサー（１５−１）の接点出力がシーケ
ンス制御回路（１７）のＣＰＵ（１７ａ）に入力され、
リレー駆動回路（１７ｃ）を通してリレー接点マトリク
ス回路（１７ｅ）の接点（ｅ１−１）を閉じ、それによ
りビデオカメラ（１４−１）のビデオ映像出力がビデオ
デッキ（１３−１）およびテレビ（１２−１）に入力さ
れる。それと同時に上記感知センサー（１５−１）の接
点出力が上記ＣＰＵ（１７ａ）からテレビ・ビデオ動作
制御装置（１１−１）に入力され、以下図１の例と同様
に該制御装置（１１−１）の制御によりビデオデッキ
（１３−１）にビデオカメラ（１４−１）のビデオ映像
の録画を行わせ、テレビ（１２−１）には画面にビデオ
カメラ（１４−１）のビデオ映像を映出させる。それと
ともに、上記ＣＰＵ（１７ａ）から表示器駆動回路（１
７ｂ）を通してカメラ番号表示器（１８−１）に、今テ
レビ（１２−１）に映像の映出されているビデオカメラ
（１４−１）のカメラ番号「１」を表示する。
【００２３】次に、感知センサー（１５−２）が侵入者
を感知すると、上記と同様の動作でマトリクス回路（１
７ｅ）の接点（ｅ２−２）を閉じ、それによりビデオデ
ッキ（１３−２）にビデオカメラ（１４−２）の映像を
録画させ、テレビ（１２−２）にビデオカメラ（１４−
２）の映像を映出させ、カメラ番号表示器（１８−２）
に「２」を表示させる。
を感知すると、上記と同様の動作でマトリクス回路（１
７ｅ）の接点（ｅ２−２）を閉じ、それによりビデオデ
ッキ（１３−２）にビデオカメラ（１４−２）の映像を
録画させ、テレビ（１２−２）にビデオカメラ（１４−
２）の映像を映出させ、カメラ番号表示器（１８−２）
に「２」を表示させる。
【００２４】次に、感知センサー（１５−ｌ）が侵入者
を感知すると、上記と同様の動作でマトリクス回路（１
７ｅ）の接点（ｅ３−３）（図示略）と接点（ｅｎ−
４）（図示略）を閉じ、それによりビデオデッキ（１３
−３）（図示略）にビデオカメラ（１４−３）の映像
を、ビデオデッキ（１３−４）（図示略）にビデオカメ
ラ（１４−ｎ）の映像をそれぞれ録画させ、テレビ（１
２−３）にはビデオカメラ（１４−３）の映像を、テレ
ビ（１２−４）（図示略）にはビデオカメラ（１４−
ｎ）の映像をそれぞれ映出させ、またカメラ番号表示器
（１８−３）（図示略）に「３」を、表示器（１８−
４）（図示略）「ｎ」をそれぞれ表示させる。上記感知
センサーの感知出力がもとに戻ると、図１の例における
と同様の動作でもとの状態に戻る。
を感知すると、上記と同様の動作でマトリクス回路（１
７ｅ）の接点（ｅ３−３）（図示略）と接点（ｅｎ−
４）（図示略）を閉じ、それによりビデオデッキ（１３
−３）（図示略）にビデオカメラ（１４−３）の映像
を、ビデオデッキ（１３−４）（図示略）にビデオカメ
ラ（１４−ｎ）の映像をそれぞれ録画させ、テレビ（１
２−３）にはビデオカメラ（１４−３）の映像を、テレ
ビ（１２−４）（図示略）にはビデオカメラ（１４−
ｎ）の映像をそれぞれ映出させ、またカメラ番号表示器
（１８−３）（図示略）に「３」を、表示器（１８−
４）（図示略）「ｎ」をそれぞれ表示させる。上記感知
センサーの感知出力がもとに戻ると、図１の例における
と同様の動作でもとの状態に戻る。
【００２５】
【発明の効果】本願第１発明の防犯監視方法によれば、
侵入者感知センサーにより侵入者を感知したとき、待機
状態にあるテレビの画面に突然監視場所の映像を映し出
し、または放送番組の映像を映していた動作状態のテレ
ビの画面を突然監視場所の映像に切換えるから、人の注
意をテレビ画面に強くひきつけることができ、それによ
り画面中の侵入者を確実に発見することができると共
に、従来方法のように人がテレビに映っている監視場所
の映像を常時監視し続ける退屈と疲労を解消することが
できるのである。
侵入者感知センサーにより侵入者を感知したとき、待機
状態にあるテレビの画面に突然監視場所の映像を映し出
し、または放送番組の映像を映していた動作状態のテレ
ビの画面を突然監視場所の映像に切換えるから、人の注
意をテレビ画面に強くひきつけることができ、それによ
り画面中の侵入者を確実に発見することができると共
に、従来方法のように人がテレビに映っている監視場所
の映像を常時監視し続ける退屈と疲労を解消することが
できるのである。
【００２６】本願第２発明の上記第１発明の防犯監視方
法に使用されるテレビ動作制御装置によれば、検知手段
によりテレビが待機状態または動作状態のいずれにある
かを先ず検知するから、その検知結果に応じてテレビの
待機状態および動作状態それぞれに適確な動作信号を送
ってテレビ画面へビデオカメラのビデオ映像を直ちに映
出することができ、それにより第１発明の防犯監視方法
の有効な実施を実現できるのである。
法に使用されるテレビ動作制御装置によれば、検知手段
によりテレビが待機状態または動作状態のいずれにある
かを先ず検知するから、その検知結果に応じてテレビの
待機状態および動作状態それぞれに適確な動作信号を送
ってテレビ画面へビデオカメラのビデオ映像を直ちに映
出することができ、それにより第１発明の防犯監視方法
の有効な実施を実現できるのである。
【図１】本願発明の防犯監視方法の実施態様を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】他の実施態様を示すブロック図である。
１、１１−１〜１１−ｍ テレビ・ビデオ動作制御装置 ２、１２−１〜１２−ｍ テレビ ３、１３−１〜１３−ｍ ビデオデッキ ４、１４−１〜１４−ｎ ビデオカメラ ５、１５−１〜１５−ｌ 人体感知センサー １ａ ＣＰＵ １ｂ1 電圧変換回路 １ｃ1 赤外ＬＥＤ駆動回路 １ｃ2 赤外ＬＥＤ １ｂ2、１１ｂ2−１〜１１ｂ2−ｍ 電流センサー
Claims (2)
- 【請求項１】 監視場所に侵入者感知センサーおよびビ
デオカメラを配置すると共に、室内にテレビを常時主電
源ＯＮの状態で設置し、 上記ビデオカメラのビデオ映像信号を、常時、または侵
入者を上記感知センサーで感知したとき、上記テレビに
送信し、 上記感知センサーの侵入者感知信号に基づき、上記テレ
ビに制御信号を送って、該テレビが待機状態にあるとき
は、該テレビを動作状態においた後該テレビ画面に上記
ビデオカメラの映像を切換え映出させ、上記テレビが動
作状態にあるときは、該テレビ画面に上記ビデオカメラ
の映像を切換え映出させ、 上記感知センサーが侵入者を感知しなくなったとき、上
記テレビに制御信号を送って原状に戻させる、ことを特
徴とする防犯監視方法。 - 【請求項２】 テレビが待機状態および動作状態のいず
れにあるかを検知する手段と、 上記テレビを遠隔制御すべき発光信号を発する発光素子
と、 上記検知手段により上記テレビが待機状態にあることを
検知したとき、上記テレビを動作状態におく信号を、つ
いで上記テレビをビデオ映像の入力がわに切換える信号
を上記発光素子にそれぞれ発光させ、また上記検知手段
により上記テレビが動作状態にあることを検知したと
き、上記テレビをビデオ映像の入力がわに切換える信号
を上記発光素子に発光させる回路と、を備えるテレビ動
作制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19991893A JPH0737174A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 防犯監視方法およびそれに使用するテレビ動作制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19991893A JPH0737174A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 防犯監視方法およびそれに使用するテレビ動作制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0737174A true JPH0737174A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16415770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19991893A Pending JPH0737174A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 防犯監視方法およびそれに使用するテレビ動作制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737174A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1080336A (ja) * | 1996-09-09 | 1998-03-31 | Koito Ind Ltd | 座席用のフード装置 |
| EP1741085A1 (en) * | 2004-04-20 | 2007-01-10 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Display product providing a night light illumination mode |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63217887A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-09 | Fujitsu General Ltd | 映像割込み装置 |
| JPH01116898A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-09 | Nec Corp | 録画装置 |
| JPH0520559A (ja) * | 1991-07-12 | 1993-01-29 | Hochiki Corp | 画像処理を用いた防災監視装置 |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP19991893A patent/JPH0737174A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63217887A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-09 | Fujitsu General Ltd | 映像割込み装置 |
| JPH01116898A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-09 | Nec Corp | 録画装置 |
| JPH0520559A (ja) * | 1991-07-12 | 1993-01-29 | Hochiki Corp | 画像処理を用いた防災監視装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1080336A (ja) * | 1996-09-09 | 1998-03-31 | Koito Ind Ltd | 座席用のフード装置 |
| EP1741085A1 (en) * | 2004-04-20 | 2007-01-10 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Display product providing a night light illumination mode |
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