JPH11113075A - 複数機器の集中制御システム - Google Patents

複数機器の集中制御システム

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JPH11113075A
JPH11113075A JP9271119A JP27111997A JPH11113075A JP H11113075 A JPH11113075 A JP H11113075A JP 9271119 A JP9271119 A JP 9271119A JP 27111997 A JP27111997 A JP 27111997A JP H11113075 A JPH11113075 A JP H11113075A
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information communication
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JP9271119A
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Tetsuro Samejima
哲朗 鮫島
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数機器の集中制御システムにおいて、GU
I機能による集中的な機器操作とコードレスでの遠隔操
作を実現する。 【解決手段】 AV機器群3が接続されて任意のAV機
器を選択的に動作させるためのホストシステムとなる機
器制御装置2及びホストコンピュータ4と、ホストコン
ピュータ4と無線通信を行なって任意のAV機器に対す
る動作指令を発する携帯型情報通信機1とから構成さ
れ、携帯型情報通信機1は、ディスプレイ13及びタッチ
パネル入力装置12を一体に具えて、ホストシステムに対
する遠隔操作機能を発揮する遠隔操作モードの設定が可
能であって、ディスプレイ13には、機器動作を指令する
ためのGUI操作画面が表示され、該画面上でタッチパ
ネル入力装置12を操作することによって、ホストコンピ
ュータ4へ機器制御のためのコマンドが送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AV(オーディオ
・ビジュアル)機器や照明器具等の複数の対象機器を集
中的に操作するための集中制御システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ、デジタルビデオデ
ィスク(DVD)プレーヤ、ビデオカセットレコーダ(V
CR)、レーザディスク(LD)プレーヤ、コンパクトデ
ィスク(CD)プレーヤ、TV受像機等の複数のAV機器
が、一般の家庭を対象として広く普及している。これら
のAV機器は、各AV機器に付属した専用の赤外線リモ
ートコントローラを用いて、個別に遠隔操作することが
可能である。
【0003】しかしながら、複数のAV機器の内、所望
の1或いは複数のAV機器を動作させるには、複数のリ
モートコントローラから、動作させんとするAV機器に
付属した専用のリモートコントローラを選び出して、該
リモートコントローラに配備された複数のキーを操作す
る必要があり、操作が極めて煩雑である。又、リモート
コントローラ毎に操作キーの種類が異なるので、全ての
リモートコントローラの操作方法を習得する必要があ
り、特に初心者には操作が困難である問題があった。
【0004】そこで、図8に示す様に、ビデオカメラ(3
1)、VCR(32)、LDプレーヤ(33)、CDプレーヤ(3
4)、TV受像機(35)、AVアンプ(37)等のAV機器群
(3)が機器制御装置(20)を介してホストコンピュータ(4
0)に接続され、ホストコンピュータ(40)の入出力装置で
あるキーボード(42)及びディスプレイ(43)を用いて、A
V機器群(3)を集中的に操作することが可能なGUI
(グラフィカルユーザインターフェース)方式の集中制御
システムが提案されている。該集中制御システムによれ
ば、ディスプレイ(43)に映し出された機器選択画面上
で、動作させんとする所望の機器をキーボード(42)の操
作によって選択することが出来、更に必要に応じて、選
択された機器の操作キーが表示された画面上で、該操作
キーを選択操作することによって、所望の動作を行なわ
しめることが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示すシステムにおいては、ホストコンピュータ(40)に接
続されているディスプレイ(43)の表示画面を見ながらキ
ーボード(42)の操作を行なう必要があるため、従来のリ
モートコントローラによる操作の如きコードレスでの遠
隔操作を行なうことが出来ず、不便である問題があっ
た。又、家庭に設置されたAV機器を対象とした集中制
御システムにおいては、来訪者等の監視を行なうホーム
セキュリティシステムとのリンクを図ることが有効であ
る。
【0006】本発明の目的は、GUI機能を用いた集中
的な操作が可能であると共に、コードレスでの遠隔操作
が可能な集中制御システムを提供することである。又、
本発明の他の目的は、ホームセキュリティシステムとの
リンクを図ることが可能な集中制御システムを提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る複数機器の集
中制御システムは、AV機器を含む複数の機器が接続さ
れたホスト制御装置と、該ホスト制御装置と無線通信を
行なって任意の機器に対する動作指令を発するGUI方
式の携帯型情報通信装置とから構成され、携帯型情報通
信装置は、画像表示器及び情報入力器を一体に具えて、
ホスト制御装置に対する遠隔操作機能を発揮する遠隔操
作モードの設定が可能である。該集中制御システムにお
いては、携帯型情報通信装置の情報入力器は、例えば画
像表示器の画面に貼り付けられたタッチパネル入力装置
であって、画像表示器には、遠隔操作モードにて、機器
動作を指令するためのGUI操作画面が表示され、該画
面上でタッチパネル入力装置を操作することによって、
ホスト制御装置へ機器制御のためのコマンドが無線で送
信される。
【0008】携帯型情報通信装置は、遠隔操作モードの
設定が可能であると共に、遠隔操作以外の各種の情報処
理機能を発揮する情報処理モードの設定が可能であっ
て、遠隔操作モードでは、情報入力器の操作によって与
えられた機器制御についての指令をコマンドとしてホス
ト制御装置へ送信し、或いはホスト制御装置から送られ
てくるホームセキュリティ情報等の外部情報を受信する
ことが可能である。又、携帯型情報通信装置が単独操作
状態或いはスリープ状態となる情報処理モードでは、汎
用のパーソナルコンピュータとしての各種の情報処理を
実行させることが可能である。
【0009】尚、携帯型情報通信装置のモードの判別
は、ホスト制御装置が、携帯型情報通信装置からのコマ
ンドの受信がない時間の計測結果に基づいて行なうこと
が可能であって、例えば該計測結果が所定時間よりも長
いときは情報処理モード、それ以外のときは遠隔操作モ
ードと判断する。
【0010】具体的構成において、ホスト制御装置に
は、来訪者を検知するセンサー等の外部情報入力装置
と、外部情報(センサー情報)の入力を報知すべきチャイ
ム等の報知装置とが接続され、外部情報が入力されたと
き、ホスト制御装置がAV機器の動作を制御しているシ
ステム動作状態である場合は、AV機器の動作に割り込
んで、AV機器(スクリーンやスピーカー)によって外部
情報の入力を報知する。
【0011】該具体的構成によれば、外部情報が入力さ
れたとき、ホスト制御装置から携帯型情報通信装置へ外
部情報を送信することなく、システム動作状態のAV機
器の動作に割り込んで、AV機器によって外部情報の入
力を報知するので、携帯型情報通信装置が遠隔操作モー
ドであっても、ホスト制御装置から携帯型情報通信装置
への通信は行なわれず、従って、ホスト制御装置と携帯
型情報通信装置の間で混信は発生しない。又、システム
動作状態の場合は、AV機器を視聴しているから、外部
情報の入力を確実に知ることが出来る。
【0012】又、具体的構成において、外部情報が入力
されたとき、システム停止状態であって且つ携帯型情報
通信装置が情報処理モードのときは、入力された外部情
報を携帯型情報通信装置へ送信して、携帯型情報通信装
置によって外部情報の入力を報知する。
【0013】該具体的構成によれば、ホスト制御装置か
ら携帯型情報通信装置への送信が行なわれるが、携帯型
情報通信装置は情報処理モードであるから、携帯型情報
通信装置からホスト制御装置への送信が発生することは
なく、従って、ホスト制御装置と携帯型情報通信装置の
間で混信は生じない。この場合、ユーザは携帯型情報通
信装置の報知によって、外部情報の入力を知ることが出
来る。
【0014】一方、外部情報が入力されたとき、システ
ム停止状態であって且つ携帯型情報通信装置が遠隔操作
モードのときは、報知装置によって外部情報の入力を報
知する。
【0015】この場合、AV機器及び携帯型情報通信装
置の何れによっても、外部情報の入力を報知することが
出来ないが、チャイム等の報知装置によって、これを報
知することが出来る。
【0016】又、他の具体的構成においては、携帯型情
報通信装置からホスト制御装置へのコマンドの送信と、
ホスト制御装置から携帯型情報通信装置への外部情報の
送信とが重なって、通信不良が発生したとき、携帯型情
報通信装置によるコマンドの再送を優先して実行すると
共に、ホスト制御装置による外部情報の再送を中止し、
システム動作中はAV機器によって外部情報の入力を報
知する一方、システム停止中は報知装置によって外部情
報の入力を報知する。
【0017】該具体的構成によれば、携帯型情報通信装
置とホスト制御装置の間で通信不良が発生したとき、携
帯型情報通信装置によるコマンドの再送が優先して実行
されるので、携帯型情報通信装置の遠隔操作モードにお
ける操作性が損なわれることはない。又、外部情報の入
力は、AV機器又は報知装置による報知によって、確実
に知ることが出来る。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る複数機器の集中制御システ
ムによれば、携帯型情報通信装置の採用によって、GU
I機能を用いた集中的な操作が可能であると共に、コー
ドレスでの遠隔操作が可能である。又、携帯型情報通信
装置とホスト制御装置の間の円滑な通信を維持した上
で、ホームセキュリティシステムとのリンクを図ること
が可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。本発明に係る集中
制御システムは、図1に示す様に、ビデオカメラ(31)、
VCR(32)、LDプレーヤ(33)、CDプレーヤ(34)、T
V受像機(35)、AVアンプ(37)を含むAV機器群(3)を
対象として、これらのAV機器を集中的に制御するもの
である。尚、TV受像機(35)には映像を表示するための
スクリーン(36)が接続され、AVアンプ(37)には音声を
出力するためのスピーカー(38)が接続されている。
【0020】これら複数のAV機器は機器制御装置(2)
を介してホストコンピュータ(4)に接続されている。ホ
ストコンピュータ(4)はキーボードやマウス等の入力装
置(41)を具えている。又、ホストコンピュータ(4)には
赤外線送受信装置(5)が接続され、該赤外線送受信装置
(5)を介して、ユーザが操作すべき携帯型情報通信機
(以下、PDA:Personal Digital Assistantsと言う)
(1)と通信が可能である。更にホストコンピュータ(4)
には、来訪者を検知するセンサー(6)と、来訪者の検知
を報知するチャイム(7)とが接続され、ホームセキュリ
ティシステムが構成されている。
【0021】PDA(1)は、マイクロコンピュータから
なる制御回路(11)と、情報出力装置として機能するディ
スプレイ(13)と、ディスプレイ(13)の画面に貼り付けら
れて情報入力装置として機能するタッチパネル入力装置
(12)と、赤外線送受信装置(14)とを一体に具え、ホスト
コンピュータ(4)及び機器制御装置(2)からなるホスト
システムに対して、従来のリモートコントローラと同等
の遠隔操作機能を発揮する遠隔操作モードの設定が可能
であると共に、従来のパーソナルコンピュータと同等の
各種の情報処理機能を発揮する情報処理モードの設定が
可能である。PDA(1)の赤外線送受信装置(14)は、前
記ホストコンピュータ(4)に接続された赤外線送受信装
置(5)との間で赤外線リモートコントロール信号の送受
信を行なって、PDA(1)とホストコンピュータ(4)の
間の双方向通信を実現する。尚、PDA(1)には二次電
池(図示省略)が内蔵され、PDA(1)の各回路は該二次
電池から電力の供給を受けて動作する。
【0022】図6に示す様に、タッチパネル入力装置(1
2)のキータッチによってPDA(1)からホストコンピュ
ータ(4)へ“コマンド”が送信されると、ホストコンピ
ュータ(4)はこれを受信して、PDA(1)へ“応答ステ
ータス”を送信し、これをPDA(1)が受信することに
よって、PDA(1)からホストコンピュータ(4)への1
つの通信処理が完了する。又、ホストコンピュータ(4)
からPDA(1)へ“ステータス”が送信されると、PD
A(1)はこれを受信して、ホストコンピュータ(4)へ
“応答コマンド”を送信し、これをホストコンピュータ
(4)が受信することによって、ホストコンピュータ(4)
からPDA(1)への1つの通信処理が完了する。
【0023】ホストコンピュータ(4)は、PDA(1)か
ら受信したコマンドに応じて、機器制御装置(2)に対す
る制御信号を作成するものである。機器制御装置(2)は
図1に示す如く、マイクロコンピュータからなる制御回
路(21)と、制御信号のバッファリング等を行なうための
メモリ(22)と、AV信号線及び制御信号線を介してAV
機器群(3)と接続されたセレクター(23)とから構成さ
れ、ホストコンピュータ(4)から送られてくる制御信号
を解読して、該制御信号が何れのAV機器を対象とする
ものであるかを認識すると共に、該制御信号を、認識し
た特定のAV機器に対する制御コードに変換して、該A
V機器との間で、前記変換された制御コードの送信と、
該AV機器からのACK信号の受信からなる通信を行な
うと共に、該ACK信号の受信に応じて、ホストコンピ
ュータ(4)へACK信号を返信するものである。
【0024】PDA(1)は、情報処理モードにて、単独
操作中は図7(a)の如きキー表示が為され、該表示に応
じてタッチパネル入力装置(12)を操作することによっ
て、各種の情報処理を実行させることが出来る。又、該
表示において、一定時間を越えて操作が行なわれなかっ
たときは、同図(b)の如くスリープ状態に移行する。一
方、遠隔操作モードでは、同図(d)の如く、AV機器を
操作するためのGUIリモコン表示が為され、該表示に
応じてタッチパネル入力装置(12)を操作することによっ
て、任意のAV機器に所望の動作を行なわしめることが
可能である。
【0025】ところで、図1に示すシステムでは、来訪
者が現われたとき、センサー(6)による検知信号(外部
情報)を、図7(c)或いは(d)に示す様に、PDA(1)
のディスプレイ(13)によって報知する。この際、PDA
(1)とホストコンピュータ(4)の間の双方向の通信方式
においては、次の事項を考慮する必要がある。 PDA(1)は電池式であるので、頻繁な通信は出来
ない。 PDA(1)は、電池消耗を節減するためにスリープ
状態に移行することがある。 PDA(1)は、GUIリモコンとして使用する遠隔
操作モードと、単独操作を行なうための情報処理モード
の2つのモードを使い分ける必要がある。 PDA(1)を情報処理モードで使用する場合、PD
A(1)は、AV機器が設置されていない部屋に存在する
ことがある。 PDA(1)を遠隔操作モードで使用する場合、PD
A(1)の操作に対する応答性が損なわれてはならない。 PDA(1)とホストコンピュータ(4)の間で相互に
送信が重なって、通信不良が発生する虞れがある。
【0026】そこで、本発明においては、センサー(6)
からホームセキュリティ情報が入力されたとき、ホスト
コンピュータ(4)及び機器制御装置(2)によるAV機器
群(3)の制御が動作状態(システム動作状態)である場合
は、スクリーン(36)やスピーカー(38)の動作に割り込ん
で、映像や音声によって来訪者の出現を報知する。この
場合、PDA(1)に対する送信は行なわない。
【0027】又、センサー(6)からホームセキュリティ
情報が入力されたとき、システム停止状態であって、且
つ、PDA(1)が情報処理モードのときは、ホームセキ
ュリティ情報をPDA(1)へ送信し、図7(c)の如くデ
ィスプレイ(13)によって外部情報の入力を報知する。
尚、PDA(1)のモードは、ホストコンピュータ(4)が
PDA(1)からのコマンドの受信がない時間の計測結果
に基づいて、該計測結果が所定時間よりも長いときは情
報処理モード、それ以外のときは遠隔操作モードと判断
する。
【0028】一方、ホームセキュリティ情報が入力され
たとき、システム停止状態であって且つPDA(1)が遠
隔操作モードのときは、チャイム(7)によって来訪者の
出現を報知する。
【0029】更に又、PDA(1)からホストコンピュー
タ(4)へのコマンドの送信と、ホストコンピュータ(4)
からPDA(1)へのホームセキュリティ情報の送信とが
同時に重なって、通信不良が発生したときは、PDA
(1)によるコマンドの再送を優先して実行すると共に、
ホストコンピュータ(4)によるホームセキュリティ情報
の再送を中止し、システム動作中はAV機器によって来
訪者の出現を報知する一方、システム停止中はチャイム
(7)によって来訪者の出現を報知する。
【0030】上記通信方式の採用によって、前述の課題
〜が一挙に解決される。
【0031】図2及び図3は、PDA(1)が実行する通
信手続きを表わしており、先ず図2のステップS1にて
メモリの初期化を行なった後、ステップS2にて入力の
有無をチェックし、ステップS3にて入力無しが判断さ
れたときは、ステップS4に移行して、応答ステータス
待ちの状態であるか否かを判断する。ここでイエスと判
断されたときは、ステップS5にてタイムアウトのチェ
ックを行ない、ステップS7にてタイムアウトが発生し
ていないと判断されたときは、ステップS2に戻る。
又、ステップS7にて、1回目のタイムアウトが発生し
たと判断されたときは、ステップS9にてコマンドを再
送する。又、ステップS7にて、2回目のタイムアウト
が発生したと判断されたときは、ステップS8にてエラ
ー処理を実行する。一方、ステップS4にてノーと判断
されたときは、ステップS6に移行して時間計測を開始
し、所定時間が経過したらスリープ設定を行なう。
【0032】その後、ステップS3にて入力有りと判断
されたときは、図3のステップS10に移行して、どの
様な入力であるかを判断する。ホストコンピュータ(4)
からの通信である場合は、ステップS11にてステータ
スの種類を判断し、応答ステータスの場合はステップS
15にて、応答ステータス待ちを解除した後、前記ステ
ップS2に戻る。又、ステータスの場合は、ステップS
12にてPDA(1)の設定状態を判断し、遠隔操作モー
ド(GUIリモコン状態)であるときは、前記ステップS
2に戻り、情報処理モード(単独動作状態、又はスリー
プ状態)であるときは、ステップS13に移行して、ど
のような状態であるかを判断する。ここで、スリープ状
態であると判断されたときはステップS16にてスリー
プ状態を解除した後、ステップS14に移行する。ステ
ップS13にて単独操作状態であると判断されたときは
ステップS14に移行し、ステータス情報(来訪者出現)
をスクリーン(36)に割り込み表示すると共に、応答コマ
ンドをホストコンピュータ(4)へ送信した後、前記ステ
ップS2に戻る。
【0033】一方、ステップS10にてPDA(1)のキ
ータッチ入力であると判断されたときは、ステップS1
7に移行して、更にスリープ状態であるか否かを判断
し、スリープ状態であるときは、ステップS20にてス
リープ状態を解除した後、前記ステップS2に戻る。
又、スリープ状態でないと判断されたときは、ステップ
S18に移行して、コマンド処理(コマンド送信)を実行
した後、ステップS19にて応答ステータス待ちを設定
して、前記ステップS2に戻る。
【0034】図4及び図5は、ホストコンピュータ(4)
が実行する通信手続きを表わしており、先ず図4のステ
ップS21にてメモリの初期化を行なった後、ステップ
S22にて入力の有無をチェックし、ステップS23に
て入力無しが判断されたときは、ステップS24に移行
して、応答ステータス待ちの状態であるか否かを判断す
る。ここでイエスと判断されたときは、ステップS25
にてタイムアウトのチェックを行ない、ステップS27
にてタイムアウトが発生していないと判断されたとき
は、ステップS22に戻る。又、ステップS27にて、
1回目のタイムアウトが発生したと判断されたときは、
ステップS29にてステータスを再送する。又、ステッ
プS27にて、2回目のタイムアウトが発生したと判断
されたときは、ステップS28にて、チャイム(7)を鳴
動させる。尚、ステップS27におけるタイムアウト判
定の閾値は、図2のステップS7におけるタイムアウト
判定の閾値よりも長い時間に設定されている。
【0035】一方、ステップS24にてノー(通常状態)
と判断されたときは、ステップS26に移行して、PD
A(1)からのコマンドがない時間の計測を行なって、そ
の結果に応じて、PDA(1)が遠隔操作モード(GUI
リモコン状態)であるか、情報処理モード(スリープ状態
又は単独操作状態)であるかをチェックする。ステップ
S30にて遠隔操作モード(GUIリモコン状態)と判断
されたときはステップS22に戻り、情報処理モード
(スリープ状態又は単独操作状態)であると判断されたと
きは、ステップS31にて“PDA送信OK”を設定し
た後、ステップS22に戻る。
【0036】その後、ステップS23にて入力有りと判
断されたときは、図5のステップS32に移行して、ど
の様な入力であるかを判断する。センサー(6)の検知に
よる入力(ホームセキュリティ情報)である場合は、ステ
ップS33にてシステムの状態を判断し、システム動作
中の場合はステップS34にて、ホームセキュリティ情
報(来訪者出現)をスクリーン(36)に割り込み表示すると
共に、スピーカー(38)に割り込み音声として出力した
後、前記ステップS22に戻る。ステップS33にてシ
ステム停止中と判断されたときは、更にステップS35
にて、“PDA送信OK”か否かを判断し、ノーの場合
はステップS38にてチャイム(7)を鳴動させた後、前
記ステップS22に戻る。これに対し、ステップS35
でイエスと判断されたときは、ステップS36にて、P
DA(1)へステータス(センサー情報)を送信した後、ス
テップS37にて応答コマンド待ちを設定して、前記ス
テップS22に戻る。
【0037】ステップS32にてPDA(1)からのコマ
ンドの受信と判断されたときは、ステップS39に移行
して、コマンドの種類を判断し、応答コマンドであると
きはステップS46にて応答コマンド待ちを解除した
後、前記ステップS22に戻る。これに対し、システム
関連コマンドであると判断されたときは、更にステップ
S40にて応答コマンド待ちの状態であるか否かを判断
する。ここでイエスと判断されたときはステップS41
にて応答コマンド待ちを解除した後、ステップS42に
てシステム状態を判断し、システム動作中の場合はステ
ップS43にて、ホームセキュリティ情報(来訪者出現)
をスクリーン(36)に割り込み表示すると共に、スピーカ
ー(38)に割り込み音声として出力する。又、ステップS
42にてシステム停止中が判断されたときは、ステップ
S44にてチャイム(7)を鳴動させる。その後、ステッ
プS45では、コマンド処理を実行し、PDA送信OK
の状態を解除して、応答ステータスをPDA(1)へ送信
した後、前記ステップS22に戻る。
【0038】上記通信手続きによれば、図5のステップ
S32〜S34の処理によって、センサー(6)からホー
ムセキュリティ情報が入力されたとき、システム動作状
態である場合は、スクリーン(36)やスピーカー(38)の動
作に割り込んで、映像や音声によって来訪者の出現が報
知され、ホストコンピュータ(4)からPDA(1)への通
信は行なわれないので、PDA(1)が遠隔操作モードで
あっても、ホストコンピュータ(4)とPDA(1)の間で
混信は発生しない。
【0039】又、図5のステップS35、S36の処理
によって、PDA(1)が情報処理モードのときは、ホー
ムセキュリティ情報をPDA(1)へ送信して、図7(c)
の如くディスプレイ(13)によって来訪者の出現を報知す
るが、このとき、PDA(1)は情報処理モードであるか
ら、PDA(1)からホストコンピュータ(4)への送信が
発生することはない。従って、PDA(1)とホストコン
ピュータ(4)の間で混信は生じない。
【0040】又、図5のステップS35、S38の処理
によって、PDA(1)が遠隔操作モードのときは、チャ
イム(7)によって来訪者の出現が報知されるので、ホス
トコンピュータ(4)からPDA(1)への通信は行なわれ
ず、混信は生じない。
【0041】更に又、図6に示す様に、PDA(1)から
ホストコンピュータ(4)へのコマンドの送信と、ホスト
コンピュータ(4)からPDA(1)へのホームセキュリテ
ィ情報の送信とが同時に重なって、混信による通信不良
が発生した場合においても、前述の如くホストコンピュ
ータ(4)のタイムアウトの閾値がPDA(1)のタイムア
ウトの閾値よりも長く設定されているので、PDA(1)
からホストコンピュータ(4)へのコマンドの再送が優先
して実行される。そして、該コマンドを受信したホスト
コンピュータ(4)は、ステータス(ホームセキュリティ
情報)の再送を中止して、ステップS43の如くシステ
ム動作中はスクリーン(36)及びスピーカー(38)によって
来訪者の出現が報知され、ステップS44の如くシステ
ム停止中はチャイム(7)によって来訪者の出現が報知さ
れる。従って、PDA(1)の遠隔操作モードにおける操
作性が損なわれることはなく、来訪者の出現は上記報知
によって確実に知ることが出来る。
【0042】上述の如く本発明に係る複数機器の集中制
御システムによれば、PDA(1)の採用によって、GU
I機能を用いた集中的な操作が可能であると共に、コー
ドレスでの遠隔操作が可能であり、然も、PDA(1)と
ホストコンピュータ(4)の間の円滑な双方向通信によっ
て、ホームセキュリティシステムとのリンクが実現され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複数機器の集中制御システムの構
成を表わすブロック図である。
【図2】PDAの通信手続きの前半を表わすフローチャ
ートである。
【図3】同上手続きの後半を表わすフローチャートであ
る。
【図4】ホストコンピュータの通信手続きの前半を表わ
すフローチャートである。
【図5】同上手続きの後半を表わすフローチャートであ
る。
【図6】PDAとホストコンピュータの間の通信手続き
の推移を表わす図である。
【図7】PDAによる画像表示例を表わす図である。
【図8】従来の集中制御システムの構成を表わすブロッ
ク図である。
【符号の説明】
(1) 携帯型情報通信機 (12) タッチパネル入力装置 (13) ディスプレイ (2) 機器制御装置 (3) AV機器群 (4) ホストコンピュータ (36) スクリーン (38) スピーカー (6) センサー (7) チャイム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AV機器を含む複数の機器が接続され
    て、任意の機器を選択的に動作させることが可能なホス
    ト制御装置と、該ホスト制御装置と無線通信を行なって
    任意の機器に対する動作指令を発する携帯型情報通信装
    置とから構成され、携帯型情報通信装置は、画像表示器
    及び情報入力器を一体に具えて、ホスト制御装置に対す
    る遠隔操作機能を発揮する遠隔操作モードの設定が可能
    であることを特徴とする複数機器の集中制御システム。
  2. 【請求項2】 携帯型情報通信装置の情報入力器は、画
    像表示器の画面に貼り付けられたタッチパネル入力装置
    であって、画像表示器には、遠隔操作モードにて機器動
    作を指令するための操作画面が表示され、該画面上でタ
    ッチパネル入力装置を操作することによって、ホスト制
    御装置へ機器制御のためのコマンドが送信される請求項
    1に記載の複数機器の集中制御システム。
  3. 【請求項3】 ホスト制御装置は、携帯型情報通信装置
    からのコマンドの受信がない時間の計測結果に基づい
    て、携帯型情報通信装置が遠隔操作モードであるか、遠
    隔操作以外の各種の情報処理機能を発揮する情報処理モ
    ードであるかを判断する請求項1又は請求項2に記載の
    集中制御システム。
  4. 【請求項4】 ホスト制御装置には、外部情報入力装置
    と、外部情報の入力を聴覚的或いは視覚的に報知すべき
    報知装置とが接続され、外部情報が入力されたとき、ホ
    スト制御装置がAV機器の動作を制御しているシステム
    動作状態である場合は、AV機器の動作に割り込んで、
    AV機器によって外部情報の入力を報知する請求項1乃
    至は請求項3の何れかに記載の集中制御システム。
  5. 【請求項5】 外部情報が入力されたとき、システム停
    止状態であって且つ携帯型情報通信装置が情報処理モー
    ドのときは、入力された外部情報を携帯型情報通信装置
    へ送信して、携帯型情報通信装置によって外部情報の入
    力を報知する請求項4に記載の集中制御システム。
  6. 【請求項6】 外部情報が入力されたとき、システム停
    止状態であって且つ携帯型情報通信装置が遠隔操作モー
    ドのときは、報知装置によって外部情報の入力を報知す
    る請求項4又は請求項5に記載の集中制御システム。
  7. 【請求項7】 携帯型情報通信装置からホスト制御装置
    へのコマンドの送信と、ホスト制御装置から携帯型情報
    通信装置への外部情報の送信とが重なって、通信不良が
    発生したとき、携帯型情報通信装置によるコマンドの再
    送を優先して実行すると共に、ホスト制御装置による外
    部情報の再送を中止し、システム動作中はAV機器によ
    って外部情報の入力を報知する一方、システム停止中は
    報知装置によって外部情報の入力を報知する請求項4乃
    至請求項6の何れかに記載の集中制御システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100373408B1 (ko) * 1998-05-29 2003-02-25 리서치 인 모션 리미티드 호스트 시스템으로부터 이동 데이터 통신 장치로 정보를푸싱하기 위한 시스템 및 방법
US7561215B2 (en) 2004-01-06 2009-07-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for wirelessly controlling devices peripheral to AV device
KR101179114B1 (ko) * 2011-05-04 2012-09-14 김성우 멀티미디어 재생시스템의 제어장치

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