JPH0737160U - 加圧式マッサージャー - Google Patents

加圧式マッサージャー

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JPH0737160U
JPH0737160U JP6749893U JP6749893U JPH0737160U JP H0737160 U JPH0737160 U JP H0737160U JP 6749893 U JP6749893 U JP 6749893U JP 6749893 U JP6749893 U JP 6749893U JP H0737160 U JPH0737160 U JP H0737160U
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勝弘 西川
俊夫 村井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 袋体の使用個所に対応して袋体内の内部圧を
増減して、使用個所に適した圧迫力でマッサージを行う
ことができる。 【構成】 送出ポンプを有する加圧部に、使用個所を異
にする複数の袋体を、選択的に変更接続可能とした加圧
式マッサージャーにおいて、少なくとも一つの袋体又は
同袋体への圧縮流体供給路に流体一部流出孔を設け、同
袋体の内部圧を、他の袋体の内部圧と異ならせている。
従って、複雑な構造や制御を要することなく、袋体の使
用個所に適した圧迫力によってマッサージを施すことが
できる。例えば、腰等に用いるマット用袋体使用時の圧
迫力を充分に確保する一方で、マット袋体使用時の圧迫
力より小さい圧迫力で足を圧迫することができ、足に適
正なマッサージを施すことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、袋体の使用個所に対応して袋体内の内部圧を増減して、使用個所に 適した圧迫力でマッサージを行うことができる加圧式マッサージャーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、加圧式マッサージャーの一形態として、ケーシングの内部に設けた送出 ポンプを、ケーシングの周壁に取付けた送出接続口構造を介して、ケーシングの 外部に配設したマッサージ部の袋体に着脱自在に連通連結すべく構成したものが ある。
【0003】 かかる送出接続口構造は、実質的に、ケーシングの周壁に取付け、内側端を連 絡パイプを介して送出ポンプと接続する筒状ソケットからなり、同筒状ソケット には、例えば、それぞれ、先端側を腰用マッサージ部の袋体と足用マッサージ部 の袋体とに連通連結した送出ホースの基端側接続プラグを着脱自在に嵌入するこ とができる。
【0004】 上記した構成によって、加圧式マッサージャーを、腰のマッサージのみならず 、足のマッサージにも、単に基端側接続プラグを交換するのみで用いることがで きる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した加圧式マッサージャーは、未だ、以下の解決すべき課題を有 していた。
【0006】 即ち、足のマッサージに適当な圧迫力は、腰のマッサージに適当な圧迫力より 弱くてよいにもかかわらず、送出ポンプから、同一圧力の圧縮流体が、腰用マッ サージ部のみならず、足用マッサージ部にも供給されることになり、圧縮流体の 圧力を腰のマッサージに適当な圧力に設定した場合は、使用者が足に痛みを感じ ることになる。一方、圧縮流体の圧力を足のマッサージに適当な圧力に設定した 場合は、使用者は腰に充分なマッサージ効果を得ることができなくなる。
【0007】 このことは、他の人体部位における使用に供される袋体においても同様であっ た。
【0008】 本考案は、上記した課題を解決することができる加圧式マッサージャーを提供 することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、送出ポンプを有する加圧部に、使用個所を異にする複数の袋体を、 選択的に変更接続可能とした加圧式マッサージャーにおいて、少なくとも一つの 袋体又は同袋体への圧縮流体供給路に流体一部流出孔を設け、同袋体の内部圧を 、他の袋体の内部圧と異ならせたことを特徴とする加圧式マッサージャーに係る ものである。
【0010】
【実施例】
以下、添付図に示す実施例を参照して、本考案を、具体的に説明する。
【0011】 まず、図1〜図7を参照して、本考案に係る加圧式マッサージャーAの構成を 具体的に説明する。なお、本実施例は、袋体を、それぞれ足のマッサージと、腰 部等のマッサージに使用する場合である。
【0012】 図1及び図2に示すように、加圧式マッサージャーAは、内部に送出ポンプ14 と分配装置Dとを具備する加圧部11と、同加圧部12によって発生した空気によっ て膨張収縮する複数の袋体13を内蔵する矩形板状のマッサージ部12とからなる。
【0013】 まず、加圧部11の構成について、図3〜図6を参照して説明する。
【0014】 図3〜図5に示すように、上部枠20と下部枠19とからなる矩形箱状のケーシン グ10内には、送出ポンプ10と、同送出ポンプ10を駆動する駆動モータ16と、同送 出ポンプ14からの空気を分配して、後述するマッサージ部12の複数の袋体13(13a ,13b,13c,13d) にそれぞれ供給可能な分配装置Dとが配設されている。
【0015】 本実施例では、送出ポンプ14はダイアフラム弁からなり、同送出ポンプ14のダ イアフラム14a は、駆動モータ15の出力軸15a に固着した偏心リングと連結ロッ ドとからなる連動機構23を介して、駆動モータ15に連動連結されている。
【0016】 なお、駆動部である駆動モータ15は、交流電磁式の駆動部とすることも考えら れる。
【0017】 また、ポンプ部16は、上記したダイヤフラム弁を用いた送出ポンプ14の他に、 ピストンポンプやピエゾポンプ等を使用できる。
【0018】 分配装置Dは、一端を吐出配管25を介して送出ポンプ14の送出口に連通連結し た長尺筒状のマニホールド管26と、同マニホールド管26に軸線方向に間隔を開け て連通連結した複数の開閉弁27,28,29,30 と、各開閉弁27,28,29,30 を作動させ る弁駆動装置31,32,33,34 とからなる。
【0019】 開閉弁27,28,29,30 を、いずれも同一の構造を有しており、以下、開閉弁27を 参照してその構造を説明する。
【0020】 開閉弁27の弁ケーシング53は、その底部中央部を筒状弁座54を介してマニホー ルド管26と連通連結している。
【0021】 また、弁ケーシング53は、その底部周縁部に、送出口53a を設けており、同送 出口53a は、内部送出管53b,送出接続口53c,連通パイプ35,送気ホース39, マッ サージ部12の送出接続口12a を介して、マッサージ部12の複数の袋体13(13a,13b ,13c,13d) に連通連結されている。
【0022】 弁ケーシング53内には軸線方向に進退自在に弁体支持筒55が配設されており、 同弁体支持筒55は、その一端に球状弁体56を嵌着するとともに、その他端に突出 軸部57を設け、同突出軸部57を、弁ケーシング53の一端に設けたスプリング支持 板58の中央部に設けた開口59を貫通させている。
【0023】 また、弁体支持筒55の先端に設けたスプリング支持フランジ60と上記したスプ リング支持板58との間には、スプリング61が介設されており、同スプリング61の 付勢力によって、球状弁体56は、図6に示す非送出時には、筒状弁座54に圧接さ れ、マニホールド管26と弁ケーシング53の内部空間との連絡は遮断されることに なる。
【0024】 なお、弁体支持筒55の先端に設けたスプリング支持フランジ60の周縁には連通 開口62が設けられており、スプリング支持フランジ60の両側空間を導通可能とし ている。
【0025】 さらに、弁体支持筒55の後端に連設した突出軸部57は、その基部にOリング53 を挿着するとともに、その先端に十字状溝部54を設けており、図6に示す状態で は、Oリング33はスプリング支持板58の中央部に設けた開口59から離隔するとと もに、十字状溝部64は開口59内に位置することになる。
【0026】 一方、後述する弁駆動装置31によって、図6に示すように、球状弁体56を、ス プリング61の付勢力に抗して弁体支持筒55とともに後退させると、球状弁体56は 筒状弁座54から離隔するとともに、Oリング63がスプリング支持板58の中央部に 設けた開口59に圧接され、同開口59を閉塞することになる。
【0027】 従って、図7に示すように、マニホールド管26と弁ケーシング53の内部空間と は筒状弁座54を通じて連通することになる。
【0028】 即ち、かかる開閉弁27を作動すると、送出時は、空気はマニホールド管26→送 出口53a →パイプ固定具50で保持した連通パイプ35→送出接続口48→送気ホース 39→マッサージ部12の送出接続口12a を介して、マッサージ部12の袋体13a に供 給され、袋体13a を膨張することになる。
【0029】 一方、非送出時は、袋体13a 内の空気は、マッサージ部12の送出接続口12a → 送気ホース39→送出接続口48→連通パイプ35→送出口53a →連通開口52→開口59 を通して外部に排気されることになり、袋体13a は収縮することになる。
【0030】 弁駆動装置31,32,34,35 を、いずれも同一の構造を有しており、以下、弁駆動 装置31を参照してその構造を説明する。
【0031】 図5及び図6に示すように、弁駆動装置31は、枠体65と、同枠体65内に組み込 んだソレノイド66と、プランジャ67とからなり、プランジャ67の先端は、連結ピ ン68によって、弁体支持筒55の後端に連設した突出軸部57に連結されている。 従って、弁駆動装置31を駆動すると、プランジャ67を後退させ、球状弁体56
を 筒状弁座54から離隔することができる。
【0032】 次に、図1、図7及び図8を参照して、マッサージ部12の構成を具体的に説明 する。
【0033】 図示するように、複数の長尺の袋体13(13a,13b,13c,13d) が矩形硬質板からな る保形板75の一側表面に並設状態に接着材等を用いて固着されており、保形板75 と複数の袋体13とは一体的に広幅の布等からなり、かつ、ジッパー等によって開 閉自在なカバー45によって全体的に被覆されている。
【0034】 さらに、本実施例では、図8に示すように表面に多数の指圧用突起72を設けた 可撓性素材からなる指圧板73を内蔵する補助カバー74の基端が連結されている。
【0035】 なお、76は腰部に袋体13a を当てるために設けた嵩上板,77 はジッパーである。
【0036】 次に、図2を参照して加圧式マッサージャーAの制御について説明する。
【0037】 図示するように、加圧部11内に内蔵した制御部Cには、ポンプ駆動用モータ16 の駆動回路や弁駆動装置の駆動回路が接続されている。
【0038】 また、同制御部Cには電源51やACアダプター52が接続されており、また、操 作部Fが接続されている。
【0039】 操作部Fは実質的に加圧部11の表面に配設されており、運転スイッチS1と、単 独運転スイッチS2と、自動運転スイッチS3と、短周期運転スイッチS4とを具備す る。また、同操作部Fは、単独運転スイッチS2を作動した際、いずれの袋体13が 選択されたかを表示する袋体表示ランプL1,L2,L3,L4 及び、ほぐし運転スイッチ S4を作動した際、強さを表示する強度表示ランプL5,L6,L7を具備している。
【0040】 本考案は、上記した構成を有する加圧式マッサージャーAにおいて、足用袋体 の内部圧を、マット用袋体の内部圧より小さくすることができるようにした接続 口構造48に特徴を有する。
【0041】 即ち、本実施例では、図9に示すように、接続口構造48は、ケーシング10を形 成する上下部枠19,20 の一側端壁の接合面に配設されている。
【0042】 図中、80は4個の連通孔81を幅方向に間隔を開けて設けたソケットケースであ り、同ソケットケース60は、その後部に、4個の筒状ソケット82を幅方向に間隔 を開けて連設しており、各筒状ソケット82は対応する各連通孔81とそれぞれ連通 している。
【0043】 また、ソケットケース82は、その前部に、横長矩形板からなる取付フランジ83 を一体的に連設している。
【0044】 一方、上下部枠19,20 のソケットケース82と対応する個所には、上下部材19, 20を接合した際に、ソケットケース82に取付フランジ83を嵌入し、ソケットケー ス82を固定保持する嵌合凹部84,85 が形成されている。
【0045】 さらに、各筒状ソケット82には、連通パイプ35,36,37,38 がそれぞれ連通連結 されている。
【0046】 次に、上記した筒状ソケット82に嵌入される筒状プラグ86について説明すると 、87は4個の連通孔88を幅方向に間隔を開けて設けたプラグケースであり、同プ ラグケース87は、その後部に、4個の筒状プラグ89を幅方向に間隔を開けて連設 しており、各筒状プラグ89は対応する各連通孔68とそれぞれ連通している。
【0047】 また、プラグケース87は、その前部に、4個の筒状接続口90を幅方向に間隔を 開けて連設しており、各筒状接続口90は対応する各連通孔88とそれぞれ連通して いる。
【0048】 さらに、各筒状接続口90には、マット用袋体13a,13b,13c,13d に先端を接続し た送気ホース39,40,41,42 の基端がそれぞれ連通連結されている。
【0049】 かかる構成において、筒状ソケット82に設けた各連通孔81に、プラグケース87 に設けた筒状ソケット89を着脱自在に嵌入することができ、この嵌入によって、 送気ポンプ14の作動によって、圧縮流体を、分配装置D→マニホールド管26→送 出口53a →連通パイプ35→送出接続口48→送気ホース39→マッサージ部12の送出 接続口12a を介して、マッサージ部12のマット用袋体13a に供給して、マット用 袋体13a を膨張し、被装着部位である腰等を所定の圧迫力で圧迫することができ る。
【0050】 しかして、本実施例では、図1及び図9に示すように、ソケットケース82には 同ソケットケース82内に設けた4個の連通孔81と連通する流体一部流出孔90が設 けられている。
【0051】 一方、図1及び図9に示すように、腰等用のマッサージ部12のマット用袋体 13a に接続され、連通孔81内に嵌入される筒状ソケット89は、連通孔81と同一長 さ(D1 = D2)を有しており、その周壁には、流体一部流出孔91と連通パイプ35, 36,37,38との連通を遮断する環状突条92が設けられている。
【0052】 従って、送気ポンプ14の作動によって発生した圧縮流体は、全量、図1に示す ように、腰等用のマッサージ部12を形成するマット用袋体13a,13b,13c,13d に供 給され、腰等のマッサージに適切な圧迫力で腰等を圧迫することができる。
【0053】 一方、図10に示すように、足用のマッサージ部12の足用袋体13a,13b,13c,13d に接続され、連通孔81内に嵌入される足用の筒状ソケット74は、腰用の筒状ソケ ット89より短尺に形成されており (D3<D1) 、流体一部流出孔91と連通パイプ35 ,36,37,38 とは連通している。
【0054】 従って、送気ポンプ14の作動によって発生した圧縮流体は、その一部が流体流 出孔91を通して外部に流出することになり、足用のマッサージ部12の足用袋体 13a,13b,13c,13d に供給される圧縮流体の供給量が低減されるので、腰の圧迫力 より小さい圧迫力で足を圧迫することができ、足に適正なマッサージを施すこと ができる。
【0055】 図11も足用のマッサージ部12を形成する足用袋体13a,13b,13c,13d に接続され る足用の筒状ソケット95を示しており、同筒状ソケット95は腰用の筒状ソケット 69と同一の長さ(D4 =D1) を有するが、その周壁に、嵌入位置で流体一部流出孔 90と整合可能な透孔96を設けたことを特徴とするものであり、この場合も、流体 一部流出孔91は、透孔96を通して、連通パイプ35,36,37,38 とは連通している。
【0056】 従って、送気ポンプ14の作動によって発生した圧縮流体は、その一部が透孔96 及び流体一部流出孔91を通して外部に流出することになり、足用のマッサージ部 12を構成する足用袋体13a,13b,13c,13d に供給される圧縮流体の供給量が低減さ れるので、腰の圧迫力より小さい圧迫力で足を圧迫することができ、足に適正な マッサージを施すことができる。
【0057】 さらに、図12〜図15に他の実施例を示す。
【0058】 図12に示す実施例は、上記した実施例のように、ソケットケース82に流体一部 流出孔91を設けたり、筒状ソケット89を短尺にしたり、筒状ソケット95に透孔96 を設けたりすることなく、足用マッサージ部12の各足用袋体13a,13b,13c,13d の 外表面側に、流体一部流出孔100 を設けるとともに、筒状ソケット101,102 とし て通常形状のソケットを用いている。
【0059】 従って、送気ポンプ14の作動によって発生した圧縮流体は、その一部が流体一 部流出孔100 を通して外部に流出することになり、足用のマッサージ部12を構成 する足用袋体13a,13b,13c,13d に供給される圧縮流体の供給量が低減されるので 、腰の圧迫力より小さい圧迫力で足を圧迫することができ、足に適正なマッサー ジを施すことができる。
【0060】 図13〜図15に示す本実施例は、足用マッサージ部12の各足用袋体13a,13b,13c, 13d の足当接面側に、流体一部流出孔100 を設けた場合である。
【0061】 足用マッサージ部12における足用袋体13a,13b,13c,13d はむれやすいが、この ように、流体一部流出孔100 を足当接面側に設けたことによって、防湿効果を図 ることができる。
【0062】 上記した足用マッサージ部12の製作に際しては、図13及び図14に示すように、 足用袋体13a,13b,13c,13d は、二枚の一定の弾性を有するシート状物103,104 を 足を展開した状態に裁断した後、重合し、複数の個所で溶着して構成することが できる。
【0063】 この場合、流体一部流出孔100 は、図14に示すように、袋体13a,13b,13c,13d が膨張した際に足と当接する個所を外した個所、即ち、溶着部の近傍に設けてい るので、足の表面によって流体一部流出孔100 を閉塞するいった不具合をなくす ことができる。
【0064】 一方、図15に示すように、上記した足用マッサージ部12は、一枚のシート状物 105 の内面に、予め筒状に形成した足用袋体13a,13b,13c,13d を貼着することに よっても構成することもできる。
【0065】 この場合も、流体一部流出孔100 は、図15に示すように、袋体13a,13b,13c, 13d が膨張した際に足と当接する個所を外した個所、即ち、溶着部の近傍に設け ているので、足の表面によって流体一部流出孔100 を閉塞するいった不具合をな くすことができる。
【0066】 以上、本考案を、図示の実施例を参照して説明してきたが、本考案は何ら上記 した実施例の記載事項に限定されるものではなく、例えば、上記した実施例にお いて、一方の袋体のみならず、両方の袋体にそれぞれ流体一部流出孔を設け、両 流出孔の孔径を異ならせることによって一部流出量を変え、それぞれの袋体の内 部圧を異ならせることも本考案の範囲に含むものである。
【0067】
【考案の効果】
本考案では、送出ポンプを有する加圧部に、使用個所を異にする複数の袋体を 、選択的に変更接続可能とした加圧式マッサージャーにおいて、少なくとも一つ の袋体又は同袋体への圧縮流体供給路に流体一部流出孔を設け、同袋体の内部圧 を、他の袋体の内部圧と異ならせている。
【0068】 従って、複雑な構造や制御を要することなく、袋体の使用個所に適した圧迫力 によってマッサージを施すことができる。例えば、腰等に用いるマット用袋体使 用時の圧迫力を充分に確保する一方で、マット袋体使用時の圧迫力より小さい圧 迫力で足を圧迫することができ、足に適正なマッサージを施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る加圧式マッサージャーの全体構成
を示す斜視図である。
【図2】同加圧式マッサージャーの制御回路を示すブロ
ック図である。
【図3】同加圧式マッサージャーの加圧部の内部構造を
示す平面図である。
【図4】同加圧部の内部構造を示す図3のI-I 線による
断面正面図である。
【図5】同加圧部の開閉弁の作用を示す説明図である。
【図6】同加圧部の開閉弁の作用を示す説明図である。
【図7】マッサージ部の横断面図である。
【図8】同マッサージ部の他の使用態様における横断面
図である。
【図9】送出接続口の分解斜視図である。
【図10】同加圧式マッサージャーの足用袋体への使用
状態説明図である。
【図11】同加圧式マッサージャーの足用袋体への使用
状態説明図である。
【図12】同加圧式マッサージャーの足用袋体への使用
状態説明図である。
【図13】同加圧式マッサージャーの足用袋体への使用
状態説明図である。
【図14】同加圧式マッサージャーの足用袋体への使用
状態説明図である。
【図15】同加圧式マッサージャーの足用袋体への使用
状態説明図である。
【符号の説明】
A 加圧式マッサージャー C 制御部 14 送出ポンプ 13a 袋体 13b 袋体 13c 袋体 13d 袋体 48 送出接続口
フロントページの続き (72)考案者 宮崎 敬介 福岡県田川郡方城町大字伊方4680番地 九 州日立マクセル株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】送出ポンプを有する加圧部に、使用個所を
    異にする複数の袋体を、選択的に変更接続可能とした加
    圧式マッサージャーにおいて、少なくとも一つの袋体又
    は同袋体への圧縮流体供給路に流体一部流出孔を設け、
    同袋体の内部圧を、他の袋体の内部圧と異ならせたこと
    を特徴とする加圧式マッサージャー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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