JPH073698A - 繊維性材料ウエブ上にカラー塗料を塗布する装置及びその方法 - Google Patents
繊維性材料ウエブ上にカラー塗料を塗布する装置及びその方法Info
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- JPH073698A JPH073698A JP6012531A JP1253194A JPH073698A JP H073698 A JPH073698 A JP H073698A JP 6012531 A JP6012531 A JP 6012531A JP 1253194 A JP1253194 A JP 1253194A JP H073698 A JPH073698 A JP H073698A
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- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C1/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating
- B05C1/04—Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length
- B05C1/08—Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length using a roller or other rotating member which contacts the work along a generating line
- B05C1/0826—Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length using a roller or other rotating member which contacts the work along a generating line the work being a web or sheets
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- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- D21H23/02—Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper characterised by the manner in which substances are added
- D21H23/22—Addition to the formed paper
- D21H23/52—Addition to the formed paper by contacting paper with a device carrying the material
- D21H23/56—Rolls
- D21H23/58—Details thereof, e.g. surface characteristics, peripheral speed
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 繊維性材料ウエブにカラー塗料を塗布するた
めの装置およびその方法の提供。 【構成】 カラー塗料を繊維材料ウエブ９に転移するア
プリケータロール３０とカラー塗膜を形成し、はく離す
るノズルチャンバを備えたノズルアプリケータ３１であ
って、さらにこれにしたがって２個の噴口をもつノズル
を備え、一方の噴口は計量ドクターを支持しており、こ
のドクターはアプリケータロール３０のシェル面と共に
カラー塗膜のためのわずかなすき間を形成するものにお
いて少なくとも１個の第２のアプリケータ４１がアプリ
ケータ３１の前後に配置される繊維性材料上にカラー塗
料を塗布する装置。
めの装置およびその方法の提供。 【構成】 カラー塗料を繊維材料ウエブ９に転移するア
プリケータロール３０とカラー塗膜を形成し、はく離す
るノズルチャンバを備えたノズルアプリケータ３１であ
って、さらにこれにしたがって２個の噴口をもつノズル
を備え、一方の噴口は計量ドクターを支持しており、こ
のドクターはアプリケータロール３０のシェル面と共に
カラー塗膜のためのわずかなすき間を形成するものにお
いて少なくとも１個の第２のアプリケータ４１がアプリ
ケータ３１の前後に配置される繊維性材料上にカラー塗
料を塗布する装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項１の前文に記載
された装置に係る。
された装置に係る。
【０００２】この種の装置は製紙機械の内部または外部
に配置されることができる。塗液は例えば紙ウエブにし
み込ませるためのサイズ懸濁液であってもよい。すなわ
ち、サイズ懸濁液は紙ウエブの内部に多少とも完全に浸
透する。しかし塗液はまた混合塗料であってもよい。つ
まり紙ウエブ上に被膜を形成する極めて多様な種類の顔
料懸濁液であることができる。両方の場合とも、塗液は
紙ウエブの１面だけか、あるいは両面に塗布することが
できる。
に配置されることができる。塗液は例えば紙ウエブにし
み込ませるためのサイズ懸濁液であってもよい。すなわ
ち、サイズ懸濁液は紙ウエブの内部に多少とも完全に浸
透する。しかし塗液はまた混合塗料であってもよい。つ
まり紙ウエブ上に被膜を形成する極めて多様な種類の顔
料懸濁液であることができる。両方の場合とも、塗液は
紙ウエブの１面だけか、あるいは両面に塗布することが
できる。
【０００３】
【発明の背景等】これまでに公表されている先行技術資
料は以下の通りである： （１） ドイツ特許明細書第８，４１４，４１３号 （２） 米国特許明細書第２，７２９，１９２号 （３） 米国特許明細書第２，９４６，３０７号 （４） 米国特許明細書第３，０８４，６６３号 （５） ドイツ製紙業界週間新聞 １９７３年１６４〜
１６９頁 （６） ドイツ製紙業界週間新聞 １９７８年７７３〜
７７８頁 （７） 米国特許明細書第５，１１２，６５３号 本発明は特に図２に関しては資料（１）に基いている。
料は以下の通りである： （１） ドイツ特許明細書第８，４１４，４１３号 （２） 米国特許明細書第２，７２９，１９２号 （３） 米国特許明細書第２，９４６，３０７号 （４） 米国特許明細書第３，０８４，６６３号 （５） ドイツ製紙業界週間新聞 １９７３年１６４〜
１６９頁 （６） ドイツ製紙業界週間新聞 １９７８年７７３〜
７７８頁 （７） 米国特許明細書第５，１１２，６５３号 本発明は特に図２に関しては資料（１）に基いている。
【０００４】図２の実施例では、２個のアプリケータロ
ールが備わり、これら２個のロールが紙ウエブの通過す
るすき間を形成する。ノズルアプリケータが両方のアプ
リケータロールと連動し、各ロールのシェル面上にカラ
ー塗膜を塗布する。ノズルアプリケータは２つのノズル
噴口のあるノズルを持ち、その一方は自由端にロールド
クターを支えている。これはみぞを切ったシェル面のあ
るバーである。これによって各ロールのシェル面上にカ
ラー塗料を計量しながら塗布することが可能になる。
ールが備わり、これら２個のロールが紙ウエブの通過す
るすき間を形成する。ノズルアプリケータが両方のアプ
リケータロールと連動し、各ロールのシェル面上にカラ
ー塗膜を塗布する。ノズルアプリケータは２つのノズル
噴口のあるノズルを持ち、その一方は自由端にロールド
クターを支えている。これはみぞを切ったシェル面のあ
るバーである。これによって各ロールのシェル面上にカ
ラー塗料を計量しながら塗布することが可能になる。
【０００５】塗布技術は基本的に異なる２つの目的を追
及する。その一つはいわゆる浸潤で、単位面積当たりの
ごくわずかな量のカラー塗料が紙ウエブ上に塗布され
る。塗布する量は一般にとてもわずかなので、紙ウエブ
によって完全に吸収される。もう一つはかなり程度の高
い計量で、カラー塗料を塗布することである。ここで
は、カラー塗料の１部が紙ウエブによって吸収され、カ
ラー塗料のそれ以上の部分は紙ウエブの表面に堆積し、
そこに多少とも厚い層を形成してしまう。
及する。その一つはいわゆる浸潤で、単位面積当たりの
ごくわずかな量のカラー塗料が紙ウエブ上に塗布され
る。塗布する量は一般にとてもわずかなので、紙ウエブ
によって完全に吸収される。もう一つはかなり程度の高
い計量で、カラー塗料を塗布することである。ここで
は、カラー塗料の１部が紙ウエブによって吸収され、カ
ラー塗料のそれ以上の部分は紙ウエブの表面に堆積し、
そこに多少とも厚い層を形成してしまう。
【０００６】両方の方法は、まず紙ウエブにプレコート
をしみ込ませ、つぎに仕上げ被覆としてカラー塗料を紙
ウエブに塗布することによって相互結合が果された。前
記資料（７）は、まずアプリケータロールを用いて紙ウ
エブ上にプレコートを塗布するコータを開示しており、
これは通常はバッキングロールに巻き付いている。ある
程度巻き付け角度が進んだ後、それ以上のアプリケータ
ステーション（この場合はいわゆるＳＤＴＡステーショ
ン（ショートドエル塗布ステーション））が前の層の上
にもう１層を塗布する。この種のＳＤＴＡステーション
は、紙ウエブがこのステーションを離れる出発領域内に
ドクターブレードを有していることが特徴である。さら
に下ると仕上げドクターが続き、それから再びドクター
ブレードとなる。
をしみ込ませ、つぎに仕上げ被覆としてカラー塗料を紙
ウエブに塗布することによって相互結合が果された。前
記資料（７）は、まずアプリケータロールを用いて紙ウ
エブ上にプレコートを塗布するコータを開示しており、
これは通常はバッキングロールに巻き付いている。ある
程度巻き付け角度が進んだ後、それ以上のアプリケータ
ステーション（この場合はいわゆるＳＤＴＡステーショ
ン（ショートドエル塗布ステーション））が前の層の上
にもう１層を塗布する。この種のＳＤＴＡステーション
は、紙ウエブがこのステーションを離れる出発領域内に
ドクターブレードを有していることが特徴である。さら
に下ると仕上げドクターが続き、それから再びドクター
ブレードとなる。
【０００７】ここでは回転する紙ウエブ上への二重塗布
が試みられる。しかしながら技術的結果は不十分であ
る。すなわち、こうして得られた塗膜は決して均一では
ないことが証明された。塗膜の厚さが一定でないばかり
でなく、仕上げ塗膜の表面が平滑ではなく、無傷でもな
い。その原因は不明である。
が試みられる。しかしながら技術的結果は不十分であ
る。すなわち、こうして得られた塗膜は決して均一では
ないことが証明された。塗膜の厚さが一定でないばかり
でなく、仕上げ塗膜の表面が平滑ではなく、無傷でもな
い。その原因は不明である。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基礎となる問
題は、請求項１の前文に述べた装置を、追従装置を用い
ずに最大に多量のカラー塗料を紙ウエブ上に塗布するこ
とができ、塗膜重量が紙幅全体にわたって一定であり、
そして塗装面が一様であるようにして構成することであ
る。
題は、請求項１の前文に述べた装置を、追従装置を用い
ずに最大に多量のカラー塗料を紙ウエブ上に塗布するこ
とができ、塗膜重量が紙幅全体にわたって一定であり、
そして塗装面が一様であるようにして構成することであ
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この問題は、シェル面の
塗布位置に機械幅のカラー塗膜を受け取り、これを転移
位置で材料ウエブ９に転移するアプリケータロール３０
と、カラー塗膜を形成し、はく離する、機械全幅のノズ
ルチャンバを備えたノズルアプリケータ３１であって、
さらにこれにしたがって２個の機械幅の噴口をもつノズ
ルを備え、一方の噴口はその自由端上に計量ドクターを
支持しており、このドクターはアプリケータロール３０
のシェル面と共にカラー塗膜のためのわずかなすき間を
形成する、繊維性材料ウエブ上にカラー塗料を塗布する
装置において、少なくとも１個の第２のアプリケータ４
１がアプリケータ３０と連動するようにして備えられて
おり、第１のアプリケータ３１の前または後に配置され
ていることを特徴とする装置によって解決される。
塗布位置に機械幅のカラー塗膜を受け取り、これを転移
位置で材料ウエブ９に転移するアプリケータロール３０
と、カラー塗膜を形成し、はく離する、機械全幅のノズ
ルチャンバを備えたノズルアプリケータ３１であって、
さらにこれにしたがって２個の機械幅の噴口をもつノズ
ルを備え、一方の噴口はその自由端上に計量ドクターを
支持しており、このドクターはアプリケータロール３０
のシェル面と共にカラー塗膜のためのわずかなすき間を
形成する、繊維性材料ウエブ上にカラー塗料を塗布する
装置において、少なくとも１個の第２のアプリケータ４
１がアプリケータ３０と連動するようにして備えられて
おり、第１のアプリケータ３１の前または後に配置され
ていることを特徴とする装置によって解決される。
【００１０】また、カラー塗料がカラー塗膜として回転
するアプリケータロールのシェル面上に塗布される塗布
位置と、材料ウエブ９に転移される転移位置とにあるこ
とを備えた、繊維性材料ウエブ上にカラー塗料を塗布す
る方法において、はく離液が塗布位置の前方でアプリケ
ータロール３０のシェル面上に塗膜として塗布されるこ
とと、はく離液がカラー塗料に接着せず、あるいはこれ
をはじくことと、を特徴とする繊維性材料ウエブ上にカ
ラー塗料を塗布する方法によって解決される。
するアプリケータロールのシェル面上に塗布される塗布
位置と、材料ウエブ９に転移される転移位置とにあるこ
とを備えた、繊維性材料ウエブ上にカラー塗料を塗布す
る方法において、はく離液が塗布位置の前方でアプリケ
ータロール３０のシェル面上に塗膜として塗布されるこ
とと、はく離液がカラー塗料に接着せず、あるいはこれ
をはじくことと、を特徴とする繊維性材料ウエブ上にカ
ラー塗料を塗布する方法によって解決される。
【００１１】
【作用】初めに、本発明者はカテゴリーの装置に基礎を
置くべきだということに気付いた。ここで即ち、塗料は
紙ウエブ上に直接塗布されず、アプリケータロールのシ
ェル面上にまず塗られる。さらに気付いたことは、ロー
ルドクターをかき落とし具として用いることが不可欠で
あること、および刃物形のドクターは塗装の結果を必ず
害することである。ロールドクターの使用、特に第１の
ノズルアプリケータを使用することによって、第１塗膜
をある程度なめらかにし、固めることができる。ある程
度の安定性が得られ、その結果そこに塗られた第２の塗
膜がもはや表面組織を破損することはない。
置くべきだということに気付いた。ここで即ち、塗料は
紙ウエブ上に直接塗布されず、アプリケータロールのシ
ェル面上にまず塗られる。さらに気付いたことは、ロー
ルドクターをかき落とし具として用いることが不可欠で
あること、および刃物形のドクターは塗装の結果を必ず
害することである。ロールドクターの使用、特に第１の
ノズルアプリケータを使用することによって、第１塗膜
をある程度なめらかにし、固めることができる。ある程
度の安定性が得られ、その結果そこに塗られた第２の塗
膜がもはや表面組織を破損することはない。
【００１２】
【実施例】図１に示すアプリケータは、２個のアプリケ
ータロール１０，２０と、２個のノズルアプリケータ３
１，４１と、２個のノズルチャンバ３２，４２と、各１
個の機械幅ノズル噴口１３，２３と、各１個の計量ドク
ター８，８と、そして各１個のカラー塗料トラフ３９，
４９を有している。２個のアプリケータロール１０，２
０は矢印Ｐの方向に回転する。紙ウエブは２個のロール
によって形成されるすき間を通過する。
ータロール１０，２０と、２個のノズルアプリケータ３
１，４１と、２個のノズルチャンバ３２，４２と、各１
個の機械幅ノズル噴口１３，２３と、各１個の計量ドク
ター８，８と、そして各１個のカラー塗料トラフ３９，
４９を有している。２個のアプリケータロール１０，２
０は矢印Ｐの方向に回転する。紙ウエブは２個のロール
によって形成されるすき間を通過する。
【００１３】作動時に、カラー塗料の流れは図示しない
ポンプによって２個のノズルチャンバ３２，４２へ送ら
れる。この塗料の流れの１部はノズルへ、こうしてノズ
ルスライスへ進み、ここで各々の計量ドクター８によっ
て計量され、そして各ロール１０のシェル面上に塗膜と
して堆積する。塗料の残りの部分は余分の流れとして他
方のノズル噴口に運ばれ、各集液トラフ３９，４９へ進
む。
ポンプによって２個のノズルチャンバ３２，４２へ送ら
れる。この塗料の流れの１部はノズルへ、こうしてノズ
ルスライスへ進み、ここで各々の計量ドクター８によっ
て計量され、そして各ロール１０のシェル面上に塗膜と
して堆積する。塗料の残りの部分は余分の流れとして他
方のノズル噴口に運ばれ、各集液トラフ３９，４９へ進
む。
【００１４】こうして、２層のカラー塗膜が塗布され
る。ノズルアプリケータ３１からの第１の塗膜はロール
１０のシェル面上に塗られ、アプリケータ４１からの第
２の塗膜は第１の塗膜上に塗られる。次いで２つのカラ
ー塗膜はロール１０のシェル面と共にロール１０および
２０間に形成されたすき間へ進み、そして図面左に描か
れたように紙ウエブ全幅上に広がる。
る。ノズルアプリケータ３１からの第１の塗膜はロール
１０のシェル面上に塗られ、アプリケータ４１からの第
２の塗膜は第１の塗膜上に塗られる。次いで２つのカラ
ー塗膜はロール１０のシェル面と共にロール１０および
２０間に形成されたすき間へ進み、そして図面左に描か
れたように紙ウエブ全幅上に広がる。
【００１５】図４に従う実施例では、ノズルアプリケー
タを対称形に対にして配列してある。 図４の実施例で
は、自由端にロールドクターを備えた噴口を有する２つ
の塗装ステーション３１，４１に特徴がある。ノズルチ
ャンバ（前進方向に見て）はこうして両側をロールドク
ターによって限定されている。
タを対称形に対にして配列してある。 図４の実施例で
は、自由端にロールドクターを備えた噴口を有する２つ
の塗装ステーション３１，４１に特徴がある。ノズルチ
ャンバ（前進方向に見て）はこうして両側をロールドク
ターによって限定されている。
【００１６】
【発明の効果】本発明ノズルアプリケータは各ロールの
シェル面上に２つのカラー塗膜を塗布するだけではな
く、さらに興味深い可能性を提供する。
シェル面上に２つのカラー塗膜を塗布するだけではな
く、さらに興味深い可能性を提供する。
【００１７】例えば、１つのオプションとしては、ロー
ルすき間の後、第１アプリケータ上にカラー塗膜をはじ
こうとするか、あるいはとにかくこれに接着しようとし
ない塗液（はく離液）を供給するというものである。そ
れどころか塗液はロールのスチール製のシェルを潤滑し
ようとするだろう。図１では、これはアプリケータ３１
にあたる。この種のはく離液を供給することによって、
カラー塗膜の塗られた紙ウエブ９はロールすき間から困
難無く除去されることができ、しかもロール３０のシェ
ル面にカラー塗膜のはりついた跡がつかないという利点
があるであろう。さらに、はく離塗膜は後のカラー塗膜
をロール３０のシェル面が可能になるであろうよりもも
っと滑らかな面にするような化学組成をもつことができ
よう。
ルすき間の後、第１アプリケータ上にカラー塗膜をはじ
こうとするか、あるいはとにかくこれに接着しようとし
ない塗液（はく離液）を供給するというものである。そ
れどころか塗液はロールのスチール製のシェルを潤滑し
ようとするだろう。図１では、これはアプリケータ３１
にあたる。この種のはく離液を供給することによって、
カラー塗膜の塗られた紙ウエブ９はロールすき間から困
難無く除去されることができ、しかもロール３０のシェ
ル面にカラー塗膜のはりついた跡がつかないという利点
があるであろう。さらに、はく離塗膜は後のカラー塗膜
をロール３０のシェル面が可能になるであろうよりもも
っと滑らかな面にするような化学組成をもつことができ
よう。
【００１８】はく離液の代わりに、第１ノズルアプリケ
ータにはロールギャップの後方で、カラー塗膜がシェル
面に塗布される前にロールのシェル面から汚れた粒子や
繊維等を掃除する洗滌液を供給することもきるであろ
う。
ータにはロールギャップの後方で、カラー塗膜がシェル
面に塗布される前にロールのシェル面から汚れた粒子や
繊維等を掃除する洗滌液を供給することもきるであろ
う。
【００１９】さらに勿論、２個以上のノズルアプリケー
タが１個のロール上に配置されることもできる。
タが１個のロール上に配置されることもできる。
【００２０】本発明によって提供されるもう一つの興味
深いオプションは、カラー塗装のシステム全体を事実上
「構成する」ことであり、その結果断面からみて、全く
異なる特徴をもつことになる。例えば、外側の層は柔ら
かく、しなやかで、滑らかになりやすくすることができ
る。また丈夫で、傷がつきにくい等であってもよい。
深いオプションは、カラー塗装のシステム全体を事実上
「構成する」ことであり、その結果断面からみて、全く
異なる特徴をもつことになる。例えば、外側の層は柔ら
かく、しなやかで、滑らかになりやすくすることができ
る。また丈夫で、傷がつきにくい等であってもよい。
【００２１】基本的にどんなドクター形部材であっても
計量ドクターとして適合する。バー形の場合は、回転式
に設置されても、ドライブを備えていてもよい。円周み
ぞを有していてもよいが、強制されるものではない。場
合によっては、円周みぞはワイヤによって形成されても
よい。しかしながらドクターはまた完璧な剛性またはた
わみ性のブレードによって形成されてもよい。ブレード
はその作業領域内にみぞまたはのこぎり歯を刻まれても
よい。
計量ドクターとして適合する。バー形の場合は、回転式
に設置されても、ドライブを備えていてもよい。円周み
ぞを有していてもよいが、強制されるものではない。場
合によっては、円周みぞはワイヤによって形成されても
よい。しかしながらドクターはまた完璧な剛性またはた
わみ性のブレードによって形成されてもよい。ブレード
はその作業領域内にみぞまたはのこぎり歯を刻まれても
よい。
【００２２】本発明のもうひとつの着想によれば、ノズ
ルアプリケータの少なくとも１個に平滑なシェル面を持
つドクターバーが備えられている。このシェル面は例え
ばクロムメッキされていてもよい。バーはガラスまたは
セラミック材料で作られていてもよく、あるいはガラス
またはセラミック製のシェルを持っていてもよい。他の
すべての耐摩耗性の材料も同様に適している。重要なこ
とはバーの交換が容易なことであり、直径の異なるバー
の使用が許されることである。このことは以下を意味す
る：平滑なシェル面を持つバーを用いれば、塗布量また
は塗料重量は接触圧に左右され、塗料重量は接触圧が増
すにつれて減少する。この従属性はほぼ双曲線を描く。
様々な双曲線形状がドクターバーの様々な直径について
描かれることができる。
ルアプリケータの少なくとも１個に平滑なシェル面を持
つドクターバーが備えられている。このシェル面は例え
ばクロムメッキされていてもよい。バーはガラスまたは
セラミック材料で作られていてもよく、あるいはガラス
またはセラミック製のシェルを持っていてもよい。他の
すべての耐摩耗性の材料も同様に適している。重要なこ
とはバーの交換が容易なことであり、直径の異なるバー
の使用が許されることである。このことは以下を意味す
る：平滑なシェル面を持つバーを用いれば、塗布量また
は塗料重量は接触圧に左右され、塗料重量は接触圧が増
すにつれて減少する。この従属性はほぼ双曲線を描く。
様々な双曲線形状がドクターバーの様々な直径について
描かれることができる。
【００２３】ドクターバーの代わりにブレードを用いる
ことも適当かもしれない。これは特に第１のアプリケー
タにあてはまる。しかし次のアプリケータが同じように
ドクターバーに代わってブレードを用いることを問題外
とすることはできない。本発明のさらに別の着想によれ
ば、まずロールのシェル面にノズルアプリケータを用い
て通常の方法でカラー塗料を塗布することによって直接
塗布が行われ、次にこのロールの回転によって紙ウエブ
へこのカラー塗膜を移す。このカラー塗膜を受け取る
と、紙ウエブはもうひとつのロールに巻き付けられ、こ
こで直接塗布によるべつのカラー塗膜を受け取る。
ことも適当かもしれない。これは特に第１のアプリケー
タにあてはまる。しかし次のアプリケータが同じように
ドクターバーに代わってブレードを用いることを問題外
とすることはできない。本発明のさらに別の着想によれ
ば、まずロールのシェル面にノズルアプリケータを用い
て通常の方法でカラー塗料を塗布することによって直接
塗布が行われ、次にこのロールの回転によって紙ウエブ
へこのカラー塗膜を移す。このカラー塗膜を受け取る
と、紙ウエブはもうひとつのロールに巻き付けられ、こ
こで直接塗布によるべつのカラー塗膜を受け取る。
【００２４】アプリケータの全体または少なくともその
うちのいくつかが回転可能であるようにして実施例を構
成することが可能である。このことは必要であれば選択
的にシステムの柔軟な作動を可能にする。
うちのいくつかが回転可能であるようにして実施例を構
成することが可能である。このことは必要であれば選択
的にシステムの柔軟な作動を可能にする。
【図１】２個の相互に平行なアプリケータロールを備え
た装置を示す概略図である。
た装置を示す概略図である。
【図２】図１の装置と同様であるが、２対のノズルアプ
リケータが鏡像式に配列されている実施例を示す概略図
である。
リケータが鏡像式に配列されている実施例を示す概略図
である。
【図３】図１の拡大断面図である。
【図４】図１および図２の代替実施例を示す、図２と同
様の概略図である。
様の概略図である。
【図５】間接および直接塗布機構を備えた実施例を示す
概略図である。
概略図である。
８ 計量ドクター、 ９ 繊維性材料ウエブ、 １３ ノズル噴口、 ２３ ノズル噴口、 ３０ アプリケータロール、 ３１，４１ ノズルアプリケータ、 ３２．４２ ノズルチャンバ、 ３９，４９ カラー塗料トラフ。
Claims (14)
- 【請求項１】 １．１ シェル面の塗布位置に機械幅の
カラー塗膜を受け取り、これを転移位置で繊維性材料ウ
エブ（９）に転移するアプリケータロール（３０）と； １．２ カラー塗膜を形成し、はく離する、機械全幅の
ノズルチャンバを備えたノズルアプリケータ３１であっ
て、さらにこれにしたがって２個の機械幅の噴口をもつ
ノズルを備え、一方の噴口はその自由端上に計量ドクタ
ーを支持しており、このドクターはアプリケータロール
（３０）のシェル面と共にカラー塗膜のためのわずかな
すき間を形成する；繊維性材料ウエブ上にカラー塗料を
塗布する装置において、 １．３ 少なくとも１個の第２のアプリケータ（４１）
がアプリケータロール（３０）と連動するようにして備
えられており、第１のアプリケータ（３１）の前または
後に配置されていることを特徴とする。 - 【請求項２】 それ以上のアプリケータの少なくとも１
個が同様にノズルアプリケータであることを特徴とする
請求項１に記載の繊維性材料ウエブ上にカラー塗料を塗
布する装置。 - 【請求項３】 それ以上のノズルアプリケータの少なく
とも１つがさらに、ロールのシェル面と共にわずかなす
き間を形成するロールドクターとして作られた計量ドク
ターをも備えていることを特徴とする請求項１または２
に記載の繊維性材料ウエブ上にカラー塗料を塗布する装
置。 - 【請求項４】 ２個のノズルアプリケータ（３１，４
１）の少なくとも一方の両方の噴口が、ロールドクター
として作られた計量ドクターをそれらの自由端上に備え
ていることを特徴とする請求項１から３のいずれか１項
に記載の繊維性材料ウエブ上にカラー塗料を塗布する装
置。 - 【請求項５】 アプリケータロール（３０）に、これと
共にロールすき間を形成するバッキングロールが連動し
ており、このすき間内でカラー塗料がアプリケータロー
ル（３０）のシェル面から紙ウエブ（９）へ転移され、
さらにそのロールすき間を紙ウエブ（９）が通過するこ
とを特徴とする請求項１から４のいずれか１項に記載の
繊維性材料ウエブ上にカラー塗料を塗布する装置。 - 【請求項６】 ロールすき間の後方の第１のノズルアプ
リケータ（３１）が洗滌液ソケットを備えていることを
特徴とする請求項１から５のいずれかに記載の装置。 - 【請求項７】 ロールすき間の後方の第１のノズルアプ
リケータが、後工程で塗布されるカラー塗料に接着する
ことはなく、あるいはこれをはじく洗滌液のためのソケ
ットを備えていることを特徴とする請求項１から６のい
ずれか１項に記載の繊維性材料ウエブ上にカラー塗料を
塗布する装置。 - 【請求項８】 第１のノズルアプリケータに送られた塗
液がアプリケータロール（３０）の材質になじみ易いこ
とを特徴とする請求項１から６のいずれか１項に記載の
繊維性材料ウエブ上にカラー塗料を塗布する装置。 - 【請求項９】 転移位置後方に走行方向に例えば繊維性
材料ウエブ上にカラー塗料のような塗液を塗布するため
のアプリケータが位置していることを特徴とする請求項
１から８のいずれか１項に記載の繊維性材料ウエブ上に
カラー塗料を塗布する装置。 - 【請求項１０】 アプリケータの少なくとも１つが計量
ブレードを備えていることを特徴とする請求項１から９
のいずれか１項に記載の繊維性材料ウエブ上にカラー塗
料を塗布する装置。 - 【請求項１１】 アプリケータの少なくとも１つが平滑
なシェル面をもつ計量ドクターを備えていることを特徴
とする請求項１から１０のいずれか１項に記載の繊維性
材料ウエブ上にカラー塗料を塗布する装置。 - 【請求項１２】 １２．１ カラー塗料がカラー塗膜と
して回転するアプリケータロールのシェル面上に塗布さ
れる塗布位置と、繊維性材料ウエブ（９）に転移される
転移位置とにあること；を備えた繊維性材料ウエブ上に
カラー塗料を塗布する方法において、 １２．２ はく離液が塗布位置の前方でアプリケータロ
ール（３０）のシェル面上に塗膜として塗布されること
と； １２．３ はく離液がカラー塗料に接着せず、あるいは
これをはじくことと；を特徴とする繊維性材料ウエブ上
にカラー塗料を塗布する方法。 - 【請求項１３】 はく離液がロールシェルの材質になじ
み易いことを特徴とする請求項１２に記載の繊維性材料
ウエブ上にカラー塗料を塗布する方法。 - 【請求項１４】 ロールのシェル面を用いて転移するこ
とによるカラー塗料の間接塗布の後で、繊維性材料ウエ
ブ上への直接塗布が行われることを特徴とする請求項１
２または１３に記載の繊維性材料ウエブ上にカラー塗料
を塗布する方法。
Applications Claiming Priority (4)
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| DE4303082 | 1993-02-04 | ||
| DE4306937-1 | 1993-03-05 | ||
| DE4303082-3 | 1993-03-05 | ||
| DE4306937 | 1993-03-05 |
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Cited By (2)
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|---|---|---|---|---|
| JP2002059052A (ja) * | 2000-08-14 | 2002-02-26 | Fuji Kikai Kogyo Kk | 塗工液の塗布装置 |
| JP2009240925A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Fujifilm Corp | 液体塗布装置、液体塗布方法、インクジェット記録装置、及びインクジェット記録方法 |
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