JPH0736960U - ポット - Google Patents

ポット

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JPH0736960U
JPH0736960U JP6818493U JP6818493U JPH0736960U JP H0736960 U JPH0736960 U JP H0736960U JP 6818493 U JP6818493 U JP 6818493U JP 6818493 U JP6818493 U JP 6818493U JP H0736960 U JPH0736960 U JP H0736960U
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Japan
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tea
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▲しょう▼策 寺井
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二幸陶器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋体を吸着する茶こしを簡便に本体に着脱す
ることができる急須等のポットを提供すること。 【構成】 注ぎ口3と把手4とを備え、かつ、フランジ
部6を内周縁に形成した注入口5を上部に備えた本体2
と、注入口5から本体2の内部に配置される茶こし9
と、注入口5を塞ぐ蓋体17と、からなる。茶こし9
は、網目11aを有した有底の筒状のろ過部10と、ろ
過部10の上部に配置されて本体フランジ部6の上面に
当接するフランジ部14と、ろ過部10の外周面に形成
されて本体フランジ部6に茶こし9を係止するための係
止部13・13と、を備える。茶こしフランジ部14と
蓋体17の外周縁とには、相互に吸着可能な磁性体15
・18が配設される。本体フランジ部6には、係止部1
3を挿通可能な凹部7が形成される。係止部13は、本
体フランジ部6の下面に圧接可能な弾性片から構成され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、蓋体が落ちないように構成されたティーポットや急須等のポット に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような蓋体が落ちないように構成した例えば急須では、実開平2− 4470号公報に記載されたものが知られている。
【0003】 この急須は、注ぎ口と把手とを備えるとともに、フランジ部を内周縁に形成し た注入口を上部に備えた本体と、注入口から本体内部に配置される茶こしと、注 入口を塞ぐ蓋体と、から構成されている。蓋体の外周縁と、茶こしにおける本体 のフランジ部に当接するフランジ部と、には、相互に吸着可能な磁性体が配設さ れている。
【0004】 この茶こしには、吸着した蓋材を落ちないように、茶こしを本体に取り付ける ための線材からなる半円状の把手が配設されている。その構造は、茶こしの上部 の円筒部位に、相互に対向する2つの軸孔が形成され、2つの軸孔間に1つの係 止溝が形成されて、把手には、両端に軸孔に挿入可能な軸部と、各軸部先端で屈 曲するL字形の止着部と、が形成される。
【0005】 そして、茶こしを本体に取り付ける際には、茶こしを本体の注入口内に収納さ せるとともに、把手の両端の各止着部をそれぞれ軸部ごと茶こしの上部の軸孔に 挿入し、把手の中央部位を茶こし上部の係止溝に挿入させるように曲げる。
【0006】 すると、把手の両端の止着部が、本体における注入口内周縁のフランジ部下面 に圧接され、茶こしが、止着部と茶こしのフランジ部とで本体の注入口内周縁の フランジ部を挟持する態様となって、茶こしが本体に取り付けられることとなっ ていた。また、茶こしを取り外す際には、既述の逆の操作を行なえば良い。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記公報記載の茶こしの本体への着脱は、取付時に、把手の両端の各 止着部をそれぞれ軸孔へ挿入し、その後、把手を曲げるようにして、把手中央部 位を係止溝へ挿入するものであり、取外時には、その全く逆の操作を行なうもの である。
【0008】 すなわち、上記公報記載の茶こしの本体への着脱は、本体の狭い注入口に配意 させた茶こしのその狭い内周部位で、把手の両端や中央部位を所定の軸孔や係止 溝に挿入させたり離脱させたりするため、行ない難かった。
【0009】 この考案は、上述の課題を解決するものであり、蓋体を吸着する茶こしを簡便 に本体に着脱することができるポットを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るポットは、注ぎ口と把手とを備えるとともに、フランジ部を内 周縁に形成した注入口を上部に備えた本体と、前記注入口から前記本体内部に配 置される茶こしと、前記注入口を塞ぐ蓋体と、から構成され、 前記茶こしが、網目を有した有底の筒状のろ過部と、該ろ過部の上部に配置さ れて前記本体のフランジ部の上面に当接するフランジ部と、前記ろ過部の外周面 に形成されて前記本体のフランジ部に前記茶こしを係止するための係止部と、を 備え、 前記茶こしのフランジ部と前記蓋体の外周縁とに、相互に吸着可能な磁性体が 配設されているポットであって、 前記本体のフランジ部に、前記係止部を挿通可能な凹部が形成され、 前記係止部が、前記本体のフランジ部下面に圧接可能な弾性片から構成されて いることを特徴とする。
【0011】
【考案の作用・効果】
この考案に係るポットでは、茶こしの本体への取付時には、本体の注入口内周 縁のフランジ部に形成された凹部に、茶こしの係止部を配置させて、茶こしのフ ランジ部下面を本体のフランジ部上面に当接させるように、茶こしを本体内に挿 入させ、その後、茶こしを回せば、茶こしの係止部である弾性片が本体のフラン ジ部下面に圧接され、茶こしのフランジ部と弾性片とで、本体のフランジ部を挟 持する態様となって、茶こしが本体に取り付けられることとなる。
【0012】 そして、蓋体を本体の注入口を塞ぐように配置させれば、蓋体外周縁と茶こし のフランジ部とが吸着され、茶こしが本体に取り付けられているため、蓋体が本 体の注入口から落下しないこととなる。
【0013】 また、茶こしを本体から取り外す際には、茶こしを回して係止部としての弾性 片を本体のフランジ部における凹部の位置に配置させ、茶こしを本体の注入口か ら引き抜けば取り外すことができる。
【0014】 したがって、この考案に係るポットでは、弾性片を本体のフランジ部の凹部に 一致させる操作と、茶こしを本体内に挿入・離脱させる操作と、茶こしを回転さ せるだけの操作で、茶こしを本体に着脱することができ、これらの操作は狭いス ペースで簡単に行なえるものであり、蓋体を吸着する茶こしを簡便に本体に着脱 することができる。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】 実施例に使用するポットは、図1〜3に示すように、急須1であり、この急須 1は、陶磁器製の本体2とナイロン製の茶こし9と陶磁器製の蓋体17とから構 成される。
【0017】 本体2は、図1〜3に示すように、注ぎ口3と把手4とを備えて、上部に、フ ランジ部6を内周縁に形成した注入口5が形成されている。注入口5のフランジ 部6には、対称位置に、後述する茶こし9の弾性片13・13をそれぞれ挿通可 能な凹部7・7が形成されている。
【0018】 茶こし9は、網目11aを有した底部11と円筒状の筒部12とを備えて、注 入口5から本体2の内部へ挿入可能なろ過部10と、ろ過部10の上部に配置さ れて本体2のフランジ部6の上面に当接するフランジ部14と、から構成される 。
【0019】 ろ過部10における筒部12の対称位置の外周面には、係止部13・13が形 成されている。これらの係止部13は、筒部12と一体成形される弾性片13か ら構成され、これらの弾性片13は、筒部12から水平に突出する板状の基部1 3aと、基部13aの端部から、下方へ撓み可能に、上方へ屈曲して延びる撓み 爪13bと、から構成されている。これらの撓み爪13bの上端とフランジ部1 4下面との間の寸法は、撓み爪13bが下方へ撓んでいない時、本体2のフラン ジ部6の厚さ寸法より小さく設定されている。
【0020】 フランジ部14の上面には、磁性材料のステンレス板等からなる円環状の磁性 体15が固着されている。なお、この磁性体15は、図示しない複数の爪片を備 えて、これらの爪片をフランジ部14の上面に挿入係止させることにより、フラ ンジ部14の上面に固着されている。
【0021】 蓋体17は、注入口5を塞ぐものであり、外周縁には、磁性体15を吸着可能 な円環状の磁石18が外嵌されている。この磁石18は、合成樹脂からなるカバ ー18b内に永久磁石18aが埋設されて構成されている。
【0022】 この急須1では、茶こし9の本体2への取付時には、本体2における注入口5 の内周縁のフランジ部6に形成された凹部7・7に、茶こし9の弾性片13・1 3を配置させて、茶こしフランジ部14の下面を本体フランジ部6の上面に当接 させるように、茶こし9を本体2内に挿入させ、その後、茶こし9を回せば、茶 こし9の係止部である弾性片13・13の撓み爪13bが撓んで本体2のフラン ジ部6の下面に圧接され、茶こし9のフランジ部14と弾性片13の撓み爪13 bとで、本体2のフランジ部6を挟持する態様となって、茶こし9が本体2に取 り付けられることとなる。
【0023】 そして、茶こし9のろ過部10内に茶葉を入れて注入口5から湯を注ぐ等した 後、蓋体17を本体2の注入口5を塞ぐように配置させれば、蓋体17の外周縁 の磁石18と茶こしフランジ部14の磁性体15とが吸着されて、茶こし9が本 体2に取り付けられているため、急須1を傾けて注ぎ口3から茶碗等へ茶湯を注 いでも、蓋体17が本体2の注入口5から落下しないこととなる。
【0024】 また、茶こし9を本体2から取り外す際には、蓋体17を外した後、茶こし9 を回して弾性片13・13を本体フランジ部6の凹部7・7の位置に配置させ、 茶こし9を本体2の注入口5から引き抜けば取り外すことができる。
【0025】 したがって、実施例の急須1では、弾性片13・13を本体フランジ部6の凹 部7・7に一致させる操作と、茶こし9を本体2内に挿入・離脱させる操作と、 茶こし9を回転させるだけの操作で、茶こし9を本体2に着脱することができ、 これらの操作は狭いスペースで簡単に行なえるものであり、蓋体17を吸着する 茶こし9を簡便に本体2に着脱することができる。
【0026】 なお、実施例では、茶こし9の筒部12の内周面に、上下方向に延びる2つの の突条12a・12aが形成されており、これらの突条12a・12を利用して 茶こし9を回転させることができ、一層、茶こし9の着脱が容易となる。
【0027】 また、実施例では、茶こし9の弾性片13における撓み爪13bが、茶こし9 の着脱時の回転方向における上面形状を、2つのテーパ面13c・13cを備え た山形状としているため、凹部7を経て弾性片13を本体2の内部に挿入し、茶 こし9を回転させる際、時計方向若しくは反時計方向のどちら側へ回転させても 、テーパ面13c・13cが凹部7周縁に当接して、撓み爪13bが円滑に撓む ことから、茶こし9の取り付けが一層容易に行なえる。
【0028】 さらに、実施例では、急須1を例に挙げて説明したが、勿論、紅茶やコーヒー 等を煎れるティーポットやコーヒーポット等に本考案を使用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の急須を示す分解斜視図で
ある。
【図2】同実施例の本体を示す平面図である。
【図3】同実施例の部分断面図である。
【符号の説明】
1…(ポット)急須、 2…本体、 3…注ぎ口、 4…把手、 5…注入口、 6…フランジ部、 7…凹部、 9…茶こし、 10…ろ過部、 11a…網目、 13…(係止部)弾性片、 14…フランジ部、 15…磁性体、 17…蓋体、 18…(磁性体)カバー付き磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注ぎ口と把手とを備えるとともに、フラ
    ンジ部を内周縁に形成した注入口を上部に備えた本体
    と、前記注入口から前記本体内部に配置される茶こし
    と、前記注入口を塞ぐ蓋体と、から構成され、 前記茶こしが、網目を有した有底の筒状のろ過部と、該
    ろ過部の上部に配置されて前記本体のフランジ部の上面
    に当接するフランジ部と、前記ろ過部の外周面に形成さ
    れて前記本体のフランジ部に前記茶こしを係止するため
    の係止部と、を備え、 前記茶こしのフランジ部と前記蓋体の外周縁とに、相互
    に吸着可能な磁性体が配設されているポットであって、 前記本体のフランジ部に、前記係止部を挿通可能な凹部
    が形成され、 前記係止部が、前記本体のフランジ部下面に圧接可能な
    弾性片から構成されていることを特徴とするポット。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61151631U (ja) * 1985-03-11 1986-09-19
JP3081032U (ja) * 2001-04-12 2001-10-19 株式会社 土谷金属 バーナ

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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