JPH0736921U - 棒状化粧品容器におけるキャップの嵌合構造 - Google Patents
棒状化粧品容器におけるキャップの嵌合構造Info
- Publication number
- JPH0736921U JPH0736921U JP7560993U JP7560993U JPH0736921U JP H0736921 U JPH0736921 U JP H0736921U JP 7560993 U JP7560993 U JP 7560993U JP 7560993 U JP7560993 U JP 7560993U JP H0736921 U JPH0736921 U JP H0736921U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- rib
- body tube
- cosmetic container
- shaped cosmetic
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 棒状化粧品容器におけるキャップの嵌合構造
に係り、従来のこの種容器においては、キャップの深奥
部に樹脂製のインナーを設置し、該インナーが身筒の外
周に係合するものが知られているが、インナーの欠点を
改良し、寸法的に若干のバラツキが発生した場合でも充
分に満足のできるキャップの嵌合状態が得られるキャッ
プの嵌合構造を提供する。 【構成】 キャップの深奥部に固定した樹脂製のインナ
ー３の内壁面に複数個のリブ４を突設すると共に該リブ
４の背面に凹溝５を形成して該リブ４の部分に弾力を付
与し、この弾力で寸法のバラツキを吸収し完全な係合状
態を得るように構成したものである。
に係り、従来のこの種容器においては、キャップの深奥
部に樹脂製のインナーを設置し、該インナーが身筒の外
周に係合するものが知られているが、インナーの欠点を
改良し、寸法的に若干のバラツキが発生した場合でも充
分に満足のできるキャップの嵌合状態が得られるキャッ
プの嵌合構造を提供する。 【構成】 キャップの深奥部に固定した樹脂製のインナ
ー３の内壁面に複数個のリブ４を突設すると共に該リブ
４の背面に凹溝５を形成して該リブ４の部分に弾力を付
与し、この弾力で寸法のバラツキを吸収し完全な係合状
態を得るように構成したものである。
Description
【０００１】
本案はキャップの深奥部に樹脂製のインナーを設置した棒状化粧品容器におけ るキャップの嵌合構造に関するものである。
【０００２】
従来、棒状化粧品容器におけるキャップの嵌合に関してはキャップの深奥部に 樹脂製のインナーを設置し、該インナーが身筒の外周面に係合するようになる嵌 合構造が知られている。
【０００３】
前記従来の構造においては、高度な寸法精度が要求され、部品に若干の寸法的 なバラツキが発生した場合は満足のできる嵌合状態を得ることが難しく不良品を 多発せしめる欠点があった。
【０００４】 本案はこのような欠点を排除し、多少の寸法的なバラツキが発生した場合でも 該バラツキを充分に吸収し、極めて良好な嵌合状態の得られる新規のキャップの 嵌合構造を提供することを目的としたものである。
【０００５】
本案は前記の目的を達成するため、身筒１の開口部にキャップ２を着脱自在に 嵌合し、該キャップ２の深奥部に下向開口の樹脂製のインナー３を設置し、該イ ンナー３の内周面が前記身筒１の外周面に嵌合するようになる構成において、前 記インナー３の内壁面縦方向に前記身筒１の外側に密接するリブ４を突設すると 共に、該リブ４の背面位置のインナー壁部にリブ４と同一方向の凹溝５を形成し て該部分の壁厚を他所に比し薄くした構成に係るものである。
【０００６】
【作用】 而して本案はインナー３の内壁面に縦方向リブ４を突設してあり、このリブ４ が身筒１の外側面に強めに接触して充分な嵌合状態が得られるものであるが、前 記リブ４の背面位置の凹溝５部分の壁厚を薄く形成してあり、これにより該凹溝 ５部分に程良い弾性が生じこの弾性が寸法的なバラツキを吸収し不良品の発生を 防ぐ役目を果すものである。
【０００７】
以下本案の具体的構成を図に示す実施例について説明すると、１は身筒、２は 該身筒１に着脱自在に嵌合するキャップであつて、このキャップ２の深奥部に下 向き開口の樹脂製のインナー３を嵌入固定し、該インナー３の内壁面に縦方向の リブ４（複数個の場合が多い）を突設すると共に該リブ４の背面位置のインナー ３の壁部にリブ４と同一方向の凹溝５を形成して該部分の壁厚を他所に比し薄く 設定したものである。尚インナー３は身筒１の外形に対応した形状であつて、外 形的には丸形、三角形、四角形その他の多角形が考えられるが、いずれの形状で あつても前記リブ４及び凹溝５を形成することにより同じ作用、効果が得られる ものである。
【０００８】
本案は叙上の如く、身筒１の開口部にキャップ２を着脱自在に嵌合し、該キャ ップ２の深奥部に下向開口の樹脂製のインナー３を設置し、該インナー３の内周 面が前記身筒１の外周面に嵌合するようになる構成において、前記インナー３の 内壁面縦方向に前記身筒１の外側に密接なリブ４を突設すると共に、該リブ４の 背面位置のインナー壁部にリブ４と同一方向の凹溝５を形成して該部分の壁厚を 他所に比し薄くした構成に係り、インナー３のリブ４が身筒１の外側に強めに接 触するもので充分満足の得られる嵌合状態が得られ、又凹溝５を形成し、該部分 の壁厚を薄くすることによりリブ４に弾性を付与することが可能となり、これに よつて寸法的なバラツキが吸収され、従来品のような高い精度を必ずしも必要と されず不良品の多発を防ぐ極めて顕著な効果を発揮するキャップの嵌合構造を提 供し得る利点を有するものである。
図面は本案の実施例を示し、
【図１】キャップの嵌合状態における要部断面図
【図２】インナーの一部切欠斜視図
１ 身筒 ２ キャップ ３ インナー ４ リブ ５ 凹溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 井上 隆 神奈川県藤沢市亀井野1361 (72)考案者 井出 大志郎 神奈川県平塚市御殿２−９−１
Claims (1)
- 【請求項１】 身筒１の開口部にキャップ２を着脱自在
に嵌合し、該キャップ２の深奥部に下向開口の樹脂製の
インナー３を設置し、該インナー３の内周面が前記身筒
１の外周面に嵌合するようになる構成において、前記イ
ンナー３の内壁面縦方向に前記身筒１の外側に密接する
リブ４を突設すると共に、該リブ４の背面位置のインナ
ー壁部にリブ４と同一方向の凹溝５を形成して該部分の
壁厚を他所に比し薄くしたことを特徴とする棒状化粧品
容器におけるキャップの嵌合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993075609U JP2603190Y2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 棒状化粧品容器におけるキャップの嵌合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993075609U JP2603190Y2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 棒状化粧品容器におけるキャップの嵌合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0736921U true JPH0736921U (ja) | 1995-07-11 |
| JP2603190Y2 JP2603190Y2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=13581129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993075609U Expired - Fee Related JP2603190Y2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 棒状化粧品容器におけるキャップの嵌合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2603190Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP1993075609U patent/JP2603190Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2603190Y2 (ja) | 2000-02-28 |
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| JPH0413412U (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991012 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |