JPH071731Y2 - 蓄電池用液口栓 - Google Patents

蓄電池用液口栓

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Publication number
JPH071731Y2
JPH071731Y2 JP10361688U JP10361688U JPH071731Y2 JP H071731 Y2 JPH071731 Y2 JP H071731Y2 JP 10361688 U JP10361688 U JP 10361688U JP 10361688 U JP10361688 U JP 10361688U JP H071731 Y2 JPH071731 Y2 JP H071731Y2
Authority
JP
Japan
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spout
cylinder
slit
obstacle
fitting
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Application number
JP10361688U
Other languages
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JPH0225163U (ja
Inventor
健一 小西
雅昭 吉田
Original Assignee
日本電池株式会社
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Publication date
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    • Y02E60/12

Landscapes

  • Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車用蓄電池等に使用する液口栓の改良に関
するもので、耐漏液性能を向上させた構造を有する液口
栓の妨沫体を所定の位置に固定する構造に関するもので
ある。
従来の技術およびその問題点 従来、自動車用蓄電池の液口栓として、液口栓本体下部
に妨沫筒を一体成型し、中空部を上下方向に大きく設
け、該中空部に四段式に傾斜板,スリット,妨沫板およ
び垂直板を備えた妨沫体を装着することによって、第一
から第4までの小さい中空室を形成した構造のものが使
用されている。また、妨沫筒下部にアンダーカットによ
る溝を設け、妨沫体と嵌合させることにより、妨沫体を
妨沫筒に固定している。ところが、液口栓の取扱い過程
で妨沫体が妨沫筒の固定部から外れ、妨沫筒内部へ押し
込まれ過ぎるという問題が生じた。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を除去し、妨沫体の押込みすぎを防
止した蓄電池用液口栓を提供するもので、妨沫筒の第一
のスリットの反対側に妨沫体との嵌合用スリット部を設
け、かつ、妨沫体に該嵌合用スリット部と嵌合させるた
めの突出部を設け、さらに該妨沫体の下端の前記妨沫筒
第1スリット寄りの部分にリブを設け、該リブを妨沫筒
の底面に当接させることによって妨沫体が妨沫筒内部へ
押込まれ過ぎない構造としたものである。
実施例 次に本考案の一実施例を第1図〜第5図によって説明す
る。
液口栓本体1の下部に第1のスリット5を備える妨沫筒
2を一体成型し、液口栓本体内の中空部を上下方向に大
きく設け、該妨沫筒2の中空部に妨沫体3を装着する。
該妨沫体2は第5図に示す如き形状に構成されている。
すなわち、液口栓本体1内の中空部を分割する傾斜板9,
10,11,12と妨沫板17,18,22および垂直板19,20,21とが一
体成型してある。妨沫体3を妨沫筒2内に装着すること
により、4つの中空室13,14,15,16と各中空室を連絡す
るスリット6,7,8が形成される。各スリットの大きさは
高さ3mm以下になると、電解液の遮断は良好に行える
が、一端侵入した電解液の還流を円滑にできないので望
ましくなく、各スリットの大きさは高さ3〜5mmが望ま
しい。また、傾斜板9,10,11,12の角度は水平方向に対し
て30°以下になると電解液の還流が円滑にできなくな
り、30°以上が望ましいが、あまり角度が大きくなると
妨沫筒が長くなり、コストアップ並びに取扱面で支障を
来すため、30〜40°が望ましい。
さらに、前記妨沫筒2と妨沫体3とを嵌合・固定するた
め、妨沫筒2の下部に形成された第1のスリット5の反
対側に嵌合用スリット25を設け、該スリット25に嵌合す
るように妨沫体に突出部26を設け、妨沫筒2に妨沫体3
を嵌合させ、更に妨沫体底面27の妨沫筒第1のスリット
5寄りの部分が押込まれ過ぎるのを防止するために、妨
沫体底面27外側にリブ28を設け、妨沫筒2に当たるよう
に構成されている。すなわち、嵌合用スリット25と突出
部26を嵌合し、妨沫体底面27外側にリブ28を設けること
によって妨沫体3が妨沫筒2内部に押込まれ過ぎるのを
防止している。もし、第1のスリット5の周囲に妨沫体
との嵌合部を設けると液口栓の耐溢液性能を低下させる
恐れがあるため、妨沫筒2の下面に当接する突出部28を
設けて妨沫体3の押込み過ぎを防止した。
考案の効果 上述の如く、本考案は液口栓本体下部に一体成型された
妨沫筒の中空部に装着された妨沫体を妨沫筒下部で嵌合
保持させ、さらに妨沫体底面外側にリブを設け、妨沫筒
に当たる構造にすることによって、妨沫体の妨沫筒内部
への押込み過ぎを防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案蓄電池用液口栓の一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図の反対側の斜視図、第3図は前記液
口栓の縦断面図、第4図は前記妨沫筒の底面図、第5図
は妨沫体の斜視図である。 1……液口栓本体、2……妨沫筒 3……妨沫体、5……スリット 25……嵌合用スリット、26……突出部 28……リブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液口栓本体下部に上・下2ケ所にスリット
    を有する妨沫筒を形成し、該妨沫筒の中空部に傾斜角度
    30〜40度の4枚の傾斜板と,2枚の妨沫板と,各傾斜板間
    に高さ3〜5mmの3つのスリットを有する垂直板と,妨
    沫筒上部のスリットに対向する位置に最上部の傾斜板よ
    り垂下する妨沫板により構成される妨沫体を有し、前記
    妨沫筒と妨沫体とにより4つの中空部を形成し、妨沫筒
    下部のスリットと対向する側に妨沫体の嵌合用スリット
    部を、さらに妨沫体に上記妨沫筒の嵌合用スリット部と
    嵌合させるための突出部と底面外側に妨沫筒下面に当接
    するリブを設けた蓄電池用液口栓。
JP10361688U 1988-08-04 1988-08-04 蓄電池用液口栓 Expired - Lifetime JPH071731Y2 (ja)

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JPH0225163U JPH0225163U (ja) 1990-02-19
JPH071731Y2 true JPH071731Y2 (ja) 1995-01-18

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JPH0225163U (ja) 1990-02-19

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