JPH0736727A - 自己診断機能を備えた車両制御用コンピュータシステム - Google Patents

自己診断機能を備えた車両制御用コンピュータシステム

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JPH0736727A
JPH0736727A JP18141193A JP18141193A JPH0736727A JP H0736727 A JPH0736727 A JP H0736727A JP 18141193 A JP18141193 A JP 18141193A JP 18141193 A JP18141193 A JP 18141193A JP H0736727 A JPH0736727 A JP H0736727A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自己診断機能における故障検出の精度向上及
び所要時間削減を図ることにより、信頼性を向上させた
改良型の車両制御用コンピュータシステムを提供する。 【構成】 本発明のシステムは、車両に搭載され、車両
内のセンサ類からの入力信号に基づいて所定の演算を実
行し、車両内のアクチュエータ類を制御するとともに、
該システム内の自己診断を実行するものであって、該シ
ステム内の所定の各診断部位に関して、該診断部位の異
常を検出する異常検出手段と、該異常検出手段による異
常検出が所定の回数の連続するトリップにわたって検出
される第1の故障状態を判定する第1の判定手段と、該
異常検出手段による異常検出が所定の回数のトリップに
おいて検出される第2の故障状態を判定する第2の判定
手段と、を具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載され、車両
内のセンサ類からの入力信号に基づいて所定の演算を実
行し、車両内のアクチュエータ類を制御するための制御
信号を出力する車両制御用コンピュータシステムであっ
て、該システム内の自己診断を実行するものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高性能マイクロプロセッサの出現
などエレクトロニクス技術の進歩を背景として、機械技
術と電子技術とが結びついたメカトロニクス技術の進歩
が著しい。かかるメカトロニクスの進歩の一部として、
自動車等の車両にも多くの電子制御システムが採用され
てきている。このような車載用のコンピュータシステム
は、省資源、省エネルギー、走行性能、安全性、快適性
等を追求するものであり、車両内のエンジン・駆動系、
走行・安全系、エンターテイメント系及びその他の随所
に搭載されている。
【0003】その中でも特に高い信頼性を要求される車
両制御用のコンピュータシステムは、システム内の各部
位の異常検出を的確に行わないと、重大事故に結びつく
可能性がある。そのため、コンピュータシステムに自己
診断機能を備えることにより信頼性の向上が図られてい
る。すなわち、コンピュータ部やセンサ類の作動状態を
適当な周期でチェックし、故障時には異常表示ランプ
(警報ランプ、ウォーニングランプ)によりユーザ又は
サービスマン(自動車修理工場やディーラー等の修理担
当者)に報知するとともに、その故障内容を診断コード
として何らかの手段により表示する。
【0004】かかる自己診断においては、「完全な故
障」を検出するように図られている。すなわち、コネク
タ等において、一時的な接触不良が発生したが、現在で
は良好な作動状態を維持しているものに関しては、特に
部品交換の必要性が認められない場合があり、そのよう
なときには、故障とは判定しないようにしている。そし
て、そのような完全な故障を検出するため及び誤検出を
防止するため、異常検出条件として、異常状態が一定時
間継続していなければならないという条件を課してい
る。またさらには、そのような異常検出が、2回以上の
連続するトリップ(イグニッションスイッチのオンから
オフまでの1回の走行)にわたってなされたときに、初
めて故障と判定するようにされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レアシ
ョートのような故障やコネクタの嵌合不良、並びに2ト
リップ目以降における自己診断では異常検出可能な走行
状態に入らなかった場合には、連続する複数回のトリッ
プでの異常検出がなされないため、故障であるとの判定
ができず、結果として、故障の発見が遅れるという事態
に陥ることがあった。
【0006】かかる実情に鑑み、本発明の目的は、自己
診断機能における故障検出の精度向上及び所要時間削減
を図ることにより、信頼性を向上させた改良型の車両制
御用コンピュータシステムを提供することにある。ひい
ては、本発明は、車両運転の更なる安全性向上に寄与す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく案
出された、本発明に係る自己診断機能を備えた車両制御
用コンピュータシステムは、車両に搭載され、車両内の
センサ類からの入力信号に基づいて所定の演算を実行
し、車両内のアクチュエータ類を制御するとともに、該
システム内の自己診断を実行するものであって、該シス
テム内の所定の各診断部位に関して、該診断部位の異常
を検出する異常検出手段と、該異常検出手段による異常
検出が所定の回数の連続するトリップにわたって検出さ
れる第1の故障状態を判定する第1の判定手段と、該異
常検出手段による異常検出が所定の回数のトリップにお
いて検出される第2の故障状態を判定する第2の判定手
段と、を具備することを特徴とする。
【0008】また、本発明によれば、該システム内の所
定の診断部位における、前記第1の故障状態と前記第2
の故障状態とは、同一の又は相互に異なる診断コードに
よって識別される。また、本発明によれば、前記第2の
故障状態を示す診断コードは、前記第1の故障状態を示
す診断コードとは別個に、外部からの要求があったとき
に表示出力される。また、本発明によれば、前記第1又
は第2の故障状態に関して、診断コードとともに、該故
障の連続発生回数又は累積発生回数を表す診断回数が表
示される。
【0009】また、本発明によれば、前記第1の判定手
段に代えて、該異常検出手段による異常検出が所定の連
続する時間にわたって検出される第3の故障状態を判定
する第3の判定手段を設ける。さらに、本発明によれ
ば、前記第2の故障判定手段に代えて、該異常検出手段
による異常検出がトリップに関わらず所定の回数検出さ
れる第4の故障状態を判定する第4の判定手段、又は、
該異常検出手段による異常検出が所定の累積時間にわた
って検出される第5の故障状態を判定する第5の判定手
段、を設ける。
【0010】
【作用】上記の如く構成された車両制御用コンピュータ
システムにおいては、第1の判定手段によって、従来と
同様の、連続する複数回のトリップにおける異常検出を
条件とする故障判定ができるほか、連続していなくても
所定の回数のトリップにわたって同一の異常検出がなさ
れた場合にも、故障判定がなされる。そのような第1の
故障状態と第2の故障状態との診断コードが異なれば、
故障に対する対策をたてるにあたってユーザ又はサービ
スマンへのサービス性が向上する。さらに、診断コード
に続いて診断回数も表示されるので、故障の状態を知る
ことができ、ユーザ又はサービスマンへのサービス性が
いっそう向上する。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明をエンジ
ン制御コンピュータシステムに適用した場合の一実施例
について説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係るエンジン
制御コンピュータシステムのハードウェア構成を示す概
略ブロック図である。エンジン制御コンピュータシステ
ムは、各センサからの入力信号により、エンジン制御コ
ンピュータが燃料噴射及び点火時期を最適に制御するも
のであり、この図に示すように、基本的に、コンピュー
タ部1、センサ部2及びアクチュエータ部3からなって
いる。
【0013】コンピュータ部1は、CPU11、メモリ
12の他、各種のセンサ及びアクチュエータとインタフ
ェースするための、入力インタフェース回路13、A/
Dコンバータ14及び出力インタフェース回路15を備
えている。また、センサ部2には、O2 (酸素濃度)セ
ンサ21や水温センサ22等の各種センサ、バッテリ2
3の他、本システムの自己診断機能を制御するための2
つのテストスイッチ(TSW1,TSW2)28,29
が含まれる。さらに、アクチュエータ部3には、インジ
ェクタ等のアクチュエータの他に、本システムの自己診
断結果(例えば、水温センサ異常コード”10”、O2
センサ異常コード”20”等)を表示するためのチェッ
クエンジンランプ(診断結果表示器)31が含まれる。
特に、ここでは、水温センサ22に関する自己診断を例
にして本発明を説明する。
【0014】メモリ12は、車両のイグニッションスイ
ッチがオフの状態では情報を保持できないRAM部分
(ここでは「ノーマルRAM」と称する。)と、イグニ
ッションスイッチがオフの状態でも情報を保持可能なR
AM部分(ここでは「スタンバイRAM」と称する。)
とで構成される。水温センサのチェック用に、メモリ1
2上には次の要素を持つ。すなわち、水温センサの異常
状態の継続時間を計測するためのタイマTIMERを、
ノーマルRAM上に持つ。このTIMERは、時間の経
過とともに所定時間毎(例えば、5msとか50ms)
の割り込みルーチン内で自動的にインクリメントされ
る。また、水温センサの異常検出が連続するトリップに
わたって発生した場合にカウントするためのカウンタC
NT1を、スタンバイRAM上に持つ。また、水温セン
サの異常検出が発生したトリップの累積回数を単にカウ
ントするためのCNT2を、スタンバイRAM上に持
つ。さらに、今回のトリップで水温センサの異常を検出
し、これらカウンタ類をインクリメントしたことを記憶
しておくためのフラグCNTFLGを、ノーマルRAM
上に持つ。なお、ノーマルRAMは、イグニッションス
イッチのオン時に、ソフトウェアが走りだしてから初回
のみ初期化される。また、TIMERには0、CNTF
LGにはオフを書き込んでおく。そして、これらを使用
して、以下に示す処理を実行する。
【0015】図2は、水温センサに関する自己診断ルー
チンの処理手順を示す概略フローチャートである。本ル
ーチンは、通常のエンジン制御処理に混じって適当な周
期(例えば、毎メインルーチン又はA/D変換周期毎)
で実行される。まず、入力インタフェース回路13及び
A/Dコンバータ14を介して水温センサ22から送ら
れて来るエンジン冷却水温が、所定の正常範囲すなわち
−50°Cと150°Cの間にあるか否かを判定する
(ステップ202)。正常範囲にあれば、前述した2ト
リップ連続のエラーをカウントするCNT1をゼロクリ
アし(ステップ204)、さらに、エラー継続時間を計
測するTIMERをリセットして(ステップ206)、
ステップ220に進む。
【0016】ステップ202において水温が正常範囲に
ないと判定された場合には、TIMERの値が1秒を越
えているかどうかを判定する(ステップ210)。越え
ていなければステップ220へと進むが、越えていれば
異常状態が十分な時間継続しているとして、ステップ2
12に進み、CNT1及びCNT2を今回のトリップで
既にインクリメントしているか否か、フラグCNTFL
Gによりチェックし、まだであればCNT1及びCNT
2をインクリメントするとともに、CNTFLGをオン
としておく(ステップ214)。そして、ステップ22
0へ進む。
【0017】なお、本実施例では、水温センサが異常検
出後に正常復帰した場合には、CNT1はクリアされ、
後に再び異常検出されてもCNTFLGがオンになって
いるため、CNT1はインクリメントされないようにし
ているが、この場合において、CNT1がインクリメン
トされるようにしてもかまわないし、また、正常復帰し
た場合にCNT1をクリアしないというように、該トリ
ップ内で異常が発生した履歴を残しておくという方法も
考えられる。
【0018】ステップ220では、CNT1の値が2以
上か、すなわち2トリップ以上連続して異常が検出され
たかを判定し、そうであれば、「完全故障」として所定
の診断コード”10”を記憶する(ステップ222)。
また、そのような完全故障でなくとも、CNT2の値が
10以上か、すなわち、たとえ連続したトリップで異常
が検出されなくとも計(累積)10回のトリップで異常
が検出されたか、を判定し(ステップ230)、そうで
あれば「不完全故障」として所定の診断コード”11”
を記憶する(ステップ232)。または、「完全故障」
と同等に扱い、同一のコード”10”として記憶しても
よい。そして、これら記憶された診断コードは、チェッ
クエンジンランプ31が所定の点滅状態となることによ
り、報知される。また、他の実施例においては、出力イ
ンタフェースを介してオフボードへ診断コードが伝達さ
れ、オフボード上に表示されてもよい。
【0019】さらに、「完全故障」のコードの出力は、
オンボード上に常に表示するか、または、TSW1がオ
ンの場合に表示する。また、「不完全故障」のコードの
出力については、特に、サービスマンが故障に対する対
策をたてるにあたってのサービス性を向上させるための
特別なモード時とするため、TSW1とは別個のスイッ
チTSW2がオンした場合のみに表示する。なお、これ
らのスイッチは、外部からの要求を示すものであって、
トラブルシューティング用のツールを接続して計測する
場合の要求信号用とすることもできる。
【0020】次に、診断回数の表示について説明する。
不完全故障判定については、累積回数CNT2を診断回
数として表示すればよい。また、完全故障判定について
は、CNT1を表示することで、異常(故障)発生中の
連続回数を表示することができる。また、CNT1につ
いては、水温センサが正常復帰することで”0”クリア
されてしまうが、診断コードとともにCNT1を別のメ
モリ(スタンバイRAM)に記憶しておけば、異常発生
回数のカウントは容易にできるので、正常復帰したとし
ても、異常発生したトリップの連続回数がわかる。
【0021】また、完全故障と不完全故障の診断コード
・診断回数の表示については、テストスイッチ(TSW
1,TSW2)の組合せにより、いろいろな表示制御方
法が考えられる。それを図3に示す。
【0022】また、この水温センサの自己診断を所定時
間毎に周回するルーチンとすることで、累積(連続でも
よい)時間に換算することができる。図2のフローチャ
ートにおけるステップ214を、図4のフローチャート
におけるステップ214’,216のように変更すれ
ば、このルーチンが0.5secルーチンで、CNT2
が”10”のとき、累積時間が5secとなり、不完全
故障と検出できる。
【0023】また、完全故障を所定の連続する時間(所
定の回数の連続するトリップでもよい)で検出する仕様
においては、レアショート、コネクタの嵌合不良、ハー
ネス(線)の切れかけ等により、故障と正常が断続する
場合に、時間(又はトリップ)が判定レベルに達せず、
検出が不可能である。そこで、時間をカウント開始する
ための条件成立の断続(累積)回数又は累積時間を用い
ることにより、不完全故障を検出する。累積回数を用い
る場合の実施フローチャートを図5に示す。なお、累積
時間を用いる場合も、前述の通り考えることは可能であ
る。
【0024】また、所定の回数の連続するトリップで検
出する仕様に対する累積回数を用いる場合の実施フロー
チャートを図6に示す。図6において、CNT2をイン
クリメントしたことを記憶しておくためのフラグは、C
NTFLG’として、CNTFLGとは別にノーマルR
AMにおき、イグニッションスイッチのオン時の初期化
でオフを書き込んでおく。このフローにおいては、CN
T1の動作は図2の第1の例と同様で、CNT2の動作
は水温異常の断続(累積)回数をカウントするため、ス
テップ214''' ,218,218’を追加し、異常が
1秒経過後にステップ218’でCNT2をインクリメ
ント、CNTFLG’をオンとし、以後は、ステップ2
18においてCNT2がインクリメントしないようにし
ておく。さらに、正常復帰があれば、ステップ21
4''' でCNTFLG’をオフしておくことで、断続
(累積)回数がカウントできる。
【0025】このような水温センサの自己診断と同様
に、他のセンサに関しても自己診断が実施可能であるこ
とはいうまでもない。また、「完全故障」と「不完全故
障」の判定のための所定回数・所定時間も、センサ、ア
クチュエータの信頼性、機能の重要度に応じて決められ
ることはいうまでもない。
【0026】以上、本発明の実施例について述べてきた
が、もちろん本発明はこれに限定されるものではなく、
様々な実施例を案出することは当業者にとって容易なこ
とである。例えば、エンジン制御以外の車両制御用コン
ピュータシステムに対しても可能であろう。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自己診断機能における故障検出の精度向上及び所要時間
削減が図られることにより、信頼性が向上した改良型の
車両制御用コンピュータシステムが提供される。そし
て、車両運転の更なる安全性向上が確保される。また、
故障状態に応じた診断コードの表示がなされることによ
り、サービス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をエンジン制御コンピュータシステムに
適用した場合の一実施例におけるハードウェア構成を示
す概略ブロック図である。
【図2】水温センサに関する自己診断ルーチンの処理手
順(第1の実施例)を示す概略フローチャートである。
【図3】診断コード・診断回数の表示制御方法の例を示
す図である。
【図4】水温センサに関する自己診断ルーチンの処理手
順(第2の実施例)を示す概略フローチャートである。
【図5】水温センサに関する自己診断ルーチンの処理手
順(第3の実施例)を示す概略フローチャートである。
【図6】水温センサに関する自己診断ルーチンの処理手
順(第4の実施例)を示す概略フローチャートである。
【符号の説明】
1…エンジン制御コンピュータ 11…CPU 12…メモリ 13…入力インタフェース回路 14…A/Dコンバータ 15…出力インタフェース回路 2…センサ部 21…O2 センサ 22…水温センサ 23…バッテリ 28…第1のテストスイッチ 29…第2のテストスイッチ 3…アクチュエータ部 31…チェックエンジンランプ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、車両内のセンサ類から
    の入力信号に基づいて所定の演算を実行し、車両内のア
    クチュエータ類を制御するための制御信号を出力する車
    両制御用コンピュータシステムであって、該システム内
    の自己診断を実行するものにおいて、 該システム内の所定の各診断部位に関して、 該診断部位の異常を検出する異常検出手段と、 該異常検出手段による異常検出が所定の回数の連続する
    トリップにわたって検出される第1の故障状態を判定す
    る第1の判定手段と、 該異常検出手段による異常検出が所定の回数のトリップ
    において検出される第2の故障状態を判定する第2の判
    定手段と、 を具備することを特徴とする、自己診断機能を備えた車
    両制御用コンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 該システム内の所定の診断部位におけ
    る、前記第1の故障状態と前記第2の故障状態とは、同
    一の又は相互に異なる診断コードによって識別される、
    請求項1記載の自己診断機能を備えた車両制御用コンピ
    ュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記第2の故障状態を示す診断コード
    は、前記第1の故障状態を示す診断コードとは別個に、
    外部からの要求があったときに表示出力される、請求項
    1記載の自己診断機能を備えた車両制御用コンピュータ
    システム。
  4. 【請求項4】 前記第1又は第2の故障状態に関して、
    診断コードとともに、該故障の連続発生回数又は累積発
    生回数を表す診断回数が表示される、請求項1記載の自
    己診断機能を備えた車両制御用コンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 車両に搭載され、車両内のセンサ類から
    の入力信号に基づいて所定の演算を実行し、車両内のア
    クチュエータ類を制御するための制御信号を出力する車
    両制御用コンピュータシステムであって、該システム内
    の自己診断を実行するものにおいて、 該システム内の所定の各診断部位に関して、 該診断部位の異常を検出する異常検出手段と、 該異常検出手段による異常検出が所定の連続する時間に
    わたって検出される第3の故障状態を判定する第3の判
    定手段と、 該異常検出手段による異常検出がトリップに関わらず所
    定の回数検出される第4の故障状態を判定する第4の判
    定手段と、 を具備することを特徴とする、自己診断機能を備えた車
    両制御用コンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 車両に搭載され、車両内のセンサ類から
    の入力信号に基づいて所定の演算を実行し、車両内のア
    クチュエータ類を制御するための制御信号を出力する車
    両制御用コンピュータシステムであって、該システム内
    の自己診断を実行するものにおいて、 該システム内の所定の各診断部位に関して、 該診断部位の異常を検出する異常検出手段と、 該異常検出手段による異常検出が所定の回数の連続する
    トリップにわたって検出される第1の故障状態を判定す
    る第1の判定手段と、 該異常検出手段による異常検出が所定の累積時間にわた
    って検出される第5の故障状態を判定する第5の判定手
    段と、 を具備することを特徴とする、自己診断機能を備えた車
    両制御用コンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 車両に搭載され、車両内のセンサ類から
    の入力信号に基づいて所定の演算を実行し、車両内のア
    クチュエータ類を制御するための制御信号を出力する車
    両制御用コンピュータシステムであって、該システム内
    の自己診断を実行するものにおいて、 該システム内の所定の各診断部位に関して、 該診断部位の異常を検出する異常検出手段と、 該異常検出手段による異常検出が所定の連続する時間に
    わたって検出される第3の故障状態を判定する第3の判
    定手段と、 該異常検出手段による異常検出が所定の累積時間にわた
    って検出される第5の故障状態を判定する第5の判定手
    段と、 を具備することを特徴とする、自己診断機能を備えた車
    両制御用コンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 車両に搭載され、車両内のセンサ類から
    の入力信号に基づいて所定の演算を実行し、車両内のア
    クチュエータ類を制御するための制御信号を出力する車
    両制御用コンピュータシステムであって、該システム内
    の自己診断を実行するものにおいて、 該システム内の所定の各診断部位に関して、 該診断部位の異常を検出する異常検出手段と、 該異常検出手段による異常検出が所定の回数の連続する
    トリップにわたって検出される第1の故障状態を判定す
    る第1の判定手段と、 該異常検出手段による異常検出がトリップに関わらず所
    定の回数検出される第4の故障状態を判定する第4の判
    定手段と、 を具備することを特徴とする、自己診断機能を備えた車
    両制御用コンピュータシステム。
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