JPH07366Y2 - 車両用インジケータランプの断線検出装置 - Google Patents

車両用インジケータランプの断線検出装置

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JPH07366Y2
JPH07366Y2 JP14316789U JP14316789U JPH07366Y2 JP H07366 Y2 JPH07366 Y2 JP H07366Y2 JP 14316789 U JP14316789 U JP 14316789U JP 14316789 U JP14316789 U JP 14316789U JP H07366 Y2 JPH07366 Y2 JP H07366Y2
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indicator lamp
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engine
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JP14316789U
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JPH0382235U (ja
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利文 池田
雅彦 池上
達則 下田
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両用インジケータランプの断線検出装置に関
するものであり、特に、エンジンの始動時にインジケー
タランプに通電を行い、該ランプの玉切れ(断線)を検
出する車両用インジケータランプの断線検出装置に関す
るものである。
(従来の技術) 自動車、自動二輪車等(以下、車両という)において
は、各種指示ランプ(以下、インジケータランプとい
う)の断線検出が行われている。
ここで、特公昭53-5038号公報には、イグニションスイ
ッチ投入により、インジケータランプを一旦点灯して
(初期点灯して)インジケータランプの断線検出を行
い、エンジンが回転を始めた場合(発電機により発電が
開始された場合)に、該インジケータランプを消灯する
ように構成された車両用インジケータランプの断線検出
装置が示されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有してい
た。
すなわち、前記した車両用インジケータランプの断線検
出装置においては、エンジンの始動を行った後、エンジ
ンがかからず、エンストしてしまった場合には、一旦消
灯したインジケータランプが再度点灯してしまい、当該
車両の運転者にとっては煩わしく感じる場合がある。
本考案は、前述の問題点を解決するためになされたもの
であり、その目的は、イグニションスイッチの投入によ
りインジケータランプを一旦点灯させ、エンストのおそ
れがなくなった場合に始めてインジケータランプが消灯
する車両用インジケータランプの断線検出装置を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段及び作用) 前記の問題点を解決するために、本考案は、実際のエン
ジン回転数が、エンストしないような回転数(設定回転
数)に上昇するまでの間、インジケータランプを初期点
灯し、エンジン回転数が前記設定回転数以上となった場
合に、インジケータランプを消灯するようにした点に特
徴がある。
(実施例) 以下に、図面を参照して、本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例のブロック図である。この実
施例は、2サイクルエンジンを搭載した車両の、エンジ
ンオイル(以下、単にオイルという)の残量検出装置に
適用されるインジケータランプの断線検出装置である。
図において、マイクロコンピュータ1は、CPU2、ROM3、
RAM4及び入出力インターフェース5、並びにそれらを接
続する共通バス6より構成されている。
エンジン回転数Neを検出するNeセンサ7は、前記入出力
インターフェース5に接続されている。
また、バッテリ(図示せず)は、レギュレータ8を介し
てマイクロコンピュータ1に接続され、該マイクロコン
ピュータ1に電力を供給する。
トランジスタ10のエミッタはバッテリに接続され、また
そのコレクタは、ダイオード11及びインジケータランプ
12を介して、接地されている。また、前記トランジスタ
10のベースは、抵抗9を介して前記入出力インターフェ
ース5に接続されている。
オイルタンク20には、レベルスイッチ14を有するレベル
スイッチユニット13が、適宜の手法により取り付けられ
ている。このレベルスイッチユニット13からは、前記レ
ベルスイッチ14に接続されたリード線15及び16が引き出
されている。
カプラ19は、それぞれ着脱可能に構成された一対の接続
片19A及び19Bより構成されている。この接続片19Aに
は、図示されるようにバッテリに接続されたリード線17
及び前記ダイオード11に接続されたリード線18が、取り
付けられている。同様に、前記接続片19Bには、前記リ
ード線15及び16が接続されている。そして、前記接続片
19A及び19Bが接続された状態では、リード線15及び17、
並びにリード線16及び18が接続される。
前記レベルスイッチユニット13を検査する場合には、該
レベルスイッチユニット13をオイルタンク20より取り外
すと共に、接続片19Bを接続片19Aより取り外し、レベル
スイッチ14を操作してリード線15及び16間に導通が生じ
るかをみれば良い。
なお、図示されていないが、前記マイクロコンピュータ
1は、当該エンジンの点火時期や排気デバイス等の演算
を行うマイクロコンピュータと兼用できる。
さて、前記マイクロコンピュータ1の動作のうち、前記
インジケータランプ12の断線検出に係る動作を、第3図
を用いて説明する。
第3図はインジケータランプ12の断線検出に係る動作を
示すフローチャートである。なお、この処理は、例え
ば、当該エンジンのクランク軸が所定角度回転するたび
に、あるいは所定時間が経過するごとに、割り込みによ
り実行される。
まず、ステップS1においては、実際のエンジン回転数
(実Ne)が予め設定された設定回転数(設定Ne)を下回
っているか否かが判別される。ここで、前記設定回転数
は、エンジンの始動装置(例えばキックスタート装置)
によりエンジンが回転される最大の回転数を超え、かつ
アイドリングが可能な最低回転数以下の回転数に設定さ
れている(第4図参照)。実際のエンジン回転数が前記
設定回転数以上となった場合には、当該エンジンは自力
運転を開始しており、エンストのおそれはほとんどな
い。
始動装置によりエンジンが回転される最大の回転数が例
えば600[rpm]、アイドリングが可能な最低回転数が90
0[rpm]であるものとすると、設定回転数は例えば700
[rpm]程度に選択されることができる。
実際のエンジン回転数が設定回転数を下回っていれば、
つまり、イグニションキーをオンにした状態の始動前に
は、ステップS2において、インジケータランプ12が点灯
される。すなわち、トランジスタ10(第2図)をオンと
する。その後、当該処理は終了する。
エンジン回転数が前記設定回転数以上であれば、ステッ
プS3において、インジケータランプ12が消灯される。す
なわち、トランジスタ10がオフとされる。
インジケータランプ12の消灯タイミングがこのように設
定されることにより、例えば当該エンジンの始動性が悪
く、エンストが繰り返された場合でも、インジケータラ
ンプ12は点滅せず、点灯状態のままとなり、当該車両の
運転者に煩わしい思いをさせることがない。そして、エ
ンジンが前記設定回転数以上となり、エンストのおそれ
がなくなった場合に初めてインジケータランプ12が消灯
される。
つぎに、本考案の他の実施例を第5図に示す。第5図に
おいて、第2図と同一の符号は、同一又は同等部分をあ
らわしているので、その説明は省略する。
第5図において、インジケータランプ12の断線検出を行
うために、該インジケータランプ12に通電するトランジ
スタ10Aのベースは、抵抗9を介して、マイクロコンピ
ュータ1に接続されている。そして、このトランジスタ
10Aのコレクタは、インジケータランプ12を介してバッ
テリに接続され、またそのエミッタは接地されている。
前記コレクタに接続されたリード線22、及び接地された
リード線21は、それぞれ接続片19Aに取り付けられてい
る。
そして、接続片19A及び19Bを接続することにより、リー
ド線15及び21、並びにリード線16及び22が接続される。
第1図は本考案の機能ブロック図である。第1図におい
て、第2,5図と同一の符号は、同一又は同等部分をあら
わしている。
第1図において、車両の実際のエンジン回転数を検出す
るエンジン回転数検出手段35、及び設定回転数が記憶さ
れた設定回転数記憶手段31は、比較手段32に接続されて
いる。この比較手段32は、実エンジン回転数と設定回転
数とを比較し、実エンジン回転数が設定回転数を下回っ
ている場合に、スイッチング手段33を付勢し、オンとす
る。これにより電源34がインジケータランプ12に接続さ
れて、インジケータランプ12が初期点灯する。
前記比較手段32は、実エンジン回転数が設定回転数以上
である場合には、スイッチング手段33をオンとして、イ
ンジケータランプ12を消灯する。
そして、エンジンの自力運転開始後、オイルタンク(第
2図のオイルタンク20)内のオイル量が少なくなって、
レベルスイッチ14Aがオンとなれば、インジケータラン
プ12が点灯し、当該車両の運転者に警告がなされる。
さて、第2図に示されたような車両用インジケータラン
プの断線検出装置においては、第6図に示されるよう
に、カプラ19が外れると、すなわち接続片19A及び19Bが
外れ、リード線15及び16とリード線17及び18との接続が
外れると、インジケータランプ12の初期点灯(断線検出
用点灯)は可能であるが、当該エンジンの自力運転後に
おけるレベルスイッチ14のオン動作によるインジケータ
ランプ12の点灯が不可能となる。第5図に示された車両
用インジケータランプの断線検出装置も同様である。
カプラ19が外れている場合に、インジケータランプ12の
初期点灯を不可能とするための結線を、第7図及び第8
図に示す。
第7図及び第8図は、それぞれ第2図及び第5図に示さ
れた実施例の変形例のブロック図であり、それぞれ第2
図及び第5図と同一の符号は、同一又は同等部分をあら
わしている。
まず、第2図の例においては、ダイオード11とインジケ
ータランプ12との接続点Cが、カプラ19からインジケー
タランプ12側に配置されていたのに対し、この第7図の
例においては、前記接続点Cはカプラ19からレベルスイ
ッチ14側に配置されている。
つまり、レベルスイッチユニット13から引き出されたレ
ベルスイッチ14の一方のリード線は、符号16A及び16Bで
示されるように、接続点Cで2本に分岐され、それぞれ
が接続片19Bに取り付けられている。同様に、ダイオー
ド11のカソードに接続されたリード線18A、及びインジ
ケータランプ12の一方のリード線18Bも、接続片19Aに取
り付けられている。そして、接続片19A及び19Bの接続に
より、前記リード線16A、16B及び15と、前記リード線18
A、18B及び17とが接続される。
このように構成されることにより、接続片19A及び19Bが
外れた場合には、トランジスタ10とインジケータランプ
12との接続も外れるので、インジケータランプ12が初期
点灯しなくなる。これにより、当該車両の運転手に、イ
ンジケータランプ12の断線又はカプラ19の接続不良を認
識させることができる。
同様に、第5図に示された例では、トランジスタ10Aの
コレクタとインジケータランプ12との接続点Eが、カプ
ラ19に対してインジケータランプ12側に配置されていた
が、第8図ではカプラ19に対してレベルスイッチ14側に
配置されている。すなわち、レベルスイッチユニット13
から引き出されたレベルスイッチ14の一方のリード線
は、符号16A及び16Bで示されるように、接続点Eで2本
に分岐され、それぞれが接続片19Bに取り付けられてい
る。同様に、インジケータランプ12に接続されたリード
線22A、及びトランジスタ10Aのコレクタに接続されたリ
ード線22Bも、接続片19Aに取り付けられている。そし
て、接続片19A及び19Bの接続により、前記リード線16
A、16B及び15と、前記リード線22A、22B及び21とが接続
される。
さて、前述の説明においては、本考案は2サイクルエン
ジンを搭載した車両のオイル残量検出装置に適用される
ものとしたが、本考案は特にこれのみに限定されること
はなく、車両用のインジケータランプの駆動装置であれ
ば、いかなる駆動装置に適用されても良いことは当然で
ある。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、実際
のエンジン回転数が、エンストしないような回転数に達
した後、すなわち、エンジンが完全に自力回転を始めた
後、初期点灯されたインジケータランプが消灯するの
で、エンジンの始動を行った後、仮にエンストしてしま
った場合においても、インジケータランプが消灯しな
い。
したがって、インジケータランプが点滅することがな
く、当該車両の運転者にとって煩わしく感じる場合がな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の機能ブロック図である。 第2図は本考案の一実施例のブロック図である。 第3図はインジケータランプの断線検出に係る動作を示
すフローチャートである。 第4図はエンジン回転数と、インジケータランプの初期
点灯/消灯領域との関係を示す図である。 第5図は本考案の他の実施例のブロック図である。 第6図は第2図に示された実施例のカプラが外れた状態
を示す図である。 第7図及び第8図はそれぞれ第2図及び第5図に示され
た実施例の変形例のブロック図である。 1……マイクロコンピュータ、7……Neセンサ、10,10A
……トランジスタ、12……インジケータランプ、14、14
A……レベルスイッチ、19……カプラ、19A、19B……接
続片、31……設定回転数記憶手段、32……比較手段、33
……スイッチング手段、34……電源、35……エンジン回
転数検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−28048(JP,A) 特開 昭63−57349(JP,A) 実開 昭61−62656(JP,U) 実開 昭48−31989(JP,U) 実開 昭56−73648(JP,U) 特公 昭53−5038(JP,B2) 特公 昭52−37857(JP,B2) 実公 昭60−23222(JP,Y2)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の実際のエンジン回転数を検出するエ
    ンジン回転数検出手段と、 予め設定された設定回転数を記憶する設定回転数記憶手
    段と、 実際のエンジン回転数及び前記設定回転数を比較する比
    較手段と、 インジケータランプ及び該インジケータランプを駆動す
    る電源間に接続されたスイッチング手段とを具備し、 前記比較手段は、実際のエンジン回転数が前記設定回転
    数を下回っている場合に、前記スイッチング手段を付勢
    し、インジケータランプに通電を行うことを特徴とする
    車両用インジケータランプの断線検出装置。
  2. 【請求項2】前記設定回転数は、当該エンジンの始動装
    置によりエンジンが回転される最大の回転数を超え、か
    つアイドリングが可能な最低回転数以下の回転数に設定
    されたことを特徴とする請求項1記載の車両用インジケ
    ータランプの断線検出装置。
JP14316789U 1989-12-13 1989-12-13 車両用インジケータランプの断線検出装置 Expired - Lifetime JPH07366Y2 (ja)

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JP14316789U JPH07366Y2 (ja) 1989-12-13 1989-12-13 車両用インジケータランプの断線検出装置

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Publication Number Publication Date
JPH0382235U JPH0382235U (ja) 1991-08-22
JPH07366Y2 true JPH07366Y2 (ja) 1995-01-11

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ID=31689966

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