JP2001012270A - 内燃機関の自動停止始動制御装置 - Google Patents

内燃機関の自動停止始動制御装置

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JP2001012270A
JP2001012270A JP11180329A JP18032999A JP2001012270A JP 2001012270 A JP2001012270 A JP 2001012270A JP 11180329 A JP11180329 A JP 11180329A JP 18032999 A JP18032999 A JP 18032999A JP 2001012270 A JP2001012270 A JP 2001012270A
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wiper
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイパを作動させながら内燃機関を自動停止
させることができ、ワイパの作動に拘わらずバッテリの
蓄電容量を充分保持して再始動可能な内燃機関の自動停
止始動制御装置を提供する。 【解決手段】 車両が例えば停止したときには内燃機関
が自動的に停止させられることになるが(S10)、ワイパ
状態検出手段によりワイパのオン状態が検出されている
場合には(S12)、制御手段により、ワイパの作動間欠時
間tiが延長させられる(S16)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の自動停
止始動制御装置に係り、詳しくは、停車時に内燃機関を
自動停止させる際の電気負荷制御に関する。
【0002】
【関連する背景技術】近年、排ガスの大気中への放散を
極力少なくするとともに燃費の向上を図るため、停車時
において内燃機関を自動停止し、つまりアイドルストッ
プするよう構成された車両が開発され、実用化されてい
る。しかしながら、このような車両では、雨天時等にワ
イパをオン状態にしていると、アイドルストップを実施
したときには、内燃機関の駆動力によって発電を行うオ
ルタネータをも停止することになるため、その間、ワイ
パはバッテリに蓄電された電力のみを使用することにな
り、アイドルストップの時間が長くなると、バッテリの
蓄電容量が著しく低下し、その後内燃機関を再始動させ
ようとしたときにスタータモータが充分なトルクを発生
せず、再始動ができなくなるおそれがある。
【0003】このようなことから、アイドルストップを
実施したときには、蓄電容量の低下を防止すべくワイパ
の作動を中止することも考えられるが、雨天時にワイパ
の作動を一切中止することは、停車中とはいえ車両の周
囲の状況を充分に把握できないことになり、その後の発
進時における安全性が損なわれる可能性があり好ましい
ことではない。
【0004】そこで、安全性の確保とバッテリの蓄電容
量の低下防止とを比較考量し、ワイパが高出力動作位置
ならば車両が停止してもアイドルストップを実施しない
ようにする一方、低出力動作位置ならばアイドルストッ
プを実施するとともにワイパを間欠動作に自動切替する
構成の装置が実公平2−31555号公報等に開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示される装置のように、ワイパが高出力動作して
いるときにアイドルストップを実施しないのは燃費の向
上を図るという当初の目的に反することになり望ましい
ことではない。また、低出力動作しているときにアイド
ルストップを実施し且つワイパを間欠動作に自動切替す
るとしても、設定された当該間欠動作の間欠時間が短い
ような場合にはやはりバッテリの蓄電容量が著しく低下
してしまうことになり好ましいことではない。
【0006】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、ワイパを
作動させながら内燃機関を自動停止させることができ、
ワイパの作動に拘わらずバッテリの蓄電容量を充分保持
して再始動可能な内燃機関の自動停止始動制御装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1の発明によれば、車両の運転状態に応
じ、車両が例えば停止したときには内燃機関が自動的に
停止させられることになるが、ワイパ状態検出手段によ
りワイパのオン状態が検出されている場合には、制御手
段により、ワイパの作動間欠時間が延長させられる。
【0008】つまり、雨天時等における停車時に内燃機
関の自動停止(アイドルストップ)を実施すると、発電
機(オルタネータ)が停止し、ワイパはバッテリに蓄電
された電力のみを使用して作動することになるが、この
場合、ワイパの作動間欠時間は例えば最長時間に延長さ
せられることになり、内燃機関を自動停止させたとして
もバッテリの蓄電容量の低下が極力防止され該蓄電容量
が充分に確保されながらワイパを良好に作動させること
が可能とされる。
【0009】従って、雨天時等における内燃機関の自動
停止を伴う停車時であっても車両の周囲の状況を充分に
把握することが可能とされるとともに、内燃機関を再始
動させる際において、スタータモータを充分な蓄電容量
を有してトルク不足なく良好に作動可能となり、安全性
が充分に確保されるとともに再始動が確実に実施可能と
される。
【0010】また、請求項2の発明によれば、方向指示
器状態検出手段により方向指示器のオン状態が検出され
たときには、禁止手段によりワイパの制御が禁止され
る。つまり、方向指示器がオン状態とされて車両が発進
後すぐに右左折するような場合には、ワイパの作動間欠
時間は延長させられることなくその時点の作動間欠時間
が維持可能とされる。
【0011】これにより、車両が右左折する前に、予め
車両の左右前方の状況が良好に把握可能とされ、安全性
が充分に確保される。また、請求項3の発明によれば、
内燃機関を再始動した際には、直ちに一旦ワイパの払拭
動作が強制的に実施され、その後はワイパの作動間欠時
間が内燃機関の自動停止前の状態に復帰させられる。
【0012】従って、車両の発進後には常に良好な視界
が得られることになり、車両走行中の走行安全性が充分
に確保される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づき説明する。図1を参照すると、車両に搭載さ
れた本発明に係る内燃機関の自動停止始動制御装置の概
略構成図が示されており、以下、同図に基づき本発明の
自動停止始動制御装置の構成を説明する。
【0014】同図に示すように、エンジン(内燃機関)
1の出力軸2には、クラッチ4を介してトランスミッシ
ョン(T/M)6が接続されており、該T/M6には、
さらに差動装置等を介して車輪(共に図示せず)が接続
されている。エンジン1近傍にはオルタネータ(発電
機)12が設けられており、該オルタネータ12の回転
軸13の前端には、当該回転軸13と同期回転可能にプ
ーリ14が固定されている。そして、エンジン1の出力
軸2の前端には、出力軸2と同期回転するようにしてプ
ーリ10が固定されており、プーリ10とプーリ14と
には無端状のベルト16掛け回されている。つまり、エ
ンジン1が回転するとオルタネータ12が回転し、これ
により発電が行われる。
【0015】オルタネータ12は、レギュレータ14を
介して2次電池、即ちバッテリ20が接続されており、
これにより、オルタネータ12によって発電された電気
がレギュレータ14で調整されてバッテリ20に蓄電さ
れる。バッテリ20には、エンジン1の始動を行うため
のスタータモータ22が接続されている。スタータモー
タ22の回転軸23の前端には、当該回転軸23と同期
回転可能にギヤ24が固定されている。そして、エンジ
ン1の出力軸2には、出力軸2と同期回転するようにし
てギヤ26が設けられており、ギヤ24とギヤ26とは
互いに噛合している。つまり、スタータモータ22がバ
ッテリ20の電力により回転することでエンジン1が始
動する。詳しくは、スタータモータ22は、電子コント
ロールユニット(ECU)50に接続されており、当該
ECU50からのエンジン始動信号を受けて駆動し、エ
ンジン1の始動を行う。
【0016】また、バッテリ20には、本発明に係るワ
イパ制御部30を介し、ウィンドシールドを払拭するフ
ロントワイパ40及びリヤワイパ44が接続されてい
る。詳しくは、フロントワイパ40はワイパブレード4
2とこれを払拭作動させるワイパモータ41とから構成
され、リヤワイパ44は同様にワイパブレード46とこ
れを払拭作動させるワイパモータ45とから構成されて
おり、ワイパ制御部30はこれらワイパモータ41,4
5に接続されている。
【0017】ワイパ制御部30は、後述するように、フ
ロントワイパ40、リヤワイパ44の作動間欠時間ti
を調節するものである。詳しくは、ワイパ制御部30
は、ECU50に接続されており、ECU50からの信
号に応じてフロントワイパ40、リヤワイパ44の間欠
制御が実施される。ECU50は、エンジン1や各種電
装部品の制御を司る制御装置であり、中央処理装置(C
PU)、メモり(RAM、ROM)等から構成されてい
る。ECU50の入力部には、方向指示器(図示せず)
のON・OFF(オン・オフ)を行う方向指示器スイッ
チ(方向指示器SW、方向指示器状態検出手段)52、
車速Vを検出する車速センサ54、T/M6のニュート
ラル状態を検出しON・OFF出力するニュートラルス
イッチ(ニュートラルSW)56、ギヤ26の回転速度
に基づきエンジン1の回転速度Neを検出するエンジン
回転速度センサ58、ブレーキペダル60が操作されて
いることを検出しON・OFF出力するブレーキセンサ
62、フロントワイパ40のON・OFF(オン・オ
フ)を行うフロントワイパスイッチ(フロントワイパS
W、ワイパ状態検出手段)64、リヤワイパ44のON
・OFF(オン・オフ)を行うリヤワイパスイッチ(リ
ヤワイパSW、ワイパ状態検出手段)66、減光制御部
30等に供給される電流Iを検出する検流計68等の各
種センサ類が接続されている。
【0018】また、ECU50には、該ECU50の作
動用電源として以外にバッテリ20の電力も入力されて
いる。詳しくは、ECU50には、電圧Eを検出し、上
記検流計68により検出された電流Iと当該電圧Eに基
づきバッテリ20の蓄電容量を検出する蓄電容量検出部
があり、これによりバッテリ20の現在の蓄電容量が常
時検出可能とされている。
【0019】一方、ECU50の出力部には、上述した
ように、スタータモータ22、ワイパ制御部30等の各
種駆動装置類が接続されており、これら各種駆動装置類
は上記各種センサ類からの情報に基づいて作動する。以
下、このように構成された本発明に係る内燃機関の自動
停止始動制御装置の作用及び効果について説明する。詳
しくは、本発明においては停車時において内燃機関を自
動停止する際の、即ちアイドルストップ時のワイパ制御
(電気負荷制御)に特徴を有しており、以下アイドルス
トップ時のワイパ制御について説明する。
【0020】図2を参照すると、ECU50が実行する
アイドルストップ時のワイパ制御の制御ルーチンがフロ
ーチャートで示されており(制御手段)、当該フローチ
ャートに沿って説明する。先ず、ステップS10では、
信号待ち等によりエンジン1の停止条件が成立し、アイ
ドルストップが実施されたか否かを判別する。エンジン
1の停止条件としては、例えば、エンジン1の回転速度
Neがアイドル回転速度近傍の所定値Ne1以下であるこ
と、車速Vが値0で車両が停止していること、ブレーキ
ペダル60が操作されてブレーキセンサ62がON信号
を出力していること、ニュートラルスイッチ(ニュート
ラルSW)56がON信号を出力していること等があ
り、これらの条件全てが成立したときにエンジン1の停
止条件が成立したとみなされ、アイドルストップが実施
される。なお、アイドルストップの制御は別ルーチンで
実施される。
【0021】ステップS10の判別結果が偽(No)
で、エンジン1の停止条件が成立しておらず、アイドル
ストップが実施されていないと判定されたときには、何
もせずに当該ルーチンを抜ける。一方、ステップS10
の判別結果が真(Yes)で、エンジン1の停止条件が
成立したと判定された場合には、次にステップS12に
進む。
【0022】ステップS12では、現在ワイパがON状
態であるか否かを判別する。つまり、例えば車両が雨天
時にフロントワイパ40、リヤワイパ44を作動させて
走行しており、信号待ち等によりアイドルストップした
ときに、フロントワイパSW64或いはリヤワイパSW
66の何れかがON状態のままであるか否かを判別す
る。判別結果が偽(No)でフロントワイパ40或いは
リヤワイパ44の何れも作動させておらずワイパがOF
F状態の場合には、上記同様に何もせず当該ルーチンを
抜ける。一方、判別結果が真(Yes)でワイパがON
状態であると判定された場合には、次にステップS14
に進む。
【0023】ステップS14では、さらに、方向指示器
SW52からの情報に基づき、方向指示器がON操作さ
れているか否かを判別する。判別結果が偽(No)で方
向指示器がON操作されておらず、つまりOFF状態と
判定された場合には、次にステップS16に進む。ステ
ップS16では、フロントワイパ40を作動させている
場合、上記ワイパ制御部30において、フロントワイパ
40の作動間欠時間tiを最大値(最長時間)timaxに
設定する。通常、アイドルストップを行うと、エンジン
1とともにオルタネータ12も停止する。従って、アイ
ドルストップが実施されている間は発電が一切行われ
ず、フロントワイパ40を通常通り作動させたままでい
るとバッテリ20の蓄電容量が激減し好ましいことでは
ない。それ故、ここでは、フロントワイパ40の作動間
欠時間tiを最大値timaxに設定し、フロントワイパ4
0の作動を停車中に必要且つ充分な最小限の頻度に抑え
てバッテリ20の蓄電容量の急激な低下を防止する。
【0024】また、ステップS18では、リヤワイパ4
4を作動させている場合、リヤワイパ44をOFF状態
とし作動停止状態にする。通常、信号待ち等で停車中に
は運転者が車両後方を確認する必要性は少なく、故に、
リヤワイパ44については、フロントワイパ40と異な
りアイドルストップ中に停止しても何ら不都合はない。
従って、ここでは、リヤワイパ44については作動を停
止し、バッテリ20の蓄電容量の低下をさらに防止す
る。
【0025】これにより、アイドルストップを伴う停車
中であっても、雨天時等には少なくともフロントワイパ
40の作動を継続してウィンドシールドを必要且つ充分
な頻度で払拭し続けることが可能となり、車両前方の視
認性を確保して安全性を充分に確保できるとともに、車
両の発進時には充分な蓄電容量を維持してエンジン1を
確実に再始動することができることとなる。
【0026】ステップS20では、エンジン1の始動条
件が成立し、アイドルストップが解除されたか否かを判
別する。エンジン1の始動条件の成立は、例えば、車両
が停止している状態でニュートラルスイッチ(ニュート
ラルSW)56がON信号からOFF信号に切り換わっ
たか否かで判定するようにする。ステップS20の判別
結果が偽(No)で、エンジン1の始動条件が未だ成立
していないような場合には、ステップS14を経てステ
ップS16,S18において継続的にフロントワイパ4
0の作動間欠時間tiを延長したままにするとともにリ
ヤワイパ44をOFF状態のままに保持する。
【0027】ステップS20の判別結果が真(Yes)
となり、エンジン1の始動条件が成立し、アイドルスト
ップが解除された場合には、次にステップS22に進
む。ステップS22では、アイドルストップが解除され
たことを受けて、ワイパを直ちに1回強制的に作動させ
る。つまり、フロントワイパSW64がON状態である
場合には、間欠状態であってもフロントワイパ40を1
回強制的に作動させ、リヤワイパSW66がON状態で
ある場合には、リヤワイパ44を1回強制的に作動させ
る。これにより、エンジン1の再始動後、車両の発進時
には常に良好な視界が得られることになる。
【0028】そして、次のステップS24では、ステッ
プS16で最大値timaxとしていたフロントワイパ40
の作動間欠時間tiの設定を解除し、OFF状態として
いたリヤワイパ44の設定を解除する。つまり、アイド
ルストップが解除されてエンジン1が再始動されると、
オルタネータ12が再び作動し始めて充電が再開される
ため、もはやフロントワイパ40の作動間欠時間tiを
最大値timaxに設定しておく必要はなく、またリヤワイ
パ44をOFF状態にしておく必要はなく、フロントワ
イパ40、リヤワイパ44を通常の作動状態に戻すよう
にする。これにより、車両の発進後には常に確実にフロ
ントワイパ40、リヤワイパ44をそれぞれ通常の作動
状態にでき、その後の走行安全性が充分に確保される。
【0029】ところで、上記ステップS14の判別結果
が真(Yes)で方向指示器がON操作されている場
合、即ち運転者にエンジン1の再始動後、右左折する意
思があると判定できる場合には、上記フロントワイパ4
0の作動間欠時間tiの延長やリヤワイパ44の停止を
実施することなく次にステップS24に進む。即ち、方
向指示器がON操作され、運転者に右左折する意思があ
ると判定できる場合には、上記フロントワイパ40の作
動間欠時間tiの延長やリヤワイパ44のの停止を解除
してフロントワイパ40、リヤワイパ44の各ワイパを
通常の作動状態とし、アイドルストップを伴う停車中で
あっても、車両前方を確実に視認できるようにする。こ
れにより、エンジン1の再始動後において自車両が向か
う左右前方の状況を予め良好に把握することが可能とな
り、右左折時の安全性が充分に確保される。
【0030】なお、上記実施形態では、リヤワイパSW
66がON状態とされているとき、アイドルストップが
実施される際にはリヤワイパ44をOFF状態として停
止させるようにしたが、リヤワイパ44についてもフロ
ントワイパ40と同様に作動間欠時間を最大値に設定す
るようにしてもよく、この場合であっても充分な効果が
得られる。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の請
求項1の内燃機関の自動停止始動制御装置によれば、雨
天時等における停車時に内燃機関の自動停止(アイドル
ストップ)を実施した場合には、ワイパの作動間欠時間
を例えば最長時間に延長させるので、内燃機関を自動停
止させたとしてもバッテリの蓄電容量の低下を極力防止
し該蓄電容量を充分に確保しながらワイパを良好に作動
させるようにできる。
【0032】従って、雨天時等における内燃機関の自動
停止を伴う停車時であっても車両の周囲の状況を充分に
把握することが可能となり、また、内燃機関を再始動さ
せる際には、スタータモータを充分な蓄電容量を有して
トルク不足なく良好に作動させることができ、安全性を
充分に確保するとともに再始動を確実に実施することが
できる。
【0033】また、請求項2の内燃機関の自動停止始動
制御装置によれば、方向指示器がオン状態とされて車両
が発進後すぐに右左折するような場合には、ワイパの作
動間欠時間を延長させることなくその時点の作動間欠時
間を維持するので、車両が右左折する前に予め車両の左
右前方の状況を良好に把握することができ、安全性を充
分に確保できる。
【0034】また、請求項3の内燃機関の自動停止始動
制御装置によれば、内燃機関を再始動した際には、直ち
に一旦ワイパの払拭動作を強制的に実施し、その後はワ
イパの作動間欠時間を内燃機関の自動停止前の状態に復
帰させるので、車両の発進後には常に良好な視界を得る
ようにでき、車両走行中の走行安全性を充分に確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両に搭載された本発明に係る内燃機関の自動
停止始動制御装置を示す概略構成図である。
【図2】本発明に係る、アイドルストップ時のワイパ制
御の制御ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン(内燃機関) 12 オルタネータ(発電機) 20 バッテリ 22 スタータモータ 30 ワイパ制御部 40 フロントワイパ 44 リヤワイパ 50 電子コントロールユニット(ECU) 52 方向指示器スイッチ(方向指示器SW) 64 フロントワイパスイッチ(フロントワイパSW、
ワイパ状態検出手段) 66 リヤワイパスイッチ(リヤワイパSW、ワイパ状
態検出手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の運転状態に応じて内燃機関を自動
    的に停止または再始動させる内燃機関の自動停止始動制
    御装置において、 ワイパのオン・オフ状態を検出するワイパ状態検出手段
    と、 内燃機関を停止させた際、前記ワイパ状態検出手段によ
    り前記ワイパのオン状態が検出されるときには、前記ワ
    イパの作動間欠時間を延長させるよう制御する制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする内燃機関の自動停止始動制御
    装置。
  2. 【請求項2】 さらに、方向指示器のオン・オフ状態を
    検出する方向指示器状態検出手段を備え、 前記方向指示器状態検出手段により方向指示器のオン状
    態が検出されたときには前記制御手段による前記ワイパ
    の制御を禁止することを特徴とする、請求項1記載の内
    燃機関の自動停止始動制御装置。
  3. 【請求項3】 内燃機関の再始動後には、直ちに前記ワ
    イパの払拭動作を強制的に実施するとともに、前記ワイ
    パの作動間欠時間を内燃機関の自動停止前の状態に復帰
    させることを特徴とする、請求項1記載の内燃機関の自
    動停止始動制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9216717B2 (en) 2011-09-15 2015-12-22 Asmo Co. Ltd. Wiper control device
JP2022088647A (ja) * 2017-11-14 2022-06-14 株式会社デンソーテン 気体噴出装置および気体噴出方法
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