JPH0736658U - ステンレス板条テンビン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 従来の複雑化した仕掛テンビンを視
覚的な面でも簡素化した外観を得られ、更に速やかにお
もりの簡易脱着と極力根がかりを防止させ、釣果を高め
る。 【構 成】 一帯状からなるステンレス板条テンビ
ンで道糸取付口からなるおもり取付部を有し、なお且つ
他端にハリス止めを有する。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本考案は主に小型船舶による船釣用の仕掛けテンビン及び投釣用テンビ ンの使用に関するものである。

【従来の技術】

従来のテンビンは線状金属で使用し、各々多種多様の形状部材で構成さ れたテンビンで簡易脱着が困難な他、鈎素の糸が部材部分にからまりやす く、釣をする上で諸々に渡り問題点を有していた。

【考案が解決しようとする課題】

上記の問題点を克服する為に、従来、複雑仕様部となっていた、おもり取付 保持部を極力簡素化し、更におもり取付部をテンビン側に位置付けることで根 のからみや他人からの糸の交差等を防ぐことを本考案の課題とする。

【課題を解決する為の手段】

従来の複雑仕様部をステンレス板条に転換し、二重に重複する部材部はスポ ット溶接にて多少なる隙間も除去し、更におもり取付部をテンビン側に屈曲さ せた取付部を有するテンビンとした。

【作 用】

実際に使用して根にからみついた状態で糸を引張ると外側に凸部がなく無理 のない状態で根のすき間を通り抜けることが出来る。 おもり取付部をテンビン側に屈曲することで鈎素の交差を防ぐ作用があり、 又この屈曲型状にしたおもり取付部は、おもりの重心位置と材料の限界力を考 えた形状である。

【実施 例】

実施例について図面を参照して説明する。 図１．に於て、４．おもり取付口に７．おもり弦を入れ、右に回転させｏ点板 条先端より入り、ａおもり取付部に入れこむことで、おもりの簡易脱着が可能と 内部に先端を納める仕様に施されてある。 １．スナップ取付口（道糸取付）、２．，３はスポット溶接で固定し安定を測 り、ｂ面は板条面で魚のアタリをソフトに受け、５．の点で９０°にねじり、６ ．鈎素止めＣは鈎素とする。

【考案の効果】

板条にする事で取付部の板条先端の安定を得る事が出来、従来使われているス テンレス線状では出来得ない安定した面接触の点である。又、おもり取付部がテ ンピンで保護され、丁度下に位置ずけられている為に糸など入れ込む事を防ぐに 充分可能とし得た。

【図面の簡単な説明】

【図 １】 本考案によるステンレス板条テンビン
の装置実施を示す斜視図

【符号の説明】

１．スナッブ取付口（道糸取付） ２．スポット接着 ３．スポット接着 ４．おもり取付口 ５． 板条を９０゜ねじり点 ６．鈎素止め ７．おもり弦 ８． おもり ａ おもり取付部 ｂ 板条面 ｃ 鈎素 ｏ 板条先端

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】板条のバネ性を利用し内側に屈曲させ、他
   の部材を使わずに、おもりの簡易脱着を試み、おもり取
   付部を有する、一帯状かなるステンレス板条テンビン