JPH0736588A - キー入力装置 - Google Patents

キー入力装置

Info

Publication number
JPH0736588A
JPH0736588A JP5156250A JP15625093A JPH0736588A JP H0736588 A JPH0736588 A JP H0736588A JP 5156250 A JP5156250 A JP 5156250A JP 15625093 A JP15625093 A JP 15625093A JP H0736588 A JPH0736588 A JP H0736588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
display
information
display information
function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5156250A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Shito
勇 市東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KEIBUNSHIYA KK
Original Assignee
KEIBUNSHIYA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KEIBUNSHIYA KK filed Critical KEIBUNSHIYA KK
Priority to JP5156250A priority Critical patent/JPH0736588A/ja
Publication of JPH0736588A publication Critical patent/JPH0736588A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、各キースイッチの入力対象文字を
判りやすく表示し、ファンクションキーに設定される機
能を表示する表示機能を備えるキー入力装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 キー情報表示/出力部22は、タッチパネル
層と液晶表示パネル層から構成され、タッチパネル層
は、キースイッチ群21において押下されるキー位置の
タッチスイッチが押下されると、そのタッチスイッチか
ら所定の電圧信号を指示情報出力部26に出力するとと
もに、キースイッチ群21のキースイッチ中の“カナキ
ー”や“CAPSキー”等のキー表示情報の変更に関す
る電圧信号は、表示情報変更指示部25に出力する。液
晶表示パネル層は、表示駆動部23によりキー表示情報
記憶部24から読み出されるキー表示情報に基づいて駆
動され、キースイッチ群21のキー位置に応じた英大文
字、英小文字、カナ文字、記号等を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キー入力装置に係り、
詳細には、各キースイッチの入力対象文字及び機能を判
りやすく表示するキー入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータやワードプロセッサ
ー等のOA機器においては、入力装置としてキーボード
が主に使用されている。このキーボードにおいては、そ
の配置されたキースイッチ毎に英大文字、英小文字、カ
ナ文字、数値、記号等が入力文字として割当てられてお
り、英大文字、英小文字、カナ文字、記号等の複数の入
力文字が割当てられるキースイッチに対しては、そのキ
ートップ表面に複数の入力対象文字が印刷され、“カナ
キー”や“CAPSキー”によって入力対象文字を切換
えて使用するようになっている。
【0003】また、従来のキーボードでは特定の機能を
割当てる複数の“ファンクションキー”等も設けられて
おり、起動されるアプリケーションプログラムに応じて
各ファンクションキーに割当てられる機能が変更可能で
あり、使用中のアプリケーションプログラムにより設定
される各ファンクションキーの機能は、表示画面の最下
行等に表示されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のOA機器において使用されるキーボードにあ
っては、複数の入力文字が割当てられたキースイッチの
場合は、そのキートップ表面に複数の入力対象文字が印
刷されていたため、現在の入力対象文字以外の入力文字
もオペレータの視野に入ることになり、特に初心者にと
っては、キートップ表面の印刷を見て入力する場合、現
在入力中の入力対象文字が判別しにくい表示になってい
るという問題点があった。
【0005】また、起動されるアプリケーションプログ
ラムに応じて各ファンクションキーに割当てられる機能
は、表示画面の最下行等に表示されるようになっていた
ため、使用中のアプリケーションプログラムの有効表示
領域を狭くし、文書入力時には、文書編集中の表示行数
を少なくし、また、複数のウィンドウを開いて複数のア
プリケーションプログラムの処理を実行する際には、そ
のウィンドウ画面毎に有効表示領域を狭くして処理効率
を低下させる等の問題点があった。
【0006】〔目的〕上記問題点に鑑み、本発明は、各
キースイッチの入力対象文字を判りやすく表示するとと
もに、ファンクションキーに設定される機能を表示する
表示機能を備えるキー入力装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
文字や数値等の入力文字が割当てられた複数のキースイ
ッチが所定位置に配置されたキー入力装置において、上
記各キースイッチの上面を透明部材で形成し、該各キー
スイッチ上面の下側に設けられ、当該各キースイッチの
上面を透過して文字や数値等の表示情報を表示する表示
手段と、この表示手段により表示される表示情報の変更
を指示する変更指示手段と、上記各キースイッチが押下
された時、この表示手段により表示される表示情報に応
じた指示情報を出力する出力手段と、を備え、上記変更
指示手段からの表示変更指示に応じて上記表示手段が表
示情報を変更することにより、上記キースイッチ毎に割
当てられる入力文字を変更することにより、上記目的を
達成している。
【0008】また、請求項2記載の発明は、コンピュー
タに接続され、このコンピュータによって起動される各
種プログラムにより特定機能が割当てられる複数のファ
ンクションキーを備えたキー入力装置において、上記各
ファンクションキーに割当てられる特定機能を表示する
表示手段と、上記コンピュータによって起動される各種
プログラムにより割当てられる特定機能の設定情報を解
析する情報解析手段と、この情報解析手段により解析さ
れる設定情報に基づいて表示手段に表示する各ファンク
ションキーに割当てられる特定機能を変更する表示制御
手段と、を備えることを特徴としている。
【0009】この場合、例えば、請求項3に記載するよ
うに、上記表示手段は、液晶表示装置により構成しても
よい。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、文字や数値等の
入力文字が割当てられた複数のキースイッチが所定位置
に配置されたキー入力装置において、上記各キースイッ
チの上面が透明部材で形成され、該各キースイッチ上面
の下側に設けられた表示手段により、当該各キースイッ
チの上面を透過して文字や数値等の表示情報が表示さ
れ、上記各キースイッチが押下された時、出力手段によ
り表示手段により表示される表示情報に応じた指示情報
が出力され、また、変更指示手段からの表示変更指示に
応じて上記表示手段により表示される表示情報が変更さ
れることにより、上記キースイッチ毎に割当てられる入
力文字が変更される。
【0011】したがって、オペレータの視野にはキー入
力対象となる文字しかキースイッチ上面には表示されな
いため、現在入力中の文字種類を確実に認識することが
でき、入力ミスの発生回数を減少させ、オペレータのキ
ー入力精度を向上させることができる。
【0012】また、請求項2記載の発明によれば、コン
ピュータに接続され、このコンピュータによって起動さ
れる各種プログラムにより特定機能が割当てられる複数
のファンクションキーを備えたキー入力装置において、
上記各ファンクションキーに割当てられる特定機能が表
示手段に表示され、上記コンピュータによって起動され
る各種プログラムにより割当てられる特定機能の設定情
報が情報解析手段により解析されると、解析された設定
情報に基づいて表示手段に表示される各ファンクション
キーに割当てられる特定機能の表示が表示制御手段によ
り変更される。したがって、コンピュータで使用中のア
プリケーションプログラムの有効表示領域を広くし、文
書入力時には、文書編集中の表示行数を多くし、また、
複数のウィンドウを開いて複数のアプリケーションプロ
グラムの処理を実行する際には、そのウィンドウ画面毎
に有効表示領域を広くして処理効率を向上させることが
できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を、図1〜図9
を参照して説明する。
【0014】まず、本実施例の構成を説明する。
【0015】図1は、本発明のキー入力装置を適用した
キーボード1の外観図である。図1において、キーボー
ド1は、ファンクションキー群2、文字/記号キー群
3、特殊キー群4、矢印キー群5、テンキー群6及び表
示部7から構成されている。
【0016】ファンクションキー群2は、“F1〜F1
5”の15個のキースイッチにより構成され、キーボー
ド1が接続されるコンピュータ本体にセットされる種々
のアプリケーションプログラムにより各種特定機能が設
定され、その設定内容が、表示部7に表示される。
【0017】文字/記号キー群3は、60個のキースイ
ッチにより構成され、そのキースイッチ毎に英大文字、
英小文字、カナ文字、記号等の入力文字が割当てられ、
そのキー表示情報による指示を入力する。文字/記号キ
ー群3の各キースイッチには、後述するキー表示情報の
変更処理により入力対象文字が変更可能に構成される。
【0018】特殊キー群4は、6個のキースイッチによ
り構成され、キーボード1が接続されるコンピュータ本
体にセットされるオペレーションプログラム等により各
特殊キーの機能設定が変更される。
【0019】矢印キー群5は、4個のキースイッチによ
り構成され、コンピュータ本体に接続されるCRT等の
表示画面上に表示されるカーソルを上下左右に移動させ
る指示を入力する。
【0020】テンキー群6は、18個のキースイッチに
より構成され、数値、計算記号等が割当てられ、数値、
計算記号の指示を入力する。
【0021】表示部7は、コンピュータ本体にセットさ
れる種々のアプリケーションプログラムにより各種特定
機能が設定されたとき、その設定内容を表示する。
【0022】図2は、図1に示したキーボード1におけ
る1つのキースイッチ部分の拡大断面図であり、キーボ
ード1は、各キースイッチの配置位置でキー表示情報を
表示するとともに、キーが押下された時の押圧力により
所定電圧を発生し、その電圧信号を図外の表示中のキー
情報に対応する指示情報を出力する指示情報出力部に出
力するキー情報表示/出力部11と、そのキー情報表示
/出力部11の上面を覆って各キースイッチの配置位置
で押圧部分を形成するラバーボタン12とから構成され
ている。
【0023】図2において、キー情報表示/出力部11
は、図3に示すように、ラバーボタン12が押圧され
て、押圧力Fが加えられたとき、その押圧力Fにより起
電力を発生するデバイスとしてキースイッチの配置位置
毎に透明なタッチスイッチが形成されるタッチパネル層
11aと、このタッチパネル層11aの下側に配置され
てキースイッチの配置位置毎にキー表示情報を表示する
液晶表示パネル層11bとから構成される。なお、液晶
表示パネル層11bには、反射型の液晶表示パネルを用
いるものとする。
【0024】なお、本実施例では、図3に示したキー情
報表示/出力部11の液晶表示パネル層11bによりキ
ー表示情報を変更可能とする領域は、上記図1に示した
キーボード1の中で文字/記号キー群3であるものとす
る。
【0025】図2において、ラバーボタン12は、キー
情報表示/指示出力部11により表示されるキー表示情
報が透過するように透明なラバー部材で形成され、その
表示されるキー表示情報の視認性を良くするため凸部1
2aを形成するとともに、良好なキー操作感を与えるた
め凸部12aの下側とキー表示/指示出力部11の上面
との間に空間12bが形成されている。
【0026】図4は、キーボード1内のブロック構成図
である。図4において、キーボード1は、キースイッチ
群21、キー情報表示/出力部22、表示駆動部23、
キー表示情報記憶部24、表示情報変更指示部25、指
示情報出力部26及び表示情報解析部27及び表示駆動
部28から構成されている。
【0027】キースイッチ群21は、図1に示したファ
ンクションキー群2、文字/記号キー群3、特殊キー群
4、矢印キー群5及びテンキー群6から構成される。
【0028】キー情報表示/出力部22は、上記図2に
示したように、タッチパネル層11aと液晶表示パネル
層11bから構成されている。タッチパネル層11a
は、キースイッチ群21において押下されるキー位置の
タッチスイッチが押下されると、そのタッチスイッチか
ら所定の電圧信号を指示情報出力部26に出力するとと
もに、キースイッチ群21のキースイッチ中の“カナキ
ー”や“CAPSキー”等のキー表示情報の変更に関す
る電圧信号は、表示情報変更指示部25に出力する。
【0029】液晶表示パネル層11bは、表示駆動部2
3によりキー表示情報記憶部24から読み出されるキー
表示情報に基づいて駆動され、キースイッチ群21のキ
ー位置に応じた英大文字、英小文字、カナ文字、記号等
の入力文字を表示する。
【0030】表示駆動部23は、キー表示情報記憶部2
4から読み出されるキー表示情報に従ってキー情報表示
/出力部22における液晶表示パネル層11bを駆動制
御し、キースイッチ群21の各キーに割当てるキー情報
を表示させる。
【0031】キー表示情報記憶部24は、キースイッチ
群21の各キーに割当てるキー情報を液晶表示パネル層
11bに表示させるための英大文字、英小文字、カナ文
字、記号等のキー表示情報を記憶し、表示情報変更指示
部25から入力される表示情報変更指示に応じたキー表
示情報を表示駆動部23に出力する。
【0032】表示情報変更指示部25は、キー情報表示
/出力部22から“カナキー”や“CAPSキー”等の
キー表示情報の変更に関する電圧信号が入力されると、
その入力信号に応じた表示情報変更指示をキー表示情報
記憶部24に出力する。
【0033】指示情報出力部26は、キー情報表示/出
力部22からキースイッチ群21のキー押下に応じて入
力される電圧信号に対応する指示情報を図外に接続され
るコンピュータ本体に出力する。
【0034】表示情報解析部27は、コンピュータ本体
にセットされるアプリケーションプログラムによってキ
ーボード1のファンクションキー群2に設定される特定
機能情報を解析し、その解析結果に基づいて特定機能情
報を表示するための表示情報を表示駆動部28に出力す
る。
【0035】表示駆動部28は、表示情報解析部27か
ら入力される表示情報に従って上記図1に示した表示部
7を駆動制御し、ファンクションキー群2に割当てられ
る特定機能を表示させる。
【0036】次に、本実施例の作用を説明する。
【0037】まず、図1に示すキーボード1における文
字/記号キー群3のキー表示情報の変更処理について図
5〜図7を参照して説明する。
【0038】図1のキーボード1において、図中ハッチ
ングで示す文字/記号キー群3の4箇所のキースイッチ
を対象としてキー表示情報を変更する場合を説明する。
【0039】いま、初期状態において、上記図2に示し
た液晶表示パネル層11bのキー表示情報の表示によっ
て、図5に示すように、“F、G、V、B”の英大文字
キー表示情報が表示されているとき、キーボード1にお
けるオペレータのキー操作によって文字/記号キー群3
の“CAPSキー”のラバーボタン12が押下される
と、タッチパネル層11aが押圧されて電圧信号が、キ
ー情報表示/出力部22から表示情報変更指示部25に
出力される。
【0040】表示情報変更指示部25では、キー情報表
示/出力部22から入力される“CAPSキー”に関す
る電圧信号を認識し、“CAPSキー”に対応する表示
情報変更指示、すなわち、英大文字表示から英小文字表
示に変更する指示をキー表示情報記憶部24に出力す
る。キー表示情報記憶部24では、表示情報変更指示部
25から入力される表示情報変更指示に応じて英小文字
のキー表示情報を読み出して表示駆動部23に出力し、
キー情報表示/出力部22における液晶表示パネル層1
1bの該当する表示部分のキー表示情報を変更させる。
【0041】このキー表示情報の変更処理の結果、図6
に示すように、“F、G、V、B”の英大文字キー表示
から“f、g、v、b”の英小文字キー表示に変更され
る。さらに、このキー表示状態において、キーボード1
におけるオペレータのキー操作によって文字/記号キー
群3の“カナキー”のラバーボタン12が押下される
と、タッチパネル層11aが押圧されて電圧信号が、キ
ー情報表示/出力部22から表示情報変更指示部25に
出力される。
【0042】表示情報変更指示部25では、キー情報表
示/出力部22から入力される“カナキー”に関する電
圧信号を認識し、“カナキー”に対応する表示情報変更
指示、すなわち、英小文字表示からカナ文字表示に変更
する指示をキー表示情報記憶部24に出力する。キー表
示情報記憶部24では、表示情報変更指示部25から入
力される表示情報変更指示に応じてカナ文字のキー表示
情報を読み出して表示駆動部23に出力し、キー情報表
示/出力部22における液晶表示パネル層11bの該当
する表示部分のキー表示情報を変更させる。
【0043】このキー表示情報の変更処理の結果、図7
に示すように、“f、g、v、b”の英小文字キー表示
から“ハ、キ、ヒ、コ”のカナ文字キー表示に変更され
る。以上のように、キーボード1の文字/記号キー群3
のキー表示情報を変更することにより、オペレータの視
野にはキー入力対象となる文字しか各ラバーボタン12
を通して表示されないため、現在入力中の文字種類を確
実に認識することができ、入力ミスの発生回数を減少さ
せ、オペレータのキー入力精度を向上させることができ
る。
【0044】次に、図1に示すキーボード1のファンク
ションキー群2の表示部7における機能表示処理につい
て図8、9を参照して説明する。
【0045】いま、キーボード1が接続されるコンピュ
ータ本体にセットされたアプリケーションプログラムに
よって設定されるファンクションキーの特定機能情報が
上記図4の表示情報解析部27により解析され、表示駆
動部28の表示制御によって例えば、図8に示すよう
に、ファンクションキー群2のうち“F1〜F8”に対
して特定機能が割当てられ、その機能表示が表示部7に
表示されている。
【0046】図8では、“F1キー:ひらがな変換”、
“F2キー:カタカナ変換”、“F3キー:半角変
換”、“F4キー:無変換”、“F5キー:入力モー
ド”、“F6キー:セレクション表示”、“F7キー:
切替メニュー”、“F8キー:起動メニュー”の各特定
機能が割当てられている状態を表示部7に表示してい
る。
【0047】図9は、キーボード1が接続されるコンピ
ュータ本体にセットされたアプリケーションプログラム
によって同様に設定されるファンクションキーの特定機
能情報を表示部7に表示した例を示しており、“ファン
クションキー”と“SHIFTキー”を組み合わせて特
定機能が設定される場合を表示している。
【0048】この図9では、“SHIFT+F1キー:
短文呼出”、“SHIFT+F2キー:単語登録”、
“SHIFT+F3キー:コード体系”、“SHIFT
+F4キー:辞書 外字”、“SHIFT+F5キー:
固定入力”、“SHIFT+F6キー:入力環境設
定”、“SHIFT+F7キー:ウィンドウ切替”、
“SHIFT+F8キー:コマンド登録”の各特定機能
が割当てられている状態を表示部7に表示している。
【0049】以上説明したように、本実施例では、キー
ボード1のファンクションキー群2にキーボード1が接
続されるコンピュータ本体にセットされたアプリケーシ
ョンプログラムによって設定される特定機能情報を表示
部7に表示可能としたため、従来のようにコンピュータ
本体に接続されるCRT等の表示装置の表示画面の最下
行等にファンクションキーに設定した特定機能表示を行
う必要がなくなる。
【0050】したがって、使用中のアプリケーションプ
ログラムの有効表示領域を広くし、文書入力時には、文
書編集中の表示行数を多くし、また、複数のウィンドウ
を開いて複数のアプリケーションプログラムの処理を実
行する際には、そのウィンドウ画面毎に有効表示領域を
広くして処理効率を向上させることができる。
【0051】また、上記実施例では、キー情報表示/出
力部11の液晶表示層11bによりキー表示情報を変更
可能とする領域は、上記図1に示したキーボード1の中
で文字/記号キー群3である場合を示したが、キーボー
ド1のその他の特殊キー群4、矢印キー群5、テンキー
群6の各キースイッチに対しても液晶表示層11bを設
ければ、キー表示情報を変更することができる。
【0052】また、上記実施例のキーボード1では、ラ
バーボタン12とタッチパネル層11aで構成されるキ
ースイッチの場合を示したが、その他の構成のキースイ
ッチに本発明のキー入力装置を適用した場合の実施例を
図10〜図13を参照して以下に説明する。
【0053】図10は、キースイッチ30の断面図であ
る。図10において、キースイッチ30は、鉄板、アル
ミ板等で作られたサポートパネル31上に配置されたメ
ンブレンシート32の上面に配置されたハウジング33
と、ハウジング33内に挿入され、上下方向に摺動する
スライダ34と、スライダ34を駆動するキートップ3
5と、ハウジング33の外側及び内側に配置され、キー
トップ35を定常位置に復帰させるための2本のスプリ
ング36、37とから構成されている。
【0054】また、図10において、キートップ35
は、透明部材の薄板により形成し、スライダ34のキー
トップ35と対向する位置には、液晶表示素子38を搭
載し、液晶表示素子38の接続端子38aには、異方性
導電フィルム(AFC)39を用いて接続し、この異方
性導電フィルム39はスライダ34及びハウジング33
の図中側面形状に沿って屈曲して実装される。さらに、
スライダ34の液晶表示素子38の搭載位置下方には、
バックライトととしてのLED40が取り付けられてお
り、そのスライダ34の液晶表示素子38の搭載位置に
は、LED40から照射されるから照射光を液晶表示素
子38に照射させるため、照射孔34aが形成されてい
る。また、スライダ34のLED40の取り付け位置下
方には、LED40用の配線41を通す孔34bが形成
され、キートップ35が押下されてスライダ34が移動
する際に液晶表示素子38の接続端子38aにハウジン
グ33が衝突することを避けるためのストッパ34cも
形成されている。
【0055】スライダ34に搭載された液晶表示素子3
8は、上記図4に示した表示駆動部23、キー表示情報
記憶部24及び表示情報変更指示部25により入力され
るキー表示情報を表示する。したがって、上記図5〜図
7に示したように表示するキー表示情報を変更すること
によりキートップ35を透過して表示する入力対象文字
を変更することができる。
【0056】このキースイッチ30は、図11に示すよ
うに、キートップ35がオペレータのキー操作により押
下されて、押圧力Fが加えられると、スプリング36が
圧縮し、スライダ34が下方に移動すると、スプリング
37が圧縮しながらメンブレンシート32を押圧する。
【0057】メンブレンシート32は、図12に拡大断
面図を示すように、ポリエステルフィルム等にAg
(銀)等のインクで印刷した回路パターン51a、52
a及びC(炭素)等のインクで印刷した接点51b、5
2bを印刷した上部シート51及び下部シート52の2
枚のシート51、52を、接点部分に穴を有するスペー
サ53を介して配置した構造を持つ。
【0058】この上部シート51を上記スプリング37
により加えられる押圧力Fで押し下げられると、図13
に示すように接点51b、52bが閉じて接触し、回路
パターン51a、52aを通して上記図4に示した指示
情報出力部26に所定の電圧信号を出力し、指示情報出
力部26からコンピュータ本体に対して押下されたキー
スイッチに応じた指示情報を出力する。
【0059】したがって、上記図2、3に示したキーボ
ード1のキースイッチと同様にオペレータの視野にはキ
ー入力対象となる文字しか各キースイッチ30のキート
ップ35を通して表示されないため、現在入力中の文字
種類を確実に認識することができ、入力ミスの発生回数
を減少させ、オペレータのキー入力精度を向上させるこ
とができる。
【0060】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0061】例えば、上記図2、3に示したキースイッ
チのラバーボタン12を省略してタッチパネル層11a
と液晶表示パネル層11bだけで構成することも可能で
あり、この場合、キーボード1の製造コストを低減する
ことができる。
【0062】例えば、上記図10のキースイッチ30内
にバックライトとして設けたLEDを省略し、液晶表示
素子38の直下に一体的に発光層を設けることにより、
キースイッチ30の構造をより簡単化して、キーボード
1の製造コストを低減することができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、オペレー
タの視野にはキー入力対象となる文字しかキースイッチ
上面には表示されないため、現在入力中の文字種類を確
実に認識することができ、入力ミスの発生回数を減少さ
せ、オペレータのキー入力精度を向上させることができ
る。
【0064】また、請求項2記載の発明によれば、コン
ピュータによって起動される各種プログラムによりファ
ンクションキーに割当てられる特定機能をキーボード上
に表示するようにししたため、コンピュータで使用中の
アプリケーションプログラムの有効表示領域を広くし、
文書入力時には、文書編集中の表示行数を多くし、ま
た、複数のウィンドウを開いて複数のアプリケーション
プログラムの処理を実行する際には、そのウィンドウ画
面毎に有効表示領域を広くして処理効率を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキー入力装置を適用したキーボードの
外観図。
【図2】図1のキーボードのキースイッチをラバーボタ
ン、タッチパネル、液晶表示パネル等で構成した場合の
拡大断面図。
【図3】図2のキースイッチのラバーボタンが押下され
たときの状態を示す図。
【図4】図1のキーボードの機能別ブロック構成図。
【図5】図1のキーボードにおける文字/記号キー群の
キー表示情報を英大文字に設定した場合の表示例を示す
図。
【図6】図5のキー表示情報を英小文字に変更した場合
の表示例を示す図。
【図7】図6のキー表示情報をカナ文字に変更した場合
の表示例を示す図。
【図8】図1のファンクションキー群に設定される特定
機能を表示部に表示した場合の一例を示す図。
【図9】図1のファンクションキー群に設定される特定
機能を表示部に表示した場合のその他の例を示す図。
【図10】図1のキーボードのキースイッチをハウジン
グ、スライダ、メンブレンシート等で構成した場合の拡
大断面図。
【図11】図10のキースイッチのキートップが押下さ
れたときの状態を示す図。
【図12】図10のメンブレンシートの拡大断面図。
【図13】図11のキースイッチのキートップが押下さ
れたときのメンブレンシートの状態を示す図。
【符号の説明】
1 キーボード 2 ファンクションキー群 3 文字/記号キー群 4 特殊キー群 5 矢印キー群 6 テンキー群 7 表示部 11 キー情報表示/出力部 11a タッチパネル層 11b 液晶表示パネル層 12 ラバーボタン 12a 凸部 12b 空間 21 キースイッチ群 22 キー情報表示/出力部 23 表示駆動部 24 キー表示情報記憶部 25 表示情報変更指示部 26 指示情報出力部 27 表示情報解析部 28 表示駆動部 30 キースイッチ 31 サポートパネル 32 メンブレンシート32 33 ハウジング 34 スライダ 34a 照射孔 34b 孔 34c ストッパ 35 キートップ 36、37 スプリング 38 液晶表示素子 38a 接続端子 39 異方性導電フィルム 40 LED 41 配線 51 上部シート 52 下部シート 51a、52a 回路パターン 51b、52b 接点 53 スペーサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字や数値等の入力文字が割当てられた複
    数のキースイッチが所定位置に配置されたキー入力装置
    において、 上記各キースイッチの上面を透明部材で形成し、 該各キースイッチ上面の下側に設けられ、当該各キース
    イッチの上面を透過して文字や数値等の表示情報を表示
    する表示手段と、 この表示手段により表示される表示情報の変更を指示す
    る変更指示手段と、 上記各キースイッチが押下された時、この表示手段によ
    り表示される表示情報に応じた指示情報を出力する出力
    手段と、 を備え、上記変更指示手段からの表示変更指示に応じて
    上記表示手段が表示情報を変更することにより、上記キ
    ースイッチ毎に割当てられる入力文字を変更することを
    特徴とするキー入力装置。
  2. 【請求項2】コンピュータに接続され、このコンピュー
    タによって起動される各種プログラムにより特定機能が
    割当てられる複数のファンクションキーを備えたキー入
    力装置において、 上記各ファンクションキーに割当てられる特定機能を表
    示する表示手段と、 上記コンピュータによって起動される各種プログラムに
    より割当てられる特定機能の設定情報を解析する情報解
    析手段と、 この情報解析手段により解析される設定情報に基づいて
    表示手段に表示する各ファンクションキーに割当てられ
    る特定機能を変更する表示制御手段と、 を備えることを特徴とするキー入力装置。
  3. 【請求項3】上記表示手段は、液晶表示装置により構成
    したことを特徴とする請求項1あるいは2記載のキー入
    力装置。
JP5156250A 1993-06-01 1993-06-01 キー入力装置 Pending JPH0736588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5156250A JPH0736588A (ja) 1993-06-01 1993-06-01 キー入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5156250A JPH0736588A (ja) 1993-06-01 1993-06-01 キー入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0736588A true JPH0736588A (ja) 1995-02-07

Family

ID=15623675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5156250A Pending JPH0736588A (ja) 1993-06-01 1993-06-01 キー入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0736588A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100532092B1 (ko) * 1999-01-13 2005-11-29 삼성전자주식회사 커서를 이용한 컴퓨터 화면상에서의 영문 대소문자 구분방법 및 그 장치
JP2013524604A (ja) * 2010-03-31 2013-06-17 ダンマークス・テクニスケ・ユニヴェルシテット 動的表示キーボードおよび動的表示キーボードで使用するキー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100532092B1 (ko) * 1999-01-13 2005-11-29 삼성전자주식회사 커서를 이용한 컴퓨터 화면상에서의 영문 대소문자 구분방법 및 그 장치
JP2013524604A (ja) * 2010-03-31 2013-06-17 ダンマークス・テクニスケ・ユニヴェルシテット 動的表示キーボードおよび動的表示キーボードで使用するキー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2719847B2 (ja) オプティカルインテリゼントキーボード構造体
EP0540147B1 (en) Multi-status multi-function data processing key and key array
US20060239746A1 (en) Systems and methods for computer input
US6067074A (en) Keyboard with flexible display and prompt capability
US7583206B2 (en) Device for inputting text by actuating keys of a numeric keypad for electronic devices and method for processing input impulses during text input
CN210691260U (zh) 触敏键盘
US20010003539A1 (en) Telephone keypad having a dual-switch button
US7656314B2 (en) Input device
EP1879206B1 (en) Keypad and keypad assembly
US20060044279A1 (en) Input device and mobile phone using the same
JP2804670B2 (ja) キーボード
US8866642B2 (en) Uniquely identifiable keys for electronic keyboards
US20060248457A1 (en) Input device
JPH0736588A (ja) キー入力装置
JPH1027053A (ja) キーボード装置
US20120262309A1 (en) Particulate barrier for keyboard display
JPH0863271A (ja) キーボード
JP3782290B2 (ja) 記号入力装置
KR20010018602A (ko) 컴퓨터용 데이터 입력장치
EP2148495B1 (en) Electronic device
JPS59188724A (ja) 入力装置
JPS63245708A (ja) 仮想化キ−ボ−ド装置
RU37036U1 (ru) Устройство для ввода
JPH043369Y2 (ja)
JPH0736234U (ja) キー入力装置