JPH0736401A - Led発受光装置 - Google Patents

Led発受光装置

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JPH0736401A
JPH0736401A JP17949593A JP17949593A JPH0736401A JP H0736401 A JPH0736401 A JP H0736401A JP 17949593 A JP17949593 A JP 17949593A JP 17949593 A JP17949593 A JP 17949593A JP H0736401 A JPH0736401 A JP H0736401A
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address
transmission
led
transmission terminal
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JP17949593A
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English (en)
Inventor
Takeshi Numagami
毅 沼上
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表示灯等の出力器具13を持つ出力用伝送端末
10−2Aに操作入力スイッチを付加せずにティーチン
グ方式のアドレス設定を行う。 【構成】端末10−2Aの動作表示用LED1−2を光
信号の入力素子としても用いる。即ち常時はLED1−
2はFET2−1,2−3を介し通電され、端末10−
2Aの動作状態を表示する。アドレス設定時、伝送セン
タ11からのアドレス設定コマンド送信により制御回路
5−2はFET2−1,2−3をオフ、FET2−2を
オンし、LED1−2をゼロバイアス状態にする。この
状態で設定器9の操作入力スイッチ21を操作しLED
1−3から操作入力コードの光信号をLED1−2に入
力すると、この光信号はLED1−2に検出され、OP
アンプ3,コンパレータ4を介し制御回路5−2に読取
られ、この制御回路5−2はセンタ11からアドレス設
定コマンドと共に送信されるアドレスを自身に設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばコマンドスイッチ
等の入力器具を持つ入力用の伝送端末と、制御リレー,
表示灯等の出力器具を持つ出力用の伝送端末とが伝送回
線にマルチドロップ状に接続されてなるFA(ファクト
リオートメーション)用の伝送システムの出力用伝送端
末のアドレス設定などに用いられるLED発受光装置、
つまりLEDを受光及び受光素子として用いるようにし
た装置に関する。
【0002】なお以下各図において同一の符号は同一も
しくは相当部分を示す。
【0003】
【従来の技術】図5はFA分野に用いられるこの種の伝
送システムの構成例を示す。同図において8は伝送回
線、10(10−1)はこの伝送回線8にマルチドロッ
プ状に接続され、コマンドスイッチ(以下スイッチをS
Wとも略記する)等の入力器具12を持つ入力用の伝送
端末(単に端末とも略す)。10(10−2)は同じく
マルチドロップ状に接続され制御リレー13A,表示灯
13B等の出力器具13を持つ出力用の伝送端末(単に
端末とも略す)、11は伝送回線8に接続され、伝送端
末10(10−1,10−2)の伝送を制御する伝送セ
ンタ(単にセンタとも略す)、15は伝送センタ11に
脱着可能に接続される脱着式表示器である。また16は
伝送センタ11と別途交信を行う上位装置としてのプロ
グラムシーケンサ(PCと略記)等である。
【0004】図6は図5の伝送システムの要部の詳細構
成例を示す。図6において5(5−0および5−1,5
−2)は夫々伝送センタ11および伝送端末10−1,
10−2内にあって制御の主体となる制御回路でマイク
ロプロセッサ等からなる。また6,7は夫々制御回路
(5−0〜5−2と伝送回線8を供給するレシーバ,ド
ライバ、14は夫々の制御回路5−0〜5−2に属する
EEPROM(つまり電気的に書替え可能なPROM)
である。また、1−1,1−2は夫々伝送端末10−
1,10−2において制御回路5−1,5−2により表
示制御されるLED、21は出力用伝送端末10−2に
設けられた操作入力スイッチである。
【0005】ところで図6のような構成の伝送システム
における、配線後の伝送端末に対するアドレス設定の方
法としては、コマンドスイッチ等の信号の入力器具12
を持つ入力用の伝送端末10−1ではこの入力器具12
を利用して、また制御リレー等の出力器具13を持つ出
力用の伝送端末10−2ではこの伝送端末に設けた操作
入力スイッチ21を利用して行うアドレスのティーチン
グ方法が知られている。
【0006】次に伝送端末10(10−1,10−2)
にアドレスを教え込むティーチング方法を説明する。図
7は従来のアドレスティーチング方法を説明するための
タイムチャートである。同図において(A)はアドレス
の設定交信サイクル、(B)はアドレスの確認交信サイ
クル、(C)はアドレスの設定解除交信サイクルを夫々
示し、また各々の交信サイクルにおいて、上側のタイム
チャートは伝送センタ11と伝送端末10との交信信号
の出力のタイミングを示し、下側のタイムチャートは入
力用伝送端末10−1の入力器具(コマンドスイッチ
等)12、又は出力用伝送端末10−2の操作入力スイ
ッチ21の操作のタイミング(操作入力期間TS)を示
している。
【0007】図7(A)のアドレス設定交信サイクルで
は、センタ11は全ての端末10に設定コマンド31と
設定アドレスnを送る。ここで全ての端末10は設定ア
ドレスnを受信するが、このアドレスを全端末がそのま
ま記憶してしまうと全端末のアドレスが同一となってし
まい、マルチドロップ形式の伝送システムではコマンド
スイッチの入力情報や制御リレー等の出力情報の伝送が
不可能となる。
【0008】そこでアドレスの設定者(ユーザ)が、入
力用の伝送端末10−1のコマンドスイッチ等12ある
いは出力用の伝送端末10−2に設けた操作入力スイッ
チ21を操作してその伝送端末に設定アドレスnを取込
むべき旨を指示し、その1台の伝送端末10に個有のア
ドレスを付けることを行っている。即ち図7(A)のタ
イムチャートではセンタ11は周期TO で設定コマンド
31と設定アドレスnを全端末10に送信しており、入
力用又は出力用伝送端末10の操作入力(つまり入力器
具12又はスイッチ21の操作入力)があった端末が、
その操作入力期間TSに受信した設定アドレスnを自身
の制御回路5のRAMに記憶しておき、センタ11に対
し設定されたアドレスを信号32として返送する。
【0009】センタ11は端末10から設定されたアド
レス32が返送される限り、設定コマンド31と設定ア
ドレスnを、伝送端末10は操作入力がある限り、設定
されたアドレスの信号32を夫々返送する。伝送端末1
0の操作入力が無くなったとき、その伝送端末10は設
定されたアドレスを伝送システムの電源OFF後も記憶
できるようにEEPROM14に書き込み、設定された
アドレスの信号32の返送をやめる。
【0010】このときセンタ11は端末からの返送が無
いこと、すなわち伝送のタイムアウトを例えば3回検出
してから、1台の端末10のアドレス設定が終了したこ
とを知り、図6に示すセンタ11のEEPROM14に
設定したアドレスの伝送端末が存在することを、端末の
当該の設定アドレスnに対応する設定情報41が“1”
であるとして記録して置く。
【0011】図8はこの記録が行われるセンタ11のE
EPROM14のメモリマップの例である。これにより
センタ11は伝送端末10の存在情報を持つことができ
る。従ってセンタ11はこの情報を見れば、同じアドレ
スを設定しないようにすることができ、このことはシス
テムを構成する上でユーザにとって非常に有益なことと
なる。
【0012】ところで伝送端末10に設定したアドレス
が確認できないとユーザにとっては扱いにくいシステム
であるので、例えば図6のように脱着式表示器15を伝
送センタ11に取付けて、設定交信中であれば、設定し
ているアドレスを表示器15に示すようにする。これに
よりユーザは伝送端末10に何番目のアドレスをティー
チングしているかが判るようになる。
【0013】また伝送端末のアドレスはEEPROM1
4に書かれているのでユーザは目視ができない。このた
め設定済のアドレスの確認機能が必要である。この確認
動作を行うときはセンタ11をアドレスの確認モードと
する。図7(B)はこのときのアドレスの確認交信サイ
クルのタイムチャートを示す。即ちセンタ11は確認コ
マンド33を所定周期TO で全端末10に対して送る。
すると設定交信サイクルと同様、操作入力のある伝送端
末10のみが操作入力期間TS中、設定されているアド
レス34をセンタ11に返送する。このときセンタ11
が表示器15に返送されたアドレスを表示することで、
ユーザはその伝送端末10の設定済のアドレスを知るこ
とができる。
【0014】更に伝送端末10のアドレスを変更したい
場合には、センタ11に伝送端末10の存在情報がある
ことを考慮すると、一度アドレスの設定解除を行うこと
が望ましい。何となればこの設定解除により伝送端末の
伝送回線からの脱落をセンタ側で検出できるからであ
る。図7(C)はこのアドレスの設定解除交信サイクル
のタイムチャートを示す。同図ではセンタ11は全端末
10に設定解除コマンド35を送出し、伝送端末10の
操作入力があったものだけがアドレスの設定解除を行
う。このとき当該の伝送端末10はセンタ11からの設
定解除コマンド35を受信し、操作入力があったとき、
つまりSW入力期間TS中、現在設定されている自アド
レスを信号34としてセンタ11に返送する。操作入力
が解除されると、その伝送端末10は設定されているア
ドレスを自身のEEPROM14から消去し、設定され
ているアドレスを示す信号34の返送をやめる。
【0015】センタ11は伝送端末10から返送される
アドレスを表示器15に表示し、伝送端末から返送が無
くなって例えば3回のタイムアウトとなったら、センタ
11のEEPROM14の伝送端末の管理情報から、こ
の端末の設定アドレスnに対応する設定情報41を
“0”として、その伝送端末の存在を消す。この後、再
び図7(A)の設定交信サイクルにより、その伝送端末
のアドレスを変更することとなる。
【0016】端末へのアドレス設定方法にはこのような
ティーチング方法の他に,図9に示すように端末10に
DIP−SW17を設けて行う方法、あるいは図10
(A)に示すように伝送端末内にEEPROM14を設
け、図10(B)に示すように当該の伝送端末10とセ
ンタ11または設定器9とを伝送回線8を介して1:1
となるように接続してアドレス設定の交信を行わせる方
法があり、これによりユーザの操作入力を行わなくと
も、すなわち出力用の伝送端末では操作入力スイッチを
設けなくとも伝送端末のアドレスを設定することも可能
である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図9のよ
うに伝送端末のアドレスをDIP−SW17により設定
する方法では、DIP−SWが小形化しにくい点で不利
であり、さらに誤ったアドレスまたは同じアドレスを設
定してしまう可能性がある。また図10のようにセンタ
11または設定器9と伝送端末10とを1:1に接続し
てアドレス設定する方法では、伝送端末の布設工事後の
アドレス設定が不可能であり、さらにアドレス設定後、
端末個々のアドレスが目視できないので、誤った端末の
取り付けの心配がある。特に設定器9での設定では、設
定器が複数の伝送システムに対して使われるため、伝送
端末のアドレス管理ができないので、1伝送システムに
同じアドレスを設定してしまう問題がある。
【0018】また図6ないし図8で述べたティーチング
方法では、コマンドスイッチ等の入力器具12を持つ入
力用の伝送端末10−1は本来操作入力が可能であるか
ら問題ないが、制御リレー,表示灯等出力器具13を持
つ出力用(特に専用)の伝送端末10−2では操作入力
スイッチが本来無いため、図6に示すように伝送端末1
0−2に操作入力用のスイッチ21を設けなければなら
ない。しかもこの操作入力スイッチ21は操作用である
ので、小形なものとするユーザの操作が困難となり、小
形化できない。これは伝送端末10−2を大形化してし
まい、しかも伝送端末の設置方向に制約を受けてしま
う。
【0019】また入力用の伝送端末でも、センサ等を入
力機器とする端末は人が操作できないので、伝送端末に
別に操作入力スイッチが必要となってくる。従って、本
発明は、伝送端末のアドレス管理が可能なティーチング
方式のアドレス設定において、主に出力用の伝送端末1
0−2の操作入力スイッチ21を無くすことができるよ
うなLED発受光装置を提供することを課題とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1のLED発受光装置は、常時は自身の動
作状態を表示させるLED(1−2など)と、所定の1
又は複数のコマンドの何れかの入力ごとに、このLED
を(FET2−1〜2−3などを介し)ゼロバイアス又
は逆バイアス状態に切換え、この状態において前記LE
Dが受光した光信号を(OPアンプ3,コンパレータ4
などを介し)電気信号に変換して読込む手段(制御回路
5−2など)とを備えたものとする。
【0021】また請求項2のLED発受光装置では、請
求項1に記載のLED発受光装置は、伝送回線(8な
ど)にマルチドロップ状に接続されて交信を行う複数の
伝送端末と(10など)と、この伝送回線を介し前記伝
送端末の交信制御等を行う伝送センタ(11など)とを
備えた伝送システムにおける、前記伝送端末の少なくと
も何れか(出力用伝送端末10−2Aなど)に組込まて
なるものであるようにする。 また請求項3のLED発
受光装置では、請求項2に記載のLED発受光装置にお
いて、前記所定のコマンドには前記伝送センタが前記伝
送回線に送出する少なくともアドレス設定を行うべき旨
のコマンド(設定コマンド31など)が含まれ、このL
ED発受光装置を組込まれた伝送端末は前記光信号の読
込みに基づいて前記アドレス設定を行うべき旨のコマン
ドと共に伝送センタから送出されたアドレス(設定アド
レスnなど)を自身に設定するものであるようにする。
【0022】また請求項4のLED発受光装置では、請
求項1ないし請求項3に記載のLED発受光装置におい
て、前記光信号は操作入力スイッチ(21など)の操作
に基づいて(LED1−3などを介し)所定のコード
(操作入力コードなど)の光パルスを発する手段(設定
器9など)によって与えられるものであるようにする。
【0023】
【作用】LEDにゼロバイアスあるいは逆バイアスをか
けることによって、LEDは受光素子として働く。この
原理を利用し出力用伝送端末の動作表示用のLEDをア
ドレス設定,アドレス確認,アドレス設定解除の夫々の
時には受光素子として用いる。そして受光素子として動
作する間、LEDの受光信号がOPアンプとコンパレー
タによってその伝送端末の制御回路に入力されるように
する。
【0024】更に設定器を用意し、ユーザがこの設定器
の操作入力スイッチを押すと、設定器内のLEDがその
点滅に基づく光信号により、コード情報を出力用伝送端
末のLEDに入力するようにする。
【0025】
【実施例】次に図1ないし図4を用いて本発明の実施例
を説明する。図1は本発明の一実施例としての伝送シス
テムの要部の構成図で、図6に対応するものである。図
1においては図6に対し出力用伝送端末が10−2Aに
置換わって操作入力スイッチ21が省略されると共に、
LED1−2に関わる回路が変更され、また設定器9が
新設されている。
【0026】新たな出力用伝送端末10−2Aにおい
て、2−1〜2−3は制御回路5−2によって制御さ
れ、LED1−2の駆動状態を切換えるFET、また3
と4は夫々LED1−2のカソードに表れる電圧信号を
制御回路5−2に入力するためのOPアンプとコンパレ
ータである。また設定器9内において、5−3はこの設
定器9の制御の主体となる制御回路、21はこの制御回
路5−3に操作入力信号を与えるための操作入力スイッ
チ、1−3はFET2−4を介し制御回路5−3によっ
て点滅駆動されるLEDで、出力伝送端末10−2Aの
LED1−2に光信号を入力するためのものである。
【0027】このように出力用伝送端末10−2Aには
動作表示用のLED1−2があり、通常は伝送の状態を
表示している。このときLED1−2の点灯の電流経路
はFET2−1→LED1−2→FET2−3の経路で
ある。出力用伝送端末10−2Aの制御回路5−2は伝
送センタ11が発するアドレスの設定コマンド,確認コ
マンド,設定解除コマンドを伝送回線8より受信した場
合、RX信号をH,LEDON信号をLとし、従ってF
ET2−1をオフ、FET2−2をオン、かつFET2
−3をオフとし、LED1−2にゼロバイアスをかけ
る。一般にLEDのバイアスをゼロバイアス又は逆バイ
アスとすると、LEDの接合部に空乏層を生じ、このL
EDに光が照射されるとフォトダイオードと同様にカソ
ードからアノードへ電流を流すようになる。図1ではこ
のLED1−2のゼロバイアス状態で、設定器9よりL
ED1−2に光を照射してLED1−2に電流を流し、
その電流をOPアンプ3を介して電流−電圧変換し、さ
らにこの電圧変換された信号をコンパレータ4がディジ
タル信号に2値化して制御回路5−2に伝える。よって
設定器9のLED1−3から光信号のコード情報が出力
されると、このコード情報を制御回路5−2は検知でき
る。
【0028】即ち設定器9のLED1−3の光LED1
−2に照射されることで、出力用伝送端末10−2Aの
OPアンプ3の帰還抵抗R1→LED1−2→FET2
−2を通して電流が流れ、OPアンプ3の出力端子には
設定器9の発する操作入力コードが電圧として得られ
る。この電圧はコンパレータ4によってしきい値ref
と比較され、この比較出力が制御回路5−2の端子Rx
Dに読取られ、結局設定器9の操作入力コードが出力用
伝送端末10−2Aの制御回路5−2に読込まれる。こ
こでコンパレータ4は周囲から照射される太陽光線,蛍
光灯等のノイズ光によってLED1−2を介しOPアン
プ3の出力に生ずるノイズ電圧を受光信号と判断しない
ために設けられており、コンパレータ4のしきい値re
fはこのノイズ電圧以上のレベルに設定されている。
【0029】図2,図3,図4は夫々伝送センタ11と
端末10−2A間のアドレス設定交信サイクル,アドレ
ス確認交信サイクル,アドレス設定解除交信サイクルの
夫々のタイムチャートを示し、この各図のタイムチャー
トは上から順にセンタ11と端末10−2Aの交信信
号、設定9の操作入力スイッチ21の操作入力の期間T
S、設定器9のLED1−3の操作コマンド(操作入力
コード)、伝送端末10−2Aの操作入力の有効期間を
夫々示す。
【0030】なお設定器9内ではユーザの操作入力スイ
ッチ21の操作に基づく操作入力を制御回路5−3を介
し図2,図3,図4に示すように操作入力コードのコー
ド情報としてLED1−3を駆動し出力用伝送端末10
−2AのLED1−2を介しその制御回路5−2に渡た
している。これはノイズ等の影響による誤入力を防ぐた
めであり、ある固有の周波数のキャリア信号としても良
い。この場合、出力用伝送端末10−2Aの制御回路5
−2は固有周波数のキャリアディテクタとして働く必要
がある。
【0031】アドレスの設定,確認,設定解除の手順は
図7で説明した手順と同じである。但し、設定器9から
操作入力コードを受信した制御回路5−2は1度、操作
入力コードを判別した後、T2 の期間は操作入力の有効
期間として判断する。この理由は操作入力スイッチ21
の操作がある場合、設定器9から操作入力コードを連続
的に出力することが仮にできても制御回路5−2は例え
ばマイクロプロセッサであるとセンタ11との伝送も行
うため、またLED1−3,1−2間の信号伝達の失敗
もあり、制御回路5−2は常には操作入力コードを検出
できないので、T2 期間のような有効期間を設けない
と、制御回路5−2が設定器9からの操作入力の有るに
もかかわらず、操作入力オフと誤判断する可能性がある
からである。 このように誤判断すると制御回路5−2
はセンタ11に対し、アドレス設定交信であれば設定さ
れたアドレスを返送しなくなり、センタ11は例えばこ
の返送が3回返送されなくなったら1台の伝送端末のア
ドレス設定が終了したと判断し、次のアドレス設定に移
行するため、アドレス設定を誤ってしまう可能性があ
る。この時間は交信サイクルTO が仮に30msecとする
と、操作入力コードのサイクルT1 は5msec, 有効期間
2 は50msec程度で、人の操作速度に比べて早い時間を
選ぶ。
【0032】
【発明の効果】伝送センタから指定したアドレスを出力
用の伝送端末に教え込むこと、即ち出力用伝送端末に対
するティーチング方式のアドレス設定は出力用の伝送端
末に操作スイッチを付けても可能であるが、人が操作す
るスイッチを付けると出力用の伝送端末が大形化してし
まうほか,出力用の伝送端末の設置,取り付けが大きく
制限される等の問題がある。
【0033】しかし本発明によれば伝送端末の動作表示
用のLEDをアドレス設定用の操作入力信号の媒体とす
るようにしたので、出力用伝送端末に操作入力スイッチ
を設けなくともティーチング方式のアドレス設定が可能
となる。更に人の操作のできないセンタ等の入力機器を
持つ伝送端末に本発明を適用すると同様に小形化の面で
メリットがある。
【0034】また、本発明は伝送端末の動作表示用のL
EDをアドレス設定の操作入力手段として使用するの
で、製品の外観は何ら変わることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての伝送システムの要部
の構成図
【図2】本発明に基づくアドレス設定交信サイクルの動
作を示すすタイムチャート
【図3】本発明に基づくアドレス確認交信サイクルの動
作を示すすタイムチャート
【図4】本発明に基づくアドレス設定解除交信サイクル
の動作を示すすタイムチャート
【図5】FA分野における一般的な伝送システムの構成
【図6】図1に対応する従来の伝送システムの要部の構
成図
【図7】図6のアドレス設定交信サイクル,アドレス確
認交信サイクル,アドレス設定解除交信サイクルの動作
説明用のタイムチャート
【図8】伝送センタのEEPROM内の端末アドレス設
定情報の例を示す図
【図9】DIP−SWによる伝送端末のアドレス設定方
法の説明図
【図10】伝送センタあるいはアドレス設定器と伝送端
末を1:1に接続して伝送端末のアドレス設定を行う方
法の説明図
【符号の説明】
1−1〜1−3 LED 2−1〜2−4 FET 3 OPアンプ 4 コンパレータ 5(5−0〜5−3) 制御回路 6 レシーバ 7 ドライバ 8 伝送回路 9 設定器 10(10−1,10−2A) 伝送端末 10−1 入力用伝送端末 10−2A 出力用伝送端末 11 伝送センタ 12 コマンドスイッチ等の入力器具 13 制御リレー,表示灯等の出力器具 14 EEPROM 15 脱着式表示器 16 プログラマブルシーケンサ(PC)等 21 操作入力スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】常時は自身の動作状態を表示させるLED
    と、 所定の1又は複数のコマンドの何れかの入力ごとに、こ
    のLEDをゼロバイアス又は逆バイアス状態に切換え、
    この状態において前記LEDが受光した光信号を電気信
    号に変換して読込む手段とを備えたことを特徴とするL
    ED発受光装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のLED発受光装置は、 伝送回線にマルチドロップ状に接続されて交信を行う複
    数の伝送端末と、この伝送回線を介し前記伝送端末の交
    信制御等を行う伝送センタとを備えた伝送システムにお
    ける、前記伝送端末の少なくとも何れかに組込まれてな
    るものであることを特徴とするLED発受光装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のLED発受光装置におい
    て、 前記所定のコマンドには前記伝送センタが前記伝送回線
    に送出する少なくともアドレス設定を行うべき旨のコマ
    ンドが含まれ、 このLED発受光装置を組込まれた伝送端末は前記光信
    号の読込に基づいて前記アドレス設定を行うべき旨のコ
    マンドと共に伝送センタから送出されたアドレスを自身
    に設定するものであることを特徴とするLED発受光装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3に記載のLED発
    受光装置において、 前記光信号は操作入力スイッチの操作に基づいて所定の
    コードの光パルスを発する手段によって与えられるもの
    であることを特徴とするLED発受光装置。
JP17949593A 1993-07-21 1993-07-21 Led発受光装置 Pending JPH0736401A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018026988A (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 ミネベアミツミ株式会社 アドレス制御回路及びアドレス制御回路の制御方法

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JP2018026988A (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 ミネベアミツミ株式会社 アドレス制御回路及びアドレス制御回路の制御方法

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