JPH0736318Y2 - 時 計 - Google Patents
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- JPH0736318Y2 JPH0736318Y2 JP1992016843U JP1684392U JPH0736318Y2 JP H0736318 Y2 JPH0736318 Y2 JP H0736318Y2 JP 1992016843 U JP1992016843 U JP 1992016843U JP 1684392 U JP1684392 U JP 1684392U JP H0736318 Y2 JPH0736318 Y2 JP H0736318Y2
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Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 20
- 210000004247 hand Anatomy 0.000 description 4
- 235000003140 Panax quinquefolius Nutrition 0.000 description 3
- 240000005373 Panax quinquefolius Species 0.000 description 3
- 241000669069 Chrysomphalus aonidum Species 0.000 description 1
- 241000257465 Echinoidea Species 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B19/00—Indicating the time by visual means
- G04B19/06—Dials
- G04B19/08—Geometrical arrangement of the graduations
- G04B19/087—Geometrical arrangement of the graduations with several separate scales
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B45/00—Time pieces of which the indicating means or cases provoke special effects, e.g. aesthetic effects
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【技術分野】本考案は、掛け時計、置き時計又は携帯用
時計の針に、従来の所謂“アナログ”時間表示の時計と
は本質的に違った、新奇で独特な動きをさせる時計装置
に関する。
時計の針に、従来の所謂“アナログ”時間表示の時計と
は本質的に違った、新奇で独特な動きをさせる時計装置
に関する。
【0002】
【従来技術】周知のように、アナログ型の従来の時計で
は、時間および分、或いはそれらに加えて秒を指す針が
一般に時計それ自身の文字盤上の1種類の目盛を追いな
がら、円形の経路をたどる。
は、時間および分、或いはそれらに加えて秒を指す針が
一般に時計それ自身の文字盤上の1種類の目盛を追いな
がら、円形の経路をたどる。
【0003】
【考案の概要】本考案による時計は、少なくとも1本の
針と、時間を表す目盛と、目盛の印を連続して指すよう
に前記針を動かす駆動機構とを備える。目盛は、互いに
平行な第1および第2直線部に対応する端部にて半円形
部をそれぞれつないで画定した閉じた非円形の輪郭を呈
する。本考案の時計は、目盛りの輪郭の第1および第2
直線部にほぼ平行に針の移動を案内するための案内手段
が設けられ、該案内手段は第1および第2直線部とほぼ
平行にこれら直線部の間に配設した溝孔を含み、駆動機
構が、溝孔のほぼ中央に相当する位置に配置した駆動小
歯車と、半円形歯部および該半円形歯部の両端をつなぐ
直線歯部を備えてこれら半円形および直線歯部にて駆動
小歯車と噛み合う従動歯車とを含み、この従動歯車が、
溝孔内で回転し且つ該溝孔に沿って直線状に移動し得る
ように、直線歯部のほぼ中央の部位にて溝孔に軸支さ
れ、針が、従動歯車の軸支部位と同軸状に溝孔を通して
延びる支持ピンを介して、従動歯車に固定状に支持さ
れ、従動歯車の半円形および直線歯部は、該直線歯部が
駆動小歯車と噛み合っている間には従動歯車が溝孔に沿
って直線状に移動して針を目盛の輪郭の第1或いは第2
直線部に沿って動かし、溝孔の各端部では半円形歯部が
駆動小歯車と噛み合って従動歯車が軸支部位を中心とし
て180度回転して針を目盛りの輪郭の対応する半円形
分に沿って動かすよ うに、形状および寸法を定められて
いることを特徴とする 上記構成によると、時計の針が、
該時計の文字盤上の時間を示す目盛の対向した側部間に
ある溝孔に沿って直線状に動き、また、溝孔の上端およ
び下端に達すると針が回転して、半円形の目盛に沿って
動き、かくして針は非円形の経路をたどって長円形の目
盛を連続して指す。 針を非円形経路に動かす機構は、駆
動小歯車と従動歯車を組み合わせた簡単確実な構造であ
り、製造が容易である上に、滑り係合を伴う駆動機構に
比して正確に針を駆動することができる格別の効果があ
る。このため、本考案は、非円形の目盛を持ったアナロ
グ式の腕時計を製造するのに特に好適である。
針と、時間を表す目盛と、目盛の印を連続して指すよう
に前記針を動かす駆動機構とを備える。目盛は、互いに
平行な第1および第2直線部に対応する端部にて半円形
部をそれぞれつないで画定した閉じた非円形の輪郭を呈
する。本考案の時計は、目盛りの輪郭の第1および第2
直線部にほぼ平行に針の移動を案内するための案内手段
が設けられ、該案内手段は第1および第2直線部とほぼ
平行にこれら直線部の間に配設した溝孔を含み、駆動機
構が、溝孔のほぼ中央に相当する位置に配置した駆動小
歯車と、半円形歯部および該半円形歯部の両端をつなぐ
直線歯部を備えてこれら半円形および直線歯部にて駆動
小歯車と噛み合う従動歯車とを含み、この従動歯車が、
溝孔内で回転し且つ該溝孔に沿って直線状に移動し得る
ように、直線歯部のほぼ中央の部位にて溝孔に軸支さ
れ、針が、従動歯車の軸支部位と同軸状に溝孔を通して
延びる支持ピンを介して、従動歯車に固定状に支持さ
れ、従動歯車の半円形および直線歯部は、該直線歯部が
駆動小歯車と噛み合っている間には従動歯車が溝孔に沿
って直線状に移動して針を目盛の輪郭の第1或いは第2
直線部に沿って動かし、溝孔の各端部では半円形歯部が
駆動小歯車と噛み合って従動歯車が軸支部位を中心とし
て180度回転して針を目盛りの輪郭の対応する半円形
分に沿って動かすよ うに、形状および寸法を定められて
いることを特徴とする 上記構成によると、時計の針が、
該時計の文字盤上の時間を示す目盛の対向した側部間に
ある溝孔に沿って直線状に動き、また、溝孔の上端およ
び下端に達すると針が回転して、半円形の目盛に沿って
動き、かくして針は非円形の経路をたどって長円形の目
盛を連続して指す。 針を非円形経路に動かす機構は、駆
動小歯車と従動歯車を組み合わせた簡単確実な構造であ
り、製造が容易である上に、滑り係合を伴う駆動機構に
比して正確に針を駆動することができる格別の効果があ
る。このため、本考案は、非円形の目盛を持ったアナロ
グ式の腕時計を製造するのに特に好適である。
【0004】以下、添付の図面を参照した、非限定的な
例として示す好ましい実施例の説明を通して、本考案を
よりはっきりと説明する。
例として示す好ましい実施例の説明を通して、本考案を
よりはっきりと説明する。
【0005】
【実施例】図1を参照すると、本考案による時計装置を
使った時計の文字盤1が示されている。この文字盤には
二つの異なった別々の目盛が並んでいて、第1の目盛は
全体を2で示し、時に関係し、一部をローマ数字で書
き、残りをそれぞれ点で表している。第2の目盛は全体
を3で指し、分に関係し、例えば5分毎に数字を付け、
残りの分をそれぞれの点で表している。
使った時計の文字盤1が示されている。この文字盤には
二つの異なった別々の目盛が並んでいて、第1の目盛は
全体を2で示し、時に関係し、一部をローマ数字で書
き、残りをそれぞれ点で表している。第2の目盛は全体
を3で指し、分に関係し、例えば5分毎に数字を付け、
残りの分をそれぞれの点で表している。
【0006】これら二つの目盛2及び3は、外側をそれ
ぞれの輪郭4及び5で囲まれ、それらの輪郭は同じ形
で、各輪郭は一つが上に、もう一つが下にある二つのほ
ぼ半円形部分を、二つの真直な、平行な対向した部分で
つないで形成されている。
ぞれの輪郭4及び5で囲まれ、それらの輪郭は同じ形
で、各輪郭は一つが上に、もう一つが下にある二つのほ
ぼ半円形部分を、二つの真直な、平行な対向した部分で
つないで形成されている。
【0007】考案のこの実施例の文字盤1には時と分に
関する目盛が与えられているが、文字盤自身に、上述の
目盛と同様に、時の目盛若しくは分の目盛の隣に秒の目
盛を、或いはその代わり時の目盛だけを設けることも可
能であることを明記する。
関する目盛が与えられているが、文字盤自身に、上述の
目盛と同様に、時の目盛若しくは分の目盛の隣に秒の目
盛を、或いはその代わり時の目盛だけを設けることも可
能であることを明記する。
【0008】目盛2及び3の長手軸線に沿って溝孔6と
7がそれぞれ文字盤1に作られていて、これら溝孔は輪
郭4及び5の直線部と同じ長さであり、これら溝孔の各
々は両端に円形拡大部10をもつ。
7がそれぞれ文字盤1に作られていて、これら溝孔は輪
郭4及び5の直線部と同じ長さであり、これら溝孔の各
々は両端に円形拡大部10をもつ。
【0009】各溝孔6,7の中を針8,9は、以下に説
明するそれぞれの機構に結合されて動き、その機構が各
針を溝孔の一つに沿って直線状に動かして、図1に見ら
れるように、その上向行程では、輪郭4又は5の左側直
線部に印した時または分を指し、一方、その下向行程の
ときは、該輪郭の右側直線部に印した時または分を指
す。針8,9がそれぞれの溝孔6,7の上端又は下端に
達すると、機構は各針を関連する円形拡大部10の中で
回転させ、輪郭4又は5のほぼ半円形の上部又は下部に
印した時または分を指させる。
明するそれぞれの機構に結合されて動き、その機構が各
針を溝孔の一つに沿って直線状に動かして、図1に見ら
れるように、その上向行程では、輪郭4又は5の左側直
線部に印した時または分を指し、一方、その下向行程の
ときは、該輪郭の右側直線部に印した時または分を指
す。針8,9がそれぞれの溝孔6,7の上端又は下端に
達すると、機構は各針を関連する円形拡大部10の中で
回転させ、輪郭4又は5のほぼ半円形の上部又は下部に
印した時または分を指させる。
【0010】図2を参照して、針8及び9の各々を直線
及び回転運動で動かすための上述の機構の例を説明す
る。
及び回転運動で動かすための上述の機構の例を説明す
る。
【0011】各針8又は9を動かすための機構は時計の
ケースに回転可能に固定された二つのローラを有し、そ
の一つは11で示し、周囲に一連の等距離ピンをもつ駆
動ローラであり、ピンは一つだけを12で示す。もう一
方は13で示す従動ローラである。ローラ11と13の
間に、平らな円形ベルト14が配置され、その長手軸線
に沿って、ローラ11上のピン12の直径よりわずかに
大きい直径で、ローラのピンの間隔に等しい間隔に置か
れた一連の孔15が作られていて、孔15はピン12と
係合するのに適し、駆動ローラ11の回転に追従してベ
ルト14を回転させる。
ケースに回転可能に固定された二つのローラを有し、そ
の一つは11で示し、周囲に一連の等距離ピンをもつ駆
動ローラであり、ピンは一つだけを12で示す。もう一
方は13で示す従動ローラである。ローラ11と13の
間に、平らな円形ベルト14が配置され、その長手軸線
に沿って、ローラ11上のピン12の直径よりわずかに
大きい直径で、ローラのピンの間隔に等しい間隔に置か
れた一連の孔15が作られていて、孔15はピン12と
係合するのに適し、駆動ローラ11の回転に追従してベ
ルト14を回転させる。
【0012】ベルト14の外側に、その上縁と下縁に垂
直に、棒16が固定されていて、該棒は直角に曲った第
1部分17を有し、この第1部分の長さはローラ11及
び13の半径に等しい。第1部分の自由端から、該第1
部分と垂直に且つそれと一体に第2部分18が伸び、第
2部分18はローラ11及び13の軸と平行であり、溝
孔6,7に嵌るようになっている。第2部分18の自由
端に、針8または9が固定される。
直に、棒16が固定されていて、該棒は直角に曲った第
1部分17を有し、この第1部分の長さはローラ11及
び13の半径に等しい。第1部分の自由端から、該第1
部分と垂直に且つそれと一体に第2部分18が伸び、第
2部分18はローラ11及び13の軸と平行であり、溝
孔6,7に嵌るようになっている。第2部分18の自由
端に、針8または9が固定される。
【0013】この機構では、ベルト14の直線部によっ
て運ばれる棒16の運動は、溝孔6(又は7)に沿う針
8(又は9)の直線運動となる。一方、針8(又は9)
が溝孔6(又は7)の上端又は下端に到達することに対
応して、棒16がベルトの上昇部に垂直な従動ローラ1
3の半径部に達するか、或いは該ベルトの下降部に垂直
な駆動ローラ11の半径部の縁に一致すると、ベルト1
4が従動ローラ13又は駆動ローラ11の周りに運動を
続けるのに伴って、棒16の第1部分17の長さがロー
ラ11及び13の半径に等しく、そのため、ローラ11
及び13周りのベルト14の運動中に棒16の第2部分
18がこれらのローラの一方または他方の軸の延長を成
すので、棒16の第2部分18が上または下円形拡大部
10内で回転して、針が回る。
て運ばれる棒16の運動は、溝孔6(又は7)に沿う針
8(又は9)の直線運動となる。一方、針8(又は9)
が溝孔6(又は7)の上端又は下端に到達することに対
応して、棒16がベルトの上昇部に垂直な従動ローラ1
3の半径部に達するか、或いは該ベルトの下降部に垂直
な駆動ローラ11の半径部の縁に一致すると、ベルト1
4が従動ローラ13又は駆動ローラ11の周りに運動を
続けるのに伴って、棒16の第1部分17の長さがロー
ラ11及び13の半径に等しく、そのため、ローラ11
及び13周りのベルト14の運動中に棒16の第2部分
18がこれらのローラの一方または他方の軸の延長を成
すので、棒16の第2部分18が上または下円形拡大部
10内で回転して、針が回る。
【0014】この駆動ローラ11を回転するためには、
従来の時計の針を回転するための中央ピンにキー止めさ
れた小歯車と係合するのに適した、ローラの軸にキー止
めされた歯車(図示せず)を設けることが可能である。
或いは、これに代えて、ローラ用にステッピングモータ
を設けることも可能である。
従来の時計の針を回転するための中央ピンにキー止めさ
れた小歯車と係合するのに適した、ローラの軸にキー止
めされた歯車(図示せず)を設けることが可能である。
或いは、これに代えて、ローラ用にステッピングモータ
を設けることも可能である。
【0015】図3に、本考案による腕時計の配置を斜視
図で示す。この腕時計は、図1に示すような文字盤を備
え、ケースの内側に組込まれた、例えば、図2に示す型
の二つの機構(図示せず)を備え、機構の一つは時針8
を駆動し、他方は分針9を駆動する。
図で示す。この腕時計は、図1に示すような文字盤を備
え、ケースの内側に組込まれた、例えば、図2に示す型
の二つの機構(図示せず)を備え、機構の一つは時針8
を駆動し、他方は分針9を駆動する。
【0016】次に、図4、図5、図6、図7および図8
を参照して、時計の針を駆動するための機構の別の例を
説明する。図4は、図1及び図3に示す目盛2,3の均
等な二つの目盛101,102をもつ文字盤100の一
般的配置を示す(簡略化のために図4の左側の駆動機構
だけを開示する)。
を参照して、時計の針を駆動するための機構の別の例を
説明する。図4は、図1及び図3に示す目盛2,3の均
等な二つの目盛101,102をもつ文字盤100の一
般的配置を示す(簡略化のために図4の左側の駆動機構
だけを開示する)。
【0017】この経路又は目盛101に沿って時を指示
するための針103は、構造を後に詳しく説明する従動
歯車ないし半歯車104に取付けられていて、この半歯
車は、当業者によく知られているような従来の方法で回
転する駆動小歯車106と噛み合う内歯105を備えて
いる。
するための針103は、構造を後に詳しく説明する従動
歯車ないし半歯車104に取付けられていて、この半歯
車は、当業者によく知られているような従来の方法で回
転する駆動小歯車106と噛み合う内歯105を備えて
いる。
【0018】半歯車104は、文字盤に設けた溝孔の直
線路109に沿って動く可動の滑りキャリッジ108上
にて107に軸受されている。半歯車104は、駆動小
歯車106が該半歯車の半円形歯部105aと噛み合う
か、或いは直線歯部105bと噛み合うかによって、回
転運動または直線運動を行うことができる。
線路109に沿って動く可動の滑りキャリッジ108上
にて107に軸受されている。半歯車104は、駆動小
歯車106が該半歯車の半円形歯部105aと噛み合う
か、或いは直線歯部105bと噛み合うかによって、回
転運動または直線運動を行うことができる。
【0019】駆動小歯車106が半歯車の半円形歯部1
05aと係合するとき、針103の自由端は目盛101
の上部又は下部で半円形路をたどり、一方、駆動小歯車
106が直線歯部105bに係合している際には、針1
03の自由端は目盛101の直線部をたどる。
05aと係合するとき、針103の自由端は目盛101
の上部又は下部で半円形路をたどり、一方、駆動小歯車
106が直線歯部105bに係合している際には、針1
03の自由端は目盛101の直線部をたどる。
【0020】半歯車104が意図した運動を行うように
するため、以下のようにいくつかの機械的拘束が設けら
れている。即ち、駆動小歯車106との正しい係合を維
持するため、駆動小歯車は、半歯車104に設けた溝1
10′に沿って動く保持ピン109′を備える。図5及
び図6でよりはっきりと分かるように、駆動小歯車10
6の歯部111は半歯車104の内歯部112と噛み合
う。これら歯部111と112並びにピン109′と溝
110′の協同で、半歯車104と駆動小歯車106の
係合が連続的に維持される。
するため、以下のようにいくつかの機械的拘束が設けら
れている。即ち、駆動小歯車106との正しい係合を維
持するため、駆動小歯車は、半歯車104に設けた溝1
10′に沿って動く保持ピン109′を備える。図5及
び図6でよりはっきりと分かるように、駆動小歯車10
6の歯部111は半歯車104の内歯部112と噛み合
う。これら歯部111と112並びにピン109′と溝
110′の協同で、半歯車104と駆動小歯車106の
係合が連続的に維持される。
【0021】しかし、この拘束だけでは半歯車104を
案内するには十分でなかろう。半歯車104の完全な運
動を保証するため、2対の案内具113,114及び1
15,116を含む装置が設けられ、それら案内具の対
はそれぞれの間に、半歯車に設けたピン117が入り得
る溝を形成する(詳細は図7参照)。
案内するには十分でなかろう。半歯車104の完全な運
動を保証するため、2対の案内具113,114及び1
15,116を含む装置が設けられ、それら案内具の対
はそれぞれの間に、半歯車に設けたピン117が入り得
る溝を形成する(詳細は図7参照)。
【0022】半歯車104が図7中の矢印118で示す
ように時計方向に動くとき、一定の瞬間に(即ち、半歯
車104の円形運動の最後に)、ピン117が案内具1
14の先端部分114Aに係合し、同時に、駆動小歯車
106が半歯車104の直線歯部105bと係合し、そ
れによって、半歯車104(及ひ針103)が矢印11
9で示すように上方に運動を始める。
ように時計方向に動くとき、一定の瞬間に(即ち、半歯
車104の円形運動の最後に)、ピン117が案内具1
14の先端部分114Aに係合し、同時に、駆動小歯車
106が半歯車104の直線歯部105bと係合し、そ
れによって、半歯車104(及ひ針103)が矢印11
9で示すように上方に運動を始める。
【0023】これと同じ事態は、半歯車104がその最
上位置から下降し始め、針103の自由端が目盛101
の右部をたどり始めるとき、案内ピン117が案内具1
15,116と係合して生ずる。
上位置から下降し始め、針103の自由端が目盛101
の右部をたどり始めるとき、案内ピン117が案内具1
15,116と係合して生ずる。
【0024】半歯車104は、上述のように、滑りキャ
リッジ108上に回転可能に配設されている。半歯車1
04に固着されたピン120がキャリッジ108を貫通
し、針121(103)を支持している。これは、この
構造の拡大図を示す図8及び図9により良く図示されて
いる。
リッジ108上に回転可能に配設されている。半歯車1
04に固着されたピン120がキャリッジ108を貫通
し、針121(103)を支持している。これは、この
構造の拡大図を示す図8及び図9により良く図示されて
いる。
【0025】この機構の作用は、これまでの説明で明確
な筈である。図4に示す状態では、キャリッジ108は
一時的に図示の位置にとどまり、その間に半歯車104
が針103(121)と共に時計方向に180°回転す
る。
な筈である。図4に示す状態では、キャリッジ108は
一時的に図示の位置にとどまり、その間に半歯車104
が針103(121)と共に時計方向に180°回転す
る。
【0026】半歯車の直線歯部105bが直線路109
と平行になったとき、キャリッジ108はこの直線路1
09に沿って滑り、図4の上方へ昇り、針103(12
1)を直線路に沿って運ぶ。
と平行になったとき、キャリッジ108はこの直線路1
09に沿って滑り、図4の上方へ昇り、針103(12
1)を直線路に沿って運ぶ。
【0027】キャリッジ108がその最上位置に達し、
半歯車104の半円形歯部105aが駆動小歯車106
に係合すると、逆の事態が起こり、半歯車が180°の
回転を行う。このサイクルを繰り返し、時計作動を行
う。
半歯車104の半円形歯部105aが駆動小歯車106
に係合すると、逆の事態が起こり、半歯車が180°の
回転を行う。このサイクルを繰り返し、時計作動を行
う。
【図1】本考案による時計の文字盤の平面図。
【図2】本考案による時計の針を動かすための機構の一
例の斜視図。
例の斜視図。
【図3】本考案による腕時計の斜視図。
【図4】本考案による時計の針を動かすための機構の別
の例を示す。
の例を示す。
【図5】図4の駆動機構の詳細を示す。
【図6】図5の線VI−VIに沿った断面図。
【図7】図4の駆動機構の別の詳細を示す。
【図8】図4の駆動機構の別の詳細を示す。
【図9】図8に示す機構部分の断面図。
100 文字盤 101 目盛 102 目盛 103 針 104 半歯車(従動歯車) 105a 半円形歯部 105b 直線歯部 106 駆動小歯車 107 軸受 108 キャリッジ 109 直線路(溝孔)113,114,115,116 案内具(溝) 117 (案内)ピン 120 (支持)ピン 121 針
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも1本の針と、時間を表す目盛
と、目盛の印を連続して指すように前記針を動かす駆動
機構とを備え、前記目盛が、互いに平行な第1および第
2直線部に対応する端部にて半円形部をそれぞれつない
で画定した閉じた非円形の輪郭を呈する時計において、
前記目盛の輪郭の第1および第2直線部にほぼ平行に前
記針の移動を案内するための案内手段が設けられ、該案
内手段は前記第1および第2直線部とほぼ平行にこれら
直線部の間に配設した溝孔を含み、前記駆動機構が、前
記溝孔のほぼ中央に相当する位置に配置した駆動小歯車
と、半円形歯部および該半円形歯部の両端をつなぐ直線
歯部を備えてこれら半円形および直線歯部にて前記駆動
小歯車と噛み合う従動歯車とを含み、この従動歯車が、
前記溝孔内で回転し且つ該溝孔に沿って直線状に移動し
得るように、前記直線歯部のほぼ中央の部位にて前記溝
孔に軸支され、前記針が、前記従動歯車の軸支部位と同
軸状に前記溝孔を通して延びる支持ピンを介して、前記
従動歯車に固定状に支持され、前記従動歯車の半円形お
よび直線歯部は、該直線歯部が前記駆動小歯車と噛み合
っている間には前記従動歯車が前記溝孔に沿って直線状
に移動して前記針を前記目盛の輪郭の第1或いは第2直
線部に沿って動かし、前記溝孔の各端部では前記半円形
歯部が前記駆動小歯車と噛み合って前記従動歯車が前記
軸支部位を中心として180度回転して前記針を前記目
盛の輪郭の対応する半円形部に沿って動かすように、形
状および寸法を定められていることを特徴とする時計。 - 【請求項2】 請求項1記載の時計において、前記案内
手段はさらに、前記従動歯車の半円形歯車と直線歯部の
間の部位に設けた案内ピンと、該案内ピンに係合して前
記従動歯車の直線移動を案内する一対の案内溝とを含
み、これら案内溝は、各々が前記溝孔の対応する端部に
おける前記従動歯車の回転の終了時に前記案内ピンに係
合するように、それぞれ前記溝孔に沿って配置される時
計。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の時計において、
時用および分用の2組の針、目盛および駆動機構が設け
られる時計。
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