JPH0736287Y2 - 記録磁気センサ - Google Patents

記録磁気センサ

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Publication number
JPH0736287Y2
JPH0736287Y2 JP1989035572U JP3557289U JPH0736287Y2 JP H0736287 Y2 JPH0736287 Y2 JP H0736287Y2 JP 1989035572 U JP1989035572 U JP 1989035572U JP 3557289 U JP3557289 U JP 3557289U JP H0736287 Y2 JPH0736287 Y2 JP H0736287Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic sensor
sensor unit
cover cap
case
cylindrical case
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989035572U
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English (en)
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JPH02128970U (ja
Inventor
鉄夫 長江
Original Assignee
林電工株式会社
瑞穂機電株式会社
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Publication date
Application filed by 林電工株式会社, 瑞穂機電株式会社 filed Critical 林電工株式会社
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、工作機械等の回転角又は速度制御に用いる
記録磁気センサに関する。
(従来技術) 従来の磁気センサは、センサユニットの形状や引出リー
ド線の取出しに便利なように断面方形の本体ケース内に
収容するのが一般である。またケース内に固定したセン
サユニットの表面を保護するため非磁性金属箔板製のカ
バーキャップが設けられ、組込後においてケース内にエ
ポキシ樹脂等のモールド剤が真空充填されている(例え
ば実開昭59-66168)。
センサユニットは、第2図に示す如くガラス基板1上に
磁電変換素子(複数)が担持されて表面検知部3が形成
されると共に両端にリード引出端子部2が設けられ、前
記基板の表面検知部3を除く全体がベース4内に埋設固
定されてユニット5とされている。
而してセンサユニットの表面検知部3がケース内におい
て金属箔板製のカバーキャップ内面に均等に密着してい
ないとモールド剤が侵入して検知部面をキャップの内面
から浮き上がらせてしまい所期の製品が得られないこと
になる。
従ってケース端面に固定される非磁性金属箔板の平坦性
及びセンサユニット特に検知部面との密着性の確保は極
めて重要である。
(目的) 本案の目的は、非磁性金属製ケースを用いる磁気センサ
において、組込用治具への装着と製作加工を容易にする
ため本体ケースの形状を円筒体とすると共にこの先端に
固定するカバーキャップを盆状としてこの外周をリング
によって締込むことによってカバーキャップへの張力を
均等化して平坦性を維持させ、これによるセンサユニッ
ト検知部面への密着を確実にしてモールド剤の注入を容
易にするものである。
(構成) 本考案の磁気センサは、磁気センサユニットの検知部面
が当接する中央平坦部面と前記磁気センサユニットのリ
ード引出端子部を収容する凹部が形成された非磁性金属
箔板製カバーキャップが非磁性金属製円筒ケースの先端
部に嵌着されてその外周を締止リングによって気密に挟
着されると共に前記磁気センサユニットのベース外周部
に接し前記円筒ケースと同心円筒でなるスリーブがリン
グワッシャ及び環状バネ部材を介して押圧されることに
よって前記磁気センサユニットの検知部面が前記カバー
キャップ平坦部内面に密着して前記円筒ケース内にモー
ルド剤が充填されてなるものである。
(実施例) 第1図は本案磁気センサの半断面図であって、10は非磁
性金属(ステレンス304)製円筒ケース、11は先端部、1
2は基端部である。13は先端部に嵌着させたカバーキャ
ップである。カバーキャップ13は第4図に示すようにス
テンレス箔板(厚さ30〜40μm)がプレス成型され、中
央平坦部面15とセンサユニットのリード引出端子部を収
容する凹部16が形成され外周縁17を備えて全体として盆
状に形成されている。
カバーキャップの外周縁17は、ケースの先端部11に嵌着
されると共に第5図の締止リング18が圧入されることに
よって気密に挟着され、外周への均等張力によって中央
平坦部面のたるみが除かれ平坦化される。
一方センサユニット5はスペーサ24を介して配線基板23
に支持され、ケーブル27からの配線26はコネクタ25によ
って配線基板23に接続されている。
本案センサの組込みは、上記カバーキャップ付円筒ケー
ス10を第6図の如く一端に内周フランジ56を有する円筒
治具50内に装入し、カバーキャップ外面を治具円板51に
支持させ、締付キャップ57によって固定した状態で行な
う。
治具円板51は、カバーキャップの中央平坦部に当接する
研摩加工面52とリード引出端子部収容凹部の受入れ凹部
53及び押圧案内54を備え、廻り止めピン55によって円筒
治具の他端に固定され更に締付キャップ57によって保持
されている。
センサユニットのケース内への組込みは、ユニットのベ
ース4上に設けた切欠4aをケース先端部外周のピンホー
ル20に打込んだピンと合致させることによって容易に行
なうことができる。21はピンホールの位置を示すためケ
ース外周に表示したケガキ線である。
センサユニットの検知部面3がカバーキャップの中央平
坦部面15に当接している状態でケースと同心の円筒スリ
ーブ30をケース内に挿入する。
スリーブの先端31は、ケース先端部内面の当接段部11a
とセンサユニットのベース外周部に接し、リングワッシ
ャ33と環状波形バネ部材34によって押圧される。これに
よってカバーキャップの平坦部面とセンサユニットの検
知部面が確実に密着する。
35はバックアップ部材となるCバネであって、ケースの
凹溝36内に嵌入される。
37は弾性エポキシ系充填剤であってCバネが配設された
後に注入される。
以上の一連の組込み作業が治具円筒内においてカバーキ
ャップが定着支持されている状態で行なわれるから作業
中にカバーキャップに不用意な外力が加わったり破損さ
せたりするおそれがなく安全に行なえる。
40は中空ネジ、41は押し嵌め蓋板、42は弾性シールリン
グ、43はワッシャ、45は締付ネジ、46はホロセットであ
る。
(効果) 本案センサのケースは円筒であるため組込時の治具内で
の押え力や締止リングによるカバーキャップの張力が均
等にできカバーキャップに歪みを与えないで平坦性を維
持できる。
このためセンサユニットの検知部面とカバーキャップ中
央平坦部面との密着性が向上し、モールド剤の注入作業
が容易になり製品歩留りがよくなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案品の一部切欠断面図、第2図は磁気センサ
ユニットの表面図、第3図は円筒ケース内におけるスリ
ーブとセンサユニットの関係を示す端面図、第4図はカ
バーキャップの斜視図、第5図は締止リングの斜視図、
第6図は本案品の組込用治具の一例を示す断面図であ
る。 4はセンサベース、11はケース先端部、13はカバーキャ
ップ、18は締止リング、30はスリーブ、33はワッシャ、
34は波形バネ、35はCバネ、37は充填剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気センサユニットの検知部面が当接する
    中央平坦部面と前記磁気センサユニットのリード引出端
    子部を収容する凹部が形成された非磁性金属箔板製カバ
    ーキャップが非磁性金属製円筒ケースの先端部に嵌着さ
    れてその外周を締止リングによって気密に挟着されると
    共に前記磁気センサユニットのベース外周部に接し前記
    円筒ケースと同心円筒でなるスリーブがリングワッシャ
    及び環状バネ部材を介して押圧されることによって前記
    磁気センサユニットの検知部面が前記カバーキャップ平
    坦部内面に密着して前記円筒ケース内にモールド剤が充
    填されてなる記録磁気センサ。
JP1989035572U 1989-03-30 1989-03-30 記録磁気センサ Expired - Lifetime JPH0736287Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989035572U JPH0736287Y2 (ja) 1989-03-30 1989-03-30 記録磁気センサ

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JP1989035572U JPH0736287Y2 (ja) 1989-03-30 1989-03-30 記録磁気センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02128970U JPH02128970U (ja) 1990-10-24
JPH0736287Y2 true JPH0736287Y2 (ja) 1995-08-16

Family

ID=31541041

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989035572U Expired - Lifetime JPH0736287Y2 (ja) 1989-03-30 1989-03-30 記録磁気センサ

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6123820Y2 (ja) * 1976-09-02 1986-07-16
JPS5966168U (ja) * 1982-10-26 1984-05-02 三洋電機株式会社 磁気検出器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02128970U (ja) 1990-10-24

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