JPH0736182U - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH0736182U
JPH0736182U JP6823393U JP6823393U JPH0736182U JP H0736182 U JPH0736182 U JP H0736182U JP 6823393 U JP6823393 U JP 6823393U JP 6823393 U JP6823393 U JP 6823393U JP H0736182 U JPH0736182 U JP H0736182U
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JP
Japan
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present
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Pending
Application number
JP6823393U
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English (en)
Inventor
庄市 佐藤
廣明 石田
Original Assignee
株式会社精工舎
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 文字板の形状を、文字板先端面の一部を平面
的に凸形状ににして、反転する表示部の先端面と、一表
示前の文字盤の表示部との衝突を防ぐ。 【効果】 本考案の構成によれば、表示の切換りに際し
て、反転する文字板の先端面と一表示前の文字板の表示
部とが衝突することがないため、表示部の汚れ、及び摩
耗を防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、文字板を回転させて画像を形成できる表示装置に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
一般的に文字板を回転させて画像を形成する表示装置の好適な例としては、リ ーフ式目覚まし時計やプラットホームなどの行先表示などがある。これらは、文 字板にある特定の絵柄、例えば数字、文字などを印刷しておき、通常は2枚一組 の文字板で一つの画像が構成されるようになっており、この文字板を保持するた めの二つの連結する円板で回転可能に保持され、円板が回転しながら、文字板自 体も回転可能な構成になっている。
【0003】 ここで、上述の好適な例である目覚まし時計(以下、リーフ時計と称す)を例 にとって従来例を説明する。図4(a)、図4(b)は、リーフ時計における表 示装置の概略を示す。表示装置の主な構成部品としては、画像を形成するため文 字板2を回転可能に保持する2つの連結された円板1と、円板1を回転させるた めに用いる円板1と一体に成型されたギア部1aと、表示状態時に文字板を規制 するための規制板4、規制板4を取付けるための板3で構成される。ここで、円 板1を回転させるための駆動源であるモータから円板1と一体に成型されている ギア1aまでの途中構成部品は、本考案と直接関係がないので省略する。
【0004】 従来技術の表示部動作について図6(a)、図6(b)を用いて説明する。駆 動源であるモータから途中ギア(図示せず)を中継して伝達された動力は円板1 1と一体成型されたギア部11aに伝達され、これにより、円板11は図6(b )において、反時計方向に回転する。次に、円板11が回転すると、円板11に 回転可能に保持されている文字板12は円板11と同時に反時計方向に一体で回 転する。ここで、図6(b)の状態では、文字板12の反時計方向の回転規制用 として規制板14が取付板13に設置されている。この規制板14は、画像表示 状態時に振動などの影響により、文字板12が回転して、意図した画像と違う画 像が表示されないように、文字板12をある一定時間表示しておくための規制用 板である。
【0005】 図6(b)の状態からさらに円板11が反時計方向に回転すると、規制板14 と文字板12との重なり代が徐々に少なくなり、これらが重ならなくなった時に 次の文字板の押圧により、規制板14に弾かれるように、文字板12は反時計方 向に回転する。これにより、表示される画像は次の文字板12と回転が終了した 文字板の裏面の2枚の文字板により表示される。また、文字板12の回り止めと して、文字板12の切欠き部2aが円板11の外周上にあたるようになっている 。また、通常は円板11には文字板12の枚数分だけ文字板12を回転可能に保 持するための穴11bが設けられている。例えば、リーフ時計の分針を表示する とすれば、60枚の文字板12が必要であり、円板11に設けられる穴の数も6 0個ということになる。
【0006】 上述のように、例えば、60枚の文字板12により構成される表示装置におい て、図6(b)の状態は、規制板14により規制されている文字板12に、次に 表示させる文字板によってかなりの押圧を受けている。これは、複数の文字板1 2が重なり合って円板11に保持されることにより必然的に生じる現象である。 このため、一般には、規制板14の材質にはバネ材が用いられることが多い。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従来技術については、図6(a)、図6(b)で示されるように、ある表示状 態から次表示に至る過程において、文字板が規制板からはずれて回転し、次の文 字板にあたる時に、回転してきた文字板の先端面が、前の文字板の表示部にあた りながらこすれるという現象が発生してしまう。これにより、表示装置としては 、最も重要である表示部が汚れたり、摩耗することにより、表示装置としての機 能を低下させるという問題点があった。
【0008】 そこで本考案は、文字板の形状を工夫することにより、上述の問題点を解決す ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案の表示装置では、二つの連結された回転 可能な円板と、前記円板が有する複数の穴を軸心として回転可能な複数の文字板 と、前記文字板の回転を規制するための規制板を有する表示装置において、前記 文字板先端部の一部に凸形状部を設けている。
【0010】
【作用】
文字板の形状を、文字板先端面の一部を平面的に凸形状にして、反転する表示 部の先端面と、一表示前の文字盤の表示部との衝突を防ぐ。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の詳細を図面を用いて説明する。図1(a)、図1(b)に示す ように本考案の表示装置の主な構成は従来例で示した構成と同等である。また、 駆動源であるモータから円板1と一体に成型されているギア1aまでの途中構成 部品は、従来例と同じく、本考案と直接関係がないので省略する。
【0012】 図1(a)、図1(b)は、本考案の構成を示す正面図、及び側面図である。図 1(b)に示すように文字板2を回転可能に保持する2つの連結された円板1と 円板1に一体に成型されたギア部1a、さらには画像を表示するための複数の文 字板2、また、文字板2を一定時間表示状態に規制するための規制板4と、規制 板4を取付ける板3によって構成される。また、2つの連結される円板1には文 字板2を回転可能に保持する複数の穴1bがあり、その穴1bには当然ながら穴 の個数分の文字板2が回転可能に保持されている。
【0013】 ここで、図2においては、本考案の特徴である文字板2の形状を斜視図を用い て示してある。また、文字板2の形状、及び位置がわかりやすいように、文字板 は4枚のみ図示し、その他の構成部品は省略する。文字板2の形状は、図示の通 り、文字板2の先端面2cの両端部2bを凸形状としてある。また、凸形状にす る大きさは先端面2cが表示部の範囲2dよりも平面的に長くなるように設定す る。よって、図2においては表示部の範囲2dと先端部2cの端との隙間hを設 けることにある。
【0014】 次に、表示状態から円板1が回転し、規制板4から文字板2がはずれて文字板 2が反転した状態を図3(a)、図3(b)に示す。ここで、規制板4よりはず れた文字板2は自重により図3(a)において、反時計回りに回転して一表示前 の文字板10の表面上に衝突する。この場合、もし、従来例図6(a)のような 文字板12の先端部が凹凸のない形状であれば、図3(b)に示す表示部2eに 文字板の先端面が衝突することになる。しかしながら、本考案のような文字板の 形状では、文字板2が一表示前の文字板10に衝突した場合、文字板2の凸形状 部2bが文字板10の表示部範囲外に衝突することにより、文字板2の端面部2 cと文字板10の表示部10eとは必ず隙間が生じることになる。これより、従 来技術では問題になっていた文字板同士の衝突による表示部の汚れ、あるいは、 摩耗は本考案により防止可能となる。よって、表示装置において、最も重要であ る表示について、常に良好な画像を提供できる。
【0015】 図4は、本考案の表示装置の他の実施例を示したものである。図4において、 文字板22の回転軸22aの近傍に突起22bを設けることにより、文字板の先 端部が他の文字板の表示部にこすれることはない。
【0016】 図5においては、突起222bを文字板222の先端部に設けたものである。 これにより、図4の実施例と同様な効果が期待できる。
【0017】 上記突起については、文字板の表示部範囲外であればどこに設けてもよい。
【0018】 さらに、上記突起を組み合せて文字板を形成してもよい。
【0019】 図2の文字板の形状については、平面的に凸部とする位置は、文字板先端部で あればどこでもよい。
【0020】
【考案の効果】
本考案の構成によれば、表示の切換りに際して、反転する文字板の先端面と一 表示前の文字板の表示部とが衝突することがないため、表示部の汚れ、及び摩耗 を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案の第1の実施例による正面図で
ある。(b)は本考案の第1の実施例による側面図であ
る。
【図2】本考案の第1の実施例による文字板の斜視図で
ある。
【図3】(a)は本考案の第1実施例の文字板の位置関
係を示す図である。(b)は本考案の第1実施例の文字
板が重なり合う位置を示す図である。
【図4】本考案の第2の実施例を示す文字板の斜視図で
ある。
【図5】本考案の第3の実施例を示す文字板の斜視図で
ある。
【図6】(a)は従来の表示装置を示す正面図である。
(b)は従来の表示装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 円板 1b 文字板保持穴 2 文字板 4 規制板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に連結されかつ回転可能な二つの円
    板と、前記円板の相互内に設けた複数対の穴を軸心とし
    て回転可能な複数の文字板と、前記文字板の回転を規制
    するための規制板を有する表示装置において、前記文字
    板先端部の一部に凸形状部を設けたことを特徴とする表
    示装置。
JP6823393U 1993-12-21 1993-12-21 表示装置 Pending JPH0736182U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6823393U JPH0736182U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6823393U JPH0736182U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0736182U true JPH0736182U (ja) 1995-07-04

Family

ID=13367874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6823393U Pending JPH0736182U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 表示装置

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JP (1) JPH0736182U (ja)

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