JPH0736174Y2 - 測定機器の取付具 - Google Patents

測定機器の取付具

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JPH0736174Y2
JPH0736174Y2 JP10657289U JP10657289U JPH0736174Y2 JP H0736174 Y2 JPH0736174 Y2 JP H0736174Y2 JP 10657289 U JP10657289 U JP 10657289U JP 10657289 U JP10657289 U JP 10657289U JP H0736174 Y2 JPH0736174 Y2 JP H0736174Y2
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Inventor
博道 馬詰
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大阪酸素工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は測定機器の取付具に関し、特に素早くワンタッ
チで測定機器を取り付けられる取付具に関する。このよ
うな取付具は例えば高温雰囲気にある箇所に測定機器を
取り付ける場合等に特に好適である。
従来の技術及び考案が解決しようとする課題 産業上の各種分野で種々の測定機器が使用され、その中
には一定の箇所にその測定機器を固定して取り付ける必
要のあるものがある。このような場合、通常ボルト、ナ
ット等を用いる固定方法が用いられるが、比較的に手間
がかかり時間を要する。このような場合、機器の取り付
けは短時間に完了するのが望ましく、特に精錬、製鋼現
場等高温雰囲気にある部位への機器の取り付けはワッタ
ッチで行えることが望ましい。
本考案は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目
的は、測定機器を所定の部位にワンタッチで素早く取り
付け、取り外しの出来る新規な取付具を提供することで
ある。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本考案に係る測定機器を所
定の位置に取り付けるための取付具においては、該取付
具を、所定の位置に固定される固定子と、測定機器を保
持し、その固定子に取付、固定されるヘッドとで構成
し、固定子には所定の位置への取付面と該取付面に対し
略直立する外周壁と該外周壁に形成された周方向に伸び
る溝とを形成し、ヘッドは、測定機器が取り付けられる
機器取付部と底面側が開口した空所とを有するヘッド本
体と、ヘッド本体の底面に取り付けられてその空所を閉
じる底板を有し、その板には固定子を収受可能で前記空
所に連通する孔が形成されている。そして更に、固定子
を収受可能な孔を有し、該孔の周縁部に楔状部が形成さ
れている摺動板をヘッド本体の空所内において底板上で
摺動可能に設け、その摺動板を摺動させる駆動部材とを
含んで構成されている。
ある実施態様においては、その駆動部材はヘッド本体に
回転可能に取り付けられ、一端が空所内に延びているハ
ンドルからなり、該一端部に回転軸に対して偏心した駆
動円盤を取り付け、摺動板にはその駆動円盤を収受する
長溝を形成している。
実施例 以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。
尚、本実施例においては、高温雰囲気下で取付、使用さ
れる測定機器の一例として、連続鋳造設備におけるモー
ルド内の溶鋼レベルを測定する溶鋼レベルセンサを用い
て説明する。
まず、第5図を用いてその使用状態を説明する。
1はタンディシュで、ノズル2を通して溶鋼をモールド
3に連続的に流し込む。モールド3の上部壁面の所定の
位置に固定子11がボルト等の手段により事前に取り付け
られている。その固定子11に、溶鋼レベルセンサ4が先
端に取り付けられたヘッド31が取り付けられて、レベル
センサ4をモールド3内の溶鋼5に対向して臨ませてい
る。このレベルセンサ4で溶鋼5の湯面を検知し、信号
を制御装置6に送り、制御装置6はその信号に基づいて
ノズル制御装置7を作動させ、ノズル2の開閉を制御し
ている。固定子11とヘッド31が本実施例における取付具
10を構成している。
第1図はモールド3の上面に固定した固定子11にヘッド
本体31を載置した状態を示す一部破断した断面図であ
り、この状態においては未だヘッド31は固定されていな
い。
固定子11は横断面形状が大略四角形のブロックであり、
その外周のうちの一つの壁面12に周方向に伸びる溝13が
形成されている。壁面12と反対側の壁面14には、下側部
分と上側部分との間に段差が出来るように肩部15が設け
られている。
ヘッド31の本体32には、下面側が開口した空所33が形成
され、その下面には底板34が取り付けられている。底板
34には固定子11を収受可能な形状とされた孔35が形成さ
れ、空所33に通じている。
空所33内において底板34の上に摺動板36が載置され、そ
の上で摺動出来るようになっている。摺動板36は第2図
に示されるように大略長方形をなし、固定子11を収受可
能な形状とされた孔37と、後述する長円形のガイド穴38
が形成されている。また、孔37の一つの縁部には上面側
が斜面となった楔状部39が形成されている。
41はハンドルで、その軸42は本体32を貫通して空所33内
へと伸び、その先端側には外周にラチェット43aが形成
されたラチェット板43と駆動円盤44が一体回転可能に取
り付けられている。駆動円盤44は第3図に示されるよう
に、ハンドル41の回転軸芯から偏心して取り付けられて
いる。この駆動円盤44は、先に述べた摺動板36のガイド
穴38に収受されるようになっている。この状態が、第2
図に二点鎖線で示されている。軸42の先端45は底板34に
形成された凹所46に収受され、それを囲むように圧縮バ
ネ47が配設されてハンドル41に上方への付勢力を与えて
いる。
51はクランプハンドルであり、その軸52は空所33内へと
伸び、先端にクランプ解除レバー53が一体回転可能に取
り付けられている。第4図はクランプ装置を示す平面図
で、解除レバー53の両側に一対のクランプレバー54aと5
4bが回転可能な状態で本体32に取り付けられ、それぞれ
一端側が空所33の壁面に当接している板ばね55によりラ
チェット43aに噛み合う方向に付勢されている。従っ
て、クランプハンドル51をある方向に回転させると、一
方のクランプレバーがラチェット43aに噛み合い、他方
は外れることとなる。またハンドル51を中立位置に置く
と両方のクランプレバー54がラチェット43aから外れて
いる。
以上のように構成された取付具において、レベルセンサ
4が取り付けられたヘッド31を、あらかじめモールド3
の所定の位置に取り付けられている固定子11に対して、
その固定子11が孔35と37に収受された状態で置き、ハン
ドル41を第2図において時計方向に回転させると、摺動
板36は第1図において右に移動し、摺動板36の楔状部39
が固定子11の溝13内に進入し、最終的にその楔作用によ
りヘッド31を固定子11に強固に固定する。この状態にお
いて、固定子11の肩部15は底板34の上に乗っている。な
お摺動板36の移動の際、クランプ装置は第4図の状態に
示す状態に置かれており、ハンドル41の時計方向の回転
を妨げないが、反時計方向の回転は許さない。最終の固
定位置までハンドル41を回転すると、ハンドル41はこの
位置で固定され、さらに反時計方向の回転は完全に防止
され、ヘッド31の固定が緩むことがない。ヘッド31を外
すときには、まずクランプハンドル51でクランプレバー
53を第4図において反時計方向に回転して、クランプレ
バー54aを外してクランプレバー54bをラチェット43aに
噛み合わせる。それからハンドル41を反時計方向に最終
位置まで回転させれば、摺動板36が元の位置に戻り、ヘ
ッド31を固定子11から外せる。このとき、ハンドル41は
ヘッド本体32に固定状態となっており、ハンドル41をつ
かんでのヘッド31の持ち運びに便利である。再度ヘッド
31を取り付けるときには、ヘッド31を固定子11に載置し
て、クランプハンドル51を時計方向に回転し、それから
ハンドル41を時計方向に回転させる。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案の取付具によれ
ば測定機器等の極めて迅速な取付、取り外しが可能とな
り、しかもその取付は堅固なものとなり、特に高温雰囲
気中での取付、取り外しに便利である。しかもその構造
は極めて簡単であり、取り扱いも簡単で、故障等も少な
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の取付具の主要部の断面図、
第2図は摺動板の平面図、第3図はハンドルの下面図、
第4図はクランプ装置を示す平面図、第5図はその取付
具の使用状態を示す構成図である。 1:タンディシュ、3:モールド、4:レベルセンサ、10:取
付具、11:固定子、13:溝、31:ヘッド、32:ヘッド本体、
34:底板、35:孔、36:摺動板、37:孔、38:ガイド穴、39:
楔状部、41:ハンドル、44:駆動円盤。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定機器を所定の位置に取り付けるための
    取付具において、前記所定の位置に固定される固定子
    と、前記測定機器を保持し前記固定子に取付、固定され
    るヘッドとからなり、前記固定子は前記所定の位置への
    取付面と該取付面に対し略直立する外周壁と該外周壁に
    形成された周方向に伸びる溝とを有し、前記ヘッドは、
    前記測定機器が取り付けられる機器取付部と底面側が開
    口した空所とを有するヘッド本体と、前記ヘッド本体の
    底面に取り付けられて前記空所を閉じ、前記固定子を収
    受可能で前記空所に連通する孔を有する底板と、前記空
    所内に前記底板上で摺動可能に配置され、前記固定子を
    収受可能な孔を有し、該孔の周縁部に楔状部が形成され
    ている摺動板と、前記摺動板を摺動させる駆動部材とを
    含んで構成されていることを特徴とする取付具。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の取付具において、前記駆
    動部材は前記ヘッド本体に回転可能に取り付けられ、一
    端が前記空所内に延びているハンドルからなり、該一端
    部に回転軸に対して偏心した駆動円盤を取り付け、前記
    摺動板には前記駆動円盤を収受する長溝を形成したこと
    を特徴とする取付具。
JP10657289U 1989-09-11 1989-09-11 測定機器の取付具 Expired - Fee Related JPH0736174Y2 (ja)

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