JPH0736132A - レンズ付きフィルムユニットのシャッタ検査装置 - Google Patents

レンズ付きフィルムユニットのシャッタ検査装置

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JPH0736132A
JPH0736132A JP18145393A JP18145393A JPH0736132A JP H0736132 A JPH0736132 A JP H0736132A JP 18145393 A JP18145393 A JP 18145393A JP 18145393 A JP18145393 A JP 18145393A JP H0736132 A JPH0736132 A JP H0736132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
light
lens
unit
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP18145393A
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English (en)
Inventor
Takao Hosaka
隆男 保坂
Kei Kaneiwa
慶 金岩
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0736132A publication Critical patent/JPH0736132A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズ付きフィルムユニットのシャッタ作動
検査を迅速かつ信頼性の高い検査が行え得る。 【構成】 保持手段の保持ユニット50により保持された
レンズ付きフィルムユニット100は撮影レンズ120の光軸
上に光が投光部20から投光されると、受光部30はシャッ
タ羽根Pで反射された光を受光する。そして、シャッタ
が開放されると受光部はシャッタ羽根での反射がなくな
り光を受光できなくなる。この信号変化によりシャッタ
の開閉の有無および/またはシャッタ羽根の開閉時間を
測定回路70aにより測定するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ付きフィルムユ
ニットのシャッタ検査装置に係り、さらに詳しくは主に
フィルムが装填された状態でシャッタの機能検査を行う
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラを保持しなくても気軽に写真撮影
が楽しめるように、フィルムが内蔵されたレンズ付きフ
ィルムユニットが提供されている。このレンズ付きフィ
ルムユニットの本体内には、簡易型シャッタが内蔵され
ており、これを購入したユーザーは簡単な操作で写真撮
影を楽しむことができる。
【0003】ところで、工場で上記レンズ付きフィルム
ユニットの品質を保証するため、組立完了後、種々の検
査が実施されて良否を判定している。
【0004】しかしながら、人手で行うから、迅速に大
量のレンズ付きフィルムユニットを処理することができ
ないという問題があった。また、検査結果は個人差によ
りバラツキが生じるため、その信頼性の点で問題があっ
た。
【0005】また、レンズ付きフィルムユニットの検査
装置として、シャッタが開放されたときに投射された光
がフィルムに到達しないように、撮影レンズの光軸に対
して斜めに光を投光する投光部を設けて、シャツタ羽根
で反射した光を受光する受光部を設け、さらに受光部か
らの信号でシャッタ羽根の開閉時間を測定する測定回路
を設けたものが開示されている(特開平3-83048号参
照)。
【0006】しかしながら、フィルムが装填されている
撮影画面周辺の壁面に光線を入射するのは製品のバラツ
キや壁面の反射率の変動等によりフィルムが露光される
不安がある。さらに、品種切換の時、投光部,受光部を
最適位置に再調整しなければならず工数がかかってしま
う。さらに、投光を撮影レンズ光軸と傾きをもって投光
する方式の場合には、シャッタ羽根の傾きの検査には適
さないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたもので、レンズ付きフィルムユニットのシャ
ッタ作動検査を迅速に行うとともに、信頼性の高い検査
が行えるレンズ付きフィルムユニットの検査装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は下記の構成に
より達成される。即ち、(1)撮影レンズ及びシャッタ
等を内蔵するとともに、予めフィルムが装填されたレン
ズ付きフィルムユニットの検査装置において、前記レン
ズ付きフィルムユニットを所定の位置に保持する保持手
段と、前記撮影レンズの略光軸に沿って光を投光する投
光部と、シャッタ羽根で反射される光を受光する少なく
とも一つの受光部と、受光部からの信号でシャッタ羽根
の開閉動作および/またはシャッタ羽根の開閉時間を測
定する測定回路と、を備えたことを特徴とするレンズ付
きフィルムユニットのシャッタ検査装置であり、(2)
撮影レンズ及びシャッタ等を内蔵するとともに、予めフ
ィルムが装填されたレンズ付きフィルムユニットのシャ
ッタ検査装置において、前記レンズ付きフィルムユニッ
トを所定の位置に保持する保持手段と、前記シャッタレ
リーズより少なくともシャッタが閉じ終了までの時間を
作るタイマー手段と、前記撮影レンズの略光軸に沿って
前記シャッタが閉じた後に投光する投光部と、シャツタ
羽根で反射される光を受光する少なくとも1つの受光部
と、受光部からの信号でシャッタ羽根の閉動作を測定す
る測定回路と、を備えたことを特徴とするレンズ付きフ
ィルムユニットのシャッタ検査装置であり、(3)撮影
レンズ及びシャッタ等を内蔵するとともに、予めフィル
ムが装填されたレンズ付きフィルムユニットの検査装置
において、前記レンズ付きフィルムユニットを所定の位
置に保持する保持手段と、前記撮影レンズの略光軸に沿
って光を投光する投光部と、シャッタ羽根で反射される
光を受光する少なくとも2つの受光部と、それぞれの受
光部からの差信号でシャッタ羽根の傾きを測定する測定
回路と、を備えたことを特徴とするレンズ付きフィルム
ユニットのシャッタ検査装置である。
【0009】
【作用】上記構成によれば、請求項1の発明では保持手
段により保持されたレンズ付きフィルムユニットは略光
軸上に光が投光部から投光されると、受光部はシャッタ
羽根で反射された光を受光する。そして、シャッタが開
放されると、受光部はシャッタ羽根で反射される光を受
光できなくなり、この信号により測定回路がシャッタ開
閉の有無および/またはシャッタ羽根の開閉時間を測定
する。
【0010】また、請求項2の発明では、保持手段によ
り保持されたレンズ付きフィルムユニットはシャッタレ
リーズによりシャッタ羽根が開閉する。その後、タイマ
ー手段によりシャッタレリーズ後所定の時間をおいて略
光軸上に光が投光部から投光されると、受光部はシャッ
タ羽根で反射された光を受光する。そして測定回路がシ
ャッタが閉じられていることを測定する。
【0011】さらに、請求項3の発明では保持手段によ
り保持されたレンズ付きフィルムユニットは略光軸上に
光が投光部から投光されると、受光部はシャッタ羽根で
反射された光を少なくとも2つの受光部で信号を検出し
て、その差信号でシャッタ羽根の傾きを測定回路が測定
する。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき説明する。
【0013】(実施例1)請求項1に係わる本発明装置
の実施例について説明する。本発明装置を概略的に示し
た図1において、シャッタ検査装置10のテーブル51の上
面には、保持ユニット50が設けられている。この保持ユ
ニット50には前面を下向きにした状態でレンズ付きフィ
ルムユニット100が保持されている。なお、レンズ付き
フィルムユニットは撮影レンズ120、フィルムF及び巻
上ノブ110がある。
【0014】又、テーブル51の下部には測定回路70aか
らの発光信号により、光軸21上にレーザ光をシャッタ羽
根Pに向けて投光する投光部20が設けられている。な
お、前記投光部20には半導体レーザを用い、約700〜800
nm波長の赤外領域で出力数mWのレーザ光を発生させ、こ
れを撮影レンズ120の光軸21上に投光する。また、シャ
ッタ羽根Pからの反射光31を受光するよう受光部30が設
けられている。
【0015】図2は要部の光軸断面図であり、投光部20
よりのレーザ光は撮影レンズ120を通過してシャッタ羽
根Pで反射する。反射光31はシャッタ羽根Pからの反射
光である。なお、反射光分布曲線32はシャッタ羽根によ
る反射光の強度分布の状態を示したもので、強度分布の
斜線部分が受光部30にとり込まれる。なお、レーザ光線
は撮影レンズ120の表面で一部反射されるが受光部30に
は位置がずれているのでほとんど光がまわり込むことは
ない。
【0016】このように構成された本発明のレンズ付き
フィルムユニットの検査装置の作用を説明する。保持ユ
ニット50には撮影レンズ120を下向きにしてセットす
る。投光部20よりのレーザ光線が投光されてシャッタ羽
根で反射した光は受光部30に入り信号が出力される。こ
こで、シャッタ押圧棒60の作動でシャッタが開閉してシ
ャッタの開閉動作および/またはシャッタの開閉時間を
測定回路70aで測定される。なお、レーザ光線の波長は
例えば約700〜800nmの赤外領域のカメラに装填されてい
るフィルムの分光感度のほとんどない所を使用すること
が好ましい。そのことにより実際に撮影するフィルムエ
リアに光がまわり込むのを防止できる。また、試験はフ
ィルムの1コマ目以前の位置で行うと万一、外光が入っ
た場合においても実際のユーザーが使用する1コマ目か
らの撮影はされない。以下後述の実施例2および実施例
3についても同様である。
【0017】(実施例2)請求項2に係わる本発明装置
の実施例について説明する。実施例1と同じ部分につい
ては説明が重複するので同一符号をつけ詳しい説明を省
略することにする。図3に本発明装置を概略的に示す。
図3のようにテーブル51の上面には保持ユニット50があ
り、レンズ付きフィルムユニットが撮影レンズを下向き
にしてセットされる。また、テーブル51の下部には前述
の投光部20及び受光部30が設けられている。さらにシャ
ッタ押圧棒60はレンズ付きフィルムユニット100のシャ
ッタレリーズ釦を押圧するように設けられている。測定
回路70bは受光部からの信号でシャッタ羽根の開閉がさ
れたかどうかを測定するようになっている。タイマー71
はシャッタレリーズよりシャッタ羽根が閉じた後若干の
余裕を設けた時間までを作り出す回路である。タイマー
71が所定時間経過後、終了信号が測定回路に伝わり、投
光部20のレーザ光がパルス的に投光するようになってい
る。
【0018】このように構成された本発明のレンズ付き
フィルムユニットのシャッタ検査装置の作用を図4の要
部のタイムチャートを参照して説明する。保持ユニット
50には撮影レンズ120を下にしてセットする。その後、
シャッタ押圧棒60が作動してシャッタが開き、所定時間
後に閉じる。前記シャッタ押圧棒60の作動と同時にタイ
マー71が作動し、T0時間後に投光部20よりレーザ光線
が投光されたシャッタ羽根で反射して受光部30に入り信
号がとり出される。この信号が測定回路70bによりシャ
ッタ羽根が閉じたことを測定する。なお、何らかの異常
でシャッタ羽根が開いたままになっていると、シャッタ
羽根からの反射光がなくなり異常であることが測定され
る。
【0019】(実施例3)請求項3に係わる本発明装置
の実施について説明する。実施例1と同じ部分について
は説明したが重複するので同一符号を付け詳しい説明を
省略することにする。図5に本発明装置の要部を概略的
に示す。図5のように投光部20のレーザ光線は撮影レン
ズの光軸21と略同一となっている。レーザ光線はシャッ
タ羽根Pで反射されて反射光は90°等分割して配置され
た4つの受光部30a,30b,30cおよび30dにより受光
される。測定回路70cはシャッタ羽根の傾きを測定する
回路である。
【0020】図6(a)は前記受光部への光線の状態を
示した概略斜視図であり、図6(b)は各受光部の信号
出力を示す図である。
【0021】このように構成された本発明のレンズ付き
フィルムユニットの検査の作用を説明する。実施例2と
同様の保持ユニット50にレンズ付きフィルムユニット10
0を下向きにしてセットする。その後、投光部20のレー
ザ光線を投光しシャツタ羽根Pで反射した光を受光部30
a,30b,30cおよび30dで受光する。その後、測定回
路70cでそれぞれの信号出力の差を演算しシャッタ羽根
Pの傾きを測定する。例えば図6(a)の場合は受光部
30aの出力が最も大きく、受光部30cの出力が最も小さ
い。従ってシャッタ羽根Pは受光部30a側に近くなるよ
うに傾いていることになる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0023】請求項1の発明では、迅速かつ信頼性の高
いシャッタ検査ができる。
【0024】また、請求項2の発明では、迅速かつ信頼
性の高いシャッタ検査が予めフィルムが装填されていて
もできる。
【0025】さらに、請求項3の発明では、迅速で信頼
性の高いシャッタ羽根の傾きの検査が予めフィルムの装
填の有無にかかわらずできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の検査装置の概略正面図である。
【図2】実施例2の要部ある投光部,受光部およびシャ
ッタ羽根を示す光軸断面図である。
【図3】実施例2の検査装置の概略正面図である。
【図4】実施例2の要部のタイムチャートである。
【図5】実施例3の要部である投光部,受光部およびシ
ャッタ羽根を示す概略正面図である。
【図6】実施例3の投光部および受光部の概略斜視図
(a)と各受光部の信号出力図(b)である。
【符号の説明】
10 シャッタ検査装置 20 投光部 21 光軸 30,30a,30b,30c,30d 受光部 31 反射光 50 保持ユニット 60 シャッタ押圧棒 70a,70b,70c 測定回路 71 タイマー 100 レンズ付きフィルムユニット P シャッタ羽根 120 撮影レンズ F フィルム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズ及びシャッタ等を内蔵すると
    ともに、予めフィルムが装填されたレンズ付きフィルム
    ユニットの検査装置において、前記レンズ付きフィルム
    ユニットを所定の位置に保持する保持手段と、前記撮影
    レンズの略光軸に沿って光を投光する投光部と、シャッ
    タ羽根で反射される光を受光する少なくとも一つの受光
    部と、受光部からの信号でシャッタ羽根の開閉動作およ
    び/またはシャッタ羽根の開閉時間を測定する測定回路
    と、を備えたことを特徴とするレンズ付きフィルムユニ
    ットのシャッタ検査装置。
  2. 【請求項2】 撮影レンズ及びシャッタ等を内蔵すると
    ともに、予めフィルムが装填されたレンズ付きフィルム
    ユニットのシャッタ検査装置において、前記レンズ付き
    フィルムユニットを所定の位置に保持する保持手段と、
    前記シャッタレリーズより少なくともシャッタが閉じ終
    了までの時間を作るタイマー手段と、前記撮影レンズの
    略光軸に沿って前記シャッタが閉じた後に投光する投光
    部と、シャツタ羽根で反射される光を受光する少なくと
    も1つの受光部と、受光部からの信号でシャッタ羽根の
    閉動作を測定する測定回路と、を備えたことを特徴とす
    るレンズ付きフィルムユニットのシャッタ検査装置。
  3. 【請求項3】 撮影レンズ及びシャッタ等を内蔵すると
    ともに、予めフィルムが装填されたレンズ付きフィルム
    ユニットの検査装置において、前記レンズ付きフィルム
    ユニットを所定の位置に保持する保持手段と、前記撮影
    レンズの略光軸に沿って光を投光する投光部と、シャッ
    タ羽根で反射される光を受光する少なくとも2つの受光
    部と、それぞれの受光部からの差信号でシャッタ羽根の
    傾きを測定する測定回路と、を備えたことを特徴とする
    レンズ付きフィルムユニットのシャッタ検査装置。
JP18145393A 1993-07-22 1993-07-22 レンズ付きフィルムユニットのシャッタ検査装置 Pending JPH0736132A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7068333B2 (en) 2001-10-16 2006-06-27 Eizo Nanao Corporation Liquid crystal display with photodetectors having polarizing plates mounted thereon and its correcting method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7068333B2 (en) 2001-10-16 2006-06-27 Eizo Nanao Corporation Liquid crystal display with photodetectors having polarizing plates mounted thereon and its correcting method

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