JPH0735851A - 距離測定回路 - Google Patents

距離測定回路

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Publication number
JPH0735851A
JPH0735851A JP19766293A JP19766293A JPH0735851A JP H0735851 A JPH0735851 A JP H0735851A JP 19766293 A JP19766293 A JP 19766293A JP 19766293 A JP19766293 A JP 19766293A JP H0735851 A JPH0735851 A JP H0735851A
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JP
Japan
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signal
frequency
transmission
transmission signal
distance
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JP19766293A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Sugawara
一宏 菅原
Yukio Sakamoto
幸男 坂本
Yasuo Tanaka
康雄 田中
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication of JPH0735851A publication Critical patent/JPH0735851A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】トランスポンダ方式下の位相差法で、複数の距
離測定を素早く行う。 【構成】主局側に第1,第2の距離測定手段1100,
1200を備え、これらが、それぞれ、発振信号Pを超
える周波数ずれを持って周波数の増減する送信信号B,
B’をマイクロ波発信し、受信信号E,E’から発振信
号Pを分離した分離信号F,F’と基準発振信号Q,
Q’との位相差G,G’を採り、それぞれの送信信号
B,B’の周波数が一方増加で他方減少のときの位相差
G,G’を除外し、その変化率等に応じて従局200と
の距離を求める。これにより、並行して距離測定ができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、距離測定回路に関
し、詳しくは、油圧ショベル、クレーン等のように上部
旋回体を持つ土木・建設機械等の作業機械や自動車等の
機械に搭載される主局に採用され、被監視体が作業機械
に接近したときに警報を発して危険を知らせる等の監視
システムのために、被監視体に具備された従局との距離
を測定する距離測定回路に関する。
【0002】
【従来の技術】建設現場や道路舗装現場、土木作業現場
などでは、建設機械等の作業機械と作業員とが交錯する
作業形態が多くある。また、場所によっては一般の人も
訪れ、あるいは作業に付随して使用される各種機械の搬
入や搬出、さらには障害物などもある。そして、これら
作業員や一般人、障害物などが作業車両等の運転者の視
覚を遮る後方や対角方向にいたりすると、事故になる危
険性が非常に高い。そこで、従来から各種の安全システ
ムが提案されている。その1つにマイクロ波を用いて作
業員を監視し、作業員が警報エリアに入ると警報を発生
するシステムがある。
【0003】もっとも、単純にマイクロ波の反射を検出
して監視するのでは、作業員以外のもの、例えば、草や
木といった障害物、警報を発生してはいけない作業設備
や機器などにも反応して警報を発生してしまうという欠
点があり、警報過敏なために実用には耐えない。このよ
うな欠点のない監視方式としてトランスポンダ方式が提
案されている。トランスポンダ方式は、作業機械側の主
局と作業員側の従局とがマイクロ波を送受信することで
情報交換を行う方式である。
【0004】この方式では、作業機械は、主局となる機
器を搭載し、監視対象である作業員はヘルメット等に従
局となる機器を装着する。そして、従局は、主局から発
信されたマイクロ波による送信信号を受信して、このマ
イクロ波の受信信号に増幅や変調等の処理を加えたマイ
クロ波を返信信号として発信する。主局は、従局からの
マイクロ波による返信信号を受信して従局との距離を求
め、この距離に基づいて作業者の監視を行う。
【0005】主局と従局との間の距離の測定方法には、
パルスレーダ法や位相差法がある。パルスレーダ法は、
主局から送信されたパルスが従局によって返送されて帰
って来るまでの経過時間に基づき距離を求める方法であ
り、一般的なものである。これに対し、位相差法は、主
局から送信された信号が従局によって返送されて帰って
きたときの信号の位相遷移に基づき距離を求める方法で
あり、測定精度が高い。
【0006】トランスポンダ方式の下で位相差法により
主局と従局との距離を測定する距離測定装置や距離算出
式は、特表昭63−501981等で説明されている。
これを、油圧ショベルに適用した例で要約して説明す
る。図4は、油圧ショベル1の後方部に主局100が設
けられ、作業員のヘルメットに従局200が付けられ、
これらの間の距離d0を測定するときの配置状態の模式
図である。図5は、主局100の距離測定回路と従局2
00の回路のブロック図であり、図6はその信号等を説
明するための波形図等である。
【0007】主局100の距離測定回路は、三角波Aに
応じてΔf(=30MHz)の範囲で周波数が増減する
送信信号Bを発生し(図6の(a)参照)、送信信号B
をマイクロ波で送信アンテナ103から発信する。従局
200は、送信されたマイクロ波を受信アンテナ201
で受信し、受信信号Cに100KHzの発振信号Pを混
合した返信信号Dをマイクロ波で送信アンテナ204か
ら発信する。
【0008】さらに、主局100の距離測定回路は、従
局200からのマイクロ波を受信アンテナ104で受信
し、受信信号Eに送信信号Bを混合してから95〜10
5KHzのバンドパスフィルタ(BPF)106で分離
信号Fを分離生成する。一方、独自に100KHzの基
準発振信号Qを発生し、基準発振信号Qと分離信号Fと
の位相差をとって位相差信号Gとする(図6の(b)参
照)。送信信号Bの増減に対応した位相差信号Gの変化
量Δφ0を求めると、位相差法における距離算出式 d
0=((c×Δφ0)/(2×2π×Δf))に従っ
て、主局100から従局200までの距離d0が求めら
れる。
【0009】なお、ここでcは光速であり、この距離算
出式は、波動伝搬の基本式からマイクロ波伝搬に伴う発
振信号Pの位相遷移量φが周波数fと距離dを含む関数
(2π×f×2×d/c)となることに基づく。すなわ
ち、基本の距離算出式はd=((c×φ)/(2×2π
×f))である。ただし、これだけでは、周波数fは判
っても主局100から離れた位置にある従局200内の
発振信号Pの絶対位相を主局100側で把握することが
できないので、直ちに距離を得ることはできない。ま
た、直接検出可能な位相には2πを周期とする不確定性
もある。そこで、絶対位相が不要でしかも確定的な距離
が得られるように式が変形される。すなわち、周波数f
を増減変化させ、2時点での周波数差Δfと位相差Δφ
を用いた距離算出式d=((c×Δφ)/(2×2π×
Δf))が用いられる。
【0010】また、上記の式における比(Δφ0/Δ
f)の部分を、瞬時瞬時の位相差信号Gの変化率と送信
信号Bの変化率との比で置換すると、瞬時瞬時に距離を
求めうる距離算出式が成立する。この式によっても主局
100から従局200までの距離が継続的に求められ、
これを平均化することで、高い精度で距離を求めること
ができる。このようにマイクロ波を媒介として主局と従
局との距離を測定することにより、従局を装着した作業
者を他の障害物等から区別して監視することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のトラ
ンスポンダ方式下の位相差法による距離測定回路では送
信信号の周波数を所定の範囲で増減変化させながら主局
と従局との距離を測定するが、これを採用する実際の作
業機械では、監視対象の作業員が複数人である場合、従
局も複数となる(図7における200,210,220
参照)。このような場合、主局からの1つの送信信号に
対して複数の従局が同時に返信信号を発すると正常な距
離測定ができなくなることから、通常はIDコードを用
いた従局の識別をも行う。
【0012】この識別は、各従局ごとに異なるIDコー
ドを割り当て、主局が距離測定対象として特定した従局
のIDコードを含ませて送信信号を発信し、この送信信
号を受けた従局のうち自己のIDコードが送信信号に含
まれたIDコードに一致する従局だけが自局宛ての送信
信号に対する返信信号を発信することで行われる。つま
り、IDコードで作業員の従局を識別し、マイクロ波を
用いたトランスポンダ方式でその従局との距離を測定
し、この距離に基づいてその作業員を監視するが、この
ことをそれぞれの作業員について順次繰り返す。
【0013】また、作業機械の周囲四方を監視するため
には、1局のカバー範囲が狭いことから、作業機械の各
辺ごとに主局を配置する必要があり、主局も複数とな
る。さらに、単なる距離だけでなく相対位置まで管理し
ようとする場合には、三角測量に準じて各辺ごとに複数
位置での距離測定を要し、主局がさらに多数となる(図
7における11〜18参照)。このような場合、複数の
主局が同時に送信信号を発すると混信して正常な距離測
定ができなくなる。
【0014】なお、各主局がそれぞれ自己の送信信号の
周波数の変化に合わせて動的に濾過帯域の変化するダイ
ナミックなバンドパスフィルタを備えれば、複数の主局
による同時測定の可能性もあるが、このようなフィルタ
は、コストが高く、理論上はともかくとして実際には採
用できない。このため、従局ばかりでなく主局も、それ
ぞれが距離測定を順次に行って、作業員を監視する。
【0015】このように各距離測定には或る程度の時間
を要すること及び距離測定が主局と従局との多数の組み
合わせについて順次に行われることから、監視に要する
一通りの距離測定を行うための時間が長くなってしま
う。具体的には、油圧ショベルの主局が8局で作業員の
従局が10局の場合は、1msの単一の距離測定を80
回行うことから、一巡するのに80msを要する。この
一巡する時間は、作業員の数が多いと、さらに長くな
る。
【0016】このことは、作業員等が動いて作業が行わ
れるという特質を有する実際の監視システムへの適用に
当たって、重大な問題となる。すなわち、監視中に各作
業員が作業のために徘徊や移動をすることに加えて作業
機械も回転や移動をすることが多く、しばしばこれらの
相対距離が激しく変動する。このとき、測定の一巡する
時間が長いと、作業員の現在位置が正確に反映されず、
的確で迅速な警報を発することができないばかりか、場
合によっては作業員が監視対象から漏れてしまうことに
もなる。
【0017】これでは、必要な警報が出されずに作業員
が危険に曝されてしまうことになるので問題である。こ
の発明は、このような従来技術の問題点を解決するもの
であって、トランスポンダ方式下の位相差法による距離
測定回路であって、複数の距離測定を素早く行える構成
の距離測定回路を実現することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
のこの発明の距離測定回路の構成は、周波数が順次増加
又は減少する送信信号を主局が送り、受信した時点の周
波数で従局が応答するトランスポンダ方式における主局
に設けられ、前記従局から送られた発振信号の位相遷移
に基づき距離を測定する距離測定回路において、それぞ
れのアンテナが異なるところに設けられた第1,第2の
距離測定手段を備え、これらの手段が、それぞれ、周波
数が増減する送信信号を発生して発信し、受信信号にそ
の時点での前記送信信号を混合してから前記発振信号と
ほぼ同一周波数の信号を分離して分離信号を得て、前記
発振信号に等しい周波数の基準発振信号と前記分離信号
との位相差の変化率(又は変化量)に応じて前記従局ま
での距離を求め、前記第1,第2の距離測定手段のそれ
ぞれの送信信号が、送信から受信までの送信周波数の増
加又は減少よりも大きな周波数差を持ち、前記発振信号
の周波数よりも大きな周波数のずれを持って対応づけら
れ、前記第1の距離測定手段及び前記第2の距離測定手
段が、それぞれの送信信号の周波数について一方増加で
他方減少のときの位相差を除外して距離算出を行うもの
である。
【0019】より具体的な距離測定回路の構成は、周波
数が順次増加又は減少するマイクロ波で送信信号を主局
が送り、受信した時点の周波数のマイクロ波で従局が返
信信号を返すトランスポンダ方式における前記主局に設
けられ、前記従局が前記返信信号に発振信号を含めて応
答し、現時点の送信信号と受信信号を混合することによ
り前記主局側で前記発振信号を前記返信信号から分離し
この分離した発振信号の位相遷移に基づき位相差法で距
離を測定する距離測定回路において、第1の変化率(又
は第1の変化量)で周波数が増減する第1の送信信号を
発生しこれを第1の送信アンテナから発信する第1の送
信信号発信回路と、第1の受信アンテナでマイクロ波を
受信しこのときの第1の受信信号にこのときの前記第1
の送信信号を混合しこの混合後の信号から前記発振信号
の周波数にほぼ等しい周波数の信号を分離して第1の分
離信号を得る第1の受信分離回路と、前記発振信号の周
波数に等しい周波数の第1の基準発振信号と前記第1の
分離信号とを受けこれらの信号の位相差を検出する第1
の位相差検出回路と、を有し、前記第1の位相差検出回
路からの前記位相差の変化率(又は変化量)と前記第1
の変化率(又は前記第1の変化量)との比に応じて前記
従局までの第1の距離を算出又は演算して求める第1の
距離測定手段と、第2の変化率(又は第2の変化量)で
周波数が増減する第2の送信信号を発生しこれを前記第
1の送信アンテナと異なるところに設けられた第2の送
信アンテナから発信する第2の送信信号発信回路と、前
記第1の受信アンテナと異なるところに設けられた第2
の受信アンテナでマイクロ波を受信しこのときの第2の
受信信号にこのときの前記第2の送信信号を混合しこの
混合後の信号から前記発振信号の周波数にほぼ等しい周
波数の信号を分離して第2の分離信号を得る第2の受信
分離回路と、前記発振信号の周波数に等しい周波数の第
2の基準発振信号又は前記第1の基準発信信号と前記第
2の分離信号とを受けこれらの信号の位相差を検出する
第2の位相差検出回路と、を有し、前記第2の位相差検
出回路からの前記位相差の変化率(又は変化量)と前記
第2の変化率(又は前記第2の変化量)との比に応じて
前記従局までの第2の距離を算出又は演算して求める第
2の距離測定手段と、を備え、前記発振信号の周波数
が、前記第1の送信信号及び前記第2の送信信号の何れ
からも前記発振信号を濾波分離可能な程度に前記第1の
送信信号及び前記第2の送信信号の何れの下限周波数よ
りも低く、しかも最大測定距離に対応するマイクロ波往
復時間経過の前後での前記第1の送信信号の周波数差及
び前記第2の送信信号の周波数差についての最大の周波
数差よりも高い周波数であり、前記第1の変化率(又は
前記第1の変化量)と前記第2の変化率(又は前記第2
の変化量)とが、同一の一定値等の対応した値であり、
前記第2の送信信号が、前記第1の送信信号と前記第2
の送信信号の周波数が共に増加及び共に減少するときに
は前記第1の送信信号と前記第2の送信信号との周波数
差が前記発振信号の周波数よりも大きくなるように、前
記第1の送信信号を遅延して生成され又は前記第1の送
信信号の周波数制御に同期した周波数制御で発生され、
前記第1の距離測定手段及び前記第2の距離測定手段
が、前記第1の送信信号周波数と前記第2の送信信号の
周波数が一方増加で他方減少のときの前記第1の位相差
検出回路および前記第2の位相差検出回路からの位相差
を除外して距離算出を行うものである。
【0020】特に送信信号の発生について具体化した構
成は、上記の距離測定回路であって、第1の三角波信号
を電圧制御信号として受ける第1の電圧制御発振回路
と、前記第1の三角波信号に対して位相が所定量ずれて
いる第2の三角波信号を電圧制御信号として受ける第2
の電圧制御発振回路と、を備え、前記第1,第2の距離
測定手段のそれぞれの送信信号(前記第1,第2の送信
信号)の発生が、それぞれ、前記第1,第2の電圧制御
発振回路によって行われるものである。
【0021】
【作用】このような構成のこの発明の距離測定回路にあ
っては、複数の距離測定が並行して行われる。少なくと
も主局側では時分割しないで同時に測定することができ
る。これにより、複数の距離測定を素早く行うことがで
きる。また、位相差法で問題となる混信については、以
下のように解決されている。この回路では、複数の送信
信号が連動してその周波数が変化する。しかも、大分の
時間割合において、信号分離に要する所定の要件すなわ
ち周波数のずれ等の要件が満足される。これにより、非
実用的な特殊フィルタ等に依らなくても、送信信号を混
合してから発振信号を分離するという簡易な回路構成
で、混信を防ぐことができる。
【0022】なお、それぞれの送信信号の周波数につい
て一方増加で他方減少のときのデータは、距離算出のた
めのデータから除外される。複数の送信信号が連動する
ことから、分離に要する所定の要件が満足されない場合
がこの場合の一部に限られ、しかもこの条件なら簡単に
検出あるいは確認できるからである。これにより、簡易
な回路で、確実に距離測定を行うことができる。したが
って、トランスポンダ方式下の位相差法による距離測定
回路でありながら、複数の距離測定を従来よりも素早く
行うことができる。
【0023】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図2は、油圧ショベル1の後方
部で異なる位置に主局の距離測定手段1100(第1の
距離測定手段)と距離測定手段1200(第2の距離測
定手段)とが設けられ、作業員のヘルメットに従局20
0が付けられ、これらの間の距離d1,d2を測定する
ときの配置状態の模式図である。図1は、主局の距離測
定手段1100,1200と従局200の回路のブロッ
ク図であり、図3はその信号等を説明するための波形図
等である。なお、この実施例では、連動する距離測定手
段1100,1200をまとめて1つの主局と呼ぶ。も
っとも、距離測定手段1100,1200はそれぞれが
従来例における主局とほぼ対応するので、それぞれを主
局と呼んでも何等不都合はない。
【0024】距離測定手段1100について説明する。
これは解決課題の項で参照した図7における主局11に
対応して設けられたものである。101は1KHzの三
角波信号A(第1の三角波信号)を発生する三角波発生
回路、102は三角波信号Aを制御信号として受けてこ
れに応じて周波数が4.5GHzを中心にΔf(=30
MHz)の範囲で増減する信号すなわち1ms当たり6
0MHzの第1の変化率(又は第1の変化量)で周波数
が増減する送信信号B(第1の送信信号)を発生する電
圧制御発振回路(VCO,第1の電圧制御発振回路)、
103は送信信号Bをマイクロ波で外部へ発信する送信
アンテナ(第1の送信アンテナ)である。これらは、第
1の送信信号発信回路として機能する。
【0025】104はマイクロ波を受けて受信信号Eを
出力する受信アンテナ(第1の受信アンテナ)、105
は受信信号Eと送信信号Bとを混合する混合回路、10
6は混合回路105の出力から100KHzの分離信号
F(第1の分離信号)を分離するために95KHz〜1
05KHzの通過帯域を有するバンドパスフィルタ(B
PF)である。これらは、第1の受信分離回路として機
能し、従局における発振信号Pが送信されて位相遷移し
た後の信号を分離して求める。
【0026】107は発振信号Pに等しい周波数100
KHzの基準発振信号Q(第1の基準発振信号)を発生
する発振回路、108は分離信号Fと基準発振信号Qと
を比較してこれらの位相差を検出し位相差信号Gを発生
する位相差検出回路(第1の位相差検出回路)である。
この位相差信号Gは、発振信号Pと発振信号Qとの位相
差に、従局における発振信号Pが送信されて位相遷移し
た量が加わった位相差を表す。
【0027】109は位相差信号Gからその変化量Δφ
を検出するプログラムであり、1110は位相差の変化
量Δφから既知の距離算出式d=((c×Δφ)/(2
×2π×Δf))に従って距離d1を算出するプログラ
ムである。位相遷移の変化量に基づくことから、発振信
号Pと発振信号Qとの位相差が式に現れない。そこで、
発振信号Pと発振信号Qとの同期は不要である。したが
って、上述の回路とこれらのプログラムは、位相差の変
化量と送信信号の変化量との比に応じて従局200まで
の距離d1を算出する第1の距離測定手段として機能す
る。
【0028】距離測定手段1200について説明する。
これは解決課題の項で参照した図7における主局12に
対応して設けられたものである。1201は三角波信号
Aを一定時間遅延させて三角波信号A’を発生する遅延
回路である。なお、三角波発生回路101と遅延回路1
201は、MPUと2つのD/A変換回路による構成も
一般的である。1202は三角波信号A’を制御信号と
して受けてこれに応じて周波数が4.5GHzを中心に
Δf(=30MHz)の範囲で増減する信号すなわち1
ms当たり60MHzの第2の変化率(又は第2の変化
量)で周波数が増減する送信信号B’(第2の送信信
号)を発生する電圧制御発振回路(VCO,第2の電圧
制御発振回路)、1203は送信信号Bをマイクロ波で
外部へ発信する送信アンテナ(第2の送信アンテナ)で
ある。これらは、第2の送信信号発信回路として機能す
る。
【0029】1204はマイクロ波を受けて受信信号
E’を出力する受信アンテナ(第2の受信アンテナ)、
1205は受信信号E’と送信信号B’とを混合する混
合回路、1206は混合回路1205の出力から100
KHzの分離信号F’(第2の分離信号)を分離するた
めに95KHz〜105KHzの通過帯域を有するバン
ドパスフィルタ(BPF)である。これらは、第2の受
信分離回路として機能し、やはり従局における発振信号
Pが送信されて位相遷移した後の信号を分離して求め
る。
【0030】1207は発振信号Pに等しい周波数10
0KHzの基準発振信号Q’(第2の基準発振信号)を
発生する発振回路、108は分離信号F’と基準発振信
号Q’とを比較してこれらの位相差を検出し位相差信号
G’を発生する位相差検出回路(第2の位相差検出回
路)である。この位相差信号G’は、発振信号Pと発振
信号Q’との位相差に、従局における発振信号Pが送信
されて位相遷移した量が加わった位相差を表す。
【0031】1209は位相差信号G’からその変化量
Δφを検出するプログラムであり、1210は位相差の
変化量Δφから既知の距離算出式d=((c×Δφ)/
(2×2π×Δf))に従って距離d1を算出するプロ
グラムである。発振信号Pと発振信号Q’との位相差が
この式に現れないことから、発振信号Pと発振信号Q’
との同期が不要であり、発振信号Q’の代わりに発振信
号Qを援用可能である。上述の回路とこれらのプログラ
ムは、位相差の変化量と送信信号の変化量との比に応じ
て従局200までの距離d2を算出する第2の距離測定
手段として機能する。
【0032】距離測定手段1100と距離測定手段12
00との関連事項について説明する。一対のアンテナ1
03,104と他の一対のアンテナ1203,1204
とは、油圧ショベル1の異なるところに設けられる。こ
れは、異なる位置からの複数の距離d1,d2を求め、
三角測量に準じて相対位置を得たり、1つではカバーで
きない油圧ショベルの周囲の広い範囲を監視するためで
ある。送信信号Bと送信信号B’は、共に、1KHzの
三角波に応じて周波数が4.5GHzを中心にΔf(=
30MHz)の範囲で増減する。すなわち共に1ms当
たり60MHzの一定の変化率で周波数が増減する。こ
れにより、距離算出式の中の変数は位相差だけとなり、
位相差を検出することで、直ちに距離を求めることがで
きる。
【0033】三角波信号A’の位相が三角波信号Aに対
して所定量ずらされる。これにより、送信信号Bと送信
信号B’の周波数が共に増加及び共に減少するときには
送信信号Bと送信信号B’の周波数差が発振信号Pの周
波数よりも大きくなる。この周波数差を保つことが、通
常のバンドパスフィルタで発振信号を分離するための要
件である。そこで、このようにして送信信号Bと送信信
号B’の周波数変化を連動させると、分離可能性が担保
され、且つ分離可能な時間の割合が大きい。さらに、送
信信号Bの周波数と送信信号B’の周波数が一方増加で
他方減少のときは、位相差検出信号G,G’が距離算出
から除外される。この処理は、三角波信号A又は三角波
信号A’に同期して一意に決まる期間において距離算出
を抑制することで容易に行うことができる。これによ
り、確実な距離測定を簡単に具体化することができる。
【0034】送信信号Bと送信信号B’は何れも4.5
GHz±15MHzであり、100KHzの発振信号P
は送信信号Bと送信信号B’のいずれの下限周波数より
も低い。また、この100KHzの周波数は、実用的な
測定範囲における最大の測定距離に対応するマイクロ波
往復時間経過の前後での送信信号の周波数差すなわちこ
の時間に1ms当たり60MHzの変化率で変化する周
波数差よりも遥かに高い。これにより、送信信号Bと送
信信号B’が、それぞれ、送信から受信までの送信周波
数の増加又は減少よりも大きな周波数差を持つ。そこ
で、通常の固定帯域のバンドパスフィルタであっても、
これを用いて、送信信号Bと送信信号B’双方の周波数
の混じったマイクロ波を受信した受信信号E,E’か
ら、発振信号P(厳密には発振信号Pが送信されて位相
遷移した分離信号)を、濾波分離することができる。
【0035】なお、109や1209を微分回路とし、
1110や1210を積分回路としてもよい。この場
合、位相差の変化率と送信信号の変化率との比に応じて
従局200までの距離d1,d2が継続的に演算され
る。また、上記のプログラムで変化量の変わりに差分を
求めてこれを変化率とした場合も、同様に距離d1,d
2が継続的に算出される。これの平均値は精度の高い測
定値となる。
【0036】このような構成の距離測定回路の動作を説
明する。主局の距離測定手段1100は、三角波Aに応
じてΔf(=30MHz)の範囲で周波数が増減する送
信信号Bを発生し(図3の(a)におけるB参照)、送
信信号Bをマイクロ波で送信アンテナ103から発信す
る。一方、これに並行して、距離測定手段1200は、
三角波A’に応じて同じ範囲で周波数がずれた送信信号
B’を発生し(図3の(a)におけるB’参照)、送信
信号B’をマイクロ波で送信アンテナ1203から発信
する。
【0037】送信信号B,B’のマイクロ波は空中で混
じり合って伝搬するが、従局200は、この混合したマ
イクロ波を受信アンテナ201で受信し、受信信号Cに
100KHzの発振信号Pを混合し、発振信号Pを含ん
だ返信信号Dをマイクロ波で送信アンテナ204から発
信する。
【0038】主局の距離測定手段1100は、従局20
0からのマイクロ波を受信アンテナ104で受信し、受
信信号Eに送信信号Bを混合してから95〜105KH
zのバンドパスフィルタ(BPF)106で分離信号F
を分離生成する。上述の構成から、分離信号Fには発振
信号Pの位相遷移した信号だけが含まれている。そし
て、基準発振信号Qと分離信号Fとの位相差をとって位
相差信号Gとする(図3の(b)参照)。送信信号Bの
増減に対応した位相差信号Gの変化量Δφ1を求める
と、位相差法における距離算出式d1=((c×Δφ
1)/(2×2π×Δf))に従って、主局100から
従局200までの距離d1が求められる。
【0039】また、変化率(dφ/dt)に基づいて随
時距離dを求めると、その局所平均として距離d1が求
まる(図3の(c)参照)。なお、図3の(c)におけ
る時間帯z1,z2は、送信信号B,B’の増減が不一
致なこと(図3の(a)におけるx1,x2部分参照)
に対応して、マスクされる。同様の理由から、図3の
(b)における位相差信号Gの乱れy1,y2の部分
は、隣接する部分によって直線補完される。こうして、
送信信号B,B’の周波数について一方増加で他方減少
のときの位相差を除外して距離算出が行われる。図3の
(a)におけるx1,x2部分は、三角波信号A,A’
から直ちに確定される。
【0040】一方、距離測定手段1200は、従局20
0からのマイクロ波を受信アンテナ1204で受信し、
受信信号E’に送信信号B’を混合してから95〜10
5KHzのバンドパスフィルタ(BPF)1206で分
離信号F’を分離生成する。やはり、分離信号F’には
発振信号Pの位相遷移した信号だけが含まれている。そ
こで、距離測定手段1100と並行してこれと同様にし
て距離測定手段1200でも、位相差信号G’(図3の
(d)参照)、その変化量Δφ2や変化率(dφ/d
t)を求める。(a)のx1,x2部分に対応して
(b)のy1’,y2’部分と(c)のz1,z2部分
が除外されることも同様である。そして、距離d2が求
められる(図3の(e)参照)。このように距離d1,
d2が並行して同時に測定されるので、距離測定時間が
ほぼ半分で済む。
【0041】以上、主局の距離測定手段が2つの場合を
具体例として説明してきたが、主局の距離測定手段が多
数の場合も、全く同じである。すなわち、複数の距離測
定手段のうちから任意の2つを特定したときに上述の実
施例の関係が成り立っていればよいからである。したが
って、主局の距離測定手段が多数の場合にも、この発明
は直ちに適用可能である。また、各距離測定手段部分を
個別に主局と見れば、主局が多数の場合にもこの発明は
適用できる。例えば、解決課題の項で参照した図7の場
合、主局11〜18(上述の実施例では距離測定手段1
100,1200を含む8つの距離測定手段)が並行し
て距離測定を行い、10人の作業員を10msで一巡す
る。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、この
発明の距離測定回路にあっては、主局側に第1,第2の
距離測定手段を備え、これらが、それぞれ、発振信号を
超える周波数ずれを持って周波数の増減する送信信号を
マイクロ波発信し、受信信号から発振信号を分離した分
離信号と基準発振信号との位相差を採り、それぞれの送
信信号の周波数が一方増加で他方減少のときの位相差を
除外し、その変化率等に応じて従局との距離を求める。
これにより、並行して距離測定ができ、トランスポンダ
方式下の位相差法による距離測定回路であっても複数の
距離測定を素早く行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の構成の距離測定回路の一実
施例について、主局側の2つの距離測定手段と1つの従
局の回路のブロック図である。
【図2】図2は、油圧ショベルに設けられたその主局と
作業員に付けられた従局との配置状態の模式図である。
【図3】図3は、その信号等を説明するための波形図等
である。
【図4】図4は、油圧ショベルに設けられた主局と作業
員に付けられた従局との基本の配置状態の模式図であ
る。
【図5】図5は、その基本配置での従来の主局と従局の
回路のブロック図である。
【図6】図6は、その信号等を説明するための波形図等
である。
【図7】図7は、油圧ショベルに設けられた主局と作業
員に付けられた従局との実用的な配置状態の模式図であ
る。
【符号の説明】 1 油圧ショベル 11〜18 主局 100 主局 200,210,220 従局 201 受信アンテナ 202 発振回路(100KHz) 203 混合回路 204 送信アンテナ 1100,1200 距離測定手段 101,1201 三角波発生回路 102,1202 電圧制御発振回路(VCO) 103,1203 送信アンテナ 104,1204 受信アンテナ 105,1205 混合回路 106,1206 バンドパスフィルタ(BPF) 107,1207 発振回路(100KHz) 108,1208 位相差検出回路 109,1209 変化量検出プログラム 110,1110,1210 距離算出プログラム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数が順次増加又は減少する送信信号を
    主局が送り、受信した時点の周波数で従局が応答するト
    ランスポンダ方式における主局に設けられ、前記従局か
    ら送られた発振信号の位相遷移に基づき距離を測定する
    距離測定回路において、 それぞれのアンテナが異なるところに設けられた第1,
    第2の距離測定手段を備え、これらの手段が、それぞ
    れ、周波数が増減する送信信号を発生して発信し、受信
    信号にその時点での前記送信信号を混合してから前記発
    振信号とほぼ同一周波数の信号を分離して分離信号を得
    て、前記発振信号に等しい周波数の基準発振信号と前記
    分離信号との位相差の変化率(又は変化量)に応じて前
    記従局までの距離を求め、 前記第1,第2の距離測定手段のそれぞれの送信信号
    が、送信から受信までの送信周波数の増加又は減少より
    も大きな周波数差を持ち、前記発振信号の周波数よりも
    大きな周波数のずれを持って対応づけられ、 前記第1の距離測定手段及び前記第2の距離測定手段
    が、それぞれの送信信号の周波数について一方増加で他
    方減少のときの位相差を除外して距離算出を行うことを
    特徴とする距離測定回路。
  2. 【請求項2】周波数が順次増加又は減少するマイクロ波
    で送信信号を主局が送り、受信した時点の周波数のマイ
    クロ波で従局が返信信号を返すトランスポンダ方式にお
    ける前記主局に設けられ、前記従局が前記返信信号に発
    振信号を含めて応答し、現時点の送信信号と受信信号を
    混合することにより前記主局側で前記発振信号を前記返
    信信号から分離しこの分離した発振信号の位相遷移に基
    づき位相差法で距離を測定する距離測定回路において、 第1の変化率(又は第1の変化量)で周波数が増減する
    第1の送信信号を発生しこれを第1の送信アンテナから
    発信する第1の送信信号発信回路と、第1の受信アンテ
    ナでマイクロ波を受信しこのときの第1の受信信号にこ
    のときの前記第1の送信信号を混合しこの混合後の信号
    から前記発振信号の周波数にほぼ等しい周波数の信号を
    分離して第1の分離信号を得る第1の受信分離回路と、
    前記発振信号の周波数に等しい周波数の第1の基準発振
    信号と前記第1の分離信号とを受けこれらの信号の位相
    差を検出する第1の位相差検出回路と、を有し、前記第
    1の位相差検出回路からの前記位相差の変化率(又は変
    化量)と前記第1の変化率(又は前記第1の変化量)と
    の比に応じて前記従局までの第1の距離を算出又は演算
    して求める第1の距離測定手段と、 第2の変化率(又は第2の変化量)で周波数が増減する
    第2の送信信号を発生しこれを前記第1の送信アンテナ
    と異なるところに設けられた第2の送信アンテナから発
    信する第2の送信信号発信回路と、前記第1の受信アン
    テナと異なるところに設けられた第2の受信アンテナで
    マイクロ波を受信しこのときの第2の受信信号にこのと
    きの前記第2の送信信号を混合しこの混合後の信号から
    前記発振信号の周波数にほぼ等しい周波数の信号を分離
    して第2の分離信号を得る第2の受信分離回路と、前記
    発振信号の周波数に等しい周波数の第2の基準発振信号
    又は前記第1の基準発信信号と前記第2の分離信号とを
    受けこれらの信号の位相差を検出する第2の位相差検出
    回路と、を有し、前記第2の位相差検出回路からの前記
    位相差の変化率(又は変化量)と前記第2の変化率(又
    は前記第2の変化量)との比に応じて前記従局までの第
    2の距離を算出又は演算して求める第2の距離測定手段
    と、 を備え、 前記発振信号の周波数が、前記第1の送信信号及び前記
    第2の送信信号の何れからも前記発振信号を濾波分離可
    能な程度に前記第1の送信信号及び前記第2の送信信号
    の何れの下限周波数よりも低く、しかも最大測定距離に
    対応するマイクロ波往復時間経過の前後での前記第1の
    送信信号の周波数差及び前記第2の送信信号の周波数差
    についての最大の周波数差よりも高い周波数であり、 前記第1の変化率(又は前記第1の変化量)と前記第2
    の変化率(又は前記第2の変化量)とが、同一の一定値
    等の対応した値であり、 前記第2の送信信号が、前記第1の送信信号と前記第2
    の送信信号の周波数が共に増加及び共に減少するときに
    は前記第1の送信信号と前記第2の送信信号との周波数
    差が前記発振信号の周波数よりも大きくなるように、前
    記第1の送信信号を遅延して生成され又は前記第1の送
    信信号の周波数制御に同期した周波数制御で発生され、 前記第1の距離測定手段及び前記第2の距離測定手段
    が、前記第1の送信信号周波数と前記第2の送信信号の
    周波数が一方増加で他方減少のときの前記第1の位相差
    検出回路および前記第2の位相差検出回路からの位相差
    を除外して距離算出を行うことを特徴とする距離測定回
    路。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の距離測定回路
    であって、第1の三角波信号を電圧制御信号として受け
    る第1の電圧制御発振回路と、前記第1の三角波信号に
    対して位相が所定量ずれている第2の三角波信号を電圧
    制御信号として受ける第2の電圧制御発振回路と、を備
    え、前記第1,第2の距離測定手段のそれぞれの送信信
    号(前記第1,第2の送信信号)の発生が、それぞれ、
    前記第1,第2の電圧制御発振回路によって行われるこ
    とを特徴とする距離測定回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11508046A (ja) * 1995-06-20 1999-07-13 ヤン ミヒャエル ムロージク Fmcw距離測定法
JP2000019246A (ja) * 1998-07-03 2000-01-21 Denso Corp 障害物検知システム,レーダ装置,トランスポンダ
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WO2017195431A1 (ja) * 2016-05-11 2017-11-16 アルプス電気株式会社 位置測定装置

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