JPH0735601U - バルコニーの手摺装置 - Google Patents
バルコニーの手摺装置Info
- Publication number
- JPH0735601U JPH0735601U JP7181293U JP7181293U JPH0735601U JP H0735601 U JPH0735601 U JP H0735601U JP 7181293 U JP7181293 U JP 7181293U JP 7181293 U JP7181293 U JP 7181293U JP H0735601 U JPH0735601 U JP H0735601U
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- JP
- Japan
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- handrail
- balcony
- waist wall
- support
- plates
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バルコニー腰壁に設けた手摺をバルコニーの
内側へ予め定めた角度に傾動固定可能とすることによ
り、手摺を布団等の比較的重量のある物品の物干し用と
しても兼用する。 【構成】 バルコニー腰壁1の内側に手摺支柱5の支持
具4を突設し、この支柱支持具4を変形N字形ガイド溝
4Gを刻設した2枚のプレート4Pを対設して構成す
る。そしてこのプレート4P,4P間に手摺6を上端に
設ける手摺支柱5の下部を挟むようにする。さらにこの
手摺支柱5の下部両側に前記ガイド溝4Gに嵌合され、
手摺支柱5を摺動・傾動固定を案内規制するガイド片を
一体に設ける。
内側へ予め定めた角度に傾動固定可能とすることによ
り、手摺を布団等の比較的重量のある物品の物干し用と
しても兼用する。 【構成】 バルコニー腰壁1の内側に手摺支柱5の支持
具4を突設し、この支柱支持具4を変形N字形ガイド溝
4Gを刻設した2枚のプレート4Pを対設して構成す
る。そしてこのプレート4P,4P間に手摺6を上端に
設ける手摺支柱5の下部を挟むようにする。さらにこの
手摺支柱5の下部両側に前記ガイド溝4Gに嵌合され、
手摺支柱5を摺動・傾動固定を案内規制するガイド片を
一体に設ける。
Description
【0001】
本考案はバルコニー・ベランダ等に取り付ける手摺を傾動可能にして固定し、 物干し用の竿あるいは物干し用具としても利用できるようにしたバルコニーの手 摺装置。に関するものである。
【0002】
一般家屋のバルコニーやベランダには、バルコニーの腰壁に設けた笠木やある いは腰壁本体に手摺を突設し、これにより転落防止の作用を果たし、かつバルコ ニーの外観デザインの向上用として用いられている。
【0003】
従って従来のバルコニーの手摺は転落防止等の機能を有するが、この手摺の付 加的機能を具備していない現状である。特にアパート等の集合住宅における狭い スペースのベランダにて布団等の比較的重い物品を干す場合、従来の手摺では腰 壁に接近しすぎて、干した布団が腰壁等に接触して汚す欠点がある。
【0004】 本考案はバルコニー腰壁に設けた手摺をバルコニーの内側へ予め定めた角度に 傾動固定可能とすることにより手摺を布団等の比較的重量のある物品の物干し用 としても兼用できることを目的とする。
【0005】
本考案は上記目的を達成するためになしたもので、バルコニー腰壁の内側に手 摺支柱の支持具を突設し、この支柱支持具を変形N字形ガイド溝を刻設した2枚 のプレートを対設して構成し、かつこのプレート間に手摺を上端に設ける手摺支 柱の下部を挟むようにするとともにこの手摺支柱の下部両側に前記ガイド溝に嵌 合され、手摺支柱を摺動・傾動固定を案内規制するガイド片を一体に設けて成る ことを要旨とする。
【0006】
バルコニー腰壁の内側に手摺支柱の支持具を突設し、この支柱支持具を変形N 字形ガイド溝を刻設した2枚のプレートを対設して構成し、かつこのプレート間 に手摺を上端に設ける手摺支柱の下部両側に前記ガイド溝に嵌合され、手摺支柱 を摺動・傾動固定を案内規制するガイド片を一体に設けているので、バルコニー の床面積を占有することなく、広く使用でき、しかも手摺をバルコニー腰壁より 離間させて傾動固定できるので、布団などの重い品物も架けて干すことが可能と なる。勿論、一般洗濯物も安全に、容易に干すことができる。
【0007】
以下本考案バルコニーの手摺装置を図示の実施例にもとづいて説明する。 図において1は一般住宅や集合住宅等に設けたベランダ・バルコニー等の腰壁 で、このバルコニー腰壁は従来と同じようにPC板、その他のパネル等を用いて 構成され、その構造は限定されるものではない。そしてこのバルコニー腰壁1の 頂面には笠木2が取り付けられる。
【0008】 またバルコニー腰壁の内側には、その長手方向にわたって予め定めた間隔で手 摺取付用の取付板3を夫々ボルト止めその他の方法で固定する。この平板状の取 付板3には手摺支柱5の基部を許容角度のみ傾動可能にして、かつ所定角度にて 固定できるようにした支柱支持具4を一体に設ける。
【0009】 この支柱支持具4は図示の如く一側面に変形N字形のガイド溝4Gを刻設した 2枚のプレート4Pを、そのガイド溝4Gのその形状が互いに重なるよう夫々内 面となるように平行に対設して取付板3に一体に設けるとともに、この両プレー ト4P,4P間を手摺支柱5の基部側を摺動可能に挟むようにして定める。
【0010】 プレート4Pのガイド溝4Gは、手摺支柱5を通常のバルコニー腰壁への取付 状態より少し上昇方向へ摺動可能とする垂直部41と、この垂直部の頂部より斜 上方に折れ曲がって連設される斜辺部42と、この斜辺部42の下端よりさらに 斜上方に折れ曲がって連設される傾動係止部43とより変形N字形に形成され、 これによりこのガイド溝4G,4G間に嵌合される手摺支柱5の下端両側に突設 される楕円形または長円形をしたガイド片5Gを垂直方向の直線移動と外方向へ 傾く傾動と、さらにこの外方傾動より予め定めた角度に前傾方向への傾動停止す るように案内するものである。
【0011】 手摺支柱5は所要の長さを有し、その下端には前述の如く楕円形または長円形 をしたガイド片5Gを左右対称にして突設し、このガイド片5Gを前記ガイド溝 4G内に嵌合支持するようになす。従ってガイド溝4Gの溝幅はガイド片5Gの 短径側の外径より若干大とするが、隙間を可及的に小とし、かつガイド溝4Gの 垂直部41ではガイド片5Gは傾動することなく、垂直方向にのみ摺動可能とし 、垂直部41と斜辺部42との連設部でガイド片5Gが傾動可能とし、さらに斜 辺部42と傾動停止部43との連設部分でも傾動可能とし、かつこの傾動停止部 では予め定めた角度にて保持されるように相対関係を保持してガイド溝4Gとガ イド片5Gの幅・長さ等が適当に定められる。
【0012】 また手摺支柱5の上端間には所望の手摺6が架設されるものである。
【0013】 上述の如く構成する手摺装置において、通常の使用状態は図1に示す形態であ る。そしてこの手摺6を用いて布団などを干す場合、図3、図4の動作説明図で 示すように手摺を一旦持ち上げ、次に手摺支柱上端を外側へ傾けるようにして支 柱下部を移動させた後、手摺支柱を前傾すなわちバルコニー腰壁より離間するよ うに傾動させると図5に示すように手摺支柱は前傾方向に傾斜して固定される。
【0014】 この状態で手摺はバルコニー腰壁より離間するとともに傾斜状態が保持される ので、手摺に洗濯物よりも重い布団F、その他を掛けて干すことができる。なお 手摺を元に戻す場合は前傾動作時と反対動作を行えばよい。
【0015】
本考案バルコニーの手摺装置はバルコニー腰壁の内側に手摺支柱の支持具を突 設し、この支柱支持具を変形N字形ガイド溝を刻設した2枚のプレートを対設し て構成し、かつこのプレート間に手摺を上端に設ける手摺支柱の下部を挟むよう にするとともにこの手摺支柱の下部両側に前記ガイド溝に嵌合され、手摺支柱を 摺動・傾動固定を案内規制するガイド片を一体に設けて成るため、手摺をバルコ ニー腰壁より離して傾動固定できるので、布団などの重い物品も腰壁に接触させ ることなく安全に容易に干すことができ、しかもバルコニーの床面積を占有する ことがないので、バルコニーを広く使用できる等の利点がある。
【図1】本考案バルコニーの手摺装置の一実施例を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】手摺支柱支持部の側面図である。
【図3】同プレートの正面図である。
【図4】手摺支柱の傾動順序の説明図である。
【図5】使用状態の説明図である。
1 バルコニー腰壁 3 取付板 4 支柱支持具 4P プレート 4G ガイド溝 5 手摺支柱 6 手摺
Claims (1)
- 【請求項1】 バルコニー腰壁の内側に手摺支柱の支持
具を突設し、この支柱支持具を変形N字形ガイド溝を刻
設した2枚のプレートを対設して構成し、かつこのプレ
ート間に手摺を上端に設ける手摺支柱の下部を挟むよう
にするとともにこの手摺支柱の下部両側に前記ガイド溝
に嵌合され、手摺支柱を摺動・傾動固定を案内規制する
ガイド片を一体に設けて成るバルコニーの手摺装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7181293U JPH0735601U (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | バルコニーの手摺装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7181293U JPH0735601U (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | バルコニーの手摺装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0735601U true JPH0735601U (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=13471358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7181293U Withdrawn JPH0735601U (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | バルコニーの手摺装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735601U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013230225A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Takara Sangyo Kk | 物干し装置 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP7181293U patent/JPH0735601U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013230225A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Takara Sangyo Kk | 物干し装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980305 |