JPS5829973Y2 - 収納物滑出し防止装置を備えた収納装置 - Google Patents

収納物滑出し防止装置を備えた収納装置

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JPS5829973Y2
JPS5829973Y2 JP6263981U JP6263981U JPS5829973Y2 JP S5829973 Y2 JPS5829973 Y2 JP S5829973Y2 JP 6263981 U JP6263981 U JP 6263981U JP 6263981 U JP6263981 U JP 6263981U JP S5829973 Y2 JPS5829973 Y2 JP S5829973Y2
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JP6263981U
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JPS57179842U (ja
Inventor
常行 和田
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日本フアイリング製造株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 棚等の収納装置においては、箱またはコンテナの如き収
納物の搬出穴を容易に行なうために、収納物の底面と棚
の支持面との間には摩擦が僅少であることが望ましく、
棚の支持面にローラ等の減摩手段を設けた棚の如き収納
装置があった。
しかしながら、このような収納装置においては、地震等
の水平力が加った時に、前記棚に収納されている収納物
が滑って棚間口より突出し、または前記収納装置より落
下する惧れが充分にあった。
また仮置、ローラ等の減摩手段がなくても1、収納装置
の収納物支持面と収納物の底面とが滑らかで、両者の接
触面の摩擦が少ない場合も、前記したと同様な惧れがあ
る。
本案はこのような難点を克服した収納物滑出し防止装置
を備えた収納装置の改良に係り、収納物取出し面に取付
けられた支持部材と、同支持部材に係合される間口方向
へ延長した係止部材とよりなり、前記支持部材は、前記
収納物取出し面に一体に固着された基部と、前記係止部
材の中央扁平部およびこれに連なる湾曲部の内面に接し
て係合しうるように間口方向へ指向した保合部片とを具
備し、前記係止部材は同係止部材の一部が収納物支持面
より上方へ突出するように形成された嵌合部と、前記係
止部材を前記収納支持面より上方へ突出させないように
した場合、前記支持部材の保合部片に係合する湾曲部と
を具備したことを特徴とするもので、その目的とする処
は、地震等に際して安全であってしかも構造の簡単な収
納装置を供する点にある。
本案は前記したように構成されているので、前記収納物
支持面上に収納物が収納された状態では、前記係止部材
の一部が収納物支持面より上方へ突出するように同係止
部材の嵌合部を前記支持部材に嵌合させれば、同収納物
支持面上に収納された収納物は、前記係止部材に係止さ
れる。
従って、この状態において、地震等におけるが如き外力
が作用しても、前記係止部材により前記収納物は収納装
置内に確固と安定して保持され、前記収納物は前記収納
装置からはみ出すこともなければ、また通路内に落下す
ることもなく、頗る安全である。
また、本案においては、前記係止部材を前記収納物支持
面上に突出された状態から前記保合部片に係合させたよ
・反転させて同収納物支持面より退入させれば、同収納
物支持面上に収納されている収納物を持上げなくても、
同収納物を容易に搬出できる。
さらに、本案においては、前記係止部材を前記棚収納物
支持面上より退出させた状態において、収納物の後端を
棚小間に載せた後、同収納物を奥に向って押込むだけで
、同収納物を前記棚小間に楽に搬入することができる。
このように本案においては、収納物の搬出穴に際して、
棚小間の減摩手段の機能を生かすことができるため、収
納物の搬出穴を頗る容易に能率良く遂行することができ
る。
以下、第1図ないし第6図に図示された本案の一実施例
について説明する。
1は棚支柱で、天板2および図示されない部材により所
定の前後間隔および左右間隔をもって鉛直に立設されて
おり、前記4本の棚支柱1には棚板3,3・・・・・・
が鉛直方向に亙り所定の間隔で懸架されている。
しかして、前記棚板3の前・後両端面3aには、棚幅方
向の2個所に開孔3Cが設けられ、該開孔3Cを貫通す
る螺子4Cを有する支持部材4が、開孔3C部において
、棚板端面3aに固設される(第3図、第5図参照)。
前記支持部材4は、前記螺子4Cの他に、後述する断面
C状係止部材5と係合される保合部片4a、および該係
止部材5が支持される基部4bから形威されている。
前記係止部材5は、上下両縁に前記保合部片4aと係合
し得る曲率で180°屈曲された湾曲部5a、5aを備
えており、前記棚板端面3aの2個所に固定される支持
部材4と対応する位置には基部4bの左右、および上面
と嵌合する切欠き5bを備えている。
支持部材4、および係止部材5は、以上のように構成さ
れているので、係合状態において係止部材5は、支持部
材4の係合部片4aと棚板端面3aとで前後方向の動き
を規制されると・もに、その切欠き5bが支持部材4の
基部4bと係合して該基部4bの上面で支持され、その
結果係止部材5は、第4図に示されるように、棚板3の
上面3b上に突出した起立状態で確実に固定され、収納
物の間口面からの滑出しか゛未然に防止される。
次に、以上のように構成された収納物滑出し防止装置の
使用態様について説明すると、収納物(図示せず)の搬
出穴の際には、第4図、第5図に示された係止部材5の
起立状態がら該係止部材5を上方へ引上げて、第5図に
おける下側湾曲部5aと支持部材4の保合部片4aとを
接触維持せしめながら第5図において時計回り方向に反
転させ、第6図に示されるように下方へ垂下させる。
この状態では、棚板3の上面3bより上方には、係止部
材5は全く突出していないため、収納物を単に前後に押
し、または引くだけで図示されない減摩手段を介して棚
板3に支持された収納物は、前後に軽快に移動すること
ができる。
また、棚小間に収納物が収納された後、係止部材5を第
6図における上側屈曲部5aと支持部材4の係合部片4
aとを接触維持せしめながら第6図において反時計回り
方向に回転させながら引き起こせば、係止部材5は自重
で下方に下がり、第5図に示されるように起立係合状態
になされる。
このように、本実施例では係止部材5の湾曲部5aを握
って前後に傾動させるだけでよいため、起立係合、解除
の操作が極めて簡単であり、構造が単純で組立て容易で
ある。
なお、前記実施例の場合断面C状係止部材5は湾曲部5
aを有しているため、水平力に対する強度は大であるが
、必要に応して支持部材4を2個所以上に設置して係止
部材5を固定すれば、さらに水平力に対抗する強度を大
にすることができる。
また、場合によっては第7図に図示されるように、係止
部材を棚間口全長に亙る長さにすることなく適当な長さ
のものを複数組合せて用い、左右の係止部材5,5を一
個の支持部材4で同時に支持されるようにすることも可
能である。
この場合、収納物の大きさに応じて所定の係止部材5だ
けを起立係合、または垂下解除せしめればよいので、搬
出穴とは無関係な収納物を不注意により落下させたりす
ることを防止できる。
さらに、前記支持部材の他の実施例としては、第8図に
示されるような所要の開孔が3個所に設けられ、コの字
状に屈曲せしめられた金属板部片6aの前記開孔に係合
部片たるピン6bが嵌挿せられた支持部材6、第9図に
示されるような所要の開孔7aが設けられ、断面り字状
に屈曲せしめられて保合部片7bを備えた所定形状の金
属板部片7、あるいは第10図に示されるように螺子体
の基部8aにピン8bを嵌挿せられたるものか、係合部
片たるピン部分が螺子本体と一体に形威せられたるもの
、あるいは、また第11図に示されるように係合部片9
bとしての屈曲部を一体的に有する支持部材9の基部9
aが螺子体に形成されたものがある。
これらの実施例に示されるものは、構造が単純で製作が
容易であり、しかも第3図ないし第6図に示される支持
部材4に比して機能的に劣ることもない。
さらにまた、前記の各実施例における支持部材6.7,
8.9は、複数個が併用されるタイプのものであったが
、第12図に図示されるような長尺の棒状体である係合
部片4 a /と、同係合部片4a’の両端部で同保合
部片4a′から直角に屈曲せられた形状の基部4b’、
および螺子4C′とから構成される支持部材4′のよう
な形状のものでもよく、その場合には係止部材5′は、
その両端に切欠き5b’が設けられ、同切欠き5b’と
前記基部4b’とが係合せしめられる。
しかして、前記保合部4a′は長尺であり、係止部材5
′の全長と係合するので、同係止部材5′に対する補強
効果は大であり、収納物の落下を完全に阻止できる。
また、支持部材4′は、螺子4c’、4c’によってそ
の両端を固定されているから、たとえ固定螺子の弛みが
生じたとしても回転変位することなく、係止部材5′と
の保合状態は常に安定している。
前記実施例においては、いずれも、係止部材4は断面C
状であったが、第13図に図示するように、係止部材1
0の一方の湾曲部10 aを係止部材4の湾曲部4aと
同様に半円弧状に湾曲させ、他方の湾曲部10bを係止
部材10の幅中央近く迄延長させた後、さらに直角に折
曲して閉空間10 Cを形成すれば、同閉空間10 C
に第11図の支持部材9の保合部片9bを嵌合させるこ
とにより、切欠きを設けなくとも、第14図に図示する
ように、係止部材10の一方湾曲部10 aを棚板3の
上面3bより上方へ突出させることができる。
また第1図ないし第7図に図示の実施例においては、係
止部材4の断面形状をC状に形成したが、第16図また
は第17図に図示するように係止部材11.12の断面
形状に形成してもよく、同実施例では、第1図ないし第
7図に図示の実施例と同様な切欠き(第16図および第
17図では図示されず)を設ければよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案に係る収納物滑出し防止装置を備えた収
納装置の正面図、第2図は第1図におけるII −II
断面図、第3図は一実施例たる収納物滑出し防止装置の
分解斜視図、第4図は滑出し防止装置において収納物を
収納して、断面C状係止部材が起立係合せしめられた状
態を示す正面図、第5図は第4図におけるv−■断面図
、第6図は前記■−■断面において、係止部材を解除し
て垂下せしめた状態を示す断面図である。 第7図は、断面C状係止部材を棚間口幅方向で分割した
場合を示す正面図・、第8.9,10.11図は支持部
材の各種変形例を示す斜視図、第12図は支持部材の他
の変形例とそれに対応する断面C状係止部材を示す斜視
図、第13図はさらに他の実施例の要部分解斜視図、第
14図および第15図は同実施例の起立および垂下状態
を図示した側面図、第16図および第17図はさらに他
の実施例の側面図である。 1・・・・・・棚支柱、2・・・・・・天板、3・・・
・・・棚板、4,4′・・・・・・支持部材、4 a
、4 a’・・・・・・係合部片、4 b 、4 b’
・・・・・・基部、4c、4c’・・・・・・螺子、5
,5′・・・・・・断面C状係止部材、5 a 、5
a’・・・・・・湾曲部、5b、5b′・・・・・・切
欠き、6゜7.8.9・・・・・・支持部材、10,1
1.12・・・・・・係止部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 収納物取出し面に取付けられた支持部材と、同支持部材
    に係合される間口方向へ延長した係止部材とよりなり、
    前記支持部材は、前記収納物取出し面に一体に固着され
    た基部と、前記係止部材の中央扁平部およびこれに連な
    る湾曲部の内面に接して係合しつるように間口方向へ指
    向した保合部片とを具備し、前記係止部材は同係止部材
    の一部が収納物支持面より上方へ突出するように形成さ
    れた嵌合部と、前記係止部材を前記収納物支持面より上
    方へ突出させないようにした場合、前記支持部材の保合
    部片に係合する湾曲部とを具備したことを特徴とする収
    納物滑出し防止装置を備えた収5納装置。
JP6263981U 1981-05-01 1981-05-01 収納物滑出し防止装置を備えた収納装置 Expired JPS5829973Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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Publication Number Publication Date
JPS57179842U JPS57179842U (ja) 1982-11-15
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