JPH0735597Y2 - 流動床用反応槽における閉塞防止用担体支持装置 - Google Patents

流動床用反応槽における閉塞防止用担体支持装置

Info

Publication number
JPH0735597Y2
JPH0735597Y2 JP9420690U JP9420690U JPH0735597Y2 JP H0735597 Y2 JPH0735597 Y2 JP H0735597Y2 JP 9420690 U JP9420690 U JP 9420690U JP 9420690 U JP9420690 U JP 9420690U JP H0735597 Y2 JPH0735597 Y2 JP H0735597Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate group
carrier
bending plate
cross
interval
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9420690U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0452500U (ja
Inventor
基純 山抱
実 秋田
幹春 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP9420690U priority Critical patent/JPH0735597Y2/ja
Publication of JPH0452500U publication Critical patent/JPH0452500U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0735597Y2 publication Critical patent/JPH0735597Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、たとえばメタン発酵やアルコール発酵など
の発酵反応に使用される流動床用バイオリアクターに関
し、より詳細には微生物を保持した担体が槽底の通液部
を閉塞するのを防止する構造に関する。
[従来技術および解決すべき課題] 一般に、発酵反応用の反応槽内の菌体濃度を高めて反応
速度を速める菌体固定化法においては、微生物を保持す
る比重1.2程度の有機ないし無機性の担体が用いられ
る。また、反応液と基質との接触効率を良好ならしめか
つ反応効率を高めるために、液循環ポンプなどにより反
応槽底部から頂部へ槽内に上昇流を生じさせ、これによ
り担体を攪拌させると共に浮遊状態で流動せしめる。
反応が定常状態である連続運転中は、担体は一定の液上
昇流によって流動状態に保たれるが、運転開始前や運転
休止中は担体は沈降・静止状態にあるため運転開始後即
座には流動状態にならず、流動状態が得られる迄の間に
往々にして槽底担体支持板の通液部が担体によって閉塞
されるという現象が起きる。
この考案の目的は、槽底における担体による通液部の閉
塞を確実に防止できる閉塞防止用担体支持装置を提供す
るにある。
[課題の解決手段] 本考案者らは鋭意工夫の結果流動床反応槽の底部を特定
の凹凸構造にすることによって、底部における担体によ
る通液部の閉塞現象がなくなるという知見を得、この考
案を完成した。
すなわち、この考案は、相互間隔(a)で並設された複
数の横断面逆V字板(1)より成る上側屈曲板群(2)
と、相互間隔(b)で並設された複数の横断面V字板
(3)より成る下側屈曲板群(4)とが、上下間隔
(c)で配置されている、流動床用反応槽における閉塞
防止用担体支持装置である。
ここに、横断面逆V字板(1)および横断面V字板
(3)は通常は長尺材で製作されているが、円環材その
他の形状をなしていてもよい。上側屈曲板群(2)と下
側屈曲板群(4)は、山部どうしおよび谷部どうしをそ
れぞれ一致させて上下間隔(c)で配置されている。横
断面逆V字板(1)および横断面V字板(3)の曲げ角
度は、用いる担体の種類に応じて10°から90°の範囲で
設定される。上側屈曲板群(2)と下側屈曲板群(4)
の上下間隔(c)は、用いる担体の粒径に応じて設定さ
れる。上側屈曲板群(2)を構成する複数の横断面逆V
字板(1)どうしの相互間隔(a)は、これらの横断面
逆V字板(1)どうしの間を通過する矢印(d)の上昇
流の線速度が、ポンプによって反応槽下端から押し上げ
られた矢印(e)の流れの、上側屈曲板群(2)と下側
屈曲板群(4)の間における線速度より大きくなるよう
に、上側屈曲板群(2)と下側屈曲板群(4)の上下間
隔(c)の1.25〜1.5倍の範囲で設定される。
[作用] この考案による閉塞防止用担体支持装置によれば、担体
は運転開始前や運転休止中は自然沈降して反応槽底部に
ある担体支持装置(5)の上に蓄積し、上側屈曲板群
(2)の下側には蓄積しない。一部の担体は上側屈曲板
群(2)を構成する複数の横断面逆V字板(1)どうし
の間から上側屈曲板群(2)の下方へ落下するが、これ
は下側屈曲板群(4)を構成する横断面V字板(3)の
傾斜のために上側屈曲板群(2)と下側屈曲板群(4)
の間に侵入することはない。この落下担体は、横断面V
字板(3)どうしの間からの循環液の上昇流により、上
側屈曲板群(2)と下側屈曲板群(4)の間を経て上側
屈曲板群(2)の上方へ押上げられる。
また、上下間隔(c)は、用いる担体の粒径に応じて設
定され、相互間隔(a)は、これらの横断面逆V字板
(1)どうしの間を通過する矢印(d)の上昇流の線速
度が、ポンプによって反応槽下端から押し上げられた矢
印(e)の流れの、上側屈曲板群(2)と下側屈曲板群
(4)の間における線速度より大きくなるように、上側
屈曲板群(2)と下側屈曲板群(4)の上下間隔(c)
の1.25〜1.5倍の範囲で設定されているので、これによ
り担体の流動が促される。
[実施例] この考案を図示の実施例によってさらに具体的に説明す
る。
第1図および第2図において、この考案による閉塞防止
用担体支持装置(5)は、上下間隔(c)で配置された
上側屈曲板群(2)と下側屈曲板群(4)とで構成され
ている。上側屈曲板群(2)は相互間隔(a)で並設さ
れた複数の横断面逆V字板(1)より成り、下側屈曲板
群(4)は相互間隔(b)で並設された複数の横断面V
字板(3)より成る。横断面逆V字板(1)および横断
面V字板(3)は長尺材で製作されている。上側屈曲板
群(2)と下側屈曲板群(4)は、山部どうしおよび谷
部どうしをそれぞれ一致させて上下間隔(c)で配置さ
れている。横断面逆V字板(1)および横断面V字板
(3)の曲げ角度は約65°である。上側屈曲板群(2)
を構成する複数の横断面逆V字板(1)どうしの相互間
隔(a)は、上側屈曲板群(2)と下側屈曲板群(4)
の上下間隔(c)の1.25〜1.5倍の範囲で設定されてい
る。この結果、横断面逆V字板(1)どうしの間を通過
する矢印(d)の上昇流の線速度は、ポンプによって反
応槽下端から押し上げられた矢印(e)の流れの、上側
屈曲板群(2)と下側屈曲板群(4)の間における線速
度より大きくなされている。閉塞防止用担体支持装置
(5)は、上側屈曲板群(2)および下側屈曲板群
(4)の各端部を反応槽の周壁(7)に複数の棒状補助
リブ(6)を介して固定することによって、槽底部に設
置せられている。
[考案の効果] この考案による閉塞防止用担体支持装置は、相互間隔
(a)で並設された複数の横断面逆V字板(1)より成
る上側屈曲板群(2)と、相互間隔(b)で並設された
複数の横断面V字板(3)より成る下側屈曲板群(4)
とが、上下間隔(c)で配置されて成るものであるの
で、運転開始前や運転休止中は担体は自然沈降し反応槽
底部にある担体支持装置(5)の上に蓄積し、上側屈曲
板群(2)の下側には蓄積しない。一部の担体は上側屈
曲板群(2)を構成する複数の横断面逆V字板(1)ど
うしの間から上側屈曲板群(2)の下方へ落下するが、
これは下側屈曲板群(4)を構成する横断面V字板
(3)の傾斜のために上側屈曲板群(2)と下側屈曲板
群(4)の間に侵入することはない。この落下担体は、
横断面V字板(3)どうしの間からの循環液の上昇流に
より、上側屈曲板群(2)と下側屈曲板群(4)の間を
経て上側屈曲板群(2)の上方へ押し上げられる。
また、上下間隔(c)は、用いる担体の粒径に応じて設
定され、相互間隔(a)は、これらの横断面逆V字板
(1)どうしの間を通過する矢印(d)の上昇流の線速
度が、ポンプによって反応槽下端から押し上げられた矢
印(e)の流れの、上側屈曲板群(2)と下側屈曲板群
(4)の間における線速度より大きくなるように、上側
屈曲板群(2)と下側屈曲板群(4)の上下間隔(c)
の1.25〜1.5倍の範囲で設定されているので、これによ
り担体の流動が促される。
こうして、この考案によれば、反応液と基質との接触効
率を良好に保ちかつ高い反応効率を得ながら、槽底にお
ける担体による通液部の閉塞を確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す反応相底部の垂直断面
図であり、第2図は第1図中のII-II線に沿う断面図で
ある。 (1)……横断面逆V字板、(2)……上側屈曲板群、
(3)……横断面V字板、(4)……下側屈曲板群、
(5)……担体支持装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互間隔(a)で並設された複数の横断面
    逆V字板(1)より成る上側屈曲板群(2)と、相互間
    隔(b)で並設された複数の横断面V字板(3)より成
    る下側屈曲板群(4)とが、上下間隔(c)で配置され
    ており、上下間隔(c)は、用いる担体の粒径に応じて
    設定され、相互間隔(a)は、上下間隔(c)の1.25〜
    1.5倍の範囲で設定されている、流動床用反応槽におけ
    る閉塞防止用担体支持装置。
JP9420690U 1990-09-06 1990-09-06 流動床用反応槽における閉塞防止用担体支持装置 Expired - Lifetime JPH0735597Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9420690U JPH0735597Y2 (ja) 1990-09-06 1990-09-06 流動床用反応槽における閉塞防止用担体支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9420690U JPH0735597Y2 (ja) 1990-09-06 1990-09-06 流動床用反応槽における閉塞防止用担体支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0452500U JPH0452500U (ja) 1992-05-01
JPH0735597Y2 true JPH0735597Y2 (ja) 1995-08-16

Family

ID=31831980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9420690U Expired - Lifetime JPH0735597Y2 (ja) 1990-09-06 1990-09-06 流動床用反応槽における閉塞防止用担体支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0735597Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007260621A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Kubota Corp 浄化槽
JP5600525B2 (ja) * 2010-08-31 2014-10-01 株式会社神鋼環境ソリューション 上向流式の反応槽、該反応槽を用いた水処理方法、該反応槽を備える水処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0452500U (ja) 1992-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6309553B1 (en) Phase separator having multiple separation units, upflow reactor apparatus, and methods for phase separation
EP0583914A3 (en) Catalyst-downcomer-tray for chemical process tower
US4257171A (en) Fluidized bed gas distributor system
US6048459A (en) Method and apparatus for fluidization of particulate bed materials
EP0599651A2 (en) Bioreactor for the perfusion culture of cells
US20150284670A1 (en) Horizontal Plate Microbial Support Media
JPH0735597Y2 (ja) 流動床用反応槽における閉塞防止用担体支持装置
KR101969768B1 (ko) 유동상 생물반응조에서 담체 순환 및 유실 방지를 위한 장치
CN106536425B (zh) 水生物处理装置
JP7132682B2 (ja) 汚水処理装置及び汚水処理方法
US7767088B2 (en) Water treatment clarifier baffle
JP4769591B2 (ja) 汚水浄化用の微生物担持単体及び汚水浄化装置
JPH0352159Y2 (ja)
JPS62163713A (ja) 傾斜板沈殿槽
JPH01215397A (ja) 嫌気性水処理装置
AU714816B2 (en) Tower packing support plate
KR102023514B1 (ko) 미생물 그래뉼 회수용 이중경사판 및 이를 이용한 미생물 그래뉼 회수장치
JP2000301184A (ja) 窒素除去装置
JP2942758B1 (ja) 汚泥分離促進型リアクターおよび浄化処理施設
JPS62289295A (ja) 水処理用接触床
JP4310381B2 (ja) 排水処理用接触材
CN207645891U (zh) 一种移动床生化池过水装置
JPH0240292A (ja) 上向流嫌気性処理装置
JP2005262090A (ja) 曝気槽
CN213803373U (zh) 一种流化床生物反应器