JP7132682B2 - 汚水処理装置及び汚水処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は汚水処理装置及び汚水処理方法に関する。
従来より、汚水を生物処理するための反応槽と、反応槽に浸漬され且つ生物処理された汚水から固形物を除去するための膜分離装置と、膜分離装置の下部に設置され且つ膜分離装置に対して空気等の気体を供給する散気管とを備える汚水処理装置が知られ、反応槽における汚水の生物処理は、例えば、微生物を含む有機汚泥、すなわち、いわゆる活性汚泥によって汚水が処理される活性汚泥法に基づいて実行される。
具体的に、活性汚泥法においては、酸素存在下(好気状態)でアンモニアを亜硝酸や硝酸に変換する硝化反応が実行される。さらに、硝化反応によってアンモニアから変換された亜硝酸や硝酸を窒素に変換する脱窒反応が実行される。脱窒反応は酸素存在下(好気状態)で行われる硝化反応と異なり、無酸素状態で行う必要がある。脱窒反応は硝化反応が行われる反応槽と異なる反応槽で行われてもよいが、汚水処理装置の省スペース化を実現するために、単一の反応槽内で硝化反応及び脱窒反応が行われる汚水処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図12は従来の汚水処理装置を概略的に示す図である。図12の汚水処理装置は、好気状態での硝化反応及び無酸素状態での脱窒反応を行う反応槽1と、汚水を反応槽1に供給するための原水槽9とを備え、反応槽1は、反応槽1内を複数の区画に仕切るための仕切板7を有する。具体的に、反応槽1は、仕切板7で囲まれる汚水領域Aと、仕切板7及び反応槽1の内壁で囲まれる汚水領域Bとに仕切られ、汚水領域Aは膜分離装置2及び散気管4を有する。また、反応槽1は、原水槽9からの汚水の供給を開始するための汚水供給開始水位LWL(Low water level)と、原水槽9からの汚水の供給を停止するための汚水供給停止水位HWL(High water level)とを有し、仕切板7の上端部は汚水供給開始水位LWLと汚水供給停止水位HWLとの間に位置する。
図12の汚水処理装置においては、反応槽1内の水位が汚水供給開始水位LWLになると原水槽21からの汚水の供給が開始され、水位が汚水供給停止水位HWLになると原水槽21からの汚水の供給が停止されるように設定され、汚水の水位が変化するように構成されている。これにより、汚水の水位は仕切板7の上端部より高い位置(以下、「汚水越流位置」という。)と、仕切板7の上端部より低い位置(以下、「汚水非越流位置」という。)とを往来する。
図13は、図12における反応槽1内の汚水の水位が汚水越流位置にあるときの汚水の流れを概略的に示す図である。
汚水の水位が汚水越流位置にあるとき、散気管4から膜分離装置2に対して供給される空気により、汚水が仕切板7の上端を越流し、仕切板7の周囲を循環する循環流が形成される。この循環流により、汚水領域Aの硝酸は汚水領域Bに移行し、汚水領域Aの空気の大半は汚水領域Bに移行することなく反応槽1の外部に放出される。すなわち、循環流が形成されると、汚水領域Aでは酸素存在下でアンモニアを亜硝酸や硝酸に変換する硝化反応が進行し、汚水領域Bでは循環流に乗って汚水領域から移動した亜硝酸や硝酸を窒素に変換する脱窒反応が進行する。
一方、汚水の水位が汚水非越流位置にあるとき、汚水領域Aと汚水領域Bとの間で汚水の流通が分断されるため、散気管4が膜分離装置2に空気を供給しても、仕切板7の周囲を循環する循環流は形成されない。すなわち、汚水領域Aでは酸素存在下でアンモニアを亜硝酸や硝酸に変換する硝化反応が進行し、汚水領域Bでは汚水の流通が分断される前に汚水領域Aから移動した亜硝酸や硝酸を窒素に変換する脱窒反応が進行する。
ところで、脱窒反応を実行するための微生物として、シュードモナス・デニトリフィカンスやパラコックス・デニトリフィカンス等の脱窒菌又は好気状態では稼働しないものの無酸素状態では脱窒反応を実行する従属栄養細菌(以下、これらの菌を「脱窒反応実行菌9」という。)が反応槽1に含まれている。
特開2004-261711号公報
しかしながら、循環流が形成されると、汚水領域A,Bの汚水が反応槽1全体で拡散され、その結果、脱窒反応実行菌9も反応槽1全体に拡散される(図14)。したがって、反応槽1全体に含まれる脱窒反応実行菌9の全てが汚水領域Bに存在するわけではないため、汚水領域Bにおける脱窒反応は、反応槽1全体に含まれる脱窒反応実行菌9の全てが汚水領域Bに存在する場合ほど進行しない。すなわち、脱窒効率が上がらず、汚水の処理を無駄なく効率的に実行することができないという問題があった。
本発明は、汚水の処理を無駄なく効率的に実行することができる汚水処理装置及び汚水処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の汚水処理装置は、汚水を処理するための反応槽と、前記反応槽を前記汚水に含まれるアンモニアを亜硝酸又は硝酸に変換する硝化反応が進行する第1の領域と無酸素状態で前記亜硝酸又は前記硝酸を窒素に変換する脱窒反応が進行する第2の領域に仕切る仕切板と、前記第2の領域で前記脱窒反応を実行する脱窒反応実行菌とを備える汚水処理装置において、前記仕切板は、前記第1の領域に存在する汚水が接触する第1の接触面及び前記第2の領域に存在する汚水が接触する第2の接触面を有し、前記第2の接触面は前記脱窒反応実行菌を担持するための担持手段を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の汚水処理方法は、上記本発明の汚水処理装置を用いた汚水処理方法において、前記汚水が前記仕切板を越える越流ステップと、前記仕切板を越えた前記汚水が前記担持手段上を流れることにより、前記脱窒反応実行菌に接触する接触ステップとを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の汚水処理装置は、汚水を処理するための反応槽と、前記反応槽を第1の領域及び第2の領域に仕切る仕切板と、前記第2の領域で汚水の処理を実行する生物菌とを備える汚水処理装置において、前記仕切板は、前記第1の領域に存在する汚水が接触する第1の接触面及び前記第2の領域に存在する汚水が接触する第2の接触面を有し、前記第2の接触面は前記生物菌を担持するための担持手段を有し、前記第2の接触面は前記第2の領域に対して突出する制流板を有し、前記制流板は前記第2の領域に存在する汚水が接触するとともに、前記生物菌を担持するための担持手段を有し、前記制流板は前記第2の接触面に螺旋状に固定されていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の汚水処理方法は、上記本発明の汚水処理装置を用いた汚水処理方法において、前記汚水が前記仕切板を越える越流ステップと、前記仕切板を越えた前記汚水が前記担持手段上を流れることにより、前記生物菌に接触する接触ステップとを有することを特徴とする。

本発明によれば、汚水処理を無駄なく効率的に実行することができる。
本発明の実施の形態に係る汚水処理装置を概略的に示す図である。 図1における反応槽が有する仕切板の周辺を概略的に示す斜視図である。 図1の汚水処理装置の上面図である。 本発明の別の実施の形態に係る汚水処理装置を概略的に示す図である。 図4における反応槽が有する仕切板の周辺を概略的に示す斜視図である。 図4の汚水処理装置の上面図である。 図4乃至図6における制流板の第1の変形例を概略的に示す上面図である。 図4乃至図6における制流板の第2の変形例を概略的に示す上面図である。 図4乃至図6における制流板の第3の変形例を概略的に示す斜視図である。 図4乃至図6における制流板の第4の変形例を概略的に示す斜視図である。 図10における膜分離装置、仕切板及び制流板を備えた反応槽の上面図である。 従来の汚水処理装置を概略的に示す図である。 図12における反応槽内の汚水の水位が汚水越流位置にあるときの汚水の流れを概略的に示す側面図である。 図12における反応槽内の微生物の状況を概略的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る汚水処理装置20を概略的に示す図である。
図1の汚水処理装置20は、汚水を生物処理するための単槽式の反応槽1を備え、反応槽1は、汚水に含まれる汚染物質を分離する膜分離装置2と、膜分離装置2に気泡状の空気を供給する散気管4と、反応槽1の内部を複数の領域に仕切る仕切板7とを有する。膜分離装置2は反応槽1の外部の吸引ポンプ3に接続されている。吸引ポンプ3が駆動すると、生物処理された汚水が膜分離装置2によってろ過され、ろ過された水は反応槽1の槽外に取り出される。
散気管4は、膜分離装置2の下部に設置されるとともに、反応槽1の外部のブロワ5に接続され、ブロワ5は散気管4に空気を供給している。膜分離装置2は汚水をろ過するため、膜分離装置2の膜面には汚水中の汚泥物質等が付着し、膜分離装置2の膜面に付着した汚水中の汚泥物質等を放置すると、膜分離装置2が目詰まりして適切に汚水をろ過することができなくなるが、ブロワ5から散気管4に供給された空気が膜分離装置2の膜面に供給されることにより、汚泥物質等が膜分離装置2の膜面に付着するのを防止している。
反応槽1は原水ポンプ8を介して汚水を格納する不図示の原水槽に接続され、原水ポンプ8が駆動すると、処理される汚水は原水槽から反応槽1に供給される。反応槽1は底部1a及び底部1aの縁部から起立する槽壁1bによって構成されている。
図2は、図1における反応槽1が有する仕切板7の周辺を概略的に示す斜視図であり、図3は、図1の汚水処理装置20の上面図である。
図2及び図3における仕切板7は、4枚の矩形状の板状部材71,72,73,74からなり、板状部材71,72は膜分離装置2を介して対向し、板状部材73,74は膜分離装置2を介して対向している。また、板状部材71,72の長手方向は反応槽1の底部1aから槽壁1bが起立する方向(以下、「上下方向」という。)に一致し、板状部材73,74の長手方向は上下方向に直交する方向(以下、「横方向」という。)に一致している。さらに、板状部材71,72の各々は板状部材73,74に隣接して接続され、板状部材71,72は板状部材73,74に直交している。仕切板7は膜分離装置2及び散気管4を囲むように配置されるとともに、反応槽1の底部1aから離間して配置されている。これにより、反応槽1の内部は、仕切板7で囲まれ且つ散気管4が配置されている内部領域11(第1の領域)と、内部領域11以外の外部領域12(第2の領域)とに仕切られる。仕切板は耐久性が要求されるため、ステンレス等の金属で構成される。
反応槽1内の汚水の水位が汚水越流位置にあるとき、散気管4から膜分離装置2に空気が供給されることにより、汚水は内部領域11から仕切板7の上端を越流して仕切板7の外部の外部領域12に移行する。その後、汚水は外部領域12内を下降し、仕切板7よりも下の領域を経て仕切板7の内部領域11に戻る。すなわち、汚水の水位が汚水越流位置にあり、汚水が仕切板7を越流するとき、仕切板7の周囲を循環する循環流が形成される。循環流が形成されると、例えば、内部領域11の硝酸は外部領域12に移行し、内部領域11の空気の大半は外部領域12に移行することなく反応槽1の外部に放出される。すなわち、循環流が形成されると、内部領域11では酸素存在下でアンモニアを亜硝酸や硝酸に変換する硝化反応が進行し、外部領域12では循環流に乗って汚水領域から移動した亜硝酸や硝酸を窒素に変換する脱窒反応が進行する。一方、汚水の水位が汚水非越流位置にあり、内部領域11と外部領域12との間で汚水の流通が分断されているとき、散気管4が膜分離装置2に空気を供給しても、仕切板7の周囲を循環する循環流は形成されないので、内部領域11では酸素存在下でアンモニアを亜硝酸や硝酸に変換する硝化反応が進行し、外部領域12では汚水の流通が分断される前に内部領域11から移動した亜硝酸や硝酸を窒素に変換する脱窒反応が進行する。
反応槽1内の汚水には、汚水の処理を実行するために、内部領域11で硝化反応を行うための硝化菌と、外部領域12で脱窒反応を行うための脱窒反応実行菌9(生物菌)とが含まれる。脱窒反応実行菌9は、例えば、シュードモナス・デニトリフィカンスやパラコックス・デニトリフィカンス等の脱窒菌又は好気状態では稼働しないものの無酸素状態では脱窒反応を実行する従属栄養細菌である。
仕切板7は、内部領域11に存在する汚水が接触する第1の接触面7b及び外部領域12に存在する汚水が接触する第2の接触面7aを有する。第2の接触面7aは脱窒反応実行菌9を担持するための担持手段100を有する。担持手段100は脱窒反応実行菌9を仕切板7の第2の接触面7a上に直接的又は間接的に担持するものであれば特に限定されない。
具体的に、仕切板7の第2の接触面7aは担持手段100としてのポリアクリルアミド、寒天、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、アルギン酸塩、K-カラギーナン及び光硬化性樹脂等を介して脱窒反応実行菌9を担持する。また、仕切板7の第2の接触面7aは担持手段100としての流動床担体や接触材を後述の各担体固定方法に基づいて保持する。流動床担体には、例えば、ポリエチレン製又はポリプロピレン製で、外形10~30mm、長さ10~30mm、比表面積300~1200m/mのペレット状担体やポリウレタン製で、比表面積1000~6000m/mの直方体状の多孔質体等がある。また、接触材には、ポリ塩化ビニリデン製の繊維を縫製加工したひも状接触材や高密度ポリエチレンを押し出し成型加工した網状接触材等がある。これらの流動床担体及び接触材は、単一種類を用いてもよいし、複数種類を組み合わせて用いてもよい。
次いで、担持手段100を仕切板7の第2の接触面7a上に固定する方法について説明する。例えば、担持手段100が挿入されたネットを仕切板7の第2の接触面7aに固定してもよい(第1の担体固定方法)。このとき、ネットは耐久性があればよく、例えば、ステンレス製のネットが使用できる。ネットは溶接や接着剤によって仕切板の第2の接触面7a上に設置される。なお、ネットの中に挿入された担持手段100がネット内で偏らないようにするために、仕切板に設置されたネットを複数のエリアに区切ってもよく、また、複数のネットを仕切板に固定してもよい。さらに、ネットを用いることなく、複数の流動床担体又は接触材を接着剤により仕切板7の第2の接触面7a上に固定してもよい(第2の担体固定方法)。図1~図3において、担持手段100は、仕切板7の第2の接触面7aの全体にわたり固定されているが、第2の接触面7aの一部に固定されてもよい。
担持手段100は、仕切板7の第2の接触面7a上に固定されるとき、予め脱窒反応実行菌9を担持してもよい。また、担持手段100は、仕切板7の第2の接触面7a上に固定されるとき、脱窒反応実行菌9を担持していなくてもよいが、この場合、仕切板7の第2の接触面7a上に固定された後に汚水中に含まれる脱窒反応実行菌9を担持する。
仕切板7の第2の接触面7aが担持手段100を有することにより、反応槽1内で速い循環流が形成されても、脱窒反応実行菌9が第2の接触面7a上に固定された担持手段100に担持されて反応槽1全体に拡散されるのを抑制することができる。その後、担持手段100が存在する外部領域12の汚水が無酸素状態になると、脱窒反応実行菌9が外部領域12で活性化し、脱窒反応が実行される。すなわち、担持手段100が仕切板7の第2の接触面7aに固定されているので、担持手段100が仕切板7の第2の接触面7aに固定されていない場合よりも多くの脱窒反応実行菌9を脱窒反応が実行される外部領域12に確保することができる。一方、内部領域11に存在する汚水が接触する第1の接触面7bは、脱窒反応実行菌9を担持するための担持手段100を有さない。
本実施の形態では、仕切板7が膜分離装置2の全周囲を囲包している場合について説明したが、仕切板7と反応槽1の槽壁1bとによって膜分離装置2の周囲を取り囲んでもよい。具体的に、反応槽1の対向する2つの槽壁1bと2枚の矩形状の仕切板7によって膜分離装置2を囲包し、又は反応槽1の3つの槽壁1bと1枚の矩形状の仕切板7によって膜分離装置2を囲包してもよい。また、反応槽1が大型の場合には、単位時間当たりの処理量を大きくするために、散気管4を配置する内部領域11を複数設けてもよい。
さらに、本実施の形態の汚水処理装置20は、反応槽1内の水位を調節するための水位制御手段を有していてもよい。水位制御手段としては、例えば、反応槽1内の水位、すなわち、液表面の位置を調べる液面センサーがある。液面センサーが汚水の水位を検出すると、原水ポンプ8が反応槽1に供給する原水の水量を自動的に制御する。
続いて、汚水処理装置20によって実行される汚水処理方法について説明する。
まず、原水ポンプ8が駆動し、汚水が原水槽から反応槽1に供給される。このとき、汚水の水位は汚水越流位置にあり、汚水は脱窒反応実行菌9を含有する。次いで、ブロワ5が駆動し、散気管4から気泡状の空気が膜分離装置2に供給される。これにより、内部領域11において汚水の上向流が形成され、その上向流が仕切板7の上端を越えて外部領域12に越流する(越流ステップ)。
その後、仕切板7を越えた汚水は仕切板7に沿って反応槽1の底部1aに進み、仕切板7の第2の接触面7aが有する担持手段100に接触する(接触ステップ)。ここでは、担持手段100は予め脱窒反応実行菌9を担持していることを前提とする。次いで、反応槽1の底部1aと仕切板7との間を通過して内部領域11に戻る(循環ステップ)。つまり、汚水の水位が汚水越流位置にあり且つ空気が膜分離装置2に供給されているとき、汚水は仕切板7の周囲を循環する循環流を形成する。このとき、膜分離装置2に供給された空気の大半は反応槽1から放出される。そのため、循環流が形成されると、内部領域11では酸素存在下でアンモニアを亜硝酸や硝酸に変換する硝化反応が進行し、外部領域12では循環流に乗って汚水領域から移動した亜硝酸や硝酸を窒素に変換する脱窒反応が進行する。
硝化反応及び脱窒反応が反応槽1内で進行して一定の時間が経過すると、吸引ポンプ3が駆動し、生物処理された汚水が膜分離装置2によってろ過され、ろ過水が吸引ポンプ3により吸引されて反応槽1の外部に取り出される(取出ステップ)。これにより、汚水の水位は汚水非越流位置に変化する。その結果、汚水の水位が汚水非越流位置にあるとき、内部領域11と外部領域12との間で汚水の流通が分断され、散気管4が膜分離装置2に空気を供給しても、仕切板7の周囲を循環する循環流は形成されない。一方で、内部領域11には酸素が供給され、外部領域12には酸素が供給されないので、この場合も内部領域11では硝化反応が進行し、外部領域12では脱窒反応が進行する。その後、汚水が原水槽から反応槽1に供給され、越流ステップ、接触ステップ、循環ステップ、及び取出ステップが繰り返される。
本実施の形態に係る汚水処理装置20によれば、汚水を処理するための反応槽1と、反応槽1を内部領域11及び外部領域12に仕切る仕切板7と、外部領域12で脱窒反応を実行する脱窒反応実行菌9とを備え、仕切板7は、内部領域11に存在する汚水が接触する第1の接触面7b及び外部領域12に存在する汚水が接触する第2の接触面7aを有し、第2の接触面7aは脱窒反応実行菌9を担持するための担持手段100を有する。これにより、仕切板7の周囲を循環する循環流が形成されると、脱窒反応実行菌9は、仕切板7の第2の接触面7a上に保持される。その結果、脱窒反応実行菌9は外部領域12に保持され、第2の接触面7aが担持手段100を有さない場合よりも多くの脱窒反応実行菌9が第2の接触面7aにおいて脱窒反応を実行するので、外部領域12の脱窒性能が抑制されることがなく、脱窒効率を向上させることができ、もって、汚水の処理を無駄なく効率的に実行することができる。
また、第1の接触面7bは脱窒反応実行菌9を担持するための担持手段100を有さない。すなわち、仕切板7が、担持手段100を積極的に有する第2の接触面7aと、担持手段100を積極的に有さない第1の接触面7bとによって構成されている。もし、第1の接触面7bが担持手段100を積極的に有するならば、脱窒反応実行菌9は第1の接触面7bが有する担持手段100に担持して内部領域11における酸素を消費する。したがって、硝化反応が内部領域11において確実に進行するために、内部領域11に供給する酸素量を増加する必要が生じるが、第1の接触面7bは担持手段100を積極的に有さないので、内部領域11に供給する酸素量を増加する必要を無くすことができる。一方、第2の接触面7aは担持手段100を積極的に有するので、脱窒反応実行菌9は第2の接触面7aが有する担持手段100に担持して外部領域12における酸素を消費する。その結果、外部領域12は速やかに無酸素状態に移行するので、外部領域12では効率的に脱窒反応を実行することができる。
次に、本発明の別の実施の形態について説明する。
本発明の別の実施の形態は、その構成、作用が上述した実施の形態と基本的に同じであり、仕切板7の第2の接触面7aが外部領域12に対して突出する制流板10,40,50を有する点で上述の実施の形態と異なる。以下、重複した構成、作用については説明を省略し、異なる構成、作用についての説明を行う。
図4は、本発明の別の実施の形態に係る汚水処理装置30を概略的に示す図であり、図5は、図4における反応槽1が有する仕切板7の周辺を概略的に示す斜視図であり、図6は、図4の汚水処理装置30の上面図である。
図4における仕切板7の第2の接触面7aは、外部領域12に対して突出する制流板10を有する。制流板10には外部領域12に存在する汚水が接触する。制流板10は矩形状の板状部材であり、制流板10の長手方向が仕切板7の上下方向に一致するように、例えば、溶接、ボルト、両面テープ又は接着剤等によって接触面7aに固定される。本実施の形態において、制流板10は、反応槽1の底部1a(反応槽の底面)及び固定される仕切板7のいずれにも直交するように第2の接触面7aに固定されている。仕切板7のうち、板状部材71,72には2枚の制流板10が仕切板7の横方向に関する両端部から突出するように固定され、また、仕切板7のうち、板状部材73,74には3枚の制流板10が横方向に関する両端部及びその中央から突出するように等間隔に固定されている。
各制流板10の上端部は、仕切板7の上端部とほぼ同じ位置となるように設置される。また、各制流板10の下端部は、仕切板7の下端部とほぼ同じ位置となるように反応槽1の底部1aから離間して設置される(図4及び図5)。制流板10の上下方向長さは仕切板7の上下方向長さとほぼ同一である。なお、制流板10の厚みは、汚水の流れに耐える強度を有する厚みであればよい。
本実施の形態では、各仕切板7に2~3枚の制流板10が固定されているが、各仕切板7に固定される制流板10の数や各制流板10の間隔は、仕切板7の大きさや反応槽1の大きさに応じて適宜決定すればよい。
また、本実施の形態では、制流板10が反応槽1の底部1a及び仕切板7のそれぞれに直交するように固定されているが、反応槽1の底部1a又は仕切板7に対し傾斜するように固定されてもよい。
さらに、本実施の形態では、仕切板7の第2の接触面7aが担持手段110を有するとともに、制流板10もその両面に脱窒反応実行菌9を担持するための担持手段110を有する。制流板10が有する担持手段110は上述の担持手段100(図1~図3)と同様であり、担持手段110は、担持手段100を仕切板7に固定する方法(第1の担体固定方法又は第2の担体固定方法)と同様の方法で、制流板10に固定することができる。また、本実施の形態では、例えば、仕切板7に固定される制流板10は流動床担体や接触材等の担持手段100自体で構成されてもよく、また、流動床担体や接触材等の担持手段100が挿入されたネット(保持手段)から構成されてもよい。これにより、制流板10に担持手段100を固定する手間を省くことができる。
仕切板7の第2の接触面7aが制流板10を有する場合、外部領域12に越流した汚水は、制流板10により流路が規制され、外部領域12内を制流板10に沿って下降する(図5)。これにより、汚水が外部領域12内を下降するとき、乱流が発生し難く、また、乱流が発生してもその影響を受けることなく、外部領域12の汚水の流れは上下方向に制流されて外部領域12内を下降する。外部領域12内を下降した汚水は反応槽1の底部1aと仕切板7との間を通過して内部領域11に戻り、循環流を形成する。
すなわち、制流板10が存在する場合、仕切板7の周囲を循環する循環流のうち外部領域12に存在する汚水は、乱流によって移動エネルギーが散逸することなく下降して内部領域11に戻るため、循環流の勢いは向上する。
制流板10は、仕切板7の周囲を循環する循環流が形成されているとき、外部領域12に越流した汚水の流路を規制し、外部領域12内を下降する汚水を制流する(図5)。その結果、循環流の勢いが向上するが、第2の接触面7aや制流板10の両面に担持手段110が設けられているので、脱窒反応実行菌9は担持手段110に担持される。したがって、脱窒反応実行菌9が外部領域12から内部領域11に移動して脱窒性能が抑制されることがなく、脱窒効率を向上させることができ、もって、汚水処理を無駄なく効率的に実行することができる。
図7は、図4~図6における制流板10の第1の変形例を概略的に示す上面図である。図7において、仕切板7を構成する4枚の板状部材の各々は3枚の制流板10を備え、各制流板10は外部領域12に突出するように等間隔に固定されている。図7における第2の接触面7aや制流板10の両面には、図4~図6と同様に脱窒反応実行菌9を担持するための担持手段110が設けられている。そのため、図7の制流板10を有する汚水処理装置30は図4乃至図6の制流板10を有する汚水処理装置30と同様の効果を奏することができる。
図8は、図4~図6における制流板10の第2の変形例を概略的に示す上面図である。図8において、仕切板7を構成する4枚の板状部材の各々は3枚の制流板10を備え、各制流板10は外部領域12に突出し且つ反応槽1の槽壁1bに当接するように等間隔に固定されている。図8における第2の接触面7aや制流板10の両面には、図4~図6と同様に脱窒反応実行菌9を担持するための担持手段110が設けられている。そのため、図8の制流板10を有する汚水処理装置30は図4乃至図6の制流板10を有する汚水処理装置30と同様の効果を奏することができる。
図9は、図4~図6における制流板10の第3の変形例を概略的に示す斜視図である。
図9において、各制流板40はその下端部が反応槽1の底部1aに当接するように設置される。すなわち、図9における制流板40の下端部は、図4~図6における制流板10の下端部よりも、反応槽1の底部1aまで延長されている。そのため、反応槽1の底部1aと仕切板7との間の領域においても、仕切板7の周囲を循環する循環流が形成されているとき、汚水の流路が規制され、汚水が乱流による拡散を起こすことなく内部領域11に移行する。したがって、図9における制流板40を用いることにより、仕切板7の下端部付近において、汚水の移動エネルギーの損失を無くし、仕切板7の周囲を循環する循環流の勢いをさらに向上することができる。この場合に、第2の接触面7aや制流板40の両面には、脱窒反応実行菌9を担持するための担持手段120が設けられているので、図9の制流板40を有する汚水処理装置30は図4乃至図6の制流板10を有する汚水処理装置30と同様の効果を奏することができる。
図10は、図4~図6における制流板10の第4の変形例を概略的に示す斜視図であり、図11は、図10における膜分離装置2、仕切板7及び制流板50を備えた反応槽1の上面図である。
図10及び図11において、複数枚の制流板50が1枚ずつ順に連結され、外部領域12の汚水が接触する仕切板7の接触面7aに螺旋状に固定される。図4~図9における制流板10,40のいずれも、汚水が仕切板7を越流し、仕切板7の周囲を循環する循環流が形成されているとき、内部領域11から外部領域12に越流した汚水の流れを上下方向に規制し、外部領域12において上下方向の流れを形成する。これに対し、図10及び図11における制流板50は、仕切板7を越流した汚水の流れを螺旋状に下降するように規制し、外部領域12において螺旋状の流れを形成する。
制流板50により流路を規制された汚水は、乱流が発生しても、その影響を受けることなく、制流板50に沿って螺旋状に外部領域12内を下降する。その後、仕切板7の下端部に到達した汚水は、仕切板7よりも下の領域を経て内部領域11に戻り、循環流を形成する。
制流板50が第2の接触面7aに固定されたとき、第2の接触面7aや制流板50の両面には、脱窒反応実行菌9を担持するための担持手段130が設けられている。また、制流板50が第2の接触面7aに固定されると、外部領域12において渦流が形成される。これにより、外部領域12の汚水は、渦流の影響を受け、均一に撹拌される。その結果、外部領域12において形成された渦流によって反応槽1の全体に及ぶ循環流の勢いが向上する。この場合に、第2の接触面7aや制流板50の両面には、脱窒反応実行菌9を担持するための担持手段130が設けられているので、図10及び図11の制流板50を有する汚水処理装置30は図4乃至図6の制流板10を有する汚水処理装置50と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明について、上述した実施の形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。
本発明は、汚水処理を無駄なく効率的に実行することができる汚水処理装置及び方法を提供することができる。
1 反応槽
1a 反応槽の底部
1b 反応槽の槽壁
2 膜分離装置
4 散気管
7 仕切板
7a 第2の接触面
7b 第1の接触面
9 脱窒反応実行菌
10,40,50 制流板
11 内部領域
12 外部領域
100,110,120,130 担持手段

Claims (9)

  1. 汚水を処理するための反応槽と、前記反応槽を前記汚水に含まれるアンモニアを亜硝酸又は硝酸に変換する硝化反応が進行する第1の領域と無酸素状態で前記亜硝酸又は前記硝酸を窒素に変換する脱窒反応が進行する第2の領域に仕切る仕切板と、前記第2の領域で前記脱窒反応を実行する脱窒反応実行菌とを備える汚水処理装置において、
    前記仕切板は、前記第1の領域に存在する汚水が接触する第1の接触面及び前記第2の領域に存在する汚水が接触する第2の接触面を有し、
    前記第2の接触面は前記脱窒反応実行菌を担持するための担持手段を有することを特徴とする汚水処理装置。
  2. 前記第1の接触面は前記脱窒反応実行菌を担持するための担持手段を有さないことを特徴とする請求項1記載の汚水処理装置。
  3. 前記第2の接触面は前記第2の領域に対して突出する制流板を有し、前記制流板は前記第2の領域に存在する汚水が接触するとともに、前記脱窒反応実行菌を担持するための担持手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の汚水処理装置。
  4. 前記制流板は前記反応槽の底面及び前記仕切板のそれぞれに直交していることを特徴する請求項3記載の汚水処理装置。
  5. 前記制流板は前記反応槽の底部に当接していることを特徴とする請求項4記載の汚水処理装置。
  6. 前記制流板は前記担持手段又は前記担持手段が挿入された保持手段であることを特徴とする請求項3乃至のいずれか1項に記載の汚水処理装置。
  7. 請求項1~のいずれか1項に記載の汚水処理装置を用いた汚水処理方法において、
    前記汚水が前記仕切板を越える越流ステップと、
    前記仕切板を越えた前記汚水が前記担持手段上を流れることにより、前記脱窒反応実行菌に接触する接触ステップと
    を有することを特徴とする汚水処理方法。
  8. 汚水を処理するための反応槽と、前記反応槽を第1の領域及び第2の領域に仕切る仕切板と、前記第2の領域で汚水の処理を実行する生物菌とを備える汚水処理装置において、
    前記仕切板は、前記第1の領域に存在する汚水が接触する第1の接触面及び前記第2の領域に存在する汚水が接触する第2の接触面を有し、
    前記第2の接触面は前記生物菌を担持するための担持手段を有し、
    前記第2の接触面は前記第2の領域に対して突出する制流板を有し、前記制流板は前記第2の領域に存在する汚水が接触するとともに、前記生物菌を担持するための担持手段を有し、
    前記制流板は前記第2の接触面に螺旋状に固定されていることを特徴とする汚水処理装置。
  9. 請求項8に記載の汚水処理装置を用いた汚水処理方法において、
    前記汚水が前記仕切板を越える越流ステップと、
    前記仕切板を越えた前記汚水が前記担持手段上を流れることにより、前記生物菌に接触する接触ステップと
    を有することを特徴とする汚水処理方法。
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