JPH0735590Y2 - たばこ用フィルター製造機械におけるフィルタープラグ搬送装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、たばこ用フィルター製造機械のなかで、所定
長さに切断された複数種類のフィルタープラグをサクシ
ョンベルト上に交互に配列するように供給するために用
いられるフィルタープラグ搬送装置の改良に関するもの
である。

〔従来の技術〕

フィルタープラグ搬送装置に関する従来技術としては、
特公昭51-11199号公報、特公昭63-13672号公報並びにに
特公昭63-13673号公報などに記載された技術がある。

同技術には、２種類のフィルタープラグを組み合わせた
いわゆるデュアルフィルターを製造するために、２種類
のフィルタープラグをサクションベルト上に交互に配列
するように搬送するフィルタープラグ搬送装置が記載さ
れている。

たばこ用デュアルフィルターは次のようにして組合され
る。

第７図に示すように、所定長さl₂のアセテートフィルタ
ー素材Ａと所定長さl₁のチャコールフィルター素材Ｃが
それぞれ６等分され、長さl₂/6のアセテートフィルター
プラグA₁と長さl₁/6のチャコールフィルタープラグC₁と
が作られる（第８図参照）。

次に、両フィルタープラグA₁,C₁が交互に配列され、巻
取紙によって巻かれ連続棒状の組合せフィルタープラグ
が作られる（第９図参照）。次に、３個のアセテートフ
ィルタープラグA₁を挾む両チャコールフィルタープラグ
C₁が２等分されて長さl₃の組合せプラグとなり（第10図
参照）、更に３等分されて長さl₄の組合せプラグとな
る。

此の長さl₄の組合せプラグの両端にたばこＴを突き合わ
せ、組合せフィルタープラグとたばこＴの端部に紙が巻
かれた後に組合せフィルタープラグが２等分されてフィ
ルター付たばこが出来る。

フィルタープラグ搬送装置は、第７図に示すフィルター
プラグA,Cを切断並びに搬送し、サクションベルト上に
供給して第９図に示すように両フィルタープラグA₁,C₁
を交互に配列する装置である。

フィルタープラグが２種類の場合には、第４図に示すよ
うに、サクションベルト13の搬送方向の上流側と下流側
に、フィルタープラグC₁を供給する搬送装置Ｂと、フィ
ルタープラグA₁を供給する搬送装置Ｄの２台が設置され
る。

此の搬送装置Ｂ及びＤは同様の構造であるため搬送装置
Ｂについてのみ述べる。

外周面にフィルター素材を収容する長溝1aを配設したプ
ラグドラム１の上方には、第５図の正面図に示すよう
に、フィルター素材Ｃを貯留するホッパー２が設けら
れ、ホッパー２の下方出口端がプラグドラム１に近接す
る。

ホッパー２の下方出口端から長溝1aに収容されたフィル
ター素材Ｃは、矢印Ｒで示す方向に回転するプラグドラ
ム１と共に移動し、プラグドラム１に近接して配設され
た５個の回転ナイフ３で６等分に切断されて、長さl₁/6
のフィルタープラグC₁となる。

プラグドラム１の下方には、長溝1aに対してほぼ平行な
搬送路４が設けられ、最下位の長溝1a及び搬送路４内を
プッシャーの爪５が通過するようになっており、最下位
にきた長溝1a内のフィルタープラグC₁は爪５に押されて
搬送路４内に送り込まれる。

上記の搬送路４が長溝1aに対して僅かな角度をもつの
は、回転するプラグドラム１の長溝1a内を爪５が通過す
るためである。

搬送路４の入口はテーパー形状のガイド６が設けられ、
フィルタープラグC₁が円滑に搬送路４内に挿入されるよ
うになっている。

爪５は、第６図に示すように、無端状のチェンコンベア
により成る爪駆動装置７上に一定ピッチで設けられ、爪
５の先端は搬送路４の下側案内板８に設けられた溝を貫
通して搬送路４内に突出する。

下側案内板８は傾斜部8aを介して一段高い高位部8bに接
続し、傾斜部8aの下方に設けられた回転軸９に回転円板
10が固着され、回転円板10の外周面に押動部10aが突設
される。

押動部10aの先端は、傾斜部8aに設けられた溝を通って
搬送路４内に突出し、回転軸９の矢印Ｓ方向の回転によ
り傾斜部8a上のフィルタープラグC₁を上方に持ち上げな
がら高位部8b方向に移動する。

搬送路４の搬出側には円弧状の湾曲搬送路4aが形成さ
れ、湾曲搬送路4aの内側に回転可能に配設されるホイー
ル11の外周面に、湾曲搬送路4a内を連なる状態で搬送さ
れてくるフィルタープラグを湾曲搬送路4a内で１個づつ
順次離間させながら押動する押動爪12を複数設ける（第
４図参照）。

かくして、傾斜部8a上で押動部10aに持ち上げられたフ
ィルタープラグC₁の背面に押動爪12が当たり、フィルタ
ープラグC₁を湾曲搬送路4aよりサクションベルト13に移
載する。

かくして、サクションベルト13上には、フィルタープラ
グC₁が一定間隔で配列され、搬送装置Ｄによって供給さ
れたA₁がC₁とC₁との間に供給され、サクションベルト13
の下流で両フィルタープラグA₁,C₁の隙間が除かれて第
９図に示すような配列となり、長さl₃（第10図参照）に
切断され、フィルター付たばこ製造（第11図参照）に供
される。

〔考案が解決しようとする課題〕

以上のように、フィルタープラグA₁,C₁をプラグドラム
１より搬送路４内に移載し、サクションベルト13に供給
する搬送装置には、次のような問題点があった。

（１）爪５を走行する爪駆動装置７は、搬送路４に対し
て平行に配設されたチェンスプロケットに無端チェンが
巻回され、プラグドラム１の回転に同期して爪５を移動
するためにプラグドラム１に近い方の搬送上流側のチェ
ンスプロケットを回転駆動して無端チェンに取付けられ
た爪５を走行させていた。

然しながら、爪駆動装置７にはチェンスプロケット間に
生ずるたるみにより又、後述するようにチェンスプロケ
ットに給油ができないためにチェンの動きが不円滑とな
り、爪５の走行が振動、バウンド、プッシャーのピッチ
変化を生ずる不規則な走行となり、フィルタープラグの
正確な搬送が保証されない。

（２）チェンコンベア７の不規則な走行により、爪５及
び回転円板10の押動部10aの動きと、ホイール11の押動
爪12とのタイミングにずれが生じ、フィルタープラグA₁
又はC₁と押動爪12とが干渉してフィルタープラグA₁又は
C₁が搬送路内で詰まりを生じ易くなる。

フィルタープラグA₁又はC₁が搬送路内で詰まると、爪５
に曲がりや折損を生じて使用できなくなる。

（３）スプロケットに給油するとチェンに付着した潤滑
油が爪５を汚染し、爪５の汚れがフィルタープラグに付
く虞れがあるためスプロケットを給油することができな
い。

此のために、チェンの動きが不円滑となる問題を生じ、
又、スプロケットの異常摩耗により運転中の騒音が大き
くなる問題があった。

本考案は上記のような問題点を解消するために、フィル
タープラグ搬送装置においては、搬送路内の爪の移動を
円滑且つ規則正しい直線移動としてフィルタープラグの
詰まりを防止すると共に、万一詰まりを生じても爪に切
損などを生じないたばこ用フィルター製造機械における
フィルタープラグ搬送装置を提供することを目的とした
ものである。

〔課題を解決するための手段〕

本考案のたばこ用フィルター製造機械におけるフィルタ
ープラグ搬送装置は、外周面に回転軸と同方向の長溝
（1a）を複数配列し、該長溝（1a）内に複数連なった状
態で存在する円柱状の紙巻たばこ用のフィルタープラグ
を搬送する回転可能なプラグドラム（１）と、該プラグ
ドラムの下方にあって前記長溝（1a）に沿ってほぼ平行
に配設された搬送路（４）と、該搬送路（４）に沿って
下方に配設され、前記プラグドラム（１）の最下位にあ
る前記長溝（1a）に存在する連なる複数のフィルタープ
ラグを前記搬送路に押し出して搬送路内を移動する押出
爪（17）を有する押出爪駆動装置（７）と、前記搬送路
（４）の出口側下流に設けられ前記押出爪駆動装置
（７）により連続的に搬送される前記フィルタープラグ
の搬送方向を変更する湾曲搬送路（4a）と、前記搬送路
（４）の下流側出口につながる水平面上において前記湾
曲搬送路（4a）の円弧に臨むように配設され、連なる状
態で搬送されてくるフィルタープラグを前記湾曲搬送路
内で１個づつ順次離間させながら押動する押動爪（12）
を周方向に複数有する回転可能なホイール（11）と、前
記湾曲搬送路（4a）の下流側に配設され、離間された前
記フィルタープラグの流れを更に下流側の次工程に搬送
されるサクションベルト（13）とを備えたたばこ用フィ
ルター製造機械におけるフィルタープラグ搬送装置にお
いて、 前記押出爪駆動装置（７）は、前記搬送路（４）の下面
に沿って搬送方向に平行に、かつ前記搬送路（４）の上
流側と前記搬送路（４）の下流側出口とに配設された一
対のタイミングプーリーに、タイミングベルト（16）を
張架し、前記一対のタイミングプーリーの回転軸のうち
前記搬送路（４）のフィルタープラグの搬送方向におい
て下流側出口にあるタイミングプーリー（15）の回転軸
を駆動軸（14）とし、 前記押出爪（17）は、可撓性材より成り、前記タイミン
グベルト（16）の外表面に着設されて前記搬送路（４）
内に突出し、前記フィルタープラグの搬送中に抵抗力を
受けたときに搬送方向の上流側に反るように、搬送方向
でみて前記タイミングベルト（16）との着設部分より後
方に、前記押出爪（17）の下方面部と前記タイミングベ
ルト（16）の外表面部との間に開口するスリット（17
a）を設けたことを特徴とするものである。

〔作用〕

タイミングベルトのうち搬送路に近い往路側は、駆動軸
側のタイミングプーリーに引張されて中間にたるみを生
ずることなく回動する。

従って、タイミングベルトの往路側の押出爪は、タイミ
ングにずれを生ずることなく、プラグドラムの最下位の
長溝にあるフィルタープラグを搬送路内に移載し、搬送
路内を走行する。

このため、搬送路内を搬送されるフィルタープラグにタ
イミングのずれを生ずることなく規則的に且つ円滑に走
行し、フィルタープラグの走行に同期する他の構成部材
に干渉することはないので搬送路内においてフィルター
プラグに詰まりが生じることがない。

又、仮にフィルタープラグに詰まりを生じた場合には、
押出爪の進行方向の反対側にスリットが設けてあり且つ
押出爪が可撓性材であるため、押出爪が進行方向の反対
側に大きく撓み、押出爪の折損が防止される。

〔実施例〕

本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。

第１図は搬送路４の縦断面図を示し、第２図は第１図の
II-II断面図を示す。

同図において、符号14は、モーター及び減速器より成る
駆動源（図示しない）に連結された駆動軸で、駆動軸14
には、搬送路４の下面に沿って搬送方向の上流側と下流
側とに平行に配設された一対のタイミングプーリーのう
ち下流側に位置する駆動側のタイミングプーリー15が固
着され、一対のタイミングプーリーにタイミングベルト
16が張架されて押出爪駆動装置が構成される。駆動側の
タイミングプーリー15は矢印Ｘで示す反時計方向に回動
し、タイミングベルト16は、矢印Ｖで示すように、搬送
路４に近い往路側16aが右から左方へ移動する。

タイミングベルト16の外表面には一定間隔で押出爪17が
着設される。

押出爪17は、合成ゴム製の可撓性材より成り、第１図及
び第３図に示すように、矢印Ｖで示す進行方向の端面に
はタイミングベルト16に対して略直角を成す押圧面17a
が設けられ、フィルタープラグの搬送中に抵抗力を受け
たときに搬送方向の上流側に反るように、搬送方向でみ
て前記タイミングベルト（16）との着設部分より後方
に、前記押出爪（17）の下方面部と前記タイミングベル
ト（16）の外表面部との間に開口するスリット（17a）
を設ける。なお、着設部分17cは、第３図に示すように
幅狭に熱接着により固着されている。

従って、押出爪17は、押圧面17aを押圧する大きな外力
が作用した場合に、押圧面17aの反対側に撓み易く形成
されている。

タイミングベルト16の往路側16aは駆動側のタイミング
プーリー15に引張されて走行するので、往路側のタイミ
ングベルト16aは中間にたるみを生じたり波打ったりす
ることはなく、押出爪17は駆動側のタイミングプーリー
15に正しく同期して搬送路４内を走行する。

押出爪17は、第２図に示すように、搬送路４の両側壁及
び下部壁を形成するプラグガイド18,19の間より上方に
突出し、フィルタープラグC₁の背面を押動する。

搬送路４の上部壁となる上部カバー20の下面には、板ば
ねより成るプラグ押えカバー21が着設され、フィルター
プラグC₁はプラグガイド18,19の底壁に押し付けられて
上下方向の整列の乱れが修正される。

プラグ押えカバー21の搬出方向には感知器22が設けら
れ、フィルタープラグC₁の流れに詰まり等が異常発生し
た場合にこれを検出してフィルター搬送装置を停止す
る。

以上のように構成されたフィルタープラグ搬送装置によ
るフィルタープラグC₁の搬送動作を説明する。

プラグドラム１の最下位の長溝1a内の６個のフィルター
プラグC₁が押出爪17に押動されて搬送路４内に移載さ
れ、搬送路４内を走行し、傾斜部8aに達したときに傾斜
部8aの下方から上昇する回転円板10の押動部10aによっ
て持上げられ、ホイール11の押動爪12によって背面を押
動さされて湾曲部4aを通過してサクションベルト13に送
出されることは従来と同様であるが、搬送路４内でフィ
ルタープラグC₁を押動する押出爪17が回転円板10及びホ
イール11の回転に正しく同期して移動するため、フィル
タープラグC₁が回転円板10の押動部及びホイール11の押
動爪12に正しく同期し、従来のように、チェンコンベア
７のたるみ等によって生ずる爪５のタイミングずれを生
じ、フィルタープラグC₁が搬送路４内で詰まりを生ずる
ようなことが極めて少なくなった。

タイミングずれによって干渉を生ずる虞れはない。

又、仮にフィルタープラグC₁に詰まりを生じた場合で
も、フィルタープラグC₁を押動する押出爪17に撓みを生
じ、押出爪17の先端部は下方に撓むから押出爪17が折損
し難くなった。

押出爪17が折損した場合でも、タイミングベルト16に新
たな爪を加熱溶着することが容易である。

タイミングベルトは潤滑油を塗布する必要がないため、
押出爪17を介してフィルタープラグC₁が油に汚れること
はない。

〔考案の効果〕

本考案の押出爪駆動装置は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載される効果を生ずる。

（１）押出爪は振動やバウンドを生ずることなくタイミ
ングプーリーに正しく同期して規則正しく走行するので
フィルタープラグは他の構成部材に干渉して傷付いたり
詰まりを生ずる事故が極めて少なくなった。

（２）フィルタープラグに詰まりを生じても、押出爪が
可撓構造であるため搬送路の下方に撓みを生じ、押出爪
の折損事故が減少した。

（３）タイミングベルトは潤滑油が不要であるため、フ
ィルタープラグが押出爪を介して汚れることはない。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本考案の実施例を示し、 第１図はフィルタープラグ搬送装置の要部縦断面図、 第２図は第１図のII-II断面図、 第３図は押出爪の斜視図、 第４図はフィルター製造機械のフィルタープラグ搬送装
置周辺を示す平面図、 第５図はプラグドラム周辺の正面図、 第６図は従来例におけるフィルタープラグ搬送装置の要
部縦断面図、 第７図〜第11図はフィルター付たばこの製造過程を示す
略図である。 A,C……フィルター素材、A₁,C₁……フィルタープラグ、
１……プラグドラム、1a……長溝、４……搬送路、8a…
…傾斜部、8b……高位部、10……回転円板、10a……押
動部、11……ホイール、12……押動片、14……駆動軸、
15……タイミングプーリー、16……タイミングベルト、
16a……往路側、17……押出爪、17a……押圧面、17b…
…スリット。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】外周面に回転軸と同方向の長溝（1a）を複
   数配列し、該長溝（1a）内に複数連なった状態で存在す
   る円柱状の紙巻たばこ用のフィルタープラグを搬送する
   回転可能なプラグドラム（１）と、 該プラグドラムの下方にあって前記長溝（1a）に沿って
   ほぼ平行に配設された搬送路（４）と、 該搬送路（４）に沿って下方に配設され、前記プラグド
   ラム（１）の最下位にある前記長溝（1a）に存在する連
   なる複数のフィルタープラグを前記搬送路に押し出して
   搬送路内を移動する押出爪（17）を有する押出爪駆動装
   置（７）と、 前記搬送路（４）の出口側下流に設けられ前記押出爪駆
   動装置（７）により連続的に搬送される前記フィルター
   プラグの搬送方向を変更する湾曲搬送路（4a）と、 前記搬送路（４）の下流側出口につながる水平面上にお
   いて前記湾曲搬送路（4a）の円弧に臨むように配設さ
   れ、連なる状態で搬送されてくるフィルタープラグを前
   記湾曲搬送路内で１個づつ順次離間させながら押動する
   押動爪（12）を周方向に複数有する回転可能なホイール
   （11）と、 前記湾曲搬送路（4a）の下流側に配設され、離間された
   前記フィルタープラグの流れを更に下流側の次工程に搬
   送されるサクションベルト（13）とを備えたたばこ用フ
   ィルター製造機械におけるフィルタープラグ搬送装置に
   おいて、 前記押出爪駆動装置（７）は、前記搬送路（４）の下面
   に沿って搬送方向に平行に、かつ前記搬送路（４）の上
   流側と前記搬送路（４）の下流側出口とに配設された一
   対のタイミングプーリーに、タイミングベルト（16）を
   張架し、前記一対のタイミングプーリーの回転軸のうち
   前記搬送路（４）のフィルタープラグの搬送方向におい
   て下流側出口にあるタイミングプーリー（15）の回転軸
   を駆動軸（14）とし、 前記押出爪（17）は、可撓性材より成り、前記タイミン
   グベルト（16）の外表面に着設されて前記搬送路（４）
   内に突出し、前記フィルタープラグの搬送中に抵抗力を
   受けたときに搬送方向の上流側に反るように、搬送方向
   でみて前記タイミングベルト（16）との着設部分より後
   方に、前記押出爪（17）の下方面部と前記タイミングベ
   ルト（16）の外表面部との間に開口するスリット（17
   b）を設けたことを特徴とするたばこ用フィルター製造
   機械におけるフィルタープラグ搬送装置。