JP3115125B2 - ロッド材のホッパ型供給装置 - Google Patents

ロッド材のホッパ型供給装置

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JP3115125B2
JP3115125B2 JP04284309A JP28430992A JP3115125B2 JP 3115125 B2 JP3115125 B2 JP 3115125B2 JP 04284309 A JP04284309 A JP 04284309A JP 28430992 A JP28430992 A JP 28430992A JP 3115125 B2 JP3115125 B2 JP 3115125B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24CMACHINES FOR MAKING CIGARS OR CIGARETTES
    • A24C5/00Making cigarettes; Making tipping materials for, or attaching filters or mouthpieces to, cigars or cigarettes
    • A24C5/32Separating, ordering, counting or examining cigarettes; Regulating the feeding of tobacco according to rod or cigarette condition
    • A24C5/322Transporting cigarettes during manufacturing
    • A24C5/325Transporting cigarettes during manufacturing from a hopper

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばフィルタ付き
シガレットの製造において、ロッド材としてのフィルタ
ロッドの供給に好適したロッド材のホッパ型供給装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】フィルタ付きシガレットの製造装置いわ
ゆるフィルタアタッチメントは、2本の紙巻たばこ間に
フィルタプラグを配置し、これらをチップペーパにより
連結して、先ず2本分のフィルタ付きシガレットを得、
この後、これをフィルタプラグの中央から等分に切断し
て個々のフィルタ付きシガレットを得るものとなってい
る。
【0003】それ故、フィルタアタッチメントには、フ
ィルタプラグを供給するために、ホッパ型供給装置が備
えられており、この供給装置は、ホッパの排出口の直下
に溝付きドラムからなる受取ドラムを配置した構成とな
っている。即ち、排出口は受取ドラムの外周面の一部か
らなる円弧壁により閉塞されている。そして、ホッパに
はフィルタプラグ数本分の長さを有した多数のフィルタ
ロッドがその向きを揃えた状態で蓄えられており、従っ
て、ホッパ内のフィルタロッドは排出口を通じて、前記
円弧壁に存する溝即ち受取溝に嵌り込むことができる。
【0004】従って、この状態で、受取ドラムが一方向
に回転されれば、この受取ドラムの回転とともに、ホッ
パ内らフィルタロッドを順次取り出すことができる。な
お、取り出されたフィルタプラグは、受取ドラム上で2
又は3個に等分に切断されて個々のフィルタプラグとな
り、そして、これらフィルタプラグはフィルタアタッチ
メントに供給されて、前述したようにフィルタ付きシガ
レットの製造に供せられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、その生産性
を向上するためには、フィルタアタッチメント全体の高
速化が要求され、それ故、上述したホッパ型供給装置に
おいては、単位時間あたりのフィルタロッドの取出し本
数を増大させるために、受取ドラムの周速を増加させる
必要がある。
【0006】しかしながら、受取ドラムの周速即ちその
受取溝の移動速度が高速化すると、ホッパ内を連続して
通過する各受取溝にフィルタロッドを確実に落とし込む
ことができず、連続したフィルタロッドの取出しが不能
となる。この原因は、ホッパ内でのフィルタロッドの流
れが受取溝の移動速度に追従できないか、又は、受取ド
ラムの近傍にて数本のフィルタロッドによりブリッジが
形成され、このブリッジが受取ドラムに向かうフィルタ
ロッドの流れを阻害するためと考えられる。
【0007】前述の説明から明かなように、受取ドラム
の1つの受取溝が空であっても、1本分のフィルタロッ
ドからは4又は6本分のフィルタ付きシガレットが得ら
れるから、不良品となるフィルタ付きシガレットの本数
は無視できず、生産効率の悪化を招くことになる。この
発明は、上述した事情に基づいてなされたもので、その
目的とするところは、受取ドラムの周速が高速化して
も、受取ドラムの各受取溝にロッド材を確実に落とし込
み、ロッド材を連続して取り出すことができるロッド材
のホッパ型供給装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のホッパ型供給
装置は、前述したホッパ及び受取ドラムを備え、そし
て、ホッパの排出口はその開口幅が前記受取ドラムの回
転回入側に位置した第1側壁と前記受取ドラムの回転回
出側に位置した第2側壁との間にて規定されている。そ
して、排出口内には受取ドラムの円弧壁及び前記第1側
壁の近傍に位置し、且つ、受取ドラムの回転方向とは反
対方向に回転可能に配置されて、ロッド材を掻き回すア
ジテータローラを更に備えている。アジテータローラは
前記第1側壁及び前記円弧壁と協働して前記第1側壁と
の間の流路幅よりも前記円弧壁との間の流路幅が狭いロ
ッド材の流路を形成し、この流路内の前記受取ドラムに
向かうロッド材をその回転により加速するものとなって
いる。
【0009】また、受取ドラムの回転回出側に位置する
排出口の第2側壁と受取ドラムの外周面と間は、受取
ドラムと同一の方向に回転し、その外周面に刻目を有す
る小ローラによって閉塞されているのが好ましい
【0010】
【作用】上述したホッパ型供給装置によれば、受取ドラ
ムの近傍に配置されたアジテータローラが回転される
と、このアジテータローラはその近傍のロッド材を掻き
回すことから、たとえ受取ドラムの近傍でロッド材のブ
リッジが形成されようとしても、このブリッジは直ちに
解消され、アジテータローラの周辺を降下するロッド材
の流れは一様な積層状態となって受取ドラムに向かうこ
とになる。
【0011】そして、アジテータローラの回転方向は受
取ドラムの回転方向とは逆向きとなっているので、アジ
テータローラの回転は、前記流路内でのロッド材の流れ
を受取ドラムの回転方向に一致させる同時に、受取ド
ラムの円弧壁に向けて加速することになる
【0012】より詳しくは、アジテータローラ前述し
排出口の第1側壁及び受取ドラムの円弧壁と協働して
形成するロッド材の流路に関し、この流路は第1側壁
アジテータローラとの間の流路幅に比べ、アジテータロ
ーラと前記円弧壁との間の流路幅が狭くなっているの
、前記流路は、受取ドラムの円弧壁に向かって絞られ
ることになり、この結果、アジテータローラの回転によ
り、ロッド材は受取ドラムに向けて押圧され、その受取
溝に強制的に落とし込まれる。
【0013】
【実施例】図1を参照すると、たばこ製造機のフィルタ
アタッチメントに適用したホッパ型供給装置の全体が概
略的に示されている。このホッパ型供給装置は、水平に
延びる箱形のロッドホッパ2を備えており、このロッド
ホッパ2の奥行きは、ロッド材としてのフィルタロッド
FDの長さに応じて設定されている。ここで、フィルタ
ロッドFDはフィルタ付きシガレットのフィルタとなる
もので、このフィルタの数倍の長さを有している。
【0014】図1でみて、ロッドホッパ2の左端壁2L
には、一対のロッドフィーダ4U,4Lが上下2段にして
接続されており、これらロッドフィーダ4U,4Lは、ロ
ッドホッパ2内にフィルタロッドFDを連続して供給可
能となっている。即ち、各ロッドフィーダ4は、上下一
対のベルトコンベア6からなり、これらベルトコンベア
6は、その一端即ち上端がロッドホッパ2内に突出する
ように傾斜して設けられている。ベルトコンベア6は、
その間にフィルタロッドFDのフィード通路を規定して
いる。
【0015】各フィード通路の下端には図示しないけれ
ども、フィルタロッドFDの風送ラインが直交するよう
にして接続されており、この風送ラインは、フィルタロ
ッドFDをその軸線方向に風送によって搬送し、フィル
タロッドFDを順次フィード通路の下端まで導く。そし
て、フィード通路の下端に達したフィルタロッドFD
は、一対のベルトコンベア6の走行によりフィード通路
に導かれ、このフィード通路を通じてロッドホッパ2内
に供給される。
【0016】従って、フィルタロッドFDは風送ライン
からフィード通路への移し変えにより、フィード通路内
をその軸線と直交する方向に導かれてロッドホッパ2内
に供給されることになり、この結果、ロッドホッパ2内
のフィルタロッドFDはその向きが揃えられた状態つま
り図1でみたとき、その軸線が紙面と直交した状態で蓄
えられることになる。
【0017】ロッドフィーダ4Uの上端からは、ロッド
ホッパ2内に向かって揺動プレート8が延びており、こ
動プレート8は、ロッドフィーダ4Lから供給され
たフィルタロッドFDの蓄積量の変動に応じて上下に揺
動可能となっている。また、ロッドフィーダ4Lの上端
からはローラチェイン10が延びており、このローラチ
ェイン10の先端は自由となっている。一方、ロッドフ
ィーダ4Uの上端とロッドホッパ2の右端壁2Rとの間に
も、ローラチェイン12が張り渡されており、このロー
ラチェイン12は、ロッドホッパ2に蓄積されたロッド
材FDが後述するホッパコンベアにより移送される際、
ロッド材FDを軽く押さえて、その乱れを防止する一
方、ロッドホッパ2内のフィルタロッドFDが許容量以
上に達すると、満検知センサ14をオン操作し、これに
より、一対のロッドフィーダ4からロッドホッパ2への
フィルタロッドFDの供給が停止される。
【0018】ロッドホッパ2の底壁には、図1でみて右
隅から下方に突出するようにして矩形の排出口16が形
成されており、この排出口16の開口幅は右端壁2Rか
ら下方に延長された一方の側壁(第2側壁)18と、前
記底壁から側壁18と対向するようにして下方に延びた
他方の側壁(第1側壁)20との間で規定されている。
一方、ロッドホッパ2の底壁は、前記排出口16の近傍
から前記ロッドフィーダ4Lに亘って開口されており、
この開口はベルト型のホッパコンベア22により閉塞さ
れている。このホッパコンベア22は、ロッドフィーダ
4側から前記排出口16に向かって移動する底壁を構成
しており、これにより、ロッドホッパ2内に投入された
フィルタロッドFDは順次排出口16に向けて移送され
る。
【0019】ホッパコンベア22の駆動は、前述したロ
ーラチェイン12により、補充センサ15がオンオフ操
作されることで制御される。即ち、ローラチェイン12
が補充センサ15よりも下方に降下すると、補充センサ
15がオン操作されて、ホッパコンベア22の駆動が開
始され、この結果、ロッドホッパ2内のフィルタロッド
FDは排出口16に向けて移送される。そして、ローラ
チェイン12が補充センサ15よりも上方に達すると、
補充センサ15のオフ操作に伴い、ホッパコンベア22
の駆動は停止される。従って、ロッドホッパ2の排出口
16側には、常時、所定量のフィルタロッドFDが確保
可能となっている。また、補充センサ15の下方には下
限感知センサ17が配置されており、この下限感知セン
サ17もまたローラチェイン12によりオンオフ操作さ
れる。即ち、ローラチェイン12が下限感知センサ17
よりも下方に降下して、下限感知センサ17をオン操作
させるような状況に至ると、この場合には、ロッドホッ
パ2内へのフィルタロッドFDの供給に異常が発生して
いると判断し、下限感知センサ17のオン信号に基づ
き、フィルタアタッチメント及び供給装置自体の運転が
停止されることになる。
【0020】前記排出口16の開口は、受取ドラムとし
てのホッパドラム24により閉塞されている。このホッ
パドラム24は、その外周面の一部即ち排出口16の開
口内に突出するようにして位置付けられ、従って、排出
口16は、ホッパドラム24の外周面の一部で規定され
る円弧壁により閉塞された状態にある。ホッパドラム2
4の外周面は、排出口16の開口幅よりも十分に広い幅
を有していることは勿論のこと、その外周面には多数の
受取溝26が備えられている。これら受取溝26はホッ
パドラム24の周方向に連続して形成され、その受取溝
26が排出口16内に位置したとき、即ち、これを換言
すれば、その受取溝26が前記円弧壁領域の受取溝とな
ったとき、これら受取溝26は図2に示すようにロッド
ホッパ2内のフィルタロッドFDを排出口16を通じて
1本ずつ受け入れ可能となる。
【0021】ここで、図2から明かなように、受取溝2
6の一対の溝壁のうち、ホッパドラム24の回転方向で
みて前方側に位置する一方の溝壁は受取溝26の開口幅
を拡開するように傾斜しており、他方の溝壁はホッパド
ラム24の放射方向に沿ったものとなっている。ホッパ
ドラム24が図でみて時計方向(図2中矢印方向)に回
転されると、前記円弧壁領域の受取溝26はフィルタロ
ッドFDを保持しながら、前記排出口16から取り出さ
れる。このようにして取り出されたフィルタロッドFD
は、ホッパドラム24の回転に伴い、このホッパドラム
24上を搬送される。そして、ホッパドラム24上のフ
ィルタロッドFDは、ホッパドラム24から溝付きドラ
ム列の個々の溝付きドラムに順次乗り移りながら、その
溝付きドラムの回転に伴い搬送される。なお、図2には
前記溝付きドラムのうち、その最上流端に位置する溝付
きドラム28の一部が示されている。
【0022】ホッパドラム24から溝付きドラム28へ
のフィルタロッドFDの乗り移り、また、溝付きドラム
内でのドラム間でのフィルタロッドFDの乗り移りに関
しては、公知の如く、一方のドラムの溝から他方のドラ
ムの溝にフィルタロッドFDを吸引することでなされ
る。また、ホッパドラム24の各受取溝26内は、排出
口16内にあるとき、図示しないけれども吸引源に接続
されており、この吸引領域はホッパドラム24の回転方
向でみて、排出口16から所定の回転角範囲に亘って確
保されている。従って、ロッドホッパ2つまり排出口1
6内のフィルタロッドFDは、吸引作用を受けて受取溝
26に嵌り込み、そして、その受取溝26が前記吸引領
域にある間、フィルタロッドFDは吸引力に保持され
る。なお、吸引領域から溝付きドラム28までの間に
は、ホッパドラム24の周面を下方から覆うようにガイ
ド30が設けられており、このガイド30は、供給装置
の運転が停止され、これに伴い、吸引源からの吸引力の
供給が停止されても、受取溝26からのフィルタロッド
FDの脱落を防止する。
【0023】更に、図1のみに概略的に示されているよ
うに、ホッパドラム24の外側には一対の丸ナイフ3
2,34がホッパドラム24の回転方向に順次配置され
ており、これら丸ナイフ32,34は、その刃先円の一
部がホッパドラム24の周溝(図示しない)に侵入した
状態で回転駆動可能となっている。刃先円の侵入距離
は、受取溝26の溝深さよりも深く、従って、受取溝2
6内のフィルタロッドFDは、ホッパドラム24の回転
に伴い、丸ナイフ32,34を通過するとき、3等分に
切断される。従って、ホッパドラム24から溝付きドラ
ム28にフィルタロッドFDが乗り移るとき、フィルタ
ロッドFDは既に3個のフィルタプラグに等分された状
態にある。
【0024】溝付きドラム28に乗り移った同一溝内の
3個のフィルタプラグは、この後、その溝付きドラム列
内を搬送される過程において、その搬送方向に並べ変え
られられた後、最下流に位置する溝付きドラムから、紙
巻たばこを搬送する溝付きドラム列の1つの溝付きドラ
ムに順次乗り移り、これにより、個々のフィルタプラグ
はその溝付きドラムの溝内において、2本の紙巻たばこ
間に位置付けられることになる。
【0025】この後、これら2本の紙巻たばこと1個の
フィルタプラグとは、フィルタアタッチメントの巻付け
部に向けて搬送され、この巻付け部にてチップペーパに
より接続されて2本分のフィルタ付きシガレットにな
る。そして、前述した排出口16内には、アジテータロ
ーラ36が設けられている。このアジテータローラ36
は、ホッパドラム24に比べて十分に小径であり、ホッ
パドラム24及び側壁20の近傍に位置付けられてい
る。即ち、アジテータローラ36は、一方において、排
出口16の開口を閉塞するホッパドラム24の前記円弧
壁からフィルタロッドFDの直径でみて例えば3本分の
間隔を存して位置付けられ、他方においては、ホッパド
ラム24の回転方向でみて前記排出口16の回転回入側
に位置する側壁20からフィルタロッドFDの直径でみ
て例えば4本分の間隔を存して位置付けられている。
【0026】ここで、前記側壁20は、図2から明かな
ようにアジタータローラ36の周面と対向する部位が外
側に向けて凸となるように湾曲されており、一方、前記
側壁20の下端部はホッパドラム24の軸心を通過する
径方向ライン上に位置し、ホッパドラム24の外周面に
近接する位置まで延びている。アジテータローラ36
は、図3に示されているように、その中央にシャフト孔
38を有し、このシャフト孔38にはキー溝40が形成
されている。一方、アジテータローラ36の外周面に
は、その周方向に等間隔を存して複数、例えば12個の
突条42が形成されており、これら突条42はアジテー
タローラ36の軸方向に延び、その幅はフィルタロッド
FDの径よりも十分に小さいものとなってい。アジテー
タローラ36の外周面において、突条42間の部位は、
円弧状の凹面44となっており、この凹面44の曲率半
径は、フィルタロッドFDの半径よりも若干長く設定さ
れている。
【0027】アジテータローラ36は、図2でみて反時
計方向に回転駆動可能となっており、その周速はホッパ
ドラム24の周速に一致されているか、又は、ホッパド
ラム24の周速よりも若干速く設定されている。図示さ
れていないけもども、アジテータローラ36は、ホッパ
ドラム24と連動して回転され、具体的にはホッパドラ
ム24のドラム軸及びアジテータローラ36のローラ軸
との間はギヤ列を介して接続されている。
【0028】なお、排出口16において、側壁18の下
縁とホッパドラム24の外周面との間の隙間は、小ロー
ラとしてのリフューザローラ46により閉塞されてい
る。このリフューザローラ46は、その外周面に刻目を
有した小径のローラであり、ホッパドラム24の回転方
向と同一の方向即ち図2でみて時計方向に、ホッパドラ
ム24に連動して所定の周速で回転される。リフューザ
ローラ46は、フィルタロッドFDが側壁18の下縁と
ホッパドラム24との間に噛み込まれるのを単に防止す
るばかりでなく、その近傍のフィルタロッドFDをその
回転により押し上げる機能を有している。
【0029】排出口16内に前述したようなアジテータ
ローラ36が配置されていれば、このアジテータローラ
36はその回転により、周面の突条42により周辺のフ
ィルタロッドFDを掻き回し、これにより、ホッパドラ
ム24の近傍にフィルタロッドFDのブリッジ現象が発
生することはなく、排出口16内のフィルタロッドFD
は一様な流れとなってホッパドラム24に向かうことに
なる。
【0030】また、排出口16の側壁20からホッパド
ラム24の外周面即ち前記円弧壁上に続く壁面とアジテ
ータローラ36との間には、フィルタロッドFDの流路
が規定されているが、この流路は前述したようにホッパ
ドラム24に向かい、その流路幅が絞られている。即
ち、アジテータローラ36と側壁20の湾曲部との間に
はフィルタロッドFDの直径でみて4本分の間隔が存す
るのに対し、アジテータローラ36とホッパドラム24
との間にフィルタロッドFDの直径でみて3本分の間隔
しかない。このため、アジテータローラ36の回転は、
前記流路内のホッパドラム24に向かうフィルタロッド
FDの流れを加速するばかりでなく、フィルタロッドF
Dをホッパドラム24に向けて加圧することになる。
【0031】従って、例えホッパドラム24の回転速度
が高速化しても、このホッパドラム24の各受取溝26
が排出口16を通過するとき、これら受取溝26にはフ
ィルタロッドFDが強制的に落とし込まれることにな
る。この結果、排出口16を通過したホッパドラム24
の受取溝26には全てフィルタロッドFDが受け入れら
れ、フィルタロッドFDは、ロッドホッパ2からフィル
タロッドFDを連続して取り出され、そして、前述した
ようにして供給される。
【0032】この発明は、上述した一実施例に制約され
ることはなく、種々の変形が可能である。例えば、アジ
テータローラ36はその外周面に複数の突条を有するも
のに限らず、その外周面に摩擦係数の大きなゴム層を張
り付けたのものであっても、フィルタロッドを掻き回す
ことができる。また、この発明は、フィルタアタッチメ
ントに組み込まれるホッパ型供給装置に適用したが、た
ばこ用のフィルタロッドに限らず、各種のロッド材を取
り扱うホッパ型供給装置にも適用可能である。
【0033】更に、一実施例では、アジテータローラ3
6と側壁20との間隔とアジテータローラ36とホッパ
ドラム24との間の間隔にフィルタロッドFDの直径で
みて1本分の差を設けてあるが、この差は2本分以上で
あってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のホッパ
型供給装置は、受取ドラムの回転回入側に位置する排出
口の第1側壁及び受取ドラムの円弧壁の近傍に受取ドラ
ムとは逆向きに回転可能なアジテータローラを配置して
あるので、このアジテータローラはその回転によりロ
ド材のブリッジ現象を確実に防止し、受取ドラムに向か
うロッド材の一様な流れを形成する本来の機能に加え
て、前記第1側壁及び円弧壁と協働して形成した流路内
のロッド材の流れを円弧壁に向けて加速し、しかも、流
路は円弧壁に向けて絞られているので、たとえ受取ドラ
の回転が高速化しても、受取ドラムの受取溝に強制的
にロッド材を落とし込むことができ、従って、ホッパの
排出口を通過した受取溝には全てロッド材が受け入れら
れ、ロッド材の安定した取出しが可能となるなど、優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルタロッドのホッパ型供給装置を示す概略
正面図である。
【図2】図1の装置の一部を示した拡大図である。
【図3】図2のアジテータローラの拡大正面図である。
【符号の説明】
2 ロッドホッパ 16 排出口 18,20 側壁 24 ホッパドラム(受取ドラム) 26 受取溝 36 アジテータローラ 42 突条 46 リフューザローラ FD フィルタロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−6840(JP,A) 特開 昭60−188238(JP,A) 特公 昭45−9240(JP,B1) 特公 昭49−18069(JP,B1) 特公 昭44−16360(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 65/30 - 65/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のロッド材をその向きを揃えた状態
    で蓄え可能なホッパと、このホッパの下面に形成され、
    ロッド材を排出可能とする排出口と、この排出口をその
    外周面の所定の周長領域で規定される円弧壁で閉塞し、
    一方向に回転可能な受取ドラムと、この受取ドラムの前
    記外周面に周方向に所定の間隔を存して設けられ、各々
    がロッド材を1本ずつの受取可能な多数の受取溝とを備
    え、前記ホッパ内から前記排出口を通じて前記受取溝に
    嵌り込むロッド材を前記受取ドラムの一方向の回転によ
    り、ホッパから順次取出すようにした装置において、前記排出口の開口幅は前記受取ドラムの回転回入側に位
    置した第1側壁と前記受取ドラムの回転回出側に位置し
    た第2側壁との間にて規定されており、 前記排出口内にて前記円弧壁及び前記第1側壁の近傍に
    位置し、且つ、前記受取ドラムの回転方向とは反対方向
    に回転可能に配置されてロッド部材を掻き回すアジテー
    タを更に備え、 前記アジテータローラは前記第1側壁及び前記円弧壁と
    協働して前記第1側壁との間の流路幅よりも前記円弧壁
    との間の流路幅が狭いロッド材の流路を形成し、この流
    路内の前記受取ドラムに向かうロッド材をその回転によ
    り加速する ことを特徴とするロッド材のホッパ型供給装
    置。
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