JPH0735436B2 - 芳香族ポリカ−ボネ−ト - Google Patents

芳香族ポリカ−ボネ−ト

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JPH0735436B2
JPH0735436B2 JP60165285A JP16528585A JPH0735436B2 JP H0735436 B2 JPH0735436 B2 JP H0735436B2 JP 60165285 A JP60165285 A JP 60165285A JP 16528585 A JP16528585 A JP 16528585A JP H0735436 B2 JPH0735436 B2 JP H0735436B2
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雅好 蓮尾
誠一 向井
清次 吉田
宏 浦部
正博 抜井
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐熱性に優れ且良好な流動特性を示す芳香族ポ
リカーボネート樹脂に関するものである。
〔従来の技術〕
芳香族ポリカーボネート樹脂の代表的なものとしては芳
香族ジオールとして2,2ビス−(4−ヒドロキシフエニ
ル)プロパン(ビスフエノールA)を主原料とするポリ
カーボネートを挙げる事が出来る。この樹脂は高透明
性、高衝撃性、強靱性等、数々の優れた性質を有するの
みならず、熱変形温度に代表される耐熱性においても、
良好な性能を保持している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし一方では更に高い耐熱性を附与せんとする試みも
数多くなされているのであるが、その多くのケースにお
いて流動性の著しい低下を招き、成形加工性と耐熱性の
両者をバランス良く満足するものが得られていないのが
実情である。
〔発明の構成〕 本発明者等はかゝる状況にもとづき、鋭意検討を加えた
結果、特定のビスフエノール化合物を特定量導入して成
る芳香族ポリカーボネートにおいて成形加工性と耐熱性
の両者をバランス良く満足する事を見い出し本発明を完
成するに到つたものである。
即ち本発明の要旨とする所は、カーボネート結合を構成
する単位の中で懸垂する芳香族基を少なくとも1個以上
含む単位(以下カーボネート結合単位Aと云う。)が全
カーボネート結合単位に対し80〜100重量%、下記一般
式〔II〕で示されるジオールから誘導される単位が全カ
ーボネート結合単に対し20〜0重量%含まれるポリカー
ボネートであつて且カーボネート結合単位Aの中で30〜
50重量%が下記式〔III〕で示されるフェノールフタレ
インから誘導される単位であり、70〜50重量%が下記式
〔IV〕で示される4,4′−ジヒドロキシ2,2,2トリフェニ
ルエタンから誘導される単位である、粘度平均分子量が
10,000以上25,000未満の芳香族ポリカーボネートにあ
る。
(A,B,C′,Dは水素又は炭素数1〜6の脂肪族炭化水素
基を示す。) 以下本発明を詳細に説明する。
本発明に使用されるポリカーボネートとはカーボネート
結合を構成する単位の中で少なくとも1個以上の懸垂す
る芳香族基を含む単位(以下カーボネート結合単位Aと
略す。)を全カーボネート結合構成単位に対し80〜100
重量%含み且カーボネート結合単位Aの中で、30〜50重
量%が上記式〔III〕で示されるフェノールフタレイン
から誘導される単位であり、70〜50重量%が、上記式
〔IV〕で示される4,4′−ジヒドロキシ2,2,2トリフェニ
ルエタンから誘導される単位である事を特徴とするもの
である。
こゝで云うカーボネート結合とはアルコール性水酸基又
はフエノール性水酸基と例えばホスゲンとを反応させて
得られる を指しており、又カーボネート結合を構成する単位とは
かゝるカーボネート結合間に構成される構造単位を指し
ている。又カーボネート構成単位の中に他の結合種例え
ばエステル結合、アミド結合、カーバメート結合、エー
テル結合等が本発明の目的にさしつかえぬ範囲で含まれ
ていても良い。
この様なポリカーボネートを製造する方法としては、懸
垂する芳香族基を提供し得るジオールにホスゲンを吹き
込み、界面ないし溶液重合させる方法を提案する事が出
来る。
この様な懸垂した芳香族基を有するカーボネート結合単
位を与えるジオール化合物としては、4,4′−ジヒドロ
キシ−2,2,2−トリフエニルエタンとフエノールフタレ
インとである。
この様なジオール化合物によつて導入されるカーボネー
ト結合単位Aは全カーボネート結合単位に対し80〜100
重量%の間にある。芳香族基を有するカーボネート結合
単位と場合によつてはそれを有さぬ残余のカーボネート
結合単位(以下カーボネート結合単位Bと略す)より構
成されるものである。
カーボネート結合単位Bを規供する方法としては例えば
下記一般式〔I〕で示されるジオールの一種以上を同様
の処法で重合させれば良い。
(A,B,C′,Dは水素又は炭素数1〜6の脂肪族炭化水素
基を示す。) かゝるジオール化合物としては例えば、1,1ビス−(4
−ヒドロキシフエニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒド
ロキシフエニル)エタン、1,1−ビス−(4−ヒドロキ
シフエニル)プロパン、2、2ビス−(4−ヒドロキシ
フエニル)プロパン(ビスフエノールA)、2,2−ビス
−(4−ヒドロキシフエニル)ブタン、2,2−ビス−
(4−ヒドロキシフエニル)ペンタン、2,2−ビス−
(4−ヒドロキシフエニル)イソペンタン、2,2−ビス
−(4−ヒドロキシフエニル)ヘキサン、2,2ビス−
(4−ヒドロキシフエニル)イソヘキサン、2,2−ビス
−(4ヒドロキシ3メチルフエニル)プロパン、2,2−
ビス(4−ヒドロキシ3イソプロピルフエニル)プロパ
ンといつた2価のフエノール化合物を挙げる事が出来
る。中でも、2,2ビス−(4ヒドロキシフエニル)プロ
パン(ビスフエノールA)、2,2ビス−(4ヒドロキシ
3メチルフエニル)プロパン(ビスフエノールC)が好
適である。重合する際に場合によつてはイソフタル酸ク
ロライド、テレフタル酸クロライド、セバシン酸クロラ
イド、アジピン酸クロライド、の様な酸クロライド、ピ
ペラジンの様なジアミンを共重合させて、カーボネート
結合単位A及びB内に共重合させても良い。これらのカ
ーボネート結合単位を導入するにあたつては、本発明の
要件を満たす範囲でランダムないしはブロツクの状態で
共重合しても良いし、後から同等の組成となる様適宜均
一に混合しても良い。その際カーボネート結合単位Aが
全カーボネート結合単位に対し80〜100重量%含まれ、
且つカーボネート結合単位Aの中でフエノールフタレイ
ン骨格を有する単位が30〜50重量%含まれ4,4′−ジヒ
ドロキシ2,2,2トリフエニルエタンから誘導される単位
が70〜50重量%含まれる。
即ちカーボネート結合単位Aが80重量%に満たざると、
又更にフエノールフタレイン骨格を有する単位が30重量
%に満たざるとポリマーのガラス転移温度が大巾に低下
し耐熱性の点で好ましくない。又この発明に使用される
ポリカーボネートは平均分子量にして10,000〜25,000の
ものが好ましい。
こゝで云う平均分子量とはポリマー6.0g/lの塩化メチレ
ン溶液を用い20℃で測定されるηspから下記の式(1)
及び式(2)より求められる値である。
ηsp/C=〔η〕(1+K′ηsp) …(1) 〔η〕=KMα …(2) 式中 C ポリマー濃度 g/l 〔η〕 極限粘度 K′0.28 K 1.23×10-5 α0.83 M 平均分子量 即ち平均分子量が10000に満たざると機械的物性の面で
好ましくなく又25000を超えると、溶融流動性の低下が
著しく、成形加工性の低下を招く。
又、本発明のポリカーボネートに耐熱性を低下させない
範囲即ち少なくとも全体量に対し40重量%を超えぬ範囲
で、他の熱可塑性樹脂例えばポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート等の飽和ポリエステル
系樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド樹脂、
ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリ
オレフイン系樹脂等を混合して成形する事は成形加工性
を改善する上で好ましい処法である。
なお、成形するにあたつて、亜リン酸エステル類を樹脂
に対し0.01〜2重量%添加する事は樹脂の分解による着
色物性の低下を抑制する上で好ましい。
かゝる亜リン酸エステルとしては、トリブチルホスフア
イト、トリス(2−エチルヘキシル)ホスフアイト、ト
リデシルホスフアイト、トリステアリルホスフアイト、
トリフエニルホスフアイト、トリクレジルホスフアイ
ト、2−エチルヘキシルジフエニルホスフアイト、デシ
ルジフエニルホスフアイト、トリシクロヘキシルホスフ
アイト、ジステアリルペンタエリスリチルジホスフアイ
ト等を挙げる事が出来る。
かゝる亜リン酸エステルを含有させる方法としてはドラ
イブレンドする方法、押し出し機でペレツト化する際に
溶融混合する方法或いはその際亜リン酸エステル濃度の
高いマスターペレツトをつくり未添加ペレツトとドライ
ブレンドする方法があげられる。
このようにして得られた芳香族ポリカーボネートは、射
出成形等の方法により成形され成形品とされるが、本発
明の芳香族ポリカーボネートはその耐熱性を保持したま
ま優れた成形性及び透明性を発揮する。
このため、例えば光デイスク等の光学器材の基板等とし
て好適に用いられる。本芳香族ポリカーボネートを上記
光学器材として用いる場合には成形品のヘーズ(濁度)
が5%を超えないことが望ましく、その成形条件として
は溶融樹脂温度を280〜350℃程度とし、金型表面温度を
80〜130℃程度として射出成形し、溶融樹脂の固化速度
をゆるやかにして、成形品の表面にスキン層を形成させ
ず、また光学的歪みを発生させないようにするのが望ま
しい。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げ本発明を具体的に説明するが、本発
明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定される
ものではない。
参考例−1 ポリカーボネートオリゴマーの製造例 水酸化ナトリウム水溶液にビスフエノールAを溶解して
調製したビスフエノールAナトリウム塩の16.6%の水溶
液100重量部、p−ターシヤリーブチルフエノール0.23
重量部、塩化メチレン40重量部、ホスゲン7重量部から
なる混合物を定量的にパイプリアクターへ供給し界面重
合を行なつた。反応混合物を分液しポリカーボネートオ
リゴマーを含有する塩化メチレン溶液のみ捕集した。
得られたオリゴマーの塩化メチレン溶液を分析した結果
を次の通りであつた。
オリゴマー濃度1) 24.5重量% 末端クロロホーメート基濃度2) 1.3規定 末端フエノール性水酸基濃度3) 0.3規定 1)蒸発乾固させて測定 2)アニリンと反応させて得られるアニリン塩酸塩を0.
2規定水酸化ナトリウム水溶液で中和滴定 3)四塩化チタン、酢酸溶液に溶解させた時の発色を54
6nmで比色定量 この様にして得られたオリゴマー溶液をオリゴマー溶液
−Aと以降略称する。
参考例−2 ポリカーボネートの製造例 ポリカーボネートオリゴマー溶液−A160重量部、p−タ
ーシヤリーブチルフエノール0.7重量部からなる混合物
に塩化メチレン130重量部を加え攪拌機つき反応器に仕
込み550rpmで攪拌した。
更に16.6%のビスフエノールAナトリウム塩水溶液80重
量部、25%水酸化ナトリウム水溶液8重量部、2%トリ
エチルアミン水溶液1重量部から成る水溶液を加える。
約1.5hr界面重合を行ない反応混合物を分液し、ポリカ
ーボネート樹脂を含む塩化メチレン溶液を水、塩酸水溶
液、ついで水を用いて洗浄し、最終的には塩化メチレン
を蒸発させて樹脂を取出した。
この樹脂の平均分子量は20100であつた。この樹脂をポ
リカーボネートIとする。
参考例−3 ポリカーボネートの製造法 P−ターシヤリ−ブチルフエノールを1.3重量部に変更
する以外参考例−2と同様の処法によりポリカーボネー
トを製造した。
この樹脂の平均分子量は14700であつた。この樹脂をポ
リカーボネートIIとする。
参考例−4 ポリカーボネートオリゴマーの製造例 4,4′−ジヒドロキシ2,2,2トリフエニルエタン145重量
部、苛性ソーダ60重量部を含むアルカリ水溶液960重量
部を攪拌機つきフラスコに仕込み900rpmで攪拌し、次に
パラターシヤリーブチルフエノール3重量部を含む塩化
メチレン520重量部を添加する。ついでホスゲン72重量
部を約1hrかけて吹きこみ界面重合を行なう。反応混合
物を分液しポリカーボネートオリゴマーを含有する塩化
メチレン溶液のみ捕集する。
得られたオリゴマーの塩化メチレン溶液の分析結果は次
の通りである。
オリゴマー濃度 27.8 重量% 末端クロロホーメート基濃度 0.278規定 末端フエノール性水酸基濃度 0.066規定 この様にして得られたオリゴマー溶液をオリゴマー溶液
Bと略称する。
参考例−5 ポリカーボネートオリゴマーの製造例 フエノールフタレイン20重量部、苛性ソーダ5重量部を
含むアルカリ水溶液500重量部を攪拌機つきフラスコに
仕込み900rpmで攪拌し次にパラーターシヤリーブチルフ
エノール0.4重量部を含む塩化メチレン溶液300重量部を
添加する。ついでホスゲン12重量部を30分かけて吹き込
み界面重合を行なう。反応混合物を分液しポリカーボネ
ートオリゴマーを含有する塩化メチレン溶液のみ捕集す
る。
得られたオリゴマーの塩化メチレン溶液の分析結果は次
の通りである。
オリゴマー濃度 8.1 重量% 末端クロロホーメート基濃度 0.070規定 末端フエノール性水酸基濃度 0.032規定 この様にして得られたオリゴマー溶液をオリゴマー溶液
Cと略称する。
参考例−6 ポリカーボネート製造例 オリゴマー溶液B80重量部、オリゴマー溶液C180重量
部、パラターシヤリーブチルフエノール0.1重量部から
なる混合物を攪拌機つきフラスコに仕込み550rpmで攪拌
する。
ついで25%水酸化ナトリウム水溶液12重量部、脱塩水6
重量部、2%トリエチルアミン水溶液1重量部からなる
水溶液を加え約1hr界面重合を行ない、反応混合物を分
液しポリカーボネート樹脂を含む塩化メチレン溶液を塩
酸水溶液ついで水を用いて洗浄し、最終的には塩化メチ
レンを蒸発させて樹脂を取り出す。
この樹脂の平均分子量は16000であつた。この樹脂をポ
リカーボネートIIIと略称する。
参考例−7 ポリカーボネート製造例 オリゴマー溶液B50重量部、オリゴマー溶液C180重量
部、オリゴマー溶液A20重量部、パラターシヤリーブチ
ルフエノール0.1重量部からなる混合物を攪拌機つきフ
ラスコに仕込み550rpmで攪拌する。
あとはポリカーボネートIIIと同様処法で界面重合を行
ないポリカーボネートを得る。
この樹脂の平均分子量は16800であつた。この樹脂をポ
リカーボネートIVと略称する。
参考例−8 ポリカーボネート製造例 ポリカーボネートIIIとポリカーボネートIIを下記量比
で塩化メチレン中に溶解し最終的に塩化メチレンを蒸発
させブレンド樹脂を得た。これらの樹脂を下記の通り略
称する。
重量比 略称 ポリカーボネートIII/ポリカーボネートII ポリカーボネートV 90/10 ポリカーボネートVI 80/20 実施例1〜4 比較例1〜2 参考例に記した樹脂について溶融流動性及び耐熱性の評
価結果を表−1に示す。
溶融流動性は高化式フローテスターにより300℃せん断
速度103sec-1における見掛けの溶融粘度(ηa)を測定
し、その目やすとし、耐熱性はパーキンエルマー1B型D.
S.Cより求められるガラス転移温度(Tg)を目やすとす
る。
実施例−5 ポリカーボネートIII、IV、VIを10zの射出成形機(日精
樹脂製)でシリンダー温度330℃で成形を行ない、機械
的物性測定用試験片を作成した。
物性値は表−2に示される。夫々の測定法は下記処法に
準処する。
熱変形温度 ASTM D 648 耐衝撃値 ASTM D 256 引張物性 ASTM D 638 曲げ物性 ASTM D 790 〔発明の効果〕 本発明によれば耐熱性に優れ、良好な成形性を示す芳香
族ポリカーボネートが得られ、成形品にした場合には優
れた透明性、光学的歪みの少ない成形品が得られ、光デ
イスク等の光学器材等として好適に用いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦部 宏 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成工業株式会社総合研究所内 (72)発明者 抜井 正博 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成工業株式会社総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭52−35295(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーボネート結合を構成する単位の中で懸
    垂する芳香族基を少なくとも1個以上含む単位(以下カ
    ーボネート結合単位Aと云う。)が全カーボネート結合
    単位に対し80〜100重量%、下記一般式〔II〕で示され
    るジオールから誘導される単位が全カーボネート結合単
    位に対し20〜0重量%含まれるポリカーボネートであっ
    て且、カーボネート結合単位Aの中で30〜50重量%が下
    記式〔III〕で示されるフェノールフタレインから誘導
    される単位であり、70〜50重量%が下記式〔IV〕で示さ
    れる4,4′−ジヒドロキシ2,2,2トリフェニルエタンから
    誘導される単位である、粘度平均分子量が10,000以上2
    5,000未満の芳香族ポリカーボネート。 (A,B,C′,Dは水素又は炭素数1〜6の脂肪族炭化水素
    基を示す。)
JP60165285A 1985-07-26 1985-07-26 芳香族ポリカ−ボネ−ト Expired - Lifetime JPH0735436B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL7609033A (nl) * 1975-08-20 1977-02-22 Dow Chemical Co Werkwijze ter bereiding van fenolftaleine-aro- matische dihydroxyverbinding-polycarbonaten.

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