JPH0735435Y2 - 電気ボックス - Google Patents
電気ボックスInfo
- Publication number
- JPH0735435Y2 JPH0735435Y2 JP1989084044U JP8404489U JPH0735435Y2 JP H0735435 Y2 JPH0735435 Y2 JP H0735435Y2 JP 1989084044 U JP1989084044 U JP 1989084044U JP 8404489 U JP8404489 U JP 8404489U JP H0735435 Y2 JPH0735435 Y2 JP H0735435Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transformer
- hole
- frame plate
- plate
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Patch Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［考案の目的］ （産業上の利用分野） 本考案は電気ボックスに関する。
（従来の技術） NC制御盤など各種電気ボックスは、その内部に発熱部を
有する電気部品を含めて、コンピュータ基板や各種の電
気部品を収納しなければならない。これら電気ボックス
内には、いわゆる中板が設けられ、これに各種電気部品
を配置し取付けるのが通常である。
有する電気部品を含めて、コンピュータ基板や各種の電
気部品を収納しなければならない。これら電気ボックス
内には、いわゆる中板が設けられ、これに各種電気部品
を配置し取付けるのが通常である。
ところが、例えばトランスのような電気部品は発熱源で
あるため、制御ボックス内の温度を上昇させ、これが他
の電気部品の故障原因の一つとなる。
あるため、制御ボックス内の温度を上昇させ、これが他
の電気部品の故障原因の一つとなる。
そこで、従来は、発熱部を有する電気部品を仕切り壁を
介して他の電気部品と分けて配置したり、盤内換気を行
ったりしている。
介して他の電気部品と分けて配置したり、盤内換気を行
ったりしている。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、この種の従来よりの電気ボックスでは、
仕切壁で部品を分ける方式にあっては、発熱影響を避け
るのに十分でなく、また換気方式にあっては設備が大が
かりとなると共に換気により電気部品が汚染されるとい
う問題があった。
仕切壁で部品を分ける方式にあっては、発熱影響を避け
るのに十分でなく、また換気方式にあっては設備が大が
かりとなると共に換気により電気部品が汚染されるとい
う問題があった。
そこで本考案は、発熱部品の放熱を十分に行うことがで
きる構造の電気ボックスを提供することを目的とする。
きる構造の電気ボックスを提供することを目的とする。
［考案の構成］ （課題を解決するための手段） 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本考案は、２重構造
の枠板に穴を設け、トランスにおける発熱部を上記穴か
ら外方に突出して前記枠板に固定して設け、前記トラン
スを回避する大きな穴を備えた中板を前記枠板（２）の
内側に取付けた構成である。
の枠板に穴を設け、トランスにおける発熱部を上記穴か
ら外方に突出して前記枠板に固定して設け、前記トラン
スを回避する大きな穴を備えた中板を前記枠板（２）の
内側に取付けた構成である。
（作用） 本考案においては枠板が２重構造であるから、剛性が大
となり枠板に対して重いトランスを取付けることができ
るものである。この際、枠板には穴が設けてあってトラ
ンスの発熱部を上記穴から外部に突出することができ、
トランスの発熱による内部の温度上昇を防止することが
できる。
となり枠板に対して重いトランスを取付けることができ
るものである。この際、枠板には穴が設けてあってトラ
ンスの発熱部を上記穴から外部に突出することができ、
トランスの発熱による内部の温度上昇を防止することが
できる。
また、中板はトランスを回避する大きな穴を備えている
から、トランスの熱が中板へ直接伝達されるようなこと
がなく、中板に取付けてある各種の電気部品に熱的影響
を与えることがないものである。
から、トランスの熱が中板へ直接伝達されるようなこと
がなく、中板に取付けてある各種の電気部品に熱的影響
を与えることがないものである。
（実施例） 以下、本考案の実施例をNC制御盤に適用した例で説明す
る。
る。
第１図は第２図のＩ−Ｉ矢視として示すトランス取付例
の断面説明図、第２図は本考案の一実施例に係るNC制御
盤の側面図、第３図はその正面図、第４図は背面図、第
５図は平面図、第６図は底面図、第７図は中板の拡大正
面図である。
の断面説明図、第２図は本考案の一実施例に係るNC制御
盤の側面図、第３図はその正面図、第４図は背面図、第
５図は平面図、第６図は底面図、第７図は中板の拡大正
面図である。
第２図〜第６図に示すように、本例のNC制御盤１は、２
重構造の枠板２を用いて形成され、正面に大きな穴４が
明けられ、ここに図示しない制御パネルが嵌挿されるよ
うになっている。図は側面側に配置される扉を取り除い
た状態を示す。
重構造の枠板２を用いて形成され、正面に大きな穴４が
明けられ、ここに図示しない制御パネルが嵌挿されるよ
うになっている。図は側面側に配置される扉を取り除い
た状態を示す。
第２図に側面図で示されるように、枠板２の側面にはト
ランス取付用の穴４が２個明けられ、各穴４の４隅には
ナット５が溶接され、また、４隅には、第６図に示す中
板６を固定するためのねじ穴７が設けられている。
ランス取付用の穴４が２個明けられ、各穴４の４隅には
ナット５が溶接され、また、４隅には、第６図に示す中
板６を固定するためのねじ穴７が設けられている。
第７図に示すように、中板６には、前記穴４に対応し
て、この穴４より大きい角穴８が設けられている。
て、この穴４より大きい角穴８が設けられている。
上記構成の制御ボックス１において、第１図に示すよう
に、トランスＴは、発熱部THを前記穴４から外方に突出
させる態様でボルト９を用いて枠板２に固定され、中板
６は、その後ねじ穴７を用いてトランスＴと非干渉とな
る態様でねじ（図示せず）で固定される。
に、トランスＴは、発熱部THを前記穴４から外方に突出
させる態様でボルト９を用いて枠板２に固定され、中板
６は、その後ねじ穴７を用いてトランスＴと非干渉とな
る態様でねじ（図示せず）で固定される。
したがって、本例のNC制御盤１では、トランスＴの発熱
部THを外気に晒し、外気中に放熱させることができるの
で、発熱影響を盤内に与えることがなく、盤内の電気部
品に熱的悪影響を与えることがない。また、枠板２とト
ランスＴとの間のシールは適宜行えるので、盤内を汚染
する心配もない。
部THを外気に晒し、外気中に放熱させることができるの
で、発熱影響を盤内に与えることがなく、盤内の電気部
品に熱的悪影響を与えることがない。また、枠板２とト
ランスＴとの間のシールは適宜行えるので、盤内を汚染
する心配もない。
上記実施例では、発熱部を有する電気部品としてトラン
スの例を示したが、これに限定されるものではない。ま
た、電気ボックスとしてNC制御盤の例を示したが、これ
に限定されるものでもない。
スの例を示したが、これに限定されるものではない。ま
た、電気ボックスとしてNC制御盤の例を示したが、これ
に限定されるものでもない。
［考案の効果］ 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要す
るに本考案は、２重構造の枠板（２）に穴（４）を設
け、トランス（Ｔ）における発熱部（TH）を上記穴
（４）から外方に突出して前記枠板（２）に固定して設
け、前記トランス（Ｔ）を回避する大きな穴（８）を備
えた中板（６）を前記枠板（２）の内側に取付けた構成
である。
るに本考案は、２重構造の枠板（２）に穴（４）を設
け、トランス（Ｔ）における発熱部（TH）を上記穴
（４）から外方に突出して前記枠板（２）に固定して設
け、前記トランス（Ｔ）を回避する大きな穴（８）を備
えた中板（６）を前記枠板（２）の内側に取付けた構成
である。
上記構成より明らかなように、本考案においては枠板２
が２重構造であるから、剛性が大となり枠板２に対して
重いトランスＴを取付けることができるものである。こ
の際、枠板２には穴４が設けてあってトランスＴの発熱
部を上記穴４から外部に突出することができ、トランス
Ｔの発熱による内部の温度上昇を防止することができ
る。
が２重構造であるから、剛性が大となり枠板２に対して
重いトランスＴを取付けることができるものである。こ
の際、枠板２には穴４が設けてあってトランスＴの発熱
部を上記穴４から外部に突出することができ、トランス
Ｔの発熱による内部の温度上昇を防止することができ
る。
また、中板６はトランスＴを回避する大きな穴８を備え
ているから、トランスＴの熱が中板６へ直接伝達される
ようなことがなく、中板に取付けてある各種の電気部品
に熱的影響を与えることがないものである。
ているから、トランスＴの熱が中板６へ直接伝達される
ようなことがなく、中板に取付けてある各種の電気部品
に熱的影響を与えることがないものである。
第１図は第２図のＩ−Ｉ矢視として示すトランス取付例
の断面説明図、第２図は本考案の一実施例に係るNC制御
盤の側面図、第３図はその正面図、第４図は背面図、第
５図は平面図、第６図は底面図、第７図は中板の拡大正
面図である。 ２…枠板、４…穴 ６…中板、Ｔ…トランス TH…トランス発熱部
の断面説明図、第２図は本考案の一実施例に係るNC制御
盤の側面図、第３図はその正面図、第４図は背面図、第
５図は平面図、第６図は底面図、第７図は中板の拡大正
面図である。 ２…枠板、４…穴 ６…中板、Ｔ…トランス TH…トランス発熱部
Claims (1)
- 【請求項１】２重構造の枠板（２）に穴（４）を設け、
トランス（Ｔ）における発熱部（TH）を上記穴（４）か
ら外方に突出して前記枠板（２）に固定して設け、前記
トランス（Ｔ）を回避する大きな穴（８）を備えた中板
（６）を前記枠板（２）の内側に取付けたことを特徴と
する電気ボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989084044U JPH0735435Y2 (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 電気ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989084044U JPH0735435Y2 (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 電気ボックス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0323996U JPH0323996U (ja) | 1991-03-12 |
| JPH0735435Y2 true JPH0735435Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31632206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989084044U Expired - Lifetime JPH0735435Y2 (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 電気ボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735435Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52138363U (ja) * | 1976-04-15 | 1977-10-20 | ||
| JPS6034840B2 (ja) * | 1978-07-05 | 1985-08-10 | 株式会社日立製作所 | プリント基板収納装置 |
-
1989
- 1989-07-19 JP JP1989084044U patent/JPH0735435Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0323996U (ja) | 1991-03-12 |
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